JP2017188282A - 二次電池の拘束方法 - Google Patents

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Takanori Tozawa
孝典 兎澤
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嘉夫 松山
友秀 角
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友秀 角
陽祐 志村
Yosuke Shimura
陽祐 志村
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Abstract

【課題】拘束治具により適切に複数の二次電池を拘束することができる二次電池の拘束方法を提供する。【解決手段】拘束治具100を固定する治具固定部材40と第1列置方向L1に直動して可動プレート150を第1列置方向L1に押圧する加圧部材35とを用いて、第1エンドプレート110と可動プレート150との間で列置方向Lに列置された複数の二次電池10に対し圧縮荷重を加える加圧工程を備える。加圧部材35は、可動プレート150のうち第2エンドプレート120側を向く面150bに接触して、可動プレート150を第1列置方向L1に押圧する押圧部31と、押圧部31から第2列置方向L2に延びるシャフト部32であって、可動プレート150のうち第2エンドプレート120側を向く面150bに接触させた押圧部31から、第2エンドプレート120の外側を通って第2列置方向L2に延びる形態のシャフト部32とを有する。【選択図】図7

Description

本発明は、二次電池の拘束方法に関する。
従来、二次電池の拘束方法として、様々な方法が提案されている。例えば、特許文献1には、拘束治具を用いて、列置方向(積層方向)に列置された複数の二次電池に対し列置方向に圧縮荷重(拘束荷重)を加えた状態で、複数の二次電池を拘束する方法が開示されている。特許文献1に開示されている拘束治具は、列置方向について当該拘束治具の一方端部に位置する第1エンドプレート(第1接続部材)及び他方端部に位置する第2エンドプレート(第2接続部材)と、列置方向に延びる形状をなし、第1エンドプレートと第2エンドプレートとを連結する連結部材(側板)と、第1エンドプレートと第2エンドプレートとの間に配置されて列置方向に可動とされた可動プレート(可動壁)であって、第1エンドプレートと当該可動プレートとの間に複数の二次電池を挟むように配置された可動プレートとを備える。
特開2013−225377号公報
さらに、特許文献1の拘束治具は、列置方向のうち第2エンドプレートから第1エンドプレートに向かう方向である第1列置方向に、可動プレートを押圧するための変位部材を備える。この変位部材は、第2エンドプレートを貫通する雌ネジに螺合する雄ネジを有する軸状(円柱状)のボルトである。この変位部材の雄ネジを第2エンドプレートの雌ネジに螺合させつつ、第1列置方向に変位(移動)させてゆくことで、変位部材の先端部を可動プレートに当接させつつ、当該変位部材により可動プレートを第1列置方向に押圧する。これにより、第1エンドプレートと可動プレートとにより複数の二次電池を列置方向に挟圧する態様で、複数の二次電池を所定の圧縮荷重で拘束する。
ところで、特許文献1に開示されている二次電池の拘束方法には、以下のような課題があった。具体的には、特許文献1では、変位部材の雄ネジを第2エンドプレートの雌ネジに螺合させつつ、変位部材を第1列置方向に変位(移動)させてゆくことで、当該変位部材により可動プレートを第1列置方向に加圧してゆく(複数の二次電池に加える圧縮荷重を増大させてゆく)ため、変位部材を第1列置方向に変位(移動)させている間、継続的に、変位部材の雄ネジと第2エンドプレートの雌ネジとに大きな力(圧縮荷重の反力)が作用し続ける。このような反力を受けながら変位部材を軸回りに回転させることで第1列置方向に移動させてゆくことにより、変位部材の雄ネジまたは第2エンドプレートの雌ネジの一部が損傷し、複数の二次電池を所定の圧縮荷重で適切に拘束することができなくなる虞があった。
このような課題を解決すべく、本願発明者は、以下のような拘束方法を検討した。具体的には、拘束治具を固定する治具固定部材と、前記第1列置方向に直動して(真っ直ぐ移動して)可動プレートを第1列置方向に押圧する加圧部材と、を用いて、複数の二次電池に対し圧縮荷重(拘束荷重)を加える加圧工程を設ける。なお、拘束治具として、特許文献1に開示されている拘束治具と同様の構成を有する拘束治具を用いる。また、加圧部材は、列置方向に延びる4本のシャフトを有し、これらのシャフトの先端部で可動プレートを第1列置方向に押圧する。また、加圧部材の4本のシャフトを拘束治具の外部から内部に進入させるために、第2エンドプレートには4本のシャフトが挿通する貫通孔を形成しておく。
