JP2017189425A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】識別情報を用いた演出の興趣を向上させることである。
【解決手段】特定演出実行エリア60に演出図柄である1〜8の文字が付されたパネル62で覆われた映像パネル61が表示されており、変動表示領域94において演出図柄が確定表示されると、確定表示された演出図柄に対応するパネル62が閉じた態様から破壊された態様に変化し、映像パネル61の視認可能領域が増えるマス開け演出が行われる。そして、複数回の変動表示にわたって、マス開け演出が行われ、すべてのパネル62が破壊され、映像パネル62の全体が視認可能になったときに、遊技者にとって有利な内容である「チャンス」という文字画像が表示される。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関し、特に、複数の識別情報の変動表示を行なう遊技機に関する。
この種の遊技機として一般的に知られているものとしては、たとえば複数の識別情報の変動表示を行なうパチンコ遊技機等があった。
このような遊技機においては、変動表示領域とは異なる領域に停止結果示唆表示態様として変動表示領域に停止表示される識別情報に対応するキャラクタが表示されることで、停止する識別情報を示唆するものがあった(特許文献1)。
特開2013−9891号公報(段落0564、図133、図134等)
しかし、前述した特許文献1の遊技機は、遊技者に対して、いずれのキャラクタが表示されるかに注目させるに過ぎず、停止する識別情報を用いた演出の興趣が不十分であった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、識別情報を用いた演出の興趣を向上させることである。
(1) 上記の課題を解決するために、本願発明に係る遊技機は、
複数の識別情報(演出図柄等)の変動表示を行なう変動表示手段(演出表示装置9等)と、
複数の識別情報のそれぞれに対応する複数の特定表示(図4のパネル62等)を含む特定表示群(図4の複数枚のパネル62等)を複数の変動表示にわたって表示する特定演出(パネル演出等)を実行する特定演出実行手段(図2の演出表示装置9、演出制御用マイクロコンピュータ100等)とを備え、
前記特定演出では、
複数の特定表示のうち停止表示(導出表示、仮停止表示等)された識別情報に対応する特定表示の態様が特定態様(図4(B)のパネル62が開放された態様等)に変化し、
複数の特定表示の態様が特定態様となることに対応して特定表示群が所定態様(図5(C)の全てのパネル62が開放され、映像パネル61の全体が視認可能となった態様等)となることにより、遊技者にとって有利な内容を報知(図5(C)の「チャンス」の文字画像の表示等)可能である。
このような構成によれば、識別情報が停止表示されることで、特定表示群が所定態様となり遊技者にとって有利な内容が報知され得るため、識別情報を用いた演出の興趣が向上する。
(2) 前記(1)の遊技機において、
前記特定演出実行手段は、前記特定演出において特定表示を特定態様に変化させる度に特定表示群の表示態様を変化させて、特別表示(図4の映像パネル61等)が視認可能な領域を増加させる。
このような構成によれば、特定表示が特定態様に変化する度に、特別表示が視認可能な領域が増加するため、特定表示に注目させることができ、特定演出の興趣が向上する。
(3) 前記(1)または前記(2)の遊技機において、
前記特定演出の実行中において、前記特定演出の実行領域(図4の特定演出実行エリア60等)と、変動表示の実行領域(図4の変動表示領域94等)とが互いに異なる領域である。
このような構成によれば、特定演出の実行領域と変動表示の実行領域とが互いに異なるため、特定演出の演出内容をより明確にすることができる。
(4) 前記(1)〜(3)のいずれかの遊技機において、
前記特定演出実行手段は、
複数の変動表示のうちの最後の変動表示に至るまでに、当該最後の変動表示において複数の特定表示のうち一の特定表示(図5(A)または(B)の「7」の付されたパネル62)を残して他の特定表示の態様が特定態様に変化し、
前記最後の変動表示において、前記一の特定表示に対応する特別識別情報(図5(B)の演出図柄「7」)がリーチ態様となることを示唆する示唆演出を実行する。
このような構成によれば、特別識別情報が停止表示されるか否かについて遊技者の注目度合が高まるため、最後の変動表示における特定演出の興趣が向上する。
(5) 前記(4)の遊技機において、
前記最後の変動表示において前記特別識別情報によるリーチ態様とならないときには、停止表示される識別情報の組合せが特定の組合せ(チャンス目等)となることを制限する。
なお、リーチ態様となるときにおいては、示唆演出を実行しなくてもよい。
このような構成によれば、識別情報の組合せが特定の組合せとなることによって遊技者に与える誤認を防止できる。
パチンコ遊技機を正面からみた正面図である。 主基板(遊技制御基板)における回路構成の一例を示すブロック図である。 パネル演出を実行しないときの変動表示を説明するための図である。 最後の変動表示に至るまでのパネル演出(特定演出)を説明するための図である。 最後の変動表示におけるパネル演出(特定演出)を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はパチンコ遊技機に限られず、コイン遊技機、スロットマシン等のその他の遊技機であってもよく、複数の識別情報(演出図柄等)の変動表示を行なう遊技機であれば、どのような遊技機であってもよい。
まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。
パチンコ遊技機1は、遊技媒体としての遊技球を遊技領域7に打込むことにより、以下に説明するような所定の遊技が行なわれる。パチンコ遊技機1は、外枠と、外枠の内側に開閉可能に取付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられているガラス扉枠2を有する。
ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4、および、打球を発射する打球操作ハンドル5等が設けられている。パチンコ遊技機1の内部には、打球操作ハンドル5の操作に応じて遊技領域7に遊技球を打込む打球発射装置が設けられている。ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取付けられている。遊技盤6の前面には、打込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
打球供給皿(上皿)3を形成する部材には、操作手段として、プッシュボタン120が設けられている。プッシュボタン120に対する遊技者の操作行為がプッシュセンサ124(図2参照)により検出される。
