JP2017198335A - 振り子式ダンパ装置のための支持体と、このような支持体を含む振り子式ダンパ装置 - Google Patents

振り子式ダンパ装置のための支持体と、このような支持体を含む振り子式ダンパ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】物理的な接続を確実に出来、又十分に堅牢な、振り子式ダンパ装置のための支持体を提供する。【解決手段】振り子式ダンパ装置2のための支持体4であって、自動車のトランスミッションシステムの構成部品1に接続可能な第1の部分7と、振り子本体5の移動をガイドするために転動部材と協働可能な、少なくとも1つの第1の転がり軌道が設けられた第2の部分8と、を備え、第1の部分7と第2の部分8が互いに剛性接続され、第1の部分7が第2の部分8の中央ゾーンからの裁断により得られる。【選択図】図1

Description

本発明は、特に自動車のトランスミッションシステムのための振り子式ダンパ装置に関する。
このような用途では、ギヤボックスの熱機関を選択的に接続可能なクラッチのトーショナルダンパシステムに振り子式ダンパ装置を組み込み、それによってエンジンの非周期性による振動をフィルタリングすることができる。このようなトーショナルダンパシステムは、たとえばデュアルマスフライホイールである。
こうした用途の変形実施形態では、クラッチの摩擦ディスクまたは流体力学的なトルクコンバータ、または、クランクシャフトに結合されるフライホイール、または乾式もしくは湿式のデュアルクラッチに振り子式ダンパ装置を組み込むことができる。
このような振り子式ダンパ装置は、従来から、支持体と、この支持体に対して移動する1つまたは複数の振り子本体とを使用し、支持体に対する各振り子本体の移動は、この支持体に結合される転がり軌道と、振り子本体に結合される転がり軌道とに協働する2個の転動部材によりガイドされる。
一般に、振り子式ダンパ装置の支持体は、
−一方では、トランスミッションシステムの他の部分に振り子式ダンパ装置を実際に物理的な接続を確実にしなければならず、また、
−他方では、振り子本体の移動をガイドするために十分に堅牢であると同時に、これらの振り子本体が動作時に支持体に及ぼす衝突に耐えなければならない。
この2つの制約に対応するために、2個の異なる部分からなる支持体を用いることが知られており、支持体のこれらの部分の一方は、トランスミッションシステムの他の部分への物理的な接続用であり、支持体のこれらの部分の他方は、振り子本体の移動ガイド用である。しかし、このような支持体は製造コストが高くつく。
上記の2つの制約を簡単かつ安価に考慮に入れる必要性がある。
本発明は、こうした必要性に応えることを目的とし、本発明は、その1つの側面によれば、振り子式ダンパ装置のための支持体を用いてこの目的を達成する。この支持体は、以下すなわち
−自動車のトランスミッションシステムの1つの構成部品に接続可能な第1の部分と、
−振り子本体の移動をガイドするために転動部材と協働可能な、少なくとも1つの第1の転がり軌道が設けられた第2の部分と、を備え、
第1の部分と第2の部分が互いに剛性接続され、第1の部分は、第2の部分の中央ゾーンの裁断により得られる。
本発明によれば、支持体の第1の部分と第2の部分が、たとえば鋼板等の同じ1つの部品から製造される。その結果、支持体を製造するために異なる2個の起点部品を用いる必要はない。第2の部分の切取り部分が支持体の第1の部分を形成するからである。
起点部品を2つの部分に分離することによって、その後、支持体の各部分を、これらの2つの部分を剛性連結する前に各部分が耐えることができなければならない応力に適合させることができる。たとえば、裁断後に第2の部分に硬化処理を施してその剛性を高める。この処理は、たとえば、支持体の第2の部分を硬化するために炭素を供給可能な熱処理である。炭素供給は、たとえば浸炭窒化処理または窒化処理により行われる。その場合、このような硬化処理は、支持体の第2の部分から分離された支持体の第1の部分に悪影響を及ぼさない。このことは、こうした熱処理がトランスミッションシステムの他の部分への支持体の第1の部分の溶接接続をいっそう難しくする可能性があるだけに、いっそう有利である。
