JP2017187968A - 電子機器及び起動シーケンス生成プログラム - Google Patents

電子機器及び起動シーケンス生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザー毎の使用形態に合わせた最適な起動シーケンスへの変更を可能とする。【解決手段】起動シーケンス管理部118により、複数の起動条件を管理し、パネル部105を介して選択された起動条件に基づき、ROM116(不揮発性メモリー)が記憶している機能部毎の初期化モジュールの起動順番を決定し、システム制御部121により、起動順番に対応する初期化モジュールを、ROM116(不揮発性メモリー)から読み出して各機能部を初期化するので、起動条件に応じて起動シーケンスを変更でき、ユーザー毎の使用形態に合わせた最適な起動シーケンスへの変更が可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、起動シーケンスを最適化した電子機器及び起動シーケンス生成プログラムに関する。
たとえば、プリンターや、MFP(Multifunction Peripheral)などの画像形成装置においては、電源がオンされたり、リセットボタンが操作されたりすると、起動シーケンスに従い、各機能部を初期化するプログラムが実行される。
なお、プリンターやMFPにおいては、それぞれ搭載されている機能が異なる。すなわち、たとえばプリンターには、印刷機能、FAX(Facsimile)機能などが搭載されている。一方、MFPには、印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能などが搭載されている。このため、プリンターやMFPにおいての起動シーケンスは、それぞれに搭載されている機能に合わせて設定される。
ところで、プリンターでの起動シーケンスにおいては、いち早く印刷ができることが起動速度に求められる起動条件(以下、PrintReadyという)となっている。一方、MFPでの起動シーケンスにおいては、いち早くコピーができることまでが起動速度に求められる起動条件(以下、ReadytoCopyという)となっている。つまり、起動シーケンスとしてのパフォーマンスの良し悪しは、PrintReadyやReadytoCopyの時間に左右されるという背景がある。
ここで、起動の最適化を図ったものとして、特許文献1では、表示画面への表示にかかる時間を短縮させるプログラムの起動方法を提案している。この起動方法は、装置の全ての構成要素をリセットする第1のリセット手順と、表示装置を含んだ装置の起動画面の表示に関する構成要素以外をリセットする第2のリセット手順と、第1のリセット手順によって装置の全ての構成要素をリセットした後に、起動画面の表示に関する構成要素を動作させるための第1のプログラムをプログラムメモリーからワークメモリーに転送し、ワークメモリーに転送された第1のプログラムに基づいて、表示装置に起動画面を表示させる第1のプログラム起動手順と、第2のリセット手順によって表示装置を含んだ装置の起動画面の表示に関する構成要素以外をリセットした後に、装置の全ての構成要素を動作させるための第2のプログラムをプログラムメモリーからワークメモリーに転送し、ワークメモリーに転送された第2のプログラムに基づいて、装置を起動する第2のプログラム起動手順と、を含む。
特開2011−070306号公報
上述したように、特許文献1でのプログラムの起動方法では、起動画面の表示に関する構成要素を動作させるための第1のプログラムに基づいて表示装置に起動画面を表示させるので、表示画面への画面データの表示にかかる時間を短縮できる。
ところが、このプログラムの起動方法は、予め設定されている起動シーケンスに沿った起動であるため、ユーザー毎の使用形態に合わせた最適な起動シーケンスへの変更ができない、という問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる電子機器及び起動シーケンス生成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、パネル部と、機能部毎の初期化モジュールを記憶する不揮発性メモリーと、複数の起動条件を管理し、前記パネル部を介して選択された前記起動条件に基づき、前記初期化モジュールの起動順番を決定する起動シーケンス管理部と、前記起動順番に対応する初期化モジュールを、前記不揮発性メモリーから読み出して前記各機能部を初期化するシステム制御部とを備えることを特徴とする。
また、前記起動条件は、任意の前記初期化モジュールによる初期化が完了した時点で使用可能とすることを定義したものであり、前記システム制御部は、前記起動条件に対応する前記初期化モジュールによる初期化が完了すると、前記パネル部に使用可能を表示することを特徴とする。
また、前記起動シーケンス管理部は、前記起動順番に対応する前記初期化モジュールを決定し、それぞれの前記初期化モジュールに、次に実行する初期化モジュールを定義することを特徴とする。
本発明の起動シーケンス生成プログラムは、起動シーケンス管理部により、複数の起動条件を管理し、パネル部を介して選択された起動条件に基づき、不揮発性メモリーが記憶している機能部毎の初期化モジュールの起動順番を決定する工程と、システム制御部により、前記起動順番に対応する初期化モジュールを、前記不揮発性メモリーから読み出して前記各機能部を初期化する工程と、を電子機器を制御するコンピューターに実行させることを特徴とする。
