JP2017186877A - 取付金具及び取付金具の連結構造 - Google Patents

取付金具及び取付金具の連結構造 Download PDF

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【課題】 本願は、ケラバ部、棟部といった屋根の部位を問わず、汎用的に用いることができる取付金具を提供することを目的とする。また、本願は、この取付金具を棟部に用いる場合に、様々な構造材のサイズに対応することができるとともに、容易に位置合せができ、かつ、屋根の流れ方向への荷重に強い取付金具の連結構造を提供することを目的とする。【解決手段】 本願は、台座と、屋根材固定体とが、回動軸によって回動可能に連結された取付金具である。回動軸は、両端に台座と屋根材固定体との連結箇所の外側よりも両外側に突出されたねじ部を有する。ねじ部は、連結箇所の外側とナットとの間に他部材を固定可能である。【選択図】 図1

Description

本願は、H形鋼等の構造材に屋根材等を取り付けるための取付金具に関するものである。また、本願は、H形鋼等の構造材で構成された棟部に用いる取付金具の連結構造に関するものである。
図7のケラバ納め構造とその支持金具は、 タイトフレーム4の上に固定した支持金具7に対してケラバ包み板6の内側部63をビス止め固定する。
図8の建築用受具は、受部本体2と、該受部本体2が設置されると共に該受部本体2の設置位置を中心として両側に貫通孔13が形成された長方形状の台座1と、断面コ字形状で且つ上片31側に締付螺子部4が設けられてなる2つの係止部材Aとを具備する。前記係止部材Aの前記締付螺子部は前記台座1の前記貫通孔13に貫通されると共に、前記係止部材Aは水平面上を回動自在とすると共に前記締付螺子部4の締付にて固定される。
図9の取付金具には、横方向に貫通されているボルトが示されている。このボルトは、台座A2の側壁部22・22と屋根材固定体A1の起立部12との一側の重なり箇所と、他側の重なり箇所とを貫通している。このボルトは、枢軸の機能を果たしており、屋根材固定体A1と台座A2、または台座A2と回動体A3とが組み合わせられる役目を果たすとともに、それらが動くための軸となっている。
図10の金属製折版屋根は、長尺に形成された一方の金属製折版屋根本体の棟側端部と長尺に形成された他方の金属製折版屋根本体の棟側端部とを対向させた状態で梁上に配設するとともに、これら折版屋根本体の一方の棟側端部上面と他方の棟側端部上面とに亘り該棟側端部間を被う棟押え板を当てがってビス等の止着具で前記両棟側端部に棟押え板の両側が固着されている。
特開平8−42075号公報 特開2016−6271号公報 特開2002−4432号公報
実開昭60−91732号公報
図7で示したケラバ納め構造とその支持金具は、ケラバ部に用いるタイトフレームと、それ以外の部位に用いるタイトフレームが別々に必要である。そのため、コストが高くなっていた。
図8で示した建築用受具は、棟部に用いるが、それ以外の部位には別の取付金具が必要である。また、棟が一本梁で構成されている場合、建築用受具を互い違いに取り付けなければならず、屋根材の山谷の位置がずれた状態になってしまう。
図9で示した取付金具は、軸ボルトの実施例として、一端が頭部で、他端がねじ部である一般的な形状の六角ボルトが記載されている。この場合、ねじ部側には他部材を取り付けられるが、頭部側には他部材を取り付けることが困難である。したがって、軸ボルトの向きが異なるものを準備しなければならず、しかもねじ部が突出している側でなければ後付で他部材を取り付けることができなかった。また、特許文献3の図11にボルトを2本使用した実施例も示されているが、台座と屋根材固定体を単につなぐボルトにすぎず、連結箇所の外側に他部材を取り付けることは想定されていなかった。
図10で示した金属製折版屋根は、棟をはさんで両側の折版屋根同士が棟押え板だけでつながれた構成なので、屋根の流れ方向への荷重に弱かった。
本願は、ケラバ部、棟部といった屋根の部位を問わず、汎用的に用いることができる取付金具を提供することを目的とする。また、本願は、この取付金具を棟部に用いる場合に、様々な構造材のサイズに対応することができるとともに、容易に位置合せができ、かつ、屋根の流れ方向への荷重に強い取付金具の連結構造を提供することを目的とする。
本願は、台座と、屋根材固定体とが、回動軸によって回動可能に連結された取付金具である。回動軸は、両端に台座と屋根材固定体との連結箇所の外側よりも両外側に突出されたねじ部を有する。ねじ部は、連結箇所の外側とナットとの間に他部材を固定可能である。