変形実施形態では、あるいは補足的に、この支持体に対するおもりの衝突時に支持体の振動を減衰可能なコーティングを、第1の部分を裁断した後で支持体の第2の部分に塗布することができる。コーティングは、Fluorotechnique(登録商標)社により商品化されているDeltaflon(商標)とすることができる。このコーティングは、吹き付け、電解または気相成長法により支持体に塗布可能である。このようなコーティングにはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)を使用する。
第1の部分の裁断時に、支持体の第2の部分に1つまたは複数の第1の転がり軌道をすでに設けておくことができる。
変形実施形態では、第1の部分の裁断時に、支持体の第2の部分に1つまたは複数の転がり軌道がまだ設けられない。
本願の意味において、
−「軸方向」は、「支持体の回転軸に平行に」を意味する。
−「半径方向」は、「支持体の回転軸の直交面に属しかつ支持体のこの回転軸に交差する軸に沿って」を意味する。
−「角方向」または「周方向」は、「支持体の回転軸を中心として」を意味する。
−「直交方向」は、「半径方向に対して垂直に」を意味する。
−「結合する」は、「剛性連結された」を意味する。
−振り子本体の休止位置は、この振り子本体が、熱機関の非周期性に由来するねじれ振動を受けることのない遠心位置である。
支持体の第1の部分は、その半径方向外周に非中空部分と中空部分とを交互に有することができ、支持体の第2の部分は、その半径方向内周に非中空部分と中空部分とを交互に有する。そのため、所定の直径に沿って移動する場合、一方では、支持体の第1の部分の非中空部分と中空部分とに交互に、他方では、支持体の第2の部分の非中空部分と中空部分とに交互に遭遇することができる。
支持体の第1の部分の非中空部分または中空部分の各々は、支持体の第2の部分の中空部分または非中空部分に係合する形状を有することができる。このような形状の係合は、支持体の第2の部分から第1の部分を裁断した結果として生じる。
支持体の第1の部分の非中空部分の各々は、たとえば、回転軸に対する直交面において花弁の形状を有する。
支持体の第1の部分の非中空部分の全体は、ここでは、支持体の第1の部分の半径方向外側のゾーンを形成する。支持体の第1の部分の非中空部分の各々は、たとえば支持体の第1の部分の半径方向内側のゾーンを形成するリングから、半径方向外側に延在している。トランスミッションシステムの他の部分と支持体との接続は、支持体の第1の部分のこの半径方向内側のゾーンを介して実施することができる。
支持体の第1の部分を支持体の第2の部分に対して軸方向にずらすことも可能である。支持体の第1の部分は、支持体の第2の部分の半径方向内側に大部分が延在することができる。
支持体の第1の部分の非中空部分または中空部分の各々は、支持体の第2の部分の非中空部分または中空部分の全部または一部と軸方向に向かい合うことができる。換言すれば、支持体の第1の部分と第2の部分とを剛性接続する場合、たとえば、1つまたは複数の上記の処理の実施後、支持体の第1の部分の非中空部分が支持体の第2の部分の非中空部分と軸方向に向かい合うように、第1の部分と第2の部分とを位置決めする。
支持体の第1の部分と第2の部分との剛性接続には連結部材を用いることが可能であり、各々の連結部材は、軸方向に向かい合った、支持体の第1の部分の非中空部分の1つのゾーンと支持体の第2の部分の非中空部分の1つのゾーンと、に収容される。これらの連結部材は、軸方向に延びる複数のリベットとすることが可能である。支持体の第1の部分の非中空部分の各々は、少なくとも1つの連結部材、特に少なくとも1つのリベットを介して支持体の第2の部分の非中空部分に剛性接続可能である。
変形実施形態では、支持体の第1の部分と第2の部分との剛性接続に圧力ばめが用いられる。支持体の第1の部分の非中空部分は、互いに異なる寸法としてもよい。そのため、第1のタイプの支持体の第1の部分の非中空部分は、たとえば半径方向内側の寸法が小さく半径方向外側の寸法が大きいのに対し、第2のタイプの支持体の第1の部分の非中空部分は、半径方向内側の寸法が大きく半径方向外側の寸法が小さい。その場合、剛性接続は次のような圧力ばめにより実施される。すなわち
