JP2017029526A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】演出の意外性を高め、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】図3(a)〜(c)に示すように、キャラクタ94が変化示唆画像18eをアクティブ表示18dに落下させることによりアクティブ表示18d(白色)を特定アクティブ表示18f(赤色)に変化させる特定演出を実行する。また、特定演出とは別に、図3(a),(h)〜(k)に示すように、キャラクタ94が倒れて変化示唆画像18eがアクティブ表示18dに当たり、爆発画像18hが表示された後に大当り図柄が表示される特殊演出を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関し、特に、変動表示を行ない、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。
この種の遊技機として一般的に知られているものとしては、変動表示(可変表示)を行ない、遊技者にとって有利な有利状態(大当り遊技状態)に制御可能なものがあった。
このような遊技機においては、保留表示を変化させる演出のパターンとして、成功パターン、失敗パターン、および、失敗すると見せかけて成功するパターンが設けられ、失敗すると見せかけて成功するパターンの方が、成功パターンよりも大当りとなる期待度が高い態様に保留表示が変化するものがあった(特許文献1)。
特開2013−220115号公報
しかし、前述した特許文献1の遊技機では、保留表示などの特定表示を変化させる演出の内容が予測可能なため、意外性に欠け、遊技の興趣を十分に向上させることはできなかった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、演出の意外性を高め、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供することである。
(1) 変動表示(特別図柄および演出図柄の変動表示等)を行ない、遊技者にとって有利な有利状態(大当り遊技状態等)に制御可能な遊技機(パチンコ遊技機1等)であって、
変動表示についての特定表示(アクティブ表示18d、保留表示等)を表示可能な特定表示手段(演出制御用マイクロコンピュータ100等)と、
前記特定表示の表示態様を変化させる特定演出(図3(a)〜(c)に示すように、キャラクタ94が変化示唆画像18eをアクティブ表示18dに落下させることによりアクティブ表示18d(白色)を特定アクティブ表示18f(赤色)に変化させる演出等)を実行可能な特定演出実行手段(演出制御用マイクロコンピュータ100等)と、
前記特定演出と少なくとも一部の演出態様が共通し、前記特定表示の表示態様の変化を示唆した後(図3(a)に示すように、キャラクタ94が変化示唆画像18eを演出表示装置9の画面の中央に持って来る等)に、当該特定表示とは異なる特殊表示(図3(j)に示す爆発画像18h等)を表示することにより、前記有利状態へ制御されることを報知する特殊演出(図3(a),(h)〜(k)に示すように、キャラクタ94が倒れて変化示唆画像18eがアクティブ表示18dに当たり、爆発画像18hが表示された後に大当り図柄が表示される等)を実行可能な特殊演出実行手段(演出制御用マイクロコンピュータ100等)とを備える。
このような構成によれば、特定表示の表示態様の変化を示唆した後に、当該特定表示とは異なる特殊表示を表示することにより、有利状態へ制御されることを報知する特殊演出が実行可能であるので、演出の意外性を高め、遊技の興趣を向上させることができる。
(2) 前記(1)の遊技機において、
前記特殊演出実行手段は、前記特殊演出として前記特定表示に作用する演出(図3(a),(h)〜(j)に示すように、キャラクタ94が倒れて変化示唆画像18eがアクティブ表示18dに当たることにより作用アクティブ表示18g(アクティブ表示18dが割れる画像)が表示されるとともに、爆発画像18hが表示される演出等)を実行する。
このような構成によれば、特定表示に作用する演出により、特定表示の表示態様が変化することに期待を持たせつつ、特殊表示を表示して有利状態へ制御されることを報知するため、演出の意外性を一層高め、遊技の興趣を向上させることができる。
(3) 前記(1)または前記(2)の遊技機において、
前記特定演出実行手段は、前記特定演出として、変化後の前記特定表示の表示態様を示唆した後に、前記特定表示の表示態様を変化させる演出(図3(a)に示すように、キャラクタ94が変化後のアクティブ表示18dの表示態様を示唆する変化示唆画像18eを演出表示装置9の画面の中央に持って来た後に、図3(b),(c)に示すように、キャラクタ94が変化示唆画像18eをアクティブ表示18dに落下させることによりアクティブ表示18d(白色)を特定アクティブ表示18f(赤色)に変化させる演出等)を実行する。
このような構成によれば、変化後の特定表示の表示態様を遊技者に示唆することによって演出内容に注目させることができ、特定演出の興趣を向上させることができる。
(4) 前記(1)〜前記(3)のいずれかの遊技機において、
前記特定演出とは異なる演出であって、前記特定表示の表示態様を変化させる所定演出(図4に示すように、矢印がアクティブ表示18dに刺さることによりアクティブ表示18dが青色になる所定演出等)を実行可能な所定演出実行手段(演出制御用マイクロコンピュータ100等)をさらに備え、
前記特定演出は、前記所定演出よりも前記特定表示の表示態様を有利な表示態様とする割合が高い(図4に示すように、特定演出は、所定演出よりも大当り期待度の高い赤色の表示態様にアクティブ表示18dを変化させる割合が高い(特定演出では必ずアクティブ表示18dの表示態様が赤色となる)等)。
このような構成によれば、特定演出が所定演出よりも有利な演出となるため、特定演出が特別な演出であることを遊技者に示すことができ、遊技の興趣が向上する。
パチンコ遊技機を正面からみた正面図である。 主基板(遊技制御基板)における回路構成の一例を示すブロック図である。 演出表示装置における演出の表示例を示す表示画面図である。 演出決定テーブルを示す図である。 演出設定処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はパチンコ遊技機に限られず、コイン遊技機、スロットマシン等のその他の遊技機であってもよく、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であれば、どのような遊技機であってもよい。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。
