JP2017197072A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】シートバックをシートクッションの側に倒してシートクッションを折畳んだ状態で後部座席のシートバックの上面が荷物室の少し高くなっている床面とほぼ同じ高さになるような構造を備えた後部座席において、シートクッションに着座した搭乗者の足をおくスペースを制限することなく、後部座席の搭乗者の快適性を損なわないようにする。
【解決手段】シートバックとシートクッションとを備えた車両用シートにおいて、シートクッションとシートクッションの下部の車両の床面との間を接続する平行リンク機構部を備え、シートバックをシートクッションの側に倒した状態で、平行リンク機構部によりシートバックの姿勢を保った状態でシートクッションを前方に畳み込む構成とした。
【選択図】図3
【解決手段】シートバックとシートクッションとを備えた車両用シートにおいて、シートクッションとシートクッションの下部の車両の床面との間を接続する平行リンク機構部を備え、シートバックをシートクッションの側に倒した状態で、平行リンク機構部によりシートバックの姿勢を保った状態でシートクッションを前方に畳み込む構成とした。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両用シートの係り、特に、シートバックをシートクッションの側に倒して車内により広い空間を形成することを可能にする車両の後部座席に用いる車両用シートに関するものである。
車内に2列又は3列に設けたシートのうち最後部について、シートバックをシートクッションの側に倒してフラットにすることにより、車内の後部に広い空間を形成することができ、より大きな荷物を積み込みやすくすることができる。
このようなシートバックをシートクッションの側に倒せる構造として、特開平3−65445号公報(特許文献1)には、シートクッションフレームと車床のベースフレームの間にフロントリンクやリンクとを介在させた構造が記載されている。
また、特開2015−20602号公報(特許文献2)には、シートクッションの前端部支持脚が床に着地し、更にシートバックを倒すと、リンク関係が崩れ、シートクッションが前方に移動しようとして、ロック装置の抜き差し口から前脚の下端が外れる構成とすることによって、シートクッションの前進とシートバックの前倒れの規制が解除され、シートバックを完全に倒すことができ、シートバックの背面を荷室の積載面として利用することができるダイブダウンシートが記載されている。
また、特開2015−20602号公報(特許文献2)には、シートクッションの前端部支持脚が床に着地し、更にシートバックを倒すと、リンク関係が崩れ、シートクッションが前方に移動しようとして、ロック装置の抜き差し口から前脚の下端が外れる構成とすることによって、シートクッションの前進とシートバックの前倒れの規制が解除され、シートバックを完全に倒すことができ、シートバックの背面を荷室の積載面として利用することができるダイブダウンシートが記載されている。
更に、特開2015−214258号公報(特許文献3)には、クッションフレームと乗物の床面との間を橋渡すようにリンク部材を介して結合された構成が記載されている。
乗用車が高機能化するに伴い、後部座席及び荷物室の床下に部品が組み込まれて床面が従来と比べて高く形成されるものがある。
このような、後部座席及び荷物室の床面が高く形成された乗用車においては、後部座席のシートバックをシートクッションの側に倒してシートクッションを折畳んだときに、シートバックの上面が荷物室の少し高くなっている床面とほぼ同じ高さになることが望ましい。このようにすることにより、車内の後部に広い空間を形成することができ、より大きな荷物を積み込みやすくすることができる。
然るに、特許文献1に記載されている構成では、シートバックをシートクッションの側に倒してシートクッションを折畳んだ状態で、シートバックの上面を荷物室の少し高くなっている床面とほぼ同じ高さになるようにすることについては配慮されていない。その結果、特許文献1に記載されているシートでは、シートバックをシートクッションの側に倒してシートクッションを折畳んだ状態でシートバックの上面は荷物室の少し高くなっている床面よりも突き出した状態になっている。
また、特許文献2に記載されているダイブダウンシートは、シートクッションの前端部が車床に着地し、更にシートバックを倒すと、リンク関係が崩れ、シートクッションが前方に移動しようとして、ロック装置の抜き差し口から前脚の下端が外れる構成となっているために、シートクッションを元の位置に戻すときには、一旦崩れたリンク関係を元に戻すための手間が必要になる。