また、本願は、上記に加え、先述の取付金具が連結部材によって連結された取付金具の連結構造である。連結部材は、複数のねじ係合部を有する。2つの取付金具が、構造材の上辺部に取り付けられ、一方の取付金具のねじ部と、他方の取付金具のねじ部とが、ねじ係合部に係合され、ナットで固定されて連結されている。
本願の取付金具は、回動軸のねじ部が、両端に台座と屋根材固定体との連結箇所の外側よりも外側に突出された構成である。そのため、ケラバ部、棟部、それ以外の部分を問わず、汎用的に用いることができる。たとえば、本願の取付金具がケラバ部に用いられる場合、ねじ部に関して左右向きを問わず、同じ取付金具を用いて、左右のケラバ部材固定金具を組み合わせることができる。
また、本願の取付金具が棟部に用いられる場合、すなわち本願の取付金具の連結構造は、ねじ部に対して連結部材を係合させ、2つの取付金具を組み合わせて用いることができる。そのため、棟が一本梁で構成されている場合であっても、建築用受具を互い違いに取り付けなくてもよい上、連結部材を用いるために屋根材の山谷の位置がずれた状態にならず、取付金具の位置決めが容易である。
本願の取付金具の連結構造は、連結部材を用いて、屋根材同士が棟押え板だけでつながれた構成ではなく、取付金具同士が連結部材によって強固に連結されている。さらに、ねじ部が両外側に突出されているので、そのねじ部両方に連結部材を組み合わせることができる。そのため、屋根の流れ方向への荷重に強い構造になっている。
本願の取付金具の実施例を示す説明図である。 本願の取付金具が取り付けられた状態を示す実施例の説明図である。 本願の取付金具が取り付けられた状態を示す実施例(ケラバ部)の説明図である。 本願の取付金具の連結構造の実施例を示す説明図である。 本願の取付金具の連結構造の実施例(棟部)を示す説明図である。 本願の取付金具の連結構造に用いられる連結部材の実施例を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。
本願の取付金具及び取付金具の連結構造の実施例について、図面に基づいて説明する。図1は、本願の取付金具の実施例を示す説明図である。図2は、本願の取付金具を用いて屋根材を取り付けた実施例を示す説明図である。図3は、本願の取付金具を用いてケラバ部材を取り付けた実施例を示す説明図である。図4は、本願の取付金具の連結構造の実施例を示す説明図である。図5は、本願の取付金具の連結構造を棟部(一本梁)に用いた実施例を示す説明図である。図6は、本願の取付金具の連結構造で用いる連結部材の実施例を示す説明図である。
本願の取付金具及び取付金具の連結構造において、屋根材とは、吊子やタイトフレームといった取付金具を用いて取り付けられるものである。その中でも縦葺き屋根材、折板等が最適である。
まず、本実施例の取付金具Aが用いられる屋根材Yの一例について説明する。この屋根材Yは金属製であって折板と称されており、谷部Y1と、その左右の斜面部Y2・Y2とを有しており、斜面部Y2・Y2には取付金具Aの屋根材固定体A2に嵌めるための嵌合部Y21・Y21が形成されている。そして、斜面部Y2・Y2の両端は、それぞれ外側方向に延出されて水平状部Y3・Y3が形成されている。一方の水平状部Y3の端部には内側ハゼY4が、他方の水平状部Y3の端部には外側ハゼY5が形成されている。
まず、本願の取付金具について、図1で説明する。なお、本実施例の取付金具Aは、隣り合う屋根材Y・Yの谷部Y1・Y1同士の間に配置される、いわゆる「独立型」の取付金具Aであり、構造材E上に溶接することなく固定されるものである。ただし、本実施例は一例であり、本願の取付金具は、構造材E上に固定される仕組みを問わず、本実施例に限定されるものではない。
本実施例の取付金具Aにおいて、台座A1は、挿入口A111を有する本体A11と、締付手段A13と組み合わされた押圧体A12とを有している。挿入口A111は、取付金具Aを構造材Eの上辺部E1に嵌めるための部分である。本実施例の挿入口A111は、一方向に開口する側面視略コ字状に形成されている。
挿入口A111・A111の上辺は、側面から外側に折り曲げられて形成されている。ここが、構造材Eの上辺部E1の表面側への当接部分となる。そのため、構造材Eの上辺部E1の表面側に「面」で当接することになり、取付金具Aを安定した状態に取り付けることができる。
本体A11は、押圧体A12と組み合わされた締付手段A13に対して略平行な傾斜部23を形成している。こうすることによって、締付手段A13を締め付けたときに、後述する押圧体A12が傾斜部23に沿ってスライドし、引き上げられる。
押圧体A12は、締付手段A13によって引き上げられたときに、構造材Eの上辺部E1の裏面側と、傾斜部23の間において、楔のような役割を果たす。
