JP2017203927A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高倍率、小型軽量且つズーム全域において画面中心から画面周辺まで高い光学性能を達成するズームレンズを提供すること。
【解決手段】物体側から順に、変倍において固定の正の屈折力の第1レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第2レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第3レンズ群、変倍による像面の変動を補正する負または正の屈折力の第4レンズ群、開口絞りを含み変倍中固定で正または負の屈折力の第5レンズ群から構成され、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の焦点距離、前記第2レンズと前記第3レンズ群の広角端および焦点距離fwm=fw×Z1/4 にかけての移動量を適切に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、特に放送用テレビカメラ、映画用カメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、銀塩写真用カメラ等に好適なものである。
近年、放送用テレビカメラや映画用カメラ、ビデオカメラ等の撮像装置には映像表現の拡大のため浅い被写界深度や美しいボケ味を特徴とする大判カメラが使用されている。大判カメラに装着するズームレンズとして、機動性確保、撮影の自由度向上のために小型軽量で、高倍率、且つ高い光学性能を有したズームレンズが要望されている。
ズームレンズのうち物体側から順に合焦用の正の屈折力の第1レンズ群、変倍用の負の屈折力の第2レンズ群、変倍に伴って変動する像面を補正するための負、または正の屈折力の第3レンズ群、そして結像用の正、または負の屈折力の第4レンズ群から構成される所謂4群ズームレンズは、高倍率化、小型軽量化の両立が比較的容易であるため放送用ズームレンズに多く用いられている。
特許文献1には、変倍比が15倍のズームレンズが開示されている。
近年においては変倍群が3つ以上の可動群で構成されたズームレンズが提案されている。可動群のパワー配置、移動軌跡の自由度が増えることにより、4群ズームレンズに対して更なる高倍率化、小型軽量化の両立を達成しながら、高性能化を達成できる。
特許文献2、3には、物体側から順に合焦用の正の屈折力の第1レンズ群、変倍用の負の屈折力の第2レンズ群、変倍用の負の屈折力の第3レンズ群、変倍に伴って変動する像面を補正するための負の屈折力の第4レンズ群、そして結像用の正の屈折力の第5レンズ群から構成されるズームレンズが開示されている。
特開2007−139858号公報 特開2011-81063号公報 特開平7−13075号公報
近年、CMOSやCCD等の撮像素子において、従来のFULL HDの略4倍の画素数(800万画素)を有する所謂4Kカメラが主流となっている。そのため、高倍率、小型軽量を両立しながら、ズーム全域において画面中心から画面周辺まで均一で高い解像力を有するズームレンズが要求されている。
特許文献1のズームレンズに対して更なる高性能化を達成するためには、諸収差の変動を抑制するために各群のレンズ枚数を増やす必要があり、小型軽量化が達成出来ない。
特許文献2のズームレンズは広角端と望遠端における第2レンズ群と第3レンズ群の間隔の比の条件を規定し、且つ第2レンズ群と第3レンズ群の焦点距離の比の条件を規定することにより変倍部の長さの短縮を達成している。
しかしながら、前記条件では、ズームによる収差変動の抑制が困難であり、また諸収差の変動、特にズーム中間における諸収差の変動の抑制について何ら言及がされていない。
特許文献3のズームレンズは第2レンズ群と第3レンズ群の移動軌跡の条件を規定することにより、第1レンズ群の有効径縮小を達成している。
しかしながら、近軸的に第1レンズ群の有効径を下げるためだけに第2レンズ群と第3レンズ群の移動軌跡を変化させているだけであり、収差補正上の効果について何ら言及されていない。
以上より、高倍率、小型軽量且つズーム全域において画面中心から画面周辺まで高い光学性能を達成するためには各群のパワー配置、変倍可動群の移動軌跡を適切に設定することが重要となる。
そこで、本発明の目的は、高倍率、小型軽量且つズーム全域において画面中心から画面周辺まで高い光学性能を達成するズームレンズ及びそれを有する撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係るズームレンズは、
物体側から順に、変倍において固定の正の屈折力の第1レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第2レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第3レンズ群、変倍による像面の変動を補正する負または正の屈折力の第4レンズ群、開口絞りを含み変倍中固定で正または負の屈折力の第5レンズ群から構成され、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の焦点距離を各々f2、f3、前記第2レンズと前記第3レンズ群の広角端から焦点距離fwmにかけての移動量を各々mv2、mv3としたとき、
0.80 < mv3 / mv2 < 1.00
1.00 < mv3 / mv2 < 1.25
0.70 < f2 / f3 < 4.50
なる条件を満足することを特徴とする。
但し、前記fwmは広角端焦点距離をfw、ズーム比をZとしたとき、下記条件を満足する。
