JP2017202160A - 加熱調理器 - Google Patents

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前田 達也
Tatsuya Maeda
達也 前田
河野 公博
Kimihiro Kono
公博 河野
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Abstract

【課題】調理室に対して容器を出し入れする際の作業性を向上する。【解決手段】加熱調理器10は、パン材料を収容する容器であるパンケース1と、パンケース1を取外可能に装着するための装着部42が設けられている底壁16を有する調理室15と、第1加熱ヒータであるグリルヒータ30A〜30Dとを備えている。調理室15は、パンケース1を出し入れするための横向きの開口部20形成されている。グリルヒータ30A〜30Dは、パンケース1が装着部42に装着されている状態で開口部20から調理室15内を見て、パンケース1の投影像以外の部分で、且つパンケース1の上端開口4の上方以外の部分に配置されている。【選択図】図2B

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
調理室の内部にパン材料を収容した容器を装着して、パンを焼き上げる加熱調理器が知られている。特許文献1の加熱調理器では、容器を出し入れする開口部が横向きに開口している調理室が形成されている。また、調理室の底壁には、容器を取外可能に装着する装着部が設けられている。
特開平2−140517号公報
しかしながら、特許文献1の加熱調理器では、調理室に対して容器を出し入れする際の作業性について、何ら考慮されていない。即ち、容器を調理室に装着する際、容器には水分を含むパン材料が収容されているため重く、加熱ヒータが干渉するような部分に容器の装着部が形成さている場合には、容器の着脱作業が困難である。
本発明は、調理室に対して容器を出し入れする際の作業性を向上できる加熱調理器を提供することを課題とする。
本発明は、パン材料を収容する容器と、前記容器を出し入れするための横向きの開口部と、前記容器を取外可能に装着するための装着部が設けられている底壁とを有する調理室と、前記底壁の上方に配置されており、前記調理室内を加熱する第1加熱ヒータとを備え、前記第1加熱ヒータは、前記容器が前記装着部に装着されている状態で前記開口部から前記調理室内を見て、前記容器の投影像以外の部分で、且つ前記容器の上端開口の上方以外の部分に配置されている、加熱調理器を提供する。
この加熱調理器によれば、開口部から調理室内を見て、容器の投影像以外の部分で、且つ容器の上方以外の部分に第1加熱ヒータが配置されているため、調理室に対して容器を出し入れする際に、容器が第1加熱ヒータに干渉することを抑制できる。よって、容器を出し入れする作業性を向上できるため、調理室の全高を低くすることが可能である。その結果、加熱調理器全体の小型化を図ることができる。
前記第1加熱ヒータは、前記開口部側から前記開口部と対向する後壁側へ延びるようにしてもよい。この態様によれば、調理室内全体を偏りなく加熱できる。
前記第1加熱ヒータは、前記装着部に装着されている前記容器の側壁部の横に間隔をあけて位置する下ヒータを有してもよい。この態様によれば、調理室に容器を装着する作業を妨げることなく、確実に容器を加熱できる。また、調理室の全高を確実に低くすることができ、加熱調理器全体を確実に小型化できる。
前記第1加熱ヒータは、前記容器の前記上端開口よりも上方の領域に位置する上ヒータを有してもよい。この場合、前記上ヒータは、前記装着部に装着されている前記容器の側壁部に対して間隔をあけて左右一対配置されており、前記一対の上ヒータの間には、前記パン材料の一部を収容する具入れ容器が配置されている。この態様によれば、容器の上端開口から膨出するパンが上ヒータに干渉することを防止できるうえ、調理室の全高を可能な限り低くすることができるまた、具入れ容器を備えるため、焼き上げることが可能なパンの種類を増やすことができる。
前記調理室には、被調理物を載置するための載置部材が取外可能に装着されてもよい。この態様によれば、容器を用いた製パンに加え、載置部材を用いたグリル調理が可能になる。よって、ユーザが加熱調理器を使用することに関する利便性を向上できる。
また、加熱調理器は、前記調理室と隔壁によって区画されている加熱室と、前記調理室と前記加熱室とを連通させる吸込口及び吹出口と、前記加熱室に配置されており、前記吸込口から前記調理室内の空気を前記加熱室内に吸引し、前記吹出口から前記加熱室内の空気を前記調理室内に供給する循環ファンと、前記加熱室に配置されており、前記循環ファンによって供給する空気を加熱する第2加熱ヒータとを備えていてもよい。この態様によれば、加熱調理器によってコンベクション調理を行うこともできる。
