JP2017198267A - 管継手 - Google Patents
管継手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017198267A JP2017198267A JP2016088412A JP2016088412A JP2017198267A JP 2017198267 A JP2017198267 A JP 2017198267A JP 2016088412 A JP2016088412 A JP 2016088412A JP 2016088412 A JP2016088412 A JP 2016088412A JP 2017198267 A JP2017198267 A JP 2017198267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- facing surface
- male
- pipe joint
- frustum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
Description
[構造の説明]
図1は、本実施形態にかかる管継手の図である。図1において、管継手の一部が切欠かれている。図1に基づいて、本実施形態の管継手の構成が説明される。管継手は、筒状の雌型部材10と、筒状の雄型部材12と、ゴム製の貫通シール14と、ゴム製の隙間シール16と、ストッパーリング18と、補強リング20と、保護カバー22とを備える。雌型部材10には合成樹脂管900が接続される。雌型部材10には雄型部材12の一部が挿入される。雄型部材12には合成樹脂管902が接続される。貫通シール14は、雌型部材10と雄型部材12との間をシールする。隙間シール16も、雌型部材10と雄型部材12との間をシールする。ストッパーリング18は雄型部材12が雌型部材10内から抜けることを防止する。本実施形態の場合、補強リング20は、合成樹脂製(もちろん、例えば黄銅といった他の素材であってもよい。)の環状の部材である。補強リング20は、雌型部材10へ雄型部材12が接続され、かつ、ストッパーリング18が装着されると、ストッパーリング18の外周に装着される。保護カバー22は、雌型部材10の外周面に沿って移動可能である。保護カバー22は、ストッパーリング18と補強リング20とを保護する。
本実施形態にかかる管継手は、給水配管の一部として使用される。予め、雌型部材10には貫通シール14と隙間シール16とが収容されている。また、雌型部材10の進入口40側の一端に補強リング20が嵌められている。保護カバー22の係合部132は、2本のスライド溝36のうち合成樹脂管接続部32側の方に嵌っている。
図10は本発明の第2実施形態にかかる管継手の一部に関する断面図である。図10に基づいて、本実施形態における管継手が説明される。本発明の第2実施形態にかかる管継手は、図1乃至図9に示された管継手の貫通シール14に代えて、次に述べられる貫通シール150を備える。
図11は本発明の第3実施形態にかかる管継手の一部に関する断面図である。図11に基づいて、本実施形態における管継手が説明される。本発明の第3実施形態にかかる管継手は、図1乃至図9に示された管継手の貫通シール14および起端側シール対向面86に代えて、第2実施形態にかかる貫通シール150と、次に述べられる起端側シール対向面180とを備える。
まず、第1実施形態乃至第3実施形態にかかる管継手が製作された。製作された管継手の数は、各実施形態につき2個であった。第1実施形態にかかる管継手において、内環接触部88の中心軸に対する起端側シール対向面86の傾斜は80度(9分の4πラジアン)であった。貫通シール14の中心軸に対する起端側雄型対向面104の傾斜は90度(2分のπラジアン)であった。その結果、起端側シール対向面86と起端側雄型対向面104とがなす角度は10度(18分のπラジアン)であった。第2実施形態にかかる管継手において、内環接触部88の中心軸に対する起端側シール対向面86の傾斜は80度(9分の4πラジアン)であった。貫通シール14の中心軸に対する起端側雄型対向面164の傾斜は80度(9分の4πラジアン)であった。その結果、起端側シール対向面86と起端側雄型対向面164とがなす角度は0度(0ラジアン)であった。第3実施形態にかかる管継手において、内環接触部88の中心軸に対する起端側シール対向面180の傾斜は90度(2分のπラジアン)であった。貫通シール14の中心軸に対する起端側雄型対向面164の傾斜は80度(9分の4πラジアン)であった。その結果、起端側シール対向面180と起端側雄型対向面164とがなす角度は10度(18分のπラジアン)であった。これらの相違点を除けば、これらの管継手は、同一形態かつ同一寸法であった。また、比較例として、起端側雄型対向面および起端側シール対向面の双方が錐台面を有していない管継手が製作された。その管継手の数も2個であった。これらの管継手は、起端側雄型対向面および起端側シール対向面の双方が錐台面を有していない点を除けば、第1実施形態乃至第3実施形態にかかる管継手と同一形態かつ同一寸法であった。これらの管継手の中に水を流し、かつ、その水の水圧を変動させた。その水圧は、高圧のときに2.0MPaであり、低圧のときに0.5MPa以下であった。水圧の変動回数は3万回であった。図12には、水漏れが発生した時点までの水圧の変動回数が示される。図12において、管継手識別番号が「1」と「2」とである管継手が、第1実施形態にかかる管継手である。管継手識別番号が「3」と「4」とである管継手が、第2実施形態にかかる管継手である。管継手識別番号が「5」と「6」とである管継手が、第3実施形態にかかる管
継手である。管継手識別番号が「7」と「8」とである管継手が、比較例にかかる管継手である。なお、管継手識別番号が「8」である管継手は、雌型部材10のうち2本のスライド溝36の間にあたる箇所が周知のジュビリーバンドで締め付けられた状態で水圧を変動させた。
