JP2017158882A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動あるいは運搬時における重量の増加を抑制できる洗濯機を提供すること。
【解決手段】洗濯機(1)が、外箱(10)と、外槽(20)と、内槽(30)と、駆動ユニット(40)と、内槽(30)に設けられたバランサ(80)と、内槽(30)の内部に貯留された洗濯水を排水するための排水路(50)と、を備える。外槽(20)が、排水路(50)に配置された外排水口(51)と、排水路(50)を開閉する外槽排水弁(58)とを有する。内槽(30)が、排水路(50)に配置された内排水口(57)と、この内排水口(57)を開閉する内槽排水弁(85)とを有する。バランサ(80)が、内部に設けられた貯留室(81)と、この貯留室(81)と内槽(30)の内部とに接続された給水部(82)と、内槽排水弁(85)を介して貯留室(81)と排水路(50)とに接続された排水部(83)とを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯機に関する。
従来、洗濯機としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。この洗濯機は、外箱と、この外箱の内部に配置された外槽と、この外槽の内部に回転可能に配置された内槽とを備えている。この洗濯機では、内槽にバランサを設けており、これにより、脱水運転時に衣類の偏り等により生じる内槽の不釣り合いの解消を図っている。
特開2015−159918号公報
しかし、上記洗濯機では、内部に液体が密閉されたバランサを用いているため、洗濯機全体の重量が常に増加してしまい、移動あるいは運搬時の労力が大きくなるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、移動あるいは運搬時における重量の増加を抑制できる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の洗濯機は、
外箱と、
上記外箱の内部に設けられた外槽と、
上記外槽の内部に回転可能に設けられた有底筒状の内槽と、
上記内槽を回転させる駆動ユニットと、
上記内槽に設けられたバランサと、
上記内槽の内部に貯留された洗濯水を排水するための排水路と、
を備え、
上記外槽が、上記排水路に配置された外排水口と、上記排水路を開閉する外槽排水弁とを有し、
上記内槽が、上記排水路に配置された内排水口と、この内排水口を開閉する内槽排水弁とを有し、
上記バランサが、内部に設けられた貯留室と、この貯留室と上記内槽の内部とに接続された給水部と、上記内槽排水弁を介して上記貯留室と上記排水路とに接続された排水部とを有していることを特徴としている。
本発明の洗濯機によれば、例えば、脱水運転時に、直前のすすぎ運転で用いた洗濯水をバランサの釣り合い重りとして用いることができ、また、脱水運転終了時に釣り合い重りとして用いた洗濯水をバランサから排水することができる。このため、移動あるいは運搬時における洗濯機の重量の増加を抑制できる。
本発明の第1実施形態の洗濯機の斜視図である。 図1の洗濯機の縦断面図である。 図1の洗濯機の下部バランサの縦断面斜視図である。 図1の洗濯機の下部バランサの排水部を説明するための図である。 図1の洗濯機のブロック図である。 本発明の第2実施形態の洗濯機の下部バランサの縦断面斜視図である。
以下、本発明を図示の実施形態により詳細に説明する。なお、以下の説明では、図面に表された構成を説明するうえで、「上」、「下」、「左」、「右」等の方向を示す用語、及びそれらを含む別の用語を使用するが、それらの用語を使用する目的は図面を通じて実施形態の理解を容易にするためである。したがって、それらの用語は本発明の実施形態が実際に使用されるときの方向を示すものとは限らないし、それらの用語によって特許請求の範囲に記載された発明の技術的範囲が限定的に解釈されるべきでない。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の洗濯機1は、図1に示すように、外箱10を備える縦型洗濯機である。この外箱10の内部には、図2に示すように、外槽20と、この外槽20の内部に回転可能に設けられた内槽30とが設けられている。外槽20および内槽30は、上面が開口した有底筒状をそれぞれ有しており、上面視における中心が一致するように配置されている。
外箱10は、金属または合成樹脂からなり、側面視において直方体形状を有している。外箱10の上面および底面は開口しており、上面の開口には、合成樹脂製の上面板11が設けられ、底面の開口には、合成樹脂製のベース12が設けられている。