締付手段A13は、本実施例のようなボルト・ナット(固定用ナットA13a)であることが望ましい。ボルトは、押圧体A12が、台座A1の挿入口A111が構造材Eの上辺部E1にはめられ、締付手段A13が締め付けられたときに押圧体A12の上面が構造材Eの上辺部E1の裏面側に押圧される長さであればよい。そのため、ボルトは短いものでよい。
本実施例の取付金具Aにおいて、屋根材固定体A2は、全体的に、下向きに開口する断面略コ字状であり、両肩が突出している形状である。屋根材固定体A2は、頂部分A21aとその左右両側を斜めに折り下げた斜辺部分A21b・A21bと、斜辺部分A21b・A21bを内側方向に折り曲げた箇所である突出部分A21c・A21cとから成る頭部A21を有している。そして、突出部分A21c・A21cの下端から下方向に延出された起立部A22・A22が形成されている。この起立部A22・A22には、回動軸A3を挿通するための回動軸用孔が形成されている。なお、本実施例における屋根材固定体A2の形状は一例であり、屋根材Yを固定でき、後述の台座A1と連結できればよい。
本願の取付金具において、回動軸A3は、台座A1と、屋根材固定体A2とを回動可能に連結させるものである。さらに、回動軸A3は、両端に台座A1と屋根材固定体A2との連結箇所の外側よりも外側に突出されたねじ部A31・A31を有する。本実施例では、回動軸A3は、寸切りボルト(全ねじボルト)によって形成されている。このほか、頭部を有する六角ボルト等を2本組み合わせて用いてもよい。この場合、お互いの頭部が内側、お互いのねじ部A31・A31が外側を向くように組み合わされる。すなわち、本願の取付金具において、回動軸A3は、少なくとも両外側に突出された部分にねじ切りが形成されていればよい。なお、回動軸A3は、1本の寸切りボルト(全ねじボルト)を貫通させて形成されることで、コストが低い上、軸ずれしにくい構成とすることができる。
ねじ部A31・A31は、他部材をナットNで固定可能な程度の長さを有する。本実施例の場合、ねじ部A31には、台座A1に屋根材固定体A2を固定するためのナットN、連結部材等の板状部材(他部材)、他部材を固定するためのナットNが固定される長さが必要である。また、ねじ部A31は、取り付けられた屋根材Yの裏面にその先端が当接しない長さである。
次に、本願の取付金具を用いて、屋根材Yを取り付ける実施例について、図2で説明する。なお、本実施例における取付部位は、ケラバ部及び棟部以外の部分である。
図2、図3及び図5に示した構造材Eは、上辺部E1と下辺部とを有するH形鋼と称されるものである。まず、取付金具Aの台座A1の挿入口A111を構造材Eの上辺部E1の一側にはめる。次に、押圧体A12の挿通孔から、台座A1の締付手段挿通部にボルトを貫通し、締付手段挿通部の外側に座金をはめ、固定用ナットA13aを締める。このとき、押圧体A12は、挿入口A111内に徐々に突出していく。また、構造材Eの上辺部E1の裏面側に徐々に押圧されるので、押圧体A12によって取付金具Aがしっかり固定されるまで固定用ナットA13aを締め付ける。
なお、屋根材固定体A2は、台座A1に取り付けられた回動軸A3を軸にして揺動させることができる。このため、屋根の勾配に応じて屋根材固定体A2が前後に傾くので、勾配に合わせて動かしてから回動軸A3の両側端部に組み合わせられたナットNをきつく締め、屋根材Yが添う状態にして固定する。
そして、図2に示す通り、左右の取付金具A・A間に屋根材Yの谷部Y1が位置するようにし、それらの取付金具A・Aの屋根材固定体A2・A2の突出部分A21c・A21cに屋根材Y・Yの嵌合部Y21・Y21をはめる。このとき、すでに施工された屋根材Yの内側ハゼY4に、次に施工する屋根材Yの外側ハゼY5をかぶせ、さらにそのかぶせた外側ハゼY5をハゼ締めして屋根材Y・Yを施工していく。
次に、本願の取付金具を用いて、ケラバ部にケラバ部材Kを取り付ける実施例について、図3で説明する。
本実施例の取付金具Aは、最もケラバに近い位置に取り付けられるものである。この取付金具Aの両外側に突出されたねじ部A31・A31のうち、ケラバ側のねじ部A31に、ケラバ部材固定金具Bを取り付ける。このとき、ねじ部A31が、ケラバ部材固定金具Bの挿通孔に挿通され、外側のナットNによって締め付けられることで取り付けられる。
これに加え、本実施例の取付金具Aに対して、ケラバ部材固定金具Bをビス等の止着具で補助的に止着してもよい。ケラバ部材固定金具Bは、取付金具Aのねじ部A31にナットNで取り付けられた状態なので、取付金具Aに対してビス等の止着具を打ち込みやすく、施工しやすい。
