JP2020141269A - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コールセンタのサポートを受けるための手続きを簡素化する手段を提供する。【解決手段】情報処理装置は、装置を一意に識別できる装置識別情報と装置情報とを関連付けてサポート装置に送信してサポート装置の装置情報記憶部に装置識別情報と装置情報とを記憶させるとともに、装置識別情報を携帯端末に送信し、携帯端末は、受信した装置識別情報をサポート装置に送信し、サポート装置は、携帯端末から装置識別情報を受信し、装置識別情報に関連付けられた装置情報を装置情報記憶部から取得し、該装置情報を表示部に表示する。【選択図】 図1

Description

本発明は、コールセンタにおいてサポートを行う情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
従来の情報処理システムは、ユーザが使用している装置に関してコールセンタのサポートを受ける際、ユーザはコールセンターにオペレータコールとして電話をかけ、オペレータに依頼内容を告げて回答を受け取るようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−81002号公報
しかしながら、従来の技術においては、依頼内容が装置の障害等に関する場合、ユーザはオペレータに、障害内容、および装置の設定情報等の装置情報を告げる必要があり、コールセンタのサポートを受けるための手続きが煩雑であるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、コールセンタのサポートを受けるための手続きを簡素化することを目的とする。
そのため、本発明は、サポート対象の情報処理装置と、オペレータコールを行う携帯端末と、前記情報処理装置の装置情報を管理するとともにオペレータコールに対応するオペレータが操作するサポート装置とを有する情報処理システムであって、前記情報処理装置は、装置の状態を表す装置情報を取得する装置情報取得部と、前記装置情報を前記サポート装置に送信する送信部と、前記携帯端末と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、を有し、前記サポート装置は、前記情報処理装置から送信された装置情報の受信する通信部と、複数の前記情報処理装置から送信された装置情報を記憶する装置情報記憶部と、前記携帯端末との間で電話回線を介して通信を行う電話回線通信部と、前記装置情報を表示する表示部と、を有し、前記携帯端末は、前記情報処理装置と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、前記サポート装置との間で電話回線を介して通信を行う電話回線通信部と、を有し、前記情報処理装置は、装置を一意に識別できる装置識別情報と前記装置情報とを関連付けて前記サポート装置に送信し、前記サポート装置は、装置情報記憶部に前記装置識別情報と前記装置情報とを記憶し、前記情報処理装置は、前記装置識別情報を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末は、受信した前記装置識別情報を前記サポート装置に送信し、前記サポート装置は、前記携帯端末から前記装置識別情報を受信し、前記装置識別情報に関連付けられた前記装置情報を前記装置情報記憶部から取得し、該装置情報を前記表示部に表示することを特徴とする。
このようにした本発明は、コールセンタのサポートを受けるための手続きを簡素化することができるという効果が得られる。
実施例における情報処理システムの構成を示すブロック図 実施例における印刷装置の構成を示すブロック図 実施例における携帯端末の構成を示すブロック図 実施例におけるクラウドサーバの構成を示すブロック図 実施例におけるコールセンター端末の構成を示すブロック図 実施例におけるコールセンターサーバの構成を示すブロック図 実施例における装置情報の説明図 実施例におけるサポート処理の流れを示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明による情報処理システムおよび情報処理方法の実施例を説明する。
図1は実施例における情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1において、情報処理システム100は、印刷装置200と、携帯端末300と、クラウドサーバ400と、コールセンター端末500と、コールセンターサーバ600とを有している。
印刷装置200、クラウドサーバ400、およびコールセンター端末500は、通信回線としてのインターネット101を介して相互に通信可能に接続されている。
また、携帯端末300とコールセンター端末500とは、通信回線としての電話回線102を介して相互に通信(通話)可能に接続されている。