本発明の電子機器及び起動シーケンス生成プログラムでは、起動シーケンス管理部により、複数の起動条件を管理し、パネル部を介して選択された起動条件に基づき、不揮発性メモリーが記憶している機能部毎の初期化モジュールの起動順番を決定し、システム制御部により、起動順番に対応する初期化モジュールを、不揮発性メモリーから読み出して各機能部を初期化するので、起動条件に応じて起動シーケンスを変更できる。
本発明の電子機器及び起動シーケンス生成プログラムによれば、起動条件に応じて起動シーケンスを変更できることから、ユーザー毎の使用形態に合わせた最適な起動シーケンスへの変更が可能となる。
本発明の電子機器をMFPに適用した場合の一実施形態を説明するための図である。 図1のROMのメモリーマップの一例を示すものであって、図2(a)はMFPに搭載されているROMのメモリーマップを示し、図2(b)はプリンターに搭載されているROMのメモリーマップを示す図である。 起動シーケンスの最適化について説明するものであって、図3(a)は全体のフローを示し、図3(b)は起動条件選択のフローを示し、図3(c)は起動順番生成のフローを示し、図3(d)は起動シーケンス実行のフローを示す図である。 初期化モジュールの実行処理について説明するものであって、図4(a)はMFPでの初期化モジュールの実行処理を示し、図4(b)はプリンターでの初期化モジュールの実行処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の電子機器の一実施形態を、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての電子機器の一例としては、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能などを搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。
まず、図1に示すように、MFP100は、スキャナー部101、プリンター部102、FAX部103、I/F(インターフェース)104、パネル部105及びHDD106の動作を制御する制御部110を備えている。
スキャナー部101は、イメージセンサ(図示省略)によって読み取られる、図示しない用紙上の画像をデジタルの画像データに変換し、制御部110に入力するデバイスである。プリンター部102は、制御部110から出力される印刷データに基づき、図示しない用紙上に画像を印刷するデバイスである。FAX部103は、制御部110から出力されるデータを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方ファクシミリからのデータを受信して制御部110に入力するデバイスである。
I/F104は、ネットワークを介し、他のMFP100やユーザー端末などとの通信を受け持つ。なお、I/F104は、図示しないコンテンツサーバーやウェブサーバーなどとの通信を受け持ってもよい。パネル部105は、MFP100の印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能や、各種設定のための表示を行うタッチパネルなどのデバイスである。HDD106は、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラムなどを記憶している記憶デバイスである。また、HDD106は、ユーザー端末側から登録された印刷ジョブを記憶するユーザーボックスを有している。
制御部110は、アプリケーションプログラム、画像形成プログラム、及び制御プログラムなどの各種プログラムを実行してMFP100全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部110は、スキャナー制御部111、プリンター制御部112、FAX(Facsimile)制御部113、通信制御部114、RAM(Random Access Memory)115、ROM(Read−Only Memory)116、画像処理部117、起動シーケンス管理部118、パネル操作制御部119、HDD制御部120、システム制御部121を備えている。また、これらは、データバス122に接続されている。
スキャナー制御部111は、スキャナー部101の読み取り動作を制御する。プリンター制御部112は、プリンター部102の印刷動作を制御する。FAX制御部113は、FAX部103によるデータの送受信動作を制御する。通信制御部114は、I/F104を介し、ネットワーク経由でのデータなどの送受信の制御を行う。RAM115は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。また、RAM115は、画像処理部117によって画像処理された印刷データを記憶する。ROM116には、各部の動作チェックなどを行う制御プログラムなどが記憶されている。起動シーケンス生成プログラムは制御プログラムの一つである。
画像処理部117は、スキャナー部101によって読み取られた画像データに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。また、画像処理部117は、HDD106のユーザーボックスに登録された印刷ジョブに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。なお、システム制御部121は、画像処理部117が画像処理した印刷データを、一旦、RAM115に記憶させる。
起動シーケンス管理部118は、起動シーケンス及び複数の起動条件を管理する。なお、起動条件は、ユーザーの使用形態に合わせたものであるが、詳細については後述する。パネル操作制御部119は、パネル部105の表示動作を制御する。また、パネル操作制御部119は、パネル部105を介し、印刷、コピー、FAX、ネットワーク経由でのデータ送受信などの設定を受け付ける。HDD制御部120は、HDD106に対するデータの読み出し及び書き込みなどを制御する。システム制御部121は、各部の連携動作などを制御する。
