JP2017192314A - 回収装置 - Google Patents

回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017192314A
JP2017192314A JP2016083101A JP2016083101A JP2017192314A JP 2017192314 A JP2017192314 A JP 2017192314A JP 2016083101 A JP2016083101 A JP 2016083101A JP 2016083101 A JP2016083101 A JP 2016083101A JP 2017192314 A JP2017192314 A JP 2017192314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
plate portion
plate
base
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016083101A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6620062B2 (ja
Inventor
直之 庄野
Naoyuki Shono
直之 庄野
将之 末石
Masayuki Sueishi
将之 末石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chukoh Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Chukoh Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chukoh Chemical Industries Ltd filed Critical Chukoh Chemical Industries Ltd
Priority to JP2016083101A priority Critical patent/JP6620062B2/ja
Publication of JP2017192314A publication Critical patent/JP2017192314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6620062B2 publication Critical patent/JP6620062B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

【課題】ゲル状又は軟体状等の対象物を、形状を保持した状態で床面や地面等から除去することができる回収装置を提供すること。【解決手段】回収装置1は、基部10と、基部10に設けられ、シート14の一端を固定する固定部15と、基部10に一方向に往復移動可能に設けられ、固定部15に固定されたシート14を対象物100の下方に向かって押圧する板部12と、板部12を移動させる移動機構13と、を備える構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、形状を維持したまま掴むことが困難な対象物を回収する回収装置に関する。
例えば、調理時に床面に落下したパン生地、豆腐又はゼリー等の食品や床面や地面上に排泄された動物の糞便等の、ゲル状又は軟体状の対象物は、その形状を保持した状態で床面や地面等から掴み上げることが困難である。
このため、床面や地面上にある当該対象物を除去する場合に、紙葉類等で掴み上げた場合に対象物の形状が崩れ、その一部のみが除去できるだけであり、床面や地面上に残る当該対象物を除去することが困難であった。
例えば、このような問題を解消するために、動物が糞便を排泄するときに、地面上に排泄する前に、直接糞便を回収する装置が知られている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照)。
特開2007−159575号公報 特開2013−5767号公報 実用新案登録第3105847号公報
上述した装置では、以下の問題があった。即ち、動物の糞便を直接回収する装置であることから、床面や地面上にある糞便を回収することはできない。
また、食品については、調理時等に落下することを予測することは困難であり、床面上に落下した食品を当該回収装置で回収することも困難である。
そこで本発明は、ゲル状又は軟体状等の対象物を、形状を保持した状態で床面や地面等から除去することができる回収装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の回収装置は次のように構成されている。
本発明の一態様として、回収装置は、基部と、前記基部に設けられ、シートの一端を固定する固定部と、前記基部に一方向に往復移動可能に設けられ、前記固定部に固定された前記シートを対象物の下方に向かって押圧する板部と、前記板部を移動させる移動機構と、を備える。
本発明によれば、ゲル状又は軟体状等の対象物を、形状を保持した状態で床面や地面等から除去することができる回収装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る回収装置の構成を模式的に示す断面図。 同回収装置の構成を模式的に示す断面図。 同回収装置の使用の一例を模式的に示す説明図。 本発明の他の実施形態に係る回収装置の構成を模式的に示す断面図。 本発明の他の実施形態に係る回収装置の構成を模式的に示す断面図。
