JP2017196767A - 情報処理装置、情報処理装置の監視方法及び情報処理装置監視システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の監視方法及び情報処理装置監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの作業負担を低減しつつ、監視装置による監視を受けること。
【解決手段】監視装置140との通信を行わない状態である非通信状態301と、監視装置140との通信を行う通信状態302,303を有する通信部104と、装置本体の状態を監視するとともに、監視結果に基づいて、非通信状態から通信状態への状態遷移の可否を判定する状態制御部103と、状態遷移の可否を選択可能に表示するタッチパネル101とを有し、状態制御部103は、状態遷移を可と判定すると、タッチパネル101に状態遷移の可否を選択可能に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明はプリンタ、スキャナなどを備えた複合機能装置に関する。
従来、複合機能装置などの情報処理装置をネットワーク経由で外部装置と接続し、当該情報処理装置の情報を当該外部装置に蓄積し、若しくは外部装置から当該情報処理装置を監視又は管理するというシステムは一般的に知られている。このようなシステムは、情報処理装置の保守管理などの目的で運用され、少数の外部装置に対し、多くの情報処理装置を接続するという対応関係となることが多く、当該外部装置の負荷が過大となる傾向がある。
特開2009−323360号公報(特許文献1)には、情報処理装置から外部装置に対して定期的に接続し、データを送信する際に、情報処理装置の状態に依存してコネクション開始間隔を調整し、それにより、監視の頻度を確保しつつ、外部装置の負荷を抑制する技術が開示されている。
特開2009−323360号公報
しかしながら、実際に情報処理装置が利用される際には、例えば外部装置と接続していない状態、即ち外部装置と定期的な通信を行っていない状態であっても、情報処理装置に外部装置による監視、管理を必要とするエラー等が発生することがある。この状況を解決するためには、ユーザがコールセンタに連絡をして、外部装置による監視サービスを受けるための情報処理装置の操作説明を聞くなど、ユーザにとって相応の手間を必要とするという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、ユーザの作業負担を低減しつつ、外部装置による監視を受けることができる情報処理装置を得ることにある。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に関する情報処理装置は、外部装置との通信を行わない状態である非通信状態と、前記外部装置との通信を行う状態である通信状態を有する通信手段と、装置本体の状態を監視するとともに、当該監視結果に基づいて、前記非通信状態から前記通信状態への状態遷移の可否を判定する制御手段と、前記制御手段の判定に基づいて、前記状態遷移の可否を選択可能に表示する操作表示手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項2に関する情報処理装置は、前記通信状態は、所定の時間間隔で前記外部装置に対して前記装置本体の第1の装置状態データを送信する第1の通信状態と、前記第1の通信状態より高い頻度で前記外部装置に対して前記装置本体の第2の装置状態データを送信する第2の通信状態からなることを特徴とする。
また、請求項3に関する情報処理装置は、前記制御手段は、装置本体のエラーの発生を監視し、前記エラーの種別を検出するとともに発生頻度を算出することを特徴とする。
更に、請求項4に関する情報処理装置は、前記エラーに関する前記種別と前記発生頻度について、前記非通信状態から前記第1の通信状態又は前記第2の通信状態へ状態遷移するための条件を格納する監視条件テーブルを有し、前記制御手段は、前記監視条件テーブルに基づいて、前記状態遷移の可否を判定することを特徴とする。
更にまた、請求項5に関する情報処理装置は、前記監視条件テーブルが格納する条件には、前記第1の通信状態から前記第2の通信状態へ状態遷移するための条件を含むことを特徴とする。
上記構成を有する本発明によれば、ユーザにとっての簡便な作業で外部装置による監視を受けることができる情報処理装置を提供することが可能になる。
第1の実施の形態に関する複合機能装置監視システムを示す構成図である。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の監視条件テーブルを示す説明図である。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の通信の状態を示す状態遷移図である。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の定期接続状態において送信される第1の装置状態データを示す説明図である。 第1の実施の形態に関する複合機能装置のセッション確立状態において送信される第2の装置状態データを示す説明図である。 第1の実施の形態に関する複合機能装置のエラー発生記録テーブルを示す説明図である。