JP2017184813A - ボールを利用した運動具 - Google Patents

ボールを利用した運動具 Download PDF

Info

Publication number
JP2017184813A
JP2017184813A JP2016073846A JP2016073846A JP2017184813A JP 2017184813 A JP2017184813 A JP 2017184813A JP 2016073846 A JP2016073846 A JP 2016073846A JP 2016073846 A JP2016073846 A JP 2016073846A JP 2017184813 A JP2017184813 A JP 2017184813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
exercise
cover
axis direction
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016073846A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6748994B2 (ja
Inventor
修三 松野
Shuzo Matsuno
修三 松野
龍太郎 小川
Ryutaro Ogawa
龍太郎 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikasa KK
Original Assignee
Mikasa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikasa KK filed Critical Mikasa KK
Priority to JP2016073846A priority Critical patent/JP6748994B2/ja
Publication of JP2017184813A publication Critical patent/JP2017184813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6748994B2 publication Critical patent/JP6748994B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

【課題】産後ケアを主とした運動具であって、産後の身体的不具合を、子育てをしながら安全かつ気持ちよく改善、解消することができるボールを利用した運動具及びこれを利用した運動方法を提案する。【解決手段】本発明に係る運動具は、楕円体状のボール10と、そのボール10を収容するカバー20と、ボール10が収容されたカバー20を人に取り付けるベルト30を有し、ボール10が収容されたカバー20は、ボール10の長軸方向が人の体軸方向又はこれに直角方向のいずれの方向にも向くように、人に取り付けられるようになっている。【選択図】図1