以下、本発明の一実施形態に係る回収装置1を、図1乃至図3を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る回収装置1の構成を模式的に示す断面図、図2は回収装置1の構成であって、使用時の一形態を模式的に示す断面図、図3は回収装置1の使用の一例として、対象物100を回収する工程を模式的に示す説明図である。なお、図1乃至図3中、回収装置1は、説明の便宜上、寸法、形状及び構成等を適宜拡大、縮小及び省略して表しており、本発明の一実施形態に係る回収装置1は、図1乃至図3に示される寸法、形状及び構成に限定されるわけではない。
図1及び図2に示すように、回収装置1は、基部10と、基部10の一方の端部側に設けられた把手部11と、基部10に設けられた板部12と、基部10に対して板部12を移動させる移動機構13と、対象物100を回収するシート14と、シート14を基部10に固定する固定部15と、シート14に所定の張力を印加する張力印加部16と、基部10に設けられた把手部11と、を備えている。
回収装置1は、地面200や床面上の対象物100を、移動機構13で移動させた板部12により送り出したシート14の上面に載せることで、対象物100を、地面200から回収する装置である。
ここで、対象物100とは、床面に落下したパン生地、豆腐又はゼリー等の食品や、床面や、地面200上に排泄された動物の糞便等の、ゲル状又は軟体状の固形物である。即ち、対象物100は、固形物を構成するものの、外力によりその形状が容易に変化する対象物であり、その形状を保持した状態で床面や地面等から掴み上げることが困難なものである。
基部10は、回収装置1の外郭を構成する。基部10は、例えば、一端に板部12が移動可能に設けられた開口部10aを有する中空のケースである。基部10は、中空の平板状に構成される。基部10は、開口部10aが設けられた端部と相対する他端に把手部11が固定される。また、基部10は、例えば、移動機構13の後述する保持部材23を収容し、配置する空間である収容部10bを有する。
把手部11は、回収装置1の使用者が回収装置1を保持するための把手であり、例えば、円柱状や角柱状に構成される。把手部11は、保持部材23の一部を基部10とともに収容する収容部11aを有する。
板部12は、例えば、方形板状に構成される。基部10は、その厚さが基部10の中空の内部空間の高さよりも薄く構成される。板部12の厚さは、対象物100と、地面200との間にシート14を挿入するために、薄い方が好ましい。板部12は、移動機構13に、基部10に対して一方向に往復動可能に支持される。
板部12は、基部10の開口部10aからその一端側が突出した状態で、基部10内に配置されるとともに、移動機構13により開口部10aから突出する方向に移動したときに、少なくとも他端が基部10内に配置される。
また、基部10の開口部10a側を前、把手部11側を後ろとした方向を前後方向、当該前後方向に直交する方向であって、且つ、板部12の主面方向に沿った方向を幅方向としたときに、板部12の幅は開口部10aの幅よりも小さく構成される。
移動機構13は、板部12を開口部10aから突出する方向に移動可能に構成される。なお、移動機構13は、板部12を開口部10aに対して突出する方向に加えて、開口部10a内に退避する方向である、一方向に沿った進退方向に移動可能に構成される構成であってもよい。例えば、移動機構13は、弾性体によって板部12を開口部10aから一方向に沿って突出する方向に自動で移動可能に構成され、当該一方向に沿って退避する方向に手動の移動を案内可能に構成される。
具体例として、移動機構13は、基部10の他端側の内面に設けられた弾性体である圧縮ばね21と、板部12の他端に設けられたばね座22と、圧縮した圧縮ばね21及びばね座22を保持し、且つ、当該保持を解除する保持部材23と、板部12を保持し、板部12の移動じに板部12を一方向に案内するレール24と、を備えている。
圧縮ばね21は、例えば、一端がばね座22に支持され、他端が基部10の後端側の内面に支持されるコイルばねである。
ばね座22は、板部12の圧縮ばね21と対向する端部に設けられ、圧縮ばね21の端部を支持可能に構成される。
保持部材23は、板部12及び圧縮した状態の圧縮ばね21を保持し、当該板部12の移動を規制可能に構成される。また、保持部材23は、板部12及び圧縮した状態の圧縮ばね21の保持を解除可能に構成される。
例えば、保持部材23は、基部10に回転自在に支持される軸部31と、軸部31に設けられ、板部12の一部、例えばばね座22と係合することで、ばね座22の移動を規制する係合部32と、軸部31の係合部32と対称位置に設けられた操作部33と、係合部32をばね座22にと係合する方向に付勢する付勢部材34と、を備えている。保持部材23は、基部10の収容部10bに配置される。
軸部31は、収容部10bの内面に、回転可能に支持される。
係合部32は、例えば、軸部31に一体に固定された前後方向に延びる連結部32aと、連結部32aの先端に設けられた突起部32bと、を備えている。突起部32bは、例えば、板部12が開口部10aから突出する方向に移動する方向のばね座22と係合可能に構成され、板部12が開口部10aから基部10内部へと移動する方向のばね座22と摺動することで、当該ばね座22を乗り上げ可能に構成される。具体例として、係合部32は、保持部材23が基部10に設けられた姿勢で後面が、板部12が開口部10aから突出する方向のばね座22の端面と同じ面方向に構成され、前面がばね座22の端面の面方向に対して傾斜する。
操作部33は、軸部31に一体に固定され、外部から操作可能に構成される。操作部33は、操作されることで、係合部32とばね座22との係合、換言すると係合部32による板部12の保持を解除可能に構成される。