さらに、印刷装置200と携帯端末300とは、通信回線としてのNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)103を介して通信を行い、コールセンター端末500とコールセンターサーバ600とは、通信回線としてのLAN(Local Area Network)104を介して相互に通信可能に接続されている。
本実施例では、印刷装置200および携帯端末300はユーザが操作するユーザ環境に存在し、コールセンター端末500およびコールセンターサーバ600はオペレータが常駐するコールセンタに存在するものとする。
以下に、印刷装置200、携帯端末300、クラウドサーバ400、コールセンター端末500、およびコールセンターサーバ600の構成を図2から図6に基づいて図1を参照しながら説明する。
図2は実施例における印刷装置の構成を示すブロック図である。
図2において、サポート対象の情報処理装置としての印刷装置(画像形成装置)200は、例えばプリンタや複合機等の媒体に画像を形成するものであり、インターネット接続およびNFC通信機能を有したものである。
印刷装置200は、インターネット通信部201と、装置情報取得部202と、NFC通信部203と、印刷部204とを有している。印刷装置200は、CPU(Central Processing Unit)等の制御部およびメモリ等の記憶部を備え、記憶部に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御部により全体の動作が制御される。
インターネット通信部201は、図1に示すインターネット101を介して通信を行う送受信部であり、クラウドサーバ400等との間で通信を行うものである。インターネット通信部201は、送信部として後述する装置情報をクラウドサーバ400に送信する。
装置情報取得部202は、装置(印刷装置200)の状態を表す装置情報を取得するものであり、メモリ等の記憶部に記憶された装置情報を取得する。この装置情報取得部202は、CPU等の制御部により実行されるプログラム(ソフトウェア)であり、ハードディスクやメモリとしてのROM(Read Only Memory)等の記憶部に記憶される。
ここで、装置情報の例を図7の実施例における装置情報の説明図に基づいて説明する。
図7に示すように、装置情報レコード700は、装置毎に一意に割り当てられた装置識別情報としてのシリアル番号701、装置の記憶部に記憶された制御プログラムとしてのファームウェアの版数であるF/W版数702、トナー残量やドラム寿命の情報である消耗品情報703、用紙設定や印刷設定等の設定情報704、および用紙ジャムの発生や消耗品の寿命切れ等のエラー情報705からなるものである。
このように、装置情報レコード700は、装置識別情報としてのシリアル番号701と、シリアル番号701に関連付けられたシリアル番号701、F/W版数702、消耗品情報703、設定情報704、およびエラー情報705からなる装置情報とにより構成されたものである。
なお、本実施例では、装置情報を図7に示す例で説明するが、これに限られるものでなく、印刷装置200が静的または動的に取得可能なすべての情報を装置情報として取り扱うことができる。
したがって、装置情報は、印刷装置200のエラー状態、消耗品状態、およびファームウェア版数を表す情報のいずれかを含むものであっても良い。
近距離無線通信部としてのNFC通信部203は、Felica(登録商標)等のNFCの通信部であり、図1に示す携帯端末300との間で近距離無線通信を行い、装置情報を携帯端末300に送信するものである。本実施例では、NFC通信部203は、装置情報として図7に示すシリアル番号701を装置情報取得部202より取得し、図1に示す携帯端末300に送信する。
また、本実施例では、図1に示す携帯端末300が、図7に示すシリアル番号701を印刷装置200から受信する例で説明するが、これに限られるものでなく、図1に示すクラウドサーバ400において、複数の装置情報の中から、コールセンター端末500が要求する装置情報を特定することができる情報であって、印刷装置200と携帯端末300との間で受け渡すことができる情報であれば、図7に示すシリアル番号701以外の情報であっても良い。
印刷部204は、電子写真方式のプリンタであり、ユーザの指示に基づき媒体に画像を形成して印刷を行うものである。
図3は実施例における携帯端末の構成を示すブロック図である。
図3において、携帯端末300は、例えばスマートフォンや携帯電話等であり、NFC通信および電話回線通信の機能を有するものである。携帯端末300は、電話回線通信の機能を利用してコールセンタに対してオペレータコールを行う。
携帯端末300は、NFC通信部301と、装置情報記憶部302と、電話回線通信部303とを有している。携帯端末300は、CPU等の制御部およびメモリ等の記憶部を備え、記憶部に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御部により全体の動作が制御される。
NFC通信部301は、Felica(登録商標)等のNFCの通信部であり、図1に示す印刷装置200との間で近距離無線通信を行い、装置情報に含まれる印刷装置の装置識別情報としてのシリアル番号を印刷装置200から受信するものである。