遊技領域7の中央付近には、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての演出図柄を変動表示(可変表示ともいう)可能な演出表示装置9が設けられている。遊技領域7における演出表示装置9の右側方には、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての第1特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器8aと、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての第2特別図柄を変動表示する第2特別図柄表示器8bとが設けられている。
第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bのそれぞれは、数字および文字を変動表示可能な表示器(たとえば7セグメントLED)で構成されている。演出表示装置9は、液晶表示装置(LCD)で構成されており、表示画面において、第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示に同期した演出図柄の変動表示等の各種画像を表示する表示領域が設けられる。このような表示領域には、たとえば「左」,「中」,「右」の3つの装飾用(演出用)の演出図柄を変動表示する変動表示領域94が形成される(図3参照)。
演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13を有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13に入賞した遊技球は、第1始動口スイッチ13aによって検出される。また、第1始動入賞口13を有する入賞装置の下方には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口14に入賞した遊技球は、第2始動口スイッチ14aによって検出される。
可変入賞球装置15は、左右一対の可動片を備え、遊技者にとって有利(遊技球が進入可能)な開状態(第1状態)と、遊技者にとって不利(遊技球が進入不可能)な閉状態(第2状態)とに変化可能な入賞手段であり、ソレノイド16によって駆動される。可変入賞球装置15が開状態のときには、遊技球が第2始動入賞口14に入賞可能になる(始動入賞し易くなり)。可変入賞球装置15が閉状態のときには、遊技球が第2始動入賞口14に入賞不可能になる。なお、可変入賞球装置15は、閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(遊技球が入賞しにくい)ように構成されてもよい。可変入賞球装置15は、所定領域に遊技球が進入可能となる第1状態と、所定領域に遊技球が進入不可能または進入困難な第2状態とに変化可能となる可変入賞手段により構成されていればよい。
可変入賞球装置15が閉状態のときには、可変入賞球装置15が遊技球を受入可能な領域がなくなるので、遊技球が第2始動入賞口14よりも第1始動入賞口13に入賞しやすい。一方、可変入賞球装置15が開状態のときには、第1始動入賞口13よりも、可変入賞球装置15が遊技球を受入可能な領域が広くなるので、第1始動入賞口13よりも第2始動入賞口14に遊技球が入賞しやすい。以下、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。
演出表示装置9の左方には、各々を識別可能な普通図柄を変動表示する普通図柄表示器10が設けられている。普通図柄表示器10は、0〜9の数字を変動表示可能な表示器(たとえば7セグメントLED)で実現されている。
遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の変動表示が開始される。普通図柄表示器10における変動表示結果による停止図柄が所定の図柄(当り図柄)となったときに、可変入賞球装置15が所定回数および所定時間だけ開状態に制御される。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つのLEDによる表示部を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄の変動表示が保留記憶され、普通図柄保留記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。このような普通図柄の保留記憶に基づいて普通図柄表示器10の変動表示が開始される毎に、普通図柄の保留記憶が消化され、点灯するLEDを1減らす。
第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、遊技球が、始動入賞領域としての第1始動入賞口13または第2始動入賞口14に進入(通過、入賞を含む)して第1始動口スイッチ13aまたは第2始動口スイッチ14aで検出されることにより変動表示の実行条件である第1始動条件(第1実行条件)または第2始動条件(第2実行条件)が成立する。その後、第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、たとえば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の変動表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態となる変動表示の開始条件が成立したことに基づいて開始される。第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、変動表示時間(変動時間)が経過すると、当該変動表示の表示結果(停止図柄)が導出表示されて終了する。また、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14のような始動入賞領域に遊技球が進入したにもかかわらず未だ開始条件が成立していない変動表示について、所定の上限数の範囲内で情報を記憶することが保留記憶と呼ばれる。第1始動入賞口13への遊技球の進入による保留記憶は、第1保留記憶と呼ばれる。第2始動入賞口14への遊技球の進入による保留記憶は、第2保留記憶と呼ばれる。
第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bの上方には、第1特別図柄保留記憶表示器18aおよび第2特別図柄保留記憶表示器18bが設けられている。第1特別図柄保留記憶表示器18aは、第1保留記憶の保留記憶数を表示する4つの表示器からなる。第2特別図柄保留記憶表示器18bは、第2保留記憶の保留記憶数を表示する4つの表示器からなる。第1特別図柄保留記憶表示器18aおよび第2特別図柄保留記憶表示器18bのそれぞれは、対応する有効な始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やし、対応する特別図柄表示器での変動表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
第1特別図柄表示器8aで第1特別図柄の変動表示が実行されているときには、その変動表示に対応して演出表示装置9で演出図柄の変動表示等の演出表示が実行される。第2特別図柄表示器8bで第2特別図柄の変動表示が実行されているときには、その変動表示に対応して演出表示装置9で演出図柄の変動表示等の演出表示が実行される。
