JP2017194874A - 画像形成装置、制御方法、プログラム、及び操作入力装置 - Google Patents

画像形成装置、制御方法、プログラム、及び操作入力装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの操作取り消しの意図が反映されやすい操作感を提供する画像形成装置を提供する。
【解決手段】操作部100のタッチパネル105に表示されたコピーウィジェット313のコピースタートボタン301に対してタッチ操作がなされた位置とリリースされた位置との距離を計算し、リリースされた位置が、タッチ操作がなされたコピースタートボタン301の領域内であって、計算された距離が所定の距離未満の場合、タップ操作(ボタンの押下)はなされたと判断し、リリースされた位置が、タッチ操作がなされたGUI部品の領域内であって、計算された距離が所定の距離以上の場合、タップ操作(ボタンの押下)はなされていないと判断する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置、制御方法、プログラム、及び操作入力装置に関する。
近年、画像形成装置の操作部への入力において、スマートフォンやタブレットPCのような操作感を実現するものがある。このような画像形成装置は、操作に関するハードウェアボタンをなくすか、または少なくし、入力をタッチパネル(画面)とタッチパネル上に表示されるボタン等で実現する。
また、コピーやスキャンなどの詳細な設定画面を省略し、画面上のタッチ等の1回の操作でジョブを実行することが可能なウィジェット(Wedget)をタッチパネルに配置する画像形成装置が存在する。このようなウィジェットを用いることにより、予め決められたコピー設定やスキャン設定に基づいて、ワンアクションで素早くコピージョブやスキャンジョブを実行することができる。ウィジェットは、他のアプリケーションを起動するアイコンと視覚的に差別化し、当該ウィジェットによりジョブが実行できることを視覚的に示すために、例えば、大きいサイズのアイコン(ボタン等)でレイアウトされることがある。
特許文献1は、操作表示部に表示中の機能キーに対するタッチ操作を受付ける画像形成装置を開示している。特許文献1には、複数の機能キーのうち、所定の動作キーに対するタッチ操作が行われると、動作キーを非表示にし、動作キーに割り当てられた機能を中止させる機能を割り当てられた中止キーを表示させることが記載されている。
特開2015−32168号公報
スマートフォンやタブレットPCのような操作感に慣れていないユーザは、ウィジェットのようなワンアクションで所定のジョブが実行されるボタン等を備えるタッチパネルにおいて誤操作を行う場合がある。例えば、誤ってタッチパネルに触れてしまった際に不要なコピージョブが実行されてしまうことがある。
誤操作により不要なジョブが実行されたことによるチャージ(課金)がなされると、ユーザに不利益が発生してしまう。しかしながら、特許文献1に開示された画像形成装置では、タッチ操作自体を取り消す方法は開示されておらず、中止キーをタッチするまで当該タッチ操作に応じたジョブが実行されてしまう。
本発明は、ユーザの操作取り消しの意図が反映されやすい操作感を提供する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の画像形成装置は、タッチパネルに表示されたGUI部品に対してタッチ操作がなされたか否かを判断する第1の判断手段と、前記タッチ操作がなされた位置とリリースされた位置との距離を計算する計算手段と、前記タッチ操作がなされたGUI部品に対して実行操作がなされたか否かを判断する第2の判断手段と、を備え、前記第2の判断手段は、前記リリースされた位置が、前記タッチ操作がなされたGUI部品の領域内であって、前記計算された距離が所定の距離未満の場合、当該GUI部品に対して実行操作はなされたと判断し、前記リリースされた位置が、前記タッチ操作がなされたGUI部品の領域内であって、前記計算された距離が前記所定の距離以上の場合、当該GUI部品に対して実行操作はなされていないと判断する。
本発明の画像形成装置によれば、ユーザの操作取り消しの意図が反映されやすい操作感を提供することが可能となり、例えば、ユーザが誤ってタッチパネルに触れてしまった場合などの意図しない不要なジョブの実行を低減することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。 画像形成装置に係る操作部のハードウェア構成を示す図である。 操作部が表示する画面の一例を示す図である。 コピーアプリケーションの画面の一例を示す図である。 タッチパネル上のボタンに対する操作について示す図である。 操作部が実行する処理を説明するためのフローチャートである。 二点のタッチした座標間の距離の計算方法を説明する図である。 操作部がウィジェットを配置し、表示する処理を説明する図である。 コントローラが実行する処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、画像形成装置の全体構成を示す図である。