Description

本発明は、ボールを利用した運動具に係り、特に産後ケアに適した運動に使用される運動具に関する。
健康、スポーツ、医療、教育などの分野においてバランスボールが使用されている。このバランスボールは、サイズが20cm程度のものから100cmを越えるものまで、硬さや形状を含めると種々のものがある。一般的には腰掛けることができるような大きくて柔らかいバランスボールが広く使用されている。バランスボールはそれ自体が単独で様々な運動の運動具として使用されるものであるが、ボールを利用した特定の運動に適した形態の運動具も提案されている。
例えば、特許文献1に、伸縮性を有し胴体に装着される胴部バンドと、該胴部バンドのほぼ中央部分に設けられたボール固定部材と、該ボール固定部材により体軸方向に固定されるボールと、からなる背筋力強化具が提案されている。この背筋力強化具は、ストレッチ運動やチンニングのようなスポーツ又は運動により背筋力を強化するのではなく、高齢者であっても容易、かつ安全に背筋力を強化することができ、猫背又は背筋を矯正することができるとされる。
また、特許文献2に、伸縮性のタオル地からなる長方形の袋に、天然ゴムからなる2つのボールを入れて両端を絞ってなる中央部に集まったボール部とその両端部に形成された持ち手部を有するツボあてボールが提案されている。このツボあてボールは、手の届き難い腰痛や肩こりなどのツボに当てて筋肉痛を和らげることができるとされる。特許文献3に、球状のウレタンボールを連結してなるストレッチボールが提案されている。このストレッチボールは肩こりや腰痛を改善することができるとされる。
特開2013-17579号公報 特開2014-97273号公報 特開2013-146518号公報
特許文献2に記載のツボあてボール又は特許文献3に記載のストレッチボールは、ボール部分を腰又は方に当て人の手加減で押圧するものであり、所要の箇所を必要な押圧力で押圧することが容易でなく、所要の箇所を効果的に押圧できないという問題がある。これに対し、特許文献1に記載された背筋力強化具は、背筋に所要の押圧力を負荷しやすい構造になっているが、背筋以外の部位の強化が考慮されていない。また、このようなボールを利用した運動具で、産後ケアを行うことができるものの提案は見当たらない。
一方、バランスボールを利用した運動について、バランス感覚を養うための運動、腹筋や体幹トレーニングなど様々な運動方法が提案されているが、バランスボールを利用した運動により産後ケアを行う試みがなされている。産後ケアの実情は産後1ケ月検診のみが大半であり、産後ケアの促進、充実が求められる。
バランスボールは足・腰・関節に負荷をかけすぎないで有酸素運動を行うことができ、バランスボールを利用した運動により、産後に生じる尿漏れ、睡眠不足、腰痛、あるいは子育てに伴う心身の負担などを軽減することができるとされる。バランスボールを利用した運動が有効であることが示されており、更に効果的な産後ケアを行うことができるボールを利用した運動具、あるいは産後ケアに好適なボールを利用した運動具が求められる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、産後ケアを主とした運動具であって、体型が戻らない、腹や腰回りの脂肪が取れない、骨盤の開き、肩こりや腰痛といった産後の身体的不具合を、子育てをしながら安全かつ気持ちよく改善、解消することができるボールを利用した運動具及びこれを利用した運動方法を提案することを目的とする。
本発明に係る運動具は、楕円体状のボールと、そのボールを収容するカバーと、前記ボールが収容されたカバーを人に取り付けるベルトを有し、
前記ボールが収容されたカバーは、前記ボールの長軸方向が人の体軸方向又はこれに直角方向のいずれの方向にも向くように、人に取り付けられるようになっている。
上記発明において、カバーは、ボールの長軸方向とこれに直行する方向にベルトを挿通する紐通しを有するものとすることができる。
また、カバーは、ボールの外形に沿う袋状をなして経線に沿って左右に開閉される開口部を有し、極形成部にギャザーが入れられてなるものとすることができる。そして、このカバーにおいて、カバーの経線に沿う開閉は、袋状をなすカバー本体部の前記経線に沿う一端部から舌状にのびて前記カバー本体部の前記経線に沿う他の端部に巻き込まれる一のファスナーと、これにかみ合う前記カバー本体部の他の端部の裏面に設けられた他のファスナーからなる面ファスナーにより行われるものとすることができる。
また、カバーの極形成部の頂点に飾りボタンが設けられているのがよい。
ベルトは、帯状であって一端に一対の止め輪を有するものとすることができる。
上記運動具を使用することにより、人の背部又は腰部にボールの長軸方向が体軸方向又はこれに直角方向に向くように取り付け、これを壁面、椅子の背面又は床面に押し当ててストレッチを行うことができる。また、人の足の間に挟み込むように取り付け、両脚開閉運動を行うことができる。
本発明に係る運動具を使用して、子育てをしながら安全かつ気持ちよくストレッチ、両脚開閉運動などを行うことにより、体型が戻らない、腹や腰回りの脂肪が取れない、骨盤の開き、肩こりや腰痛といった産後の身体的不具合の改善、解消をすることができる。また、本発明に係る運動具を使用して、背、腰又は膝の軽いトレーニングやシェイプアップを行うことができる。