fwm=fw×Z1/4
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付の図面を参照して説明される好ましい実施例等によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、高倍率、小型軽量且つズーム全域において画面中心から画面周辺まで高い光学性能を達成するズームレンズ及びそれを有する撮像装置が得られる。
(A)、(B)、(C)は、それぞれ、実施例1の広角端、fwm=100.42mm、望遠端のレンズ断面図 (A)、(B)、(C)は、それぞれ、実施例1の広角端、fwm=100.42mm、望遠端の収差図 (A)、(B)、(C)は、それぞれ、実施例2の広角端、fwm=100.02mm、望遠端のレンズ断面図 (A)、(B)、(C)は、それぞれ、実施例2の広角端、fwm=100.02mm、望遠端の収差図 (A)、(B)、(C)は、それぞれ、実施例3の広角端、fwm=29.33mm、望遠端のレンズ断面図 (A)、(B)、(C)は、それぞれ、実施例3の広角端、fwm=29.33mm、望遠端の収差図 (A)、(B)、(C)は、それぞれ、実施例4の広角端、fwm=24.08mm、望遠端のレンズ断面図 (A)、(B)、(C)は、それぞれ、実施例4の広角端、fwm=24.08mm、望遠端の収差図 実施例1の広角端、fwm=100.42mmにおける近軸光路概略図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施例1の広角端、fwm=100.42mm、望遠端のレンズ断面図である。
本発明のズームレンズは物体側から順に、変倍において固定の正の屈折力の第1レンズ群U1、変倍用に移動の負の屈折力の第2レンズ群U2、変倍用に移動の負の屈折力の第3レンズ群U3、変倍による像面の変動を補正する負または正の屈折力の第4レンズ群U4、開口絞りを含み変倍中固定で正または負の屈折力の第5レンズ群U5から構成される。前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の焦点距離を各々f2、f3、前記第2レンズと前記第3レンズ群の広角端から焦点距離fwmにかけての移動量を各々mv2、mv3としたとき、以下の条件を満足する。
0.80 < mv3 / mv2 < 1.00 ・・・(1)
1.00 < mv3 / mv2 < 1.25 ・・・(2)
0.70 < f2 / f3 < 4.50 ・・・(3)
但し、前記fwmは広角端焦点距離をfw、ズーム比をZとしたとき、下記条件を満足する。
fwm=fw×Z1/4
条件式(1)、(2)は第2レンズ群と第3レンズ群の広角端からズーム中間ポジションfwmにかけての移動量の比を規定することにより、fwmにおける収差変動の抑制を達成するための条件を規定している。
ズームレンズにおいて更なる小型軽量、高倍率化を達成しようとした場合、画面周辺ベスト像面の変倍に伴う変動が課題となる。これは主に変倍に伴うメリディオナル像面湾曲の変動に起因している。一般に変倍に伴うメリディオナル像面湾曲の変動は、広角端からズーム位置fwm=fw×Z1/4にかけてガウス像面に対してアンダー傾向となる。この現象を3次の収差論を用いて説明する。任意の焦点距離fzにおけるレンズ全系の3次のメリディオナル像面湾曲ΔMfz及び3次のサジタル像面湾曲ΔSfzは以下の式で表わされる。
但し、IIIfzは任意の焦点距離fzにおけるレンズ全系の3次の非点収差係数、Pはレンズ全系のペッツバール和、Yは像高を表わしている。Pはズーム全域で一定である。(a)、(b)より3次の非点収差係数がズーミングによって変動したとき、メリディオナル像面湾曲がサジタル像面湾曲に対してより大きく変動するため、メリディオナル像面湾曲のズーミングによる変動が課題となる。
3次の領域においては全系の収差係数は各レンズ群の収差係数の和として表わすことができる。5群構成のズームレンズの場合、全系の3次の非点収差係数は以下のように表される。
ここで各レンズ群の非点収差係数は、ズーミングによる各レンズ群に入射する物体近軸光線追跡値及び瞳近軸光線追跡値の変化によって変化する。
図9に示すように、広角端からfwm=fw×Z1/4にかけてU1に入射する瞳近軸光線高さが急峻に高くなり、U1の3次の非点収差係数はプラス方向に増大する。すなわちU1による3次のメリディオナル像面湾曲がアンダーに増大し、これがレンズ全系における3次のメリディオナル像面湾曲の変動の支配的要因となる。
この3次のメリディオナル像面湾曲の変動を抑制するためには、広角端からfwm=fw×Z1/4にかけてU2とU3の間隔が異なるようにU3を移動させることが好ましい。U3に入射する瞳近軸光線追跡値を変更することにより、U1によって発生した非点収差係数の変動を抑制することが可能となる。
U3を移動する方向はU3の3次の非点収差係数IIIU3の符号によって異なる。即ち、IIIU3がプラスの場合は広角端からfwm=fw×Z1/4にかけてU3をU2に対して像面側に移動することにより、U3に入射する瞳近軸光線が低くなり、IIIU3の値が小さくなることにより、U3による3次のメリディオナル像面湾曲はオーバーに変化する。一方、IIIU3がマイナスの場合は広角端からfwm=fw×Z1/4 にかけてU3をU2に対して物体側に移動することにより、U3に入射する瞳近軸光線が高くなり、IIIU3の値が大きくなることにより、U3による3次のメリディオナル像面湾曲はオーバーに変化する。
更にU3の広角端からfwm=fw×Z1/4にかけての移動量及びU3の屈折力は、3次のメリディオナル像面湾曲の補正だけでなく、移動に伴う物体近軸光線、瞳近軸光線の変化による球面収差やコマ収差等の3次収差、色収差の変化も考慮に入れて適切に設定する必要がある。