装置情報記憶部302は、ハードディスクやメモリとしてのRAM(Random Access Memory)等の記憶装置であり、NFC通信部301が印刷装置200から受信したシリアル番号(図1に示す印刷装置200のシリアル番号)を記憶するものである。
電話回線通信部303は、図1に示すコールセンターサーバ600との間で電話回線102を介して通信を行う通信部であり、コールセンターサーバ600、およびコールセンター端末500を介してコールセンタのオペレータと通話等を行うものである。
本実施例の携帯端末300は、コールセンタのオペレータと通話を行う前に、コールセンターサーバ600が提供する音声ガイダンスに対して装置情報記憶部302に記憶された装置情報のシリアル番号を音声通話上のプッシュ信号で送信する。
図4は実施例におけるクラウドサーバの構成を示すブロック図である。
図4において、クラウドサーバ400は、サーバまたはワークステーション等のコンピュータ(計算機)であり、図1に示すインターネット101を介して印刷装置200やコールセンター端末500との間で通信を行うインターネット通信機能を有するものである。
また、クラウドサーバ400は、印刷装置200の装置情報を管理する。
クラウドサーバ400は、インターネット通信部401と、装置情報取得部402と、装置情報記憶部403とを有している。クラウドサーバ400は、CPU等の制御部およびメモリ等の記憶部を備え、記憶部に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御部により全体の動作が制御される。
通信部としてのインターネット通信部401は、図1に示すインターネット101を介して通信を行うネットワークインタフェースであり、印刷装置200との間で通信を行い、印刷装置200から送信された装置情報を受信する。また、インターネット通信部401は、図1に示すインターネット101を介してコールセンター端末500との間で通信を行い、コールセンター端末500から要求された印刷装置200のシリアル番号に対応する装置情報をコールセンター端末500に送信する。
装置情報取得部402は、装置情報記憶部403に記憶された装置情報を取得するものである。この装置情報取得部402は、CPU等の制御部により実行されるプログラム(ソフトウェア)であり、ハードディスクやメモリとしてのROM等の記憶部に記憶される。
装置情報取得部402は、コールセンター端末500から要求された印刷装置200のシリアル番号に対応する装置情報を装置情報記憶部403から取得する。
装置情報記憶部403は、ハードディスクやメモリとしてのRAM等の記憶装置であり、インターネット通信部401が複数の印刷装置200から受信した装置情報を記憶するものである。装置情報記憶部403は、図1に示すインターネット101に接続された複数の印刷装置200から送信された装置情報(図7に示す装置情報レコード700)を記憶する。
図5は実施例におけるコールセンター端末の構成を示すブロック図である。
図5において、コールセンター端末500は、図1に示すLAN104を介しての通信、インターネット101を介しての通信、およびモニタ、キーボード、マイク、スピーカ等を介してのUI(User Interface)機能を有するものである。
また、コールセンター端末500は、コールセンタのオペレータが操作するものである。
コールセンター端末500は、LAN通信部501と、装置情報要求部502と、UI部503と、インターネット通信部504とを有している。
通信部としてのLAN通信部501は、図1に示すLAN104を介して通信を行うネットワークインタフェースであり、コールセンターサーバ600との間で通信を行うものである。
コールセンターサーバ600で選択されたコールセンター端末500は、LAN通信部501を介してコールセンターサーバ600の電話回線に接続され、ユーザとの通話を行う。また、コールセンター端末500は、LAN通信部501を介してコールセンターサーバ600が携帯端末300から取得したシリアル番号(図1に示す印刷装置200のシリアル番号)を受信する。
装置情報要求部502は、コールセンターサーバ600から受信したシリアル番号(図1に示す印刷装置200のシリアル番号)に基づいてクラウドサーバ400に装置情報の要求を行うものである。この装置情報要求部502は、CPU等の制御部により実行されるプログラム(ソフトウェア)であり、ハードディスクやメモリとしてのROM等の記憶部に記憶される。
UI部503は、キーボードやモニタ、マイク、スピーカ等の入出力装置であり、コールセンターのオペレータに対してUIを提供するものである。UI部503は、インターネット通信部504が受信した装置情報を表示部としてのモニタに表示しながら、コールセンターのオペレータに通話機能を提供する。
通信部としてのインターネット通信部504は、図1に示すインターネット101を介して通信を行うものであり、クラウドサーバ400等との間で通信を行うものである。インターネット通信部504は、装置情報要求部502からの要求をクラウドサーバ400に送信し、装置情報をクラウドサーバ400から受信する。