操作部33は、例えば、基部10及び把手部11の収容部10b、11aに配置される。例えば、操作部33は、作業者により操作される部位が把手部11の収容部11aに配置されるとともに、当該収容部11aに配置される部位の一部が把手部11の外面から突出して配置される。押圧操作された操作部33は、軸部31の軸心を中心として軸部31とともに回転することで、係合部32の突起部32bをばね座22から離間する方向に回転させる。
付勢部材34は、例えば、係合部32の突起部32bをばね座22と係合する方向に付勢するばね部材である。例えば、付勢部材34は、コイルばねであり、把手部11の収容部10bの底面と操作部33の下面との間に設けられる。
シート14は、対象物100をその一方の主面に載置可能な強度に構成される。シート14は、紙材料、樹脂材料、織布材料、又は、不織布材料により構成される。例えば、紙材料により構成されるシート14は、撥水性を有する表面シートが施された紙材料や、トイレットペーパー等でもよい。樹脂材料により構成される樹脂材料は、帯状の樹脂フィルム等である。織布材料により構成されるシート14は、例えば、フッ素樹脂等が表面に施されることで、繰り返し使用可能、且つ、表面の汚れを洗い流すことが可能に構成される。
シート14の幅は、板部12の幅よりも小さく構成される。シート14の長さは、板部12の移動距離よりも長く構成される。具体的には、シート14の長さは、固定部15に一端が固定されたときに、固定部15から他端までの長さが、板部12の移動距離よりも長く構成される。
固定部15は、シート14を基部10の上面に固定可能に構成される。固定部15は、例えば、シートクリップである。例えば、固定部15は、一端に突起部を有し、他端に操作部を有するクリップ15aと、クリップ15aに設けられた軸部15bと、クリップ15aの突起部を基部10の表面に向かって付勢する付勢部材15cと、を備えている。
固定部15は、クリップ15aの操作部を押圧操作することで、突起部を基部10から離間させることが可能、且つ、当該押圧操作を解除することで、突起部と基部10との間に配置したシート14を突起部により基部10に向かって押圧可能に構成される。
張力印加部16は、固定部15に固定されたシート14の少なくとも固定部15及び板部12の先端の間に一定の張力を印加可能に構成される。例えば、張力印加部16は、基部10の下面に板部12の移動方向と同一方向に移動可能に設けられた移動体である。このような張力印加部16は、例えば、シート14を保持可能なスライダー及びスライダーの移動を案内するレールにより構成される。張力印加部16は、板部12により押圧されたシート14が破損せず、且つ、板部12の移動に伴ってシート14が板部12上に送り出される程度の抵抗をシート14に与えることで、シート14に張力を付与する。
次に、このように構成された回収装置1の使用の一例について、図3を用いて説明する。
先ず、使用者は、板部12が基部10に収納され、板部12及び圧縮した状態の圧縮ばね21を保持した状態で、固定部15にシート14の一端を固定し、その後、シート14の他端を張力印加部16に固定する。
次に、図3のステップST1に示すように、使用者は、把手部11を握り、板部12の先端を地面200と地面200上の対象物100との間に向ける。次に、使用者は、当該姿勢を維持した状態で操作部33を押圧操作する。これにより、ステップST2に示すように、圧縮ばね21の保持が解除され、圧縮ばね21の復元力により、板部12が移動する。
この板部12の移動により、シート14は、板部12の下方にある部位が漸次板部12の上方に送り出されるとともに、板部12の先端側のシート14が。この状態で、シート14が対象物100に接触すると、シート14の送り出しによって対象物100が板部12の上面に移動する。これにより、地面200から対象物100が除去される。
次に、使用者は、ステップST3に示すように、張力印加部16からシート14を外して、対象物100上に被せ、さらに固定部15からシート14を外す。これにより、対象物100は、シート14に包まれることから、使用者は、シート14とともに、対象物100をゴミ箱等の廃棄場所210へと運ぶ。
例えば、シート14が使い捨てられる紙材料等で構成されている場合には、シート14とともに対象物100を廃棄する。例えば、シート14が繰り返し仕様されるフッ素コーティングがされた布材料等で構成されている場合には、廃棄場所210でシート14から対象物100のみを廃棄場所210で落下されて、対象物100を廃棄し、その後、シート14を洗浄する。
次に、使用者は、板部12を基部10内に収容する方向に押圧する。これにより、板部12は圧縮ばね21を圧縮する方向に押圧する。さらに板部12が移動することで、その後、係合部32の前面にばね座22が当接し、係合部32の前面がばね座22に摺動してばね座22を乗り上げ、係合部32がばね座22に係合する。これにより、保持部材23により板部12が保持され、回収装置1は次回使用ができる状態となる。
このように構成された回収装置1によれば、板部12を移動機構13によって一方向に移動させることで、板部12の上面にシート14を送り出す。このため、シート14とともに板部12が対象物100に接触し、その後シート14が送り出されることで、地面200の対象物100は、送り出されるシート14上に漸次移動する構成である。換言すると、板部12の上方に送り出されたシート14の位置は変わらず、その後送り出されるシート14上に漸次対象物100が移動する構成である。このため、回収装置1は、対象物100を地面200から形状を保持した状態で除去することが可能、且つ、地面200上に対象物100が残存することを極力防止できる。