以上より、小型軽量、高倍率、画面周辺ベスト像面の変倍に伴う変動の抑制を両立するためには、U3の移動量、屈折力を適切に設定する必要がある。
条件式(1)の下限、もしくは条件式(2)の上限を超えると、U2の移動量に対するU3の移動量が大きくなり過ぎ、3次のメリディオナル像面湾曲の補正が過補正となる。更に、球面収差やコマ収差等の3次収差、色収差の変化量が増大してしまう。条件式(1)の上限、もしくは条件式(2)の下限を超えると、広角端からfwm=fw×Z1/4 にかけて発生する3次のメリディオナル像面湾曲の変動を抑制することが困難となる。更に好ましくは条件式(1)、条件式(2)を次の如く設定するのが良い。
0.90 < mv3 / mv2 < 1.00 ・・・(1a)
1.00 < mv3 / mv2 < 1.15 ・・・(2a)
条件式(3)は第2レンズ群の焦点距離と第3レンズ群の焦点距離の比を規定することにより、fwmにおける収差変動の抑制を達成するための条件を規定している。
前述のとおり、U3の屈折力は、3次のメリディオナル像面湾曲の補正だけでなく、移動に伴う物体近軸光線、瞳近軸光線の変化による球面収差やコマ収差等の3次収差、色収差の変化も考慮に入れて適切に設定する必要がある。
条件式(3)の上限を超えると、U2に対するU3の屈折力が強くなり過ぎ、3次のメリディオナル像面湾曲の補正が過補正となる。更に、球面収差やコマ収差等の3次収差、色収差の変化量が増大してしまう。条件式(3)の下限を超えると、U2に対するU3の屈折力が弱くなり過ぎ、広角端からfwm=fw×Z1/4にかけて発生する3次のメリディオナル像面湾曲の変動を抑制することが困難となる。更に好ましくは、条件式(3)を次の如く設定するのが良い。
0.74 < f2 / f3 < 3.8 ・・・(3a)
本発明の更なる実施態様として、レンズ全系の望遠端焦点距離をfT、第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、下記の条件式を満足することが好ましい。
2.30 < fT / f1 < 7.00 ・・・(4)
条件式(4)はレンズ全系における望遠端焦点距離と第1レンズ群の焦点距離の比を規定することにより、小型軽量、高倍率且つ高性能の両立を達成するための条件を規定している。小型軽量化と高倍率化の両立を達成するためには、U1の焦点距離f1を小さくすることが望ましい。f1を小さくすると、U1の像点位置、即ちU2の物点位置がU2に近づくため、変倍に必要なストローク量を低減することが可能となるためである。
しかしながら、f1を小さくすると、所望の望遠端焦点距離を得るために、U1以降の結像倍率が増大し、U1で発生する球面収差、軸上色収差の拡大率が増大するため、高性能化を達成することが困難となる。
以上より、U1の焦点距離を適切な範囲に設定することが、小型軽量、高倍率且つ高性能を達成するために必要である。
条件式(4)の上限を超えると、レンズ全系の望遠端焦点距離に対するU1の焦点距離が小さくなり過ぎ、高性能化を達成することが困難となる。条件式(4)の下限を超えると、レンズ全系の望遠端焦点距離に対する第1レンズ群の焦点距離が大きくなり過ぎ、小型軽量化、高倍率化を達成することが困難となる。
本発明の更なる実施態様として、第2レンズ群の焦点距離と第3レンズ群の望遠端における合成焦点距離をf23としたとき、下記の条件式を満足することが好ましい。
4.00 < | f1 / f23 | < 12.00 ・・・(5)
条件式(5)は、第1レンズ群の焦点距離と第2レンズ群、第3レンズ群の望遠端における合成焦点距離の比を規定することにより、小型軽量、高倍率且つ高性能の両立を達成するための条件を規定している。
条件式(5)の上限を超えると、第1レンズ群の焦点距離が大きくなり過ぎ、第1群の有効径やレンズ全長が増大し、小型軽量が困難となるとともに、第2レンズ群、第3レンズ群の合成焦点距離が小さくなり過ぎ、変倍に伴う球面収差、コマ収差、色収差の収差変動の補正が困難となる。条件式(5)の下限を超えると、第1レンズ群の焦点距離が小さくなり過ぎ、特に望遠端における球面収差、軸上色収差等の補正が困難となるとともに、第2レンズ群、第3レンズ群の合成焦点距離が大きくなり過ぎ、変倍のための変倍群の移動量が増大するため、高変倍比と小型軽量を両立することが困難となる。
本発明の更なる実施態様として、第3レンズ群の負レンズの材料の平均アッベ数をν3としたとき、下記の条件を満足することが好ましい。
35.00 < ν3 ・・・(6)
条件式(6)は第3レンズ群の負レンズの材料の平均アッベ数を規定することにより、広角端からfwm=fw×Z1/4にかけて発生する色収差の変動を抑制するための条件を規定している。条件式(6)の下限を超えると、負レンズの分散が大きくなり過ぎ、広角端からfwm=fw×Z1/4にかけて発生する倍率色収差の変動を抑制することが困難となる。
[実施例1]
図1は本発明の実施例1としての数値実施例1の広角端、f=100.42mm、望遠のレンズ断面図である。図2は広角端、f=100.42mm、望遠端の収差図である。
各レンズ断面図において、左方が被写体(物体)側(前方)で、右方が像側(後方)である。U1は変倍において不動の正の第1レンズ群である。U1の一部を光軸方向に移動させることでフォーカス調整を行う。U2、U3はそれぞれ変倍に際し移動する負の屈折力の第2レンズ群、第3レンズ群であり、光軸上を像面側へ移動させることにより、広角端から望遠端への変倍を行っている。