画像形成装置200は、操作部100、コントローラ201、プリンタ部208、及びスキャナ部210を備える。操作部100は、ユーザの任意の指示を受け付ける操作入力装置として機能する。コントローラ201は、操作部100が受け付けた指示に基づいて各ブロックを制御する。プリンタ部208及びスキャナ部210は、コントローラ201の制御によって画像形成機能を実現する。
コントローラ201は、CPU202、RAM203、ROM204、記憶装置205、画像処理部206、プリンタI/F207、スキャナI/F209、操作部I/F211、及び各外部I/F212乃至215を備える。CPU202は、画像形成装置200全体を制御するコントローラであり、各部とシステムバス217で接続されている。RAM203は、CPU202が動作するためのシステムワークメモリであり、CPU202の演算データや各種プログラムが記憶される。
またRAM203は、プリント時/スキャン時等に画像処理部206で種々の画像処理を施された画像データを保持する画像メモリとしても利用される。ROM204は、ブートROMであり、画像形成装置200のブートプログラムが格納されている。記憶装置205は、サイズの大きなプログラムやデータを保存しておくための不揮発性の2次記憶装置であり、保存してあるサイズの大きなプログラムやデータはRAM203に展開して使用する。
プリンタ部208は、印刷データの用紙への印刷を行う。スキャナI/F209は、スキャナ部210と接続される。スキャナ部210は、原稿を画像データとして読み取る。プリンタI/F207は、プリンタ部208と接続される。操作部I/F211は、操作部100と接続され、操作部100に対する表示の指示や操作部100へのユーザによる指示を受け取る。操作部I/F211は、不図示のデータ線や制御信号線、電源供給線を含むインタフェース制御回路である。
画像形成装置200の外部との通信は、各外部I/Fを介して通信可能に構成されている。例えば、FAX I/F215は、モジュラージャックを介し、公衆回線網216に接続され、他のファクシミリ装置(不図示)とファクシミリ通信を行う。ネットワークI/F213は、LAN I/Fコネクタを介し、LAN214に接続し、パーソナルコンピュータ(不図示)とネットワーク通信を行う。
USB I/F212は、USBコネクタを介し、パーソナルコンピュータ(不図示)と接続し、USB通信を行う。これらパーソナルコンピュータ(不図示)との各種I/F接続により、パーソナルコンピュータからプリントデータを送信してプリンタ部208で印刷したり、スキャナ部210でスキャンした画像をパーソナルコンピュータに取り込んだりする。
図2は、図1に示した画像形成装置200の操作部100のハードウェア構成を示す図である。
操作部100は、CPU101、RAM102、ROM103、LCD104、タッチパネル105、コントローラI/F106を備える。CPU101は、操作部全体を制御し、操作部100の各部と接続されている。CPU101は、ROM103に格納されている制御プログラムに従って、RAM102をワーク領域として使用して操作部100全体の制御を実行する。
LCD104は、表示部であり、画像形成装置200の状態や指示を受け付けるための操作画面を表示する。タッチパネル105は、ユーザからの指示(入力)を受け付ける。ユーザからの指示は、画像形成装置200の操作に関するものである。コントローラI/F106は、コントローラ201と情報をやり取りするためのインタフェース制御回路である。CPU101は、画像形成装置200のコントローラ201とコントローラI/F106を介して通信を行う。コントローラI/F106は、不図示のデータ線や制御信号線、電源供給線を含む。
次に、画像形成装置200の操作部100が表示する画面について図3を用いて説明する。
操作部100は、タッチパネル105を搭載し、LCD104に表示されるアイコンやボタンをユーザが直接触れることにより操作を実現するUI(User Interface)である。UIにはGUI(Graphical User Interface)が用いられているものとする。GUIのパーツ(部品)として、アプリケーションを起動するためのアイコンや、ウィジェット等が配置されている。ウィジェットについては後述する。
図3の説明に入る前に、本実施形態におけるタッチパネルの操作方法を定義する。ここでは、ユーザは指をタッチパネルに触れて操作することを前提としているが、これに限定されるものではなく、例えば、スタイラスペン等を用いて操作してもよい。まず、タッチパネルに指が触れること自体を「タッチ」と表現する。次に、ボタンやアイコン等を選択して実行する操作(実行操作)を意味する「タップ」について説明する。
タップとは、指をタッチパネルに触れ、短時間でその指を画面から離す操作を表現する。タッチパネルを軽く叩くという表現でもよい。これは、Windows(商標登録)などのパーソナルコンピュータ(PC)でクリックしたことと同じ意味の操作である。タップを2回連続で素早く行う操作を「ダブルタップ」といい、PCの操作のダブルクリックに相当する入力操作である。
また、タッチパネルに触れた指を動かさずに押したままにする操作を「ロングタップ」という。GUI上のGUIパーツ(GUI部品。具体的には、アイコンやボタン、ウィジェットなど)をつかむ(選択する)操作を意味する。次に、タッチパネルに指を触れたまま指をずらす(スライドする)ことを「ドラッグ」という。ドラッグは、ボタンやアイコンなどのGUIパーツをGUI上で移動する場合に、それらGUIパーツをつかみ上げて引っ張る(引きずる)操作を表現する。ロングタップと組み合わせて行う操作を表現する。