パチンコ遊技機1は、遊技媒体としての遊技球を遊技領域7に打込むことにより、以下に説明するような所定の遊技が行なわれる。パチンコ遊技機1は、外枠と、外枠の内側に開閉可能に取付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられているガラス扉枠2を有する。
ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4、および、打球を発射する打球操作ハンドル5等が設けられている。パチンコ遊技機1の内部には、打球操作ハンドル5の操作に応じて遊技領域7に遊技球を打込む打球発射装置が設けられている。ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取付けられている。遊技盤6の前面には、打込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
余剰球受皿(下皿)4を形成する部材には、下皿本体の上面における手前側の所定位置(下皿の中央部分)等に、スティック形状(棒形状)に構成され、遊技者が把持して複数方向(前後左右)に傾倒する操作が可能なスティックコントローラ122が取付けられている。スティックコントローラ122には、遊技者がスティックコントローラ122の操作桿を手で把持した状態において、指で押引操作すること等により所定の指示操作が可能なトリガボタン125(図2参照)が設けられ、操作桿の内部には、トリガボタン125に対する押引操作等による所定の指示操作を検知するトリガセンサ121(図2参照)が内蔵されている。スティックコントローラ122の下部における下皿の本体内部等には、操作桿に対する傾倒操作を検知する傾倒方向センサユニット123(図2参照)が設けられている。スティックコントローラ122には、スティックコントローラ122を振動動作させるためのバイブレータ用モータ126(図2参照)が内蔵されている。
打球供給皿(上皿)3を形成する部材には、操作手段として、プッシュボタン120が設けられている。プッシュボタン120に対する遊技者の操作行為がプッシュセンサ124(図2参照)により検出される。
遊技領域7の中央付近には、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての演出図柄を変動表示(可変表示ともいう)可能な演出表示装置9が設けられている。遊技領域7における演出表示装置9の右側方には、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての第1特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器8aと、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての第2特別図柄を変動表示する第2特別図柄表示器8bとが設けられている。
第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bのそれぞれは、数字および文字を変動表示可能な表示器(たとえば7セグメントLED)で構成されている。演出表示装置9は、液晶表示装置(LCD)で構成されており、表示画面において、第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示に同期した演出図柄の変動表示等の各種画像を表示する表示領域が設けられる。このような表示領域には、たとえば「左」,「中」,「右」の3つの装飾用(演出用)の演出図柄を変動表示する図柄表示領域が形成される。
演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13を有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13に入賞した遊技球は、第1始動口スイッチ13aによって検出される。また、第1始動入賞口13を有する入賞装置の下方には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口14に入賞した遊技球は、第2始動口スイッチ14aによって検出される。
可変入賞球装置15は、左右一対の可動片を備え、遊技者にとって有利(遊技球が進入可能)な開状態(第1状態)と、遊技者にとって不利(遊技球が進入不可能)な閉状態(第2状態)とに変化可能な入賞手段であり、ソレノイド16によって駆動される。可変入賞球装置15が開状態のときには、遊技球が第2始動入賞口14に入賞可能になる(始動入賞し易くなり)。可変入賞球装置15が閉状態のときには、遊技球が第2始動入賞口14に入賞不可能になる。なお、可変入賞球装置15は、閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(遊技球が入賞しにくい)ように構成されてもよい。可変入賞球装置15は、所定領域に遊技球が進入可能となる第1状態と、所定領域に遊技球が進入不可能または進入困難な第2状態とに変化可能となる可変入賞手段により構成されていればよい。
可変入賞球装置15が閉状態のときには、可変入賞球装置15が遊技球を受入可能な領域がなくなるので、遊技球が第2始動入賞口14よりも第1始動入賞口13に入賞しやすい。一方、可変入賞球装置15が開状態のときには、第1始動入賞口13よりも、可変入賞球装置15が遊技球を受入可能な領域が広くなるので、第1始動入賞口13よりも第2始動入賞口14に遊技球が入賞しやすい。以下、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。
演出表示装置9の左方には、各々を識別可能な普通図柄を変動表示する普通図柄表示器10が設けられている。普通図柄表示器10は、0〜9の数字を変動表示可能な表示器(たとえば7セグメントLED)で実現されている。
遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の変動表示が開始される。普通図柄表示器10における変動表示結果による停止図柄が所定の図柄(当り図柄。)となったときに、可変入賞球装置15が所定回数および所定時間だけ開状態に制御される。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つのLEDによる表示部を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄の変動表示が保留記憶され、普通図柄保留記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。このような普通図柄の保留記憶に基づいて普通図柄表示器10の変動表示が開始される毎に、普通図柄の保留記憶が消化され、点灯するLEDを1減らす。
第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、遊技球が、始動入賞領域としての第1始動入賞口13または第2始動入賞口14に進入(通過、入賞を含む)して第1始動口スイッチ13aまたは第2始動口スイッチ14aで検出されることにより変動表示の実行条件である第1始動条件(第1実行条件)または第2始動条件(第2実行条件)が成立する。その後、第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、たとえば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の変動表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態となる変動表示の開始条件が成立したことに基づいて開始される。第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、変動表示時間(変動時間)が経過すると、当該変動表示の表示結果(停止図柄)が導出表示されて終了する。また、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14のような始動入賞領域に遊技球が進入したにもかかわらず未だ開始条件が成立していない変動表示について、所定の上限数の範囲内で情報を記憶することが保留記憶と呼ばれる。第1始動入賞口13への遊技球の進入による保留記憶は、第1保留記憶と呼ばれる。第2始動入賞口14への遊技球の進入による保留記憶は、第2保留記憶と呼ばれる。
第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bの上方には、第1特別図柄保留記憶表示器18aおよび第2特別図柄保留記憶表示器18bが設けられている。第1特別図柄保留記憶表示器18aは、第1保留記憶の保留記憶数を表示する4つの表示器からなる。第2特別図柄保留記憶表示器18bは、第2保留記憶の保留記憶数を表示する4つの表示器からなる。第1特別図柄保留記憶表示器18aおよび第2特別図柄保留記憶表示器18bのそれぞれは、対応する有効な始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やし、対応する特別図柄表示器での変動表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
第1特別図柄表示器8aで第1特別図柄の変動表示が実行されているときには、その変動表示に対応して演出表示装置9で演出図柄の変動表示等の演出表示が実行される。第2特別図柄表示器8bで第2特別図柄の変動表示が実行されているときには、その変動表示に対応して演出表示装置9で演出図柄の変動表示等の演出表示が実行される。
特別図柄および演出図柄の変動表示が実行され、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄)が導出表示されたとき、または、第2特別図柄表示器8bに特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときには、演出表示装置9においても、特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄の組合せ)が導出表示される。このように変動表示結果として特定表示結果が表示されたときには、遊技者にとって有利な価値が付与される有利状態としての特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御される。
また、演出表示装置9において、最終停止図柄(たとえば左右中図柄のうち中図柄)となる図柄以外の図柄が、所定時間継続して、大当り図柄(たとえば左中右の図柄が同じ図柄で揃った図柄の組合せ)と一致している状態で停止、揺動、拡大縮小もしくは変形している状態、または、複数の図柄が同一図柄で同期して変動したり、表示図柄の位置が入替わっていたりして、最終結果が表示される前で大当り発生の可能性が継続している状態(以下、これら状態をリーチ状態という。)で行なわれる演出をリーチ演出という。
ここで、リーチ状態は、演出表示装置9の表示領域において停止表示された演出図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない演出図柄の変動が継続している表示状態、または、全部もしくは一部の演出図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示状態である。
また、演出表示装置9の表示領域中における下端部には、発生した保留記憶情報を表示する画像(以下、保留画像または保留表示と呼ぶ)が保留記憶情報の数に対応して表示される保留表示エリア18cが形成される(図3参照)。また、保留表示エリア18cから消去された(移動された、シフトされた)保留表示に対応する変動表示の実行中に当該変動表示に対応するアクティブ表示18d(変動対応表示とも呼ぶ)を含む情報を表した画像を表示するアクティブ表示エリア18kが保留表示エリア18cに隣接して形成される(図3参照)。
可変入賞球装置15の下方には、ソレノイド21によって駆動される開閉板を備え、遊技者にとって有利(遊技球が進入可能)な開状態(第1状態)と、遊技者にとって不利(遊技球が進入不可能)な閉状態(第2状態)とに変化可能な入賞手段として、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は、大当り遊技状態において開閉板が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に進入した遊技球は、カウントスイッチ23により入賞球として検出される。なお、特別可変入賞球装置20は、閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(遊技球が入賞しにくい)ように構成されてもよい。