上面板11は、洗濯機1内に洗濯物を投入するための洗濯物投入口14と、運転モードの選択等を行うための操作パネル5とを有している。また、この上面板11には、洗濯物投入口14を開閉する上蓋15が回転可能に取り付けられている。
また、上面板11内には、電磁的に開閉する給水弁93が配置されている。給水弁93の上流側には、上面板11を貫通して上方に突き出す接続管61が設けられている。この接続管61には、水道水などの上水を供給する給水ホース(図示せず)が接続される。また、給水弁93の下流側は、内槽30の内部に臨む位置に配置された容器状の給水口(図示せず)に接続されている。
ベース12は、外箱10を支えるための脚部13を有している。この脚部13は、ベース12の四隅にそれぞれ配置されている。また、このベース12の側面には、接続管53が設けられている。
外槽20は、その底部に開口する外排水口51を有し、外箱10に対してサスペンション部材(図示せず)によって吊り下げられている。このサスペンション部材は、外槽20の下方と外箱10の上方とを連結する形で計4箇所に配備され、外槽20を揺動可能に支持している。
内槽30は、底部301と、この底部301の周縁から上方に向かって伸びる周側部302と、底部301に対向する略円形状の開口部303とを有し、洗剤を溶かした水またはすすぎ用の水などの洗濯水が溜められるようになっている。また、この内槽30には、駆動ユニット40の脱水軸44が接続されている。
底部301の中央には、正逆方向に回転可能に配置された攪拌翼2が設けられている。この攪拌翼2には、駆動ユニット40の攪拌翼軸45が接続されている。また、底部301の撹拌翼軸45の周りには、内排水口57(図4に示す)と、この内排水口57を開閉するための内槽排水弁85とが設けられている。周側部302には、上部に間隔を空けて配置された複数の脱水孔31が設けられている。
また、内槽30は、底部301に設けられた下部バランサ80と、開口部303に設けられた環状の上部バランサ32とを有している。この下部バランサ80および上部バランサ32は、内槽30の脱水軸44(回転軸)に沿って間隔を空けて配置されている。
下部バランサ80は、抗菌コーティングが施されており、攪拌翼2の下側に配置されている。また、上部バランサ32は、内槽30の回転軸の周方向に伸びる環状の管によって構成されている。この環状の管の内部には、洗濯機1の設計等に応じた量の液体(例えば、水)が収容されている。
攪拌翼2は、操作パネル5を介してユーザにより指示された運転コース等に応じて回転する。例えば、洗濯またはすすぎ運転を行う場合、攪拌翼2は、50〜150rpmの回転速度で、正回転方向および逆回転方向に交互に繰り返し回転する。また、脱水運転を行う場合、攪拌翼2は、内槽30と一緒に0〜1000rpmの回転速度で逆回転方向に回転する。
駆動ユニット40は、モータ41と、モータ41の回転出力を伝達するベルト機構42と、クラッチ・ブレーキ機構43と、クラッチ・ブレーキ機構43の中央部に同軸に配された脱水軸44および攪拌翼軸45とを含んでいる。モータ41は、攪拌翼2および内槽30を回転させる。また、脱水軸44および攪拌翼軸45は、脱水軸44が外側に配置され、攪拌翼軸45が内側に配置された二重軸構造となっている。脱水軸44は、下方から上方に向かって外槽20底面を貫き、内槽30を支持している。攪拌翼軸45は、下方から上方に向かって外槽20を貫通し、さらに内槽30の底部301を貫き、攪拌翼2を支持している。
また、洗濯機1は、内排水口57、シールホルダ54、外排水口51、排水管52、および、接続管53で構成された排水路50を有している。
シールホルダ54は、外槽20と内槽30との間に配置され、外槽20の外排水口51に接続されていると共に、内排水口57を介して内槽30の内部と連通している。このシールホルダ54の内側には、オイルシール(図示せず)が圧入され、これにより内槽30がシールされ、外槽20と内槽30との間に独立した排水空間が形成されている。
排水管52は、外槽20の下側に配置され、外排水口51と接続管53とに接続されている。排水管52の外排水口51と接続管53との間には、排水路50を開閉するための外槽排水弁58が設けられている。接続管53には、排水ホース(図示せず)が接続され、外排水口51(外槽排水弁58)、排水管52、接続管53、および、排水ホースを介して、外槽20および内槽30内の水を外箱10の外に排水するようになっている。