同様に、タッチパネルに指を触れたまま指をずらす操作として「スワイプ」があるが、こちらはGUIパーツをドラッグするのではなく、画面のページを切り替えたり、画面上に線を描いたりする場合の操作をいう。「タッチ」してしまったが、タッチした場所(タッチしたGUIパーツ)が誤っていた場合は、タッチした状態のままスワイプして指をGUIパーツから外し、最初にタッチしたGUIパーツ以外の領域で指を離すと「タップ」したことにはならない。
これは、タッチしてしまってから入力を取り消したい場合に行う操作方法である。但し、アプリケーションによっては、タッチからスライドしてGUIパーツの外で指を離しても「タップ」と認識されてしまう場合もある。またスワイプに近い操作であるが、タッチパネルに触れた指を一方向へ素早く動かして弾く操作を「フリック」という。フリックは、ページのスクロールを行う場合などの操作である。以上の操作方法の呼び方を用いて、以降の説明を行う。
図3は、操作部100が表示するホーム画面の一例を示す図である。
ホーム画面とは、画像形成装置200の電源が投入されてから最初に表示される待機中(スタンバイ中)の画面のことである。特にユーザによってカスタマイズされていない場合に、スタンバイ画面として表示されるのはホーム画面である。ホーム画面には、様々なアイコンやボタンがレイアウトされている。
画面中央の「COPY Start」の文字があるコピースタートボタン301は、一回のユーザ操作でコピー動作を実行できるウィジェットのボタンである。ここでウィジェットとは、UI画面上に表示できる単機能のアプリケーションの総称である。ウィジェットは別の名でガジェット(Gadget)とも呼ばれる。本実施形態では、コピースタートボタン301と部数指定部302を有するコピー機能を実現するウィジェット(313)を、コピーウィジェット313と呼ぶ。
コピースタートボタン301は、予め決められたコピー設定でコピー動作を実現する機能を有するウィジェットのボタンである。例えば、モノクロ印刷、片面読み取り、片面印刷、及びページ集約無し、といった簡単なコピー動作を行う場合は、コピーウィジェット313のコピースタートボタン301をタップすることで、操作回数を少なくして実行可能になる。
また、コピー部数の変更は、コピーウィジェット313の部数指定部302に表示されている数字で指定可能である。部数を増やすには部数指定部302の「+」の部分をタップし、部数を減らすには「−」の部分をタップする。図3では部数が1の場合を表示しているが、「+」をタップするとタップした回数だけ部数の数字がインクリメントされる。「+」を一回タップすると数字は2となり、その状態でコピースタートボタン301を押下すると、コピー部数が2部のコピーが実行できる。
また、詳細な設定を指示してコピーを行いたい場合は、コピーアプリアイコン303を押下する。コピーアプリアイコン303については、図4を用いて詳細に説明するが、コピーアプリアイコン303を押下しただけではコピー動作は実行されない。コピーアプリアイコン303を押下すると、コピーアプリケーションが開き、コピーの詳細な設定画面と別のスタートボタンが表示される。
このように、操作部100には複数のアプリケーションを開くためのGUIパーツとしてアイコンがレイアウトされている。ステータスモニタアプリアイコン304をタップすると、画像形成装置200の現在の状態を通知するアプリケーションが開く。アドレスアプリアイコン305をタップすると画像形成装置200に登録されているアドレス帳を選択・閲覧・編集するアプリケーションが開く。
そのほかのアプリケーションを開くGUIパーツは、その他アプリアイコン306で表現している。また、画像形成装置200の設定を行うアプリケーションを開く場合は、設定アプリアイコン307をタップする。操作方法や画像形成装置200の機能に関するヘルプを閲覧する場合は、ヘルプアプリアイコン308をタップすることで、ヘルプアプリケーションを開くことができる。
また、ユーザがよく使う設定のコピー機能や、自分のメールアドレスが設定されたSEND(スキャンして送信する)機能等を、ショートカットアイコンとしてホーム画面にレイアウトすることが可能である。例えば、マイセンドアイコン309は、自分のメールアドレスや自分専用の格納先が設定されたSEND機能のショートカットアイコンである。また、マイコピーアイコン310は、よく使うコピー設定にセットされたコピー機能のショートカットアイコンである。
これらのショートカットは、それぞれSENDアプリケーションやコピーアプリケーションによって作成可能である。また、これらのショートカットのレイアウトは、ユーザがアイコンをドラッグ等することにより変更可能である。
なお、図3には、説明のために、アイコン等の各GUIパーツをレイアウト可能な領域(GUIパーツ領域311)の境界を示すグリッド312や、各GUIパーツを囲む破線を示している。実際にユーザが画像形成装置200を操作する際には、これらは表示されない。GUIパーツ領域311のサイズ(大きさ)やグリッド312の区切り方は、操作部100の基本ソフトウェア(OS、Operating System)に依存する。
