JP2017188633A5 - - Google Patents
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Description
次に、第1の実施形態における撮像素子1の画素群に関して説明する。図1(a)に示すように、画素群Aの光電変換部101a、101bと、画素群Bの光電変換部102a、102bとは、互いに異なった形状となっている。すなわち、画素群Aを構成する光電変換部101a、101bは、その分割境界が画素中心(1点鎖線)よりも−X側にDxだけオフセットしている。一方、画素群Bを構成する光電変換部102a、102bは、その分割境界が画素中心よりも+X側にDxだけオフセットしている。これにより、画素群Aは、射出瞳の中心よりも−X側を中心に分割し、画素群Bは、射出瞳の中心よりも+X側を中心に分割し、光電変換がなされる。これは、光電変換部101a、101b、102a、102bの各々の重心位置が、画素群間で互いに反対方向にオフセットしており、且つ、画素単位で合算された受光面の重心位置は画素群間で同一の構成となっていることを示す。なお、本実施形態において光電変換部101a及び101bを分割している分割境界は分離帯に相当する。特に、重複領域近傍の分離帯は第1の分離帯、分割境界がオフセットしている領域近傍の分離帯は第2の分離帯に相当する。
図2は、第1の実施形態における撮像素子1に取り付けられる結像光学系の射出瞳距離Dlが撮像素子1の設定瞳距離Dsよりも短い場合に、−X方向の像高X1における、絞り枠と画素群Aの画素10の瞳分離の様子を示す模式図である。この図からも明らかな通り、−X側の像高において、画素群Aの画素10による瞳分離は、分離される2像の光量バランスの崩れを低減できることから、より精度の高い焦点検出を行うことが可能となる。他方、+X方向に関しては、画素群Bの画素10で同じ状況となることから、像高に応じて適切な画素群を選択することで、射出瞳距離Dlの短い結像光学系にも対応することが可能となる。不図示ではあるが、射出瞳距離Dlが撮像素子1の設定瞳距離Dsよりも長い場合には、上記と逆の関係となり、この場合も適切な画素群の選択により、焦点検出の精度を向上することができる。
<第2の実施形態>
図3は、本発明の第2の実施形態における撮像素子2の画素構造を説明するための模式図である。図3は、撮像素子2を構成する複数の画素20が配設される2次元平面を、光の入射する側から観察した平面図であり、画素20の2次元配列のうち、±X軸方向に関して最も像高の高い位置および中央像高に配置された合計10画素のみを示している。上の行の画素20を画素群A、下の行の画素20を画素群Bとする。
図3は、本発明の第2の実施形態における撮像素子2の画素構造を説明するための模式図である。図3は、撮像素子2を構成する複数の画素20が配設される2次元平面を、光の入射する側から観察した平面図であり、画素20の2次元配列のうち、±X軸方向に関して最も像高の高い位置および中央像高に配置された合計10画素のみを示している。上の行の画素20を画素群A、下の行の画素20を画素群Bとする。
次に、第2の実施形態における撮像素子2の画素群に関して説明する。図3に示すように、画素群Aの光電変換部201a、201bと、画素群Bの光電変換部202a、202bとは、互いに異なった形状となっている。最も左の1列を例にとって説明する。画素群Aの光電変換部201a、201bは、その分割境界が画素20の中心(1点鎖線)よりも−X側にDx1だけオフセットしており、画素群Bの光電変換部202a、202bは、その分割境界が画素中心よりも+X側にDx1だけオフセットしている。この関係が次の列においては±Dx2だけオフセットした関係になり、中央像高(3列目)においてオフセットが無くなり、分割境界は一致する。
そして、中央像高(3列目)と線対称をなす形で、オフセットの関係が入れ替わり、最も右の列において、画素群Aの光電変換部201a、201bは、分割境界が画素20の中心(1点鎖線)よりも+X側にDx1だけオフセットしている。一方、画素群Bの光電変換部202a、202bは、その分割境界が画素中心よりも−X側にDx1だけオフセットしている。これはすなわち、画素群Aと画素群Bにおいて、分割された光電変換部201a、201bおよび202a、202bの受光面の重心位置の平均位置が、像高の増大に応じて互いに離れて行くこととなっている。この構成により、像高に応じてより適切な瞳領域を分割する測距画素が像高ごとに配設されることとなり、交換レンズシステムなどにおいて結像光学系の瞳距離が大幅に変化する場合などに柔軟な対応をすることが可能となる。
