JP2017195940A - 洗濯機 - Google Patents

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古田 和浩
Kazuhiro Furuta
和浩 古田
金田 至功
Yoshinori Kaneda
至功 金田
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Abstract

【課題】水位が低い状態においても、洗濯物の撹拌を促進させ、洗いムラやすすぎムラを抑制可能な洗濯機を提供する。【解決手段】実施形態に係る洗濯機は、洗濯物が投入され、水が貯水される水槽と、前記水槽内に回転可能に配置される回転槽と、前記回転槽の底部に回転可能に設けられ、前記水槽内に水流を生じさせる撹拌体と、前記回転槽の内壁に配置され上下方向に延びた突起部と、前記回転槽の内壁と前記突起部とにより形成された段差部と、を有する。前記段差部は、前記突起部の上部に位置する第1段差部と、前記突起部の下部に位置する第2段差部と、により構成されており、前記水槽内の洗濯物を前記撹拌体により撹拌する場合に、前記第2段差部の洗濯物に対する抵抗を、前記第1段差部の洗濯物に対する抵抗よりも大きくした。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
近年、節水のために洗濯機における使用水量が少なくなっており、洗濯運転中の水位が以前に比べて下がっているため、洗濯物の撹拌が生じにくくなっており、このため洗濯槽の下部に突条を設けて洗浄力を補うことが考えられている。
特開2005−304661号公報
水位が低い状態においても、洗濯物の撹拌を促進させ、洗いムラやすすぎムラを抑制可能な洗濯機を提供する。
実施形態に係る洗濯機は、洗濯物が投入され、水が貯水される水槽と、前記水槽内に回転可能に配置される回転槽と、前記回転槽の底部に回転可能に設けられ、前記水槽内に水流を生じさせる撹拌体と、前記回転槽の内壁に配置され上下方向に延びた突起部と、前記回転槽の内壁と前記突起部とにより形成された段差部と、を有する。前記段差部は、前記突起部の上部に位置する第1段差部と、前記突起部の下部に位置する第2段差部と、により構成されており、前記水槽内の洗濯物を前記撹拌体により撹拌する場合に、前記第2段差部の洗濯物に対する抵抗を、前記第1段差部の洗濯物に対する抵抗よりも大きくした。
第1実施形態に係る洗濯機の概略的な正面縦断面図 回転槽を模式的に示す斜視図 (a)から(c)は、回転槽内の洗濯物の動きを模式的に示す図 第2実施形態に係る回転槽及び通水路カバーの概略構成を示す斜視図 (a)及び(b)は、通水路カバーの概略構成を示す部分拡大図 (a)及び(b)は、通水路カバーの概略構成を示す部分拡大図 第3実施形態に係る回転槽及び通水路カバーの概略構成を示す斜視図 (a)及び(b)は、通水路カバーの概略構成を示す部分拡大図 (a)及び(b)は、通水路カバーの概略構成を示す部分拡大図 第4実施形態に係る回転槽及び通水路カバーの概略構成を示す斜視図 (a)及び(b)は、通水路カバーの概略構成を示す部分拡大図 (a)から(d)は、第5実施形態に係る通水路カバーの概略構成を示す部分拡大図 (a)は第6実施形態に係る回転槽及び突起部の概略構成を示す斜視図、(b)は回転槽内の様子を示す図 (a)は図13(a)のC−C線における横断面図、(b)は図13(a)のD−D線における横断面図
以下、複数の実施形態による洗濯機を、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に示す洗濯機100は、回転槽の回転中心軸が垂直方向に延びるいわゆる縦軸型の洗濯機である。洗濯機100の外郭を構成する外箱101の内部には、上面が開放した有底円筒状の水槽102が弾性吊持機構103によって弾性的に支持されている。水槽102には洗濯物が投入され、水が貯水される。水槽102の内部には、上面が開放した有底円筒状の回転槽104が回転可能に設けられている。
回転槽104は、例えばステンレスなどからなる金属製の胴部材104aにより胴部が構成され、例えば合成樹脂製の底部材104bにより底部が構成されている。回転槽104の底部を構成する底部材104bの外側には、底部材104bすなわち回転槽104の底部を補強するための補強部材104cが設けられている。補強部材104cは、例えばステンレス板などからなる金属製である。回転槽104は、垂直な軸線を中心に回転するように構成されており、洗濯物を洗う洗い行程および洗濯物をすすぐすすぎ行程における洗濯槽、および、洗濯物を脱水する脱水行程における脱水槽として兼用される。