また、ウィジェットのように複数のGUIパーツ領域311を使って大きくレイアウトされるGUIパーツも存在する。例えば、図3に示すコピースタートボタン301を含むコピーウィジェット313は、横2×縦3のGUIパーツ領域を使用している。このように大きくボタンを表示することで、他のアイコンのようなGUIパーツと視覚的に区別できるようにしている。
操作部100が表示する画面は、操作部100のCPU101の制御によりLCD104が表示する。また、ユーザの指等による入力は、タッチパネル105が検出し、CPU101に通知される。タッチパネル105は、抵抗膜式タッチパネルや静電容量式タッチパネル、光学式タッチパネル等、様々なデバイスを用いて実現することができる。
図4は、図3に示したコピーアプリアイコン303をタップ(押下)した際に開くコピーアプリケーションの画面の一例を示す図である。
コピーアプリケーションでは、印刷する用紙サイズや、コピー濃度、コピー倍率、コピー部数等の各種設定を細かく設定することができる。操作部100が表示するコピーアプリケーションの画面は、これら各種設定を行うためのボタン(各種設定ボタン403)を有する。
各種設定ボタン403をタップすると、それぞれの設定画面が開かれる(不図示)。さらに、コピーアプリケーションの画面は、両面原稿をスキャンして両面印刷する等の片面/両面設定のボタン404、及びページ内にスキャンした複数のページを縮小・集約してコピーする集約コピー設定のボタン405を有する。これらの設定ボタンも、タップするとそれぞれの設定画面が開かれる(不図示)。また、プレビューボタン406をタップすると、上述した各種設定を行った結果、どのようなコピー結果になるかを表示(プレビュー)する。
リセットボタン402をタップすると、各種設定を初期状態に戻すことができる。所望の設定が完了したら、原稿をスキャナ部210にセットし、スタートボタン401をタップすると、コピーが実行される。また、ステータスボタン408がタップされると、コピーアプリケーションの画面から現在の画像形成装置200の状態を表示することができる。また、コピーアプリケーションの画面右下には、画像形成装置200の状態を一行で短く表現したメッセージ407が表示される。
なお、図4では、一例としてスタートボタン401をひとつだけ表示した場合について説明したが、プリンタ部208がカラー印刷に対応している場合には、カラーコピーとモノクロコピーとでスタートボタンを分けて2つ配置してもよい。また、各種設定ボタン403には、カラー/モノクロを設定するボタンを設けて、予めカラーかモノクロか、或いは自動判別するかを設定するようにしてもよい。
図4にて説明したコピーアプリケーションのスタートボタン401をタップした場合と、前述したコピーウィジェット313のコピースタートボタン301をタップした場合との動作の違いは、各種コピー設定がカスタマイズできるか否かの違いである。コピーウィジェット313の場合は、部数は変更できるが、その他の設定は予め決められた設定でのみコピーが実行される。
例えば、モノクロコピーで、用紙はA4で、濃度は±0、倍率は100%、片面スキャンから片面印刷で集約コピー無し、という設定にてコピーが実行される。このような単純なコピー設定は、取り急ぎ1枚のコピーを実行したい場合や、メモなどを人数分コピーし、すぐに会議を解散したい場合などに最適である。このような場合において複雑なコピー設定は不要であり、コピーウィジェット313の単純なコピー設定で十分対応可能である。
次に、図5及び図6を用いて、本実施形態に係る、操作画面における誤操作を防止する制御方法について説明する。
本実施形態では、一例として、コピーウィジェット313のコピースタートボタン301における操作を用いて説明する。図5は、タッチパネル105上のコピースタートボタン301に対するユーザの指による操作を示す図である。
ここで、タッチパネル上にレイアウトされたウィジェットのボタンにユーザが誤って触れた場合について考える。ユーザが誤ってウィジェットのボタンに触れたことで、そのボタンをタップしたと認識され、意図せず不要な機能が実行されてしまうことがある。このような誤操作に対して、その入力を取り消す方法として次のような方法が考えられる。
タッチした指をタッチパネルから離さずにGUIパーツ(ここではコピースタートボタン301)から指が外れる位置、すなわち当該GUIパーツの領域外へ指をスライド(スワイプ)させてから指を離す(リリース)。このように、タッチしたGUIパーツの領域外で指を離すことにより、当該GUIパーツをタップした(実行操作を行った)と認識しないように制御することで入力を取り消す方法が考えられる。詳細には、図5において初期タッチ位置501から、位置A(502)まで指をスワイプさせてからリリースした場合に、コピースタートボタン301をタップしたと認識しないように制御する。
しかし、ウィジェットのようにサイズが大きいGUIパーツの場合に、当該GUIパーツから指が外れる位置まで指をスライドしたつもりであっても、実際は領域内で指を離してしまい、ユーザの意図に反してタップされたと認識される可能性がある。特に、スマートフォンなどの操作感に不慣れなユーザにそのような誤操作をしてしまう可能性が高く、誤操作でコピーが動いてしまった場合には、ユーザに不利益が発生してしまう。