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の定期接続状態への遷移についての確認画面を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する複合機能装置のセッション確立状態への遷移についての確認画面を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の状態制御部の機能ブロック図である。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の通信の状態の判定動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の通常運用状態の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の監視条件の判定動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の定期接続状態の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関する複合機能装置のセッション確立状態の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関する複合機能装置の定期接続状態に遷移する動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関する複合機能装置のセッション確立状態に遷移する動作を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は第1の実施の形態に関する複合機能装置監視システムを示す構成図である。情報処理装置監視システムとしての複合機能装置監視システム150は、ネットワーク120に接続された複数の情報処理装置としての複合機能装置100の状態を外部装置としての監視装置140より監視するシステムである。情報処理装置としての複合機能装置100は、印刷機能及び原稿読取機能等を有する。
外部装置としての監視装置140は、情報処理装置としての複合機能装置100とネットワークを介して接続され、当該複合機能装置100を監視する。
複合機能装置100の操作表示手段としてのタッチパネル101は、操作制御部102が作成した操作ガイダンス等の画像データを表示するとともに、ユーザにより押下された位置を抵抗膜により検出しユーザからの入力とする。操作制御部102はタッチパネル101に表示する画面データを作成し、画面遷移を制御するとともに、ユーザからの入力に基づき後述する印刷部105及び読取部106に対し印刷又は読取実行を指示する。本実施の形態において、操作制御部102は、操作表示手段としてのタッチパネル101に対し、複合機能装置100と監視装置140との後述する通信の状態に関しての状態遷移の可否をユーザに選択可能に表示する。
制御手段としての状態制御部103は、当該複合機能装置100の状態を監視し、監視結果に基づいて、所定の監視条件を示す監視条件テーブル201(図2)を参照することにより、後述するように状態遷移の可否を判定する。そして、監視装置140との通信の状態を遷移するよう制御する。具体的には、状態制御部103は印刷部105又は読取部106にエラーが発生しているか否かを監視する。そして、エラーの種別を検出するとともにエラーの発生頻度を算出する。更に、例えば、後述するようにエラーの種別としての用紙ジャムが、発生頻度としての1日に2回以上であれば状態遷移に合致すると判定する。
通信手段としての通信部104は、ネットワーク120に接続され、ネットワーク120を介して監視装置140との通信を実行する。即ち、図3において後述するように非通信状態である通常運用状態301では監視装置140との通信を行わないが、第1の通信状態としての定期接続状態302及び第2の通信状態としてのセッション確立状態303では監視装置140との通信を行う。また、通信手段としての通信部104は、監視装置140に対して、複合機能装置100の装置情報としての第1の装置状態データ401又は第2の装置状態データ501を送信する。
印刷部105は電子写真方式により、印刷を実行する。読取部106は、原稿を読取って画像データを生成する。タイマ107は、現在の日付と時刻を保持するとともに、所定の時刻の到来を通知するアラーム機能を有する。
記憶部108は、複合機能装置100の現在の通信の状態、即ち後述する非通信状態としての通常運用状態301、第1の通信状態としての定期接続状態302及び第2の通信状態としてのセッション確立状態303のいずれか一であることを記憶する。更に、記憶部108は、次に説明する所定の監視条件を示す監視条件テーブル201を記憶する。
図2は第1の実施の形態に関する複合機能装置の監視条件テーブルを示す説明図である。監視条件テーブル201は、複合機能装置100の状態制御部103の制御により記憶部108に記憶される。監視条件テーブル201は、図9及び図12において後述するように、制御手段としての状態制御部103の動作制御部901が、監視条件成立判定部903により、当該監視条件に合致するか否か、即ち通信の状態の状態遷移の可否の判定に使用される。
監視条件テーブル201は、後述する条件種別欄202、エラー種別欄203及び発生頻度欄204の組からなる監視条件を格納する。エラー種別欄203には「用紙ジャム」、「原稿ジャム」等のエラーの種別が格納される。