より具体的には、まず、拘束治具の第1エンドプレートと可動プレートとの間に複数の二次電池を列置した後、加圧工程において、当該拘束治具の第1エンドプレートのうち第2エンドプレート側とは反対側を向く面(外面)を治具固定部材に接触させて、第1エンドプレートが第1列置方向に移動しない状態にすることで、治具固定部材によって拘束治具を固定する。この状態で、拘束治具の外側から、加圧部材の4本のシャフトが第2エンドプレートの貫通孔に挿通するようにして、加圧部材を第1列置方向に直動させ、シャフトの先端部で可動プレートを第1列置方向に押圧する。
これにより、可動プレートと第1エンドプレートとの間に複数の二次電池を挟んで、複数の二次電池に圧縮荷重(拘束荷重)を加えた加圧状態とする。そして、この加圧状態のまま、変位部材(ボルト)を第1列置方向に変位(移動)させて、変位部材の先端部を可動プレートに当接させることにより、可動プレートを固定する。その後、拘束治具によって複数の二次電池を拘束状態にするべく、加圧部材及び治具固定部材を拘束治具から離間させる。これにより、複数の二次電池に加えられている圧縮荷重の反力が、固定部材を通じて第2エンドプレートに作用することになる。
ところが、上述の拘束方法では、第2エンドプレートに対し、加圧部材の4本のシャフトを挿通させるための貫通孔を形成するため、第2エンドプレートの剛性が低下する。このため、前述のように、拘束治具によって複数の二次電池を拘束状態にするべく、加圧部材及び治具固定部材を拘束治具から離間させることで、複数の二次電池に加えられている圧縮荷重の反力が固定部材を通じて第2エンドプレートに作用すると、第2エンドプレートが変形してしまう虞があった。これにより、拘束治具によって複数の二次電池を適切に拘束できなくなる虞があった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、拘束治具により適切に複数の二次電池を拘束することができる二次電池の拘束方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、拘束治具を用いて、列置方向に列置された複数の二次電池に対し前記列置方向に圧縮荷重を加えた状態で、前記複数の二次電池を拘束する二次電池の拘束方法において、前記拘束治具は、前記列置方向について当該拘束治具の一方端部に位置する第1エンドプレート及び他方端部に位置する第2エンドプレートと、前記列置方向に延びる形状をなし、前記第1エンドプレートと前記第2エンドプレートとを連結する連結部材と、前記第1エンドプレートと前記第2エンドプレートとの間に配置されて前記列置方向に可動とされた可動プレートであって、前記第1エンドプレートと当該可動プレートとの間に前記複数の二次電池を挟みつつ前記複数の二次電池に前記圧縮荷重を加えた状態で当該可動プレートが固定されることで、前記複数の二次電池を拘束する可動プレートと、前記可動プレートを固定する固定部材と、を備え、前記二次電池の拘束方法は、前記拘束治具を固定する治具固定部材と、前記列置方向のうち前記第2エンドプレートから前記第1エンドプレートに向かう方向である第1列置方向に直動して前記可動プレートを前記第1列置方向に押圧する加圧部材と、を用いて、前記第1エンドプレートと前記可動プレートとの間において前記列置方向に列置された前記複数の二次電池に対し、前記圧縮荷重を加える加圧工程を備え、前記加圧部材は、前記可動プレートのうち前記第2エンドプレート側を向く面に接触して、前記可動プレートを前記第1列置方向に押圧する押圧部と、前記押圧部から前記第1列置方向とは反対方向である第2列置方向に延びるシャフト部であって、前記可動プレートのうち前記第2エンドプレート側を向く面に接触させた前記押圧部から、前記第2エンドプレートの外側を通って前記第2列置方向に延びる形態のシャフト部と、を有し、前記加圧工程は、前記拘束治具の前記第2エンドプレートのうち前記第1エンドプレート側を向く面を前記治具固定部材に接触させて、前記第2エンドプレートが前記第1列置方向に移動しない状態にすることで、前記治具固定部材によって前記拘束治具を固定し、且つ、前記加圧部材の前記押圧部を、前記治具固定部材と前記可動プレートとの間に配置した状態とした後、前記加圧部材を前記第1列置方向に直動させて、前記押圧部と前記第1エンドプレートとの間に前記可動プレート及び前記複数の二次電池を挟んで、前記複数の二次電池に前記圧縮荷重を加えた加圧状態とし、前記加圧状態を維持したまま、前記固定部材により前記可動プレートを固定する二次電池の拘束方法である。
上述の二次電池の拘束方法は、拘束治具を固定する治具固定部材と、列置方向(拘束対象である複数の二次電池が並ぶ方向)のうち第2エンドプレートから第1エンドプレートに向かう方向である第1列置方向に直動して(真っ直ぐ移動して)可動プレートを第1列置方向に押圧する加圧部材と、を用いて、第1エンドプレートと可動プレートとの間に列置された複数の二次電池に対し、圧縮荷重(拘束荷重)を加える加圧工程を備える。