回転槽104は、その周壁部に多数の孔105aを有している。孔105aは、回転槽104の周壁部を貫通しており、通水および通気が可能である。なお、図面では、これら孔105aの一部のみを示している。また、回転槽104は、その周壁部に多数の突起105bを有している。この場合、突起105bは、回転槽104の内方に向かって突出している。回転槽104の上部には、例えば塩水などの液体が封入された合成樹脂製のバランスリング106が取り付けられている。バランスリング106は、例えばステンレスなどからなる金属製のねじ106aによって回転槽104の外面側から固定されている。回転槽104内の底部には、合成樹脂製の撹拌体107が回転可能に設けられている。
水槽102の下部には排水経路108が設けられている。排水経路108には排水弁109が設けられており、排水弁109が開放されることにより、水槽102内の水が機外に排出される。また、水槽102の底部には、水位検知用のエアトラップ110が設けられている。エアトラップ110には、エアチューブ111を介して図示しない水位センサが接続されている。水位センサは、例えば圧力センサからなり、エアトラップ110内の圧力に基づいて水槽102内の水位を検知する。
水槽102の下部の中央部には駆動機構部113が設けられている。駆動機構部113は、可変速駆動が可能なモータ、クラッチ機構、ブレーキ装置などを備えている。また、駆動機構部113は、主として回転槽104にモータの回転力を伝達するための脱水軸113a、および、主として撹拌体107にモータの回転力を伝達するための洗い軸113bを備える。脱水軸113aは回転槽回転軸の一例であり、洗い軸113bは撹拌体回転軸の一例である。洗い行程時またはすすぎ行程時においては、駆動機構部113は、モータの回転力を、クラッチ機構を切り替えることによって洗い軸113bを介して撹拌体107にダイレクトに伝達する。脱水行程時においては、駆動機構部113は、モータの回転力を、クラッチ機構を切り替えることによって脱水軸113aを介して回転槽104および撹拌体107に高速でダイレクトに伝達する。
外箱101の上部には、トップカバー114が設けられている。トップカバー114には、洗濯物出入口を開閉する例えば二つ折り式の蓋115が開閉可能に設けられている。なお、水槽102の上部には、槽カバー102aが取り付けられている。トップカバー114の前部には、操作パネル117が設けられている。操作パネル117の裏側には、洗濯機100の動作全般を制御する図示しない制御装置が設けられている。トップカバー114内の後部には、水道からの水を水槽102内に供給する図示しない給水機構部が設けられている。
回転槽104の内底部には、撹拌体107が配置される円形の凹状領域が設けられている。凹状領域には、撹拌体107との間に、羽根空間部118が形成されるようになっている。ここで、撹拌体107は、その上面に、回転水流を生成するための突条部を有する円板状をなしている。また、撹拌体107は、その板面を上下に貫通する複数個の通水孔を有している。また、撹拌体107の裏面には、複数枚の裏羽根107aが一体に設けられている。裏羽根107aは、中心部からほぼ半径方向に沿って放射状に延びる薄板状をなしている。また、羽根空間部118の外周部には、当該羽根空間部118から水を流出させるための複数の、例えば角度が120度ずつ離れた3箇所に位置して、3つの流出口が設けられている。
回転槽104の側壁部には、各流出口からそれぞれ上方に延びるようにして、複数個の通水路119が設けられている。通水路119は回転槽104の内壁に設けられた通水路カバー119bにより構成されている。通水路カバー119bの左右には、回転槽104の内壁と通水路カバー119bにより構成される段差部が設けられている。この段差部については後述する。