特別図柄および演出図柄の変動表示が実行され、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄)が導出表示されたとき、または、第2特別図柄表示器8bに特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときには、演出表示装置9においても、特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄の組合せ)が導出表示される。このように変動表示結果として特定表示結果が表示されたときには、遊技者にとって有利な価値が付与される有利状態としての特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御される。
また、演出表示装置9において、最終停止図柄(たとえば左右中図柄のうち中図柄)となる図柄以外の図柄が、所定時間継続して、大当り図柄(たとえば左中右の図柄が同じ図柄で揃った図柄の組合せ)と一致している状態で停止、揺動、拡大縮小もしくは変形している状態、または、複数の図柄が同一図柄で同期して変動したり、表示図柄の位置が入替わっていたりして、最終結果が表示される前で大当り発生の可能性が継続している状態(以下、これら状態をリーチ状態という。)で行なわれる演出をリーチ演出という。
ここで、リーチ状態は、演出表示装置9の表示領域において停止表示された演出図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない演出図柄の変動が継続している表示状態、または、全部もしくは一部の演出図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示状態である。言い換えると、リーチとは、変動表示領域94において複数の識別情報が特定表示結果を構成しているが少なくとも変動表示領域94の一部において識別情報が変動表示中である状態をいう。この実施形態において、リーチ状態は、たとえば、左,右の図柄表示領域で同じ図柄が停止し、中の図柄表示領域で図柄が停止していない状態で形成される。リーチ状態が形成されるときの左,右の図柄表示領域で停止された図柄は、リーチ形成図柄、または、リーチ図柄と呼ばれる。
リーチの中には、それが出現すると、通常のリーチ(ノーマルリーチ)に比べて、大当りが発生しやすいように設定されたものがある。このような特別のリーチをスーパーリーチという。リーチの中には、特別なスーパーリーチ以外のリーチとして、基本的なリーチであるノーマルリーチが含まれている。ノーマルリーチは、スーパーリーチよりも大当りが発生しにくいように設定されたものである。
スーパーリーチにおいては、リーチ図柄が形成された後、所定の動画を表示する等、演出等の遊技者の期待感を向上させるような複雑な演出表示が実行される。また、ノーマルリーチにおいては、比較的簡素な演出表示が実行される。
リーチ状態となった後に、リーチ図柄が形成された態様ではずれ表示結果となったときが、リーチはずれと呼ばれる。また、リーチ状態とならずにリーチ図柄が形成されない態様ではずれ表示結果となったときが、非リーチはずれと呼ばれる。
また、演出表示装置9の表示領域中における下端部には、発生した保留記憶情報を表示する画像(以下、保留画像または保留表示と呼ぶ)が保留記憶情報の数に対応して表示される保留表示エリアが形成される(図示省略)。また、保留表示エリアから消去された(移動された、シフトされた)保留表示に対応する変動表示の実行中に当該変動表示に対応するアクティブ表示(変動対応表示とも呼ぶ)を含む情報を表した画像を表示するアクティブ表示エリアが保留表示エリアに隣接して形成される。
可変入賞球装置15の下方には、ソレノイド21によって駆動される開閉板を備え、遊技者にとって有利(遊技球が進入可能)な開状態(第1状態)と、遊技者にとって不利(遊技球が進入不可能)な閉状態(第2状態)とに変化可能な入賞手段として、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は、大当り遊技状態において開閉板が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に進入した遊技球は、カウントスイッチ23により入賞球として検出される。なお、特別可変入賞球装置20は、閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(遊技球が入賞しにくい)ように構成されてもよい。
大当り遊技状態においては、特別可変入賞球装置20が開放状態と閉鎖状態とを繰返す繰返し継続制御が行なわれる。繰返し継続制御において、特別可変入賞球装置20が開放されている状態が、ラウンドと呼ばれる。ラウンドにおいて繰返し継続制御により特別可変入賞球装置20が開放される遊技は、ラウンド遊技と呼ばれる。大当り遊技状態においては、特別可変入賞球装置20が、開放状態とされた後、所定の開放状態の終了条件(開放状態において所定期間(たとえば29秒間)が経過したこと、または、所定個数(たとえば10個)の入賞球が発生したという開放終了条件)が成立したことに応じて閉鎖状態とされる。開放終了条件が成立すると、継続権が発生し、特別可変入賞球装置20の開放が再度行なわれる。継続権の発生は、大当り遊技状態における開放回数が予め定められた上限値となる最終ラウンド(たとえば第15ラウンド等)に達するまで繰返される。
大当りについては、複数の種別が設けられており、大当りとすることが決定されたときには、いずれかの大当り種別が選択される。「大当り」の種別のうち、大当り遊技状態に制御された後、特別遊技状態として、通常状態(確変状態でない通常の遊技状態)に比べて大当りとすることに決定される確率が高い状態である確変状態(確率変動状態の略語であり、高確率状態ともいう)に移行する大当りの種類(種別)は、「確変大当り」と呼ばれる。特別遊技状態としては、確変状態に付随して、特別図柄や演出図柄の変動時間(変動表示期間)が非時短状態よりも短縮される時短状態に制御される場合がある。特別遊技状態としては、確変状態とは独立して時短状態に制御される場合があるようにしてもよい。
このように、時短状態に移行することによって、特別図柄や演出図柄の変動時間が短縮されるので、時短状態となったときには、有効な始動入賞が発生しやすくなり大当り遊技が行なわれる可能性が高まる。なお、「大当り」のうち、大当り遊技状態に制御された後、確変状態に移行しない大当りの種類(種別)は、「通常大当り」と呼ばれる。
特別遊技状態としては、確変状態または時短状態に付随して、可変入賞球装置15が開状態になる頻度を高くすることにより可変入賞球装置15に遊技球が進入する頻度を高くして可変入賞球装置15への入賞を容易化(高進入化、高頻度化)する電チューサポート制御状態に制御される場合がある。電チューサポート制御状態は、後述するように高ベース状態であるので、以下の説明においては、主として高ベース状態と呼ぶ。