例えば、図5において、初期タッチ位置501から、位置B(503)まで指をスワイプさせてからリリースした場合等である。この場合、指をリリースした位置がコピースタートボタン301の領域外ではないため、コピースタートボタン301がタップされたものと認識され、ウィジェットの機能(ここではコピー機能)が実行されてしまう。その結果、コピーチャージ(課金)のカウントが不要にカウントアップされたり、不要に消耗品を消耗したりして、ユーザに不利益が発生してしまう。
そこで、本実施形態では、初期タッチ位置501と指をタッチパネル105からリリースした位置との距離が所定の距離以上離れていた場合には、リリースした位置がGUIパーツの領域内であっても当該GUIパーツをタップしたと認識しないこととする。上述した例の場合、図5の初期タッチ位置501と指をスワイプしてリリースした位置B(503)との距離L2が所定の距離以上であれば、コピースタートボタン301がタップされたと認識しない。
一方、実際にコピーウィジェット313の機能を実行したいユーザがコピースタートボタン301をタップした場合について考える。ボタン等のGUIパーツをタップする場合に、タッチした位置と指を離す(リリースする)位置が若干ずれる場合が想定される。例えば、図5において、初期タッチ位置501でタッチパネル105に触れ、リリースした位置が位置C(504)であった場合等である。
このような場合には、ユーザは、コピーウィジェット313の機能を実行したいと思ってタップしていると考えるのが自然である。したがって、本実施形態では、初期タッチ位置501とリリース位置とが近い場合には、GUIパーツをタップしたと認識する。上述した例の場合、図5の初期タッチ位置501と指をリリースした位置C(504)との距離L1が所定の距離未満であれば、当該タッチ位置とリリース位置とのずれは誤差の範囲と判断して、コピースタートボタン301がタップされたと認識する。
ここで、最初にタッチした位置(座標)と指をスワイプして離した(リリースした)位置(座標)との距離の計算方法について、図7を用いて説明する。
図7の横軸は、X軸701であり、縦軸はY軸702である。始点S703の座標を(x1,y1)とし、終点E704の座標を(x2,y2)とする。始点S703と終点E704の距離Lは、計算式705によって計算される。
なお、本実施形態では、前述した所定の距離の一例として、操作の対象とするウィジェットのボタン(GUIパーツ)のサイズの1/4とする。ボタンのサイズとは、例えば、図5のコピースタートボタン301の場合では、コピースタートボタン301の直径のことである。コピースタートボタン301をタッチしてしまい、ボタンをタップしたと認識されたくない場合は、タッチした位置からボタンの直径の1/4の距離まで指をスワイプしてリリースすれば、タップしたとは認識されず入力を取り消すことができる。
なお、本実施形態では、図3や図5においてコピースタートボタン301を円形に表現しているが、これに限られるものではない。例えば、楕円形や長方形の場合であってもよく、この場合、所定の距離は、一例として、短軸の長さの1/4とすればよい。
図6は、図5で説明した操作に対して操作部100が実行する処理を説明するフローチャートである。
図6に示す処理は、操作部100のCPU101が、ROM103に格納されている制御プログラムに従って、RAM102をワーク領域として使用し実行する。まず、CPU101が、LCD104にウィジェットを配置し、表示する。この処理の詳細は、図9を用いて後述する。
ステップS601において、CPU101は、ユーザの指がタッチパネルに触れたか否か(タッチがあったか否か)を検出する。タッチがあったと検出した場合は、処理はステップS602へ進む。タッチが無い場合は、タッチがあるまで検出を続ける。ステップS602において、CPU101は、タッチされた位置の座標を取得し、座標Sとして保持する。ステップS603において、CPU101は、当該座標Sがウィジェットのボタン(所定のGUIパーツ)の領域内であるか否かを判断する。
なお、本実施形態では、所定のGUIパーツがコピーウィジェット313のコピースタートボタン301である場合について説明するが、これに限られるものではない。例えば、サイズが大きい他のGUIパーツをステップS605以降の処理の対象としてもよい。所定のGUIパーツは、予め決められていてもよく、またユーザがそれを指定できるようにしてもよい。
本実施形態では、所定のGUIパーツを以下の方法で決定する。画像形成装置200に電源が投入され、操作部100が画面にGUIパーツを配置及び表示する際に、各GUIパーツのサイズが所定のサイズ以上であるか否か(大ウィジェットボタンであるか否か)のフラグを登録する。そして、フラグが登録されたGUIパーツを所定のパーツとして、図6のステップS605以降の処理の対象とする。大ウィジェットボタンであるか否かを判断する処理の詳細は、図8を用いて後述する。