なお、上記洗濯機1で洗濯またはすすぎ運転を行う場合、外槽排水弁58が閉じられ、内槽30内にのみ水が貯められる。また、脱水運転を行う場合、外槽排水弁58が開かれ、内槽30内の水は外部に排水される。各運転時に、脱水軸44、攪拌翼軸45、および、内槽30がモータ41の駆動により回転するが、シールホルダ54の内側に圧入されたオイルシールにより、内槽30は、シールホルダ54に対して相対的に回転可能な状態で、かつ、水密構造を取り続けることができる。
続いて、図3,図4を参照して、下部バランサ80をより詳しく説明する。
下部バランサ80は、図3に示すように、上端部が開口した円筒形状を有し、環状部801と円板部802とで構成されている。環状部801は、略矩形の断面形状を有している。また、円板部802は、その上面802Aが下部バランサ80の径方向外側から中央に向かって洗濯水が流れるように傾斜している。
環状部801の内部には、貯留室81と、貯留室81と内槽30の内部304とに接続された給水部82とが設けられている。
貯留室81は、図4に示すように、環状部801の周方向に沿って伸びており、液体バランサとして機能するのに十分な液体を収容できるように形成されている。また、図3に示すように、貯留室81の上端部には給水部82が接続され、下端部には排水部83が接続されている。
給水部82は、環状部801の内周面に開口している給水孔821と、この給水孔821と貯留室81とに接続された流路部822とで構成されている。
給水孔821は、下部バランサ80の周方向D1に沿って互いに間隔を空けて配置されている。この給水孔821は、環状部801の内槽30における洗濯水の貯留方向、すなわち、高さ方向D2の中央CLよりも上側(内槽30の開口部303に近い位置)に配置されている。なお、給水孔821の大きさおよび数は、内槽30の内部304に収容された洗濯物が引っかからないように、設定されている。
また、円板部802の内部には、内槽排水弁85を介して貯留室81と排水路50(図2に示す)とに接続された排水部83が設けられている。この排水部83は、図4に示すように、内槽排水弁85から径方向の外側に向かって次第に周方向の幅が大きくなっている。第1実施形態では、2本の排水部83が脱水軸44に対して対称に配置されている。
さらに、洗濯機1は、上面板11内に設けられた制御装置70を備えている。この制御装置70は、演算等を行うCPU、洗濯機1の制御に必要なプログラムあるいはデータ等を記憶しておくROMおよびRAM等を有し、図5に示すように、操作パネル5および水位センサ91からの信号等に基づいて、駆動ユニット40、ヒートポンプユニット92、給水弁93、外槽排水弁58、および、内槽排水弁85等を制御する。
また、制御装置70は、排水弁開閉部71を有している。なお、この排水弁開閉部71は、CPUが所定のプログラムを実行することにより実現される機能である。
排水弁開閉部71は、例えば、すすぎ運転から脱水運転に切り替えるときに、内槽排水弁85および外槽排水弁58を制御して、内排水口57および外排水口51を開放し、内槽30の内部に貯留している洗濯水の排水を開始する。
内槽30の内部に貯留している洗濯水の排水が開始されると、排水弁開閉部71は、水位センサ91により検出された内槽30の内部の水位が、所定値以下になったか否かを判定する。内槽30の内部の水位が所定値以下になったと判定されると、排水弁開閉部71は、内槽排水弁85を制御して、内排水口57を閉鎖する。これにより、貯留室81の内部に所定の洗濯水が貯留され、この貯留された洗濯水が、下部バランサ80の釣り合い重りとして用いられる。
なお、排水弁開閉部71により判定される内槽30の内部の水位の所定値(以下、単に所定値という)は、内槽30に収容されている洗濯物の量等に応じて、下部バランサ80の所望の性能が得られるように適宜設定される。例えば、操作パネル5を介してユーザにより指示された洗濯物の量に応じて、所定値を定めてもよいし、重量センサを設けて、この重量センサにより検出された洗濯物の量に応じて、所定値を定めてもよい。
脱水運転が終了すると、排水弁開閉部71は、内槽排水弁85を開放し、貯留室81の内部に貯留されていた洗濯水が排水部83から排水管52に排水される。
このように、内槽30の回転軸(脱水軸44)方向に沿って、下部バランサ80と上部バランサ32とが設けられている。これにより、一のバランサにより内槽30の静不釣り合いを解消でき、他のバランサにより内槽30の偶不釣り合いを解消できるので、内槽30の回転に起因する振動を低減できる。
また、下部バランサ80が、貯留室81と、この貯留室81と内槽30の内部304とに接続された給水部82と、内槽排水弁85を介して貯留室81と排水管52とに接続された排水部83とを有している。これにより、例えば、脱水運転時に、直前のすすぎ運転で用いた洗濯水を下部バランサ80の釣り合い重りとして用いることができ、また、脱水運転終了後に釣り合い重りとして用いた洗濯水を下部バランサ80から排水することができる。このため、移動あるいは運搬時における洗濯機1の重量の増加を抑制できる。