電チューサポート制御としては、普通図柄の変動時間を短縮して早期に表示結果を導出表示させる制御(普通図柄短縮制御)、普通図柄の停止図柄が当り図柄になる確率を高める制御(普通図柄確変制御)、可変入賞球装置15の開放時間を長くする制御(開放時間延長制御)、および、可変入賞球装置15の開放回数を増加させる制御(開放回数増加制御)が行なわれる。このような制御が行なわれると、当該制御が行なわれていないときと比べて、可変入賞球装置15が開状態となっている時間比率が高くなるので、第2始動入賞口14への入賞頻度が高まり、遊技球が始動入賞しやすくなる(特別図柄表示器8a,8bや演出表示装置9における変動表示の実行条件が成立しやすくなる)。また、このような制御によって第2始動入賞口14への入賞頻度が高まることにより、第2始動条件の成立頻度および/または第2特別図柄の変動表示の実行頻度が高まる遊技状態となる。
このような電チューサポート制御により第2始動入賞口14への入賞頻度が高められた状態(高頻度状態)は、発射球数に対して入賞に応じて賞球として払出される遊技球数の割合である「ベース」が、当該制御が行なわれないときと比べて、高い状態であるので、「高ベース状態」と呼ばれる。このような制御が行なわれないときは、「低ベース状態」と呼ばれる。また、このような制御は、可変入賞球装置15、すなわち、電動チューリップにより入賞をサポートすることにより可変入賞球装置15への入賞を容易化する制御であり、「電チューサポート制御」と呼ばれる。
大当り確率の状態を示す用語として、「高確率状態(確変状態)」と、「低確率状態(非確変状態)」とを用い、ベースの状態の組合せを示す用語として、「高ベース状態(電チューサポート制御状態)」と、「低ベース状態(非電チューサポート制御状態)」とを用いる。
大当り確率の状態およびベースの状態の組合せを示す用語として、「低確低ベース状態」、および、「高確高ベース状態」を用いる。「低確低ベース状態」とは、大当り確率の状態が低確率状態で、かつ、ベースの状態が低ベース状態であることを示す状態である。「高確高ベース状態」とは、大当り確率の状態が高確率状態で、かつ、ベースの状態が高ベース状態であることを示す状態である。
遊技盤6の下部には、入賞しなかった打球が取込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側には、効果音や音声を発声する4つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、前面枠に設けられた枠LED28が設けられている。
また、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするプリペイドカードユニット(単に「カードユニット」ともいう。)が、パチンコ遊技機1に隣接して設置される(図示せず)。
図2は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。図2には、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムにしたがってパチンコ遊技機1における遊技の進行等を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムにしたがって制御動作を行なうCPU56およびI/Oポート部57を含む。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路503が内蔵されている。
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板(図示省略)において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグ等)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。
乱数回路503は、特別図柄の変動表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路503は、初期値(たとえば、0)と上限値(たとえば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則にしたがって更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることに基づいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路503が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。
また、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23からの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載されている。また、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、および大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21を遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令にしたがって駆動する出力回路59も主基板31に搭載されている。
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄を変動表示する普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18bおよび普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行なう。
演出制御基板80は、演出制御用マイクロコンピュータ100、ROM102、RAM103、VDP109、および、I/Oポート部105等を搭載している。ROM102は、表示制御等の演出制御用のプログラムおよびデータ等を記憶する。RAM103は、ワークメモリとして使用される。演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御用CPU101を含む。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100と共動して演出表示装置9の表示制御を行なう。演出制御用CPU101は、プッシュセンサ124の検出信号が、入力ポート(図示省略)を介して入力される。
遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出表示装置9等の各種演出装置の演出内容を指示する演出制御コマンドを、主基板31から演出制御基板80の方向への一方向にのみ信号を通過させる中継基板77を介して送信する。演出制御用マイクロコンピュータ100では、演出制御コマンドを受信し、演出表示装置9の変動表示制御を行なう他、ランプドライバ基板35を介して、枠側に設けられている枠LED28の表示制御を行なったり、音声出力基板70を介してスピーカ27からの音出力の制御を行なったりすることで、各種の演出制御を行なう。
遊技制御用マイクロコンピュータ560では、遊技制御用の予め定められたメイン処理を実行すると、所定時間(たとえば2ms)毎に定期的にタイマ割込がかかりタイマ割込処理が実行されることにより、各種の遊技制御が実行可能となる。第1特別図柄と第2特別図柄とのような特別図柄の変動表示、および、大当り遊技制御等の特定の遊技制御が、タイマ割込処理が実行されるときに付随して実行される遊技制御プロセス処理により、所定のプロセスにしたがって実行される。