この加圧工程では、加圧部材として、拘束治具の可動プレートのうち第2エンドプレート側を向く面に接触して、可動プレートを第1列置方向に押圧する押圧部と、(押圧部に接続して)押圧部から第1列置方向とは反対方向である第2列置方向に延びるシャフト部と、を備える加圧部材を用いる。
この加圧部材のシャフト部は、可動プレートのうち第2エンドプレート側の面に接触させた押圧部から、第2エンドプレートの外側を通って(第2エンドプレートの内部を通ることなく、)第2列置方向に延びる形態とされている。従って、上述の拘束方法では、第2エンドプレートに対し、加圧部材のシャフト部を挿通させるための貫通孔を形成することなく、適切に、加圧部材によって可動プレートを押圧して、第1エンドプレートと可動プレートとの間に列置された複数の二次電池に対し圧縮荷重(拘束荷重)を加えることができる。
具体的には、加圧工程において、まず、拘束治具の第2エンドプレートのうち第1エンドプレート側を向く面に、治具固定部材を接触させて、第2エンドプレートが第1列置方向に移動しない状態にすることで、治具固定部材によって拘束治具を固定する。さらに、加圧部材の押圧部を、治具固定部材と可動プレートとの間に配置する。このとき、加圧部材のシャフト部は、治具固定部材及び第2エンドプレートの外側を通って、押圧部から第2列置方向に延びる位置に配置される。
その後、加圧部材を第1列置方向に直動させることで押圧部によって可動プレートを第1列置方向に押圧し、押圧部と第1エンドプレートとの間に可動プレート及び複数の二次電池を挟むことで、複数の二次電池に圧縮荷重(拘束荷重)を加えた加圧状態とする。そして、この加圧状態のまま、固定部材により可動プレートを固定する。その後、加圧部材及び治具固定部材を、拘束治具から離間させることで、拘束治具によって複数の二次電池が拘束される。
このような拘束方法によれば、第2エンドプレートに対し、加圧部材のシャフト部を挿通するための貫通孔を形成する必要がないため、第2エンドプレートの剛性を確保することができる。このため、加圧工程において、加圧部材によって可動プレートを第1列置方向に押圧することで、第2エンドプレートは、治具固定部材から第2列置方向への押圧力を受けることになるが、この押圧力による第2エンドプレートの変形を防止することができる。また、拘束治具によって複数の二次電池を拘束状態にするべく、加圧部材及び治具固定部材を拘束治具から離間させることで、複数の二次電池に加えられている圧縮荷重の反力が固定部材を通じて第2エンドプレートに作用したとしても、第2エンドプレートが変形するのを防止できる。従って、拘束治具により適切に複数の二次電池を拘束することができる。
なお、可動プレートを固定する固定部材としては、例えば、第2エンドプレートを貫通する雌ネジ孔の雌ネジに螺合する雄ネジを有する軸状(円柱状)のボルト(固定ボルトとする)を挙げることができる。前述の加圧状態で、この固定ボルトの雄ネジを第2エンドプレートの雌ネジに螺合させつつ、固定ボルトを第1列置方向に変位(移動)させてゆき、固定ボルトの先端部を可動プレートに当接させることで、可動プレートを固定することができる。このとき、固定ボルトは、その雄ネジの一部が第2エンドプレートの雌ネジに螺合(係合)した状態で、第2エンドプレートに保持される。
固定部材として、上述のような固定ボルトを用いた場合でも、上述の拘束方法では、従来(特許文献1)の拘束方法と異なり、直動する加圧部材により可動プレートを押圧して規定の加圧状態にしてゆくので、前述のように固定ボルトの雄ネジまたは第2エンドプレートの雌ネジが損傷する虞もない。
以上より、上述の二次電池の拘束方法によれば、拘束治具によって、適切に、複数の二次電池を拘束することができる。
実施形態にかかる拘束治具の平面図である。 同拘束治具の側面図である。 図1のC−C断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 実施形態にかかる二次電池の拘束方法を説明する図である。 実施形態にかかる二次電池の拘束方法を説明する他の図である。 実施形態にかかる二次電池の拘束方法を説明する他の図である。 図8のD−D断面図である。 図8のE−E断面図である。 実施形態の拘束治具により複数の二次電池を拘束した状態を示す図である。 比較形態にかかる拘束治具の平面図である。 図12のF−F断面図である。 比較形態にかかる二次電池の拘束方法を説明する図である。 比較形態にかかる二次電池の拘束方法を説明する他の図である。 比較形態にかかる二次電池の拘束方法を説明する他の図である。 比較形態にかかる二次電池の拘束方法を説明する他の図である。
(実施形態)