また、内槽30の洗濯水の水位が所定値以下になった場合に、内槽排水弁85を閉じて内排水口57を閉鎖する排水弁開閉部71を備えている。これにより、バランサ80が釣り合い重りとしての機能を果たすために必要な量の洗濯水を容易に確保することができる。
また、給水孔821が、下部バランサ80の環状部801の高さ方向D2の中央CLよりも内槽30の開口部303に近い位置に配置されている。このため、貯留室81に洗濯水を十分に貯留させることができるので、下部バランサ80の性能を担保できる。
また、内槽30の内排水口57が、内槽30の回転軸である脱水軸44周りに配置されている。これにより、下部バランサ80を簡単な構成で実現できる。
また、下部バランサ80に抗菌コーティングが施されている。これにより、下部バランサ80内部での雑菌の繁殖を抑制できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の洗濯機は、図6に示すように、環状部801の内周面を径方向の内側に向かって下るように傾斜させ、環状部801と円板部802との接続部分に湾曲部87を設けると共に、環状部801の上面に径方向の内側に向かって下るように湾曲させた傾斜湾曲面88を設けた下部バランサ180を備えている点で、第1実施形態の洗濯機1と異なっている。
このように、環状部801の内周面を傾斜させ、環状部801と円板部802との接続部分に湾曲部87を設けると共に、環状部801の上面に傾斜湾曲面88を設けることで、脱水運転時に、内槽30の内部に貯留している洗濯水を上方にスムーズに案内できる。
(第3実施形態)
上記実施形態では、縦型洗濯乾燥機について説明したが、ドラム式洗濯機やドラム式洗濯乾燥機などにこの発明を適用してもよい。
上記実施形態では、いわゆる「孔なし」タイプの内槽30を例に説明したが、孔ありタイプの内槽でも、この発明の構成をそのまま実施できる。
上記実施形態では、バランサとして、下部バランサ80および上部バランサ32を設けているが、これに限らず、少なくとも下部バランサが設けられていればよい。
上記実施形態では、内槽30の底部301と開口部303とにそれぞれバランサを設けているが、これに限らない。内槽30の底部301と開口部303との間にバランサを設けてもよい。
下部バランサ80は、洗濯水を釣り合い重りとして使用するものに限らず、他の構造のバランサ、例えば、塩水が封入された従来のバランサでもよい。この場合、下部バランサは、内槽の底部に限らず、他のバランサとの間に内槽の回転軸に沿った間隔を有する任意の位置に配置できる。
下部バランサ80の排水部83は、洗濯機の設計等に応じて任意に変更できる。例えば、上記実施形態では、径方向の外側に向かって次第に周方向の幅が大きくなっている2本の排水部83を脱水軸44に対して対称に配置しているが、1本の排水部を配置してもよいし、3本以上の排水部を脱水軸44に対して対象/非対称に配置してもよい。また、排水部を周方向の幅が変わらないように設けてもよい。
上部バランサ32は、環状の流体バランサに限らず、ボールバランサ等の他の構造を有するバランサでもよい。また、上部バランサ32は、内槽30の開口部303に限らず、他のバランサとの間に内槽の回転軸に沿った間隔を有する任意の位置に配置できる。
内槽排水弁85は、電気的に開閉する構造を採用してもよいし、脱水運転時のクラッチと連動する機構により開閉する構造を採用してもよい。
本発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
本発明の洗濯機1は、
外箱10と、
上記外箱10の内部に設けられた外槽20と、
上記外槽20の内部に回転可能に設けられた有底筒状の内槽30と、
上記内槽30を回転させる駆動ユニット40と、
上記内槽30に設けられたバランサ80と、
上記内槽30の内部に貯留された洗濯水を排水するための排水路50と、
を備え、
上記外槽20が、上記排水路50に配置された外排水口51と、上記排水路50を開閉する外槽排水弁58とを有し、
上記内槽30が、上記排水路50に配置された内排水口57と、この内排水口57を開閉する内槽排水弁85とを有し、
上記バランサ80が、内部に設けられた貯留室81と、この貯留室81と上記内槽30の内部とに接続された給水部82と、上記内槽排水弁85を介して上記貯留室81と上記排水路50とに接続された排水部83とを有していることを特徴としている。