印刷部105又は読取部106にエラーが発生したとき、まず状態制御部103により、図6において後述するように発生エラー種別欄602及び発生日時欄603の組からなるエラー発生記録405がエラー発生記録テーブル601に格納される。そして、当該エラーの種別が監視条件テーブル201のエラー種別欄203に存在するかどうかが判定される(S1204参照)。更に、当該エラーの発生日時から発生頻度が算出される(図9において後述するエラー種別発生頻度算出部905及びS1201参照)。
監視条件テーブル201の発生頻度欄204には、エラー種別欄203のエラー毎に、「1日に2回以上」、「連続した7日間に2回以上」等の発生するエラーの頻度が格納される。エラー種別欄203のエラー種別が、発生頻度欄204の発生頻度のいずれか一に該当すれば、条件種別欄202に示される条件1、条件2又は条件3のいずれか一が成立することになる。ここで発生頻度欄204の頻度が1回とあるのは、エラー種別欄203のエラーが1回発生すると条件種別欄202に示される条件が成立することを意味する。
条件種別欄202は、エラー種別欄203のエラーが発生頻度欄204のエラー回数以上の頻度で発生した場合に、どのような状態遷移を行うかを条件1、条件2又は条件3で表わす。条件1とは、後述する状態遷移304を実行するための条件である。条件2とは、同じく後述する状態遷移305を実行するための条件である。条件3とは、同じく後述する状態遷移306を実行するための条件である。(これらは図9において後述する監視条件成立判定部903参照)。
具体的には、条件1は、エラーが用紙ジャム、原稿ジャム、トナーなし又はイメージドラム寿命到来の場合、連続した7日間に2回以上の発生頻度で成立する。条件2は、エラーが用紙ジャム又は原稿ジャムの場合、1日に2回以上の発生頻度のときに成立し、エラーがスキャナハードウェアエラーの場合では、1回の発生で成立する。そして、条件3は、エラーが用紙ジャム又は原稿ジャムの場合、連続した3日間に2回以上の発生頻度のときに成立し、エラーがスキャナハードウェアエラーの場合では、1回の発生で成立する。
監視条件テーブル201から明らかなように、エラー種別欄203の同じエラー、例えば用紙ジャムでも、条件1から条件3に向かうに従って、発生頻度欄204の発生頻度は高い頻度となっている。更に、エラー種別欄203のエラーと発生頻度欄204の発生頻度が掛け合わされることにより、条件1から条件3に向かうに従って、当該複合機能装置100にとって、重大なエラーを表すようになっている。
図3は第1の実施の形態に関する複合機能装置の通信の状態を示す状態遷移図である。情報処理装置としての複合機能装置100の取り得る通信の状態は、非通信状態としての通常運用状態301、第1の通信状態としての定期接続状態302及び第2の通信状態としてのセッション確立状態303のいずれか一である。複合機能装置100の通信の状態は状態制御部103の制御により記憶部108が記憶する。
非通信状態としての通常運用状態301は、複合機能装置100における通常の運用状態であり、監視装置140と全く接続していない状態、即ち監視装置140と定期的な通信を行わない状態である。換言すると、通常運用状態301は、複合機能装置100にほとんどエラーの発生がない状態であるため、複合機能装置100から監視装置140に後述する第1の装置状態データ401(図4)及び第2の装置状態データ501(図5)のいずれも送信しない状態である。
第1の通信状態としての定期接続状態302は、複合機能装置100において一か月に1回という時間間隔で監視装置140と通信を行う通信の状態である。定期接続状態302は、通常運用状態301に対し、エラーが比較的発生する状態であるため、監視装置140に対して装置情報としての後述する第1の装置状態データ401(図4)を送信する状態である。
第2の通信状態としてのセッション確立状態303は、複合機能装置100において定期接続状態302より高い頻度で、即ち、5分に1回の頻度で監視装置140と通信を行う通信の状態である。セッション確立状態303は、定期接続状態302に比較し、より頻繁にエラーが発生するため、監視装置140に対して装置情報としての後述する第2の装置状態データ501(図5)を送信する状態である。
そして、複合機能装置100におけるこれらの各通信の状態の間には状態遷移がある。状態遷移304は、非通信状態としての通常運用状態301から第1の通信状態としての定期接続状態302への状態の遷移である。状態遷移304となるためには、複合機能装置100において前述のように条件1が成立する必要がある。即ち、監視条件としての条件1に対応するエラー種別欄203のエラーが、発生頻度欄204の発生頻度以上生じたとき、状態遷移304が可となる。
また、状態遷移305は、非通信状態としての通常運用状態301から第2の通信状態としてのセッション確立状態303への状態の遷移である。状態遷移305となるためには、複合機能装置100において前述のように条件2が成立する必要がある。即ち、監視条件としての条件2に対応するエラー種別欄203のエラーが、発生頻度欄204の発生頻度以上生じたとき、状態遷移305が可となる。
更に、状態遷移306は、第1の通信状態としての定期接続状態302から第2の通信状態としてのセッション確立状態303への状態の遷移である。状態遷移306となるためには、複合機能装置100において前述のように条件3が成立する必要がある。即ち、監視条件としての条件3に対応するエラー種別欄203のエラーが、発生頻度欄204の発生頻度以上生じたとき、状態遷移306が可となる。