遊技制御用マイクロコンピュータ560では、乱数回路503および各種のランダムカウンタからデータを抽出し、その抽出データを用いて、大当り判定、大当り種類判定、変動パターン種別判定、変動パターン判定、普通当り判定、および、ランダムカウンタの初期値決定等を行なう。大当り判定用のデータ、大当り種別判定用のデータ、変動パターン種別判定用のデータ、および、変動パターン判定用のデータ等の所定のデータは、第1始動口スイッチ13aまたは第2始動口スイッチ14aによる遊技球の検出時(始動入賞検出時)に抽出され、第1保留記憶情報または第2保留記憶情報としてRAM55に記憶される。そして、遊技制御用マイクロコンピュータ560では、始動入賞検出時の抽出データを用いて、保留記憶情報に基づく変動表示の開始条件が成立する前に、当該変動表示の表示結果が大当りとなるか否か等を判定する(先読み判定する)。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560では、始動入賞検出時に判定した事前判定結果を、後述する先読み予告演出の設定に使用するためのコマンドである事前判定コマンドとして、演出制御用マイクロコンピュータに送信する。
遊技制御用マイクロコンピュータ560では、そのような保留記憶情報に基づく変動表示の開始条件が成立したときに、RAM55に第1保留記憶情報または第2保留記憶情報として記憶された各種データが読出されて、前述のような各種判定に用いられ、その判定結果に基づいて、変動表示が実行される。遊技制御用マイクロコンピュータ560では、このような各種判定に基づいて、大当り遊技制御、第1特別図柄の変動表示、第2特別図柄の変動表示、および、普通図柄の変動表示等の各種遊技制御を実行する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560では、このような各種判定に基づいて、大当りの判定結果、大当り種類の判定結果、変動パターン種別の判定結果、および、変動パターンの判定結果等の予め定められた制御情報を、演出制御指示用のコマンドである演出制御コマンドとして、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。
演出制御用マイクロコンピュータ100では、受信した演出制御コマンドに基づいて、第1特別図柄の変動表示、第2特別図柄の変動表示、および、大当り制御等の遊技制御に合せた演出を実行する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100では、受信した事前判定コマンドに基づいて、予告対象となる変動表示を開始するより前に、当該変動表示の表示結果が「大当り」となるか否か等を予告する先読み予告演出を実行する。以下の説明においては、先読み予告演出の対象とする保留記憶情報をターゲットの保留記憶情報と称し、ターゲットの保留記憶情報に対応する変動表示をターゲットの変動表示とも称する。また、先読み予告演出は、ターゲットの変動表示が実行されているとき(保留記憶情報の消化中と呼ぶ)に実行される場合と、ターゲットの保留記憶情報よりも前に生じた保留記憶情報の消化中に実行する場合と、ターゲットの保留記憶情報の消化中、および、ターゲットの保留記憶情報よりも前の保留記憶情報の消化中に実行する場合とがある。
演出制御用マイクロコンピュータ100では、演出制御用の予め定められたメイン処理を実行すると、所定時間(たとえば2ms,4ms等)毎に定期的にタイマ割込がかかりタイマ割込処理が実行されることにより、各種の演出制御が実行可能となる。演出図柄の変動表示に関する演出、および、大当り遊技状態に関する演出等の特定の演出制御が、タイマ割込処理が実行されるときに付随して実行される演出制御プロセス処理により、所定のプロセスにしたがって実行される。
遊技制御用マイクロコンピュータ560は、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、および、カウントスイッチ23のいずれかがオンしたことに基づく入賞検出に応じて、払出制御基板37に搭載されている払出制御用マイクロコンピュータに賞球個数(入賞領域ごとに異なる賞球個数)を示す払出制御コマンド(賞球個数信号)を出力する。払出制御用マイクロコンピュータは、賞球個数を示す払出制御コマンドに応じて球払出装置97を駆動する。
次に、パチンコ遊技機1が行なう、先読み予告演出の一例であるパネル演出と、パネル演出を実行していないときの演出(以下、通常演出とも称する)について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、通常演出を説明するための図である。図4は、最後の変動表示に至るまでのパネル演出(特定演出)を説明するための図である。図5は、最後の変動表示におけるパネル演出(特定演出)を説明するための図である。図中の矢印は変動表示中であることを示す。
パネル演出は、升目状に分割された複数の画像パーツ(以下マスという)よりなる所定の画像を、複数のマスに対応する複数のパネル62で隠蔽し、複数回の変動表示に亘り、一部のパネル62を開放して一部のマスの画像を露出させる「マス開け」を繰返し実行する演出である。パネル演出においては、複数回の変動表示期間中にすべてのマスの「マス開け」の完了が成功して画像全体が表示されたときに遊技者にとって期待度が高まる遊技状態の報知をし、当該期間中に「マス開け」の完了に失敗して画像全体が表示されなかったときに当該報知をしない演出がさらに行なわれる。パネル演出は、「マス開け」をするゲームの成功または失敗により特定の報知がされるか否かが決まるゲーム風の演出である。
より具体的に、パネル演出は、先読み演出のターゲットの変動表示結果が導出表示される以前の複数回の変動表示に亘って行なわれる。パネル演出では、複数のパネル62のそれぞれに、対応関係がある演出図柄に付された数字と同じ数字が付されることにより、各パネル62が変動表示領域94内で変動表示する演出図柄のいずれかと対応付けされている。パネル演出における主な演出としては、停止表示された演出図柄に対応するパネル62が壊れて除去されることにより、隠蔽されていた画像が表示される演出が、ターゲットの保留記憶に基づく変動表示結果が導出表示されるまでの複数回の変動表示にわたって繰り返し実行される。
通常演出時は、図3(A)および(B)に示すように、演出表示装置9の中央エリアに変動表示領域94が形成される。変動表示領域94内には、左図柄表示領域91、中図柄表示領域92、右図柄表示領域93が設けられており、各領域内で図3(B)に示す動物のキャラクタと数字とが描かれた演出図柄が変動表示されており、所定期間が経過すると、変動表示結果が導出表示される。より具体的には、図3(A)に示すように変動表示が開始される。そして、変動表示が開始されてから所定期間が経過すると、図3(B)に示すように演出図柄が導出表示される。
