JP2008302180A - 足指の開閉(グッパ)運動補助用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自力で足指の開閉(グッパ)運動を行う。同時に足のツボを刺激し、血液循環の促進を可能とする。
【解決手段】 長尺の布製平帯状体を、一端において捻りをかけ、その表面と裏面を接合して環状体11を形成せしめ、上記平帯状体の両端を接合してループを形成し、ループを形成している平帯状体の内面どうしを接合部にて接合して、輪状体13を形成して足掛けベルト1とし、このとき接合部と内面どうしの接合部との間の帯状体の長さを、足の外側に掛かる方が3〜10cm長くしておき、かくして得られた足掛けベルト1を一対用意し、各足掛けベルト1.1の二つの輪状体13.13を紐状の弾性伸縮体2と連結して構成され、これを用いることによってダイナミックな足指の開閉(グッパ)運動が可能となるようにしている。
【選択図】図1
【解決手段】 長尺の布製平帯状体を、一端において捻りをかけ、その表面と裏面を接合して環状体11を形成せしめ、上記平帯状体の両端を接合してループを形成し、ループを形成している平帯状体の内面どうしを接合部にて接合して、輪状体13を形成して足掛けベルト1とし、このとき接合部と内面どうしの接合部との間の帯状体の長さを、足の外側に掛かる方が3〜10cm長くしておき、かくして得られた足掛けベルト1を一対用意し、各足掛けベルト1.1の二つの輪状体13.13を紐状の弾性伸縮体2と連結して構成され、これを用いることによってダイナミックな足指の開閉(グッパ)運動が可能となるようにしている。
【選択図】図1
Description
従来、トレーニング用として出願されている特開2000−1−7323の発明は、紐状の弾性伸縮体と連結したフットホルダに、足の5本の指のうち人差し指、中指、薬指の3本を通す帯体のループ、又は、足の全指を1本ずつ通すループを設けて両足の指に装着し、両手両足を動かして紐状の弾性伸縮体を伸ばすと、これに連結したフットホルダで足の指が引っ張られることによって、足の指への刺激と血液の循環や神経の活性化、発達を促そうとするものである。
解決しようとする問題点は、上記のトレーニング用具では、紐状の弾性伸縮体に連動したフットホルダに、足指の中央の3本を通す帯状のループ、又は、5本の指を1本ずつ通すループで固定されているので、両手両足を動かすことによって、足の指を動かすことはできるが、自力で足の指を継続的かつダイナミックに動かすことができない点である。
一方、現代社会では、いくらお医者さんにかかってもなかなか治らない慢性病に悩む人が増えている時代であり、また、「病気とはいえないが健康でもない」という、いわば半病人のような人も増えており、「健康ではつらつ」という人生の喜びを味わうことなしに、つらい日々を送っている方が案外多い時代である。
東洋医学では、人間の健康は「血」と「気」のバランスによって保たれていると考えられており、「血」は、体の隅々まで新鮮な酸素や栄養物を運び入れ、帰りに二酸化炭素や老廃物などを運び出す役割を果たしており、これを新陳代謝というが、こうした「血」の流れをコントロールしているのが「気」であり、人間の体にはこの「気」を運ぶ「経路」と呼ばれる通路があり、経路の流れがスムーズだと新陳代謝がうまく働いて人間の体はみずみずしく健康になり、とどこおると、頭痛、肩こりなどの身体の不調や高血圧、糖尿病などの病気を起こすことになる。
この経路の流れを良くするのに効果があるのがツボ療法であり、従来のトレーニング用具は、筋肉の強化には効果的であるが、自力で継続的かつ、ダイナミックに足の指を動かして足のツボを刺激し、血液の循環を促進することはできない。
一方、現代社会では、いくらお医者さんにかかってもなかなか治らない慢性病に悩む人が増えている時代であり、また、「病気とはいえないが健康でもない」という、いわば半病人のような人も増えており、「健康ではつらつ」という人生の喜びを味わうことなしに、つらい日々を送っている方が案外多い時代である。
東洋医学では、人間の健康は「血」と「気」のバランスによって保たれていると考えられており、「血」は、体の隅々まで新鮮な酸素や栄養物を運び入れ、帰りに二酸化炭素や老廃物などを運び出す役割を果たしており、これを新陳代謝というが、こうした「血」の流れをコントロールしているのが「気」であり、人間の体にはこの「気」を運ぶ「経路」と呼ばれる通路があり、経路の流れがスムーズだと新陳代謝がうまく働いて人間の体はみずみずしく健康になり、とどこおると、頭痛、肩こりなどの身体の不調や高血圧、糖尿病などの病気を起こすことになる。
この経路の流れを良くするのに効果があるのがツボ療法であり、従来のトレーニング用具は、筋肉の強化には効果的であるが、自力で継続的かつ、ダイナミックに足の指を動かして足のツボを刺激し、血液の循環を促進することはできない。
足指の開閉(グッパ)運動補助道具20(以下本発明1という)は、長尺の布製平帯状体15を、一端において捻りをかけ、その表面と裏面を接合部16にて接合して環状体11を形成せしめ、上記平帯状体15の両端を接合してループ12を形成し、ループ12を形成している平帯状体15の内面どうしを接合部14にて接合して、輪状体13を形成して足掛けベルト1とし、このとき接合部16と内面どうしの接合部14との間の帯状体15の長さを、一方が他方より3〜10cm長くしておき、かくして得られた足掛けベルト1を一対用意し、各足掛けベルト1.1の二つの輪状体13.13と紐状の弾性伸縮体2を「本結び」で連結したことを特徴とする。