次に、図2を参照し、ROM116のメモリーマップの一例について説明する。なお、図2(a)はMFP100に搭載されているROM116のメモリーマップを示し、図2(b)はMFP100のROM116との比較のためのものであって、図示しないプリンターに搭載されているROMのメモリーマップを示している。なお、図2(b)において、図1に示したMFP100の構成と共通する部分には同一符号を付して説明する。
まず、図2(a)に示すように、MFP100のROM116には、記憶領域116a〜116kが設けられている。記憶領域116aには、MFP100の起動シーケンスの起動条件であるReadytoCopyが記憶されている。なお、記憶領域116aに記憶されている起動条件は、起動シーケンス管理部118が管理している複数の起動条件から選択されたものである。また、ここでの起動条件であるReadytoCopyは、MFP100での起動シーケンスにおいて、いち早くコピーができることまでを定義した条件である。言い換えれば、ReadytoCopyは、少なくともコピー機能までの初期化が完了した時点で使用可能とすることを定義したものである。
記憶領域116bには、JOBの実行情報を管理する図示しないJOB実行情報管理部を初期化するJOB実行情報管理部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116cには、パネル操作制御部119を初期化するパネル操作制御部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116dには、図示しないコピーアプリケーション管理部を初期化するコピーアプリケーション初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116eには、図示しないログ情報管理部を初期化するログ情報管理部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116fには、プリンター制御部112を初期化するプリンター制御部初期化モジュールが記憶されている。
記憶領域116gには、スキャナー制御部111を初期化するスキャナー制御部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116hには、図示しないアカウント情報管理部を初期化するアカウント情報管理部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116iには、HDD制御部120を初期化するストレージ制御部初期化モジュールが記憶されている。なお、ストレージ制御部初期化モジュールは、HDD制御部120を初期化するものに限らず、USB(Universal Serial Bus)メモリーの駆動制御部や、SSD(solid state drive)の駆動制御部を併せて初期化してもよい。記憶領域116jには、図示しないFAX予約情報管理部を初期化するFAX予約情報管理部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116kには、通信制御部114を初期化する通信制御部初期化モジュールが記憶されている。
一方、図2(b)に示すように、図示しないプリンターのROM116には、記憶領域116l〜116tが設けられている。記憶領域116lには、プリンターの起動シーケンスの起動条件であるPrintReadyが記憶されている。なお、記憶領域116lに記憶されている起動条件は、起動シーケンス管理部118が管理している複数の起動条件から選択されたものである。また、ここでの起動条件であるPrintReadyは、プリンターでの起動シーケンスにおいて、いち早く印刷ができるまでを定義した条件である。言い換えれば、PrintReadyは、少なくとも印刷機能の初期化が完了した時点で使用可能とすることを定義したものである。記憶領域116mには、JOBの実行情報を管理するJOB実行情報管理部を初期化するJOB実行情報管理部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116nには、パネル操作制御部119を初期化するパネル操作制御部初期化モジュールが記憶されている。
記憶領域116oには、図示しないコピーアプリケーション管理部を初期化するコピーアプリケーション初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116pには、図示しないログ情報管理部を初期化するログ情報管理部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116qには、プリンター制御部112を初期化するプリンター制御部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116rには、図示しないアカウント情報管理部を初期化するアカウント情報管理部初期化モジュールが記憶されている。記憶領域116sには、ストレージ制御部を初期化するストレージ制御部初期化モジュールが記憶されている。なお、ストレージ制御部初期化モジュールは、内蔵の記憶デバイスの駆動制御部や、USB(Universal Serial Bus)メモリーの駆動制御部を併せて初期化するものであってもよい。記憶領域116tには、通信制御部114を初期化する通信制御部初期化モジュールが記憶されている。
