JP2017193211A - ユニット式軌道運搬車 - Google Patents

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【課題】積載部への積載性が向上すると共に、夜間の限られた作業時間を有効に活用することができるユニット式軌道運搬車を提供する。【解決手段】本発明のユニット式軌道運搬車10は、積載物を置く積載部115を有する架台本体部110と、前記架台本体部の一端部に設けられ、第1軸部を中心として回動する第1アーム310と、前記架台本体部の他端部に設けられ、第2軸部を中心として回動する第2アーム410と、からなる運搬架台100と、前記第1アーム310と連結する第1トロ台車500と、前記第2アーム410と連結する第2トロ台車600と、を含み、前記運搬架台100の前記積載部の高さ115が、前記第1アーム310と連結する第1トロ台車500の連結部の高さ、及び前記第2アーム410と連結する第2トロ台車600の連結部の高さ、より低いことを特徴とする。【選択図】 図10

Description

本発明は、鉄道工事における資材や残土などの運搬に用いるユニット式軌道運搬車に関する。
鉄道工事において、資材や残土などを運搬する場合には、軌陸車などの利用が広く浸透している。軌陸車は、トラックをベースとして構成されて車体の前後左右の4ヶ所に道路走行用車輪を備えるとともに、軌道走行用車輪が下方張出作動および上方格納作動自在に取り付けられており、道路上および軌道上の双方で走行可能である。
軌陸車においては、荷台部分に土砂などを積載するためのスペースが設けられたものが知られている。このような軌陸車としては、例えば、特許文献1(特開2001−270310号公報号公報)に開示されているものがある。
鉄道工事では、踏切部でこのような軌陸車を用いての資材搬入や、残土などの撤去品搬出などを頻繁に行っている。
特開2001−270310号公報
軌陸車は構造上、載線することにより荷台が高くなってしまう、という問題がある。特に、資材運搬などで使用する自積載軌陸車は、中型のものでも、枕木から荷台まで135cmの高さがあり、作業員が軌陸車に物資を積載しようとすると、首元まで物資を持ち上げる必要があり、従来の軌陸車は積載性が非常に悪い、という問題があった。
鉄道工事は、鉄道が営業していない夜間の限られた時間帯にこれを行わなければならず、作業時間が非常に限られている。このような中、軌陸車への積載性が悪いと、夜間の貴重な作業時間を無駄にしてしまう、という問題もあった。
このような課題を解決するために、本発明に係るユニット式軌道運搬車は、積載物を置く積載部を有する架台本体部と、前記架台本体部の一端部に設けられ、第1軸部を中心として回動する第1アームと、前記架台本体部の他端部に設けられ、第2軸部を中心として回動する第2アームと、からなる運搬架台と、前記第1アームと連結する第1トロ台車と、前記第2アームと連結する第2トロ台車と、を含み、前記運搬架台の前記積載部の高さが、前記第1アームと連結する第1トロ台車の連結部と、前記第2アームと連結する第2トロ台車の連結部と、より低いことを特徴とする。
また、本発明に係るユニット式軌道運搬車は、前記架台本体部にはガイド輪が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るユニット式軌道運搬車は、前記第1アームの端部側には第1誘導凹部が設けられ、前記第2アームの端部側には第2誘導凹部が設けられことを特徴とする。
また、本発明に係るユニット式軌道運搬車は、前記第1誘導凹部の両側には第1連結ピンが配され、前記第2誘導凹部の両側には第2連結ピンが配されることを特徴とする。
また、本発明に係るユニット式軌道運搬車は、前記第1トロ台車及び前記第2トロ台車それぞれには、車体に対して移動するテーブル部が設けられ、それぞれの前記テーブル部には前記第1連結ピンと前記第2連結ピンが嵌入するピンキャッチ凹部が設けられることを特徴とする。
本発明に係るユニット式軌道運搬車は、前記運搬架台の前記積載部の高さが、前記第1アームと連結する第1トロ台車の連結部の高さ、及び、前記第2アームと連結する第2トロ台車の連結部の高さ、より低く構成されているので、このような本発明に係るユニット式軌道運搬車によれば、積載部への積載性が向上すると共に、夜間の限られた作業時間を有効に活用することができる。