広角端からf=100.42mmにかけて、U3はU2に対して物体側に移動している。U4は変倍に際し移動する負の屈折力の第4レンズ群であり、広角端から望遠端にかけて、光軸上を移動する。U5は固定群であり、第5レンズ群(リレー群)である。U5内に固定の開口絞りSPが配置されている。U5内には、焦点距離変換用のコンバータ(エクステンダ)等が装着されても良い。IPは像面であり、固体撮像素子やフィルム面といった撮像面に相当する。
各収差において、球面収差における実線、二点鎖線はそれぞれe線、g線である。非点収差における実線と一点鎖線はそれぞれサジタル像面(ΔS)、メリディオナル像面(ΔM)であり、倍率色収差における二点鎖線はg線の倍率色収差である。ωは近軸での半画角、FnoはFナンバーである。縦収差図では球面収差は0.4mm、非点収差は0.4mm、歪曲は5%、倍率色収差は0.05mmのスケールで描かれている。これらレンズ断面図と収差図に関する説明は、以降の実施例においても特に記載の無い限り全て同じである。
本実施例の各条件式対応値を表1に示す。本数値実施例はいずれの条件式も満足しており、良好な光学性能を達成している。また、ズーム比19.97倍、全長455.00mmと、高倍率且つ小型軽量を達成している。
[実施例2]
図3は本発明の実施例2としての数値実施例2の広角端、f=100.02mm、望遠端のレンズ断面図である。図4は広角端、f=100.02mm、望遠端での収差図である。
各レンズ断面図において、左方が被写体(物体)側(前方)で、右方が像側(後方)である。U1は変倍において不動の正の第1レンズ群である。U1の一部を光軸方向に移動させることでフォーカス調整を行う。U2、U3はそれぞれ変倍に際し移動する負の屈折力の第2レンズ群、第3レンズ群であり、光軸上を像面側へ移動させることにより、広角端から望遠端への変倍を行っている。広角端からf=100.02mmにかけて、U3はU2に対してより像側に移動している。
U4は変倍に際し移動する負の屈折力の第4レンズ群であり、広角端から望遠端にかけて、光軸上を移動する。U5は固定群であり、第5レンズ群(リレー群)である。U5内に固定の開口絞りSPが配置されている。U5内には、焦点距離変換用のコンバータ(エクステンダ)等が装着されても良い。IPは像面であり、固体撮像素子やフィルム面といった撮像面に相当する。
本実施例の各条件式対応値を表1に示す。本数値実施例はいずれの条件式も満足しており、良好な光学性能を達成している。また、ズーム比19.99倍、全長455.04mmと、高倍率且つ小型軽量を達成している。
[実施例3]
図5は本発明の実施例3としての数値実施例3の広角端、f=29.33mm、望遠端のレンズ断面図である。図6は広角端、f=29.33mm、望遠端の収差図である。
各レンズ断面図において、左方が被写体(物体)側(前方)で、右方が像側(後方)である。U1は変倍において不動の正の第1レンズ群である。U1の一部を光軸方向に移動させることでフォーカス調整を行う。U2、U3はそれぞれ変倍に際し移動する負の屈折力の第2レンズ群、第3レンズ群であり、光軸上を像面側へ移動させることにより、広角端から望遠端への変倍を行っている。広角端からf=29.33mmにかけて、U3はU2に対してより像側に移動している。
U4は変倍に際し移動する正の屈折力を有する第4レンズ群であり、広角端から望遠端にかけて、光軸上を移動する。U5は固定群であり、第5レンズ群(リレー群)である。U5の最も物体側に固定の開口絞りSPが配置されている。U5内には、焦点距離変換用のコンバータ(エクステンダ)等が装着されても良い。Pは色分解プリズムやフィルター等と等価なガラスブロックである。IPは像面であり、固体撮像素子やフィルム面といった撮像面に相当する。
本実施例の各条件式対応値を表1に示す。本数値実施例はいずれの条件式も満足しており、良好な光学性能を達成している。また、ズーム比99.99倍、全長618.62mmと、高倍率且つ小型軽量を達成している。
[実施例4]
図7は本発明の実施例4としての数値実施例4の広角端、f=24.08mm、望遠端のレンズ断面図である。図8は広角端、f=24.08mm、望遠端で無限遠フォーカス時の収差図である。
各レンズ断面図において、左方が被写体(物体)側(前方)で、右方が像側(後方)である。U1は変倍において不動の正の第1レンズ群である。U1の全体を光軸方向に移動させることでフォーカス調整を行う。U2、U3はそれぞれ変倍に際し移動する負の屈折力の第2レンズ群、第3レンズ群であり、光軸上を像面側へ移動させることにより、広角端から望遠端への変倍を行っている。広角端からf=29.33mmにかけて、U3はU2に対して物体側に移動している。
U4は変倍に際し移動する負の屈折力を有する第4レンズ群であり、広角端から望遠端にかけて、光軸上を移動する。U5は固定群であり、第5レンズ群(リレー群)である。U5の最も物体側に固定の開口絞りSPが配置されている。U5内には、焦点距離変換用のコンバータ(エクステンダ)等が装着されても良い。Pは色分解プリズムやフィルター等と等価なガラスブロックである。IPは像面であり、固体撮像素子やフィルム面といった撮像面に相当する。
本実施例の各条件式対応値を表1に示す。本数値実施例はいずれの条件式も満足しており、良好な光学性能を達成している。また、ズーム比34.99倍、全長359.64mmと、高倍率且つ小型軽量を達成している。
次に、上述した各ズームレンズを撮像光学系として用いた撮像装置について説明する。
図10は各実施例のズームレンズを撮影光学系として用いた撮像装置(テレビカメラシステム)の要部概略図である。