図6は実施例におけるコールセンターサーバの構成を示すブロック図である。
図6において、コールセンターサーバ600は、サーバまたはワークステーション等のコンピュータ(計算機)であり、図1に示す電話回線102を介して携帯端末300との間で電話回線通信、音声ガイダンス、および図1に示すLAN104を介して通信を行うLAN通信の機能を有するものである。
また、コールセンターサーバ600は、携帯端末300からオペレータコールを受信する。
コールセンターサーバ600は、電話回線通信部601と、音声ガイダンス部602と、LAN通信部603と、装置情報解析部604とを有している。
電話回線通信部601は、図1に示す電話回線102を介して図1に示す携帯端末300との間で通信を行う通信部であり、図1に示す携帯端末300からのユーザによるオペレータコールの受信を行うものである。
音声ガイダンス部602は、ユーザによる携帯端末300からオペレータコールの着信があった場合、自動応答により要件を分類し、適切なコールセンター端末500を選択し、着信の通知を行うものである。また、同時に、音声ガイダンス部602は、装置情報解析部604が取得したシリアル番号(図1に示す印刷装置200のシリアル番号)を着信の通知に付加し、コールセンター端末500に通知する。この音声ガイダンス部602は、CPU等の制御部により実行されるプログラム(ソフトウェア)であり、ハードディスクやメモリとしてのROM等の記憶部に記憶される。
通信部としてのLAN通信部603は、図1に示すLAN104を介して通信を行うネットワークインタフェースであり、コールセンター端末500との間で通信を行うものである。
装置情報解析部604は、携帯端末300からの通話を解析し、携帯端末300からプッシュ信号で送信されたシリアル番号(図1に示す印刷装置200のシリアル番号)を取得するものである。
このように構成された図1に示す情報処理システム100は、印刷装置200により、印刷装置200を一意に識別できる装置識別情報(シリアル番号)を携帯端末300に送信するとともに、その装置識別情報(シリアル番号)と装置情報とを関連付けてクラウドサーバ400に送信してクラウドサーバ400の装置情報記憶部403に装置識別情報(シリアル番号)と装置情報とを記憶させ、携帯端末300は、印刷装置200から受信した装置識別情報(シリアル番号)をコールセンターサーバ600に送信し、コールセンターサーバ600は、携帯端末300から受信した装置識別情報(シリアル番号)をコールセンター端末500に送信し、コールセンター端末500は、コールセンターサーバ600から装置識別情報(シリアル番号)を受信し、その装置識別情報(シリアル番号)に関連付けられた装置情報をクラウドサーバ400から取得し、該装置情報を表示部に表示する。
上述した構成の作用について説明する。
情報処理システムが行うサポート処理を図8の実施例におけるサポート処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1〜図7を参照しながら説明する。
まず、情報処理システム100の印刷装置200において装置の異常や消耗品の不足等の障害(エラー)が発生するものとする。
このとき(印刷装置200において装置の異常が発生したとき)、印刷装置200は、装置識別情報としてのシリアル番号と装置情報とを関連付けてクラウドサーバ400に送信してクラウドサーバ400の装置情報記憶部403に装置識別情報と装置情報とを記憶させる。
また、印刷装置200において障害(装置の異常)の発生中に、携帯端末300を印刷装置200にかざし、携帯端末300が印刷装置200との間で近距離無線通信が可能になると、携帯端末300はシリアル番号と装置情報とを関連付けてクラウドサーバ400に送信してクラウドサーバ400の装置情報記憶部403に装置識別情報と装置情報とを記憶させるようにしても良い。このとき、携帯端末300は、携帯端末識別情報(電話番号等)を印刷装置200に送信し、印刷装置200は、装置識別情報としてのシリアル番号および携帯端末識別情報(印刷装置200から受信した携帯端末識別情報)と、装置情報とを関連付けてクラウドサーバ400に送信してクラウドサーバ400の装置情報記憶部403に装置識別情報および携帯端末識別情報と、装置情報とを記憶させる。
ここで、シリアル番号は、印刷装置200が予め記憶部に記憶されているものとするが、携帯端末300から受信したものとしても良い。この場合、ユーザは携帯端末300を印刷装置200にかざし、携帯端末300はシリアル番号を印刷装置200に送信しておくものとする。
S101:ユーザは、携帯端末300上でリモートメンテナンスアプリケーションソフトウェアを起動し、その携帯端末300を障害が発生した印刷装置200にかざす。なお、携帯端末300を障害が発生した印刷装置200にかざすことにより、携帯端末300は、リモートメンテナンスアプリケーションソフトウェアを起動するようにしても良い。