また、回収装置1は、シート14に対象物100を載せ、その後シート14とともに対象物100を廃棄するか、又は、シート14上の対象物100を廃棄する構成であることから、板部12に対象物100が付着することがない。これにより、回収装置1が対象物100により汚れることを防止できる。
特に、回収装置1で回収する対象物100を動物の糞便とした場合には、回収装置1が対象物100により汚れることが無い。また、対象物100を載せたシート14は、固定部15から一端を取り外し、他端側で対象物100を覆うことで、対象物100をシート14で覆うことが可能となる。さらに、対象物100を包んだシート14は、手で持ち上げなくても、シート14を固定部15から取り外すことで、回収装置1から直接廃棄場所210に廃棄することも可能である。このため、回収装置1は、糞便の除去に用いた場合でも、使用者に不快感が生じることを極力防止できるとともに、衛生面でも良好となる。
また、対象物100を包むシート14は、その長さが、少なくとも板部12の移動距離よりも長い構成でよく、廃棄されるシート14の量を極力低減することが可能となり、ゴミの削減にもなる。
また、動物が排泄しているときに、板部12を移動させて直接シート14上に排泄させることも可能となることから、回収装置1は、高い汎用性を有する。
上述したように本発明の一実施形態に係る回収装置1によれば、ゲル状又は軟体状等の対象物100を、形状を保持した状態で床面や地面200等から除去することができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、上述した例では、移動機構13は、弾性体として圧縮ばね21を用いて板部12を一方向に付勢することで、板部12を突出する方向に移動させ、その後板部12を基部10内に収納する方向の移動を手動で行う構成を説明したがこれに限定されない。例えば、弾性体は、捻りばねや板ばね等を用いる構成であってもよい。即ち、弾性体により板部12が例えば開口部10aから突出するように付勢した状態で板部12及び弾性体を保持部材23で保持可能であれば、弾性体は、他のばねを用いることが可能であるとともに、ゴム部材等により構成される弾性変形する部材であってもよい。
また、例えば、図4に示す他の実施形態に係る回収装置1の移動装置13Aのように、電池等で駆動するモータにより板部12を往復移動させる構成であってもよい。このような移動装置13Aは、例えば、モータ及び板部12の間を接続するボールスプライン等の回転運動を直線運動に切り換える伝達機構、及び、モータの回転方向を切り換える内部回路と、把手部11に設けられ、当該内部回路を切り換える操作部33と、を備える。このような構成とすることで、移動装置13Aは、操作部33を操作することで、電池の電力により板部12を進退方向に移動可能となり、使用者は、板部12に触れることなく、板部12を往復移動することが可能となる。
また、移動機構13、13Aは、板部12を開口部10aから突出する方向では無く、退避する方向に移動させる構成とし、使用者が手動で板部12を開口部10aから突出させる構成であってもよく、進退方向の移動を手動で行う構成であってもよい。これらのように、移動機構13、13Aは、開口部10aから一方向に沿って突出する方向又は開口部10a内に退避する方向に板部12を移動可能な構成であれば適宜設定可能である。
また、上述した例では、張力印加部16は、シート14を保持可能なスライダー及びスライダーの移動を案内するレールにより、基部10の下面に板部12の移動方向と同一方向に移動可能に設けられた移動体を用いる構成を説明したが、これに限定されず、シート14に張力を付与することができる構成であれば適宜設定可能である。例えば、図4に示す他の実施形態に係る回収装置1の張力印加部16Aのように、シート14を挟み込んで負荷を掛けた状態で、シート14が移動可能なバインダークリップ等であってもよい。
また、図4に示す他の実施形態に係る回収装置1の、シート14を軸に捲回したロール部14Bを有し、当該ロール部からシート14を引き出して固定部15に固定する構成とし、張力印加部16Bをロール部14B上に載せる錘としてもよい。このようなロール部14Bを有するシート14を用い、張力印加部16Bによりシート14に張力を印加することで、シート14にトイレットペーパーを用いることが可能、且つ、シート14の交換が容易となる。また、シート14は、板部12の移動により必要な量だけロール部14Bから送り出されることから、シート14を予め所定の長さに切断する必要がない。
また、上述した例では、基部10は、一端に開口部10aを有する構成を説明したがこれに限定されない。基部10は、板部12を移動可能に保持し、且つ、移動機構等の他の構成を支持できる構成であれば、例えば、枠状であってもよい。また、固定部15は、バインダークリップの構成ではなく、磁石等によりシート14を基部10に固定する構成であってもよい。
また、上述の回収装置1は、落下した食品や動物の排泄物以外にも、介護現場において用いることも可能となる。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…回収装置、10…基部、10a…開口部、10b…収容部、11…把手部、11a…収容部、12…板部、13、13A…移動装置、14…シート、14B…ロール部、15…固定部、15a…クリップ、15b…軸部、15c…付勢部材、16、16A、16B…張力印加部、21…圧縮ばね(弾性体)、22…ばね座、23…保持部材、24…レール、31…軸部、32…係合部、32a…連結部、32b…突起部、33…操作部、34…付勢部材、100…対象物、200…地面、210…廃棄場所。