次に、本発明の実施形態について説明する。図1は、実施形態にかかる拘束治具100の平面図である。図2は、拘束治具100の側面図である。図3は、図1のC−C断面図である。なお、図1〜図3には、拘束治具100に加えて、拘束治具100の拘束対象物である複数の二次電池10を図示している。但し、図1〜図3には、拘束治具100によって複数の二次電池10を拘束する前(複数の二次電池10に圧縮荷重を加える前)の状態を示している。また、図4は、図1のA−A断面図である。図5は、図1のB−B断面図である。図11は、拘束治具100により複数の二次電池10を拘束した状態(複数の二次電池10に圧縮荷重を加えた状態)を示す図である。
まず、拘束対象となる二次電池10について説明する。二次電池10は、直方体形状をなすリチウムイオン二次電池である。この二次電池10は、図5に示すように、扁平型の捲回電極体15と、この捲回電極体15を収容する矩形箱形状の電池ケース11と、この電池ケース11の開口11bを閉塞(封止)する蓋体13と、蓋体13に設けられた安全弁13jと、正極外部端子19bと、負極外部端子19cとを有する。捲回電極体15は、シート状の正極16及び負極17をシート状のセパレータ18を介して捲回した扁平捲回型の電極体である。
この捲回電極体15は、その軸線方向(図5において左右方向)の一方端部(図5において左端部)に位置し、正極16の一部のみが渦巻状に重なる正極捲回部16bと、他方端部(図5において右端部)に位置し、負極17の一部のみが渦巻状に重なる負極捲回部17bを有している。正極捲回部16bには、正極外部端子19bと電気的に接続する正極接続部材14bが溶接されている。また、負極捲回部17bには、負極外部端子19cと電気的に接続する負極接続部材14cが溶接されている。
次に、拘束治具100について説明する。拘束治具100は、図1〜図3及び図11に示すように、列置方向L(図1〜図3及び図11において左右方向、拘束治具の長手方向に一致する)に列置された複数の二次電池10に対し、列置方向Lに圧縮荷重を加えた状態で、複数の二次電池10を拘束する治具である。この拘束治具100は、列置方向Lについて拘束治具100の一方端部(図1、図2、及び図11において、右端部)に位置する第1エンドプレート110と、他方端部(図1、図3、及び図11において、左端部)に位置する第2エンドプレート120とを備える。
このうち、第2エンドプレート120の中央部には、第2エンドプレート120をその厚み方向(列置方向Lに一致する)に貫通する雌ネジ孔121が形成されている。この雌ネジ孔121の雌ネジ122に、後述する固定部材160(ボルト)の雄ネジ162が螺合する態様で、雌ネジ孔121内に固定部材160が挿入される(図1、図4参照)。
さらに、拘束治具100は、列置方向Lに延びる形状をなして第1エンドプレート110と第2エンドプレート120とを連結する第1連結部材130及び第2連結部材140を備える。第1連結部材130は、図5に示すように、断面逆L字形状で列置方向Lに延びる形状をなし、拘束治具100の幅方向W(図5において左右方向、二次電池10の幅方向に一致する)について一方端側(図5において右端側)に位置する第1側壁部131と、拘束治具100の幅方向Wについて一方端側に位置する第1底部133とを有する。第1底部133は、拘束治具100の底部の一部をなす部位であって、二次電池10の底面10bのうち幅方向Wの一方端部10cが載置される部位である。
第2連結部材140は、図5に示すように、断面L字形状で列置方向Lに延びる形状をなし、拘束治具100の幅方向Wについて他方端側(図5において左端側)に位置する第2側壁部141と、拘束治具100の幅方向Wについて他方端側に位置する第2底部143とを有する。第2底部143は、拘束治具100の底部の一部をなす部位であって、二次電池10の底面10bのうち幅方向Wの他方端部10dが載置される部位である。
第1連結部材130の第1側壁部131により拘束治具100の一方の側壁が構成され、第2連結部材140の第2側壁部141により拘束治具100の他方の側壁が構成されている。また、第1連結部材130の第1底部133と第2連結部材140の第2底部143とにより、拘束治具100の底部が構成されている。
複数の二次電池10は、各々の幅方向を拘束治具100の幅方向Wに一致させて、第1連結部材130の第1側壁部131と第2連結部材140の第2側壁部141との間に配置され、二次電池10の底面10bのうち幅方向Wの一方端部10cが第1底部133上に載置されると共に、二次電池10の底面10bのうち幅方向Wの他方端部10dが第2底部143上に載置されるようにして、拘束治具100内に配置される。
さらに、拘束治具100は、第1エンドプレート110と第2エンドプレート120との間に位置し、列置方向Lに可動とされた可動プレート150を有する。この可動プレート150は、第1エンドプレート110と当該可動プレート150との間で、列置方向Lに列置された複数の二次電池10を挟みつつ、複数の二次電池10に規定の圧縮荷重を加えた状態で当該可動プレート150が固定されることで、複数の二次電池10を拘束する。