本発明の実施形態に係るユニット式軌道運搬車10に用いられる運搬架台100の斜視図である。 運搬架台100における回動式の第1アーム310及び第2アーム410が閉じられた状態を示す図である。 運搬架台100に設けられるガイド輪130を説明する図である。 軌道Rに載線された運搬架台100の正面図である。 運搬架台100における回動式の第1アーム310及び第2アーム410の開閉の様子を示す図である。 軌道Rに載線された運搬架台100で第1アーム310が展開された状態を示す図である。 軌道Rに載線された運搬架台100で第1アーム310が展開状態でロックされた様子を示す図である。 軌道Rに載線され、第1アーム310及び第2アーム410が展開された運搬架台100を示す図である。 第1トロ台車500の上面図である。 第1トロ台車500の斜視図である。 運搬架台100の第1アーム310と第1トロ台車500の連結の様子を説明する図である。 運搬架台100の第1アーム310と第1トロ台車500の台座部540より上方における連結部の構成を抜き出して示す図である。 本発明の実施形態に係るユニット式軌道運搬車10を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
本発明に係るユニット式軌道運搬車10は、積載部115を有する運搬架台100と、この運搬架台100と両端で連結される第1トロ台車500、第2トロ台車600とから構成されている。これらのうち、まず、運搬架台100について説明する。図1は本発明の実施形態に係るユニット式軌道運搬車10に用いられる運搬架台100の斜視図である。
運搬架台100は、資材や残土などの積載物を載置する積載部115を有する架台本体部110と、架台本体部110の一端部に設けられ、第1軸部300を中心として回動する第1アーム310と、架台本体部110の他端部に設けられ、第2軸部400を中心として回動する第2アーム410と、から構成されている。図2は運搬架台100における回動式の第1アーム310及び第2アーム410が閉じられた状態を示す図であり、図2(A)は運搬架台100の斜視図であり、図2(B)は運搬架台100の側面図である。
なお、運搬架台100の基本骨格には、ラダーフレームが採用されており、積載部115の低床化を図りつつ、運搬架台100の強度の確保や軽量化が図られている。また、運搬架台100は、第1アーム310及び第2アーム410が閉じられた状態とされることで、トラックへの積み込みが容易となるよう設計されている。
本発明に係るユニット式軌道運搬車10においては、軌道R上で、運搬架台100の第1アーム310は第1トロ台車500と連結され、また、第2アーム410は第2トロ台車600と連結され、ユニット式軌道運搬車10とされて用いるようになっている。
運搬架台100と、第1トロ台車500と、第2トロ台車600とは、分離することができるようになっているため、それぞれをトラックなどに積載し、夜間の鉄道工事において踏切部で、これらを軌道R上に搬入することができるようになっている。軌道R上に搬入された運搬架台100と、第1トロ台車500と、第2トロ台車600とは、組み立てられ、本発明に係るユニット式軌道運搬車10とされて、工事の間、軌道R上で資材等の運搬に供される。
一方、夜間の鉄道工事が終了すると、本発明に係るユニット式軌道運搬車10は、運搬架台100と、第1トロ台車500と、第2トロ台車600と分離され、例えば踏切部において、トラック等に積載され搬出することができるようになっている。
以下、本明細書では、軌道R上に搬入される運搬架台100と、第1トロ台車500と、第2トロ台車600とが連結され、本発明に係るユニット式軌道運搬車10とされる様子を、順を追って説明するのに併せて、各部の構成についても説明していくこととする。
第1アーム310において、第1軸部300が設けられていない端部側には、V字型の第1誘導凹部313が設けられている。また、第1誘導凹部313の両側には第1連結ピン315が設けられている。この第1連結ピン315により、 第1アーム310は第1トロ台車500と連結されるが、第1誘導凹部313により、第1アーム310と第1トロ台車500との連結作業をスムーズに行い得るようになっている。