本発明の加熱調理器では、開口部から調理室内を見て、容器の投影像以外の部分で且つ容器の上方以外の部分に第1加熱ヒータが配置されているため、調理室に対して容器を出し入れする際の作業性を向上できる。
第1実施形態の加熱調理器を示す斜視図。 パンケースを装着した加熱調理器を側方から見た断面図。 パンケースを装着した加熱調理器を正面から見た断面図。 焼き網を装着した加熱調理器を正面から見た断面図。 図1の加熱調理器の背面側を示す分解斜視図。 コンベクションヒータの配置を示す正面図。 第2実施形態のグリルヒータの配置を示す正面断面図。 第3実施形態のグリルヒータの配置を示す正面断面図。 第4実施形態のグリルヒータの配置を示す正面断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(第1実施形態)
図1から図3は、本発明の第1実施形態に係る加熱調理器10を示す。この加熱調理器10は、グリル調理とコンベクション調理を実行可能な製パン器である。外装体12の内部には、調理室15と加熱室25とが設けられている。ベーカリー処理は、パン材料を収容するパンケース1を調理室15内に装着して行われる。グリル調理とコンベクション調理は、被調理物を載せる載置部材である焼き網7と、被調理物の焼き屑等を受ける屑受け皿8とを調理室15内に装着して行われる。なお、グリル調理には、パンを焼くトースターが含まれている。
(加熱調理器の全体構成)
図1から図3を参照すると、調理室15は、底壁16、一対の側壁17,17、天壁18、及び後壁19によって囲まれ、後壁19と対向する正面側を開口部20とした空間である。開口部20は、上下以外の正面で横向きに開口しており、外装体12に配置されている開閉可能な蓋体13によって閉塞されている。図2Aに最も明瞭に示すように、調理室15と加熱室25とは、隔壁である後壁19によって区画されている。図4を併せて参照すると、加熱室25は、一端開口のヒータケース26を後壁19の背面側に配置することで、このヒータケース26の内部に形成されている。後壁19には、調理室15と加熱室25とを連通させる吸込口21と吹出口22とが設けられている。吸込口21は、多数のパンチ孔からなり、加熱室25の中央領域に位置するように1箇所だけ設けられている。吹出口22は、垂直方向に延びるスリットからなり、加熱室25の両側に対向するように一対設けられている。
調理室15には、第1加熱ヒータである4本のグリルヒータ30A〜30Dが配置されている。図5を併せて参照すると、加熱室25には、吸込口21と吹出口22の間に位置するように、第2加熱ヒータである2本のコンベクションヒータ32A,32Bが配置されている。これらヒータ30A〜30D,32A,32Bとしては、絶縁材料で構成された直管状の外郭内に発熱体を配置したガラス管ヒータを用いることができる。また、加熱室25には、一対のコンベクションヒータ32A,32Bの間に循環ファン35が配置されている。この循環ファン35は、吸込口21と対向するように配置されており、ヒータケース26の外方に配置したファンモータ36によって回転される。ファンモータ36の出力軸には、循環ファン35の他に、ファンモータ36を冷却するための冷却ファン37が連結されている。
調理室15の側壁17には、焼き網7を取外可能に装着するための網装着部40が設けられている。また、調理室15の底壁16には、有底筒状の容器であるパンケース1を取外可能に装着するためのケース装着部42が設けられている。なお、パンケース1の底壁部3には、ケース装着部42に装着するための被装着部6が設けられている。ケース装着部42の内部には、パンケース1内の混練羽根(図示せず)に連結するための連結部材43が回転可能に配置されている。また、調理室15及び加熱室25の外部には、駆動モータ44、小径の第1プーリ45、及び大径の第2プーリ46が配置されている。第1プーリ45と第2プーリ46には、無端状のベルト47が掛け渡されている。また、連結部材43と第2プーリ46とは、回転軸48に対して相対的に回転不可能に固定されることで、一体的に回転可能である。
図2A及び図2Bに示すように、調理室15にパンケース1を装着してベーカリー処理を実行すると、調理室15内の下側グリルヒータ30A,30B、及び駆動モータ44が動作され、予熱、混練、発酵、及び焼成の各工程を経てパンが製パンされる。図3に示すように、調理室15に焼き網7を装着してグリル調理を実行すると、調理室15内全てのグリルヒータ30A〜30Dが動作され、グリルヒータ30A〜30Dによって調理室15内を加熱することで、輻射熱で被調理物が加熱調理される。焼き網7にパンが載せられている場合には、輻射熱でパンが焼き上げられる。