大当り遊技状態においては、特別可変入賞球装置20が開放状態と閉鎖状態とを繰返す繰返し継続制御が行なわれる。繰返し継続制御において、特別可変入賞球装置20が開放されている状態が、ラウンドと呼ばれる。ラウンドにおいて繰返し継続制御により特別可変入賞球装置20が開放される遊技は、ラウンド遊技と呼ばれる。大当り遊技状態においては、特別可変入賞球装置20が、開放状態とされた後、所定の開放状態の終了条件(開放状態において所定期間(たとえば29秒間)が経過したこと、または、所定個数(たとえば10個)の入賞球が発生したという開放終了条件)が成立したことに応じて閉鎖状態とされる。開放終了条件が成立すると、継続権が発生し、特別可変入賞球装置20の開放が再度行なわれる。継続権の発生は、大当り遊技状態における開放回数が予め定められた上限値となる最終ラウンド(たとえば第15ラウンド等)に達するまで繰返される。
大当りについては、複数の種別が設けられており、大当りとすることが決定されたときには、いずれかの大当り種別が選択される。「大当り」の種別のうち、大当り遊技状態に制御された後、特別遊技状態として、通常状態(確変状態でない通常の遊技状態)に比べて大当りとすることに決定される確率が高い状態である確変状態(確率変動状態の略語であり、高確率状態ともいう)に移行する大当りの種類(種別)は、「確変大当り」と呼ばれる。特別遊技状態としては、確変状態に付随し、特別図柄や演出図柄の変動時間(変動表示期間)が非時短状態よりも短縮される時短状態に制御される場合がある。特別遊技状態としては、確変状態とは独立して時短状態に制御される場合があるようにしてもよい。
このように、時短状態に移行することによって、特別図柄や演出図柄の変動時間が短縮されるので、時短状態となったときには、有効な始動入賞が発生しやすくなり大当り遊技が行なわれる可能性が高まる。なお、「大当り」のうち、大当り遊技状態に制御された後、確変状態に移行しない大当りの種類(種別)は、「通常大当り」と呼ばれる。
特別遊技状態としては、確変状態または時短状態に付随して、可変入賞球装置15が開状態になる頻度を高くすることにより可変入賞球装置15に遊技球が進入する頻度を高くして可変入賞球装置15への入賞を容易化(高進入化、高頻度化)する電チューサポート制御状態に制御される場合がある。電チューサポート制御状態は、後述するように高ベース状態であるので、以下の説明においては、主として高ベース状態と呼ぶ。
電チューサポート制御としては、普通図柄の変動時間を短縮して早期に表示結果を導出表示させる制御(普通図柄短縮制御)、普通図柄の停止図柄が当り図柄になる確率を高める制御(普通図柄確変制御)、可変入賞球装置15の開放時間を長くする制御(開放時間延長制御)、および、可変入賞球装置15の開放回数を増加させる制御(開放回数増加制御)が行なわれる。このような制御が行なわれると、当該制御が行なわれていないときと比べて、可変入賞球装置15が開状態となっている時間比率が高くなるので、第2始動入賞口14への入賞頻度が高まり、遊技球が始動入賞しやすくなる(特別図柄表示器8a,8bや演出表示装置9における変動表示の実行条件が成立しやすくなる)。また、このような制御によって第2始動入賞口14への入賞頻度が高まることにより、第2始動条件の成立頻度および/または第2特別図柄の変動表示の実行頻度が高まる遊技状態となる。
このような電チューサポート制御により第2始動入賞口14への入賞頻度が高められた状態(高頻度状態)は、発射球数に対して入賞に応じて賞球として払出される遊技球数の割合である「ベース」が、当該制御が行なわれないときと比べて、高い状態であるので、「高ベース状態」と呼ばれる。このような制御が行なわれないときは、「低ベース状態」と呼ばれる。また、このような制御は、可変入賞球装置15、すなわち、電動チューリップにより入賞をサポートすることにより可変入賞球装置15への入賞を容易化する制御であり、「電チューサポート制御」と呼ばれる。
大当り確率の状態を示す用語として、「高確率状態(確変状態)」と、「低確率状態(非確変状態)」とを用い、ベースの状態の組合せを示す用語として、「高ベース状態(電チューサポート制御状態)」と、「低ベース状態(非電チューサポート制御状態)」とを用いる。
大当り確率の状態およびベースの状態の組合せを示す用語として、「低確低ベース状態」、および、「高確高ベース状態」を用いる。「低確低ベース状態」とは、大当り確率の状態が低確率状態で、かつ、ベースの状態が低ベース状態であることを示す状態である。「高確高ベース状態」とは、大当り確率の状態が高確率状態で、かつ、ベースの状態が高ベース状態であることを示す状態である。
遊技盤6の下部には、入賞しなかった打球が取込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側には、効果音や音声を発声する4つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、前面枠に設けられた枠LED28が設けられている。
また、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするプリペイドカードユニット(単に「カードユニット」ともいう。)が、パチンコ遊技機1に隣接して設置される(図示せず)。
図2は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。図2には、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムにしたがってパチンコ遊技機1における遊技の進行等を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムにしたがって制御動作を行なうCPU56およびI/Oポート部57を含む。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路503が内蔵されている。
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板(図示省略)において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグ等)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。