図10において101は実施例1〜4のいずれか1つのズームレンズである。124はカメラである。ズームレンズ101はカメラ124に対して着脱可能になっている。125はカメラ124にズームレンズ101を装着することにより構成される撮像装置である。ズームレンズ101は第1レンズ群114、変倍時に移動する変倍部115、結像用のレンズ群116を有している。SPは開口絞りである。変倍中に固定のレンズ群116は、光路中より挿抜可能な変倍光学系IEを有している。
変倍部115には、光軸方向に駆動される為の駆動機構が備わっている。117、118は変倍部115及び開口絞りSPを電動駆動するモータ等の駆動手段である。尚、駆動機構を追加することでレンズ群114、115、116の全体、もしくは各レンズ群の一部は光軸方向に移動することによりフォーカシングを行うこともできる。
119、120は、変倍部115中の各レンズ群の光軸上の位置と、開口絞りSPの絞り径を検出する為のエンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。尚、変倍部115中の各レンズ群の駆動軌跡は、ヘリコイドやカムなどの機械的軌跡や、超音波モータなどによる電気的軌跡のどちらであっても構わない。カメラ124において、109はカメラ124内の光学フィルタや色分解プリズムに相当するガラスブロック、110はズームレンズ101によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。
また、111、122はカメラ124及びズームレンズ本体101の各種の駆動を制御するCPUである。このように本発明のズームレンズをテレビカメラに適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
次に本発明の実施例1〜4に対応する数値実施例1〜4を示す。各数値実施例においてiは物体側からの面の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i面と第i+1番目の間隔、ndiとνdiおよびθgfiは第i番目の光学部材の屈折率とアッベ数および、部分分散比である。焦点距離、Fナンバー、画角は、それぞれ無限遠物体に焦点を合わせたときの値を表している。BFはレンズの最終面から像面までの距離を空気換算した値である。
尚、非球面形状は、光軸方向の座標をx、光軸と垂直方向の座標をy、基準の曲率半径をR、円錐常数をk、n次の非球面係数をAnとして、以下の式で表される。但し、「e-x」は「×10-x」を意味している。尚、非球面を有するレンズ面には各表中の面番号の左側に*印を付している。
x=(y2/r)/{1+(1−k×y2/r20.5}+A3y+A4×y+A5×y+A6×y+A7×y+A9×y+A10×y10+A11×y11+A12×y12
(数値実施例1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 165.586 18.09 1.49700 81.5 125.57
2 -708.954 1.00 124.27
3 135.848 3.70 1.77250 49.6 115.67
4 100.353 4.76 110.60
5 108.123 17.42 1.43387 95.1 109.82
6 2602.055 4.81 108.28
7 -382.546 3.20 1.77250 49.6 107.97
8 182.501 15.54 104.15
9 159.895 11.40 1.49700 81.5 104.03
10 -17116.486 0.20 103.43
11 254.718 8.54 1.49700 81.5 101.53
12 -1355.297 (可変) 100.61
13* -1458.631 1.20 1.72916 54.7 41.76
14 36.247 4.13 37.39
15 148.267 1.00 1.61800 63.3 37.34
16 25.964 10.69 1.72047 34.7 34.80
17 -141.098 (可変) 33.41
18 -29.453 1.00 1.69680 55.5 30.10
19 -177.158 (可変) 30.12
20 -76.435 1.00 1.72916 54.7 31.43
21 178.611 2.84 1.84666 23.8 32.38
22 -1306.217 (可変) 32.89
23 331.810 3.59 1.51633 64.1 45.33
24* -256.462 0.20 45.82
25 61.324 10.20 1.49700 81.5 47.70
26 -85.427 0.50 47.55
27 87.809 9.30 1.43875 94.9 44.68
28 -70.263 1.50 2.00100 29.1 43.33
29 161.223 5.06 42.54
30(絞り) ∞ 2.00 42.61
31 61.002 7.05 1.68893 31.1 42.73
32 -187.692 19.32 42.15
33 -67.045 1.20 2.00100 29.1 29.11
34 45.219 5.97 1.76182 26.5 28.65
35 -63.473 26.43 28.63
36 -47.004 1.50 2.00100 29.1 17.97
37 -101.737 26.95 18.34
38 106.584 5.58 1.76182 26.5 23.88
39 -26.003 1.00 2.00100 29.1 23.91
40 90.795 1.42 24.54
41 59.029 4.22 1.67270 32.1 25.68
42 -105.131 25.96
像面 ∞