同様に、第2アーム410においても、第2軸部400が設けられていない端部側には、V字型の第2誘導凹部413が設けられている。また、第2誘導凹部413の両側には第2連結ピン415が設けられている。この第2連結ピン415により、第2アーム410は第2トロ台車600と連結されるが、第2誘導凹部413により、第2アーム410と第2トロ台車600との連結作業をスムーズに行い得るようになっている。
運搬架台100においては、架台本体部110の前後部には、第1アーム310や第2アーム410の回動と連動する手摺り部140が設けられている。また、架台本体部110の側面部には、架台本体部110に対して着脱可能な着脱手摺り部145も取り付けることができるようになっている。このような手摺り部140、着脱手摺り部145が積載部115の周縁に配されるようになっているので、積載部115に積載される物資の落下を防止することができるようになっている。また、積載部115には作業員が乗り込み、鉄道工事における移動手段としても利用することができるが、手摺り部140、着脱手摺り部145が設けられることにより、安全にユニット式軌道運搬車10による移動を行うことができる。
架台本体部110の前後左右の四箇所のそれぞれには、ガイド輪130が設けられている。このガイド輪130は、不図示のラチェット機構により伸縮機構部120から伸縮する伸縮棹125の端部に取り付けられている。
図3は運搬架台100に設けられるガイド輪130を説明する図であり、図3(A)は伸縮棹125が伸縮機構部120に収納された状態を示しており、図3(B)は伸縮機構部120から伸縮棹125が伸ばされた状態を示している。
図3(B)に示すように、 伸縮棹125が伸縮機構部120から伸ばされた状態であるとき、4つのガイド輪130は全て軌道R上に乗り、運搬架台100が軌道R上に載線されるようになっている。
なお、ガイド輪130は2条の軌道R間の短絡を防止するために、MCナイロンなどの合成樹脂材により構成されている。
図4は、伸縮棹125が伸縮機構部120から伸ばされ、軌道Rに載線された運搬架台100の正面図である。例えば、鉄道工事などにおいて、本発明に係るユニット式軌道運搬車10を踏切部で導入する際には、トラックなどから下ろされた運搬架台100を図4に示すように軌道R上に載線する。
トラックなどで踏切部に搬送された運搬架台100の第1アーム310及び第2アーム410は、図2や図4に示すような閉じられた状態であるので、軌道R上に載線された運搬架台100の第1アーム310及び第2アーム410を展開する。図5は運搬架台100における回動式の第1アーム310及び第2アーム410の開閉の様子を示す図である。
本発明に係るユニット式軌道運搬車10を組み立てる上で、図5に示すように、第1軸部300及び第2軸部400それぞれを中心として、第1アーム310及び第2アーム410を展開する。
第1アーム310及び第2アーム410は、展開したのみであると、第1軸部300及び第2軸部400それぞれを中心として回動自在な状態である。そこで、運搬架台100の架台本体部110には、第1アーム310用及び第2アーム410用のロック機構が設けられている。
第1アーム310用及び第2アーム410用のロック機構は同様の機構を有するものであるので、以下、第1アーム310用の第1アームロック機構170で代表させてアームロック機構の説明を行う。
第1アームロック機構170は、一対の第1レバー173と、第1レバー173と連動する詳細な説明を省略するリンク機構と、当該リンク機構に基づいて動作する運搬架台100の幅方向に設けられている一対の第1突状部176と、からなっている。
上記のような第1アームロック機構170においては、 第1レバー173の操作に応じて、一対の第1突状部176は、運搬架台100の幅方向の外側に共に突出したり、或いは逆に、幅方向の内側に共に引っ込んだりするようになっている。
図6は軌道Rに載線された運搬架台100で第1アーム310が展開されたのみの初期の状態を示す正面図である。このとき、第1アームロック機構170においては、一対の第1突状部176(2点鎖線で示す)は、幅方向の内側に共に引っ込んだ状態で、第1アーム310は、運搬架台100に対してロックされておらず、第1軸部300を中心として依然として回動自在な状態となっている。
これに対して、図7は軌道Rに載線された運搬架台100で第1アーム310が展開状態でロックされた様子を示す図である。