一方、特許文献3には、後部座席のシートバックをシートクッションの側に倒してシートクッションを折畳んだ状態で後部座席のシートバックの上面が荷物室の少し高くなっている床面とほぼ同じ高さになるような構造が記載されている。シートバックをシートクッションの側に倒して折畳むための構成として、クッションフレームと乗物の床面との間をリンク部材を介して結合する構成を採用している。
しかし、特許文献3に記載されている構成では、クッションフレームと乗物の床面との間を結合するリンク部材の床面の側がシートクッションよりも前に突き出す構造となっている。このような構造の場合、シートクッションに着座した搭乗者の足をおくスペースがリンク部材により制限されて、後部座席の搭乗者の快適性を損なう可能性がある。
本発明は、上記した従来技術の課題を解決して、シートバックをシートクッションの側に倒してシートクッションを折畳んだ状態で後部座席のシートバックの上面が荷物室の少し高くなっている床面とほぼ同じ高さになるような構造を備えた後部座席において、シートクッションに着座した搭乗者の足をおくスペースを制限することなく、後部座席の搭乗者の快適性を損なうことのない車両用シートを提供するものである。
上記した課題を解決するために、本発明では、シートバックとシートクッションとを備えた車両用シートにおいて、シートクッションは車両用シートに着座した搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面に対してリンク機構で接続されており、リンク機構で接続されたシートクッションを搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面に対して前方に移動させて押し下げた状態で搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面と干渉しない厚さにシートクッションの一部が薄く形成した。
また、上記した課題を解決するために、本発明では、シートバックとシートクッションとを備えた車両用シートにおいて、シートクッションとシートクッションの下部の車両の床面との間を接続する平行リンク機構部を備え、シートバックをシートクッションの側に倒した状態で、平行リンク機構部によりシートバックの姿勢を保った状態でシートクッションを前方に畳み込む構成とした。
本発明によれば、シートバックをシートクッションの側に倒してシートクッションを前方の下部に折畳んだ状態で後部座席のシートバックの上面が荷物室の少し高くなっている床面とほぼ同じ高さになるような構造を備えた後部座席において、シートクッションに着座した搭乗者の足をおくスペースを制限することなく、後部座席の搭乗者の快適性を損なうことのない車両用シートを提供するものである。
本発明は、シートバックをシートクッションの側に倒した状態で更にシートクッションを前方の下部に畳み込む(ダイブダウン)構成の車両用シートにおいて、ダイブダウンさせるためのリンク機構部を後部座席直下の床面に取り付けて、後部座席に着座した搭乗者の足がリンク機構に当たらないようにして、後部座席の搭乗者の快適性を損なうことを防ぐようにしたものである。
また、本発明は、ダイブダウンのための操作を1モーションで行えるようにして、ダイブダウンを容易に行えるようにしたものである。
以下に、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
実施例1に係る車両用シートに関して、図1乃至3を用いて説明する。
図1は、車両用シートを側面から見た図であり、シートバック111とシートクッション112を備えた前部座席110とシートバック121とシートクッション122を備えた後部座席120を備えている。図1の状態は、搭乗者が後部座席120に着座することが可能な通常の状態を示している。
図1は、車両用シートを側面から見た図であり、シートバック111とシートクッション112を備えた前部座席110とシートバック121とシートクッション122を備えた後部座席120を備えている。図1の状態は、搭乗者が後部座席120に着座することが可能な通常の状態を示している。
後部座席120のシートクッション122は、リンク123と124とで構成されるリンク機構で床面131と床面130とを繋ぐ傾斜した面で床面131に近い側に支持されているか、もしくは床面131上に支持される。リンク123と124とで構成されるリンク機構は、シートクッション122に対して反対側にも設けて、シートクッション122に対して左右1対備えた構成としても良い。