S102:印刷装置200は、NFC通信部203により、装置識別情報としてのシリアル番号を送信し、携帯端末300は、NFC通信部301により、印刷装置200からシリアル番号を受信する。
S103:携帯端末300は、印刷装置200からシリアル番号を受信すると、電話回線通信部303により、コールセンタのコールセンターサーバ600に電話で発信(コール)する。
S104:コールセンターサーバ600は、電話回線通信部601により、携帯端末300からの着信を受ける。ここで、コールセンターサーバ600は、携帯端末300の携帯端末識別情報(電話番号等)を取得する。
S105:コールセンターサーバ600は、携帯端末300からの着信を受けると、音声ガイダンス部602により音声ガイダンスを開始する。
コールセンターサーバ600は、音声ガイダンスを開始すると、音声ガイダンスによる自動応答により、ユーザのコール目的の情報を携帯端末300から受信する。また、携帯端末300は、印刷装置200から受信したシリアル番号をプッシュ信号によりコールセンターサーバ600に送信し、コールセンターサーバ600は、携帯端末300からプッシュ信号によるシリアル番号(図1に示す印刷装置200のシリアル番号)を受信する。
S106:コールセンターサーバ600の装置情報解析部604は、音声ガイダンスによる自動応答により、ユーザのコール目的(例えば、操作方法の問合せ、障害対応等)を分類し、同時にプッシュ信号でシリアル番号が送信されていた場合はそのシリアル番号を取得する。
コールセンターサーバ600の装置情報解析部604は、コール目的の分類結果を判定し、印刷装置200のシリアル番号を含むサポート要求か否かを判定し、シリアル番号を含むサポート要求であると判定した場合、処理をS107へ移行し、シリアル番号を含むサポート要求でないと判定した場合、S111においてオペレータとの通話によるサポートを行い、本処理を終了する。
なお、S111におけるオペレータとの通話によるサポートは、ユーザがオペレータに依頼内容を通話により告げ、オペレータから回答を得るというものである。
S107:コールセンターサーバ600は、音声ガイダンス部602による音声ガイダンスの自動応答による要件を分類し、適切なコールセンター端末500を選択し、選択したコールセンター端末500に着信の通知を行い、S105において取得したシリアル番号とともに、通話中のコールを転送(送信)する。このとき、コールセンター端末500は、コールセンターサーバ600から携帯端末300の携帯端末識別情報(電話番号等)を取得する。
S108:転送を受けたコールセンター端末500は、転送されたシリアル番号をキーとしてクラウドサーバ400から装置情報を取得する。
なお、クラウドサーバ400は、コールセンター端末500から受信したシリアル番号をキーとして装置情報取得部402により、メモリ等の記憶部に記憶された装置情報(図7に示す装置情報レコード700)を検索し、シリアル番号が一致する装置情報を取得し、取得した装置情報をコールセンター端末500に送信する。
また、クラウドサーバ400は、シリアル番号および携帯端末識別情報(電話番号等)の両方が一致する装置情報を取得するようにしても良い。この場合、コールセンター端末500は、コールセンターサーバ600から転送されたシリアル番号および携帯端末識別情報をキーとしてクラウドサーバ400から装置情報を取得する。
S109:コールセンター端末500は、UI部503により、クラウドサーバ400から取得した装置情報を、転送されたコールに関する情報とともに、モニタに表示し、オペレータにユーザとの通話を促す。
即ち、コールセンター端末500は、コールセンターサーバ600からシリアル番号を受信し、シリアル番号に関連付けられた装置情報をクラウドサーバ400から取得し、該装置情報を表示部に表示する。
S110:コールセンター端末500は、携帯端末300との通話を可能にし、オペレータはユーザとの通話を開始し、オペレータによるサポートが終了すると情報処理システム100はサポート処理を終了する。
このように本実施例では、情報処理システム100は、印刷装置200により、印刷装置200を一意に識別できる装置識別情報(シリアル番号)を携帯端末300に送信するとともに、その装置識別情報(シリアル番号)と装置情報とを関連付けてクラウドサーバ400に送信し、クラウドサーバ400は、装置情報記憶部403に装置識別情報(シリアル番号)と装置情報と関連付けて記憶し、携帯端末300は、印刷装置200から受信した装置識別情報(シリアル番号)をコールセンターサーバ600に送信し、コールセンターサーバ600は、携帯端末300から受信した装置識別情報(シリアル番号)をコールセンター端末500に送信し、コールセンター端末500は、コールセンターサーバ600から装置識別情報(シリアル番号)を受信し、その装置識別情報(シリアル番号)に関連付けられた装置情報をクラウドサーバ400から取得し、該装置情報を表示部に表示するようにしたことにより、コールセンタのサポートを受けるための手続きを簡素化することができる。