通水部119は、羽根空間部118から流出する水を揚水するための通路である。この場合、図1には1つの通水路119を示しているが、実際には3つの流出口に対応して3つの通水路119が設けられている。これら通水路119は、その上部に散水口119aを有している。羽根空間部118において、裏羽根107aの回転により外周方向に水流が発生し、これによって回転槽104内の水は、羽根空間部118の流出口から外周方向に向けて吐出される。さらに、その水は、通水路119内を上昇し、散水口119aから回転槽104内に散水される。これにより、散水口119aから回転槽104内に水がシャワー状に供給されるようになる。
図2及び図3に示すように、回転槽104の内壁には通水路カバー119bが配置されている。洗濯行程時又はすすぎ行程時には、回転槽104内に洗濯物128が投入され、水126が貯水される。回転槽104内の水流は撹拌体107の回転により発生する。
通水路カバー119bは回転槽104内壁から回転中心方向に突出する突起部である。通水路カバー119bは回転槽104内壁との間に段差部を構成しており、上部に第1段差部120を、下部に第2段差部122を有している。第1段差部120は左右に右段部120a、及び左段部120bを備えている。第2段差部122は左右に右段部122a、及び左段部122bを備えている。
第1段差部120の右段部120a及び左段部120b、並びに、第2段差部122の右段部122a及び左段部122bは、共になだらかな勾配を有している。右段部120a及び左段部120b、右段部122a及び左段部122bは、この勾配により、回転槽104内壁表面と通水路カバー119bの前面部とを滑らかに接続しており、洗濯行程やすすぎ行程中に洗濯物128の引っ掛かりを抑制しつつ洗濯物の動きに適度な抵抗を与えるように構成されている。
右段部120a及び左段部120bの勾配は、右段部122a及び左段部122bの勾配よりも緩やかに構成されている。すなわち、第2段差部122の右段部122a及び左段部122bは、第1段差部120の右段部120a及び左段部120bよりも急勾配となっている。これにより、右段部122a及び左段部122bの回転槽104内の洗濯物128の動きに対する抵抗は、右段部120a及び左段部120bの回転槽104内の洗濯物128の動きに対する抵抗よりも大きくなる。また、右段部122a及び左段部122bの回転槽104内の水流に対する抵抗も、右段部120a及び左段部120bの回転槽104内の水流に対する抵抗よりも大きくなる。
図3(a)、(b)、(c)は、上記構成において、回転槽104内の洗濯物128の動きを経時的に示したものである。この場合、撹拌体107は時計回り方向CW及び反時計回り方向CCWの反転を繰り返しながら回転している。よって回転槽104内の水流も時計回り方向CW及び反時計回り方向CCWの反転を繰り返しながら回転している。図3は、回転槽104内の水流が反時計回り方向CCWに回転している様子を示している。
図3(a)に示すように、回転槽104内の水流により、通水路カバー119bに対して、右方向から左方向に向けて洗濯物128が移動する。撹拌体107の回転により回転槽104内の水が撹拌される際には、回転による遠心力によって、回転槽104内の水は回転槽104内壁の上方、すなわち上方の第1段差部120の高さまで達する。
ここで、洗濯物128は、第1段差部120の右段部120a及び第2段差部122の左段部122bの作用を受ける。上述のように、右段部122aの回転槽104内の水流及び洗濯物128に対する抵抗は、右段部120aの回転槽104内の水流及び洗濯物128に対する抵抗よりも大きく構成されている。
次に、図3(b)に示すように、下部の第2段差部122付近を通過する洗濯物128は右段部122aにより大きく引っ掛かるため、大きな抵抗を受ける。これに比較して、上部の第1段差部120付近を通過する洗濯物128は相対的に引っ掛かりが小さく、小さな抵抗を受ける。これにより、洗濯物128の上下で段差に対する引っ掛かり力に差が生じ、引っ掛かりが小さい洗濯物128の上部はより大きく左方向に流れ、引っ掛かりが大きい下部は相対的に小さく左方向に流れる。このようにして、図3(c)の矢印Rに示すように、洗濯物128は、上部が左下方向に向くようにして回転していき、これを繰り返すうちに、洗濯物128は上下方向であって反時計回りに回転動作し、上下が反転して入れ替わっていく。
