JP2017197867A - ポンポンおよびポンポン製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的短時間で製造することが可能なポンポンおよび当該ポンポンを製造するためのポンポン製造方法を提供する。
【解決手段】長手方向および短手方向を有する複数のフィルム部材2を長手方向の中央部において結束したポンポン1であって、中央部に、フィルム部材2と繊維部材とが織り込まれた織部3が形成されており、複数のフィルム部材2は、織部3により結束され、長手方向の両端部が織部3を中心に立体的に広がっていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポンポンおよびポンポン製造方法に関する。
ポンポン製造方法としては、例えば、特許文献1に記載の方法が知られている。特許文献1に記載のポンポン製造方法は、ポンポンを構成するフィルム部材の中央部に捻り部を形成し、捻り部を形成した複数のフィルム部材を互いに異なる角度間隔で交差するように積層し、中央部(捻り部)を結束手段で結束し、最後に、フィルム部材の両端部を立体的に広げることで、球体形状のポンポンを製造することができる。
特開2011−1063号公報
従来のポンポン製造方法では、上記のとおり、結束手段で結束する前に捻り部を形成する必要があり、しかも、結束手段で結束した後にフィルム部材を立体的に広げる必要があるため、1つのポンポンを製造するのに時間がかかるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、比較的短時間で製造することが可能なポンポンおよび当該ポンポンを製造するためのポンポン製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るポンポンは、
長手方向および短手方向を有する複数のフィルム部材を、前記長手方向の中央部において結束したポンポンであって、
前記中央部に、前記フィルム部材と繊維部材とが織り込まれた織部が形成されており、
前記複数のフィルム部材は、前記織部により結束され、前記長手方向の両端部が前記織部を中心に立体的に広がっている
ことを特徴とする。
上記ポンポンにおいて、
前記織部は、
前記フィルム部材をよこ糸とし、前記繊維部材をたて糸として平織りされた第1平織部を含む
ことが好ましい。
上記ポンポンにおいて、
前記織部は、
前記繊維部材をたて糸およびよこ糸として前記第1平織部に隣接して平織りされた第2平織部と、を含む
ことが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るポンポン製造方法は、
長手方向および短手方向を有する複数のフィルム部材が前記長手方向の中央部において結束されたポンポンを製造するためのポンポン製造方法であって、
前記中央部において、前記フィルム部材と繊維部材とを織り込んで織部を形成し、前記織部を形成することにより、前記複数のフィルム部材を結束するとともに前記織部を中心に前記フィルム部材の前記長手方向の両端部を立体的に広げる織部形成工程を含む
ことを特徴とする。
上記ポンポン製造方法において、
前記織部形成工程は、
前記フィルム部材をよこ糸とし、前記繊維部材をたて糸として平織りした第1平織部を形成する第1織部形成工程を含み、
前記第1織部形成工程は、
前記フィルム部材に対しておさ打ちを行うことで、前記フィルム部材の前記中央部を前記短手方向に圧縮させる
ことが好ましい。
上記ポンポン製造方法は、
前記繊維部材をよこ糸およびたて糸として平織りした第2平織部を、前記第1平織部に隣接した位置に形成する第2織部形成工程を含む
ことが好ましい。
本発明によれば、比較的短時間で製造することが可能なポンポンおよび当該ポンポンを製造するためのポンポン製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るポンポンを示す図である。 本発明の第1平織部の形成工程を説明するための拡大図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るポンポンおよびポンポン製造方法の実施形態について説明する。
[ポンポン]
図1に、本発明の一実施形態に係るポンポン1を示す。ポンポン1は、長手方向および短手方向を有する複数(例えば、50枚程度)のフィルム部材2を上記長手方向の中央部において結束したものである。
複数のフィルム部材2は、例えば、プラスチック製フィルムを用いることができる。各フィルム部材2は、同一の形状(本実施形態では、長方形状)をしている。フィルム部材2の長手方向の長さは、例えば、20〜50[cm]であり、フィルム部材2の短手方向の長さは、例えば、2〜10[cm]である。
複数のフィルム部材2の長手方向の中央部には、フィルム部材2と糸などの繊維部材5とが織り込まれた織部が形成されている。複数のフィルム部材2は、織部において結束されている。織部は、第1平織部3と、第1平織部3の一端側に隣接した第2平織部4とを含む。なお、第2平織部4は、第1平織部3の両端(一端側および他端側)に設けられていてもよい。
図2(A)に示すとおり、第1平織部3は、フィルム部材2をよこ糸とし、繊維部材5をたて糸として平織りされたものである。第1平織部では、図2(B)に示すとおり、フィルム部材2が短手方向に圧縮されている。図2(B)では、1つのフィルム部材2についてのみを示しているが、複数のフィルム部材2の中央部を短手方向に圧縮して結束すると、図1のようになる。
第2平織部4は、繊維部材5をたて糸およびよこ糸として平織りされたものである。具体的には、第2平織部4は、繊維部材5をたて糸とし、繊維部材5と同一材料もしくは異なる材料の糸からなる繊維部材5をよこ糸として、第1平織部3から連続して平織りされたものである。第2平織部4は、少なくとも一部が接着剤で固められている。第2平織部4は、第1平織部3がほつれて複数のフィルム部材2が散らばるのを防止することができる。