ステップS603にて、座標Sがウィジェットのボタンの領域内ではないと判断された場合、処理はステップS605に進み、その他のタッチ処理を実行する。その他のタッチ処理についての説明は省略する。ステップS603にて、座標Sがウィジェットのボタンの領域内であると判断された場合、処理はS605に進む。ステップS605において、CPU101は、タッチがリリースされたか(指がタッチパネル105離されたか)否かを検出する。
指がタッチパネル105に触れている限りはS606でリリースの検出を続ける(ステップS605でNoの場合に該当)。タッチがリリースされたと検出された場合、ステップS606において、CPU101は、リリースされた(指が離れた)位置の座標を取得し、座標Eとして保持する。ステップS607において、CPU101は、座標Eがウィジェットのボタン(所定のGUIパーツ)の領域内であるか否かを判断する。
座標Eがボタンの領域内でないと判断された場合、CPU101は、ウィジェットのボタンがタップされていない(入力されていない)と判断し、処理はステップS612へ進む。なお、これは、図5に示した例において、位置A(502)まで指をスワイプしてリリースした場合に該当する。一方、座標Eがボタンの領域内であると判断された場合、ステップS608において、CPU101は、タッチされた位置を示す座標Sとリリースされた位置を示す座標Eとの距離を計算する。
距離の計算方法は、図7で説明通りである。計算した距離は、距離Lとして保持する。ステップS609において、CPU101は、距離Lが所定の値未満であるか否かを判断する。ここで所定の値とは、処理の対象とする所定のGUIパーツのサイズ(ここでは、コピースタートボタン301の直径)の1/4として予め保持しておく。
距離Lが所定の値以上であると判断した場合、CPU101は、ウィジェットのボタンはタップされていない(入力されていない)と判断し、処理はステップS612に進む。すなわち、所定の値以上の距離をスワイプしてリリースした場合は、ユーザが誤ってタッチしてしまい、入力を取り消したいと意図していると判断する。なお、これは、図5に示した例において、位置B(503)まで指をスワイプしてリリースした場合に該当する。
一方、距離Lが所定の値未満であると判断した場合、ステップS610において、CPU101は、当該タッチ及びリリース(つまりタップ)は、コピースタートボタン301を押下した(入力した)と認識する。そこで、ステップS611において、CPU101は、タップされたGUIパーツによって実行されるべき機能(ここではコピー機能)のコマンドをコントローラI/F106を介してコントローラ201へ発行する。ステップS611の処理の後は、ステップS612を介してステップS601へ戻る。
図8は、図6のステップS601においてCPU101が、LCD104にウィジェットを配置し、表示する処理について説明するためのフローチャートである。
図8に示す処理は、図6の処理と同様に操作部100のCPU101が実行する。まず、ステップS901において、CPU101は、ウィジェットの情報の呼び出しを実行する。
これは、画像形成装置200の電源が前回切断された際の最終状態において、操作部100の画面に表示されていたウィジェットの情報が操作部100のROM103に保持されており、その情報を呼び出す処理である。これにより、次に画像形成装置200の電源が投入され操作部100が起動した際に、電源が前回切断された時と同じウィジェットが表示される。なお、本実施形態では、ウィジェットに注目して説明しているが、他のGUIパーツに関しても同様に図8に示す処理の対象としてもよい。
ステップS902において、CPU101は、ウィジェットの情報の呼び出しを実行した結果、ウィジェットが画面にあるか否かの判断を行う。ウィジェットが画面に無いと判断した場合は、以降の処理を実行せず、呼び出し元に戻る。ウィジェットが画面にあると判断した場合は、処理はステップS903に進む。
ステップS903において、CPU101は、呼び出されたウィジェットのボタン(機能を実行するトリガとなるGUIパーツ)の領域(座標範囲)の取得を行い、RAM102、またはROM103に保持する。取得した情報は、図6に示したステップS603及びS607においてそれぞれの座標がボタンの領域(座標範囲)内か否かの判断に使用する。
ステップS904において、CPU101は、ウィジェットのボタンの領域サイズ(面積)を計算する。領域サイズは、図3に示したGUIパーツ領域311を何個分使って表示されるボタンであるかを計算する。ステップS905において、CPU101は、ステップS904の計算結果から、ウィジェットのボタンの領域サイズが所定のサイズ以上であるか否かを判断する。
本実施形態では、一例として、ウィジェットのボタンの領域サイズがGUIパーツ領域311を縦に2個×横に2個以上占有した領域であるか否かを判断する。ウィジェットのボタンの領域サイズが所定のサイズ以上であると判断した場合に、処理はステップS906に進む。すなわち、CPU101は、当該ボタンが所定のサイズ(GUIパーツ領域を縦に2個×横に2個以上占有するサイズ)以上の領域を有するボタンであり、画面上に大きく表示されるボタンであると判断した場合に、ステップS906に進む。
そして、ステップS906において、CPU101は、当該ウィジェットのボタンが「大ウィジェットボタン」であるとしてフラグを登録する。フラグは、RAM102またはROM103に保持される。ステップS907において、CPU101は、呼び出されたウィジェットが他にあるか否かを判断する。他に呼び出されたウィジェットがあると判断した場合は、ステップS903からの処理を繰り返す。