次に、図3を参照し、起動シーケンスの最適化について説明する。なお、以下に説明する手順は、MFP100やプリンターの組み立て段階で実行される。また、以下に説明する起動条件とは、図2(a)に示した記憶領域116aに記憶されているReadytoCopy、図2(b)に示した記憶領域116lに記憶されているPrintReadyを示している。
まず、全体のフローは、図3(a)に示すように、ステップS101での起動条件選択受付が実行されると、ステップS102での起動順番生成が実行され、ステップS103での起動シーケンス実行で全体の処理が終了となる。
次に、ステップS101〜ステップS103でのそれぞれの処理を個別に説明する。
まず、図3(b)により、ステップS101の起動条件選択のフローについて説明する。
(ステップS201)
システム制御部121は、パネル操作制御部119に対し、パネル部105を介して起動シーケンス管理部118が管理している起動条件の選択を受け付けさせる。
ここで、起動条件は、ユーザーの使用形態に合わせ複数用意されているため、パネル部105には複数の起動条件が表示される。
そして、パネル部105に表示された複数の起動条件のいずれかを選択する。起動条件の選択は、パネル部105のタッチ操作で行うことができる。なお、システム制御部121は、選択された起動条件を、ROM116の記憶領域116aに記憶させる。
一方、プリンターの場合も同様に、パネル操作制御部119に対し、パネル部105を介して起動シーケンス管理部118が管理している起動条件の選択を受け付けさせる。この場合、システム制御部121は、ROM116の記憶領域116lに記憶させる。
次に、図3(c)により、ステップS102の起動順番生成のフローについて説明する。なお、起動順番生成は、起動シーケンス管理部118が起動シーケンス生成プログラムを実行することにより行われる。
(ステップS301)
ここでは、起動シーケンス管理部118が選択された起動条件から初期化モジュールの起動順番を決定する。
(ステップS302)
ここでは、起動シーケンス管理部118が起動順番に対応する初期化モジュールを決定する。
(ステップS303)
ここでは、起動シーケンス管理部118が起動順番を決定したそれぞれの初期化モジュールに対し、次に実行する初期化モジュールを定義する。なお、起動シーケンス管理部118は、実行が最後となる初期化モジュールに対しては、次に実行する初期化モジュールを定義しない。
次に、図3(d)により、ステップS103での起動シーケンス実行のフローについて説明する。
(ステップS401)
ここでは、システム制御部121が、起動シーケンス管理部118が管理している起動順番に従い、ROM116から初期化モジュールを読み出して初期化を実行する。
次に、図4を参照し、初期化モジュールの実行処理について説明する。なお、図4(a)はMFP100での初期化モジュールの実行処理を示し、図4(b)はプリンターでの初期化モジュールの実行処理を示している。なお、図4(a)(b)の実行処理は、選択された起動条件に従ったものとする。
まず、図4(a)を参照し、MFP100での初期化処理について説明する。なお、以下の説明では、システム制御部121が起動シーケンス管理部118で管理している起動順番に従い、起動シーケンスを実行するものとする。また、システム制御部121は、ROM116の記憶領域116aに記憶されている選択された起動条件を確認しているものとする。
(ステップS501)
まず、システム制御部121は、ROM116の記憶領域116bに記憶されているJOB実行情報管理部初期化モジュールを読み出し、JOBの実行情報を管理する図示しないJOB実行情報管理部を初期化する。
システム制御部121は、JOB実行情報管理部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS502に移行する。
(ステップS502)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116gに記憶されているスキャナー制御部初期化モジュールを読み出し、スキャナー制御部111を初期化する。
システム制御部121は、スキャナー制御部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS503に移行する。
(ステップS503)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116fに記憶されているプリンター制御部初期化モジュールを読み出し、プリンター制御部112を初期化する。
システム制御部121は、プリンター制御部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS504に移行する。
(ステップS504)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116cに記憶されているパネル操作制御部初期化モジュールを読み出し、パネル操作制御部119を初期化する。
システム制御部121は、パネル操作制御部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS505に移行する。
(ステップS505)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116eに記憶されているログ情報管理部初期化モジュールを読み出し、図示しないログ情報管理部を初期化する。
システム制御部121は、ログ情報管理部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS506に移行する。