本実施例にかかる車両の床面は、後部座席120に着座した搭乗者が足をのせる床面130に対して、シートクッション122の下部の床面131は1段高く形成されており、更に、後部座席120の後ろ側の荷物室の床面132は更に高く形成されている。リンク123と124とで構成されるリンク機構は、床面131と床面130とを繋ぐ面で、後部座席120に着座した搭乗者が足をのせる床面130よりも高い、床面131に近い側の床面に固定されているか、もしくは床面131上に固定される。
リンク123は、一端部付近がシートクッション122の図示していないフレーム部に固定されたピン1232と係合し、他端部付近が、床面131の斜面部分に固定されたブラケット125で支持されたピン1231と係合している。
一方、リンク124は、一端部付近がシートクッション122の図示していないフレーム部に固定されたピン1242と係合し、他端部付近が、床面131の斜面部分に固定されたブラケット126で支持されたピン1241と係合している。
リンク123を支持するピン1231とピン1232とを結ぶ線と、リンク124のピン1241と1242とを結ぶ線は平行になるように設定されており、リンク123とリンク124とは並行リンクを形成している。
図2は、後部座席120のシートバック121をシートクッション122の側に倒した状態を示す。後部座席120シートバック121は、図示していない支持機構によりシートクッション122に支持されているが、図2の状態は、この支持機構を中心にしてシートバック121を回転させて、シートクッション122の側に倒した状態を示している。
図2に示した状態からシートクッション122を、リンク123とリンク124とで形成される平行リンク機構を用いて前方に畳み込んだ(ダイブダウン)状態が図3のようになる。
平行リンク機構を形成するリンク123とリンク124とはそれぞれピン1231と1241とで床面131に固定されたブラケット125,126で支持されている。これにより、リンク123とリンク124とそれぞれのピン1232と1242とを結ぶ線は、ピン1231と1241とを結ぶ線に対して平衡を保った状態で移動する。
すなわち、シートクッション122を図2に示した状態から前方に畳み込む(ダイブダウン)時に、シートクッション122は床面130又は床面131に対して同じ姿勢を保った状態で前後及び上下に動いて図3に示すような状態に移動する。
ここで、シートクッション122は、図2に示した状態から図3に示したような前方に畳み込んだ(ダイブダウン)状態へと移動することにより、シートクッション122が沈み込むので、シートクッション122の後方部分が床面131と干渉してしまう。これに対して、本実施例では、シートクッション122の後方部分1221を肉薄に形成して、シートクッション122が前方に移動することにより生じる沈み込みにより生じる床面131と干渉する分の逃げを形成した。
シートクッション122の後方部分1221をこのように肉薄に形成することにより、リンク123とリンク124を用いて形成した平行リンク機構を有効に作用させることができる。これにより、シートバック121をシートクッション122の側に倒してシートバック121の上面が床面130に対してほぼ平行になった状態で、更にシートクッション122を前方に畳み込んだ(ダイブダウン)ときに、シートバック121の上面が床面130に対してほぼ平行な状態で姿勢を保ちながら図3に示したような状態にすることが可能になった。本実施例では、平行リンク機構を用いたことにより、シートクッション122を前方に畳み込む(ダイブダウン)ことを、1モーションで行うことができ、操作性が向上した。また、反対に前方に畳み込んだシートクッション122を元の位置に戻す動作も1モーションで行うことができる。
また、シートクッション122の後方部分1221の肉厚を調整することで、シートクッション122を前方に畳み込んだ(ダイブダウン)状態で、シートバック121の上面が床面132とほぼ同じ高さとなるようにすることができ、床面132の上方の荷物室の空間をより広く使うことができる。
本実施例によれば、シートクッション122を前方に畳み込む(ダイブダウン)ための構成に平行リンク機構を採用したので、比較的単純な構成でシートクッション122の前後方向の動きと上下方向の動きとを可能にした。また、平行リンク機構を採用したことにより、シートクッション122を前方に畳み込む(ダイブダウン)動作と、逆に前方に畳み込んだシートクッション122を元の位置に戻す動作とを、それぞれ1モーションで容易に行うことができるようになった。
また、本実施例によれば、ダイブダウンさせるためのリンク機構部を後部座席直下の床面に取り付けて、後部座席に着座した搭乗者の足がリンク機構に当たらないようにしたので、後部座席の搭乗者の快適性を損なうことを防ぐことができるようになった。
本実施例では、実施例1で説明した構成に対してリンク124をロック機構に置き換えた構成について、図4乃至図6を用いて説明する。