次にパネル演出について図4および図5を用いて説明する。演出制御用マイクロコンピュータ100では、受信した事前判定コマンドに基づいて、先読み予告演出の一つとしてパネル演出を実行する。図4は、最後の変動表示に至るまでのパネル演出(特定演出)を説明するための図である。より具体的には、ターゲットの保留記憶に基づく変動表示(最後の変動表示)が実行される前のパネル演出が3回の変動表示にわたって実行される様子を時間経過に従って示した図である。図5は、最後の変動表示におけるパネル演出(特定演出)を説明するための図である。より具体的には、ターゲットの保留記憶に基づく変動表示が実行されるときのパネル演出を示した図である。図5(C)は、ターゲットの保留記憶を消化するときの変動表示結果がリーチ状態(リーチ態様)になるとき(成功時)のパネル演出を示した図であり、図5(D)は、ターゲットの保留記憶を消化するときの変動表示結果がリーチ態様にならないとき(失敗時)のパネル演出を示した図である。図4および図5の各キャラクタの左上と右下とにそれぞれ表示された2本の曲線はキャラクタが踊っている様子を表すための線であって、導出表示された演出図柄から伸びた4本の直線は、当該演出図柄が移動する軌跡を示す線である。図4(F)および図4(G)ならびに図4(G)および図4(H)の間の2本の波線で分断された矢印の表示は、一部の演出の表示を省略していることを示すための表示である。
図4(A)は、パネル演出の開始時における、演出表示装置9に表示される演出を説明するための図である。パネル演出が開始されると、変動表示領域94が縮小されて演出表示装置9の下部に移動する。変動表示領域94の右側には「あと3回」というパネル演出の残り回数を示す文字画像が表示され、演出表示装置9の中央エリアにパネル演出が実行される特定演出実行エリア60が形成される。
変動表示領域94においては、遊技者に対して数字に注目させるため、通常演出時とは異なり左、中、右の各図柄表示領域91〜93で「1」〜「8」の数字だけが変動表示されている。特定演出実行エリア60には、升目状に分割された映像パネル61の各マスが対応するパネル62で隠蔽されたイメージの画像と、「全て開けばチャンス」という文字画像とが表示されている。より具体的には、映像パネル61には、図5(C)に示すように、キャラクタが踊っている映像(画像)が表示されている。映像パネル61は縦に3つ、横に3つの合計9つの領域に分割されており、これらの9つの領域のそれぞれに対応して設けられた9つのパネル62によって、映像パネル61が覆われている。9枚のパネル62のうち、中央に位置するパネル62には「FREE」の文字が付されており、中央のパネル62以外のパネル62には、それぞれ変動表示領域94内で変動表示される演出図柄「1」〜「8」に対応する「1」〜「8」が付されている。
このように、パネル演出時に変動表示領域94を下部に表示させ、特定演出実行エリア60が演出表示装置9の中央エリアに形成されることで、遊技者に特定演出が開始されることを認識させやすくする。また、パネル演出時において、変動表示領域94に変動表示される演出図柄を数字だけにすることで、遊技者に数字に注目させることができる。また、「あと3回」と「全て開けばチャンス」という文字画像が表示されることで、所定の期間内に全てのパネルが開くことに対する期待感を遊技者に抱かせることができるとともに、パネル演出の内容を遊技者に認識させやすくすることができる。
変動表示領域94内の演出図柄の変動表示が開始されてから所定期間が経過すると、図4(B)に示すように「FREE」の文字が付されたパネル62が表示されているエリアの表示態様がパネル62が開いた態様に変化する。より具体的には、「FREE」の文字が付されたパネル62が表示されているエリアの表示態様が、パネル62が開いた態様に変化することで、映像パネル61の視認可能領域が増加する。これにより、「FREE」の文字が付されたパネル62に覆われて見えていなかったキャラクタが踊っている映像の一部が表示される。また、左図柄表示領域91において変動表示されていた演出図柄のうち「3」が導出表示される。これに伴い、「3」の演出図柄が「3」の付されたパネル62に向かって移動して当該パネル62を突き破り、当該パネル62が開放された態様に変化する。これにより、映像パネル61の視認可能領域が増加し、当該パネル62に覆われて見えていなかったキャラクタが踊っている映像の一部が表示される。
左図柄表示領域91において変動表示されていた演出図柄のうち「3」が導出表示されてから所定期間が経過すると、図4(C)に示すように、右図柄表示領域93において変動表示されていた演出図柄のうち「5」が導出表示される。これに伴い、「5」の付されたパネル62が開放された態様に変化する。これにより、映像パネル61の視認可能領域が増加し、当該パネル62に覆われて見えていなかったキャラクタが踊っている映像の一部が表示される。また、図4(B)において、開いた態様となった「3」の付されたパネル62に対応する演出図柄の表示態様は、黒色から白抜きの表示態様に変化する。演出図柄の表示態様が変化するタイミングは、パネル62を開放する演出が始まるタイミングに変化するものとするが、導出表示された後であって、次の変動表示が開始するまでのどのタイミングに変化してもよい。このように、演出図柄の表示態様を変化させることで、未だ閉じた態様となっているパネル62に対応した演出図柄であるか否かが区別可能となり、演出内容をより明確にすることができる。
右図柄表示領域93において変動表示されていた演出図柄のうち「5」が導出表示されてから所定期間が経過すると、図4(D)に示すように、中図柄表示領域92において変動表示されていた演出図柄のうち「2」が導出表示される。これに伴い、「2」の付されたパネル62が開放された態様(パネル62の裏側の画像が視認可能な態様)に変化する。これにより、映像パネル61の視認可能領域が増加し、当該パネル62に覆われて見えていなかったキャラクタが踊っている映像の一部が表示される。また、図4(C)において、開いた態様となった「5」の付されたパネル62に対応する演出図柄の表示態様は、斜め斜線の態様から白抜きの態様に変化する。また、「2」の付されたパネルに被って表示されている「全て開けばチャンス」という文字画像が消去される。当該文字画像は、遊技者がパネル演出の演出内容を理解するために必要な時間だけ表示されていればよく、消去のタイミングは本実施例におけるタイミングに限られない。
そして、図4(E)に示すように、「2」の付されたパネル62が開放された態様に変化して、キャラクタが踊っている映像の一部が表示され、「2」の演出図柄の表示態様が白抜きに変化する。
図4(E)に示す表示態様から所定期間経過すると、図4(F)に示すように、次の変動表示が開始され、「あと3回」という文字画像に代わって「あと2回」という文字画像が表示される。
そして、図4(G)に示すように、パネル演出が開始されてから2回目の変動表示結果として「1,4,6」が導出表示されると、図4(B)〜図4(E)を用いて説明したのと同様に「1,4,6」のそれぞれに対応するパネル62が開放された態様となり、キャラクタが踊っている映像の一部が表示されるとともに、各演出図柄の表示態様が白抜きの表示態様に変化する。