本発明に係る運動具を示す図面である。 図1に示す運動具におけるカバーの図面である 図1に示す運動具の使用例を説明する図面である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を基に説明する。図1は、本発明に係る運動具を示す。図1に示すように、本発明に係る運動具は、楕円体状のボール10と、そのボール10を収容するカバー20と、ボール10が収容されたカバー20を人に取り付けるベルト30を有し、ボール10が収容されたカバー20は、ボール10の長軸方向が人の体軸方向又はこれに直角方向のいずれの方向にも向くように、人に取り付けられるようになっている。
ボール10は、図1(c)に示すように楕円体状をしており、中空である。ボール10は、その長軸の短軸に対する長さ比が1.5〜2.0であるものがよい。そして、短軸の長さは100〜200mmであるものがよい。また、ボール10は、弾力性のある軟質のものがよく、例えばブチルゴム製のものを使用することができる。ボール10の空気圧は1〜10kPaであるのがよい。また、ボール10の表面には凹凸を形成する模様15があるのがよい。このようなボール10は、その長軸が体軸方向になるように背部に取り付け易く、また、膝部に取り付け易い。また、ボール10は、その長軸が体軸方向と直角方向になるように腰部に取り付け易い。そして、背部又は腰部のストレッチ運動や、又は膝部の両脚開閉運動を、安定した状態で安全に行うことができる。なお、本発明においては、図1(c)に示すように、ボール10の長軸の端部を極、一点鎖線で示す平面と極との間に挟まれるボール10の部分を極形成部、ボール10の外周に沿って両極を結ぶ線状部分を経線と規定する。以下に説明するカバー20においてもボール10と同様である。
カバー20は、図2に示すように、ボール10の外形に沿う楕円体状をなし、袋状になっている。そして、経線21a、21bに沿って左右(図2(a)においては上下)に開閉されるようになっており、開口部23からボール10を出し入れすることができる。カバー20は、カバー本体部21と、その左右端部の極形成部22を有してなる。極形成部22にはギャザーが入れられているのがよい。
カバー20を閉じるには、図2(a)に示すように、袋状をなすカバー本体部21の経線に沿う一端部から舌状にのびてカバー本体部21の他の端部に巻き込まれる一のファスナー25aと、これにかみ合うカバー本体部の経線に沿う他の端部の裏面に設けられた他の一のファスナー25bからなる面ファスナー25のかみ合わせによって行うことができる。なお、カバー20は経線に沿って開閉できるようになっていればよく、例えば、線ファスナーであってもよい。
また、カバー20は紐通し24を有する。本例の紐通し24は、図2(b)に示すように、長軸方向の一対の紐通し24Aと、長軸と直角方向の他の一対の紐通し24Bからなる。なお、紐通し24は、図2(c)に示すような十字形をした一体型のものであってもよい。
本運動具は、膝に挟んで両脚開閉運動などを行うことができ、かかる運動中においては暫時この運動具に注目しながら運動が行われる。このため、カバー20の極形成部22にギャザーを設け、極形成部22の頂点となる極に飾りボタン27を設けると、これらに視線を合わせて運動を行うことができ効果的である。
ベルト30は、本運動具を背部、腰部又は膝部など異なる胴回りの部位に確実に取り付けることができ、使用中にボール10がずれなく固定できるものであればよい。例えば、図1(b)に示すように、帯状であって一端に一対の止め輪35を有するものがよい。これによって、本運動具を取り付ける部位に応じて一対の止め輪35の間に帯状の何れかの部分を挟み込んで締め付けることにより、本運動具を所定の部位に固定することができる。
本運動具は、図3に示すように使用することができる。図3(a)に示す例は、本運動具をボールの長軸方向が体軸方向になるように背部に取り付け、椅子に座って椅子の背にボールを押し付けて使用する例である。図3(b)は、本運動具をボールの長軸方向が体軸方向と直角方向になるように背部に取り付け、椅子に座っているが、ボールを壁に押し付けて使用する例である。図3(a)、(b)に示す態勢において、背中にボールがあることを意識しながら、椅子又は壁にボールを押し付けたままゆっくりと押して息を吐く運動を繰り返し、背部のストレッチを行うのがよい。なお、本運動具を腰部に取り付けることにより、腰部のストレッチを行うことができる。また、ボールは床面に押し付けて使用することもできる。
図3(c)は、仰臥して軽く膝を開き、ボールを太ももに挟んだ状態でベルトを太ももに巻き付け、運動具を膝部に固定して使用する例である。この場合は、尻及び腰を床に付けたまま息を吐きながら内ももを締め、次に股関節外転筋を意識して力を入れて両脚を開く。この運動を繰り返して両脚開閉運動を行う。なお、ボールは、足の間の様々な位置に挟み込むようにすることができる。
10 ボール
15 模様
20 カバー
21 カバー本体部
22 極形成部
23 開口部
24、24A、24B 紐通し
25 面ファスナー
27 飾りボタン
30 ベルト
35 止め輪