調理室15に焼き網7を装着してコンベクション調理を実行すると、加熱室25内のコンベクションヒータ32A,32B、及びファンモータ36が動作される。すると、循環ファン35が回転することで、吸込口21から調理室15内の空気が加熱室25内に吸引され、加熱室25内の空気が吹出口22から調理室15内へ供給される。加熱室25に吸引された空気は、吹出口22に至るまでの間にコンベクションヒータ32A,32Bの周囲を通過することで、コンベクションヒータ32A,32Bによって加熱される。よって、加熱室25内の空気は、設定温度に昇温され、設定された流速の熱風として、吹出口22から調理室15に供給される。調理室15内では、吹出口22から吐出された熱風が流動し、熱風が被調理物に衝突することで、空気の熱で被調理物が加熱調理される。
(グリルヒータの配置の詳細)
開口部20から調理室15内にパンケース1を出し入れするようにした加熱調理器10では、調理室15内のグリルヒータ30A〜30Dの配置を最適化することが重要である。これは、把手5を持ってパンケース1を開口部20からケース装着部42に向けて調理室15内に装着する際に、その装着方向(領域)を横断するようにグリルヒータ30A〜30Dが配置されている場合、パンケース1の装着作業性が悪くなるためである。なお、調理室15内からパンケース1を取り出す際も同様である。また、調理室15に対してパンケース1を出し入れする作業性だけでなく、ベーカリー処理又はグリル調理を行う際の加熱効率も十分に考慮する必要がある。そこで、本実施形態では、グリルヒータ30A〜30Dの配置を以下のようにしている。
図2A及び図2Bに示すように、調理室15の底壁16の上方には、左右及び上下に各一対のグリルヒータ30A〜30Dが配置されている。これらのグリルヒータ30A〜30Dは、調理室15の開口部20側から後壁19側へ、パンケース1を出し入れする方向である側壁17に沿って直線状に配置されている。グリルヒータ30A〜30Dは、調理室15に装着したパンケース1の前端よりも開口部20側に突出し、パンケース1の後端よりも後壁19側に突出する全長である。
グリルヒータ30A〜30Dは、パンケース1をケース装着部42に装着した状態で開口部20から調理室15内を見て、パンケース1の投影像以外の部分で、且つパンケース1の上端開口4の上方以外の部分に配置されている。詳しくは、開口部20から調理室15内を見ると、後壁19がパンケース1の投影面である。そして、パンケース1の投影像とは、後壁19に映し出されるパンケース1の像のことである。
更に詳しく説明すると、下ヒータである左右一対の下側グリルヒータ30A,30Bは、パンケース1をケース装着部42に装着した状態で、パンケース1の側壁部2の横に間隔をあけて配置されている。なお、側壁部2の横に配置されるとは、次のような配置を意味する。下側グリルヒータ30A,30Bを配置する底壁16からの高さは、底壁16からパンケース1の底壁部3までの高さHより高い。ここで、高さHより高い位置とは、下側グリルヒータ30A,30Bの下側頂部が底壁部3より高い位置にある構成は勿論、下側グリルヒータ30A,30Bの上側頂部が底壁部3より高い位置にある構成を含む。また、左下側グリルヒータ30Aの右側頂部、及び右下側グリルヒータ30Bの左側頂部は、対向するパンケース1の側壁部2に対して設定された間隔Iをあけて位置している。
上ヒータである左右一対の上側グリルヒータ30C,30Dは、パンケース1をケース装着部42に装着した状態で、パンケース1の上端開口4よりも上方に配置されている。ここで、上端開口4より上方とは、上側グリルヒータ30C,30Dの下側頂部が上端開口4より高い位置に配置されていることを意味する。また、本実施形態の上側グリルヒータ30C,30Dは、下側グリルヒータ30A,30Bの真上に位置するように、側壁部2に対して設定された間隔Iをあけて位置している。
パンケース1の上端開口4の上側領域以外の部分に上側グリルヒータ30C,30Dを配置することで、これら上側グリルヒータ30C,30Dの間には、上端開口4から天壁18までの間に広い空間が形成される。この部分には、パン材料の一部であるパンに混ぜ入れる具を収容するための具入れ容器50が配置されている。この具入れ容器50は下端開口のケースであり、その開口には開閉可能な蓋51が配置されている。制御手段であるマイコン(図示せず)は、ベーカリー処理中に混練工程になると、蓋51を開放させることで、具入れ容器50に収容された具をパンケース1内に投下する。このようにすることで、加熱調理器10によって焼き上げることが可能なパンの種類を増やすことができる。
調理室15の後壁19には、下側グリルヒータ30A,30Bを覆う網状の保護部材53が配置されている。この保護部材53は、下側グリルヒータ30A,30Bに対する意図しないパンケース1の干渉を確実に防止する。保護部材53の下端と調理室15の底壁16とは、屑受け皿8を装着可能な隙間(間隔)をあけて位置している。また、図1を参照すると、開口部20には、開口部20の一部を塞ぐ開口カバー55が配置されている。この開口カバー55には、グリルヒータ30A〜30Dの開口部20側端部を覆う突出部56A〜56Dが設けられている。下側の突出部56A,56Bの下部には、屑受け皿8を調理室15内に装着するための挿入溝57が形成されている。