乱数回路503は、特別図柄の変動表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路503は、初期値(たとえば、0)と上限値(たとえば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを設定された更新規則にしたがって更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることに基づいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路503が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。
また、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23からの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載されている。また、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、および大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21を遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令にしたがって駆動する出力回路59も主基板31に搭載されている。
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄を変動表示する普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18bおよび普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行なう。
演出制御基板80は、演出制御用マイクロコンピュータ100、ROM102、RAM103、VDP109、および、I/Oポート部105等を搭載している。ROM102は、表示制御等の演出制御用のプログラムおよびデータ等を記憶する。RAM103は、ワークメモリとして使用される。演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御用CPU101を含む。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100と共動して演出表示装置9の表示制御を行なう。演出制御用CPU101は、プッシュセンサ124の検出信号が、入力ポート106を介して入力される。
遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出表示装置9等の各種演出装置の演出内容を指示する演出制御コマンドを、主基板31から演出制御基板80の方向への一方向にのみ信号を通過させる中継基板77を介して送信する。演出制御用マイクロコンピュータ100では、演出制御コマンドを受信し、演出表示装置9の変動表示制御を行なう他、ランプドライバ基板35を介して、枠側に設けられている枠LED28の表示制御を行なったり、音声出力基板70を介してスピーカ27からの音出力の制御を行なったりすることで、各種の演出制御を行なう。
遊技制御用マイクロコンピュータ560では、遊技制御用の予め定められたメイン処理を実行すると、所定時間(たとえば2ms)毎に定期的にタイマ割込がかかりタイマ割込処理が実行されることにより、各種の遊技制御が実行可能となる。第1特別図柄と第2特別図柄とのような特別図柄の変動表示、および、大当り遊技制御等の特定の遊技制御が、タイマ割込処理が実行されるときに付随して実行される遊技制御プロセス処理により、所定のプロセスにしたがって実行される。
遊技制御用マイクロコンピュータ560では、各種のランダムカウンタからデータを抽出し、その抽出データを用いて、大当り判定、大当り種類判定、変動パターン種別判定、変動パターン判定、普通当り判定、および、ラウンダムカウンタの初期値決定等を行なう。遊技制御用マイクロコンピュータ560では、このような各種判定に基づいて、大当り遊技制御、第1特別図柄の変動表示、第2特別図柄の変動表示、および、普通図柄の変動表示等の各種遊技制御を実行する。
遊技制御用マイクロコンピュータ560では、このような各種判定に基づいて、大当りの判定結果、大当り種類の判定結果、変動パターン種別の判定結果、および、変動パターンの判定結果等の予め定められた制御情報を、演出制御指示用のコマンドである演出制御コマンドとして、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。演出制御用マイクロコンピュータ100では、受信した演出制御コマンドに基づいて、第1特別図柄の変動表示、第2特別図柄の変動表示、および、大当り制御等の遊技制御に合せた演出を実行する。
演出制御用マイクロコンピュータ100では、演出制御用の予め定められたメイン処理を実行すると、所定時間(たとえば2ms,4ms等)毎に定期的にタイマ割込がかかりタイマ割込処理が実行されることにより、各種の演出制御が実行可能となる。演出図柄の変動表示に関する演出、および、大当り遊技状態に関する演出等の特定の演出制御が、タイマ割込処理が実行されるときに付随して実行される演出制御プロセス処理により、所定のプロセスにしたがって実行される。
次に、変動表示中に実行される各種の演出について説明する。演出制御用マイクロコンピュータ100(演出制御用CPU101)は、変動開始時に遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信される変動パターン等の演出制御コマンドに基づいて、各種の演出を実行する。変動パターンには、通常の期間の変動時間を特定するもの(通常期間変動)、通常の期間よりも長い変動時間を特定するもの(長期間変動)、通常の期間よりも短い変動時間を特定するもの(短期間変動)がある。たとえば、通常期間変動としては、リーチ図柄が形成された後、派手な演出をせずにリーチ状態となるノーマルリーチがある。また、長期間変動としては、ノーマルリーチに比べ遊技者の期待感を向上させるような複雑な演出表示が実行されるスーパーリーチがある。また、短期間変動としては、リーチとならず、はずれ図柄組合せが表示されるはずれ変動がある。各種の演出は、各変動パターン(変動時間の長さ)によって、決定される演出の種類の対象が異なっている。