図4は第1の実施の形態に関する複合機能装置の定期接続状態において送信される第1の装置状態データを示す説明図である。装置情報としての第1の装置状態データ401は、複合機能装置100の第1の通信状態としての定期接続状態302において、監視装置140に送信される装置状態のデータである。当該第1の装置状態データ401は、制御手段としての状態制御部103の制御により記憶部108に記憶され、通信部104から送信される。
第1の装置状態データ401には、複合機能装置100の機種名402と、シリアル番号403と、トナー残量404及びエラー発生記録405が記録されている。ここで、機種名402は複合機能装置100の名前である。シリアル番号403は装置固有の識別番号である。トナー残量404は、印刷部105における画像形成に使用される消耗品としてのトナーの残量である。エラー発生記録405については図6において後述する。
図5は第1の実施の形態に関する複合機能装置のセッション確立状態において送信される第2の装置状態データを示す説明図である。装置情報としての第2の装置状態データ501は、複合機能装置100の第2の通信状態としてのセッション確立状態303において、監視装置140に送信される装置状態のデータである。
第2の装置状態データ501は前記第1の装置状態データ401に比較して、より詳細な装置状態のデータである。セッション確立状態303が、定期接続状態302に対し、より頻繁にエラーが発生する状態であるためである。ただし、第2の装置状態データ501は、第1の装置状態データ401と同じデータであってもよい。第2の装置状態データ501は、状態制御部103の制御により記憶部108に記憶され、通信部104から送信される。
第2の装置状態データ501には、情報処理装置としての複合機能装置100の機種名402と、シリアル番号403と、トナー残量404と、ユーザメニュー項目505と、ネットワーク情報506と、エラー発生記録405及び保守メニュー項目508が記録されている。
機種名402、シリアル番号403及びトナー残量404については、前述の通りである。ユーザメニュー項目505は複合機能装置100が動作するための環境変数のうち、ユーザが設定可能な項目である。ネットワーク情報506は、通信部104がネットワーク通信を実行するための環境変数であり、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどからなる。これらはユーザが手動で設定する場合と、ネットワーク環境により自動で設定される場合がある。保守メニュー項目508は複合機能装置100が動作するための環境変数のうち、保守員のみが設定可能な項目である。
図6は第1の実施の形態に関する複合機能装置のエラー発生記録テーブルを示す説明図である。エラー発生記録テーブル601は、複合機能装置100のエラー発生記録405を記憶する。エラー発生記録テーブル601は、印刷部105又は読取部106にエラーの発生があると、複合機能装置100の状態制御部103の制御により記憶部108に格納される。
エラー発生記録テーブル601には、発生エラー種別欄602、発生日時欄603の組からなるエラー発生記録405を格納する。発生エラー種別欄602は、「用紙ジャム」、「原稿ジャム」等のエラーの種別を表す。発生日時欄603は、「2015年11月11日11時11分」等の当該エラーが発生した日時を表す。
図7は第1の実施の形態に関する複合機能装置の定期接続状態への遷移についての確認画面を示す説明図である。情報処理装置としての複合機能装置100の操作表示手段としてのタッチパネル101には、非通信状態としての通常運用状態301から第1の通信状態としての定期接続状態302へ遷移することの可否をユーザに確認するための定期接続状態遷移確認画面701が選択可能に表示される。定期接続状態遷移確認画面701には、定期接続状態302の動作を説明し当該定期接続状態302に遷移することをユーザに確認を求める説明文702が表示される。
即ち、説明文702は「遠隔サポートサービスのご案内」、「定期モニタリングをオンにすると、困った時に、インターネット経由でサポートを受けられます。」、「困った時に、解決までの時間を短縮できる場合があります。」、「定期モニタリングをオンにすると、クラウドと定期的に通信を行います。」及び「上記の内容を承諾して定期的モニタリングをオンしますか?」と表示される。
肯定ボタン703には、「はい、オンにします」と表示され、説明文702に対するユーザの肯定応答を受付ける。否定ボタン704には、「いいえ」と表示され、説明文702に対するユーザの否定応答を受付ける。
図8は、第1の実施の形態に関する複合機能装置のセッション確立状態への遷移についての確認画面を示す説明図である。情報処理装置としての複合機能装置100の操作表示手段としてのタッチパネル101には、非通信状態としての通常運用状態301から第2の通信状態としてのセッション確立状態303へ遷移することの可否をユーザに確認するためのセッション確立状態遷移確認画面801が選択可能に表示される。セッション確立状態遷移確認画面801には、セッション確立状態303の動作を説明し、当該セッション確立状態303に遷移することをユーザに確認を求める説明文802が表示される。
即ち、説明文802は、「お困りですか?問題解決を支援するために必要な情報をクラウドへ送信します。」、「送信される情報にはお客さまの個人情報、電話帳、アドレス、印刷画像、ファクシミリ送受信情報は含まれません。」、「装置の品名、製造番号、エラー情報、消耗品の状態、メニューの設定内容がクラウドへ送信されます。」及び「はい、送信します、を押すと、送信を開始します。」と表示される。