この加熱調理器10では、パンケース1をケース装着部42に装着した状態で開口部20から調理室15内を見て、パンケース1の投影像以外の部分で、且つ上方以外の部分にグリルヒータ30A〜30Dが配置されているため、開口部20からケース装着部42までの間にグリルヒータ30A〜30Dは勿論、パンケース1が干渉するような部材はない。よって、水分を含むパン材料を収容している重いパンケース1を装着する場合でも、ケース装着部42に装着する作業性を向上できる。また、ベーカリー処理によりパンが膨らんでパンケース1の上端開口4からパンが膨出しても、その膨出部分が上側グリルヒータ30C,30Dに干渉することもない。そして、焼き上がったパンを含むパンケース1を調理室15から取り出す際に、パンケース1及びパンの干渉を抑制できるため、取出作業性を向上できる。
また、グリルヒータ30A〜30Dは、開口部20から後壁19にかけて延びる全長であるため、調理室15内全体を偏りなく加熱できる。また、ベーカリー処理で動作される下側グリルヒータ30A,30Bは、パンケース1の側壁部2の横に間隔をあけて配置されているため、確実にパンケース1を加熱できる。
そして、調理室15内のグリルヒータ30A〜30Dの配置を最適化しているため、調理室15の全高を低くすることが可能である。その結果、加熱調理器10全体の小型化を図ることができる。また、加熱調理器10は、ベーカリー処理だけでなく、パンを焼くトースター、被調理物のグリル調理、そして被加熱物のコンベクション調理が可能であるため、ユーザが加熱調理器10を使用することに関する利便性を向上できる。
(第1実施形態の変形例)
ベーカリー処理では、下側グリルヒータ30A,30Bの代わりにコンベクションヒータ32A,32Bを動作させてもよい。即ち、調理室15にパンケース1を装着してコンベクション調理を実行すると、加熱室25内のコンベクションヒータ32A,32B、及びファンモータ36が動作される。これにより、調理室15内の空気が吸込口21から加熱室25内に吸引され、この空気をコンベクションヒータ32A,32Bによって加熱し、吹出口22から調理室15内へ熱風として循環供給される。調理室15内では、吹出口22から吐出された熱風が蓋体に衝突することで旋回し、底壁16の中央に配置されているパンケース1に衝突する。これによりパンケース1が熱風で加熱されることで、パンケース1内のパン材料が焼き上げられる。
このようにした加熱調理器10では、ベーカリー処理でグリルヒータ30A〜30Dを使用しないが、コンベクションヒータ32A,32Bによって確実にパンを製パンできる。そして、調理室15に対してパンケース1を出し入れする際には、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、グリルヒータ30A〜30Dの配置は、第1実施形態の構成に限られず、図6の第2実施形態から図8の第3実施形態のようにしてもよい。
(第2実施形態)
図6の第2実施形態では、パンケース1の底壁部3と調理室15の底壁16の間に下側グリルヒータ30A,30Bが配置されている。左下側グリルヒータ30Aは、右側頂部がパンケース1の側壁部2より回転軸48側に位置され、右下側グリルヒータ30Bは、左側頂部がパンケース1の側壁部2より回転軸48側に位置されている。このようにした第2実施形態では、第1実施形態と同様に、開口部20から調理室15内を見ると、全てのグリルヒータ30A〜30Dがパンケース1の投影像以外の部分に配置されている。そのため、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図7の第3実施形態では、第2実施形態と同様に、パンケース1の底壁部3と調理室15の底壁16の間に下側グリルヒータ30A,30Bが配置されている。また、上側グリルヒータ30C,30Dは、パンケース1の上端開口4より下方で、パンケース1の側壁部2の横に配置されている。これら上側グリルヒータ30C,30Dは、第1実施形態と同様に、パンケース1の側壁部2と対向する左上側グリルヒータ30Cの右側頂部、及び右上側グリルヒータ30Dの左側頂部が、側壁部2に対して設定された間隔Iをあけて位置している。このようにした第3実施形態では、第1実施形態と同様に、開口部20から調理室15内を見ると、全てのグリルヒータ30A〜30Dがパンケース1の投影像以外の部分に配置されている。そのため、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
(第4実施形態)