−第2のタイプの支持体の第1の部分の非中空部分を裁断した結果として生じた支持体の第2の部分の中空部分に、第1のタイプの支持体の第1の部分の非中空部分を圧力ばめし、
−第1のタイプの支持体の第1の部分の非中空部分を裁断した結果として生じた支持体の第2の部分の中空部分に第2のタイプの支持体の第1の部分の非中空部分を圧力ばめする。
このようにして、第1のタイプの支持体の第1の部分の非中空部分の各々に対する圧力ばめは、その半径方向外側の寸法の位置で行われるのに対し、第2のタイプの支持体の第1の部分の各々の非中空部分に対する圧力ばめは、その半径方向内側の寸法の位置で行われる。
本発明は、また、これらの側面のうちの別の1つによれば、振り子式ダンパ装置を目的とし、この装置は、
−上記のような支持体と、
−この支持体に対して移動する少なくとも1つの振り子本体と、を備え、
上記支持体に対するこの振り子本体の移動が少なくとも1つの転動部材によりガイドされ、この転動部材が、一方では第1の転がり軌道と協働し、他方では、振り子本体に結合される少なくとも1つの第2の転がり軌道と協働する。
支持体に対する振り子本体の移動は、2個の転動部材によりガイド可能であり、この場合、ダンパ装置は「バイファイラ式」と呼ばれる。
各々の転動部材は、たとえば支持体に結合される少なくとも1つの第1の転がり軌道と、振り子本体に結合される少なくとも1つの第2の転がり軌道とに協働する。各々の転動部材は、その外面を介して、たとえば支持体に結合される1つまたは複数の転がり軌道および、振り子本体だけに結合される1つまたは複数の転がり軌道と協働する。
各々の転動部材は、たとえば支持体の回転軸に垂直な面において円形断面のローラである。このローラは、異なる半径の複数の連続円筒部分を含むことができる。ローラの軸方向端部は、細い環状縁を備えることができる。ローラは、たとえば鋼から形成される。ローラは、中空であっても非中空であってもよい。
以上の説明全体において、装置は、たとえば2個から8個の振り子本体数を含み、特に3個、4個、5個または6個の振り子本体を含む。これらの振り子本体はすべて、周方向に連続することができる。このようにして、装置は、回転軸に対して垂直な複数の面を含むことができ、その各々の面にすべての振り子本体が配置される。
以上の説明において、上記の第1および第2の転がり軌道の形状は、各々の振り子本体が、支持体の回転軸に平行な仮想軸を中心として支持体に対して並進移動だけを行うように構成可能である。
変形実施形態では、転がり軌道の形状は、各々の振り子本体が支持体に対して、
−支持体の回転軸に平行な仮想軸を中心として並進移動すると同時に
−上記の振り子式おもりの重心を中心として同様に回転移動するように構成可能であり、このような運動は、たとえば独国特許第DE10 2011 086 532号明細書に開示されているように「組み合わせ運動」とも呼ばれる。
本発明の1つの実施形態によれば、振り子本体は、支持体の第2の部分の第1の側に軸方向に配置された第1の振り子式おもりと、支持体の第2の部分の第2の側に軸方向に配置された第2の振り子式おもりとを含み、第1および第2の振り子式おもりは少なくとも1つの結合部材により相互結合される。
本発明のこの実施形態によれば、振り子式ダンパ装置は、支持体への振り子本体の衝突時に生じるノイズの減衰システムを含むことができ、この減衰システムは、支持体の第2の部分の各側に軸方向に配置されてこの部分を軸方向に締め付ける。
減衰システムは、車両の熱機関の始動時または停止時に特に発生する支持体の望ましくないノイズおよび/または振動を考慮することができる。熱機関の始動および停止は、実際には、支持体に対して振り子本体の非同期を導く可能性のある低回転数に対応し、その結果、これらの振り子本体が半径方向に下がって、支持体にぶつかる可能性がある。その場合、このような衝突が、望ましくないこれらの振動および/またはノイズを発生することがある。
