JP2017202542A - 研磨方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図7は従来の研磨方法説明図(矩形状薄板部材の場合)である。この図において、研磨対象の薄板部材100は、薄い金属板を矩形に打ち抜き加工して作られたものである。
図1は実施形態における研磨装置の全体構成図である。
研磨装置1は、砥石研磨とバフ研磨の兼用装置であり、不図示の駆動源によって所定方向(矢印2の時計回り方向)に所定速度で回転駆動される回転軸3に砥石4を取り付けると砥石研磨装置になり、または、回転軸3にバフ5を取り付けるとバフ研磨装置になる。砥石4やバフ5は研磨手段として機能する。なお、砥石4には、たとえば、GC砥石、すなわちグリーンカーボナイト砥石(緑色炭化ケイ素砥石)を使用することができる。また、バフ5は、繊維と微細な研磨剤を合成樹脂で結合して、所定の幅を有した円筒形の弾性体である。
また、テーブル6は不図示の水平移動機構によってXY軸方向(矢印13や矢印14の方向)にも移動可能になっており、これによって治具9の上に配列された多数のワーク8のすべてを研磨できるようになっている。
テーブル6には、Z軸周り方向(矢印15の方向)の回転機構は設けられていない。そこで、テーブル6上に置かれた、治具9とテーブル6との関係を所定の角度になる様に調整している。たとえば、治具9の一つの角に所定の幅のスペーサーを挟みテーブル6に取り付ける方法や、治具9の外形を長方形ではなく、治具9の一つの角度を直角から所定の角度増減させる方法である。
もちろん、テーブル6は不図示の回転機構を設けてZ軸周り方向(矢印15の方向)への回転を可能としても良い。
これらによって、治具9の上に配列された多数のワーク8の向きを任意の角度に調整できるようになっている。
次いで、ワーク8の向きを後述の所定角度Δdに変えてから、(d)に示すように2回目の仕上げ研磨でD辺のバリ取りと切粉除去を行う。
なお、仕上げ研磨におけるバフ5の圧下量を、たとえば、20μm程度とし、その圧下量でバフ5とワーク8との当接を確認したときを切込みの「0点」としてもよい。
この図において、研磨対象のワーク8は、図2のワーク8と同等の板厚を有する点で共通するが、外形が矩形ではなく、両短辺(B辺とD辺)が円弧で形成された略U字形状(B1〜B3、D1〜D3)の異形となっている点で相違する。
図中の各辺(C辺、D1辺、D2辺及びD3辺)において、バリや切粉等の残渣が取り除かれる部分が太実線で示されている。これら太実線部分はバフ5がほぼ直角または所定角度Δdもしくはその前後の角度で斜めに当る部分である。太実線以外の部分(破線部分)のバリや切粉は除去されないが、ワーク8の向きを変えることによってそれら破線部分のバリや切粉も取り除くことができる。
以下に、本件出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
[1]付記1は、少なくとも一つの辺のすべてまたは該辺の一部が直線もしくは略直線で構成された薄板状のワークの各辺の加工残渣を除去するために、前記直線もしくは前記略直線と平行な線に対して所定角度Δdで斜めに交差する方向に沿って、前記ワークと研磨手段との相対的な位置関係を変化させながら前記各辺を研磨することを特徴とする研磨方法である。
[2]付記2は、前記所定角度Δdは1度から5度の間の任意値であることを特徴とする付記1に記載の研磨方法である。
[3]付記3は、前記任意値は2度であることを特徴とする付記2に記載の研磨方法である。
[4]付記4は、前記研磨手段は回転するバフ砥石であり、かつ、前記研磨をアップカットで行うことを特徴とする付記1乃至3いずれかに記載の研磨方法である。
[5]付記5は、前記加工残渣はバリまたは粗研磨時に融着する切粉もしくはその両方であることを特徴とする付記1乃至4いずれかに記載の研磨方法である。
2 矢印
3 回転軸
4 砥石
5 バフ
6 テーブル
7 保持具
8 ワーク
9 治具
10 リードフレーム
11 接着剤
12〜16 矢印
17〜20 線
21、22 バリ
23 切粉
24〜33 線
Claims (5)
- 少なくとも一つの辺のすべてまたは該辺の一部が直線もしくは略直線で構成された薄板状のワークの各辺の加工残渣を除去するために、
前記直線もしくは前記略直線と平行な線に対して所定角度Δdで斜めに交差する方向に沿って、前記ワークと研磨手段との相対的な位置関係を変化させながら前記各辺を研磨することを特徴とする研磨方法。 - 前記所定角度Δdは1度から5度の間の任意値であることを特徴とする請求項1に記載の研磨方法。
- 前記任意値は2度であることを特徴とする請求項2に記載の研磨方法。
- 前記研磨手段は回転するバフ砥石であり、かつ、前記研磨をアップカットで行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の研磨方法。
- 前記加工残渣はバリまたは粗研磨時に融着する切粉もしくはその両方であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の研磨方法。
Priority Applications (1)
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JP2016095035A JP2017202542A (ja) | 2016-05-11 | 2016-05-11 | 研磨方法 |
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JP2016095035A JP2017202542A (ja) | 2016-05-11 | 2016-05-11 | 研磨方法 |
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JP2017202542A true JP2017202542A (ja) | 2017-11-16 |
Family
ID=60322700
Family Applications (1)
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Citations (5)
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2016
- 2016-05-11 JP JP2016095035A patent/JP2017202542A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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