(ステップS506)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116dに記憶されているコピーアプリケーション初期化モジュールを読み出し、図示しないコピーアプリケーション管理部を初期化する。
ここで、システム制御部121は、起動条件であるReadytoCopyがコピーアプリケーション管理部を初期化するまでとなっているため、パネル操作制御部119を介し、パネル部105に使用可能を表示させる。
また、システム制御部121は、コピーアプリケーション初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS507に移行する。
(ステップS507)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116hに記憶されているアカウント情報管理部初期化モジュールを読み出し、図示しないアカウント情報管理部を初期化する。
システム制御部121は、アカウント情報管理部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS508に移行する。
(ステップS508)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116iに記憶されているストレージ制御部初期化モジュールを読み出し、HDD制御部120を初期化する。
システム制御部121は、ストレージ制御部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS509に移行する。
(ステップS509)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116jに記憶されているFAX予約情報管理部初期化モジュールを読み出し、図示しないFAX予約情報管理部を初期化する。
システム制御部121は、FAX予約情報管理部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS510に移行する。
(ステップS510)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116kに記憶されている通信制御部初期化モジュールを読み出し、通信制御部114を初期化する。
ここで、システム制御部121は、通信制御部初期化モジュールに次に実行する初期化モジュールが定義されていないため、初期化処理を終了する。
なお、図4(a)では、ReadytoCopyが、ステップS501でのJOB実行情報管理部初期化モジュールによる初期化からステップS506でのコピーアプリケーション初期化モジュールによる初期化までとなっているが、起動条件によっては、たとえばステップS502でのキャナー制御部初期化モジュールや、ステップS505でのログ情報管理部初期化モジュールによる初期化がReadytoCopyから外れる場合もある。つまり、ReadytoCopy内の初期化モジュールの数は任意であり、さらに組み合わせが自由である。そして、このような初期化モジュールの数及び組み合わせは、それぞれ異なる起動条件によって区別される。
次に、図4(b)を参照し、プリンターでの初期化モジュールの実行処理について説明する。なお、以下の説明では、システム制御部121が起動シーケンス管理部118で管理している起動順番に従い、起動シーケンスを実行するものとする。また、システム制御部121は、ROM116の記憶領域116lに記憶されている選択された起動条件を確認しているものとする。
(ステップS601)
まず、システム制御部121は、ROM116の記憶領域116bに記憶されているJOB実行情報管理部初期化モジュールを読み出し、JOBの実行情報を管理する図示しないJOB実行情報管理部を初期化する。
システム制御部121は、JOB実行情報管理部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS602に移行する。
(ステップS602)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116qに記憶されているプリンター制御部初期化モジュールを読み出し、プリンター制御部112を初期化する。
システム制御部121は、プリンター制御部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS603に移行する。
(ステップS603)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116tに記憶されている通信制御部初期化モジュールを読み出し、通信制御部114を初期化する。
システム制御部121は、通信制御部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS604に移行する。
(ステップS604)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116pに記憶されているログ情報管理部初期化モジュールを読み出し、図示しないログ情報管理部を初期化する。
システム制御部121は、ログ情報管理部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS605に移行する。
(ステップS605)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116oに記憶されているコピーアプリケーション初期化モジュールを読み出し、図示しないコピーアプリケーション管理部を初期化する。
ここで、システム制御部121は、起動条件であるPrintReadyが図示しないコピーアプリケーション管理部を初期化するまでとなっているため、パネル操作制御部119を介し、パネル部105に使用可能を表示させる。