複数のフィルム部材2の長手方向の両端部は、図1に示すとおり、織部(特に、第1平織部3)を中心に立体的に広がっている。これは、上記のとおり、第1平織部3においてフィルム部材2が短手方向に圧縮されているためである。
[ポンポン製造方法]
次に、上記ポンポン1を製造するためのポンポン製造方法の一実施形態について説明する。
本実施形態に係るポンポン製造方法では、あらかじめ、長手方向および短手方向を有する複数(例えば、50枚程度)のフィルム部材2を用意しておく。このフィルム部材2は、平坦な形状(本実施形態では、長方形状)を有している。すなわち、従来のポンポン製造方法におけるフィルム部材とは異なり、中央部に捻り部を形成しておく必要はない。
次いで、第1織部形成工程が行われる。第1織部形成工程では、複数の繊維部材5をたて糸として並列に配置する第1工程と、たて糸を上下に開口させる第2工程と、開口させたたて糸に1つのフィルム部材2をよこ糸として入れる第3工程(図2(A)参照)と、よこ糸をおさで打ち込む(おさ打ちを行う)第4工程(図2(B)参照)と、を含む。具体的には、第1工程の後、第2工程〜第4工程がフィルム部材2の数だけ繰り返される。また、第3工程では、フィルム部材2の長手方向の中央部において複数の繊維部材5が上下に重なるように、フィルム部材2のよこ入れを行う。
第1織部形成工程により、フィルム部材2をよこ糸とし、繊維部材5をたて糸として平織りした第1平織部3が形成される。第1織部形成工程では、フィルム部材2をおさで打ち込む第4工程において、フィルム部材2の中央部が短手方向に圧縮されるとともに、フィルム部材2の両端部は自然に立体的に広がる。
すなわち、第1織部形成工程では、第1平織部3を形成するにより、複数のフィルム部材2を長手方向の中央部において結束するとともに、第1平織部3においてフィルム部材2が短手方向に圧縮されることを利用して、第1平織部3を中心に複数のフィルム部材2の長手方向における両端部を立体的に広げている。
次いで、第2織部形成工程が行われる。第2織部形成工程では、第1平織部3が形成された複数の繊維部材5をたて糸として並列に配置する第5工程と、たて糸を上下に開口させる第6工程と、開口させたたて糸に繊維部材5と同一材料もしくは異なる材料の糸からなる繊維部材5をよこ糸として入れる第7工程と、よこ糸をおさで打ち込む(おさ打ちを行う)第8工程と、を含む。第2織部形成工程により、第1平織部3の一端側に隣接した位置に、第2平織部4が形成される。
結局、本実施形態に係るポンポン製造方法では、第1織部形成工程において、複数のフィルム部材2を結束すると同時に、複数のフィルム部材2の両端部を立体的に広げているので、従来のポンポン製造方法とは異なり、結束した後にフィルム部材2を立体的に広げる必要はなくなる。
したがって、本実施形態によれば、比較的短時間で製造することが可能なポンポン1および当該ポンポン1を製造するためのポンポン製造方法を提供することができる。
以上、本発明に係るポンポン1およびポンポン製造方法の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
[変形例]
例えば、本発明では、平織り以外の織り方で、フィルム部材2と繊維部材5とを織り込んで第1平織部3を形成してもよい。
本発明では、第1平織部3がほつれてフィルム部材2が広がるのを防止することができる別の構成および方法を採用することで、第2平織部4および第2織部形成工程を省略することができる。
フィルム部材2の数および形状は、適宜変更することができる。
フィルム部材2の材質については、繊維部材5によりフィルム部材2が短手方向に圧縮されたときに、フィルム部材2の両端部が自然に立体的に広がるのであれば、適宜変更することができる。
1 ポンポン
2 フィルム部材
3 第1平織部
4 第2平織部
5 繊維部材

Claims (6)

  1. 長手方向および短手方向を有する複数のフィルム部材を、前記長手方向の中央部において結束したポンポンであって、
    前記中央部に、前記フィルム部材と繊維部材とが織り込まれた織部が形成されており、
    前記複数のフィルム部材は、前記織部により結束され、前記長手方向の両端部が前記織部を中心に立体的に広がっている
    ことを特徴とするポンポン。
  2. 前記織部は、
    前記フィルム部材をよこ糸とし、前記繊維部材をたて糸として平織りされた第1平織部を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のポンポン。
  3. 前記織部は、
    前記繊維部材をたて糸およびよこ糸として前記第1平織部に隣接して平織りされた第2平織部と、を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のポンポン。
  4. 長手方向および短手方向を有する複数のフィルム部材が前記長手方向の中央部において結束されたポンポンを製造するためのポンポン製造方法であって、
    前記中央部において、前記フィルム部材と繊維部材とを織り込んで織部を形成し、前記織部を形成することにより、前記複数のフィルム部材を結束するとともに前記織部を中心に前記フィルム部材の前記長手方向の両端部を立体的に広げる織部形成工程を含む
    ことを特徴とするポンポン製造方法。
  5. 前記織部形成工程は、
    前記フィルム部材をよこ糸とし、前記繊維部材をたて糸として平織りした第1平織部を形成する第1織部形成工程を含み、
    前記第1織部形成工程は、
    前記フィルム部材に対しておさ打ちを行うことで、前記フィルム部材の前記中央部を前記短手方向に圧縮させる
    ことを特徴とする請求項4に記載のポンポン製造方法。
  6. 前記織部形成工程は、
    前記繊維部材をよこ糸およびたて糸として平織りした第2平織部を、前記第1平織部に隣接した位置に形成する第2織部形成工程を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載のポンポン製造方法。
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