また、下部の第2段差部122付近を通過する水流は右段部122aにより大きな抵抗を受け、水流の速度が遅くなる。これに比較して、上部の第1段差部120付近を通過する水流は相対的に小さな抵抗を受けるため、水流の速度は相対的に速い。これにより、洗濯物128の上下で水流にも速度差が生じ、洗濯物128の上部はより大きく左方向に流れ、下部は相対的に小さく左方向に流れる。このような作用によっても、図3(c)の矢印Rに示すように、洗濯物128は、上部が左下方向に向くようにして回転していき、これを繰り返すうちに、洗濯物128は上下方向であって反時計回りに回転動作し、上下が反転して入れ替わっていく。
ここで、本実施形態においては右段部120aと左段部120bの勾配は同じとしてある。また、右段部122aと左段部122bの勾配も同じであり、よって洗濯物128に対する抵抗も左右方向とも同じである。そこで、洗濯機100は、撹拌体107のある一方向の回転数が他方向より多くなるように制御する。すなわち、この場合、撹拌体107の反時計回り方向CCWの回転数を多く、時計回り方向CWの回転数を少なくなるように制御を行う。これにより、洗濯物128は時計回り方向CWに比べて反時計回り方向CCWにより大きく移動していくため、右段部120a及び右段部122aの抵抗による影響を左段部120b及び左段部122bより長く或いは大きく受ける。これは仮に時計回り方向CWと反時計回り方向CCWで回転数が同じとした場合、一方向の回転で上下に入れ替わりかけた洗濯物128が反対方向の同じ量の回転で元に戻ってしまうことを繰り返してしまい、洗濯物128が効率よく上下に入れ替わらない状態となるのを防ぐためである。これにより図3(c)の矢印Rに示すように洗濯物128は上下方向であってより回転数の多い反時計回り方向CCWに回転動作し、洗濯物128の上下が反転して入れ替わっていく。
また、洗濯機100が、撹拌体107の反時計回り方向CCWの回転力すなわち回転トルクを大きくし、時計回り方向CWの回転力すなわち回転トルクが小さくなるように制御を行うようにもしている。これにより、洗濯物128は反時計回り方向CCWにより多く移動していき、その移動時に大きな力が付与されるため、この時に右段部120a及び右段部122aの抵抗による影響を大きく受ける。これにより図3(c)の矢印Rに示すように洗濯物128は上下方向であってより回転トルクの大きい反時計回り方向CCWに回転動作し、洗濯物128の上下が反転して入れ替わっていく。
なお、上記に示した方法の他に、撹拌体107の回転の加速度を一方向に高くなるように、左右不均等に制御してもよい。また、撹拌体107の回転時間を一方向に長くするように左右不均等に制御してもよい。また、撹拌体107の形状を回転方向によって非対称となるように構成して、回転方向による水流の不均衡を発生させるようにしてもよい。なお、撹拌体107の回転方向が反対方向となる場合は、上記洗濯物128の動きも反対方向になる。
第1実施形態に係る洗濯機100によれば、洗濯行程又はすすぎ行程を、少ない水量で行っても、洗濯物128に対して、左右方向に移動し撹拌する回転動作だけでなく、洗濯物128そのものが上下反転する回転動作もさせることが可能となる。これにより、洗濯物128は左右方向の移動だけでなく上下方向の回転動作による洗濯物128の入れ替えも行うことによって撹拌が促進されるとともに、洗いムラ、すすぎムラをも抑制することができる。特に、背景技術や課題の欄に示したように、節水のため洗濯水位を低くすると洗浄力よりも洗濯物の上部が水没せずに洗えない状態となる洗いムラが危惧されるが、本発明の構成とすることにより洗濯物の上下の入れ替わりが促進されるため、洗濯物全体を満遍なく洗濯水に漬けることが可能となる。
なお洗濯物の上下の入れ替わりのために、本発明のような下部に第2段差部122を設ける構成は、一見すると前記先行技術文献に記載された突条5cと類似するが、そのような専用に設けられた突部では洗濯物に対する抵抗が大きく洗濯物の動きを過度に阻害するため、撹拌体の駆動力を強める必要があるだけでなく洗濯物の下部の抵抗が大きくなり過ぎて結果的に上下方向の動きが阻害されたり、洗濯物の傷みが生じたりすることが危惧される。これに対し、本発明のように本来的に設けられた通水路カバー119bの段差を工夫したものであれば、洗濯物の下部にも適度な抵抗を与えることが可能となり、洗濯物の上下の入れ替えをスムーズに行うことができる。また、これにより、洗濯物128の洗い効果、すすぎ効果が向上するため、全体の運転時間を短縮することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1段差部120と第2段差部122の洗濯物128に対する抵抗差を作る構成を示している。図4に第2実施形態に係る通水路カバー119bの概略構成を示す。また、図5、図6に、図4のA−A線、及びB−B線における横断面図を示す。A−A線における横断面図は上部の第1段差部120の形状を示し、B−B線における横断面図は下部の第2段差部122における形状を示している。回転槽104は横断面において円形の形状を有する。