Claims (8)

  1. 楕円体状のボールと、そのボールを収容するカバーと、前記ボールが収容されたカバーを人に取り付けるベルトを有し、
    前記ボールが収容されたカバーは、前記ボールの長軸方向が人の体軸方向又はこれに直角方向のいずれの方向にも向くように、人に取り付けられるようになっている運動具。
  2. カバーは、ボールの長軸方向とこれに直行する方向にベルトを挿通する紐通しを有することを特徴とする請求項1に記載の運動具
  3. カバーは、ボールの外形に沿う袋状をなして経線に沿って左右に開閉される開口部を有し、極形成部にギャザーが入れられてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の運動具。
  4. カバーの経線に沿う開閉は、袋状をなすカバー本体部の前記経線に沿う一端部から舌状にのびて前記カバー本体部の前記経線に沿う他の端部に巻き込まれる一のファスナーと、これにかみ合う前記カバー本体部の他の端部の裏面に設けられた他のファスナーからなる面ファスナーにより行われることを特徴とする請求項3に記載の運動具。
  5. カバーの極形成部の頂点に飾りボタンが設けられてなる請求項1〜4の何れか一項に記載の運動具。
  6. ベルトは、帯状であって一端に一対の止め輪を有するものであることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の運動具。
  7. 請求項1〜6に記載の運動具を、人の背部又は腰部にボールの長軸方向が体軸方向又はこれに直角方向に向くように取り付け、これを壁面、椅子の背面又は床面に押し当ててストレッチを行う運動方法。
  8. 請求項1〜6に記載の運動具を、人の足の間に挟み込むように取り付け、両脚開閉運動を行う運動方法。
JP2016073846A 2016-04-01 2016-04-01 ボールを利用した運動具 Expired - Fee Related JP6748994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016073846A JP6748994B2 (ja) 2016-04-01 2016-04-01 ボールを利用した運動具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016073846A JP6748994B2 (ja) 2016-04-01 2016-04-01 ボールを利用した運動具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017184813A true JP2017184813A (ja) 2017-10-12
JP6748994B2 JP6748994B2 (ja) 2020-09-02

Family

ID=60045847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016073846A Expired - Fee Related JP6748994B2 (ja) 2016-04-01 2016-04-01 ボールを利用した運動具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6748994B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6461417B1 (ja) * 2018-09-28 2019-01-30 有限会社音吉 運動具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6461417B1 (ja) * 2018-09-28 2019-01-30 有限会社音吉 運動具
JP2020049121A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 有限会社音吉 運動具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6748994B2 (ja) 2020-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3763840B1 (ja) トレーニング器具
US20120295777A1 (en) Grab-And-Use Exercise Strap
US20080294077A1 (en) Treatment Device for the Human Body
JP2019136312A (ja) 歩行補助具、歩行補助方法
JP6142350B1 (ja) 下半身補助器具、及び下半身補助方法
JP5124723B2 (ja) 運動器具
JP6748994B2 (ja) ボールを利用した運動具
US20030176264A1 (en) Fitness and rehabilitation apparatus
JP7138274B2 (ja) ストレッチ器具
KR101704657B1 (ko) 운동겸용 보정 옷 상의
KR200443319Y1 (ko) 바디 슬림 벨트
KR102042380B1 (ko) 운동 기구
JP2003325700A (ja) 足指の前後屈伸運動補助用具
JP3157654U (ja) トレーニング用足具及びトレーニング器具
JP2017184881A (ja) 股関節運動補助具
KR200275189Y1 (ko) 신체 교정용 벨트식 운동기구
WO2023195428A1 (ja) トレーニング方法、教習具
JP2023015018A (ja) 健康器具
JP6943414B2 (ja) 下半身補助器具、及び下半身補助方法
JP2023152303A (ja) トレーニング方法および教習具
JP3023513U (ja) 多目的長枕
JP2008302180A (ja) 足指の開閉(グッパ)運動補助用具
JP3092615U (ja) 健康促進用トレーニング器具
US20200023928A1 (en) Flotation system
JP2000107323A (ja) トレーニング用具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6748994

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees