JP2017188289A - 端子台 - Google Patents

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佑次 伊藤
Yuji Ito
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Abstract

【課題】ナット装着部に対するナットの緩みを防止する。【解決手段】本明細書によって開示される端子台10は、ボルト挿通孔36を有する締結部31と締結部31に対して直交する配置の中継部32とが曲げ部33によってL字状に連結されたバスバー30と、内周面に設けられたねじ孔41を有し、ねじ孔41とボルト挿通孔36とが同軸をなすように配置されたナット40と、締結部31側に開口する空間にナット40が挿入されるナット装着部22を有し、中継部32の一部が埋設された樹脂部20とを備えた端子台10であって、ナット40は、ナット装着部22において締結部31に対向する端面25から締結部31に接する位置まで突出した突出部42を有している構成とした。【選択図】図8

Description

本明細書によって開示される技術は、端子台に関する。
従来、ナットを内部に収容するナット収容部が設けられたモールド部材にバスバーがインサート成形された樹脂成形品として、例えば特開2014−87192号公報(下記特許文献1)に記載の電流センサが知られている。バスバーは、ナット収容部の開口を覆うようにして直角曲げされた折曲延在部を有しており、ナット収容部内に収容されたナットとバスバーの折曲延在部との間には、所定のクリアランスが設けられている。折曲延在部が設けられる前の状態では、ナット収容部の開口が閉じられておらず、この開口を通してナットをナット収容部の内部に収容し、次にナット収容部の開口を閉じるようにして治具を配置し、治具の先端を曲げ中心として直角曲げを行うことで折曲延在部を形成する。この後、治具を取り外すと、その結果として治具が外された部分にクリアランスが残ることになる。
特開2014−87192号公報
上記の電流センサによると、ナットをナット収容部の内部に収容した後に、バスバーの曲げ加工を行うようにしているため、ナットの周囲を全て壁で覆うことができ、ナットの脱落を防止できるという利点がある。しかしながら、ボルトのネジ部を折曲延在部のボルト挿通孔に挿通させてナットのネジ孔に締め込んでいくと、ナットが上記クリアランスの分だけ折曲延在部側に引き寄せられることになり、ナット収容部に対してナットが緩みやすくなってしまう。かといって、クリアランスを小さくすべく治具を薄くしていくと、治具の剛性が低下するため、バスバーを曲げ加工する際にモールド部材に応力がかかりやすくなってしまう。
本明細書によって開示される端子台は、ボルト挿通孔を有する締結部と前記締結部に対して直交する配置の中継部とが曲げ部によってL字状に連結されたバスバーと、内周面に設けられたねじ孔を有し、前記ねじ孔と前記ボルト挿通孔とが同軸をなすように配置されたナットと、前記締結部側に開口する空間に前記ナットが挿入されるナット装着部を有し、前記中継部の一部が埋設された樹脂部とを備えた端子台であって、前記ナットは、前記ナット装着部において前記締結部に対向する端面から前記締結部に接する位置まで突出した突出部を有している構成とした。
このような構成によると、ナットがナット装着部に装着された状態においてナットの突出部がバスバーの締結部に接しているため、ボルトの軸部をボルト挿通孔に挿通させてナットのねじ孔に締め込んだ際に、ナットが締結部側に引き寄せられることがない。したがって、ナット装着部に対するナットの緩みを防止することができる。
本明細書によって開示される端子台は、以下の構成としてもよい。
前記突出部と前記中継部との間の領域でかつ前記ナット装着部の端面と前記締結部との間の領域にはクリアランスが設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、治具を用いてバスバーを後曲げする際に、ナット装着部の端面が突出部の突出端面よりも低い位置にあるため、ナット装着部の端面に曲げ応力が加わることを防止できる。この結果、バスバーをストレート形状のまま一次モールド無しでインサート成形し、ナット装着部にナットを装着し、クリアランスに治具を配置してバスバーを曲げて曲げ部を形成することにより締結部を形成することができる。したがって、一回の成形で樹脂部を形成することができ、一次モールドが不要になることで製造コストを低減できる。
前記ナット装着部の端面は、前記ナットを全周に亘って囲う形態の周壁に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、周壁によってナットの脱落を防ぐことができる。
本明細書によって開示される端子台によれば、ナット装着部に対するナットの緩みを防止することができる。
実施形態における端子台の斜視図 曲げ加工前の端子台の斜視図 治具を端子台に配置する前の状態を示した斜視図 治具を端子台に配置した後の状態を示した斜視図 治具を用いてバスバーの曲げ加工を行うことにより締結部をナットの上面に接触させた状態を示した斜視図 端子台の平面図 図6におけるA−A線断面図 図7の状態からバスバーの曲げ加工を行った状態を示した断面図
<実施形態>
実施形態を図1から図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子台10は、図示しない機器のケースに取り付けられて、機器の内部に配設された内部配線とワイヤハーネスなどの外部配線とを中継接続するものである。この端子台10は、樹脂部20と、樹脂部20にインサート成形された複数のバスバー30と、複数のナット40とを備えて構成されている。
樹脂部20は、図2および図3に示すように、上方に開口するフード部21を有し、フード部21の内部には、複数のナット40が装着される複数のナット装着部22が設けられている。また、図8に示すように、樹脂部20の下端部には、ナット40を内部に収容するナット収容部23が設けられている。ナット装着部22は上方に開口する形態をなし、ナット40が上方から装着されるようになっているのに対し、ナット収容部23は下方に開口する形態をなし、ナット40が下方から内部に収容されるようになっている。ナット装着部22に装着されたナット40と、ナット収容部23の内部に収容されたナット40とは、側面視において直交する配置とされている。
ナット40は、図6に示すように、平面視において正方形状をなすブロック状とされている。ナット40の中央部には、ねじ孔41が設けられている。ねじ孔41の内部には、図示しないボルトの軸部が螺合可能な雌ねじが形成されている。ナット装着部22は、ナット40を全周に亘って囲う周壁24を有している。周壁24は、ナット40の外周側面に沿って切れ目なく連続し、上方のみに開口した正方形状とされている。したがって、ナット40は、周壁24の内部に上方から収容されるようになっている。
バスバー30は、図8に示すように、全体としてL字状をなし、上下一対の締結部31と、下側の締結部31から上方に連なる中継部32と、上側の締結部31と中継部32との間に配設された曲げ部33とを備えて構成されている。中継部32は、締結部31に対して直交する配置とされている。また、締結部31には、図示しないボルトの軸部が挿通されるボルト挿通孔36が設けられている。ボルト挿通孔36とナット40のねじ孔41とは、同軸をなすように配置されている。
バスバー30は、導電性の金属平板を打ち抜くことで、図7に示すI字状のバスバー34を形成しておき、このI字状のバスバー34を直角曲げすることでL字状に形成されるようになっている。I字状のバスバー34は、上下一対の締結部31と、両締結部31の間に配設された中継部35とを備えて構成されている。I字状のバスバー34の中継部35の一部は樹脂部20に埋設されており、中継部35の残りの部分(樹脂部20から上方に突出した部分)が直角曲げされることで、L字状のバスバー30の曲げ部33が形成される。
さて、本実施形態のナット40は、図8に示すように、周壁24において締結部31と対向する端面25から上方に突出する突出部42を有している。突出部42の突出端面43は、締結部31に接する位置に配されている。また、突出部42と中継部32との間の領域A1でかつナット装着部22の端面25と締結部31との間の領域A2にはクリアランスCが設けられている。クリアランスCは、図7に示すように曲げ加工前の状態では、上方に開口する形態をなしており、図3に示す治具50を収容するための治具収容空間とされている。クリアランスCに治具50を配置してI字状のバスバー34の中継部35を直角曲げすることによりL字状のバスバー30が形成される。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、図2に示す曲げ加工前の端子台10について説明すると、樹脂部20を成形するための図示しない金型に複数のI字状のバスバー34をセットする。そして、型閉じした後、溶融した樹脂を射出し、樹脂が冷え固まった後、型開きをすると、図2に示す端子台10が形成される。ここで、各ナット装着部22の内部空間に各ナット40を圧入状態で挿入し、各ナット収容部23の内部空間に各ナット40を圧入状態で挿入する。
次に、図3および図4に示すように、クリアランスCに治具50を配置し、I字状のバスバー34の中継部35に直角曲げを施すと、図5に示すように、L字状のバスバー30が形成され、各締結部31が各ナット40の上面に接した状態になる。この後、クリアランスCから治具50を外すことにより図1に示す端子台10が完成する。なお、図面上は、治具50を外す際に、治具50がフード部21に干渉するように描かれているものの、実際には、フード部21の高さを低くしたりすることで治具50とフード部21との干渉を回避できるようになっている。
次に、各締結部31の上面にワイヤハーネス側のバスバーを配置するとともに、ボルトの軸部をボルト挿通孔36に挿通してナット40のねじ孔41に締め込むと、ワイヤーハーネス側のバスバーと端子台10のバスバー30とが導通可能に接続される。ここで、ナット40の上面が締結部31に接触しているため、ボルトの締め込みに伴ってナット40が締結部31側に引き寄せられることはなく、ナット40の圧入状態が維持され、ナット装着部22に対してナット40が緩むことはない。
以上のように本実施形態では、ナット40がナット装着部22に装着された状態においてナット40の突出部42がバスバー30の締結部31に接しているため、ボルトの軸部をボルト挿通孔36に挿通させてナット40のねじ孔41に締め込んだ際に、ナット40が締結部31側に引き寄せられることがない。したがって、ナット40と締結部31の間にクリアランスが設けられている端子台よりもナット装着部22に対するナット40の緩みを防止することができる。
突出部42と中継部32との間の領域A1でかつナット装着部22の端面25と締結部31との間の領域A2にはクリアランスCが設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、治具50を用いてバスバー34を後曲げする際に、ナット装着部22の端面25が突出部42の突出端面43よりも低い位置にあるため、ナット装着部22の端面25に曲げ応力が加わることを防止できる。この結果、バスバー34をストレート形状のまま一次モールド無しでインサート成形し、ナット装着部22にナット40を装着し、クリアランスCに治具50を配置してバスバー34を曲げて曲げ部33を形成することにより締結部31を形成することができる。したがって、一回の成形で樹脂部20を形成することができ、一次モールドが不要になることで製造コストを低減できる。
ナット装着部22の端面25は、ナット40を全周に亘って囲う形態の周壁24に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、周壁24によってナット40の脱落を防ぐことができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態ではクリアランスCが設けられている端子台10を例示しているものの、クリアランスCが設けられていない端子台としてもよい。
(2)上記実施形態では一次モールド無しで一回の成形により樹脂部20を形成しているものの、一次モールドで一次成形部を形成し、この一次成形部にバスバー30とナット40を一体に組み付けたものを中子として二次成形することにより、樹脂部を形成してもよい。
(3)上記実施形態ではナット40を全周に亘って囲う正方形状の周壁24を例示しているものの、バスバー30の中継部32側に壁がない門形の周壁としてもよい。
10…端子台
20…樹脂部
22…ナット装着部
24…周壁
25…端面
30…バスバー
31…締結部
32…中継部
33…曲げ部
36…ボルト挿通孔
40…ナット
41…ねじ孔
42…突出部
43…突出端面
A1…突出部と中継部との間の領域
A2…ナット装着部の端面と締結部との間の領域
C…クリアランス

Claims (3)

  1. ボルト挿通孔を有する締結部と前記締結部に対して直交する配置の中継部とが曲げ部によってL字状に連結されたバスバーと、
    内周面に設けられたねじ孔を有し、前記ねじ孔と前記ボルト挿通孔とが同軸をなすように配置されたナットと、
    前記締結部側に開口する空間に前記ナットが挿入されるナット装着部を有し、前記中継部の一部が埋設された樹脂部とを備えた端子台であって、
    前記ナットは、前記ナット装着部において前記締結部に対向する端面から前記締結部に接する位置まで突出した突出部を有している端子台。
  2. 前記突出部と前記中継部との間の領域でかつ前記ナット装着部の端面と前記締結部との間の領域にはクリアランスが設けられている請求項1に記載の端子台。
  3. 前記ナット装着部の端面は、前記ナットを全周に亘って囲う形態の周壁に設けられている請求項1または請求項2に記載の端子台。
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