また、システム制御部121は、コピーアプリケーション初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS606に移行する。
(ステップS606)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116rに記憶されているアカウント情報管理部初期化モジュールを読み出し、図示しないアカウント情報管理部を初期化する。
システム制御部121は、アカウント情報管理部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS607に移行する。
(ステップS607)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116sに記憶されているストレージ制御部初期化モジュールを読み出し、ストレージ制御部を初期化する。
システム制御部121は、ストレージ制御部初期化モジュールに定義されている、次に実行する初期化モジュールを確認し、ステップS608に移行する。
(ステップS608)
システム制御部121は、ROM116の記憶領域116nに記憶されているパネル操作制御部初期化モジュールを読み出し、パネル操作制御部119を初期化する。
ここで、システム制御部121は、パネル操作制御部初期化モジュールに次に実行する初期化モジュールが定義されていないため、初期化処理を終了する。
なお、図4(b)では、PrintReadyが、ステップS601でのJOB実行情報管理部初期化モジュールによる初期化からステップS605でのコピーアプリケーション初期化モジュールによる初期化までとなっているが、起動条件によっては、たとえばステップS603での通信制御部初期化モジュールや、ステップS604でのログ情報管理部初期化モジュールによる初期化がPrintReadyから外れる場合もある。つまり、PrintReady内の初期化モジュールの数は任意であり、さらに組み合わせが自由である。そして、このような初期化モジュールの数及び組み合わせは、上記同様に、それぞれ異なる起動条件によって区別される。
このように、本実施形態では、起動シーケンス管理部118により、複数の起動条件を管理し、パネル部105を介して選択された起動条件に基づき、ROM116(不揮発性メモリー)が記憶している機能部毎の初期化モジュールの起動順番を決定し、システム制御部121により、起動順番に対応する初期化モジュールを、ROM116(不揮発性メモリー)から読み出して各機能部を初期化するので、起動条件に応じて起動シーケンスを変更でき、ユーザー毎の使用形態に合わせた最適な起動シーケンスへの変更が可能となる。
また、本実施形態では、ROM116に機能部毎の初期化モジュールを記憶させ、起動順番を任意の起動条件に応じて決定するので、起動シーケンスを少ない工数で切り替えることができ、起動シーケンスの検討工数を削減することができる。
また、本実施形態では、任意の起動条件に応じた起動順番で起動シーケンスを実行させることで、最適な起動シーケンスを割り出すことができ、現状のハードウェアリソースとして最速の起動シーケンスを容易に確認できる。
100 MFP
101 スキャナー部
102 プリンター部
103 FAX部
104 I/F
105 パネル部
106 HDD
110 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114 通信制御部
115 RAM
116 ROM
116a〜116k、116l〜116t 記憶領域
117 画像処理部
118 起動シーケンス管理部
119 パネル操作制御部
120 HDD制御部
121 システム制御部
122 データバス

Claims (4)

  1. パネル部と、
    機能部毎の初期化モジュールを記憶する不揮発性メモリーと、
    複数の起動条件を管理し、前記パネル部を介して選択された前記起動条件に基づき、前記初期化モジュールの起動順番を決定する起動シーケンス管理部と、
    前記起動順番に対応する初期化モジュールを、前記不揮発性メモリーから読み出して前記各機能部を初期化するシステム制御部とを備える
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記起動条件は、任意の前記初期化モジュールによる初期化が完了した時点で使用可能とすることを定義したものであり、
    前記システム制御部は、前記起動条件に対応する前記初期化モジュールによる初期化が完了すると、前記パネル部に使用可能を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記起動シーケンス管理部は、前記起動順番に対応する前記初期化モジュールを決定し、それぞれの前記初期化モジュールに、次に実行する初期化モジュールを定義することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 起動シーケンス管理部により、複数の起動条件を管理し、パネル部を介して選択された起動条件に基づき、不揮発性メモリーが記憶している機能部毎の初期化モジュールの起動順番を決定する工程と、
    システム制御部により、前記起動順番に対応する初期化モジュールを、前記不揮発性メモリーから読み出して前記各機能部を初期化する工程と、を電子機器を制御するコンピューターに実行させる
    ことを特徴とする起動シーケンス生成プログラム。
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