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよいのはもちろんである。
12…雄型部材
14,150…貫通シール
16…隙間シール
18…ストッパーリング
20…補強リング
22…保護カバー
30…受口部
32…合成樹脂管接続部
34…ストッパーリング収容凹溝
36…スライド溝
40…進入口
42…シール収容部
46…貫通シール収容部
48…隙間シール接触部
66…外環接触部
68…支持壁面
70…挿入側端部
72…鍔部
74…合成樹脂管接続側端部
78…爪挿通孔
80…貫通シール接触部
82…先端側シール面
84…抜止溝
86,180…起端側シール対向面
88…内環接触部
100…外環部
102…内環部
104,164…起端側雄型対向面
110…リング本体
112…抜止爪
120…受口側環状部
122…先端側環状部
124…隙間シール連結部
130…環状カバー部
132…係合部
900,902…合成樹脂管
Claims (4)
- 少なくとも一端に受口部を有する筒状の雌型部材と、
前記雌型部材の前記受口部に挿入される挿入側端部を有する筒状の雄型部材と、
前記雌型部材の内部で前記挿入側端部が貫通し前記雌型部材と前記挿入側端部との間に挟まれ前記雌型部材と前記雄型部材との隙間をシールする環状の貫通シールとを備える管継手であって、
前記受口部が、
前記挿入側端部が進入する進入口と、
前記雌型部材の内部に配置され前記貫通シールが収容されるシール収容部とを有しており、
前記挿入側端部が、
前記貫通シールの内周面に接触する筒状の内環接触部と、
前記内環接触部から見て前記挿入側端部の起端側に配置され前記シール収容部で前記貫通シールと対向する環状の起端側シール対向面とを有しており、
前記貫通シールが、前記起端側シール対向面と対向する起端側雄型対向面を有しており、
前記起端側雄型対向面および前記起端側シール対向面の少なくとも一方が前記挿入側端部の先端に近づくにつれ窄まる錐台面を有していることを特徴とする管継手。 - 前記起端側シール対向面が前記錐台面を有しており、
前記シール収容部内で前記貫通シールと前記起端側シール対向面とが接触するとき、前記起端側シール対向面が有する前記錐台面の先端側が起端側以前に前記起端側雄型対向面に接触することを特徴とする請求項1に記載の管継手。 - 前記起端側シール対向面が有する前記錐台面が前記シール収容部内で前記起端側雄型対向面に接触するとき、前記起端側シール対向面が有する前記錐台面の起端部分が前記起端側雄型対向面から離れていることを特徴とする請求項2に記載の管継手。
- 前記雌型部材の素材が、ポリエチレン、ポリブテン、架橋ポリエチレン、および、ポリプロピレンからなる群のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016088412A JP6719266B2 (ja) | 2016-04-26 | 2016-04-26 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016088412A JP6719266B2 (ja) | 2016-04-26 | 2016-04-26 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017198267A true JP2017198267A (ja) | 2017-11-02 |
JP6719266B2 JP6719266B2 (ja) | 2020-07-08 |
Family
ID=60239098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016088412A Active JP6719266B2 (ja) | 2016-04-26 | 2016-04-26 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6719266B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591660U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | 三輪精機株式会社 | 圧力コンバ−タ・ブレ−キ装置 |
US4884829A (en) * | 1986-09-16 | 1989-12-05 | Johannes Schaefer Vorm. Stettiner Schraubenwerke Gmbh & Co. Kg | Plug-in connection for connecting tube and host lines in particular for use in tube-line systems of motor vehicles |
JPH07113469A (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-02 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 差込みフランジ用ガスケット |
JPH07174270A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-11 | Toyota Motor Corp | 管継手構造 |
JPH1096491A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手の受口構造 |
JPH1194153A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Kubota Corp | 伸縮離脱防止継手 |
JP2006077895A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Calsonic Kansei Corp | パイプの接続部構造 |