さらに、拘束治具100は、可動プレート150を固定する固定部材160を有する。本実施形態では、固定部材160として、第2エンドプレート120を貫通する雌ネジ孔121の雌ネジ122に螺合する雄ネジ162を有する軸状(円柱状)のボルトを用いている(図1〜図4参照)。この固定部材160は、六角形状をなす頭部163と、雄ネジ162が形成されているネジ部161とからなる。
さらに、拘束治具100は、電気絶縁性で平板状のスペーサ170を複数有する。このスペーサ170は、列置方向Lに列置された複数の二次電池10のうち最も第1エンドプレート110に近い二次電池10と第1エンドプレート110との間、列置方向Lに列置された複数の二次電池10のうち最も可動プレート150に近い二次電池10と可動プレート150との間、及び、列置方向Lに隣り合う二次電池10の間にそれぞれ配置される。
次に、本実施形態の二次電池の拘束方法について説明する。図6〜図11は、実施形態にかかる二次電池の拘束方法を説明する図である。このうち、図9は、図8のD−D断面図である。図10は、図8のE−E断面図である。また、図11は、拘束治具100により複数の二次電池10を拘束した状態(拘束完了状態)を示す図である。なお、図6〜図8及び図11は、拘束治具100のうち第1連結部材130の第1側壁部131を除外した側面図である。
本実施形態の二次電池の拘束方法は、拘束治具100を固定する治具固定部材40と、列置方向Lのうち第2エンドプレート120から第1エンドプレート110に向かう方向である第1列置方向L1(図6〜図8において左から右に向かう方向)に直動して(直線的に真っ直ぐ移動して)可動プレート150を第1列置方向L1に押圧する加圧部材35を有する加圧装置30と、を用いて、第1エンドプレート110と可動プレート150との間に列置された複数の二次電池10に対し、規定の圧縮荷重(拘束荷重)を加える加圧工程を備える(図6参照)。なお、治具固定部材40は、直方体形状の金属部材により形成されている。
加圧装置30は、加圧部材35と、この加圧部材35を列置方向Lに直動させる駆動制御部(図示省略)とを備えている。このうち、加圧部材35は、平板状の押圧部31と、この押圧部31に接続して押圧部31から第1列置方向L1とは反対方向である第2列置方向L2(図6〜図8において右から左に向かう方向)に延びる長尺平板状のシャフト部32とを有する。このうち、押圧部31は、拘束治具100の可動プレート150のうち第2エンドプレート120側を向く第2面150bに接触して、可動プレート150を第1列置方向L1に押圧する。
また、シャフト部32は、図6〜図8に示すように、可動プレート150の第2面150b(第2エンドプレート120側を向く面)に接触させた押圧部31から、第2エンドプレート120の外側を通って(第2エンドプレート120の内部を挿通することなく、)第2列置方向L2に延びる形態とされている。従って、本実施形態では、第2エンドプレート120に対し、加圧部材35のシャフト部32を挿通させるための貫通孔を形成することなく、適切に、加圧部材35によって可動プレート150を押圧して、第1エンドプレート110と可動プレート150との間に列置された複数の二次電池10に対し、規定の圧縮荷重(拘束荷重)を加えることができる。
ここで、本実施形態の拘束方法について詳細に説明する。
まず、拘束治具100の第1エンドプレート110と可動プレート150との間に、スペーサ170を介して、複数の二次電池10を列置方向Lに列置する(図1〜図3参照)。このとき、可動プレート150は可動な状態であり、複数の二次電池10は拘束治具100によって拘束状態とされていない。
次に、拘束治具100内に列置された複数の二次電池10に対し、加圧工程を行う。具体的には、まず、図6に示すように、拘束治具100の第2エンドプレート120のうち第1エンドプレート110側を向く第1面120cに、治具固定部材40のうち第2エンドプレート120側を向く第2面40bを接触させて、第2エンドプレート120が第1列置方向L1に移動しない状態にする。このようにして、治具固定部材40によって拘束治具100を固定する。
なお、このとき、治具固定部材40の底面40dは、拘束治具100のうち第1連結部材130の第1底部133と第2連結部材140の第2底部143とに接触する。従って、本実施形態では、治具固定部材40により、列置方向Lのみならず、高さ方向H(図6において上下方向)にも、拘束治具100が移動しないように拘束治具100が固定される。従って、拘束治具100の第1エンドプレート110のうち第2エンドプレート120側とは反対側(第1列置方向L1)を向く第1面110c(外面)に治具固定部材40を接触させて、拘束治具100が第1列置方向L1に移動しないように固定する場合に比べて、より適切に(安定して)、拘束治具100を固定することができる。
また、本実施形態では、治具固定部材40は、その位置が固定されている。従って、第2エンドプレート120の第1面120cが治具固定部材40の第2面40bに接触し、且つ、第1連結部材130の第1底部133及び第2連結部材140の第2底部143が治具固定部材40の底面40dに接触する位置(この位置を基準位置とする)に、複数の二次電池10が配置(収容)された拘束治具100を移動させることで、治具固定部材40によって拘束治具100を固定する。
さらに、図6に示すように、加圧部材35の押圧部31を、治具固定部材40と可動プレート150との間に配置する。このとき、加圧部材35のシャフト部32は、治具固定部材40及び第2エンドプレート120の外側を通って、押圧部31から第2列置方向L2に延びる位置に配置される。
なお、本実施形態では、加圧部材35は、予め、押圧部31が治具固定部材40に対し第1列置方向L1(図6において右側)に隣り合って位置するように配置されている(図6参照)。従って、前述のように、複数の二次電池10が配置(収容)された拘束治具100を基準位置に移動させることで、加圧部材35の押圧部31が、治具固定部材40と可動プレート150との間に配置されると共に、加圧部材35のシャフト部32が、治具固定部材40及び第2エンドプレート120の外側を通って、押圧部31から第2列置方向L2に延びる位置に配置される。
その後、図7に示すように、加圧部材35を第1列置方向L1に直動させて、可動プレート150を第1列置方向L1に押圧しつつ、押圧部31と第1エンドプレート110との間に可動プレート150及び複数の二次電池10を挟むことで、複数の二次電池10に規定の圧縮荷重(拘束荷重)を加えた加圧状態とする。
そして、この加圧状態を維持したまま(加圧部材35による加圧状態を維持したまま)、固定部材160により可動プレート150を固定する。具体的には、図7及び図8に示すように、固定部材160の雄ネジ162を第2エンドプレート120の雌ネジ122に螺合させつつ、固定部材160を第1列置方向L1に変位(移動)させてゆき、固定部材160の先端部160bを可動プレート150に当接させることで、可動プレート150を固定することができる。このとき、固定部材160は、その雄ネジ162の一部が第2エンドプレート120の雌ネジ122に螺合(係合)した状態で、第2エンドプレート120に保持される。
なお、本実施形態では、ナットランナー50を用いて、固定部材160を第1列置方向L1に移動させる。具体的には、図7に示すように、ナットランナー50を第1列置方向L1に移動させて、ナットランナー50のソケット部51の六角穴51bに、固定部材160の頭部163(六角)を嵌合させる。なお、図7には、第1列置方向L1に移動させる前(図6に示す位置)のナットランナー50を二点鎖線で示している。その後、図8に示すように、このナットランナー50を軸線回りに回転させつつ第1列置方向L1に移動させることで、固定部材160の雄ネジ162を第2エンドプレート120の雌ネジ122に螺合させつつ、固定部材160を第1列置方向L1に変位(移動)させて、固定部材160の先端部160bを可動プレート150に当接させる。
なお、図9に示すように、治具固定部材40には、固定部材160のネジ部161が治具固定部材40を厚み方向(列置方向L)に通過可能とする切り欠き部40fが形成されている。この切り欠き部40fは、治具固定部材40の底面40d側に開口するU字形状をなしている。さらに、図10に示すように、加圧部材35の押圧部31にも、固定部材160のネジ部161が押圧部31を厚み方向(列置方向L)に通過可能とする切り欠き部31fが形成されている。この切り欠き部31fも、押圧部31の底面31d側に開口するU字形状をなしている。
このため、前述のように、第2エンドプレート120の第1面120cに治具固定部材40の第2面40bを接触させ、且つ、加圧部材35の押圧部31によって可動プレート150を第1列置方向L1に押圧した状態で、固定部材160を第1列置方向L1に変位(移動)させて、固定部材160の先端部160bを可動プレート150に当接させることができる(図8参照)。
さらに、後述するように、第2エンドプレート120の第1面120cが治具固定部材40の第2面40bを接触し、加圧部材35の押圧部31が治具固定部材40と可動プレート150との間に配置された状態から、固定部材160の先端部160bを可動プレート150に当接させた状態の拘束治具100を下方に移動させて、拘束治具100を加圧部材35及び治具固定部材40から離間させることができる。
その後、ナットランナー50、加圧部材35、及び治具固定部材40を、拘束治具100から離間させることで、図11に示すように、拘束治具100によって複数の二次電池10が拘束される。なお、本実施形態では、ナットランナー50を第2列置方向L2に移動させて元の位置(図6に示す位置)に戻し、さらに、加圧部材35を第2列置方向L2に移動させて元の位置(図6に示す位置、押圧部31が治具固定部材40と可動プレート150との間に配置される位置)に戻した後、複数の二次電池10を拘束した拘束治具100を下方に移動させることで、拘束治具100を、加圧部材35及び治具固定部材40から離間させる。このとき、複数の二次電池10に加えられている圧縮荷重の反力が、固定部材160を通じて第2エンドプレート120に作用することになる。
上述のような拘束方法によれば、第2エンドプレート120に対し、加圧部材35のシャフト部32を挿通するための貫通孔を形成する必要がないため、第2エンドプレート120の剛性(強度)を確保することができる(図4参照)。
このため、加圧工程において、図7に示すように、加圧部材35によって可動プレート150を第1列置方向L1に押圧することで、第2エンドプレート120は、治具固定部材40から第2列置方向L2への押圧力を受けることになるが、この押圧力による第2エンドプレート120の変形を防止することができる。
さらに、加圧部材35及び治具固定部材40を拘束治具100から離間させて、拘束治具100によって複数の二次電池10を拘束状態にする(図11に示す状態とする)ことで、複数の二次電池10に加えられている圧縮荷重の反力が、固定部材160を通じて第2エンドプレート120に作用しても、第2エンドプレート120が変形するのを防止できる。
以上より、本実施形態の拘束方法によれば、拘束治具100により適切に複数の二次電池10を拘束することができる。
(比較形態)
次に、比較形態について説明する。図12は、比較形態にかかる拘束治具300の平面図である。なお、図12には、拘束治具300に加えて、拘束治具300の拘束対象物である複数の二次電池10を図示している。但し、図12には、拘束治具300によって複数の二次電池10を拘束する前(複数の二次電池10に圧縮荷重を加える前)の状態を示している。図13は、図12のF−F断面図である。図14〜図17は、比較形態にかかる二次電池の拘束方法を説明する図である。
比較形態の拘束治具300は、実施形態の拘束治具100と比較して、第2エンドプレートの形態が異なり、その他は同様である。具体的には、図12及び図13に示すように、拘束治具300の第2エンドプレート320には、後述する加圧装置330の4本のシャフト332を拘束治具300の外部から内部に進入させるために、4本のシャフト332が挿通する貫通孔324が形成されている。
次に、本比較形態の二次電池の拘束方法について説明する。
本比較形態の加圧装置330の加圧部材335は、実施形態の加圧部材35と異なり、列置方向Lに延びる4本のシャフト332を有する(図14参照)。加圧部材335を第1列置方向L1に直動させることで、4本のシャフト332の先端部332bで、可動プレート150を第1列置方向L1に押圧する。
具体的には、まず、図12に示すように、拘束治具300の第1エンドプレート110と可動プレート150との間に、スペーサ170を介して複数の二次電池10を列置する。このとき、可動プレート150は可動な状態であり、複数の二次電池10は拘束治具300によって拘束状態とされていない。
その後、加圧工程に進み、まず、図14に示すように、拘束治具300の第1エンドプレート110のうち第2エンドプレート320側とは反対側(第1列置方向L1)を向く第1面110c(外面)を、治具固定部材340に接触させて、第1エンドプレート110が第1列置方向L1に移動しない状態にする。このようにして、治具固定部材340によって拘束治具300を固定する。
この状態で、図14及び図15に示すように、拘束治具300の外側(図14及び図15において左側)から、加圧部材335の4本のシャフト332が第2エンドプレート320の貫通孔324に挿通するようにして、加圧部材335を第1列置方向L1に直動させ、シャフト332の先端部332bで可動プレート150を第1列置方向L1に押圧する。これにより、可動プレート150と第1エンドプレート110との間に複数の二次電池10を挟んで、複数の二次電池10に規定の圧縮荷重(拘束荷重)を加えた加圧状態とする。
なお、本比較形態では、ナットランナー50は、加圧部材335の内側に配置されており、加圧部材335と共に列置方向Lに直動する。このため、上述のように、加圧部材335を第1列置方向L1に直動させると、ナットランナー50も第1列置方向L1に直動する。そして、前述の加圧状態としたとき、ナットランナー50のソケット部51の六角穴51bに、固定部材160の頭部163(六角)が嵌合する(図15参照)。
次いで、前述の加圧状態を維持したまま(シャフト332の先端部332bで可動プレート150を第1列置方向L1に押圧した状態のまま)、図16に示すように、ナットランナー50を軸線回りに回転させつつ第1列置方向L1に移動させることで、固定部材160の雄ネジ162を第2エンドプレート320の雌ネジ322に螺合させつつ、固定部材160を第1列置方向L1に変位(移動)させて、固定部材160の先端部160bを可動プレート150に当接させる。これにより、固定部材160によって可動プレート150が固定される。
その後、図17に示すように、ナットランナー50、加圧部材335、及び治具固定部材340を、拘束治具300から離間させる。なお、本比較形態では、ナットランナー50及び加圧部材335を第2列置方向L2に移動させて元の位置(図14に示す位置)に戻した後、複数の二次電池10を拘束した拘束治具300を下方に移動させることで、拘束治具300を、加圧部材335及び治具固定部材340から離間させる。これにより、複数の二次電池10に加えられている圧縮荷重の反力が、固定部材160を通じて第2エンドプレート320に作用することになる。
ところで、比較形態の拘束方法では、第2エンドプレート320に対し、加圧部材335の4本のシャフト332を挿通させるための貫通孔324を形成しているため、第2エンドプレート320の剛性が低下する。このため、前述のように、加圧部材335及び治具固定部材340を拘束治具300から離間させることで、複数の二次電池10に加えられている圧縮荷重の反力が、固定部材160を通じて第2エンドプレート320に作用することで、第2エンドプレート320が変形する虞がある。これにより、拘束治具300によって複数の二次電池10を適切に拘束できなくなる虞がある。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
10 二次電池
11 電池ケース
30 加圧装置
31 押圧部
32 シャフト部
35 加圧部材
40 治具固定部材
50 ナットランナー
100 拘束治具
110 第1エンドプレート
120 第2エンドプレート
130 第1連結部材
131 第1側壁部
133 第1底部
140 第2連結部材
141 第2側壁部
142 第2底部
150 可動プレート
160 固定部材
170 スペーサ
L 列置方向
L1 第1列置方向
L2 第2列置方向
W 幅方向
H 高さ方向

Claims (1)

  1. 拘束治具を用いて、列置方向に列置された複数の二次電池に対し前記列置方向に圧縮荷重を加えた状態で、前記複数の二次電池を拘束する
    二次電池の拘束方法において、
    前記拘束治具は、
    前記列置方向について当該拘束治具の一方端部に位置する第1エンドプレート及び他方端部に位置する第2エンドプレートと、
    前記列置方向に延びる形状をなし、前記第1エンドプレートと前記第2エンドプレートとを連結する連結部材と、
    前記第1エンドプレートと前記第2エンドプレートとの間に配置されて前記列置方向に可動とされた可動プレートであって、前記第1エンドプレートと当該可動プレートとの間に前記複数の二次電池を挟みつつ前記複数の二次電池に前記圧縮荷重を加えた状態で当該可動プレートが固定されることで、前記複数の二次電池を拘束する可動プレートと、
    前記可動プレートを固定する固定部材と、を備え、
    前記二次電池の拘束方法は、
    前記拘束治具を固定する治具固定部材と、前記列置方向のうち前記第2エンドプレートから前記第1エンドプレートに向かう方向である第1列置方向に直動して前記可動プレートを前記第1列置方向に押圧する加圧部材と、を用いて、前記第1エンドプレートと前記可動プレートとの間において前記列置方向に列置された前記複数の二次電池に対し、前記圧縮荷重を加える加圧工程を備え、
    前記加圧部材は、
    前記可動プレートのうち前記第2エンドプレート側を向く面に接触して、前記可動プレートを前記第1列置方向に押圧する押圧部と、
    前記押圧部から前記第1列置方向とは反対方向である第2列置方向に延びるシャフト部であって、前記可動プレートのうち前記第2エンドプレート側を向く面に接触させた前記押圧部から、前記第2エンドプレートの外側を通って前記第2列置方向に延びる形態のシャフト部と、を有し、
    前記加圧工程は、
    前記拘束治具の前記第2エンドプレートのうち前記第1エンドプレート側を向く面を前記治具固定部材に接触させて、前記第2エンドプレートが前記第1列置方向に移動しない状態にすることで、前記治具固定部材によって前記拘束治具を固定し、且つ、
    前記加圧部材の前記押圧部を、前記治具固定部材と前記可動プレートとの間に配置した状態とした後、
    前記加圧部材を前記第1列置方向に直動させて、前記押圧部と前記第1エンドプレートとの間に前記可動プレート及び前記複数の二次電池を挟んで、前記複数の二次電池に前記圧縮荷重を加えた加圧状態とし、
    前記加圧状態を維持したまま、前記固定部材により前記可動プレートを固定する
    二次電池の拘束方法。
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