本発明の洗濯機1によれば、例えば、脱水運転時に、直前のすすぎ運転で用いた洗濯水をバランサ80の釣り合い重りとして用いることができ、また、脱水運転終了時に釣り合い重りとして用いた洗濯水をバランサ80から排水することができる。このため、移動あるいは運搬時における洗濯機1の重量の増加を抑制できる。
また、一実施形態の洗濯機1では、
上記洗濯水の水位を検出する水位センサ91と、
上記内槽30に貯留された上記洗濯水が排水され、上記水位センサ91により検出された上記洗濯水の水位が所定値以下になった場合に、上記内槽排水弁85を閉じて上記内排水口57を閉鎖する排水弁開閉部71と、
を備える。
上記実施形態によれば、バランサ80が釣り合い重りとしての機能を果たすために必要な量の洗濯水を容易に確保することができる。
また、一実施形態の洗濯機1では、
上記給水部82が、上記内槽30の内部304に開口する給水孔821を有し、この給水孔821が、上記バランサ80における上記洗濯水の貯留方向の中央よりも上記内槽30の開口部303に近い位置に配置されている。
上記実施形態によれば、貯留室81に洗濯水を十分に貯留させることができるので、下部バランサ80の性能を担保できる。
また、一実施形態の洗濯機1では、
上記内排水口57が、上記内槽30の回転軸44の周りに配置されている。
上記実施形態によれば、下部バランサ80を簡単な構成で実現できる。
また、一実施形態の洗濯機1では、
上記バランサに抗菌コーティングが施されている。
上記実施形態によれば、バランサ80内部での雑菌の繁殖を抑制できる。
上記実施形態で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいのは、勿論である。
1 洗濯機
2 攪拌翼
5 操作パネル
10 外箱
11 上面板
12 ベース
13 脚部
14 洗濯物投入口
15 上蓋
20 外槽
30 内槽
301 底部
302 周側部
303 開口部
304 内部
31 脱水孔
32 上部バランサ
40 駆動ユニット
41 モータ
42 ベルト機構
43 クラッチ・ブレーキ機構
44 脱水軸
45 攪拌翼軸
50 排水路
51 外排水口
52 排水管
53 接続管
54 シールホルダ
57 内排水口
58 外槽排水弁
61 接続管
70 制御装置
71 排水弁開閉部
80,180 下部バランサ
801 環状部
802 円板部
81 貯留室
82 給水部
821 給水孔
822 流路部
83 排水部
85 内槽排水弁
87 湾曲部
88 傾斜湾曲面
91 水位センサ
92 ヒートポンプユニット
93 給水弁

Claims (5)

  1. 外箱と、
    上記外箱の内部に設けられた外槽と、
    上記外槽の内部に回転可能に設けられた有底筒状の内槽と、
    上記内槽を回転させる駆動ユニットと、
    上記内槽に設けられたバランサと、
    上記内槽の内部に貯留された洗濯水を排水するための排水路と、
    を備え、
    上記外槽が、上記排水路に配置された外排水口と、上記排水路を開閉する外槽排水弁とを有し、
    上記内槽が、上記排水路に配置された内排水口と、この内排水口を開閉する内槽排水弁とを有し、
    上記バランサが、内部に設けられた貯留室と、この貯留室と上記内槽の内部とに接続された給水部と、上記内槽排水弁を介して上記貯留室と上記排水路とに接続された排水部とを有していることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    上記洗濯水の水位を検出する水位センサと、
    上記内槽に貯留された上記洗濯水が排水され、上記水位センサにより検出された上記洗濯水の水位が所定値以下になった場合に、上記内槽排水弁を閉じて上記内排水口を閉鎖する排水弁開閉部と、
    を備えることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載の洗濯機において、
    上記給水部が、上記内槽の内部に開口する給水孔を有し、この給水孔が、上記バランサにおける上記洗濯水の貯留方向の中央よりも上記内槽の開口部に近い位置に配置されていることを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の洗濯機において、
    上記内排水口が、上記内槽の回転軸の周りに配置されていることを特徴とする洗濯機。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の洗濯機において、
    上記バランサに抗菌コーティングが施されていることを特徴とする洗濯機。
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