Claims (8)

  1. 基部と、
    前記基部に設けられ、シートの一端を固定する固定部と、
    前記基部に一方向に往復移動可能に設けられ、前記固定部に固定された前記シートを対象物の下方に向かって押圧する板部と、
    前記板部を移動させる移動機構と、
    を備えることを特徴とする回収装置。
  2. 前記シートは、前記固定部から前記移動機構により移動した前記板部の先端までの長さよりも長く構成されることを特徴とする請求項1に記載の回収装置。
  3. 前記移動機構は、
    前記板部を付勢する弾性体と、
    前記弾性体により前記板部を付勢した状態で前記板部及び前記弾性体を保持し、且つ、当該保持を解除する保持部材と、
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載の回収装置。
  4. 前記弾性体は圧縮ばねであり、
    前記保持部材は、前記圧縮ばねを圧縮した状態で前記板部及び前記圧縮ばねを保持し、且つ、当該保持を解除することを特徴とする請求項3に記載の回収装置。
  5. 前記基部に設けられ、使用者が握る把持部をさらに備え、
    前記移動機構は、前記把持部に設けられ、前記保持部材を操作して前記保持を解除操作する操作部を備えることを特徴とする請求項3に記載の回収装置。
  6. 前記移動機構は、
    前記板部を往復移動させるモータと、
    前記モータを操作する操作部と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の回収装置。
  7. 前記固定部に固定された前記シートの少なくとも前記固定部及び前記板部の先端の間に張力を与える張力印加部を備えることを特徴とする請求項1に記載の回収装置。
  8. 前記シートは、紙材により構成されることを特徴とする請求項1に記載の回収装置。
JP2016083101A 2016-04-18 2016-04-18 回収装置 Active JP6620062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016083101A JP6620062B2 (ja) 2016-04-18 2016-04-18 回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016083101A JP6620062B2 (ja) 2016-04-18 2016-04-18 回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017192314A true JP2017192314A (ja) 2017-10-26
JP6620062B2 JP6620062B2 (ja) 2019-12-11