第2実施形態においては、第1段差部120の右段部120aと左段部120b、第2段差部122の右段部122aと左段部122bの、勾配の違い、及び、形状の違いにより洗濯物128に対する抵抗差を形成している。
図5(a)及び(b)は、第1段差部120の右段部120aと左段部120bの勾配より、第2段差部122の右段部122aと左段部122bの勾配の方が大きくなるように構成している。すなわち、第1段差部120の右段部120aと左段部120bの回転槽104の内壁に接する角度は、第1段差部122の右段部122aと左段部122bの回転槽104内壁に接する角度よりも小さく、少なくとも鋭角で接している。第1段差部120の右段部120aと左段部120b、及び、第2段差部122の右段部122aと左段部122bは、その勾配が大きいほど回転槽104内壁に沿って周回する洗濯物128に対して段部がより正面から当たるようになるため抵抗が大きくなる。この構成により、第1段差部120の洗濯物128に対する抵抗より、勾配の大きい第2段差部122の洗濯物128に対する抵抗の方が大きくなるため、第1実施形態の洗濯機100の制御を行えば、洗濯物128は、図3(c)の矢印Rに示すように上下方向に回転動作し、上下反転が促進され洗濯物の上下の入れ替わりが増加する。
図6(a)及び(b)は、第1段差部120の右段部120aと左段部120bの形状が、回転槽104内壁になだらかに接するように、回転槽104の内壁方向に凹となるように湾曲して形成されており、回転槽104内壁に接する箇所では、その角度は少なくとも鋭角となっている。このような湾曲が形成されていると、回転槽104の内壁に沿って周回する水流及び洗濯物128の流れが滑らかとなり、洗濯物128に対する段部の抵抗が小さくなる。
一方、第2段差部122の右段部122aと左段部122bは凹に湾曲させておらず、洗濯物128に対して直線的又は凸となるような形状に構成されて回転槽104内壁に接している。
この構成により、第1段差部120の洗濯物128に対する抵抗より、第2段差部122の洗濯物128に対する抵抗の方が大きくなるため、第1実施形態の洗濯機100の制御を行えば、洗濯物128は上下方向に回転動作し、上下反転が促進され洗濯物の上下の入れ替わりが増加する。
以上より、第2実施形態に係る洗濯機100によれば第1実施形態と同様の効果を奏する。
なお、図5(a)及び(b)、図6(a)及び(b)に示すように、第2実施形態においては、通水路カバー119bの前面部と、第1段差部120の右段部120aと左段部120b、及び、第2段差部122の右段部122aと左段部122bとの接続部の角部130は、丸く湾曲した形状となるように面取りが施してあり、滑らかな形状を備えている。これにより、洗濯物128が前記各段部の角部130との引っ掛かりが抑制されるため、洗濯物128の傷みを抑制することができ、更に洗濯物128の絡みを抑制することができる。しかも第1段差部120の角部130は第2段差部122の角部130より滑らかな丸みであるため、ここでも洗濯物128の上部に対する抵抗と下部に対する抵抗とに差を持たせることができ、洗濯物128の上下反転による入れ替わりが一層促進可能となる。
また、図4に示すように、第1段差部120と第2段差部122との間において、第1段差部120と第2段差部122の間を、回転槽104内壁に沿って周回する洗濯物が下方に潜り込む方向に勾配を付けて連続して滑らかに接続させる境界部124を設けている。この境界部124によって、第1段差部120と第2段差部122との間で、急峻に形状が変化することがなくなるため、この部分での洗濯物128の引っ掛かりが抑制され、洗濯物128の傷みを抑制することができるばかりでなく、その勾配を利用して更に洗濯物128の上下入れ替わりを促進し、洗いムラやすすぎむら及び絡みを抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1段差部120と第2段差部122の洗濯物128に対する抵抗差を作る他の構成を示している。図7に第3実施形態に係る通水路カバー119bの概略構成を示す。また、図8、図9に、図7のA−A線、及びB−B線における断面図を示す。A−A線における断面図は上部の第1段差部120の形状を示し、B−B線における断面図は下部の第2段差部122における形状を示している。