また、携帯端末300から送信される印刷装置200の装置識別情報(シリアル番号)に基づいて対応する装置情報をクラウドサーバ400から自動的に取得してコールセンター端末500に表示することができ、ユーザおよびコールセンタのオペレータの双方の負担を軽減させることができる。
なお、本実施例では、クラウドサーバ400、コールセンター端末500、およびコールセンターサーバ600をそれぞれ別個の装置として情報処理システム100を構成する例で説明したが、それに限られるものでなく、クラウドサーバ400、コールセンター端末500、およびコールセンターサーバ600を1つのサポート装置として構成するようにしても良い。
以上説明したように、本実施例では、コールセンタのサポートを受けるための手続きを簡素化することができるという効果が得られる。
また、装置情報をクラウドサーバから自動的に取得してコールセンター端末に表示することができ、ユーザおよびコールセンタのオペレータの双方の負担を軽減させることができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、情報処理装置を印刷装置として説明したが、それに限られるものでなく、他の情報処理装置、例えば複写機、ファクシミリ装置、または複合機(MFP)等としても良い。
100 情報処理システム
200 印刷装置
201、401、504 インターネット通信部
202、402 装置情報取得部
203、301 NFC通信部
204 印刷部
300 携帯端末
302、403 装置情報記憶部
303、601 電話回線通信部
400 クラウドサーバ
500 コールセンター端末
501、603 LAN通信部
502 装置情報要求部
503 UI部
600 コールセンターサーバ
602 音声ガイダンス部
604 装置情報解析部

Claims (10)

  1. サポート対象の情報処理装置と、オペレータコールを行う携帯端末と、前記情報処理装置の装置情報を管理するとともにオペレータコールに対応するオペレータが操作するサポート装置とを有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    装置の状態を表す装置情報を取得する装置情報取得部と、
    前記装置情報を前記サポート装置に送信する送信部と、
    前記携帯端末と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    を有し、
    前記サポート装置は、
    前記情報処理装置から送信された装置情報の受信する通信部と、
    複数の前記情報処理装置から送信された装置情報を記憶する装置情報記憶部と、
    前記携帯端末との間で電話回線を介して通信を行う電話回線通信部と、
    前記装置情報を表示する表示部と、
    を有し、
    前記携帯端末は、
    前記情報処理装置と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    前記サポート装置との間で電話回線を介して通信を行う電話回線通信部と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、装置を一意に識別できる装置識別情報と前記装置情報とを関連付けて前記サポート装置に送信し、
    前記サポート装置は、装置情報記憶部に前記装置識別情報と前記装置情報とを記憶し、
    前記情報処理装置は、前記装置識別情報を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、受信した前記装置識別情報を前記サポート装置に送信し、
    前記サポート装置は、前記携帯端末から前記装置識別情報を受信し、前記装置識別情報に関連付けられた前記装置情報を前記装置情報記憶部から取得し、該装置情報を前記表示部に表示することを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記サポート装置は、前記情報処理装置の装置情報を管理するクラウドサーバと、前記オペレータコールを受信するコールセンターサーバと、オペレータが操作するコールセンター端末とを有し、
    前記クラウドサーバは、
    前記情報処理装置から送信された装置情報の受信および前記コールセンター端末へ装置情報を送信する通信部と、
    複数の前記情報処理装置から送信された装置情報を記憶する装置情報記憶部と、
    を有し、
    前記コールセンターサーバは、
    前記携帯端末との間で電話回線を介して通信を行う電話回線通信部と、
    前記コールセンター端末との間で通信を行う通信部と、
    を有し、
    前記コールセンター端末は、
    前記コールセンターサーバとの通信および前記クラウドサーバとの通信を行う通信部と、
    前記クラウドサーバから受信した装置情報を表示する表示部と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、装置を一意に識別できる装置識別情報と前記装置情報とを関連付けて前記クラウドサーバに送信し、
    前記クラウドサーバは、装置情報記憶部に前記装置識別情報と前記装置情報とを記憶し、