図8の第4実施形態では、図2Bに示す上側グリルヒータ30C,30Dを配置していない点でのみ第1実施形態と相違する。このように、調理室15には下側グリルヒータ30A,30Bだけを配置してもよい。なお、第2及び第3の実施形態においても、上側グリルヒータを配置することなく、下側グリルヒータ30A,30Bだけを配置してもよい。このようにしても、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、本発明の加熱調理器10は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、グリルヒータ30A〜30Dは、調理室15の開口部20側から後壁19側へ直線状に延びるが、側壁17に対して傾斜するように配置してもよい。また、概ねU字形状のグリルヒータ30A〜30Dを用い、両端を側壁17に固定するように調理室15に配置してもよい。この場合、グリルヒータ30A〜30Dの湾曲部分の頂部が、パンケース1の側壁部2に対して間隔Iをあけて位置するように配置する。
さらに、加熱室25は、隔壁である後壁19にヒータケース26を配置することで形成される構成に限られず、希望に応じて変更が可能である。例えば、底壁16、一対の側壁17,17、天壁18、及び後壁19を備える加熱庫の内部に、後壁19と間隔をあけて位置する隔壁を設けて、加熱庫の内部を調理室15と加熱室25に区画してもよい。この場合、吸込口21及び吹出口22は、隔壁に形成するのではなく、底壁16と隔壁との隙間、及び天壁18と隔壁との隙間によって構成してもよいし、各側壁17,17と隔壁との隙間によって構成してもよい。
1…パンケース(容器)
2…側壁部
3…底壁部
4…上端開口
5…把手
6…被装着部
7…焼き網(載置部材)
8…屑受け皿
10…加熱調理器
12…外装体
13…蓋体
15…調理室
16…底壁
17…側壁
18…天壁
19…後壁
20…開口部
21…吸込口
22…吹出口
25…加熱室
26…ヒータケース
30A,30B…下側グリルヒータ(第1加熱ヒータ、下ヒータ)
30C,30D…上側グリルヒータ(第1加熱ヒータ、上ヒータ)
32A,32B…コンベクションヒータ(第2加熱ヒータ)
35…循環ファン
36…ファンモータ
37…冷却ファン
40…網装着部
42…ケース装着部(装着部)
43…連結部材
44…駆動モータ
45…第1プーリ
46…第2プーリ
47…ベルト
48…回転軸
50…具入れ容器
51…蓋
53…保護部材
55…開口カバー
56A〜56D…突出部
57…挿入溝

Claims (7)

  1. パン材料を収容する容器と、
    前記容器を出し入れするための横向きの開口部と、前記容器を取外可能に装着するための装着部が設けられている底壁とを有する調理室と、
    前記底壁の上方に配置されており、前記調理室内を加熱する第1加熱ヒータとを備え、
    前記第1加熱ヒータは、前記容器が前記装着部に装着されている状態で前記開口部から前記調理室内を見て、前記容器の投影像以外の部分で、且つ前記容器の上端開口の上方以外の部分に配置されている、加熱調理器。
  2. 前記第1加熱ヒータは、前記開口部側から前記開口部と対向する後壁側へ延びている、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1加熱ヒータは、前記装着部に装着されている前記容器の側壁部の横に間隔をあけて位置する下ヒータを有する、請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記第1加熱ヒータは、前記容器の前記上端開口よりも上方の領域に位置する上ヒータを有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 前記上ヒータは、前記装着部に装着されている前記容器の側壁部に対して間隔をあけて左右一対配置されており、
    前記一対の上ヒータの間には、前記パン材料の一部を収容する具入れ容器が配置されている、請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記調理室には、被調理物を載置するための載置部材が取外可能に装着される、請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記調理室と隔壁によって区画されている加熱室と、
    前記調理室と前記加熱室とを連通させる吸込口及び吹出口と、
    前記加熱室に配置されており、前記吸込口から前記調理室内の空気を前記加熱室内に吸引し、前記吹出口から前記加熱室内の空気を前記調理室内に供給する循環ファンと、
    前記加熱室に配置されており、前記循環ファンによって供給する空気を加熱する第2加熱ヒータと
    を備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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