2回目の変動表示結果が導出表示されてから、3回目の変動表示が開始され、所定期間が経過すると、図4(H)に示すように、3回目の変動表示結果として「1,8,5」が導出表示される。これに伴い、未だ閉じた態様となっている「8」が付されたパネル62の表示態様が開放された態様となり、キャラクタが踊っている映像の一部が表示されるとともに、「8」の演出図柄の表示態様が白抜きの表示態様に変化する。また、3回目の変動表示が開始されたタイミングで「あと2回」という文字画像に代わって「あと1回」という文字画像が表示される。ここで、3回目の変動表示結果が導出されたときは、特定演出実行エリア60に表示されていた8つのパネル62のうち、「7」が付されたパネル62を残して、残りの7つのパネル62が開いた態様となっている。このように、あと1回となる最後の変動表示に至るまでに「7」の付されたパネル62以外のパネル62に覆われたエリアの表示態様について、映像パネル61を視認可能な表示態様に変化させることで、最後の変動表示において、残り一つのパネル62の表示態様が変わるか否かに注目させることができる。
4回目の変動表示が開始されると、図5(A)に示すように、「あと1回」という文字画像に代わって「LAST」という文字画像が表示される。このように、「あと何回」という表示とは異なる「LAST」という特別な表示にすることで、当該変動表示が最後の変動表示であることが強調され、当該変動表示結果について、遊技者の注目を集めることができる。
4回目の変動表示が開始されてから、所定期間経過すると、図5(B)に示すように、未だ閉じた態様となっている「7」が付されたパネル62に対応する演出図柄「7」がリーチ態様となることを示唆する示唆演出が実行される。示唆演出とは具体的には、左図柄表示領域91および右図柄表示領域93に演出図柄「7」が停止表示されて演出図柄「7」がリーチ態様となるかを一定期間示唆するよう低速にて演出図柄「7」が変動表示される。これにより、「7」が停止表示されるか否かについて遊技者の注目度合が高まるため、最後の変動表示におけるパネル演出の興趣が向上する。なお、示唆演出は、「7」が破線で表示される演出や、演出図柄が変動表示する速度を遅くすることで、「7」を視認可能にさせたり、「7」が上下または左右に揺れるような演出をしてもよく、リーチ態様で表示されることを示唆する演出であればよい。
図5(C)は、図5(B)に示した状態から、所定期間が経過し、「7」がリーチ態様で表示されたときの演出を説明するための図である。左図柄表示領域91および右図柄表示領域93には「7」が同時に表示され、「7」が付されたパネル62が開き、映像パネル61の全体が視認可能となる演出が実行される。また、映像パネル61の全体が視認可能となったタイミングで、「チャンス」という文字が映像パネル61の中央に表示され、「LAST」という文字画像が消去される。図5(C)に示した状態から所定時間が経過した後は、リーチ演出が行なわれる。このリーチ演出では、スパーリーチ用の演出背景とし、映像パネル61を含むパネル演出における各種画像を消去してもよい。このように、いずれの演出図柄が表示されるかによって、対応するパネル62が開放されて映像パネル61の一部が視認可能となり、全てのパネル62が開放されて映像パネル61の全体が視認可能となった際に「チャンス」の文字画像が表示され得るため、演出図柄を用いた演出の興趣が向上する。なお、「7」が付されたパネル62が開く演出は、1回目〜3回目の変動表示結果時のパネル62が開く演出よりも、演出効果を高めた演出(1回目〜3回目の変動表示結果時のパネル62が開く演出とは、エフェクト表示や効果音等の演出態様が異なる演出)にしてもよい。また、図5(C)に示した状態から所定時間が経過した後は、映像パネル61と「チャンス!」の表示を消し、変動表示領域94内の表示を演出表示装置9の中央に移動させ、拡大して表示させてもよい。
図5(D)は、図5(B)に示した状態から、所定期間が経過し、「LAST」という文字画像が消去され、「7」が表示されず、「6」、「5」、「8」が左図柄表示領域91〜右図柄表示領域93内に表示されたときの演出を説明するための図である。「7」以外の数字が表示されているため、映像パネル61の一部が「7」が付されたパネル62に覆われた状態のまま表示される。このとき、すべての変動表示が表示されたときの演出図柄の組合せが、所謂チャンス目とならないように表示される。演出制御用マイクロコンピュータ100は、ターゲットの変動表示結果がリーチ態様とならない場合にパネル演出を実行すると決定したときに、当該変動表示結果をチャンス目とは異なるはずれ表示結果に決定する。
チャンス目とは、予め定められた演出図柄の組合せであって、遊技者に有利な状態であることを示唆する表示である。たとえば、リーチ演出を実行することが始動入賞時に決定している場合に、はずれの表示結果を表す複数種類の演出図柄の組合せのうち、当該リーチ演出を実行する前の変動表示結果として選択される可能性が高い演出図柄の組合せがチャンス目である。つまり、チャンス目で表示された場合、パネル演出において有利な内容の報知がされなかったにも関わらず、チャンス目が表示されたことで有利な内容の報知がされるため、遊技者はパネル演出とチャンス目に関する演出とのどちらの演出が現在行なわれているのかが認識し辛く、演出が分かりにくくなる。そこで、チャンス目となることを制限することで、遊技者にチャンス目に関する演出が行なわれているという誤認を防止できる。なお、最後の変動表示において、「7」が表示されなかったときに、映像パネル61の全体が視認可能にならないことが確定したことを報知するために「残念!」という文字を表示させてもよい。これにより、パネル演出がより分かりやすくなる。
[主な効果]
(1) パネル演出では、図4および図5(A)〜(C)に示すように、演出図柄(識別情報)が導出表示(停止表示)されることで、映像パネル61の全体が視認可能となり、「チャンス」の文字画像が表示可能となるため、識別情報を用いた演出の興趣が向上し、表示される演出図柄に注目させることができる。
(2) 図4および図5に示すように、パネル62で覆われている態様から、パネル62が開放された態様に変化する度に、映像パネル61の視認可能領域が増加(拡大)するため、映像パネル61に注目させることができ、パネル演出の興趣が向上する。特に、遊技者の嗜好に合致したキャラクタ等の画像が映像パネル61において表示される場合、遊技者は、映像パネル61の表示領域が増加(拡大)するかどうか、ひいては映像パネル61の全てが表示されるかどうかに注目することとなり、映像パネル61の全てが表示されることによって遊技者の嗜好に合致した演出を実現でき、興趣を大幅に向上させることができる。
(3) 図4および図5に示すように、特定演出実行エリア60と変動表示領域94とが互いに異なる領域であるため、パネル演出の演出内容をより明確にすることができる。
(4) 図4および図5(B)に示すように、最後の変動表示に至るまでに、「7」の付されたパネル62を残して、残りのパネル62について開放された態様とし、最後の変動表示において、演出図柄「7」がリーチ態様となることを示唆する示唆演出を実行することで、「7」がリーチ態様で表示されるか否かについて遊技者の注目度合が高まるため、最後の変動表示におけるパネル演出の興趣が向上する。
(5) 図5(D)に示すように、最後の変動表示において、リーチ態様とならないときには、表示される演出図柄の組合せがチャンス目とならないようにすることで、遊技者に与える誤認を防止できる。