第3実施形態においては、第1段差部120と、第2段差部122の、回転槽104内壁からの高さの違いにより洗濯物128に対する抵抗差を形成している。
図8(a)及び(b)は、第1段差部120の右段部120aと左段部120bの高さ120dより、第2段差部122の右段部122aと左段部122bの高さ122dの方が大きくなるように構成した例を示している。すなわち、下方の第2段差部122の回転槽104の内壁との間の高さ122dは、上方の第1段差部120の回転槽104内壁との間の高さ120dよりも大きい。第1段差部120の高さ120d、及び、第2段差部122の高さ122dは大きいほど洗濯物128に対する抵抗が大きくなる。この構成により、上方の第1段差部120より下方の第2段差部122の洗濯物128に対する抵抗の方が大きくなるため、第1実施形態の洗濯機100の制御を行えば、洗濯物128は、図3(c)の矢印Rに示すように上下方向に回転動作し、上下反転が促進され洗濯物の上下の入れ替わりが増加する。
図9(a)及び(b)は、第1段差部120の右段部120aと左段部120b、及び、第2段差部122の右段部122aと左段部122bの形状が、回転槽104内壁になだらかに接するように、回転槽104方向に凹となるように湾曲して形成された例において、第1段差部120の高さ120dより、第2段差部122の高さ122dの方が大きくなるように構成した例を示している。この場合においても、高さ120d、及び、高さ122dが大きいほど洗濯物128に対する抵抗は大きくなる。この構成により、第1段差部120の洗濯物128に対する抵抗より、第2段差部122の洗濯物128に対する抵抗の方が大きくなるため、第1実施形態の洗濯機100の制御を行えば、洗濯物128は回転動作し、上下反転が促進され洗濯物の上下の入れ替わりが増加する。
以上より、第3実施形態に係る洗濯機100によれば第1実施形態と同様の効果を奏する。また、第3実施形態においても、通水路カバー119bの前面部と右段部120aと左段部120b、及び、右段部122aと左段部122bとの接続部の角部130は、丸い形状となるように面取りが施してある。また、第1段差部120と第2段差部122の間を連続して滑らかに接続させる境界部124を設けている。これにより、第3実施形態に係る洗濯機100は第2実施形態と同様の効果を奏する。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、通水路カバー119bの左右段差部の形状を非対称とする。図10に第4実施形態に係る通水路カバー119bの概略構成を示す。また、図11に、図10のA−A線、及びB−B線における断面図を示す。A−A線における断面図において、右段部120a及び左段部120bは勾配が緩やかな形状となっている。
一方、B−B線における断面図において、右段部122aは勾配が急となっているが、左段部120aは勾配が緩やかな形状となっている。すなわち、第4実施形態に係る通水路カバー119bは、勾配が緩やかな左段部120bが通水路カバー119bの下部領域にまで延長されており、勾配が急な左段部122bの領域が少なくなっている。
以上より、通水路カバー119bの形状は右側において、上部の勾配が緩やかな右段部120aと勾配が急な右段部122aがおよそ半分の割合で上下を構成するが、左側においては、勾配が緩やかな左段部120bが大半を占め、勾配が急な左段部122bの占める領域は下部の一部となっている。
この構成によれば、図10に示すように、回転槽104内壁に沿って周回する水流が反時計回り方向CCWの場合は、洗濯物128の下部に対する抵抗が大きく、上部に対する抵抗が小さくなるため、図3(c)の矢印Rに示すように洗濯物128は上下方向であって反時計回り方向に回転動作し、上下反転が促進され洗いムラやすすぎむら及び絡みを抑制することができる。