ノイズ減衰システムは、支持体の第2の部分の第1の側に軸方向に配置された第1の要素と、支持体のこの第2の部分の第2の側に軸方向に配置された第2の要素とを含むことができる。
この第1および第2の要素は、支持体に結合される異なる部品、たとえばこの支持体の第2の部分に結合される異なる部品とすることが可能であり、この結合は特に、この第2の部分の非中空部分を半径方向に超えて配置される、支持体の第2の部分のゾーンへの固定によって行われる。こうした固定は、たとえば、ねじ止め、リベット締め、超音波溶接、熱溶接等によって実施される。
減衰システムの各要素は、その半径方向内周に非中空部分と中空部分とを交互に有することができる。たとえば、上記システムの第1の要素の中空部分は、支持体の第1の部分の中空部分と支持体の第2の部分の中空部分とに軸方向に向かい合いながら、上記システムの第2の要素の非中空部分に軸方向に向かい合って存在する。減衰システムのこの2個の要素は、支持体の中空部分によって設けられた中空の軸方向スペースを通るこの2個の非中空部分を介して互いに固定可能である。
変形実施形態では、ノイズ減衰システムの各要素のゾーンが、支持体の第1の部分の非中空部分と支持体の第2の部分の非中空部分とに軸方向に向かい合って存在することが可能であり、支持体へのノイズ減衰システムの固定は、これらのゾーンおよびこれらの非中空ゾーンに収容されるねじまたはリベットを介して実施可能である。こうした固定には他の手段を用いてもよい。
さらに別の変形実施形態では、ノイズ減衰システムの第1および第2の要素は、支持体の第2の部分に一体成形された単一の同一部品とすることができる。
支持体の第2の部分は、第1の振り子式おもりまたは第2の振り子式おもりに軸方向に向かい合って配置された少なくとも1つの軸方向中間部品を支持可能であり、この軸方向中間部品は、特に、支持体に塗布されたコーティングである。
そのため、このような中間部品は、支持体に対して振り子式おもりの軸方向移動を制限可能であり、これによって上記部品間の軸方向の衝突を回避し、特に支持体および/または振り子式のおもりが金属製の場合は、摩耗および望ましくないノイズを回避する。
中間部品がコーティングである場合、このコーティングは、たとえば上記のようなものである。
変形実施形態では、軸方向中間部品は、支持体により支持されるパッドとすることができる。このパッドは、プラスチック製とすることができ、支持体の1つまたは複数の穴に取り付けられる1つまたは複数の固定脚部を介して支持体に連結可能である。
中間部品は、少なくとも1つの中間部品が常にあるように支持体に位置決めすることができ、中間部品の少なくとも一部は、振り子式のおもりと支持体との間で、支持体と上記おもりとの相対位置に関係なく軸方向に配置される。
この実施例によれば、振り子本体の各々は、支持体に対する振り子本体の相対位置において振り子本体と支持体とに同時に接触可能な、少なくとも1つのスラスト減衰部材を含むことができる。これらの相対位置は、たとえば、
−ねじれ振動をフィルタリングするための、休止位置からこの振り子本体の三角法の方向への移動後の位置、および/または
−ねじれ振動をフィルタリングするための、休止位置から上記振り子本体の非三角法方向への移動後の位置、および/または
−特に車両のエンジン始動時または停止時の、この振り子本体が半径方向に下がった後の位置
である。
各々のスラスト減衰部材は、1つの振り子本体の結合部材専用とすることができ、この振り子本体により支持可能である。各々のスラスト減衰部材は、支持体とこの振り子本体との接触に関連する衝突を減衰可能にする弾性特性を有することができる。その場合、このような減衰は、スラスト減衰部材の圧縮により可能にされ、このスラスト減衰部材は、たとえばエラストマーまたはゴム製である。
ノイズ減衰システムをスラスト減衰部材と異なるものにしてもよく、その場合、ノイズ減衰システムは、振り子本体と支持体とに同時に接触することによって、支持体に対する振り子本体のスラストの発現を減衰しない。