非球面データ
第13面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.98808e-006 A 6=-2.07696e-009 A 8= 3.61763e-012 A10=-1.32759e-015 A12= 2.24467e-017
A 3=-1.14383e-007 A 5= 2.69063e-008 A 7=-9.83060e-012 A 9= 1.73313e-013 A11=-7.19190e-016

第24面
K =-8.40684e-001 A 4= 6.20585e-007 A 6= 1.94828e-010 A 8= 1.53658e-013 A10=-2.12425e-016 A12= 1.85280e-019
A 3= 1.73854e-007 A 5=-7.84105e-010 A 7= 1.03135e-012 A 9=-1.66562e-015 A11= 2.32407e-018

各種データ
ズーム比 19.97

焦点距離 50.00 100.42 201.22 502.35 998.71
Fナンバー 4.50 4.50 4.50 4.50 8.00
画角 16.49 8.38 4.21 1.69 0.85
像高 14.80 14.80 14.80 14.80 14.80
レンズ全長 455.00 455.00 455.00 455.00 455.00
BF 55.00 55.00 55.00 55.00 55.00

d12 3.34 50.55 82.09 108.61 119.08
d17 6.11 5.83 5.92 6.29 6.36
d19 120.49 62.85 23.66 7.45 28.56
d22 26.56 37.26 44.84 34.16 2.50

入射瞳位置 176.30 379.25 702.47 1531.76 2818.92
射出瞳位置 -107.93 -107.93 -107.93 -107.93 -107.93
前側主点位置 210.96 417.78 655.18 485.17 -2304.21
後側主点位置 5.00 -45.42 -146.22 -447.35 -943.71

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 211.50 88.66 28.97 -46.90
2 13 -174.61 17.02 -15.34 -29.45
3 18 -50.62 1.00 -0.12 -0.71
4 20 -121.61 3.84 -0.22 -2.33
5 23 62.13 132.98 -6.81 -131.31

(数値実施例2)

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 165.935 18.33 1.49700 81.5 126.77
2 -715.411 1.00 125.46
3 135.469 3.70 1.77250 49.6 115.69
4 100.405 7.81 110.64
5 108.137 17.20 1.43387 95.1 109.16
6 2460.949 5.17 107.62
7 -384.320 3.20 1.77250 49.6 107.01
8 183.507 14.60 103.25
9 159.904 11.07 1.49700 81.5 103.03
10 -30186.544 0.20 102.45
11 253.361 8.92 1.49700 81.5 100.58
12 -1404.603 (可変) 99.47
13 199.507 1.20 1.65160 58.5 39.94
14 26.037 5.00 34.86
15 219.703 1.20 1.61800 63.3 35.00
16 26.078 10.46 1.72047 34.7 33.98
17 -118.519 (可変) 33.26
18 -50.140 1.20 1.77250 49.6 29.95
19* 258.361 (可変) 29.72
20 -75.251 1.00 1.72916 54.7 30.97
21 159.943 2.86 1.84666 23.8 31.94
22 -2202.245 (可変) 32.44
23 256.081 3.80 1.51633 64.1 44.80
24* -248.922 0.20 45.28
25 60.838 10.09 1.49700 81.5 47.05
26 -83.385 0.50 46.89
27 97.021 7.99 1.43875 94.9 44.10
28 -69.185 1.50 2.00100 29.1 43.21
29 154.566 5.06 42.47
30(絞り) ∞ 2.00 42.64
31 60.189 7.17 1.68893 31.1 42.92
32 -185.611 18.74 42.36
33 -70.369 1.20 2.00100 29.1 30.02
34 42.993 6.29 1.76182 26.5 29.55
35 -66.061 29.74 29.55
36 -44.447 1.50 2.00100 29.1 18.63
37 -77.527 27.25 19.03
38 86.683 5.47 1.76182 26.5 24.23
39 -29.207 1.00 2.00100 29.1 24.19
40 86.919 1.42 24.59
41 56.872 3.84 1.67270 32.1 25.57
42 -216.786 25.75
像面 ∞

非球面データ
第19面
K = 1.77210e+002 A 4=-5.87904e-006 A 6=-1.22835e-008 A 8= 5.58673e-011 A10=-2.00359e-013 A12= 1.47307e-016
A 3= 9.04839e-007 A 5= 1.22237e-007 A 7=-3.43901e-010 A 9= 6.84711e-013 A11= 1.06338e-015

第24面
K =-8.40684e-001 A 4= 6.69801e-007 A 6= 2.34362e-010 A 8= 6.61897e-014 A10=-1.09981e-016 A12= 5.13833e-020
A 3= 1.26705e-007 A 5= 3.33500e-010 A 7=-2.48178e-013 A 9=-2.53516e-015 A11= 7.20670e-018

各種データ
ズーム比 19.99

焦点距離 50.00 100.02 199.91 499.72 999.33
Fナンバー 4.50 4.50 4.50 4.50 8.00
画角 16.49 8.42 4.23 1.70 0.85
像高 14.80 14.80 14.80 14.80 14.80
レンズ全長 455.04 455.04 455.04 455.04 455.04
BF 55.05 55.05 55.05 55.05 55.05

d12 3.34 49.54 80.90 108.22 119.14
d17 6.13 6.66 6.45 5.49 5.14
d19 116.01 58.75 19.99 3.83 24.34
d22 25.65 36.18 43.79 33.59 2.50

入射瞳位置 179.25 379.84 694.91 1498.18 2757.74
射出瞳位置 -103.91 -103.91 -103.91 -103.91 -103.91
前側主点位置 213.52 416.92 643.41 426.89 -2527.23
後側主点位置 5.04 -44.97 -144.85 -444.67 -944.33