図7は、一対の第1レバー173が運搬架台100の内側方向に操作されて、一対の第1突状部176が、運搬架台100の幅方向の外側に共に突出し、運搬架台100に設けられた孔と、第1アーム310に設けられた孔の双方を貫通し、第1アーム310は第1軸部300を中心とした回動ができない状態とされ、運搬架台100に対してロックされた状態である。
図7に示すように、軌道R上に載線され、第1アーム310と第2アーム410とがロックされた状態とされた運搬架台100は、続いて、第1トロ台車500と、第2トロ台車600と、に連結される。第1トロ台車500と、第2トロ台車600とは、同様の構成であるので、以下、第1トロ台車500で代表させてトロ台車の説明を行う。
図9は第1トロ台車500の上面図である。また、図10は第1トロ台車500の斜視図である。なお、図10は、概略、図13のAで示す囲み部の様子を見た図である。
第1トロ台車500は、車体510と、軌道R上に載線される規格を有する4つの車輪530とを有している。第1トロ台車500の車体510と車輪530の構成は、本願と同様の出願人によりなる特願2012−151124号のものと同様のものであるので、これらに関する詳細は、特願2012−151124号の記載を参照して援用する。
本願で用いる第1トロ台車500は、特願2012−151124号のトロ台車のターンテーブル140の構成が異なっているので、以下、第1トロ台車500の上部に構成される、前記のターンテーブル140に代わる構成について説明する。
台座部540は不図示のシャフトを有しており、このシャフトが車体510に設けられた孔部(不図示)に挿通されることで、当該シャフトの中心軸を中心として回動自在とされている。すなわち、台座部540は水平面内を回動することができるようになっている。
当該台座部540にはゴム弾性板であるスプリングラバー545が貼り付けられており、テーブル部550の揺動に伴う衝撃を吸収するようになっている。
テーブル部550は、台座部540に設けられたテーブル支持軸部547を中心として回動自在されている。すなわち、テーブル部550は、テーブル支持軸部547を中心として、第1トロ台車500の進行方向の左右に、シーソーのように傾き得るようになっている。
また、テーブル部550上の略中心部には、立設部553が設けられており、この立設部553には、合成樹脂製で半円盤状の誘導凸部556が設けられている。
また、テーブル部550上、立設部553の両脇には、ハンドル回動部材560が設けられている。これらのハンドル回動部材560には、ピンキャッチ凹部565が設けられており、ハンドル回動部材560から延出しているハンドル563の回動操作により、ピンキャッチ凹部565が閉じた状態となったり、開いた状態となったりする。
テーブル部550は、シャフトやテーブル支持軸部547などの可動支持部による揺動機能を備えてなるものであるので、軌道Rのカーブ部などにおけるユニット式軌道運搬車10全体としての走行をスムーズにさせる効果がある。
図11は運搬架台100の第1アーム310と第1トロ台車500の連結の様子を説明する図である。また、図12は連結直前における、運搬架台100の第1アーム310と、第1トロ台車500の台座部540より上方における連結部の構成を抜き出して示す図である。第1アーム310に、第1トロ台車500を連結する際には、ハンドル563の回動操作により、ピンキャッチ凹部565を開いた状態として、第1トロ台車500を第1アーム310に近接させていく。
これに伴い、第1トロ台車500側の誘導凸部556が、第1アーム310の第1誘導凹部313のV字型の内壁面に倣い、誘導凸部556が第1誘導凹部313に嵌り込むような状態となり、第1アーム310と、第1トロ台車500のテーブル部550との位置決めが完了する。このように位置決めされた状態では、第1アーム310の2本の第1連結ピン315が、テーブル部550上の2箇所のピンキャッチ凹部565に入り込むようになっている。
第1アーム310の2本の第1連結ピン315が、テーブル部550の2箇所のピンキャッチ凹部565に入り込み、ハンドル563を回動させて、ピンキャッチ凹部565を閉じた状態とし、ピンキャッチ凹部565内に第1連結ピン315を保持することで、第1アーム310と第1トロ台車500との連結が完了する。
同様の手順で、第2トロ台車600と、運搬架台100の第2アーム410とを連結し、図13に示すように、本発明の実施形態に係るユニット式軌道運搬車10を得ることができる。