肯定ボタン803は「はい、送信します」と表示され、説明文802に対するユーザの肯定応答を受付ける。否定ボタン804は、「いいえ」と表示され、声明文802に対するユーザの否定応答を受付ける。
図9は第1の実施の形態に関する複合機能装置の状態制御部の機能ブロック図である。複合機能装置100の状態制御部103は、エラー発生監視部902によって、印刷部105又は読取部106にエラーが発生しているか否かを操作制御部102を介して監視する。そして、エラー種別検出部904によってエラーの種別を検出するとともにエラー種別発生頻度算出部905によって、エラーの発生頻度を算出する。更に、状態遷移の可否の判定部としての監視条件成立判定部903は、検出されたエラー種別及び算出された発生頻度に基づいて、監視条件テーブル201を参酌することにより、通信の状態の状態遷移の可否を判定する。動作制御部901はこれらの各部を制御する。
次に第1の実施の形態に関する複合機能装置100の通信の状態の判定動作を説明する。図10は第1の実施の形態に関する複合機能装置の通信の状態の判定動作を示すフローチャートである。複合機能装置100の現在の通信の状態は、即ち非通信状態としての通常運用状態301、第1の通信状態としての定期接続状態302及び第2の通信状態としてのセッション確立状態303のいずれか一であることは、記憶部108が記憶する。
S1001:複合機能装置100の制御手段としての状態制御部103は、記憶部108を用いて、現在の通信の状態が通常運用状態301、定期接続状態302及びセッション確立状態303のいずれか一であるかを判定する。
S1002:判定の結果、非通信状態としての通常運用状態301であるときは、状態制御部103は図11に示す通常運用状態301の動作を実行する。
S1003:判定の結果、第1の通信状態としての定期接続状態302であるときは、状態制御部103は図13に示す定期接続状態302の動作を実行する。
S1004:判定の結果、第2の通信状態としてのセッション確立状態303であるときは、状態制御部103は図14に示すセッション確立状態303の動作を実行する。
図11は第1の実施の形態に関する複合機能装置の通常運用状態の動作を示すフローチャートである。前述のように非通信状態としての通常運用状態301は通常の運用状態であり、情報処理装置としての複合機能装置100から監視装置140に第1の装置状態データ401及び第2の装置状態データ501のいずれも送信しない状態である。図11のフローチャートは、複合機能装置100の通信の状態が通常運用状態301のとき、複合機能装置100に何らかのエラーが発生した場合、状態遷移の可否を判定する動作を示す。
S1101:制御手段としての状態制御部103の動作制御部901は、エラー発生監視部902により複合機能装置100の状態、即ち印刷部105又は読取部106にエラーが発生しているか否かを監視する。エラーが発生していない場合、状態制御部103は監視を継続する。エラーが発生している場合、次のステップS1102へ移行する。
S1102:エラーの発生が検出されると、状態制御部103の動作制御部901は、エラー種別検出部904により、まずエラーの種別を検出する。そして、検出されたエラーの種別及び発生の日時の組をエラー発生記録テーブル601の発生エラー種別欄602及び発生日時欄603に記録する。具体的には、例えば発生エラー種別欄602に「用紙ジャム」を記録し、発生日時欄603に「2015年11月11日11時11分」を記録する。
S1103:次に状態制御部103の動作制御部901は、状態遷移の可否の判定部としての監視条件成立判定部903により、ステップS1102で記録したエラーの種別及び後述するエラー種別発生頻度算出部905により算出された発生頻度の組について、監視条件テーブル201にある監視条件が成立しているか否か判定する。監視条件が成立しているか否か判定とは、前述の状態遷移の可否の判定である。この監視条件が成立するか否かの判定動作の詳細は、図12により後述する。
後述するように、これにより状態制御部103は、検出されたエラー種別と算出された発生頻度とから、監視条件テーブル201の該当行の条件種別202が条件1のとき条件1判定結果を真とし、同じく条件2のとき条件2判定結果を真とし、同じく条件3のとき条件3判定結果を真とする。
S1104:次に状態制御部103は、監視条件テーブル201の条件種別欄202の条件2の判定結果の真偽を判定する。条件2の判定の結果、真の場合はステップS1105へ移行し、偽の場合はステップS1106へ移行する。
S1105:条件2判定の結果、真の場合、状態制御部103は状態遷移305を可とし、複合機能装置100の通信の状態を非通信状態としての通常運用状態301から第2の通信状態としてのセッション確立状態303に遷移する。詳細は図16により後述する。
S1106:ステップS1104の判定の結果、偽の場合は、次に状態制御部103は、監視条件テーブル201の条件種別欄202の条件1の判定結果の真偽を判定する。条件1の判定の結果、真の場合はステップS1107へ移行し、偽の場合は終了する。
S1107:条件1判定の結果、真の場合は、状態制御部103は状態遷移304を可とし、複合機能装置100の通信の状態を非通信状態としての通常運用状態301から第1の通信状態としての定期接続状態302に遷移する。詳細は図15により後述する。