図4は、実施例1で説明した図1の構成に相当する図である。実施例1で説明したものと同じ構成については同じ番号を付して、説明を省略する。
図4に示した構成において、シートクッション222の後部に固定されたピン225が、床面132の側に固定されたロック機構部224の溝部2241(図6参照)に装着されて固定された状態を示している。シートクッション222の前方は、リンク123が、一端部付近がシートクッション222の図示していないフレーム部に固定されたピン1232と係合し、他端部付近が、床面131の斜面部分に固定されたブラケット125で支持されたピン1231と係合している。
図5は、図示していない支持機構を回転中心として、シートバック221をシートクッション222の側に倒した状態を示している。
この状態から、床面132の側に固定されたロック機構部224によるシートクッション222の後部に固定されたピン225の固定を解除する。次に、シートクッション222をリンク123を介してピン1231の周りにリンク123がストッパー226に突き当たるまで回動させて、図6に示すような状態にする。
この状態でシートバック221の上面が床面132とほぼ同じ高さになるようにするために、本実施例では、シートクッション222の後方部分2221を肉薄に形成して、シートクッション222が前方に移動することにより生じる沈み込みにより生じる床面131と干渉する分の逃げを形成した。
シートクッション222の後方部分2221をこのように肉薄に形成することにより、リンク123を用いてシートクッション222を前方に畳み込んだ(ダイブダウン)状態でシートバック221の上面が床面130に対してほぼ平行になった状態を保ちながら図6に示したような状態にすることが可能になった。
また、シートクッション222の後方部分2221の肉厚を調整することで、シートクッション222を前方に畳み込んだ(ダイブダウン)状態で、シートバック221の上面を床面132とほぼ同じ高さとなるように設定することができ、床面132の上方の荷物室の空間をより広く使うことができる。
本実施例によれば、シートクッション222を前方に畳み込む(ダイブダウン)ための構成にリンク機構を採用したので、比較的単純な構成でシートクッション222の前後方向の動きと上下方向の動きとを可能にした。
また、本実施例によれば、ダイブダウンさせるためのリンク機構部を後部座席直下の床面に取り付けて、後部座席に着座した搭乗者の足がリンク機構に当たらないようにしたので、後部座席の搭乗者の快適性を損なうことを防ぐことができるようになった。
本実施例では、実施例1で説明した構成に対してリンク134をロック機構に置き換えた構成について、図7乃至図9を用いて説明する。
図7は、実施例1で説明した図1の構成に相当する図である。実施例1で説明したものと同じ構成については同じ番号を付して、説明を省略する。
図7に示した構成において、シートクッション322の前方の下部に取り付けら保持板331に固定されたピン332が、床面131の側に固定されたピン固定機構部333の溝部3331(図9参照)に装着されて固定された状態を示している。シートクッション322の後方は、リンク124が、一端部付近がシートクッション322の図示していないフレーム部に固定されたピン1242と係合し、他端部付近が、床面131に固定されたブラケット126で支持されたピン1241と係合している。
図8は、図示していない支持機構を回転中心として、シートバック321をシートクッション322の側に倒した状態を示している。
この状態から、床面131の側に固定されたピン固定機構部333に装着されて固定されたシートクッション322の側の保持板331に固定されたピン332の固定を解除する。次に、シートクッション322をリンク124を介してピン1241の周りに回動させてシートクッション322の一部が床面131に突き当った状態で止める。図9には、シートクッション322の一部が床面131に固定したピン固定機構部333に突き当たって止まっている状態を示している。
この状態でシートバック321の上面が床面132とほぼ同じ高さになるようにするために、本実施例では、シートクッション322の後方部分3221を肉薄に形成して、シートクッション322が前方に移動することにより生じる沈み込みにより生じる床面131と干渉する分の逃げを形成した。
シートクッション322の後方部分3221をこのように肉薄に形成することにより、リンク124を用いてシートクッション322を前方に畳み込んだ(ダイブダウン)状態でシートバック321の上面が床面130に対してほぼ平行になった状態を保ちながら図9に示したような状態にすることが可能になった。