なお、図13においては、運搬架台100の架台本体部110側面部に、着脱可能な着脱手摺り部145が取り付けられた状態が示されている。
また、図13で示すように、運搬架台100がアームを介して、第1トロ台車500と第2トロ台車600と連結された状態とされると、伸縮機構部120に伸縮棹125を収納して、ガイド輪130を軌道Rから離間させる。これにより、運搬架台100の荷重は全て、第1トロ台車500と第2トロ台車600によって支持されることとなる。
ところで、上記のような本発明に係るユニット式軌道運搬車10においては、運搬架台100の積載部115の高さは、第1アーム310と第1トロ台車500の連結部(ピンとピンキャッチ凹部からなる)の高さ、第2アーム410と第2トロ台車600の連結部の高さのいずれに対しても、低くなるように設定されている。このような構成であるために、積載部115に対する資材の積載や、積載部115に積載された資材の荷下ろしなどを容易に行うことが可能となる。なお、積載部115は、枕木から65cm程度の高さとしている。
以上のように、本発明に係るユニット式軌道運搬車10は、前記運搬架台の前記積載部の高さが、前記第1アーム310と連結する第1トロ台車500の連結部の高さ、及び、前記第2アーム410と連結する第2トロ台車600の連結部の高さ、より低く構成されているので、このような本発明に係るユニット式軌道運搬車10によれば、積載部115への積載性が向上すると共に、夜間の限られた作業時間を有効に活用することができる。
10・・・ユニット式軌道運搬車
100・・・運搬架台
110・・・架台本体部
115・・・積載部
120・・・伸縮機構部
125・・・伸縮棹
130・・・ガイド輪
140・・・手摺り部
145・・・着脱手摺り部
170・・・第1アームロック機構
173・・・第1レバー
176・・・第1突状部
180・・・第2アームロック機構
183・・・第2レバー
186・・・第2突状部
300・・・第1軸部
310・・・第1アーム
313・・・第1誘導凹部
315・・・第1連結ピン
400・・・第2軸部
410・・・第2アーム
413・・・第2誘導凹部
415・・・第2連結ピン
500・・・第1トロ台車
510・・・車体
530・・・車輪
540・・・台座部
545・・・スプリングラバー
547・・・テーブル支持軸部
550・・・テーブル部
553・・・立設部
556・・・誘導凸部
560・・・ハンドル回動部材
563・・・ハンドル
565・・・ピンキャッチ凹部
600・・・第2トロ台車
610・・・車体
630・・・車輪
663・・・ハンドル
R・・・レール

Claims (5)

  1. 積載物を置く積載部を有する架台本体部と、
    前記架台本体部の一端部に設けられ、第1軸部を中心として回動する第1アームと、
    前記架台本体部の他端部に設けられ、第2軸部を中心として回動する第2アームと、
    からなる運搬架台と、
    前記第1アームと連結する第1トロ台車と、
    前記第2アームと連結する第2トロ台車と、を含み、
    前記運搬架台の前記積載部の高さが、
    前記第1アームと連結する第1トロ台車の連結部の高さ、及び
    前記第2アームと連結する第2トロ台車の連結部の高さ、より低いことを特徴とするユニット式軌道運搬車。
  2. 前記架台本体部にはガイド輪が設けられることを特徴とする請求項1に記載のユニット式軌道運搬車。
  3. 前記第1アームの端部側には第1誘導凹部が設けられ、前記第2アームの端部側には第2誘導凹部が設けられことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のユニット式軌道運搬車。
  4. 前記第1誘導凹部の両側には第1連結ピンが配され、前記第2誘導凹部の両側には第2連結ピンが配されることを特徴とする請求項3に記載のユニット式軌道運搬車。
  5. 前記第1トロ台車及び前記第2トロ台車それぞれには、車体に対して移動するテーブル部が設けられ、それぞれの前記テーブル部には前記第1連結ピンと前記第2連結ピンが嵌入するピンキャッチ凹部が設けられることを特徴とする請求項4に記載のユニット式軌道運搬車。
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