好ましい第1の実施形態によれば、転動部材は、単一の第1の転がり軌道と単一の第2の転がり軌道とに協働し、この第2の転がり軌道は、振り子本体の結合部材により画定される。この結合部材の輪郭の一部分は、たとえば第2の転がり軌道を画定する。変形実施形態では、第2の転がり軌道を形成するために、結合部材の輪郭のこの部分にコーティングを塗布することが可能である。このような結合部材は、たとえば、その軸方向の各端部を介して、振り子式おもりの1つに設けられた開口部に圧力ばめされる。変形実施形態では、結合部材は、その軸方向端部を介して各々の振り子式おもりに溶接、ねじ留め、あるいはリベット締め可能にされる。
好ましい第1の実施形態によれば、支持体に対する各々の振り子本体の移動は、少なくとも2個の転動部材、特に、ちょうど2個の転動部材によってガイド可能である。各々が1つの転動部材と協働する2個の結合部材を設けることができる。
その場合、各転動部材は、上記の第1および第2の転がり軌道の間で単に圧縮付勢だけを受けることができる。同一の転動部材と協働するこれらの第1および第2の転がり軌道は、少なくとも部分的に半径方向に向かい合わせにすることができ、すなわち、回転軸に対して垂直な複数の面が存在し、これらの面に、これらの転がり軌道が2つとも延在している。
好ましい第1の実施形態によれば、結合部材をすでに収容している支持体の開口部に各転動部材を収容可能であり、この開口部は他の転動部材を一切収容しない。この開口部は、たとえば閉鎖輪郭により画定され、この輪郭の一部が、転動部材と協働する支持体に結合される第1の転がり軌道を画定する。
第2の好ましい実施形態によれば、転動部材は、一方では、支持体に結合される単一の第1の転がり軌道と協働し、他方では、振り子本体に結合される2個の第2の転がり軌道と協働する。その場合、各々の振り子式おもりが1つの開口部を有し、その輪郭の一部が、これらの第2の転がり軌道を画定する。
上記の好ましい第2の実施形態によれば、各々の結合部材が、たとえば複数のリベットを集めたものであり、この結合部材が支持体の開口部に収容される一方で、転動部材は、結合部材を収容する開口部とは異なる支持体の開口部に収容される。
この好ましい第2の実施形態によれば、2個の転動部材は、支持体に対して振り子本体の移動をガイド可能であり、各々の転動部材は、この転動部材専用の第1の転がり軌道および、この転動部材専用の2個の第2の転がり軌道と協働する。
上記の好ましい第2の実施形態によれば、その場合、各転動部材は、軸方向に連続して以下を含むことができる。
−第1の振り子式おもりの開口部に配置されていて、この開口部の輪郭の一部により形成される第2の転がり軌道と協働する部分
−支持体の開口部に配置されていて、この開口部の輪郭の一部からなる第1の転がり軌道と協働する部分、および
−第2の振り子式おもりの開口部に配置されていて、この開口部の輪郭の一部により形成される第2の転がり軌道と協働する部分
この第1の実施例によれば、単一の支持体が存在し、この支持体は、その第2の部分を介して振り子本体の移動をガイドする。
第2の実施例によれば、各々の振り子本体の移動を、前述のように各々が構成される2個の支持体によりガイド可能である。この2個の支持体は、軸方向にずらされて結合される。この場合、振り子本体は、2個の支持体の間に軸方向に配置された振り子式おもりを1個だけ含むことが可能であり、あるいは必要な場合には、互いに結合されて2個の支持体の間に軸方向に配置された複数の振り子式おもりを含むことが可能である。
本発明のこの第2の実施例によれば、各々の支持体は、この支持体への振り子本体の衝突時に発生するノイズの減衰システムを支持可能であり、この減衰システムは、支持体の各側に軸方向に配置されて支持体を軸方向に締め付ける。変形実施形態では、各支持体に組み合わされるノイズ減衰システムが、振り子本体に向かい合っている支持体の側のみに軸方向に配置される。
本発明は、さらに、これらの側面のうちの別の1つによれば、自動車のトランスミッションシステム用の構成部品を目的とし、この構成部品は特に、デュアルマスフライホイール、流体力学的なトルクコンバータ、クランクシャフトに結合されるフライホイール、あるいは、クラッチ摩擦ディスク、あるいは、ハイブリッドトランスミッションシステムの構成部品、あるいは乾式もしくは湿式のデュアルクラッチ、あるいは、湿式のシングルクラッチであり、こうした構成部品は、上記のような振り子式ダンパ装置を含んでいる。