次に、第3の実施形態の撮像装置300における焦点検出動作に関して説明する。上述したように、撮像素子1(または2)の画素群は複数の光電変換部(光電変換部A、光電変換部B)を備えている。そのために、互いに異なる瞳領域からの一対の光束によってそれぞれの受光面に視差を有する一対の被写体像を得ることができる。一対の被写体像は夫々画像データ1および画像データ2に相当する。また、画像データ1および画像データ2が有する視差は、撮影レンズの焦点位置等によって変化する。具体的には、合焦している場合に視差はなくなり、合焦状態からのずれ量に応じて視差は増加する。つまり、ピント状態によって視差量は異なる。このことにより、各画像データ間に生じる視差量を用いることによって、適切なピント位置を求めたり、画像データ内の被写体までの距離を求めたりすることが可能となる。
Claims (11)
- 複数の画素から成り、第1の画素群と第2の画素群とを含む画素部を有し、
前記第1の画素群と前記第2の画素群に含まれる各画素が、
複数の光電変換部と、
前記複数の光電変換部それぞれに対応し、各光電変換部における同じ一部領域を覆う転送ゲート電極を有する複数の転送ゲートと、を含み、
前記第1の画素群の各画素に含まれる前記複数の光電変換部それぞれの受光可能領域の重心位置の平均位置と、前記第2の画素群の各画素に含まれる前記複数の光電変換部の受光可能領域の重心位置の平均位置とが、各画素の互いに異なる位置にあることを特徴とする撮像素子。 - 前記第1の画素群の各画素に含まれる前記複数の光電変換部それぞれの受光可能領域の重心位置の平均位置と、前記第2の画素群の各画素に含まれる前記複数の光電変換部それぞれの受光可能領域の重心位置の平均位置とは、前記各画素における前記複数の光電変換部の分割方向について、互いに反対の方向にオフセットしていることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
- 前記第1の画素群の各画素に含まれる前記複数の光電変換部の受光可能領域の重心位置が各画素の同じ位置にあり、前記第2の画素群の各画素に含まれる前記複数の光電変換部の受光可能領域の重心位置が各画素の同じ位置にあることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像素子。
- 前記第1の画素群における前記平均位置と、前記第2の画素群における前記平均位置は、前記画素部における像高が高くなるにつれて、互いに離れていくことを特徴とする請求項2に記載の撮像素子。
- 前記画素部における中央像高において、前記第1の画素群における前記平均位置と、前記第2の画素群における前記平均位置は一致することを特徴とする請求項4に記載の撮像素子。
- 前記複数の画素は前記光電変換部で発生した電荷を保持する保持部を更に備え、前記保持部は前記複数の転送ゲートと接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像素子。
- 前記第1の画素群における前記保持部と前記第2の画素群における前記保持部は同一方向に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の撮像素子。
- 前記画素は1つのマイクロレンズを更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像素子。
- 複数の画素から成り、第1の画素群と第2の画素群とを含む画素部を有し、
前記第1の画素群と前記第2の画素群に含まれる各画素が、
複数の光電変換部と、
前記複数の光電変換部を分離する分離帯と、
前記複数の光電変換部それぞれに対応し、各光電変換部における同じ一部領域を覆う転送ゲート電極を有する複数の転送ゲートと、を含み、
前記第1の画素群の各画素に含まれる前記複数の光電変換部の受光可能領域の重心位置に対する前記第1の画素群に含まれる前記分離帯の位置と、前記第2の画素群の各画素に含まれる前記複数の光電変換部の受光可能領域の重心位置に対する前記第2の画素群に含まれる前記分離帯の位置とが、各画素の互いに異なる位置にあることを特徴とする撮像素子。 - 前記分離帯は前記受光可能領域における第1の分離帯と前記一部領域における第2の分離帯とを含み、
前記第1の画素群の各画素に含まれる前記第1の分離帯の位置と、前記第2の画素群の各画素に含まれる前記第1の分離帯の位置とが、各画素の互いに異なる位置にあり、
前記第1の画素群の各画素に含まれる前記第2の分離帯の位置と、前記第2の画素群の各画素に含まれる前記第2の分離帯の位置とが、各画素の同じ位置にあることを特徴とする請求項9に記載の撮像素子。 - 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像素子と、
前記撮像素子に被写体からの光を集光するためのレンズと
を備えることを特徴とする撮像装置。
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