変動表示の実行中に演出制御用CPU101により実行される演出には、特定演出、ガセ演出、特殊演出、所定演出等の各種演出が設けられている。特定演出とは、アクティブ表示18dの表示態様を通常態様とは異なる特定態様へと変化させる演出である。また、ガセ演出とは、特定演出を実行しようと見せかけて特定演出を実行しない、いわゆるガセの演出パターンを実行する演出のことである。また、特殊演出とは、特定演出と少なくとも一部の演出態様が共通する演出として、アクティブ表示18dの表示態様の変化を示唆した後に、当該アクティブ表示18dとは異なる特殊表示を表示することにより、大当り遊技状態へ制御させることを報知する演出である。また、所定演出とは、特定演出とは異なる演出により、アクティブ表示18dを変化させる演出のことである。
図3は、演出表示装置9における演出の表示例を示す表示画面図である。図3を用いて特定演出、ガセ演出、および、特殊演出等の各種演出について説明する。図3(a)〜(d)は、特定演出が実行される場合の演出の流れを示している。また、図3(a)および図3(e)〜(g)は、ガセ演出が実行される場合の演出の流れを示している。また、図3(a)および図3(h)〜(k)は、特殊演出が実行される場合の演出の流れを示している。
変動表示が開始されると、まず図3(a)に示すような演出が実行される。図3(a)の画面上の下端部左には、発生した保留記憶情報を表示する画像(保留画像、保留表示)が保留記憶情報の数に対応して表示される保留表示エリア18cが形成される。また、保留表示エリア18cでは、変動表示毎に保留表示エリア18cの一番右の保留表示が消去されるとともに、他の保留表示が右に1つシフトされる。保留表示エリア18cから消去された保留表示に対応する変動表示の実行中に当該変動表示に対応する画像(アクティブ画像、アクティブ表示18d)が、保留表示エリア18cの右(演出表示装置9の画面の中央下部)のアクティブ表示エリア18kに表示される。保留表示およびアクティブ表示18dは、基本的に白色の丸型の画像で表示(通常態様)され、所定の演出により白色から大当り期待度の高い青色や赤色の丸型の画像に変化する。大当りとなる期待度は、白色<青色<赤色の順に高い。
図3(a)では、演出表示装置9の画面上の左から右へ向けてキャラクタ(人物等を模した演出表示であり、図柄(演出図柄等)とは異なるもの)を示す画像であるキャラクタ94が移動する演出が実行される。キャラクタ94は、両手に丸い画像で示す変化示唆画像18eを演出表示装置9の画面の中央に向けて持って来る。変化示唆画像18eは、変化後のアクティブ表示18dの表示態様を示唆している。図3(a)に示す変化示唆画像18eの斜線は、赤色を示している。つまり、変化示唆画像18eの色により、アクティブ表示18dの表示態様が通常態様である白色から特定態様である赤色に変化することが示唆される。また、図3(a)の演出は、特定演出、ガセ演出および特殊演出の各種演出で同様の表示態様で表示される演出である。
特定演出では、図3(a)の演出が実行された後、キャラクタ94が演出表示装置9の画面の中央に移動する。その後、図3(b)に示すように、キャラクタ94が変化示唆画像18eをアクティブ表示18dへ向けて落下させる表示をする演出が実行される。次いで、図3(c)に示すように落下した変化示唆画像18eがアクティブ表示18dに当たることにより、白色で表示されていた通常態様のアクティブ表示18dが、赤色で表示される特定アクティブ表示18fへと変化する。さらに、その後、特定アクティブ表示18fについての変動表示中に図3(d)に示すような「7」図柄でリーチとなり、リーチを示す文字が表示される。その後、リーチ演出が実行される。
ガセ演出では、図3(a)の演出が実行された後、図3(e)に示すようにキャラクタ94が、演出表示装置9の画面の中央に移動する。その後、キャラクタ94は、変化示唆画像18eをアクティブ表示18dへ向けて落下させることなく図3(f)に示すように、演出表示装置9の画面の左側に向けて移動する。その後、アクティブ表示18dについての変動表示中に図3(g)に示すように、リーチとなることなくはずれとなることを示す「245」の図柄が表示される。
特殊演出では、図3(a)の演出が実行された後、図3(h)に示すように、ガセ演出と同様の演出により、キャラクタ94が変化示唆画像18eをアクティブ表示18dへ向けて落下させることなく演出表示装置9の画面の左側に向けて移動する。そして、図3(i)に示すように、移動していたキャラクタ94が倒れて、変化示唆画像18eがその勢いで落下する演出が実行される。図3(j)に示すように、落下した変化示唆画像18eがアクティブ表示18dに当たる(作用する)ことにより、アクティブ表示18dは、割れる画像で示される作用アクティブ表示18gで表示される。そして、作用アクティブ表示18gの周囲には、アクティブ表示18dが割れたことによって爆発したような画像で表示する爆発画像18hが表示される。その後、図3(k)に示すように、リーチとなることなく突然大当りとなることを示す「777」の図柄が表示される。
図3(a)に示すように、キャラクタ94が変化示唆画像18eを演出表示装置9の画面の中央に持って来る演出が実行される。その後、図3(h)〜(k)に示すようなキャラクタ94が倒れて変化示唆画像18eがアクティブ表示18dに当たり、爆発画像18hが表示された後に大当り図柄が表示される。このような演出は、予期せぬタイミングで実行されるので、通常のアクティブ表示18dの変化と比べ予測し難い。このように、特定演出とは異なる特殊演出において、爆発画像18hが表示された後に大当り図柄が表示されるので、演出の意外性を高め、遊技の興趣を向上させることができる。
また、図3(a),(h)〜(j)に示すように、キャラクタ94が倒れて変化示唆画像18eがアクティブ表示18dに当たることにより作用アクティブ表示18g(アクティブ表示18dが割れる画像)が表示されるとともに、爆発画像18hが表示される。このように、アクティブ表示18dに作用する演出により、アクティブ表示18dの表示態様が変化することに期待を持たせつつ、爆発画像18hを表示して大当りとなることを報知するため、演出の意外性を一層高め、遊技の興趣を向上させることができる。
また、図3(a)に示すように、キャラクタ94が変化後のアクティブ表示18dの表示態様を示唆する変化示唆画像18eを演出表示装置9の画面の中央に持って来た後に、図3(b),(c)に示すように、キャラクタ94が変化示唆画像18eをアクティブ表示18dに落下させることによりアクティブ表示18d(白色)を特定アクティブ表示18f(赤色)に変化させる演出を実行する。よって、変化後のアクティブ表示18dの表示態様を遊技者に示唆することによって演出内容に注目させることができ、特定演出の興趣を向上させることができる。