その場合、振り子式ダンパ装置の支持体は、次のうちの1つとすることができる。
−構成部品のカバー
−構成部品のガイドリング
−構成部品の位相合わせリング、または
−上記のカバー、上記ガイドリングおよび上記位相合わせリングとは異なる支持体。
クランクシャフトに結合されるフライホイールに装置が組み込まれる場合、このフライホイールに支持体を結合することができる。
構成部品は、特にクラッチ摩擦ディスクである。このような場合、摩擦ディスクのハブに支持体を結合可能である。支持体の第1の部分は、たとえば、このハブに固定され、特に溶接される。
本発明は、また、これらの側面のうちの別の1つによれば、振り子式ダンパ装置のための支持体の製造方法を目的とし、この方法は、以下のステップすなわち
−鋼板の中央ゾーンを裁断するステップで、車両のトランスミッションシステムの1つの構成部品に接続可能な支持体の第1の部分を形成し、鋼板の残りの部分が、振り子本体の移動をガイドするために転動部材と協働可能な少なくとも1つの第1の転がり軌道を有する支持体の第2の部分を形成するステップと、
−第1の部分と第2の部分とを剛性接続するステップと、
を含んでいる。
この方法は、裁断ステップの後で第1の部分への剛性連結ステップの前に、第2の部分に硬化処理たとえば浸炭窒化処理または窒化処理を施すステップを含むことができる。
本発明の前述の側面に関して説明したすべてまたは一部がこの側面にも適用される。
本発明は、添付図面を参照しながら限定的ではない1つの実施例の以下の説明を読めばいっそう理解できるであろう。
振り子式ダンパ装置を備えたトランスミッションシステム構成部品を示す一部分解組立図である。 図1の構成部品の組み立て後を示す図である。
図1では、本発明の1つの実施例による振り子式ダンパ装置2を含むトランスミッションシステムの構成部品1を示した。
この構成部品1は、ここではクラッチ摩擦ディスクであり、ここではハブ3だけが示されている。この構成部品1は、たとえば特に2気筒、3気筒または4気筒の熱機関に結合される。
振り子式ダンパ装置2は、考慮された実施例では、
−軸線Xを中心として回転移動可能な支持体4と、
−支持体4に対して移動する複数の振り子本体5と、
を含んでいる。
考慮された実施例では、3個の振り子本体5が設けられ、軸線Xを中心として規則正しく配分されている。
図1と図2では、支持体4が、ここでは2個の異なる部分7、8を含んでいることが確認される。
第1の部分7は、第2の部分8の半径方向内側に大部分が延在し、この第1の部分7は、特に溶接によりハブ3に振り子式ダンパ装置2を物理的に接続する役割を果たす。
第2の部分8は、後述するように振り子本体5の移動をガイドする役割を果たす。
第1の部分7は、ここでは支持体4の第2の部分の中央ゾーンを裁断することによって得られる。
図1からわかるように、支持体4の第1の部分7は、記載されている実施例ではその半径方向外周に非中空部分10と中空部分11とを交互に有している。
同様に支持体4の第2の部分8は、その半径方向内周に非中空部分12と中空部分13とを交互に有している。
実施された裁断により、支持体の第1の部分7の非中空部分10の各々は、支持体4の第2の部分8の中空部分13の各々に係合する形状を有し、支持体4の第2の部分8の非中空部分12の各々は、支持体4の第1の部分7の中空部分11の各々に係合する形状を有する。そのため、非中空部分10の各々は、ハブ3に固定されるリング14から半径方向外側に向かって延在する花弁形状を呈している。
図2からわかるように、組み立て後の状態では、支持体4の第1の部分7の非中空部分10の各々が、支持体4の第2の部分8の非中空部分12と軸方向に向かい合っている。同様に、支持体4の第1の部分7の中空部分11の各々が支持体4の第2の部分8の中空部分13と軸方向に向かい合っている。
各々の非中空部分10、12が、ここでは1つの貫通穴を有しており、支持体4の第1の部分7と第2の部分8とを位置決めしてこの2個の穴を軸方向にアラインメントすることができ、連結部材を形成するねじまたはリベット15は、この2個の穴を介して収容されるようになっている。
考慮された実施例では、支持体4の第2の部分8が、ここでは平面である2個の対向面を有するリング形状を全体として呈している。
図1と図2からわかるように、各々の振り子本体5は、考慮された実施例では、
−各々の振り子式のおもり6が支持体4の第2の部分8の片面に軸方向に向かい合って延在している、2個の振り子式のおもり6と、
−この2個の振り子式のおもり6を結合する2個の結合部材20と、
を含んでいる。
結合部材20は、「スペーサ」とも呼ばれ、考慮された実施例では角度的にずらされている。
図1と図2では、振り子式ダンパ装置2が休止しており、すなわち、熱機関の非周期性が原因で推進系統から伝達されるねじれ振動をフィルタリングしていない。
各図の実施例では、結合部材20の各端部が、1つの振り子式のおもり6に溶接されている。さまざまな変形実施形態では、これらの2個の振り子式のおもり6を互いに結合するように、振り子本体5の振り子式のおもり6の1つに設けられた開口部にこれらの各端部を圧力ばめすることが可能である。
各々の結合部材20は、支持体4の第1の部分7に設けられた開口部22に部分的に延びている。考慮された実施例では、開口部22は、支持体の内部で中空スペースを画定し、この開口部は閉鎖輪郭により画定されている。
さらに、この実施例では、装置2は、支持体4に対して振り子本体5の移動をガイドする転動部材21を含んでいる。転動部材は、たとえばローラである。
記載された実施例では、各々の振り子本体5の支持体4に対する運動が2個の転動部材21によりガイドされ、各転動部材が、図面の実施例では振り子本体5の結合部材20の一方と協働している。
各々の転動部材は、ここでは、支持体4に結合される単一の第1の転がり軌道と、振り子本体5に結合される単一の第2の転がり軌道と協働することによって、振り子本体5の移動をガイドする。
考慮された実施例では、各々の第2の転がり軌道が、結合部材20の半径方向外縁の一部により形成されている。
各々の第1の転がり軌道は、開口部22の周囲の一部によって画定される。
そのため、各々の第1の転がり軌道は、第2の転がり軌道に半径方向に向かい合って配置され、転動部材21の同一の転動面が、第1の転がり軌道と第2の転がり軌道とで交互に転動するようにされている。転動部材21の転動面は、ここでは、一定の半径を有する円筒である。
図1と図2からわかるように、支持体4に対する振り子本体5のスラスト減衰部材が設けられている。第1のスラスト減衰部材23は、振り子本体により支持され、各々の結合部材20は、1つの第1のスラスト減衰部材23に組み合わされる。これらの第1のスラスト減衰部材23は、ここでは、組み合わされる結合部材20と、この結合部材20を収容する開口部22の半径方向内縁との間に介在するように構成されている。第2のスラスト減衰部材26が設けられ、第2のスラスト減衰部材は、同様に振り子本体5により支持され、この振り子本体5の半径方向に低い位置に対して支持体4の第2の部分8の半径方向外縁に当接するように構成されている。
さらに、図1と図2からわかるように、構成部品1は、また、考慮された実施例では、支持体4への振り子本体5の衝突時に発生するノイズ減衰システム30を含んでいる。ここでは、減衰システム30が支持体4の第2の部分8の各側に配置されて、第2の部分を軸方向に締め付けている。
減衰システム30は、ここでは、支持体4の第2の部分8の第1の側に軸方向に配置された第1の要素31と、この第2の部分8の第2の側に軸方向に配置された第2の要素32とを含んでいる。
ここでは、第1の要素31と第2の要素32が、支持体4の第2の部分8に結合された個別部品であり、この結合は、特に、プラスチック製リベットの熱間ねじ留めまたは熱間リベット締めを使用している。
図1と図2からわかるように、減衰システム30の各要素31、32は、その半径方向内周に、中空部分33と非中空部分34とを交互に有している。図2では、第1の要素31の各々の非中空部分34は、第2の要素32の非中空部分34と軸方向に向かい合うと同時に、支持体4の第1の部分7の中空部分11と、支持体4の第2の部分8の中空部分13とに軸方向に向かい合っている。これらの非中空部分34は、各々が1個の穴35を有し、これらの2個の穴はアラインメントされて、支持体4の第1および第2の部分の中空部分11、13に軸方向に配置されるねじまたはリベットを収容する。