他に呼び出されたウィジェットが無いと判断した場合には、CPU101は、最後にウィジェットを画面に表示し、呼び出し元に戻る。なお、図8に示した処理は、初めてウィジェットを画面上に配置した際に実行し、フラグ等の情報はROM103に登録しておき、以降の起動ごとに実行しなくてもよい。すなわち、登録しておいたフラグをチェックすることにより大ウィジェットボタンであるか否かを判断するようにしてもよい。
本実施形態では、図8に示したように、操作部100の画面(LCD104)に大きいボタンをもつウィジェット等のGUIパーツがあるか否か、及び、当該GUIパーツの領域を予め明確にする。これにより、大きいボタンをもつウィジェットを所定のGUIパーツとして図6に示した制御方法の対象とすることができる。
なお、本実施形態では特に所定のGUIパーツがコピーウィジェット313のコピースタートボタン301である場合について説明したが、これに限られるものではない。サイズが大きいGUIパーツを図6に示した制御方法の対象とするために、所定のGUIパーツとするか否かの判断を、例えば、各々のGUIパーツのサイズ(直径や短軸)に基づき決定し、「大ウィジェットボタン」に代わるフラグを用いてもよい。
図9は、操作部100から発行されたコマンドを受けた画像形成装置200のコントローラ201の処理を説明するためのフローチャートである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、画像形成装置200の制御を行うCPU202と操作部100の制御を行うCPU101とで、基本ソフトウェア層(OS層)のソフトウェアが互いに異なるものとするが、これに限られるものではない。
すなわち、本実施形態では、コントローラ201と操作部100とは、別々の基本ソフトウェアで互いに独立して動作するものとする。例えば、コントローラ201側のOS層のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部100側のOS層のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。したがって、図6に示した処理は、Android OSを基本ソフトウェアとして動作するものとしてもよい。
図9に示す処理は、コントローラ201のCPU202が、ROM204または記憶装置205に格納されている制御プログラムに従って、RAM203をワーク領域として使用し実行する。また、CPU202は、必要に応じて画像処理部206にデータの処理を実行させる。まず、ステップS801において、コントローラ201は、スタンバイ状態で待機している。
ステップS802において、コントローラ201のCPU202は、操作部100からコマンドの発行を受けたか否かを判断する。ここでは、説明を簡略化するため、操作部100からのコマンドが発行されない限り、コントローラ201はスタンバイ状態(ステップS801の状態)を維持するものとする。
操作部100からコマンドの発行を受けたと判断した場合、ステップS803において、CPU202は、発行されたコマンドを解析する。コマンドには画像形成装置200で実現する機能のコマンドと、その機能に関する引数が含まれている。引数は、例えば、コピー設定情報などである。コピー設定情報とは、コピー部数、カラーコピーかモノクロコピーか、両面原稿か、両面印刷か、といったコピー機能を実行する場合に選択可能な設定情報である。
コピーウィジェット313によりコピーコマンドが発行された場合には、前述したように、モノクロ印刷、片面読み取り、片面印刷、及びページ集約無し、といった設定情報の引数がコマンドに含まれている。ステップS804において、CPU202は、発行されたコマンドとその引数を抽出する。ステップS805において、CPU202は、抽出したコマンドがコピーコマンドであるか否かを判断する。
なお、本実施形態では、説明を簡略化するためコピーコマンドが発行された場合についてのみ説明する。コピーコマンド以外のコマンド、例えば、スキャンコマンドやセンド(SEND)コマンドなどであると判断された場合、処理はステップS806に進み、その機能を実行するものとする。発行されたコマンドがコピーコマンドであると判断された場合、処理はステップS807に進む。
ステップS807において、CPU202は、抽出したコマンドの引数からコピー設定を行う。コマンドには、全てのコピー設定に関する引数を持たせてもよいし、デフォルト設定(初期設定)から変更するコピー設定に関する引数のみを持たせてもよい。コピー設定が完了すると、処理はステップS808に進み、CPU202は、その設定に基づいてコピーを実行するように制御する。コピーの実行が終了すると、ステップS809を介してスタンバイ状態(ステップS801の状態)に戻る。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザの操作取り消しの意図が反映されやすい操作感を提供することができる。例えば、ワンアクションで機能の実行操作を行うことが可能なウィジェットのボタンのように、大きいサイズで表示されているGUIパーツに誤ってタッチした場合に、指をリリースした位置に応じてそのGUIパーツへの入力を取り消すことができる。ユーザが指をリリースした位置がそのGUIパーツの領域内であっても、タッチ位置との距離が適度に離れている場合に、ユーザの意図をくみ取り、入力を取り消すことが可能になる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