その後、本実施例の取付金具A及びケラバ部材固定金具Bに対して、ケラバ部材Kが取り付けられる。本実施例では、ビス等の止着具を用いているが、ケラバ部材Kの取付方法自体は問わない。
なお、本願の取付金具は、両外側にねじ部A31・A31が突出されている。そのため、両ケラバ部のどちらにも用いることができる。
次に、本願の取付金具が、棟部に取り付けられる実施例(本願の取付金具の連結構造)について、図4から図6で説明する。なお、本実施例では、棟部が構造材(H形鋼)1本で構成されている「一本梁」の場合を示している。
本願の取付金具が、棟部に取り付けられる場合、連結部材Cを用いる。本実施例の連結部材Cは、帯状であって、複数のねじ係合部C1・C1・C1・C1を有する。図4から図5に示した連結部材Cでは、ねじ係合部C1・C1・C1・C1は孔(ねじ係合孔)として設けられている。構造材(H形鋼)の寸法は規格化されている。そのため、所定の間隔をおいて複数のねじ係合孔をあらかじめ設けておくことで、様々な寸法の構造材(H形鋼)に用いることが可能である。
本願の連結部材は、ねじ係合部C1を現場で穿孔等により形成させてもよい。一般的には構造材(H形鋼)の寸法は規格化されているが、まれに規格に沿った寸法でない場合がある。その場合に、現場でねじ係合部C1を形成させるのが有効である。このとき、あらかじめ1つだけねじ係合部C1を形成させておき、実際の位置にあわせて穿孔等により形成させるとよい。
また、ねじ係合部C1は、図4から図5に示すようなねじ係合孔に限定されるものではない。図6に示すように、長孔で形成(a)させたり、略U字状の切り欠きで形成(b)させたりしてもよい。図6に示すような長孔や略U字状の切り欠きとした場合、本願の取付金具に、連結部材C・Cを係合させ、ナットNを遊嵌させておくことができる。こうすることで、構造材Eに取付金具Aを取り付けながら、その構造材Eの寸法に合わせた調整がしやすくなる。
棟部に対して、本実施例の取付金具Aが取り付けられる場合、まず、H形鋼の上辺部E1の一側に固定される。そして、挿入口A111・A111を対向させるように、別の取付金具AがH形鋼の上辺部E1の他側に固定される。このとき、H形鋼上で2つの取付金具A・Aの位置を合わせる。
この2つの取付金具A・Aのねじ部A31・A31同士にかけわたすように連結部材Cを係合させ、それぞれナットNで固定されて連結されている。本実施例では、2つの連結部材C・Cを用い、一方のねじ部A31・A31同士、及び他方のねじ部A31・A31同士がそれぞれ連結されている。
そして、棟部以外と同様に、屋根材Yが屋根材固定体A2に固定される。このとき、棟部の取付金具A・Aが、2つの連結部材C・Cを用いて連結されているので、屋根の流れ荷重に対して強い構成となる。ここで、本実施例のように、台座A1が挿入口A111を有する場合、屋根の流れ荷重が掛かったときに、2つの取付金具A・Aのうち、一方の挿入口A111が構造材Eの上辺部E1に強く押し当てられる構造になっている。したがって、本願の取付金具の連結構造は、溶接でない方法によって構造材等に固定されるタイトフレーム等のうち、台座A1が挿入口A111を有するものに適用するのが効果的である。
A 取付金具
A1 台座
A11 本体
A111 挿入口
A112 回動軸用孔
A12 押圧体
A13 締付手段
A13a 固定用ナット
A2 屋根材固定体
A21 頭部
A21a 頂部分
A21b 斜辺部分
A21c 突出部分
A22 起立部
A22a 回動軸用孔
A3 回動軸
A31 ねじ部
B ケラバ部材固定金具
B1 ねじ係合部
K ケラバ部材
S 止着具
C 連結部材
C1 ねじ係合部
Y 屋根材
Y1 谷部
Y2 斜面部
Y21 嵌合部
Y3 水平状部
Y4 内側ハゼ
Y5 外側ハゼ
E 構造材
E1 上辺部
N ナット

Claims (2)

  1. 台座と、
    屋根材固定体とが、
    回動軸によって回動可能に連結された取付金具であって、
    前記回動軸は、
    両端に台座と屋根材固定体との連結箇所の外側よりも両外側に突出されたねじ部を有し、
    該ねじ部は、
    連結箇所の外側とナットとの間に他部材を固定可能である
    取付金具。
  2. 請求項1記載の取付金具が連結部材によって連結された取付金具の連結構造であって、
    該連結部材は、
    複数のねじ係合部を有し、
    2つの前記取付金具が、
    構造材の上辺部に取り付けられ、
    一方の取付金具のねじ部と、
    他方の取付金具のねじ部とが、
    前記ねじ係合部に係合され、
    ナットで固定されて連結されている取付金具の連結構造。
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