JP2008019882A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-31 | Calsonic Kansei Corp | パイプの接続部構造 |
JP2014020426A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Nok Corp | シール構造 |
-
2016
- 2016-04-26 JP JP2016088412A patent/JP6719266B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591660U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | 三輪精機株式会社 | 圧力コンバ−タ・ブレ−キ装置 |
US4884829A (en) * | 1986-09-16 | 1989-12-05 | Johannes Schaefer Vorm. Stettiner Schraubenwerke Gmbh & Co. Kg | Plug-in connection for connecting tube and host lines in particular for use in tube-line systems of motor vehicles |
JPH07113469A (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-02 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 差込みフランジ用ガスケット |
JPH07174270A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-11 | Toyota Motor Corp | 管継手構造 |
JPH1096491A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手の受口構造 |
JPH1194153A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Kubota Corp | 伸縮離脱防止継手 |
JP2006077895A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Calsonic Kansei Corp | パイプの接続部構造 |
JP2008019882A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-31 | Calsonic Kansei Corp | パイプの接続部構造 |
JP2014020426A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Nok Corp | シール構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6719266B2 (ja) | 2020-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8746752B2 (en) | Joint and spacer used therein | |
CN106715993B (zh) | 管连接器 | |
JP5322679B2 (ja) | 継手に用いられるインサート部材及び継手 | |
JP6777378B2 (ja) | 管継手 | |
JP2016109170A (ja) | 差込み式管継手 | |
JP5455381B2 (ja) | シール材 | |
JP2010281382A (ja) | 管継手 | |
JP2006118712A (ja) | 結合インジケータ付カップリングアセンブリ | |
JP2017198267A (ja) | 管継手 | |
EP2759753B1 (en) | Connector and spacer used therein | |
CN208535153U (zh) | 圆状体穿入防漏止密圈 | |
JP2018115739A (ja) | 管継手 | |
JP2016217401A (ja) | 管継手 | |
KR101857027B1 (ko) | 스프링밴드 밀폐형 원터치 배관 커플러 | |
JP2018109422A (ja) | 管継手 | |
JP6700451B2 (ja) | 管継手 | |
US20170059071A1 (en) | Pipe connector for connecting a fuel line of a fuel supply for a motor vehicle engine | |
TW201422956A (zh) | 管接頭 | |
US11291823B2 (en) | Coupling component and fluid coupling | |
JP5401063B2 (ja) | 差込式管継手 | |
JP2011033141A (ja) | 継手 | |
JP5514414B2 (ja) | 差込式管継手 | |
JP2012112451A (ja) | 差込式管継手 | |
JP2018173108A (ja) | 管継手 | |
JP5207906B2 (ja) | フレキシブルチューブ用継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190320 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200521 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6719266 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |