JP2016063491A - 監視システム及び監視システムの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】新たに監視装置を増やすことなく、受信した画像形成装置の稼働情報や監視装置の構成情報を基に通信障害状況を判断し、通知を行う監視システムを提供する。
【解決手段】監視システムは、中央管理装置と、画像形成装置を監視する監視装置と、監視機能を備える画像形成装置を含む。監視装置は、認証処理を要求する第1の要求手段と、情報の送信の周期を管理する第1の管理手段と、情報の送信を制御する第1の送信手段を有する。監視機能を備える画像形成装置は、認証処理を要求する第2の要求手段と、情報の送信の周期を管理する第2の管理手段と、情報の送信を制御する第2の送信手段を有する。中央管理装置は、認証処理を行う認証手段と、受信した情報を管理する第3の管理手段と、認証処理をしない期間が第1の閾値以上の場合に通知を行う第1の通知手段と、情報の取得ができない期間が第2の閾値以上の場合に通知を行う第2の通知手段を有する。
【選択図】図10
【解決手段】監視システムは、中央管理装置と、画像形成装置を監視する監視装置と、監視機能を備える画像形成装置を含む。監視装置は、認証処理を要求する第1の要求手段と、情報の送信の周期を管理する第1の管理手段と、情報の送信を制御する第1の送信手段を有する。監視機能を備える画像形成装置は、認証処理を要求する第2の要求手段と、情報の送信の周期を管理する第2の管理手段と、情報の送信を制御する第2の送信手段を有する。中央管理装置は、認証処理を行う認証手段と、受信した情報を管理する第3の管理手段と、認証処理をしない期間が第1の閾値以上の場合に通知を行う第1の通知手段と、情報の取得ができない期間が第2の閾値以上の場合に通知を行う第2の通知手段を有する。
【選択図】図10
Description
本発明は、監視システム及び監視システムの制御方法に関し、特に、プリンタや複合機等の画像形成装置を管理する管理クライアントからの送信情報を基に監視システムの各ノード間の通信情報に関して通知を行う監視システムに関する。
従来、プリンタや複写機などの画像形成装置のデバイス情報を、インターネットなどのネットワークを介して監視装置が収集を行い、監視装置が収集したデバイス情報を中央管理装置で集中管理及び分析を行う監視システムが存在する。ここで、デバイス情報とは、画像形成装置の構成情報および稼働情報を示す。具体的には、構成情報とは、画像形成装置のIPアドレスやMACアドレス等のネットワーク情報、機種情報、および装置固有のシリアル番号などを含む。また、稼動情報とは、画像形成装置における印刷枚数および部品使用回数などの各種カウンタ情報、各種稼動ログ、稼働状態情報などを含む。また、中央管理装置は、デバイス情報のみならず監視装置の構成情報の管理も行っている。なお、監視装置の構成情報には、ハードディスクの情報やメモリ情報、ファームウェア情報等を含む。
上述した監視システムの機能の1つに中央管理装置が管理する監視装置や画像形成装置の稼働状態を監視する状態監視機能が存在する。中央管理装置は、監視対象の画像形成装置や監視装置に通信障害や問題が発生すると、問題が発生したことを管理者に対して通知することができる。この通知には、Webページ上の該当装置に対しての警告の表示や、メールによる担当者への連絡などが含まれる。通知情報に基づいて、管理者は、該当する装置に修理等対応を行うことでユーザに影響が出ないよう努めている。
例えば、予め設定された時間内に監視装置から通信がない場合、中央管理装置から監視装置にセンシングを指示し画像形成装置が正常に動作しているか確認するシステムが提案されているが、監視装置の通信状態によっては、このシステムを適用することが難しい。具体的には、監視装置に通信障害が発生した場合、監視対象の画像形成装置から情報を受信することができず、画像形成装置が正常に動作している場合であっても画像形成装置が通信障害を起こしていると判断してしまう。通信障害が発生する原因には、前述したように、監視装置と画像形成装置の通信に問題がある場合と、中央管理装置と監視装置の通信に問題がある場合が考えられる。監視装置は、基本的に常時稼働し画像形成装置の監視を行っている。一方、画像形成装置は、節電等の理由で夜間や休暇の間は電源を切っておくなど通信できない場合が存在する。監視装置のような常時稼働する装置の通信に問題があった場合、いち早く知りたいが、画像形成装置のようにユーザによって適宜電源を切られてしまうような装置に関しては頻繁に通知をして欲しくないという要求がある。これに対して、特許文献1では、監視装置の通信障害を監視する第二の監視装置を用意し、2つの監視装置から通知される警告の受信時刻を基に通信障害が発生しているか否かを判断している。
しかしながら、特許文献1では、監視装置と中央管理装置の通信状態を監視するために新たに監視装置を用意する必要があり、監視のためのコストが増加してしまう。また、管理する監視装置の数も増えることで管理者の管理が複雑になってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みて、新たに監視装置を増やすことなく、中央管理装置が監視装置から受信する画像形成装置の稼働情報や監視装置の構成情報を基に各ノード間の通信障害状況を判断し、通知を行う監視システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の監視システムは、中央管理装置と、複数の画像形成装置を監視する監視装置と、前記監視装置を介さずに前記中央管理装置と通信を行う監視機能を備える画像形成装置と、を含む監視システムであって、前記監視装置は、前記中央管理装置との通信に際して、認証処理を要求する第1の要求手段と、前記複数の画像形成装置から収集した複数の種類の稼働情報、及び、前記監視装置の環境情報のそれぞれについて異なる送信の周期を管理する第1の管理手段と、前記認証処理の後に、前記送信の周期に従い、前記複数の種類の稼働情報及び環境情報のそれぞれの送信を制御する第1の送信手段と、を有し、前記監視機能を備える画像形成装置は、前記中央管理装置との通信に際して、認証処理を要求する第2の要求手段と、前記監視機能を備える画像形成装置の複数の種類の稼働情報のそれぞれについて異なる送信の周期を管理する第2の管理手段と、前記認証処理の後に、前記送信の周期に従い、前記複数の種類の稼働情報のそれぞれの送信を制御する第2の送信手段と、を有し、前記中央管理装置は、前記監視装置及び前記監視機能を備える画像形成装置からの前記要求に応じて認証処理を行う認証手段と、前記監視装置から受信した複数の種類の稼働情報及び環境情報、並びに前記監視機能を備える画像形成装置から受信した複数の種類の稼働情報を管理する第3の管理手段と、前記監視装置との認証が無かった期間が、第1の閾値を超えた場合に通知を行う第1の通知手段と、該中央管理装置で管理すべき画像形成装置からの稼働情報の取得ができなかった期間が、第2の閾値を超えた場合に通知を行う第2の通知手段と、有することを特徴とする。
本発明によれば、新たに監視装置を増やすことなく、中央管理装置は、監視装置から取得する複数の情報を基に通信障害状況を判断することができ、低コストで通信障害状況に応じて通知までの期間の設定や通知の有無の制御を行うことができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を用いて本実施形態に係る監視システムの構成について説明する。顧客環境110には、監視対象となる画像形成装置113と、画像形成装置を監視する監視装置114と、中央管理装置101の処理情報を閲覧、処理する情報処理装置115がネットワーク112を介して接続されている。監視装置114は、ネットワーク112経由で画像形成装置113の稼働状態を取得する。顧客環境120では、画像形成装置123が監視機能を有し、ネットワーク122を介して、監視装置を介さずに中央管理装置101に情報を直接送信する。
まず、図1を用いて本実施形態に係る監視システムの構成について説明する。顧客環境110には、監視対象となる画像形成装置113と、画像形成装置を監視する監視装置114と、中央管理装置101の処理情報を閲覧、処理する情報処理装置115がネットワーク112を介して接続されている。監視装置114は、ネットワーク112経由で画像形成装置113の稼働状態を取得する。顧客環境120では、画像形成装置123が監視機能を有し、ネットワーク122を介して、監視装置を介さずに中央管理装置101に情報を直接送信する。
中央管理装置101は、ネットワーク104、ゲートウェイ機器102を介してインターネット103に接続し、監視装置114や情報処理装置115、画像形成装置123と通信を行う。ゲートウェイ機器102は、ルーターやプロキシサーバー、ファイアウォール等で構成される。
画像形成装置113および画像形成装置123は、例えば、デジタル複合機、ファクシミリ装置、レーザービームプリンタ、インクジェットプリンタ、スキャナー装置等の装置であってよい。なお、図1において、画像形成装置113は、1台としているが、複数であってよい。
監視装置114および情報処理装置115は、ネットワーク112、ゲートウェイ機器111を介してインターネット103に接続し、中央管理装置101と通信を行う。ゲートウェイ機器111は、ルーターやプロキシサーバー、ファイアウォール等で構成される。なお、本実施形態では、インターネット103を介して各装置が通信を行うが、各装置は、その一部あるいは全てが同一ネットワーク内に接続された構成であってもよい。
監視装置114は、定期的に中央管理装置101と通信を行う。監視装置114は、中央管理装置101に対して、画像形成装置113から取得(収集)したデバイス情報や監視装置114の構成情報(環境情報)の送信を行う。また、中央管理装置101から管理対象(監視対象)の画像形成装置リストや中央管理装置101で設定された監視装置114の設定情報の取得を行う。本実施形態では、中央管理装置101および監視装置114は、REST(REpresentational State Transfer)を利用して通信を行う。送信・取得する情報によってURI(Uniform Resource Identifier)が分かれており、監視装置114は、定期的に各URIに対して通信(リクエスト)を行う。リクエストは、ヘッダー部とボディ部から構成される。ヘッダー部には、認証情報が格納されており監視装置114が不図示の第1の要求手段により中央管理装置101にアクセスする際には、必ず認証情報を基に監視装置に係る認証処理が行われる。
また、監視装置114の監視機能の一部は、プログラムとして提供することで中央管理装置101の監視対象となる画像形成装置に組み込むこともできる。本実施形態では、顧客環境120における画像形成装置123に、監視装置114の監視機能の一部が、プログラムとして組み込まれている。
顧客環境120における、監視機能が組み込まれた画像形成装置123は、ネットワーク122、ゲートウェイ機器121を介してインターネット103に接続し、定期的に中央管理装置101と通信を行う。画像形成装置123は、中央管理装置101に対してデバイス情報の送信を行ったり、中央管理装置101から設定情報の取得を行う。監視装置114と同様に、画像形成装置123が不図示の第2の要求手段により中央管理装置101にアクセスする際には、必ず認証情報を基に監視装置に係る認証処理が行われる。
情報処理装置115は、中央管理装置101によって提供されるWebページにアクセスすることが可能である。Webページには、後述する図7で例示する監視装置の一覧や監視対象の画像形成装置の一覧、後述する図8で例示する設定画面などが提供される。そして、このWebページから、監視対象の状況確認や監視サービスに関する設定処理を行うことが可能である。また、情報処理装置115は、ネットワークが繋がる環境であれば顧客環境110以外の環境からでも中央管理装置101にアクセスし操作をすることが可能である。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置113の構成を示す図である。画像形成装置113は、CPU201と、RAM202と、ROM203と、記憶装置204と、ネットワークインターフェース205と、内部バス206と、デバイス制御部207と、定着器等を含む印刷部208と、入出力制御209とを含む。なお、画像形成装置123も画像形成装置113と同様の構成を有している。
CPU(Central Processing Unit)201は、所定のプログラムを実行し、内部バス206を介して画像形成装置113の各機能を統括的に制御する。RAM(Random Access Memory)202は、CPU201のメモリやワークエリアとして機能する。ネットワークインターフェース205は、ローカルエリアネットワーク112を介して、外部のネットワーク機器或いはパーソナルコンピュータ(PC)と片方向または双方向にデータをやりとりし、デバイス制御207は、印刷部208を制御する。CPU201は、RAM202やROM(Read Only Memory)203と共にプログラムの実行処理を行い、記憶装置204等の記録媒体に画像データを記録する処理を行う。記憶装置204は、外部記憶装置として機能し、画像データ等を記憶する他、RAM202に代わって、管理情報を保存することも可能である。画像形成装置123は、監視装置114の機能をプログラムとしCPU201、RAM202、ROM203、記憶装置204で代替することで、監視装置の機能を含む。
図3は、本実施形態に係る監視装置114の構成を示す図である。なお、監視装置114は、例えば、PC、サーバ等の情報処理装置であってよい。監視装置114は、ROM303に格納されているプログラムを実行するCPU301を備え、内部バス306を介して監視対象の画像形成装置113を総括的に制御する。内部バス306には、RAM302、ROM303、記憶装置304、ネットワークインターフェース305の各デバイスが接続されている。また、入出力インターフェース307は、例えば、PS2やUniversalSerialBus(USBインターフェース)、アナログやデジタルのディスプレイインターフェースを備える。キーボードやマウス、CRTや液晶装置の入出力装置308は、入出力インターフェース307を介して接続することができ、監視設定情報の登録・変更・削除・表示や管理情報の表示、ログファイルの表示等を行うことができる。
ネットワークインターフェース305は、ネットワーク112やゲートウェイ機器111を介してインターネット103に接続し、画像形成装置113や中央管理装置101、情報処理装置115と通信を行うことができる。ゲートウェイ機器111は、ルーターやプロキシサーバー、ファイアウォール等で構成される。CPU301は、RAM302やROM303と共にプログラムの実行処理を行い、記憶装置304等の記録媒体に画像データを記録する処理を行う。記憶装置304は、外部記憶装置として機能し、前記管理情報を記憶する他、RAM302に代わって、システム情報および処理情報を記憶することも可能である。
なお、本実施形態では、入出力装置308は、外部機器として説明したが、情報処理装置115にハードウェアとして内蔵されていてもよい。また、中央管理装置101や情報処理装置115も、上記で説明した監視装置114と同様の構成であってもよい。
図4は、監視装置114のモジュール構成の一例を示すブロック図である。通信制御部401は、通信先情報管理部(第1の管理手段)411から通信先の情報を取得し、監視装置114から中央管理装置101への通信処理の制御を行う。なお、通信処理には、送信処理と取得処理が含まれる。送信処理は、画像形成装置113から取得したデバイス情報や監視装置114の構成情報(環境情報)を中央管理装置101送信する。取得処理は、中央管理装置101から管理対象の画像形成装置のリストや中央管理装置101で設定された監視装置114の設定情報を取得する。
デバイス情報取得部402は、監視対象の画像形成装置113のデバイス情報をポーリングやイベント通知により取得し、取得したデバイス情報をデバイス情報管理部410に格納する。生成部403は、デバイス情報管理部410により、送信対象となるデバイス情報を取得し、所定の送信用フォーマットによる送信データを生成する。
データ送信部(第1の送信手段)404は、通信制御部401により決定された送信開始タイミングで、生成部403で生成された送信データを、中央管理装置101に送信する。データ取得部405は、通信制御部401により決定された通信タイミングで中央管理装置101から設定情報を取得する。本実施形態において、設定情報とは、管理装置が管理する画像形成装置のリスト情報や後述の図5に例示する通信先情報等が含まれる。また、本実施形態では、中央管理装置101から設定情報を取得するとしたが、監視装置がメモリ上に独自で管理してもよく、設定ファイルを読み込むとしてもよい。
デバイス情報管理部410は、画像形成装置113から取得したデバイス情報(構成情報および複数の種類の稼働情報を含む)を記憶装置304において記憶し管理する。そして、管理されている情報は、中央管理装置101に送信される。通信先情報管理部411は、データ取得部405で取得した通信先情報を管理する。本実施形態において、通信先情報は、後述の図5で例示するような一覧を保持する。なお、デバイス情報管理部410および通信先管理部411は、記憶部に含まれる。
なお、図示しないが、本実施形態に係る監視機能を有する画像形成装置123についても、図4に示す監視装置の構成が含まれる。例えば、中央管理装置101への通信処理の制御を行う通信制御部、決定された送信開始タイミングで、生成された送信データを、中央管理装置101に送信するデータ送信部(第2の送信手段)、通信先情報管理部(第2の管理手段)などである。
図5は、本実施形態に係る通信先情報である。通信先情報には、監視装置114から中央管理装置101へのデータ送信や、データ取得を行う際の通信間隔(周期)やURI情報が保持される。具体的には、通信先情報には、管理する情報の種別のIDを示す情報種別ID、管理する情報を送信・取得する通信間隔を示す通信タイミングと、情報の取得方法を示すMethodと、通信先のURI情報を示すURIが含まれる。
図6は、中央管理装置101のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。中央管理装置101は、記憶部と、UI制御部601と、デバイス情報登録部602と、通知部603と、通知制御部604と、通知条件設定部605とを含む。また、記憶部は、デバイス情報管理部610と、監視装置管理部611と、通知条件管理部612と、通信先情報管理部613とを含む。
UI制御部601は、中央管理装置101のグラフィカルユーザーインタフェースを提供する。グラフィカルユーザーインタフェースは、中央管理装置101に備え付けられたディスプレイに表示されるよう構成される。もしくは、HTTP(Hyper Text TranSfer Protocol)を用いて、他のクライアントPCから利用可能なWebアプリケーションとして構成することも可能である。本実施形態では、中央管理装置101で管理している監視装置の一覧(後述の図7(A))や、監視対象の画像形成装置の情報が集中管理・分析された画像形成装置の一覧(後述の図7(B)および(C))が表示される。
デバイス情報登録部602は、監視装置114から取得した監視対象の画像形成装置113のデバイス情報をデバイス情報管理部610に登録する。デバイス情報登録時の詳しい処理は、後述の図10のフローチャートを用いて説明する。通知部603は、通知条件設定部605で設定された条件を基に、通知制御部604が通知すると判定した場合に通知を行う。本実施形態における通知は、ユーザにより設定された通知条件に基づいて監視装置の一覧や画像形成装置の一覧に警告アイコンを表示、または障害の状況をメール通知する。通知制御部604は、デバイス情報管理部610や監視装置管理部611の情報と通知条件管理部612で管理される通知条件を基に通知をするか否かの判定をする。通知判定の詳しい処理は、後述の図11〜13のフローチャートにて説明する。なお、通知は、WebUIに表示するだけでもよく、ユーザに設定された宛先にメール通知するだけでもよい。通知条件設定部605は、取得したデバイス情報に応じて通知処理を行うか否かを判定する条件を設定する。後述の図8で例示する画面UIが用意され、管理者が入力した設定情報を通知条件管理部612に格納する。
デバイス情報管理部610は、監視装置114から受信したデバイス情報と共に情報が最後に更新された日時である最終更新日時を保持する。監視装置管理部611は、中央管理装置101が管理する監視装置114の情報を管理する。監視装置管理部611は、管理対象の管理装置114が最後に接続した最終接続日時の情報と監視装置の稼働警告を行うか否かの稼働警告フラグを保持する。ここで、監視装置の稼働警告とは、監視装置114が動作する情報処理装置の構成情報を取得し、構成情報に異常がある場合の警告を意味する。この警告については、後述の図9にて詳しく説明する。通知条件管理部612は、通知条件設定部605で登録された通知条件を管理する。通信先情報管理部613は、監視装置114から中央管理装置101に情報を送信するタイミングや通信先に関する情報を管理する。通信先情報は、設定画面を用意して管理者が適宜更新できるようにしてもよく、設定ファイルを読み込むとしてもよい。
図7は、本実施形態に係る中央管理装置101のUI制御部601が提供する監視装置の一覧画面と画像形成装置の一覧画面の一例を示す図である。図7(A)の監視装置の一覧画面は、「Type」、「Name」、「Version」、「Status」、「Downloaded」、「Last Transmitted」を表示する。また、「Status Management」、「Counter Management」、「Log Management」を表示する。
「Type」は、監視装置の種別を示す。本実施形態では、監視装置114を「Client」、画像形成装置123を「Device」としている。本実施形態では、「Type」が「Device」となる画像形成装置123は、監視装置の一覧画面で画像形成装置毎に表示せず、アプリケーションのバージョン毎に該当デバイスの機能毎の台数を表示している。なお、監視装置114のように、該当する画像形成装置123の1台に対して1行を表示する構成であってもよい。
「Name」は、監視装置を識別するためにユーザに一意に設定される監視装置名を示す。「Version」は、監視装置や画像形成装置のバージョン情報を示す。「Status」は、監視装置の通信状況(状態)を示す。「Downloaded」は、監視装置がダウンロードされた日時を示す。「Last Transmitted」は、監視装置が最後に中央管理装置と接続した日時を示す。「Status Management」は、稼働状態を監視している画像形成装置数と、監視対象の画像形成装置の一覧を表示する「一覧」ボタンおよび監視対象の画像形成装置を追加する「追加」ボタンを示す。「Counter Management」は、カウンタ情報を監視している画像形成装置数と、監視対象の画像形成装置の一覧を表示する「一覧」ボタンおよび監視対象の画像形成装置を追加する「追加」ボタンを示す。「Log Management」は、稼働ログを監視している画像形成装置数と、監視対象の画像形成装置の一覧を表示する「一覧」ボタンおよび監視対象の画像形成装置を追加する「追加」ボタンを示す。
図7(B)の画像形成装置の一覧画面は、複数の種類の稼働情報のうち、画像形成装置のカウンタ情報を示し、「Serial No」、「Product Name」を表示する。また、「Branch」、「Counter」、「Last Received」、「Agent」を表示する。
「Serial No」は、画像形成装置のシリアルNoを示す。「Product Name」は、画像形成装置のプロダクト名を示す。「Branch」は、画像形成装置の設置場所を示す。「Counter」は、画像形成装置のカウンタ情報が存在するカウンタ詳細情報画面へのリンクを示す。「Last Received」は、監視装置114からCounter情報(カウンタ情報)を受信した最終更新日時を示す。「Agent」は、画像形成装置を管理する監視装置を識別するためにユーザに一意に設定される監視装置名を示す。
図7(C)の画像形成装置の一覧画面は、複数の種類の稼働情報のうち、画像形成装置のステータス情報を示し、ステータス情報のうち画像形成装置から取得されたトナー情報と用紙情報が1つの画面で表示される。画像形成装置の一覧画面は、「Serial No」、「Product Name」、「Branch」、「Status」、「Toner」、「Paper」、「Agent」を表示する。
「Serial No」は、画像形成装置のシリアルNoを示す。「Product Name」は、画像形成装置のプロダクト名を示す。「Branch」は、画像形成装置の設置場所を示す。「Status」は、画像形成装置の通信状況(状態)を示す。なお、本実施形態では、アイコンを用いて画像形成装置の通信状態を表示する。画像形成装置の通信状態は、デバイス情報管理部610で管理するトナー情報と用紙情報の最終更新日時を基に判定される。「Toner」は、画像形成装置のトナー残量を示す。本実施形態では、トナー種別毎の残量をアイコンと残量表示で表示する。「Paper」は、画像形成装置の用紙残量を示す。本実施形態では、用紙種別毎の残量をアイコンと残量表示で表示する。「Agent」は、画像形成装置を管理する監視装置を識別するためにユーザに一意に設定される監視装置名を示す。
なお、本実施形態では、複数の種類の稼働情報のうち、カウンタ情報およびステータス情報について説明したが、複数の種類の稼働情報は、これらに限定することなく、例えば、ジョブログ情報も含まれる。
図8は、本実施形態に係る通信警告の設定画面の一例を示す図である。通知警告の設定画面では、通信状態毎に通知の有無や通知期間を設定することができる。チェックボックス801は、中央管理装置101と監視装置114との間に通信異常が発生した場合に通知するか否かを選択するチェックボックスである。テキストボックス802は、中央管理装置101を監視装置114との間に通信異常が発生した場合に通知までの期間を指定する。チェックボックス803は、監視装置114がインストールされている情報処理装置に不具合が発生した場合に通知するか否かの選択をするチェックボックスである。例えば、情報処理装置のHDDの空きメモリが少なくなると、画像形成装置113から取得したデバイス情報を保持することができなくなり、監視装置114が正常に動作しなくなってしまうことがある。本実施形態では、チェックボックス803がチェックされているため、監視装置114の動作環境に異常が発生した場合、すぐに通知(稼働警告の表示)が行われる。なお、テキストボックス802のようにテキストボックスを用意して監視項目毎に通知までの期間が設定できる構成であってもよい。また、中央管理装置101は、監視装置114から定期的に情報処理装置の構成情報を受信し通知が必要か否かの判定を行っている。なお、監視装置114が送信する構成情報については、図9で後述する。
チェックボックス804は、監視装置114が画像形成装置113からデバイス情報が取得できなかった場合に通知するか否かを選択するチェックボックスである。テキストボックス805は、その通知までの期間を設定する。チェックボックス806は、Eメール通知を行うか否かを設定するチェックボックスである。テキストボックス807は、通知先のEメールアドレスの指定をする。なお、図8で入力された値は、通知条件設定部605によって通知条件管理部612に保持され、通知制御部604によって利用される。
図9は、監視装置114が中央管理装置101に送信する情報処理装置の構成情報の監視項目の一覧である。一覧には「監視項目」と「警告条件」が管理され中央管理装置101のメモリ上に保持される。監視装置114は、監視項目に該当する情報処理装置の情報を送信し、中央管理装置101は、受信した情報と「警告条件」を比較し、警告条件に該当する場合には、監視装置管理部611の稼働警告フラグをONにする。監視項目は、少なくとも情報処理装置のドライブの空き容量、搭載メモリ量、CPUコア数、更新ファイルの最新インストール日時、OSのバージョン情報のいずれかが含まれる。本実施形態では、監視装置インストールドライブHDD空き容量、システムドライブ空き容量、搭載メモリ量、CPUコア数、Windows(登録商標) Update再審インストール日時、コンシューマー向けOSバージョン情報、およびサーバOSバージョン情報を含む。
図10は、監視装置114や画像形成装置123から受信した画像形成装置のデバイス情報を中央管理装置101が登録する際の処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1001で、監視装置114から受信した情報から認証情報を取得する。次に、ステップS1002で、ステップS1001で取得した認証情報を基に監視装置の認証処理を行う。認証処理に失敗した場合(No)、ステップS1004に進み、ステップS1004で、監視装置114にエラーを返却する。一方、認証処理に成功した場合(Yes)、ステップS1003へ進む。
次に、ステップS1003で、デバイス情報の送信元が監視装置114か画像形成装置123であるかを判定する。送信元が監視装置114である場合(Yes)、ステップS1005へ進む。一方、送信元が監視装置114ではなく画像形成装置123である場合(No)、ステップS1006へ進む。なお、本実施形態では、図7(A)に示す監視装置の一覧画面に監視機能を有する画像形成装置一覧の表示を行わない。そのため、デバイス情報の送信元が画像形成装置123(すなわち、監視機能を有する画像形成装置)である場合、監視装置管理部611の情報(最終接続日時)は、更新されない。
次に、ステップS1005で、中央管理装置101の監視装置管理部611が管理する監視装置114の最終接続日時の更新を行う。そして、ステップS1006で、監視装置114または画像形成装置123から送信されたデバイス情報において、デバイス情報管理部610に登録する情報があるか否かを判定する。デバイス情報管理部610に登録する情報がある場合(Yes)、ステップS1007へ進み、登録する情報がない場合(No)、ステップS1008へ進む。次に、ステップS1007で、デバイス情報管理部610に監視装置114または画像形成装置123から送信されたデバイス情報を登録する。そして、ステップS1008で、デバイス情報管理部610に登録された当該情報の最終更新日時が更新される。なお、監視装置114または画像形成装置123から送信されたデバイス情報が前回取得した情報と変更がない場合であっても最終更新日時のみは更新される。
図11は、図7(A)に示す監視装置の一覧画面のリスト上に、通信警告アイコンを表示する際の処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1101で、通知条件管理部612に登録されている通信警告の設定を取得する。次に、ステップS1102で、チェックボックス803がチェックされているか否かを判定する。チェックされている場合(Yes)、ステップS1103に進む。一方、チェックされていない場合(No)、稼働警告は行わないのでステップS1105へ進む。
そして、ステップS1103で、監視装置管理部611から稼働警告フラグを取得して、稼働フラグがONかOFFかを判定する。稼働警告フラグがONである場合(ON)、ステップS1104に進む。一方、稼働警告フラグがOFFである場合(OFF)、ステップS1105に進む。次に、ステップS1104で、図7(A)に示す監視装置の一覧画面に通知警告アイコンを表示する。なお、本実施形態では、図7(A)で示すように一覧の「Name」の監視装置名の右側に警告アイコンの表示を行う。次に、ステップS1105で、チェックボックス801がチェックされているか否かを判定する。チェックされている場合(Yes)、ステップS1106に進む。一方、チェックされていない場合(No)、通知は行わないので処理を終了する。
そして、ステップS1106で、監視装置管理部611から最終接続日時を取得する。次に、ステップS1107で、ステップS1106で取得した最終接続日時と現在時刻から経過時間を算出し、ステップS1101で取得した通信警告の設定と比較する。経過時間が通信警告の設定値(第1の閾値)以上の場合(Yes)、ステップS1108に進む。一方、経過時間が通信警告の設定値未満の場合(No)、処理を終了する。そして、ステップS1108で、監視装置の一覧画面に通知警告アイコンが表示される。本実施形態では、図7(A)に示すように、一覧画面の「Last Transmitted」の最終接続日時の右側に警告アイコンが表示される。
図12は、図7(B)および(C)に示す画像形成装置の一覧画面のリスト上に、通信警告アイコンを表示する際の処理を示すフローチャートである。本実施形態では、図7(B)のカウンタ情報を例に説明する。まず、ステップS1201で、通知警告管理部612に登録されている通信警告の設定を取得する。次に、ステップS1202で、チェックボックス804がチェックされているか否かを判定する。チェックされている場合(Yes)、ステップS1203に進む。一方、チェックされていない場合(No)、処理を終了する。次に、ステップS1203で、デバイス情報管理部610から画像形成装置のデバイス情報の最終更新日時を取得する。そして、ステップS1204で、ステップS1203で取得した最終更新日時と現在時刻から経過時間を算出し、ステップS1201で取得した通信警告の設定の通知までの期間と比較する。経過時間が設定された期間(第2の閾値)以上の場合(Yes)、ステップS1205に進む。一方、経過時間が設定された期間未満の場合(No)、処理を終了する。次に、ステップS1205で、画像形成装置の一覧画面に通知警告アイコンが表示される。なお、本実施形態では、図7(B)に示すように、一覧画面の「Last Received」の最終更新日時の右側に警告アイコンを表示する。
図13は、本実施形態に係るメール通知による通信警告をする際の処理を示すフローチャートである。本実施形態では、このメール通知処理が定期的に実行されるが、デバイス情報受信時に通知処理を行い、即時通知してもよい。まず、ステップS1301で、通知警告管理部612に登録されている通信警告の設定を取得する。次に、ステップS1302で、チェックボックス806がチェックされているか(ONになっているか)否かを判定する。チェックされている場合(ON)、ステップS1303へ進み、チェックされていない場合(OFF)、処理を終了する。次に、ステップS1303で、通知警告設定の情報を基に監視装置の通信状態、稼働警告フラグ、画像形成装置の通信状態を判定する。そして、何れかの接続状態に不具合がある場合(Yes)、ステップS1304に進み、不具合がない場合(No)、処理を終了する。次に、ステップS1304で、通知部603は、ステップS1301で取得した通知先メールアドレスに対してメール通知を行う。
以上、本実施形態によれば、中央管理装置101は、監視装置114から取得する複数の情報を基に通信障害状況を判定することができるため、システム構成を変えることなく、通信障害状況に応じた通知の制御をすることができる。また、システム構成を変える必要がないので、通信障害状況を把握するために新たにコストをかける必要がなくなる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、監視装置114の最終接続日時やデバイス情報の最終更新日時と現在時刻の差分を計算し、ユーザに設定された設定値を比較し通知の判定を行った。しかしながら、監視装置114から通信が行われない場合、監視装置114と画像形成装置113の通信状態が正常な状態であったとしても監視装置114と画像形成装置113の通信警告が行われてしまう。このような場合、管理者は、画像形成装置113の通信警告を受けて画像形成装置113の対処を行おうとしても画像形成装置113に問題が無いため、余計な手間が掛かってしまうことがある。これに対して、本実施形態では、画像形成装置113の最終更新日時と監視装置114の最終接続日時と各情報の通信タイミングを加味して通知を行う。これにより、監視装置114の通信障害が起こる前の画像形成装置113との接続状況を踏まえて通知を行うため不要な通知を削減することができる。また、本実施形態では、説明の簡便のために、第1実施形態と異なる点のみを説明する。
第1実施形態では、監視装置114の最終接続日時やデバイス情報の最終更新日時と現在時刻の差分を計算し、ユーザに設定された設定値を比較し通知の判定を行った。しかしながら、監視装置114から通信が行われない場合、監視装置114と画像形成装置113の通信状態が正常な状態であったとしても監視装置114と画像形成装置113の通信警告が行われてしまう。このような場合、管理者は、画像形成装置113の通信警告を受けて画像形成装置113の対処を行おうとしても画像形成装置113に問題が無いため、余計な手間が掛かってしまうことがある。これに対して、本実施形態では、画像形成装置113の最終更新日時と監視装置114の最終接続日時と各情報の通信タイミングを加味して通知を行う。これにより、監視装置114の通信障害が起こる前の画像形成装置113との接続状況を踏まえて通知を行うため不要な通知を削減することができる。また、本実施形態では、説明の簡便のために、第1実施形態と異なる点のみを説明する。
図14は、図7(B)に示す画像形成装置の一覧画面に、通信警告アイコンを表示する際の処理を示すフローチャートである。監視装置114の通信障害が原因で、画像形成装置113と通信できていない可能性がある場合、通信警告アイコンは表示されない。なお、本実施形態では、図12と異なる部分のみ説明する。
ステップS1204で、経過時間が設定された期間以上の場合(Yes)、ステップS1401へ進む。そして、ステップS1401で、通信先情報管理部613から通信タイミングを取得する。次に、ステップS1402で、監視装置管理部611から最終接続日時を取得する。次に、ステップS1403で、画像形成装置の一覧画面に通信警告アイコンを表示するか否かを判定する。すなわち、デバイス情報の最終更新日時から中央管理装置とのの最終接続日時を引いた差分が、ステップS1401で取得した通信タイミングより大きい値か否かを判定する。差分がステップS1401で取得した通信タイミングより大きい値である場合(Yes)、ステップS1205に進み、差分がステップS1401で取得した通信タイミング以下の値である場合(No)、処理を終了する。
(第3実施形態)
第2実施形態では、通信障害を検知するために定められた通信タイミングで定期的に通信が行われる。しかしながら、前回送信した情報と全く同じであった場合でも中央管理装置101へ情報の送信が行われてしまう。すなわち、通知警告の機能を利用しないユーザにとっては不要な通信が定期的に行われてしまうだけである。これに対して、第3実施形態では、通知警告の設定をしておらず、前回送信した情報と同じであった場合は中央管理装置101へ情報を送信しないようにする。従って、重複した情報を送信しない処理を行うことで、不要な通信を削減することができる。また、本実施形態では、説明の簡便のために、第1実施形態と異なる点のみを説明する。
第2実施形態では、通信障害を検知するために定められた通信タイミングで定期的に通信が行われる。しかしながら、前回送信した情報と全く同じであった場合でも中央管理装置101へ情報の送信が行われてしまう。すなわち、通知警告の機能を利用しないユーザにとっては不要な通信が定期的に行われてしまうだけである。これに対して、第3実施形態では、通知警告の設定をしておらず、前回送信した情報と同じであった場合は中央管理装置101へ情報を送信しないようにする。従って、重複した情報を送信しない処理を行うことで、不要な通信を削減することができる。また、本実施形態では、説明の簡便のために、第1実施形態と異なる点のみを説明する。
図15は、本実施形態に係る監視装置114のモジュール構成の一例を示すブロック図である。本実施形態では、図4の構成と異なる点のみ説明する。通知条件取得部1501は、中央管理装置101の通知条件管理部612で管理される通知条件を取得する。通知条件取得のタイミングは、通信先情報管理部411で管理され個別に定期的に取得するように設定してよく、他の設定情報取得のタイミングと一緒に取得してもよい。通知条件管理部1502は、通知条件取得部1501で中央管理装置101から取得した情報を保持する。前回送信情報管理部1503は、情報毎に中央管理装置101に前回送信した情報を保持することができる。通信制御部401は、通知条件取得部1501で取得した通知条件と前回送信情報管理部1503で取得した前回送信した情報を基に中央管理装置101へ情報を送信するか否かを判定する。
図16は、本実施形態に係る監視装置114が管理対象の画像形成装置113から取得した情報を中央管理装置101に送信する際の処理を示すフローチャートである。中央管理装置101で設定される通知条件によって監視装置114の通知条件が変更される。まず、ステップS1601で、通知条件管理部1502から通知条件を取得する。次に、ステップS1602で、ステップS1601で取得した通知条件が設定されているか否かを判定する。通知条件が設定されていない場合(No)、ステップS1603に進み、通知条件が設定されている場合(Yes)、ステップS1605に進む。次に、ステップS1603で、前回送信情報管理部1503から監視装置114が中央管理装置101に前回送信した情報を取得する。そして、ステップS1604で、ステップS1603で取得した前回送信情報(前回情報)と今回送信しようとしている情報(今回情報)を比較して、差異があるか否かを判定する。情報を比較した結果、情報に差異がない場合(No)、中央管理装置101への送信は不要と判定し、処理を終了する。情報を比較した結果、情報に差異がある場合(Yes)、ステップS1605に進む。そして、ステップS1605で、生成部403で生成した送信データ(デバイス情報)を中央管理装置101に送信する。次に、ステップS1606で、ステップS1605で送信が成功したら、前回送信情報管理部1503の前回送信情報を更新する。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
また、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
Claims (11)
- 中央管理装置と、複数の画像形成装置を監視する監視装置と、前記監視装置を介さずに前記中央管理装置と通信を行う監視機能を備える画像形成装置と、を含む監視システムであって、
前記監視装置は、
前記中央管理装置との通信に際して、認証処理を要求する第1の要求手段と、
前記複数の画像形成装置から収集した複数の種類の稼働情報、及び、前記監視装置の環境情報のそれぞれについて異なる送信の周期を管理する第1の管理手段と、
前記認証処理の後に、前記送信の周期に従い、前記複数の種類の稼働情報及び環境情報のそれぞれの送信を制御する第1の送信手段と、
を有し、
前記監視機能を備える画像形成装置は、
前記中央管理装置との通信に際して、認証処理を要求する第2の要求手段と、
前記監視機能を備える画像形成装置の複数の種類の稼働情報のそれぞれについて異なる送信の周期を管理する第2の管理手段と、
前記認証処理の後に、前記送信の周期に従い、前記複数の種類の稼働情報のそれぞれの送信を制御する第2の送信手段と、
を有し、
前記中央管理装置は、
前記監視装置及び前記監視機能を備える画像形成装置からの前記要求に応じて認証処理を行う認証手段と、
前記監視装置から受信した複数の種類の稼働情報及び環境情報、並びに前記監視機能を備える画像形成装置から受信した複数の種類の稼働情報を管理する第3の管理手段と、
前記監視装置との認証が無かった期間が、第1の閾値を超えた場合に通知を行う第1の通知手段と、
前記中央管理装置で管理すべき画像形成装置からの稼働情報の取得ができなかった期間が、第2の閾値を超えた場合に通知を行う第2の通知手段と、
有する
ことを特徴とする監視システム。 - 前記中央管理装置は、前記監視装置から受信される環境情報と、警告条件を用いた判定の結果を通知する第3の通知手段
をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の監視システム。 - 前記第3の通知手段は、前記監視装置から受信した環境情報が前記警告条件に該当する場合、前記監視装置と前記監視機能を備える画像形成装置とのリスト上で、通知を行うことを特徴とする請求項2に記載の監視システム。
- 前記第1の通知手段は、前記監視装置と前記監視機能を備える画像形成装置とのリスト上で、前記監視装置に対する通知を行う
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の監視システム。 - 前記第2の通知手段は、前記画像形成装置の前記複数の稼働情報のリスト上で、前記画像形成装置に対して通知を行う
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の監視システム。 - 前記第1の閾値及び前記第2の閾値は、前記中央管理装置に表示される設定画面を介して設定される
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の監視システム。 - 前記第2の通知手段は、前記監視装置が前記稼働情報を最後に取得した日時と前記監視装置と最後に認証した日時との差分が所定の通信タイミングを超えた場合に通知を行う
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の監視システム。 - 前記第1の送信手段及び前記第2の送信手段は、前記中央管理装置に送信した前回情報と送信しようとしている今回情報を比較して、前記前回情報と前記今回情報が異なる場合に、前記中央管理装置に前記今回情報を送信する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の監視システム。 - 前記複数の種類の稼働情報には、画像形成装置のカウンタ情報及びジョブログ情報が含まれる
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の監視システム。 - 前記環境情報には、少なくとも情報処理装置のドライブの空き容量、搭載メモリ量、CPUコア数、更新ファイルの最新インストール日時、OSのバージョン情報のいずれかが含まれる
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の監視システム。 - 中央管理装置と、複数の画像形成装置を監視する監視装置と、前記監視装置を介さずに前記中央管理装置と通信を行う監視機能を備える画像形成装置と、を含む監視システムの制御方法であって、
前記監視装置が、
前記中央管理装置との通信に際して、認証処理を要求する第1の要求工程と、
前記複数の画像形成装置から収集した複数の種類の稼働情報、及び、前記監視装置の環境情報のそれぞれについて異なる送信の周期を管理する第1の管理工程と、
前記認証処理の後に、前記送信の周期に従い、前記複数の種類の稼働情報及び環境情報のそれぞれの送信を制御する第1の送信工程と、
を有し、
前記監視機能を備える画像形成装置が、
前記中央管理装置との通信に際して、認証処理を要求する第2の要求工程と、
前記監視機能を備える画像形成装置の複数の種類の稼働情報のそれぞれについて異なる送信の周期を管理する第2の管理工程と、
前記認証処理の後に、前記送信の周期に従い、前記複数の種類の稼働情報のそれぞれの送信を制御する第2の送信工程と、
を有し、
前記中央管理装置が、
前記監視装置及び前記監視機能を備える画像形成装置からの前記要求に応じて認証処理を行う認証工程と、
前記監視装置から受信した複数の種類の稼働情報及び環境情報、並びに前記監視機能を備える画像形成装置から受信した複数の種類の稼働情報を管理する第3の管理工程と、
前記監視装置との認証が無かった期間が、第1の閾値を超えた場合に通知を行う第1の通知工程と、
前記中央管理装置で管理すべき画像形成装置からの稼働情報の取得ができなかった期間が、第2の閾値を超えた場合に通知を行う第2の通知工程と、
有する
ことを特徴とする監視システムの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014191780A JP2016063491A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | 監視システム及び監視システムの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014191780A JP2016063491A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | 監視システム及び監視システムの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016063491A true JP2016063491A (ja) | 2016-04-25 |
Family
ID=55798415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014191780A Pending JP2016063491A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | 監視システム及び監視システムの制御方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016063491A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7413072B2 (ja) | 2020-02-20 | 2024-01-15 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、デバイス管理システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラム |
-
2014
- 2014-09-19 JP JP2014191780A patent/JP2016063491A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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