本発明は、記載された実施例に制限されるものではない。

Claims (11)

  1. 振り子式ダンパ装置(2)のための支持体(4)であって、
    −自動車のトランスミッションシステムの構成部品(1)に接続可能な第1の部分(7)と、
    −振り子本体(5)の移動をガイドするために転動部材(21)と協働可能な、少なくとも1つの第1の転がり軌道が設けられた第2の部分(8)と、を備え、
    第1の部分(7)と第2の部分(8)が互いに剛性接続され、第1の部分(7)が第2の部分(8)の中央ゾーンからの裁断により得られる支持体。
  2. 前記支持体(4)の第1の部分(7)が、その半径方向外周に非中空部分(10)と中空部分(11)とを交互に有し、前記支持体(4)の第2の部分(8)が、その半径方向内周に非中空部分(12)と中空部分(13)とを交互に有している、請求項1に記載の支持体。
  3. 前記支持体の第1の部分(7)の非中空部分(10)または中空部分(11)の各々が、前記支持体(4)の第2の部分(8)の中空部分(13)または非中空部分(12)の各々の形状に係合する形状を有している、請求項2に記載の支持体。
  4. 前記支持体(4)の第1の部分(7)の非中空部分(10)または中空部分(11)の各々が、前記支持体(4)の第2の部分(8)の非中空部分(12)または中空部分(13)の各々の全部または一部と軸方向に向かい合っている、請求項2または3に記載の支持体。
  5. 前記剛性接続が、連結部材(15)を使用し、前記連結部材(15)の各々が、前記支持体(4)の第1の部分(7)の非中空部分(10)の1つのゾーンと、前記支持体(4)の第2の部分(8)の非中空部分(12)の1つのゾーンとに収容され、前記ゾーンが軸方向に向かい合っている、請求項4に記載の支持体。
  6. 振り子式ダンパ装置(2)であって、
    −請求項1から5のいずれか一項に記載の支持体(4)と、
    −前記支持体(4)に対して移動する少なくとも1つの振り子本体(5)と、を備え、
    前記振り子本体(5)の前記支持体(4)に対する移動が少なくとも1つの転動部材(21)によりガイドされ、この転動部材が、一方では第1の転がり軌道と協働し、他方では、前記振り子本体(5)に結合される少なくとも1つの第2の転がり軌道と協働する、振り子式ダンパ装置。
  7. 前記振り子本体(5)が、前記支持体(4)の第2の部分(8)の第1の側に軸方向に配置される第1の振り子式のおもり(6)と、前記支持体(4)の第2の部分(8)の第2の側に軸方向に配置される第2の振り子式のおもり(6)とを含み、前記第1および第2の振り子式のおもり(6)が、少なくとも1つの結合部材(20)により互いに結合される、請求項6に記載のダンパ装置。
  8. 前記支持体(4)への前記振り子本体(5)の衝突時に生じるノイズの減衰システム(30)を含み、前記システム(30)が前記支持体(4)の第2の部分(8)の各側に軸方向に配置されて前記第2の部分を軸方向に締め付ける、請求項6または7に記載の装置。
  9. 前記減衰システム(30)が、前記支持体(4)の第2の部分(8)の第1の側に軸方向に配置される第1の要素(31)と、前記支持体(4)の第2の部分(8)の第2の側に軸方向に配置される第2の要素(32)とを含み、前記第1の要素(31)と前記第2の要素(32)が、支持体(4)に結合される異なる部品である、請求項8に記載の装置。
  10. 前記ノイズ減衰システム(30)は、前記支持体(4)に対する前記振り子本体(5)のスラストの発現を減衰するために前記振り子本体(5)と前記支持体(4)に同時に接触するスラスト減衰部材とは異なっている、請求項8または9に記載の装置。
  11. 請求項6から10のいずれか一項に記載の振り子式ダンパ装置(2)を含む、クラッチ用摩擦ディスク(1)。
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