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 211.80 91.20 29.86 -48.68
2 13 -147.76 17.86 -14.92 -30.47
3 18 -54.01 1.20 0.11 -0.56
4 20 -116.76 3.86 -0.15 -2.27
5 23 59.82 134.76 -7.55 -126.59

(数値実施例3)

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 -43716.498 6.00 1.83400 37.2 189.52
2 349.147 2.00 189.56
3 347.543 26.27 1.43387 95.1 190.69
4 -511.506 19.75 191.33
5 345.012 19.99 1.43387 95.1 194.20
6 -1693.148 0.25 193.78
7 250.079 20.32 1.43387 95.1 188.65
8 3666.641 0.25 187.41
9 160.056 16.24 1.43875 94.9 173.35
10 320.212 (可変) 171.47
11 2553.149 2.00 2.00330 28.3 42.59
12 43.349 7.60 37.72
13 -63.583 2.00 1.88300 40.8 37.77
14 48.308 10.40 1.92286 18.9 41.09
15 -70.589 (可変) 41.93
16 -56.831 2.00 1.88300 40.8 42.03
17* 2723.197 (可変) 44.36
18 109.492 12.05 1.48749 70.2 82.15
19* -4305.269 0.20 82.87
20 100.255 14.56 1.59349 67.0 85.72
21 -455.265 0.20 85.21
22 126.708 2.50 1.90200 25.1 81.64
23 61.699 20.34 1.43875 94.9 76.79
24 -323.100 0.20 75.74
25* 99.695 9.10 1.48749 70.2 72.39
26 -2088.791 (可変) 70.88
27(絞り) ∞ 2.56 33.27
28 -167.693 1.40 1.81600 46.6 32.06
29 30.590 0.20 30.42
30 30.465 5.89 1.84666 23.8 30.55
31 131.619 6.72 29.80
32 -49.637 1.40 1.88300 40.8 28.54
33 -219.966 3.12 28.88
34 -91.045 1.80 1.75500 52.3 29.11
35 87.642 3.34 1.84666 23.8 29.93
36 245.035 3.03 30.34
37 ∞ 17.58 1.62041 60.3 31.42
38 -50.904 5.64 35.11
39 186.403 5.88 1.48749 70.2 34.76
40 -64.439 0.20 34.53
41 -192.896 1.60 1.88300 40.8 33.76
42 41.230 10.61 1.48749 70.2 32.99
43 -56.332 0.20 33.28
44 213.661 8.15 1.56732 42.8 32.56
45 -29.039 1.60 1.88300 40.8 32.04
46 -496.478 0.20 32.46
47 78.126 8.08 1.48749 70.2 32.62
48 -45.076 14.00 32.31
49 ∞ 33.00 1.60859 46.4 60.00
50 ∞ 13.20 1.51633 64.2 60.00
51 ∞ 60.00
像面 ∞

非球面データ
第17面
K =-2.53234e+004 A 4=-3.82946e-007 A 6=-2.75407e-010 A 8= 5.46025e-013 A10=-3.74522e-016 A12= 1.03329e-019

第19面
K = 5.22565e+003 A 4= 1.17376e-008 A 6= 8.58481e-011 A 8=-7.15882e-015 A10=-1.66050e-018 A12= 5.86317e-022

第25面
K =-5.12109e-001 A 4=-7.30279e-007 A 6=-5.24538e-011 A 8=-1.55464e-014 A10=-7.61075e-019 A12=-1.03968e-021

各種データ
ズーム比 99.99

焦点距離 9.30 29.33 93.66 350.61 929.86
Fナンバー 1.85 1.85 1.85 1.85 4.91
画角 30.60 10.62 3.36 0.90 0.34
像高 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 618.62 618.62 618.62 618.62 618.62
BF 12.00 12.00 12.00 12.00 12.00

d10 2.59 89.09 135.44 160.94 170.04
d15 3.25 6.67 3.81 3.59 5.33
d17 254.90 154.12 95.43 42.94 2.49
d26 2.27 13.13 28.33 55.53 85.14

入射瞳位置 124.00 398.55 970.20 2915.95 10415.43
射出瞳位置 730.53 730.53 730.53 730.53 730.53
前側主点位置 133.42 429.08 1076.08 3437.64 12548.64
後側主点位置 2.70 -17.33 -81.67 -338.62 -917.87

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 229.91 111.06 59.87 -20.53
2 11 -51.64 22.00 -3.97 -21.73
3 16 -62.66 2.00 0.02 -1.04
4 18 63.91 59.15 16.85 -26.35
5 27 56.26 149.41 61.12 23.06

(数値実施例4)