次に、回転槽104内の水流が反転し、時計回り方向CWとなった場合に、洗濯物128は右方向に移動することになるが、洗濯物128の下部に対する抵抗も、上部に対する抵抗も小さくなり、上下の抵抗の差が小さくなっている。従って洗濯物128の上下の抵抗の差が少なく、洗濯物128の上下方向の回転が促進されないため、上下反転が抑制され、洗濯物128の姿勢は維持される。
そしてまた、回転槽104内の水流の向きが反転し、反時計回り方向CCWとなった場合には、上述のように、洗濯物128は、上下方向であって反時計回り方向の回転が促進され、上下反転が促進される。
以上説明から判るように、反時計回り方向CCWで生じる洗濯物128の上下方向の回転による上下入れ替わりが、時計回り方向CWにより生じる回転槽104内の水流の反転により戻されることが抑制されるため、洗濯行程、すすぎ行程の全体に亘り洗濯物128の所定方向、この場合図3(c)の矢印Rに示すように、上下方向であって反時計回り方向の回転が継続して促進される。すなわち、洗濯物128は上下方向の回転動作が所定方向に継続して進み、上下反転が更に促進される。また、この構成とすることにより、前記第1実施形態で示したような、撹拌体107をある一方向の回転数が他方向より多くなるように制御するといった複雑な制御とせずとも、単純に左右均等な回転数としても洗濯物128の上下入れ替わりを維持することができる。以上より、第4実施形態に係る洗濯機100によれば、第1実施形態の効果が更に向上する。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態は、上記第4実施形態の変形例を示すものであり、通水路カバー119bの左右段差部の形状を非対称とする他の例を示すものである。図12(a)から(d)は、図10のB−B線における通水路カバー119b部分の横断面形状、すなわち通水路カバー119bの下部における横断面形状を示したものである。なお、A−A線における通水路カバー119bの横断面図では左右の形状は対象であるため省略する。
図12(a)では、通水路カバー119bの右側には勾配が急な右段部122aが設けられ、左側には勾配が緩やかな左段部120bが設けられている。なお、この例では右段部122a及び左段部120bは湾曲形状となっており、回転槽104内壁に滑らかに接している。
図12(b)では、通水路カバー119bの右側には高さが大きい右段部122aが設けられ、左側には高さが小さい左段部120bが設けられている。
図12(c)では、通水路カバー119bの右側には高さが大きい右段部122aが設けられ、左側には高さが小さい左段部120bが設けられている。また、右段部122aは湾曲形状となっており、回転槽104内壁に滑らかに接している。
図12(d)では、通水路カバー119bの右側には高さが大きい右段部122aが設けられ、左側には高さが小さい左段部120bが設けられている。また、右段部122aは湾曲形状となっており、回転槽104内壁に滑らかに接している。左段部120bは勾配が緩く回転槽104内壁に滑らかに接している。
第5実施形態に係る洗濯機100によれば、第4実施形態と同様の効果を奏する。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について説明する。図13は第6実施形態に係る洗濯機100の回転槽104の構成を示している。図13(a)は回転槽104の斜視図、図13(b)は回転槽104内の洗濯物128の様子を示す図である。図14(a)は図13(a)のC−C線における横断面図、図14(b)は図13(a)のD−D線における横断面図を示している。すなわち、図14(a)は突起部136の上部136a部分の横断面形状を示し、図14(b)は突起部136の下部136b部分の横断面形状を示している。
第1実施形態では3つの通水路カバー119bを備えていたところ、第6実施形態に係る洗濯機100では、この内の一つを突起部136に置き換えた例を示している。通水路カバー119bを突起部136に置き換える数は任意である。図に示すように、回転槽104内の内壁は横断面図において円形を有している。突起部136は回転槽104の内壁から回転槽104の横断面図における円形の円弧の中心方向に向かって突出する形状、又は、回転槽104の円弧の弦を構成する略平面形状を備えていて回転槽104の円形の横断面をD形に変形させている。