Family

ID=60154309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016083101A Active JP6620062B2 (ja) 2016-04-18 2016-04-18 回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6620062B2 (ja)

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080117U (ja) * 1983-11-05 1985-06-04 株式会社エクステリアヤマト 落葉刺し具
JPH01130656U (ja) * 1988-03-02 1989-09-05
US4875729A (en) * 1988-02-05 1989-10-24 Peck Joel S Apparatus for packaging waste material
JPH02102959U (ja) * 1989-02-03 1990-08-16
US5350208A (en) * 1993-12-13 1994-09-27 Heinrichson Dante C Animal waste pickup and disposal unit
JP2002034378A (ja) * 2000-07-19 2002-02-05 Yuji Wakagi 糞処理器
JP2002112658A (ja) * 2000-10-05 2002-04-16 Yasuhiro Sako ペット用糞拾い器
JP2003120622A (ja) * 2001-10-10 2003-04-23 Teramoto Corp 伸縮自在バーおよびこの伸縮自在バーを備えた柄付き用具
JP3105847U (ja) * 2004-06-10 2004-12-02 文次郎 内藤 ペット用糞採集器
JP3119777U (ja) * 2005-09-20 2006-03-09 重光 今井 犬等の糞収集器具
JP2007282556A (ja) * 2006-04-15 2007-11-01 Susumu Shiga トイレットペーパーを機能的に利用した携帯可能なペット用糞回収器具
JP2009056409A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Yoshiaki Ogino 付着物除去用具
JP3155639U (ja) * 2009-09-01 2009-11-26 健人 蔵 オルゴール装置付骨壺
CN102367657A (zh) * 2011-09-20 2012-03-07 靖江喜悦科技咨询有限公司 一种可清除婴儿粪便的收纳铲

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080117U (ja) * 1983-11-05 1985-06-04 株式会社エクステリアヤマト 落葉刺し具
US4875729A (en) * 1988-02-05 1989-10-24 Peck Joel S Apparatus for packaging waste material
JPH01130656U (ja) * 1988-03-02 1989-09-05
JPH02102959U (ja) * 1989-02-03 1990-08-16
US5350208A (en) * 1993-12-13 1994-09-27 Heinrichson Dante C Animal waste pickup and disposal unit
JP2002034378A (ja) * 2000-07-19 2002-02-05 Yuji Wakagi 糞処理器
JP2002112658A (ja) * 2000-10-05 2002-04-16 Yasuhiro Sako ペット用糞拾い器
JP2003120622A (ja) * 2001-10-10 2003-04-23 Teramoto Corp 伸縮自在バーおよびこの伸縮自在バーを備えた柄付き用具
JP3105847U (ja) * 2004-06-10 2004-12-02 文次郎 内藤 ペット用糞採集器
JP3119777U (ja) * 2005-09-20 2006-03-09 重光 今井 犬等の糞収集器具
JP2007282556A (ja) * 2006-04-15 2007-11-01 Susumu Shiga トイレットペーパーを機能的に利用した携帯可能なペット用糞回収器具
JP2009056409A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Yoshiaki Ogino 付着物除去用具
JP3155639U (ja) * 2009-09-01 2009-11-26 健人 蔵 オルゴール装置付骨壺
CN102367657A (zh) * 2011-09-20 2012-03-07 靖江喜悦科技咨询有限公司 一种可清除婴儿粪便的收纳铲

Also Published As

Publication number Publication date
JP6620062B2 (ja) 2019-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112243357B (zh) 基站、机器人清洁系统及其控制方法
US8464391B2 (en) Mop head fixation device and method
CN112605216B (zh) 一种电气开关座生产用铜片冲压设备
TW201340924A (zh) 清掃具
JPH0624663U (ja) 真空掃除機のクリーナーヘッド
US20150021943A1 (en) Pickup Tool for Pet Waste or the Like
JP6620062B2 (ja) 回収装置
CA2703657C (en) Squeeze mop
JP5689755B2 (ja) 雨傘用脱水装置
JP2002315704A (ja) 清掃具
WO2014003345A1 (ko) 조리용기용 착탈식 손잡이
CN213796636U (zh) 一种医院影像科用裁片装置
CN200994751Y (zh) 便后取纸器
CN218540557U (zh) 一种环保用垃圾清理装置
JP5809466B2 (ja) ペットの糞の回収装置
KR102576650B1 (ko) 청소포 착탈이 용이한 청소 스틱
CN216444052U (zh) 一种医疗护理棉签辅助装置
CN211806565U (zh) 一种握持式打孔器
CN219070675U (zh) 一种便于手术室护理用寻针器
CN115194776B (zh) 同时实现对物体抓取与控制的方法
CN210541302U (zh) 电动吸尘器
US20200383550A1 (en) Cleaning apparatus with touch-free pad pick up and release mechanism
CN214906435U (zh) 人机语言互动清洁机器人
JP4676475B2 (ja) 光ファイバ切断装置
JP2010259491A (ja) 清掃具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6620062

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250