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1* -5528.734 2.50 1.83400 37.2 101.11
2 163.094 1.53 99.02
3 185.529 12.11 1.43875 94.9 99.12
4 -336.198 0.25 99.02
5 117.678 15.29 1.49700 81.5 96.13
6 -371.992 0.25 95.78
7* 105.346 8.18 1.48749 70.2 90.31
8 261.153 (可変) 89.13
9 111.568 1.00 1.81600 46.6 33.51
10 19.933 6.82 28.07
11 -122.372 6.48 1.80518 25.4 28.00
12 -19.066 1.00 1.81600 46.6 27.91
13 92.601 0.25 27.37
14 31.300 6.97 1.56732 42.8 27.67
15 -45.433 (可変) 27.22
16 -41.651 1.00 1.88300 40.8 25.29
17 288.476 (可変) 24.93
18 -43.625 1.00 1.79952 42.2 28.32
19 60.118 3.41 1.92286 21.3 30.47
20 1841.668 (可変) 30.99
21(絞り) ∞ 1.30 35.28
22 12979.173 5.25 1.62041 60.3 36.20
23 -49.580 0.20 36.89
24 120.309 4.21 1.51823 58.9 37.85
25 -132.864 0.20 37.86
26 55.286 9.10 1.48749 70.2 37.21
27 -54.880 1.50 1.83400 37.2 36.31
28 144.965 42.50 35.64
29 -66980.756 4.94 1.51823 58.9 35.22
30 -58.701 0.70 35.20
31 74.031 1.50 1.79952 42.2 33.34
32 28.155 6.45 1.51823 59.0 31.56
33 163.295 0.33 31.00
34 37.844 7.87 1.48749 70.2 30.40
35 -90.255 1.50 1.78590 44.2 29.25
36 137.357 3.87 28.51
37 10142.880 2.04 1.51823 58.9 27.82
38 -140.842 5.50 27.62
39 ∞ 37.50 1.60342 38.0 40.00
40 ∞ 20.25 1.51633 64.2 40.00
41 ∞ 40.00
像面 ∞

非球面データ
第1面
K = 2.20568e+002 A 4=-4.20402e-009 A 6=-4.59467e-013 A 8=-8.61587e-016 A10= 2.39031e-019 A12=-9.49676e-024

第7面
K =-1.36217e-001 A 4=-3.10340e-008 A 6=-5.79471e-012 A 8= 1.86396e-015 A10=-8.81016e-019 A12= 5.35694e-023

各種データ
ズーム比 34.99

焦点距離 10.00 24.08 58.91 185.24 349.90
Fナンバー 2.00 2.00 2.00 2.00 3.78
画角 28.81 12.87 5.33 1.70 0.90
像高 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 359.64 359.64 358.61 359.64 359.64
BF 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00

d 8 0.70 50.73 80.86 102.02 108.13
d15 1.99 1.22 2.00 3.79 3.43
d17 117.98 63.54 26.87 8.23 13.83
d20 6.22 11.39 16.12 12.84 1.50

入射瞳位置 57.26 192.37 442.65 1117.80 1752.94
射出瞳位置 -474.99 -474.99 -474.99 -474.99 -474.99
前側主点位置 67.06 215.25 494.37 1231.99 1849.36
後側主点位置 -2.00 -16.09 -50.90 -177.24 -341.90

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 142.15 40.11 20.29 -6.41
2 9 -103.89 22.52 -25.71 -56.10
3 16 -40.92 1.00 0.07 -0.46
4 18 -59.57 4.41 -0.00 -2.32
5 21 57.75 156.72 49.54 -126.68

各実施例と前述した各条件式との対応を表1に示す。
U1 第1レンズ群、U2 第2レンズ群、U3 第3レンズ群、U4 第4レンズ群、
U5 第5レンズ群、P プリズムブロック、IP 像面

Claims (6)

  1. 物体側から順に、変倍において固定の正の屈折力の第1レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第2レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第3レンズ群、変倍による像面の変動を補正する負または正の屈折力の第4レンズ群、開口絞りを含み変倍中固定で正または負の屈折力の第5レンズ群から構成され、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の焦点距離を各々f2、f3、前記第2レンズと前記第3レンズ群の広角端から焦点距離fwmにかけての移動量を各々mv2、mv3としたとき、
    0.80 < mv3 / mv2 < 1.00
    1.00 < mv3 / mv2 < 1.25
    0.70 < f2 / f3 < 4.50
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
    但し、前記fwmは広角端焦点距離をfw、ズーム比をZとしたとき、下記条件を満足する。
    fwm=fw×Z1/4
  2. 物体側から順に、変倍において固定の正の屈折力の第1レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第2レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第3レンズ群、変倍による像面の変動を補正する負または正の屈折力の第4レンズ群、開口絞りを含み変倍中固定で正または負の屈折力の第5レンズ群から構成され、前記第3レンズ群の前記fwmにおける3次非点収差係数をIII3wmとしたとき、
    0.00 < III3wm
    1.00 < mv3 / mv2 < 1.25
    0.70 < f2 / f3 < 4.50
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 物体側から順に、変倍において固定の正の屈折力の第1レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第2レンズ群、変倍用に移動の負の屈折力の第3レンズ群、変倍による像面の変動を補正する負または正の屈折力の第4レンズ群、開口絞りを含み変倍中固定で正または負の屈折力の第5レンズ群から構成され、前記第3レンズ群の前記fwmにおける3次非点収差係数をIII3wmとしたとき、
    III3wm < 0.00
    0.80 < mv3 / mv2 < 1.00
    0.70 < f2 / f3 < 4.50
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  4. レンズ全系の望遠端焦点距離をfT、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の望遠端における合成焦点距離をf23としたとき、
    2.30 < fT / f1 < 7.00
    4.00 < |f1 / f23| < 12.00
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第3レンズ群は少なくとも1枚の負レンズを有し、負レンズの材料の平均アッベ数をν3としたとき、
    35.00 < ν3
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズと前記ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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