[変形例]
(1) 本実施の形態において、複数の保留記憶に対応する複数回の変動において特定演出が実行される例について示したが、1つの保留記憶に対応する1回の変動であるものを、複数の保留記憶に対応する複数回の変動が連続して行なわれているように見せる演出表示である擬似連続変動(擬似連)において特定演出を実行してもよい。擬似連とは、1の始動入賞に対して、あたかも複数回の図柄の変動表示(可変表示)が実行されたかのように見せるために、1の始動入賞に対して決定された変動時間内にて、左図柄表示領域91〜右図柄表示領域93の全ての演出図柄について仮停止と、再変動とを所定回数実行する(繰り返す)特殊な変動パターン(変動表示パターンともいう)のことを指す。より具体的には、擬似連の変動表示においては、仮停止した演出図柄に対応したパネル62を開放された態様に変化させ、再変動が開始したタイミングで「あと何回」という表示を1回ずつ減算して表示させる。そして、擬似連における最後の変動表示において、示唆演出を実行する。
(2) 特定演出実行中に変動表示される識別情報(演出図柄)と、複数枚のパネル62とは、それぞれ対応するとしたが、変動表示される識別情報の中に、パネル62と対応しない識別情報を含んでもよい。たとえば、いずれのパネル62にも対応しない「9」という識別情報も変動表示させてもよい。そして、「9」が停止表示されても、特定演出実行エリア60内の表示は変化しないようにしてもよい。また、変動表示される識別情報の中に、全てのパネル62に対応するような識別情報を含んでもよい。たとえば、ジョーカーが付されたカード図柄(ジョーカー図柄)を含む複数の演出図柄を変動表示させ、ジョーカー図柄が停止表示されると、いずれか1枚のパネル62が開くようにしてもよいし、複数枚のパネル62が同時に開くようにしてもよい。
(3) パネル62が開放されるタイミングについて、演出図柄が導出表示されるたびに開くこととしたが、1回の変動表示が終了したタイミングで同時にパネル62が開放された態様に変化させてもよい。具体的には、図4(E)に示した「3,2,5」が導出表示されたタイミングで「3」、「2」、「5」が付された各パネルが開放された態様で表示させてもよい。
(4) パネル演出の残り回数を報知する場合に、パネル演出の残り回数に合わせて、パネル62が開放されるタイミングを変えてもよい。具体的には、1回目の変動表示では、1回の変動表示が終了したタイミングで同時にパネル62が開放された態様に変化させ、未だ閉じた態様のパネル62の枚数が少なくなった2回目以降の変動表示では、演出図柄が導出表示される度に、パネル62が開放された態様に変化させてもよい。
(5) 特定演出について、パネル演出としたが、例えばビンゴゲームのようなビンゴ演出であってもよい。より具体的には、縦・横・斜めの列のうちいずれかの列のパネル62が全て開放された態様を特定表示群の所定態様とし、縦・横・斜め列のうちいずれかの列のパネル62が全て開放された態様となったときに遊技者にとって有利な内容の報知をしてもよい。
(6) 前述した実施の形態では、遊技者にとって有利な内容の報知について、「チャンス」の文字画像を表示することとしたが、文字画像を表示せず、複数のパネル62が全て開放された態様となったこと自体を遊技者にとって有利な内容の報知としてもよい。また、文字画像に替えてあるいは文字画像とともに、ランプ、LED、スピーカ27R,27L等を用いて報知してもよい。また、遊技者にとって有利な内容に関して、「チャンス」の文字表示により大当りを示唆する内容を報知する例を示したが、この例に限らず、パネル演出の終了の際に大当り遊技状態へ移行するような内容の報知でもよく、擬似連やスーパーリーチ等の変動中の所定演出が実行される内容の報知や、先読み演出として後に行われる先読み判定対象の変動における大当りを示唆する内容の報知や、高確率状態・低確率状態とで共通演出(潜伏演出)が実行されている状態において潜伏確変状態であることを示唆する内容の報知であってもよい。
(7) 前述した実施の形態では、遊技者にとって有利な有利状態として、大当り遊技状態を代表例として説明した。しかし、これに限らず、遊技者にとって有利な有利状態としては、高確率状態(確変状態)、時短状態、および、高ベース状態等のその他の有利状態が含まれてもよい。
(8) 本実施の形態として、入賞の発生に応じて遊技媒体を遊技者の手元に払い出す遊技機を説明したが、遊技媒体が封入され、入賞の発生に応じて遊技媒体を遊技者の手元に払い出すことなく遊技点(得点)を加算する封入式の遊技機を採用してもよい。封入式の遊技機には、遊技媒体の一例となる複数の玉を遊技機内で循環させる循環経路が形成されているとともに、遊技点を記憶する記憶部が設けられており、玉貸操作に応じて遊技点が記憶部に加算され、玉の発射操作に応じて遊技点が記憶部から減算され、入賞の発生に応じて遊技点が記憶部に加算されるものである。
(9) 前述した実施の形態では、たとえば「1」〜「9」の複数種類の特別図柄や演出図柄を変動表示し表示結果を導出表示する場合を示したが、変動表示は、そのような態様にかぎられない。例えば、変動表示される図柄と導出表示される図柄とが必ずしも同じである必要なく、変動表示された図柄とは異なる図柄が導出表示されるものであってもよい。また、必ずしも複数種類の図柄を変動表示する必要はなく、1種類の図柄のみを用いて変動表示を実行するものであってもよい。この場合、例えば、その1種類の図柄表示を交互に点灯および点滅を繰り返すことによって、変動表示を実行するものであってもよい。そして、この場合であっても、その変動表示に用いられる1種類の図柄が最後に導出表示されるものであってもよいし、その1種類の図柄とは異なる図柄が最後に導出表示されるものであってもよい。
(10) 前述の実施の形態では、演出装置を制御する回路が搭載された基板として、演出制御基板80、音声出力基板70およびランプドライバ基板35が設けられているが、演出装置を制御する回路を1つの基板に搭載してもよい。さらに、演出表示装置9等を制御する回路が搭載された第1の演出制御基板(表示制御基板)と、その他の演出装置(ランプ、LED、スピーカ27R,27L等)を制御する回路が搭載された第2の演出制御基板との2つの基板を設けるようにしてもよい。
(11) なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 パチンコ遊技機、20 特別可変入賞球装置、560 遊技制御用マイクロコンピュータ、100 演出制御用マイクロコンピュータ。

Claims (1)

  1. 複数の識別情報の変動表示を行なう変動表示手段と、
    複数の識別情報のそれぞれに対応する複数の特定表示を含む特定表示群を複数の変動表示にわたって表示する特定演出を実行する特定演出実行手段とを備え、
    前記特定演出では、
    複数の特定表示のうち停止表示された識別情報に対応する特定表示の態様が特定態様に変化し、
    複数の特定表示の態様が特定態様となることに対応して前記特定表示群が所定態様となることにより、遊技者にとって有利な内容を報知可能である、遊技機。
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