100 操作部
200 画像形成装置
101 CPU
104 LCD
105 タッチパネル

Claims (10)

  1. タッチパネルに表示されたGUI部品に対してタッチ操作がなされたか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記タッチ操作がなされた位置とリリースされた位置との距離を計算する計算手段と、
    前記タッチ操作がなされたGUI部品に対して実行操作がなされたか否かを判断する第2の判断手段と、を備え、
    前記第2の判断手段は、
    前記リリースされた位置が、前記タッチ操作がなされたGUI部品の領域内であって、前記計算された距離が所定の距離未満の場合、当該GUI部品に対して実行操作はなされたと判断し、
    前記リリースされた位置が、前記タッチ操作がなされたGUI部品の領域内であって、前記計算された距離が前記所定の距離以上の場合、当該GUI部品に対して実行操作はなされていないと判断する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の判断手段は、前記タッチ操作がなされたGUI部品のサイズが所定の値以上となる場合に、当該GUI部品に対して実行操作がなされたか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の判断手段は、前記タッチ操作がなされたGUI部品が前記タッチパネルの所定の面積を占有する場合に、当該GUI部品に対して実行操作がなされたか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の判断手段は、前記タッチ操作がなされたGUI部品がワンアクションでジョブを実行するボタンである場合に、当該GUI部品に対して実行操作がなされたか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の判断手段は、前記タッチ操作がなされたGUI部品がウィジェットに含まれるボタンである場合に、当該GUI部品に対して実行操作がなされたか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記所定の距離は、前記タッチ操作がなされたGUI部品の直径または短軸の長さの1/4とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2の判断手段は、前記タッチ操作がなされたGUI部品のサイズが小さい場合に、前記リリースされた位置が当該GUI部品の領域内であって、前記計算された距離が所定の距離以上の場合であっても、当該GUI部品に対して実行操作はなされたと判断する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. タッチパネルに表示されたGUI部品に対してタッチ操作がなされたか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記タッチ操作がなされた位置とリリースされた位置との距離を計算する計算手段と、
    前記タッチ操作がなされたGUI部品に対して実行操作がなされたか否かを判断する第2の判断手段と、を備え、
    前記第2の判断手段は、
    前記リリースされた位置が、前記タッチ操作がなされたGUI部品の領域内であって、前記計算された距離が所定の距離未満の場合、当該GUI部品に対して実行操作はなされたと判断し、
    前記リリースされた位置が、前記タッチ操作がなされたGUI部品の領域内であって、前記計算された距離が前記所定の距離以上の場合、当該GUI部品に対して実行操作はなされていないと判断する、
    ことを特徴とする操作入力装置。
  9. タッチパネルに表示されたGUI部品に対してタッチ操作がなされたか否かを判断する工程と、
    前記タッチ操作がリリースされたか否かを判断する工程と、
    前記リリースされた位置が、前記タッチ操作がなされたGUI部品の領域内であるか否かを判断する工程と、
    前記リリースされた位置が前記GUI部品の領域内である場合に、前記タッチ操作がなされた位置とリリースされた位置との距離を計算する工程と、
    前記計算された距離が所定の距離未満の場合、前記GUI部品に対して実行操作はなされたと判断し、前記計算された距離が前記所定の距離以上の場合、前記GUI部品に対して実行操作はなされていないと判断する工程と、を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置が備える各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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