次に、図3で説明したような各種演出を決定するための演出決定テーブルについて説明する。遊技制御用マイクロコンピュータ560側では、表示結果とともに変動時間(変動パターン)が決定される。これらの表示結果と変動時間(変動パターン)とにより、演出制御用マイクロコンピュータ100側で、実行される演出が決定される。図4は、演出決定テーブルを示す図である。演出内容は、表示結果と変動時間とによって、異なる演出決定テーブルを用いて決定される。具体的には、変動パターンが通常期間大当り(通常の変動時間の変動表示で大当り表示結果となるパターン)であれば、図4(a)に示す通常期間大当り用演出決定テーブルを用いて演出内容が決定される。また、変動パターンが長期間大当り(通常の変動時間よりも長い変動時間変動表示で大当り表示結果となるパターン)であれば、図4(b)に示す長期間大当り用演出決定テーブルを用いて演出内容が決定される。また、変動パターンが通常期間はずれ(通常の変動時間の変動表示ではずれ表示結果となるパターン)であれば、図4(c)に示す通常期間はずれ用演出決定テーブルを用いて演出内容が決定される。また、変動パターンが長期間はずれ(通常の変動時間よりも長い変動時間の変動表示ではずれ表示結果となるパターン)であれば、図4(d)に示す長期間はずれ用演出決定テーブルを用いて演出内容が決定される。
演出制御用マイクロコンピュータ100(演出制御用CPU101)は、演出内容決定用のランダムカウンタSR2から抽選される乱数値(1〜100個の範囲)とこれらのテーブルを用いて、各変動パターンで実行される演出内容を決定する。SR2については、説明を明確化するために割振られた乱数値の個数が示されている。演出制御用CPU101は、所定のタイミングでSR2の値を抽出する。
図4(a)に示すように、通常期間大当りでは、特殊演出(突然大当り)<ノーマルリーチ大当り演出となる割合で演出内容が決定される。また、図4(b)に示すように、長期間大当りでは、所定演出(矢印青色演出)<スーパーリーチ大当り演出<特定演出(落下赤色演出)となる割合で演出内容が決定される。また、図4(c)に示すように、通常期間はずれでは、ガセ演出(落下変化ガセ)=ガセ演出(矢印変化ガセ)<ノーマルリーチはずれ演出となる割合で演出内容が決定される。また、図4(d)に示すように、長期間はずれでは、特定演出(落下赤色演出)<スーパーリーチはずれ演出<所定演出(矢印青色演出)となる割合で演出内容が決定される。
ここで、各演出内容について詳細に説明する。特殊演出(突然大当り演出)は、図3(a),(h)〜(k)に示したように、特殊演出が実行されて、爆発画像18hが表示されたのちにリーチにならず、突然大当り図柄が表示される演出である。ノーマルリーチ大当り演出は、派手な演出をせずにリーチとなり、その後大当り図柄が停止する演出である。特定演出(落下赤色変化演出)は、図3(a),(b)〜(d)に示したように、特定演出が実行されてキャラクタ94が変化示唆画像18eを落下させる演出によりアクティブ表示18d(白色)を特定アクティブ表示18f(赤色)に変化させる演出である。所定演出(矢印青色変化演出)は、特定演出と同様にアクティブ表示18dを変化させる演出である。具体的に所定演出では、変動表示中に矢印を示す画像がアクティブ表示18dに刺さり、矢印が刺さることでアクティブ表示18d(白色)が所定アクティブ表示(青色)に変化する演出である。スーパーリーチ大当り演出は、リーチとなった後に、所定の動画を表示する派手な演出が実行された後に、大当り図柄が停止する演出である。
ガセ演出(落下変化ガセ)は、図3(a),(e)〜(g)に示したように、キャラクタ94が演出表示装置9の画面の中央に移動するが、変化示唆画像18eをアクティブ表示18dへ向けて落下させることなく戻って行く演出である。ガセ演出(矢印変化ガセ)は、矢印を示す画像がアクティブ表示18dに飛んでくるが、アクティブ表示18dに矢印が刺さらず、アクティブ表示18dの色が変化しない演出である。また、ノーマルリーチはずれ演出は、ノーマルリーチ後にはずれ結果となる演出を示し、スーパーリーチはずれ演出は、スーパーリーチ後にはずれ結果となる演出を示している。
図4に示すように、特定演出は、所定演出よりも大当りとなるときに決定されやすく、はずれとなるときに決定されにくい。つまり、特定演出によりアクティブ表示18dが赤色に変化する場合には、所定演出によりアクティブ表示18dが青色に変化する場合よりも大当り期待度が高い。このように、特定演出は、所定演出よりも大当り期待度の高い赤色の表示態様にアクティブ表示18dを変化させる割合が高い(特定演出では必ずアクティブ表示18dの表示態様が赤色となる)ので、特定演出が所定演出よりも有利な演出となるため、特定演出が特別な演出であることを遊技者に示すことができ、遊技の興趣が向上する。
次に、図3、図4で示したような各種演出を決定するための演出設定処理について説明する。演出制御用CPU101は、変動開始時に遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信される変動パターン等の演出制御コマンドに基づいて、前述の演出制御プロセス処理の変動開始時の処理において、各種演出を決定するための演出設定処理を実行する。図5は、演出設定処理を示すフローチャートである。演出設定処理において、演出制御用CPU101は、ステップS(以下、単に「S」と示す)1の処理において、今回実行される変動表示が大当りとなる変動表示であるか否かを判定する。演出制御用CPU101は、RAM103に設けられた変動表示結果の記憶領域に記憶されている、変動開始時に送信されてくる変動表示結果を特定可能な演出制御コマンドに基づいて、今回実行される変動表示が大当り表示結果となるか否かを判定する。
大当り表示結果であれば、通常期間大当りであるか否かを判定する(S2)。演出制御用CPU101は、RAM103に設けられた変動パターンの記憶領域に記憶されている、変動開始時に送信されてくる変動パターンを特定可能な演出制御コマンド(変動パターンコマンド)に基づいて、今回の変動パターンが、通常期間大当りであるか否かを判定する。今回の変動パターンが通常期間大当りであれば、図4(a)に示す通常期間大当り用演出決定テーブルにより、演出内容を決定する(S3)。また、S2において今回の変動パターンが通常期間大当りでなければ、図4(b)に示す長期間大当り用演出決定テーブルにより、演出内容を決定する(S4)。次いで、S10に移行する。