突起部136の上部136aにおいて回転槽104に接する箇所においては、突起部136は回転槽104を構成する弦の形状を有し、当該内壁に滑らかに接しており、少なくとも鋭角に接している。突起部136の下部136bにおいては、上部136aより回転槽104の中心方向すなわち内部方向にやや張り出し、厚さが厚くなって、その左右端部においては段部138が形成されている。
すなわち、突起部136の上部136aの高さより、下部136bの高さの方が大きい。この構成により、撹拌体107の回転により回転槽104内に水流が生じると、突起部136の上部136aより下部136bの方が洗濯物128に対する抵抗が大きくなる。しかも回転槽104の円形に沿って周回する洗濯物が突起部136により形成される直線部に当ることで円形の動きが阻害されて抵抗となり、その抵抗はより内側に張り出した下部136bが張り出しの少ない上部136aより大となるため、そこにおいても洗濯物の上下の抵抗差となって洗濯物128の上下回転動作が促進される。
従って、第1実施形態の洗濯機100の制御を行えば、洗濯物128下部の周回方向の動きが抵抗を受けて上部の洗濯物128との間で動きに差を生じるため、洗濯物128の上下回転動作を促進させることができる。以上に説明したように、第6実施形態に係る洗濯機100によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…洗濯機、104…回転槽、107…撹拌体、107a…裏羽根、119b…通水路カバー(突起部)、120…第1段差部、122…第2段差部、124…境界部、126…水、128…洗濯物、130…角部、136…突起部、138…段部

Claims (9)

  1. 洗濯物が投入され、水が貯水される水槽と、
    前記水槽内に回転可能に配置される回転槽と、
    前記回転槽の底部に回転可能に設けられ、前記水槽内に水流を生じさせる撹拌体と、
    前記回転槽の内壁に配置され上下方向に延びた突起部と、
    前記回転槽の内壁と前記突起部とにより形成された段差部と、を有し、
    前記段差部は、前記突起部の上部に位置する第1段差部と、前記突起部の下部に位置する第2段差部と、により構成されており、
    前記水槽内の洗濯物を前記撹拌体により撹拌する場合に、
    前記第2段差部の洗濯物に対する抵抗を、前記第1段差部の洗濯物に対する抵抗よりも大きくした洗濯機。
  2. 前記突起部は、前記撹拌体の裏面に設けられた裏羽根からの水流を導通するカバーであることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記第1段差部の洗濯物に対する抵抗と、前記第2段差部の洗濯物に対する抵抗との大小は、前記第1段差部及び第2段差部の、水槽内壁との間の高さ、又は勾配角度、若しくは、それらの組み合わせにより発生する請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記第1段差部と第2段差部との境界部において、その勾配角度は、上下方向に滑らかに連続している請求項1から3のいずれか一項に記載の洗濯機。
  5. 前記第1段差部及び第2段差部は、その角部が面取りされて湾曲している請求項1から4のいずれか一項に洗濯機。
  6. 前記回転槽はその横断面において円形であり、前記突起部は、前記回転槽の内壁から当該円形の円弧の中心方向に突出する形状、又は、当該円形の円弧の弦を構成する略平面形状、を備え、前記突起部が当該円弧に接する箇所において少なくとも鋭角に接している請求項1から5のいずれか一項に洗濯機。
  7. 前記第2段差部の左右の段差形状は非対称である請求項1から6のいずれか一項に洗濯機。
  8. 前記撹拌体の回転方向によって、回転数、駆動時間、又は、回転トルクを、不均等とする制御を行う請求項1から7のいずれか一項に洗濯機。
  9. 前記撹拌体が、回転数が多い回転方向、駆動時間が長い回転方向、又は、回転トルクが大きい回転方向に回転した場合、前記第2段差部の上流側に配置される前記段差部の洗濯物に対する抵抗は、他方側に配置される前記段差部の洗濯物に対する抵抗に比べて大きい請求項8に記載の洗濯機。
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