    前記情報処理装置は、前記装置識別情報を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、受信した前記装置識別情報を前記コールセンターサーバに送信し、
    前記コールセンターサーバは、受信した前記装置識別情報を前記コールセンター端末に送信し、
    前記コールセンター端末は、前記コールセンターサーバから前記装置識別情報を受信し、前記装置識別情報に関連付けられた前記装置情報を前記クラウドサーバから取得し、該装置情報を前記表示部に表示することを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記携帯端末は、前記情報処理装置を一意に識別できる装置識別情報を前記情報処理装置に送信するとともに、前記装置識別情報を前記コールセンターサーバに送信し、
    前記情報処理装置は、受信した前記装置識別情報と前記装置情報とを関連付けて前記クラウドサーバに送信して前記クラウドサーバの装置情報記憶部に前記装置識別情報と前記装置情報とを記憶させ、
    前記コールセンターサーバは、受信した前記装置識別情報を前記コールセンター端末に送信し、
    前記コールセンター端末は、前記コールセンターサーバから前記装置識別情報を受信し、前記装置識別情報に関連付けられた前記装置情報を前記クラウドサーバから取得し、該装置情報を前記表示部に表示することを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、装置の異常が発生したとき、前記装置識別情報と前記装置情報とを関連付けて前記クラウドサーバに送信することを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項2または請求項3に記載の情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、装置異常の発生中に、前記携帯端末と近距離無線通信が可能になると、前記装置識別情報と前記装置情報とを関連付けて前記クラウドサーバに送信することを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項5に記載の情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、前記携帯端末から携帯端末識別情報を受信し、該携帯端末識別情報および前記装置識別情報と、前記装置情報とを関連付けて前記クラウドサーバに送信することを特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
    前記コールセンター端末は、前記コールセンターサーバから前記携帯端末識別情報を受信し、前記携帯端末識別情報および前記装置識別情報が一致し、該携帯端末識別情報および該装置識別情報関連付けられた前記装置情報を前記クラウドサーバから取得し、該装置情報を前記表示部に表示することを特徴とする情報処理システム。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の情報処理システムにおいて、
    前記携帯端末は、前記情報処理装置と近距離無線通信が可能になると、アプリケーションソフトウェアを起動することを特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の情報処理システムにおいて、
    前記装置情報は、前記情報処理装置のエラー状態、消耗品状態、およびファームウェア版数を表す情報のいずれかを含むことを特徴とする情報処理システム。
  10. サポート対象の情報処理装置と、前記情報処理装置の装置情報を管理するクラウドサーバと、オペレータコールを行う携帯端末と、前記オペレータコールを受信するコールセンターサーバと、オペレータが操作するコールセンター端末とを有する情報処理システムの情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、装置を一意に識別できる装置識別情報と前記装置情報とを関連付けて前記クラウドサーバに送信するステップと、
    前記クラウドサーバが、装置情報記憶部に前記装置識別情報と前記装置情報とを記憶するステップと、
    前記情報処理装置が、前記装置識別情報を前記携帯端末に送信するステップと、
    前記携帯端末が、受信した前記装置識別情報を前記コールセンターサーバに送信するステップと、
    前記コールセンターサーバが、受信した前記装置識別情報を前記コールセンター端末に送信するステップと、
    前記コールセンター端末が、前記コールセンターサーバから前記装置識別情報を受信し、前記装置識別情報に関連付けられた前記装置情報を前記クラウドサーバから取得し、該装置情報を表示部に表示するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
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