また、S1において今回実行される変動表示が大当り表示結果でなければ、通常期間はずれであるか否かを判定する(S5)。演出制御用CPU101は、今回の変動表示の変動パターンを指定する変動パターンコマンドが格納されるコマンド格納領域(RAM103)のデータに基づいて、今回の変動パターンが、通常期間はずれであるか否かを判定する。今回の変動パターンが通常期間はずれであれば、図4(c)に示す通常期間はずれ用演出決定テーブルにより、演出内容を決定する(S6)。次いで、S10に移行する。
また、S5において今回の変動パターンが通常期間はずれでなければ、長期間はずれであるか否かを判定する(S7)。演出制御用CPU101は、今回の変動表示の変動パターンを指定する変動パターンコマンドが格納されるコマンド格納領域(RAM103)のデータに基づいて、今回の変動パターンが、長期間はずれであるか否かを判定する。今回の変動パターンが長期間はずれであれば、図4(d)に示す長期間はずれ用演出決定テーブルにより、演出内容を決定する(S8)。次いで、S10に移行する。
また、S7において今回の変動パターンが長期間はずれでなければ、短期間はずれ演出に決定する(S9)。短期間はずれ演出とは、通常期間はずれ演出および長期間はずれ演出に比べ変動時間の短い演出のことである。たとえば、短期間はずれ演出では、リーチを伴わないはずれ図柄で演出図柄が停止する短い時間の演出が実行される。
演出制御用CPU101は、S10においてアクティブ表示18dを変化する演出があるか否かを判定する。アクティブ表示18dを変化させる演出であるか否かは、S4,S8において、アクティブ表示18dを変化させるための特定演出または所定演出が選択されたか否かにより判定することができる。アクティブ表示18dを変化する演出である場合には、変動表示中にアクティブ表示18dを変化させることに設定する(S11)。次いで、S12へ移行する。S10においてアクティブ表示18dを変化させる演出がない場合には、そのままS12へ移行する。S12では、決定された各種演出内容を変動表示中の所定のタイミングで実行する設定をする(S12)。これらの演出に関するデータが、演出制御パターンとして決定され、演出制御パターンに応じたプロセステーブルが選択される。そして、プロセスデータに基づいて、演出装置を制御することにより、演出図柄の変動表示中の処理において、図3で示したような各種の演出が実行される。
以下に、パチンコ遊技機1で実行される各種制御の変形例を説明する。
(1) 前述した実施の形態では、アクティブ表示18dを対象として特定演出、ガセ演出、特殊演出等の各種演出が実行される場合を示した。しかしながら、これらの演出は、保留表示エリアに表示される保留表示を対象として実行されるようにしてもよい。なお、保留表示に対して特殊演出が実行される場合には、たとえば、爆発画像18hが表示されるとともに割れた保留表示の中から大当りを確定するような画像が表示されるようにすればよい。たとえば、割れた保留表示の中から「大当り確定」の文字が表示されるようにしたり、大当りとなることを示す虹色の保留が表示されるようにすればよい。
(2) 前述した実施の形態では、特定演出ではアクティブ表示18dが赤色に変化し、所定演出ではアクティブ表示18dが青色に変化する場合を示した。しかし、特定演出や所定演出において、複数種類の色の中から選択されたいずれかの色でアクティブ表示18dが変化するようにしてもよい。このような場合には、特定演出の方が所定演出よりも大当り期待度の高い遊技者にとって有利な色が選択される割合が高くなるようにすることが望ましい。
(3) 前述した実施の形態では、キャラクタ94が倒れて変化示唆画像18eがアクティブ表示18dに当たり、爆発画像18hが表示された後に大当り図柄が表示される演出を特殊演出として説明した。しかし、キャラクタ94が倒れて変化示唆画像18eがアクティブ表示18dに当たった場合には、アクティブ表示18dが爆発せず、単にアクティブ表示18dの色が変化するような演出が実行されるパターンが設けられてもよい。
(4) 前述した実施の形態では、キャラクタ94は、演出表示装置9の画面の中央に変化示唆画像18eを持って来る演出は、特定演出、ガセ演出および特殊演出で共通していた。このようなキャラクタ94を表示させる演出は、複数のパターンが用意されていてもよい。たとえば、キャラクタ94が画面の端に少しだけ見えて隠れる特定演出や特殊演出のガセ演出が実行されてもよい。また、キャラクタ94の移動速度が遅い場合と早い場合とがあり、早い場合の方がキャラクタ94が倒れて特殊演出が実行されやすいようにしてもよい。
(5) 前述した実施の形態に示した各種演出は、メダルが投入されて所定の賭け数が設定され、遊技者による操作レバーの操作に応じて複数種類の図柄を回転させ、遊技者によるストップボタンの操作に応じて表示手段における図柄を停止させたときに停止図柄の組合せが特定の図柄の組合せになると、所定数のメダルが遊技者に払出されるスロットマシン(スロット機)に適用することも可能である。スロットマシンにおいては、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、といったボーナス、また内部抽選結果を報知する演出を実行するAT、通常遊技状態と比較して再遊技役の当選確率が異なるRT、ATとRTとに移行されたARTへの制御を示す演出として前述した各種演出を実行するようにしてもよい。たとえば、AT等に当選した契機で保留表示を複数表示し、複数回におよぶ連続演出を実行して、連続演出の最後に特殊演出を実行することでAT確定を示すような演出を実行してもよい。
(6)なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 パチンコ遊技機、20 特別可変入賞球装置、560 遊技制御用マイクロコンピュータ、100 演出制御用マイクロコンピュータ。

Claims (1)

  1. 変動表示を行ない、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
    変動表示についての特定表示を表示可能な特定表示手段と、
    前記特定表示の表示態様を変化させる特定演出を実行可能な特定演出実行手段と、
    前記特定演出と少なくとも一部の演出態様が共通し、前記特定表示の表示態様の変化を示唆した後に、当該特定表示とは異なる特殊表示を表示することにより、前記有利状態へ制御されることを報知する特殊演出を実行可能な特殊演出実行手段とを備える、遊技機。
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