また、シートクッション322の後方部分3221の肉厚を調整することで、シートクッション322を前方に畳み込んだ(ダイブダウン)状態で、シートバック321の上面を床面132とほぼ同じ高さとなるように設定することができ、床面132の上方の荷物室の空間をより広く使うことができる。
本実施例によれば、シートクッション322を前方に畳み込む(ダイブダウン)ための構成にリンク機構を採用したので、比較的単純な構成でシートクッション322の前後方向の動きと上下方向の動きとを可能にした。
また、本実施例によれば、ダイブダウンさせるためのリンク機構部を後部座席直下の床面に取り付けて、後部座席に着座した搭乗者の足がリンク機構に当たらないようにしたので、後部座席の搭乗者の快適性を損なうことを防ぐことができるようになった。
110・・・前部座席 120・・・後部座席 121,221,321・・・シートバック 122,222,322・・・シートクッション 123,124・・・リンク 125,126・・・ブラケット 130,131,132・・・床面 224・・・ロック機構部 225・・・ピン 226・・・ストッパー 1231,1232,1241,1242・・・ピン。
Claims (8)
- シートバックとシートクッションとを備えた車両用シートであって、
前記シートクッションは前記車両用シートに着座した搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面に対してリンク機構部で接続されており、前記リンク機構部で接続されたシートクッションを前記搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面に対して前方に移動させて押し下げた状態で前記搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面と干渉しない厚さに前記シートクッションの一部が薄く形成されていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1記載の車両用シートであって、前記リンク機構部が、前記シートクッションを前記搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面に対して接続する平衡リンク機構部で構成されていることを特徴とする車両用シート。
- 請求項1記載の車両用シートであって、前記リンク機構部は前記シートバックの下で前記シートバックからはみ出さない位置に取付けられていることを特徴とする車両用シート。
- シートバックとシートクッションとを備えた車両用シートであって、
前記シートクッションと前記シートクッションの下部の車両の床面との間を接続する平行リンク機構部を備え、
前記シートバックを前記シートクッションの側に倒した状態で、前記平行リンク機構部により前記シートバックの姿勢を保った状態で前記シートクッションを前方に畳み込む構成を有することを特徴とする車両用シート。 - 請求項4記載の車両用シートであって、前記シートクッションは前記車両用シートに着座した搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面の上部に配置され、前記平行リンク機構部は、前記シートクッションの下部の前記搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面又は前記搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面の近傍と前記シートクッションとの間を接続することを特徴とする車両用シート。
- 請求項5記載の車両用シートであって、前記平行リンク機構部の一方は、前記シートクッションの下部の前記搭乗者の足が乗る床面から前記前記搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面に接続する床面と前記シートクッションとを接続し、前記平行リンク機構部の他方は、前記シートクッションの下部の前記搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面と前記シートクッションとを接続することを特徴とする車両用シート。
- 請求項4記載の車両用シートであって、前記シートクッションには、前記平行リンク機構部により前記シートクッションを前方に畳み込んだときに、前記車両用シートに着座した搭乗者の足が乗る床面よりも高い床面にあたる部分を肉薄にした逃げ部が形成されていることを特徴とする車両用シート。
- 請求項4記載の車両用シートであって、前記平行リンク機構部は前記シートバックの下部で前記シートバックからはみ出さない位置に取付けられていることを特徴とする車両用シート。
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