図12は、第1の実施の形態に関する複合機能装置の監視条件の判定動作を示すフローチャートである。図12のフローチャートは、状態遷移の可否の判定部としての監視条件成立判定部903の動作であり、ステップS1103の詳細である。即ち、ステップS1102で記録したエラー発生記録405としての検出したエラーの種別及び発生の日時の組について、監視条件テーブル201にある監視条件が成立しているか否か判定する動作を示す。
S1201:制御手段としての状態制御部103の動作制御部901は、エラー種別発生頻度算出部905により、ステップS1102においてエラーの種別及び発生の日時の組を記録したエラー発生記録テーブル601から、エラー種別ごとにその発生頻度を算出する。算出した発生頻度は記憶部108の図示しないテーブルに当該エラー種別に対応して記録しておく。
S1202:状態制御部103は、エラー発生記録テーブル601に記録されている全てのエラー種別に対して、ステップS1203からステップS1206までを繰り返す。
S1203:状態制御部103は、監視条件テーブル201に記載されている全ての行に対して、ステップS1204からステップS1206までを繰り返す。
S1204:状態制御部103の動作制御部901は、監視条件成立判定部903により、エラー発生記録テーブル601に記録されている当該エラー種別が、監視条件テーブル201のエラー種別欄203のエラー種別と合致するか否か判定する。合致しない場合、ステップS1203の繰り返しを継続する。合致する場合、次のステップへ移行する。
S1205:状態制御部103の動作制御部901は、監視条件成立判定部903により、ステップS1201において算出された当該エラー種別の発生頻度が、監視条件テーブル201の発生頻度欄204の発生頻度以上であるか否かを判定する。なお、発生頻度欄204の発生頻度が「1回」とある場合、当該エラー種別の発生頻度は、監視条件テーブル201の発生頻度欄204の発生頻度以上と適合することになる。判定の結果、当該エラー種別の発生頻度が発生頻度欄204の発生頻度未満の場合、ステップS1203を繰り返し継続する。判定の結果、発生頻度欄204の発生頻度以上と適合した場合、次のステップへ移行する。
S1206:状態制御部103の動作制御部901は、監視条件成立判定部903により、ステップS1204において、監視条件テーブル201のエラー種別欄203の合致したエラー種別と、ステップS1205において、発生頻度欄204の適合した発生頻度とを特定する。状態制御部103は、特定したエラー種別と発生頻度とから、該当行の条件種別202が条件1のとき条件1判定結果を真とし、同じく条件2のとき条件2判定結果を真とし、同じく条件3のとき条件3判定結果を真とする。
図13は第1の実施の形態に関する複合機能装置の定期接続状態の動作を示すフローチャートである。前述のように第1の通信状態としての定期接続状態302は、一か月に1回、監視装置140に第1の装置状態データ401を送信する状態である。図13のフローチャートは、複合機能装置100の通信の状態が定期接続状態302のとき、複合機能装置100に何らかのエラーが発生した場合、状態遷移の可否を判定する動作を示す。
S1301:制御手段としての状態制御部103の動作制御部901は、エラー発生監視部902により、印刷部105又は読取部106にエラーが発生しているか否かを操作制御部102を介して監視する。エラーが発生していれば次のステップS1302へ移行し、発生していなければステップS1306へ移行する。
S1302:エラーが発生している場合、状態制御部103の動作制御部901は、エラー種別検出部904により、まずエラーの種別を検出する。検出されたエラーの種別及び発生の日時の組をエラー発生記録テーブル601の発生エラー種別欄602及び発生日時欄603にエラー発生記録405として記録する。
S1303:次に状態制御部103の動作制御部901は、監視条件成立判定部903により、ステップS1302で記録したエラーの種別及び前述したエラー種別発生頻度算出部905により算出された発生頻度の組について、監視条件テーブル201にある監視条件が成立しているか否か判定する。監視条件が成立するか否かの判定動作の詳細は、図12に示した監視条件の判定動作と同じであるので説明を省略する。
前述のように、これにより状態制御部103は、検出したエラー種別と算出した発生頻度とから、監視条件テーブル201の該当行の条件種別202が条件1のとき条件1判定結果を真とし、同じく条件2のとき条件2判定結果を真とし、同じく条件3のとき条件3判定結果を真とする。
S1304:次に状態制御部103は、監視条件テーブル201の条件種別欄202の条件3の判定結果の真偽を判定する。条件3の判定結果が真の場合はステップS1305に移行し、偽の場合は終了する。
S1305:条件3の判定の結果が真の場合は、状態制御部103は状態遷移306を可とし、複合機能装置100の通信の状態を第1の通信状態としての定期接続状態302から第2の通信状態としてのセッション確立状態303に遷移する。詳細は図16により後述する。
S1306:ステップS1301において、エラーが発生していない場合、状態制御部103はタイマ107を用いて、送信時刻が到来しているか否かを判定する。送信時刻が到来しているときは、ステップS1307へ移行し、送信時刻が到来していないときはステップS1301へ戻る。
S1307:送信時刻が到来している場合、状態制御部103は通信手段としての通信部104を用いて、第1の装置状態データ401を監視装置140へ送信する。
図14は第1の実施の形態に関する複合機能装置のセッション確立状態の動作を示すフローチャートである。前述のように第2の通信状態としてのセッション確立状態303は、5分に1回、監視装置140に第2の装置状態データ501を送信する状態である。図14のフローチャートは、複合機能装置100の通信の状態がセッション確立状態303のときの動作を示す。
S1401:制御手段としての状態制御部103は、タイマ107を用いて、第2の装置状態データ501の送信時刻が到来しているか否かを判定する。
S1402:送信時刻が到来している場合、状態制御部103は通信手段としての通信部104を用いて、装置情報としての第2の装置状態データ501を監視装置140へ送信する。
図15は、第1の実施の形態に関する複合機能装置の定期接続状態に遷移する動作を示すフローチャートである。図3に示したように複合機能装置100の定期接続状態302は、通常運用状態301から状態遷移304を介して遷移する。前述のように第1の通信状態としての定期接続状態302は、一か月に1回、監視装置140に第1の装置状態データ401を送信する状態である。
図15のフローチャートの前提としては、複合機能装置100の通信の状態は、通常運用状態301にあることである。図15のフローチャートは前記ステップS1107の詳細である。即ち、前記ステップS1106において、状態制御部103は、監視条件テーブル201の条件種別欄202の条件1の判定結果の真偽を判定し、条件1の判定の結果、真、即ち状態遷移可と判定した。そこで、ステップS1107として、状態制御部103は、複合機能装置100の通信の状態を定期接続状態302に遷移する。
S1501:制御手段としての状態制御部103は、定期接続状態302へ遷移することの可否をユーザに確認を求めるため、操作表示手段としてのタッチパネル101に、図7において示した定期接続状態遷移確認画面701を表示する。
S1502:次に操作制御部102は、ユーザの応答により、タッチパネル101における定期接続状態遷移確認画面701の肯定ボタン703又は否定ボタン704が押下されたかを判定する。肯定ボタン703が押下された場合はステップS1503へ移行し、否定ボタン704が押下された場合は終了する。
S1503:肯定ボタン703が押下された場合、状態制御部103は、通信手段としての通信部104を用いて通信の状態が定期接続状態302に遷移したことを監視装置140へ通知する。
S1504:同時に状態制御部103は、通信の状態が定期接続状態302であることを記憶部108に記憶する。
S1505:続いて状態制御部103は、通信部104を用いて、図4において示した第1の装置状態データ401を監視装置140に送信する。
S1506:続いて状態制御部103は、タイマ107のアラームを1か月後にセットする。
図16は第1の実施の形態に関する複合機能装置のセッション確立状態に遷移する動作を示すフローチャートである。図3に示したように複合機能装置100の第2の通信状態としてのセッション確立状態303は、定期接続状態302から状態遷移305を介して遷移するか又は通常運用状態301から状態遷移306を介して遷移する。
S1601:制御手段としての状態制御部103は、セッション確立状態303へ遷移することの可否をユーザに確認するため、操作表示手段としてのタッチパネル101に、図8において示したセッション確立状態遷移確認画面801を表示する。
S1602:次に操作制御部102は、ユーザの応答により、肯定ボタン803又は否定ボタン804のいずれかが押下されたかを判定する。肯定ボタン803が押下された場合はステップS1603へ移行し、否定ボタン804が押下された場合は終了する。
S1603:肯定ボタン803が押下された場合、状態制御部103は、現在の状態が定期接続状態302であるか否かを判定する。現在の状態が定期接続状態302である場合はステップS1604へ移行し、現在の状態が定期接続状態302でない場合、即ち通常引用状態である場合はステップS1605へ移行する。
S1604:現在の状態が定期接続状態302である場合、状態制御部103は、タイマ107をキャンセルする(ステップS1506参照)。そして、ステップS1605へ移行する。
S1605:続いて状態制御部103は、通信手段としての通信部104を用いて、通信の状態がセッション確立状態に遷移したことを監視装置140に通知する。
S1606:同時に状態制御部103は、通信の状態がセッション確立状態303であることを記憶部108に記憶する。
S1607:続いて状態制御部103は、通信部104を用いて、図5において示した第2の装置状態データ501を監視装置140に送信する。
S1608:続いて状態制御部103は、タイマ107のアラームを5分後にセットする。
以上のように本実施の形態によれば、複合機能装置100が監視装置140と接続していない状態、即ち監視装置140と定期的な通信を行っていない状態であっても、複合機能装置100と監視装置140との通信の状態の状態遷移を行うべき条件に合致するかどうかを複合機能装置100が判定する。そして、ユーザに対し定期接続状態遷移確認画面701又はセッション確立状態遷移確認画面801を表示して、ユーザに了解を得た上で状態遷移304、305、306するようにしたので、ユーザは、監視装置140に接続することを許可するだけで、ユーザにとって簡便な操作で監視装置140による監視を受けることができる。
本発明の利用形態として、複合機能装置、ファクシミリ装置など操作表示手段としてのタッチパネルを備えた情報処理装置への適用が考えられる。
本実施の形態において、操作表示手段としてのタッチパネルの実装方式として抵抗膜方式を用いる例を説明したが、代わりに静電容量方式を用いる構成も可能である。
100 複合機能装置
101 タッチパネル
102 操作制御部
103 状態制御部
104 通信部
105 印刷部
106 読取部
108 記憶部
140 監視装置
301 通常運用状態
302 定期接続状態
303 セッション確立状態
701 定期接続状態遷移確認画面
801 セッション確立状態遷移確認画面
903 監視条件成立判定部

Claims (11)

  1. 外部装置との通信を行わない状態である非通信状態と、前記外部装置との通信を行う状態である通信状態を有する通信手段と、
    装置本体の状態を監視するとともに、当該監視結果に基づいて、前記非通信状態から前記通信状態への状態遷移の可否を判定する制御手段と、
    前記制御手段の判定に基づいて、前記状態遷移の可否を選択可能に表示する操作表示手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通信状態は、所定の時間間隔で前記外部装置に対して前記装置本体の第1の装置状態データを送信する第1の通信状態と、
    前記第1の通信状態より高い頻度で前記外部装置に対して前記装置本体の第2の装置状態データを送信する第2の通信状態からなることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、装置本体のエラーの発生を監視し、前記エラーの種別を検出するとともにエラーの発生頻度を算出することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記エラーに関する前記種別と前記発生頻度について、前記非通信状態から前記第1の通信状態又は前記第2の通信状態へ状態遷移するための条件を格納する監視条件テーブルを有し、
    前記制御手段は、前記監視条件テーブルに基づいて、前記状態遷移の可否を判定することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記監視条件テーブルが格納する条件には、前記第1の通信状態から前記第2の通信状態へ状態遷移するための条件を含むことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 外部装置に対して装置本体の状態に関する装置状態データの通信を行わない非通信状態となる非通信工程と、
    通信手段により前記外部装置との装置状態データの通信を行う通信状態となる通信工程と、
    装置本体の状態を監視する監視工程と、
    当該監視工程の監視結果に基づいて、前記非通信状態から前記通信状態への状態遷移の可否を判定する状態遷移判定工程と、
    前記状態遷移判定工程により状態遷移の可の判定の後、操作表示手段に前記状態遷移の可否を選択可能に表示する操作表示工程を含むことを特徴とする情報処理装置の監視方法。
  7. 前記通信工程における前記通信状態は、所定の時間間隔で前記外部装置に対して前記装置状態データを送信する第1の通信状態と、
    前記第1の通信状態より高い頻度で前記外部装置に対して前記装置状態データを送信する第2の通信状態を含むことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置の監視方法。
  8. 前記監視工程は、装置本体のエラーの発生を監視し、前記エラーの種別を検出し発生頻度を算出する監視検出工程を含むことを特徴とする請求項7記載の情報処理装置の監視方法。
  9. 前記エラーに関する前記種別と前記発生頻度について、前記非通信状態から前記第1の通信状態又は前記第2の通信状態へ状態遷移するための条件を格納する監視条件テーブルを有し、
    前記状態遷移判定工程は、前記監視条件テーブルに基づいて、前記状態遷移の可否を判定することを特徴とする請求項8記載の情報処理装置の監視方法。
  10. 前記監視条件テーブルが格納する条件には、前記第1の通信状態から前記第2の通信状態へ状態遷移するための条件を含むことを特徴とする請求項9記載の情報処理装置の監視方法。
  11. 情報処理装置と、
    前記情報処理装置と回線を介して接続され、前記情報処理装置を監視する監視装置を有する情報処理装置監視システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記監視装置との通信を行わない状態である非通信状態と、前記監視装置との通信を行う通信状態を有する通信手段と、
    装置本体の状態を監視するとともに、当該監視結果に基づいて、前記非通信状態から前記通信状態への状態遷移の可否を判定する制御手段と、
    前記状態遷移の可否を選択可能に表示する操作表示手段を有し、
    前記制御手段は、前記状態遷移を可と判定すると、前記操作表示手段に前記状態遷移の可否を表示することを特徴とする情報処理装置監視システム。
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