本発明で言う 長尺の布製平帯状体(以下平帯状体という)の素材としては、例えば、人工皮革やジーンズ地のような丈夫な布などがあげられ、帯状体15の片面の足の裏に当たる部分には、例えば、合成樹脂やゴム製の素材又は、磁器などを設けてもよい。また、その長さは70〜150cm程度、幅は1〜4cm程度のものが好ましい。
本発明で形成される環状体11は、上から見たときワイシャツの襟元のような開口部を生じており、その開口部は下方が大きく、上方は下方より狭くなった形状となり、この形状により足の親指をはめたときに親指にフィットして足裏に快適な感覚が得られる。
上記環状体11における、開口部の上方の開口周囲の長さとしては、例えば、13〜18cm程度が足の親指にフィットし好適である。ループ12を形成している平帯状体15の接合点部14との間で、一方の長さが他方より3cm未満になると、親指及び足の外側に違和感が生じ、10cm以上になると、親指及び足の内側に違和感が生じて、長時間使用することが困難となるので、この長さの差は3〜10cmに限定される。
帯状伸縮体2の素材としては、例えば、円筒形のチューブが好ましいが、これに限定されるものではなく、ゴム紐、ゴムベルト等の弾性体でも使用可能である。円筒形ゴムチューブを使用する場合には、全長150cmのものを20cm伸ばしたとき、弾性力は0.5kg程度であることが好ましいが、使用者の身長や筋力等に応じて、紐状伸縮体の長さや強度を適したものに変え、足への負荷を容易に調節できることを可能にしている。また、その長さとしては、100〜170cm程度であることが好ましいが、長さ200〜340cm程度のものを、二重にして取り付けることも可能である。
本発明で言う 長尺の布製平帯状体(以下平帯状体という)の素材としては、例えば、人工皮革やジーンズ地のような丈夫な布などがあげられ、帯状体15の片面の足の裏に当たる部分には、例えば、合成樹脂やゴム製の素材又は、磁器などを設けてもよい。また、その長さは70〜150cm程度、幅は1〜4cm程度のものが好ましい。
本発明で形成される環状体11は、上から見たときワイシャツの襟元のような開口部を生じており、その開口部は下方が大きく、上方は下方より狭くなった形状となり、この形状により足の親指をはめたときに親指にフィットして足裏に快適な感覚が得られる。
上記環状体11における、開口部の上方の開口周囲の長さとしては、例えば、13〜18cm程度が足の親指にフィットし好適である。ループ12を形成している平帯状体15の接合点部14との間で、一方の長さが他方より3cm未満になると、親指及び足の外側に違和感が生じ、10cm以上になると、親指及び足の内側に違和感が生じて、長時間使用することが困難となるので、この長さの差は3〜10cmに限定される。
帯状伸縮体2の素材としては、例えば、円筒形のチューブが好ましいが、これに限定されるものではなく、ゴム紐、ゴムベルト等の弾性体でも使用可能である。円筒形ゴムチューブを使用する場合には、全長150cmのものを20cm伸ばしたとき、弾性力は0.5kg程度であることが好ましいが、使用者の身長や筋力等に応じて、紐状伸縮体の長さや強度を適したものに変え、足への負荷を容易に調節できることを可能にしている。また、その長さとしては、100〜170cm程度であることが好ましいが、長さ200〜340cm程度のものを、二重にして取り付けることも可能である。
本発明1によれば、弾性伸縮体2の中央部を腰に回して体の前で交差させ、図4及び図5で示すように、足掛けベルト1の環状体11を、足の裏側から親指にかけた後、膝を伸ばして下肢の筋肉を適度に緊張させ、足指の開閉をゆっくり繰り返すことにより、これに連結した足掛けベルトが足裏のツボを刺激するとともに、血液の循環を促進することになる。
上記のように足の指を継続的かつ、ダイナミックに動かして足裏のツボを刺激し、血液の循環を促進することにより、気力と集中力を高め、併せて冷え性、不眠症等の軽減を図ることができる。
足の親指に負荷をかけることによって全指に力が入り、容易に足指の開閉運動を行うことができる。
しかも、本発明は、様々な体位、姿勢で使用することができるので、例えば長座(足を伸ばして座る)の姿勢、いすに腰掛けた姿勢、仰向けに寝た姿勢、横向きに寝た姿勢等で使用することができる。更に本発明は、ゴムと布製ベルトを材料に構成されているので、安価に製造することができるとともに体を傷つける恐れがなく、軽量でコンパクトであり、持ち運びが便利で場所を取らず、例えば、自宅(テレビを見ながら、ベットや布団の上などで)職場、ホテル、飛行機、列車、貸切バスの中等、何処ででも手軽に使用することができる。
本発明で言う本結びとは、図7で示すような結びであり、本結びによれば、足掛けベルト1と帯状伸縮体2との連結が容易にでき、かつ、解け難いので安全性がより高く、長さの調整も容易にできる。
上記のように足の指を継続的かつ、ダイナミックに動かして足裏のツボを刺激し、血液の循環を促進することにより、気力と集中力を高め、併せて冷え性、不眠症等の軽減を図ることができる。
足の親指に負荷をかけることによって全指に力が入り、容易に足指の開閉運動を行うことができる。
しかも、本発明は、様々な体位、姿勢で使用することができるので、例えば長座(足を伸ばして座る)の姿勢、いすに腰掛けた姿勢、仰向けに寝た姿勢、横向きに寝た姿勢等で使用することができる。更に本発明は、ゴムと布製ベルトを材料に構成されているので、安価に製造することができるとともに体を傷つける恐れがなく、軽量でコンパクトであり、持ち運びが便利で場所を取らず、例えば、自宅(テレビを見ながら、ベットや布団の上などで)職場、ホテル、飛行機、列車、貸切バスの中等、何処ででも手軽に使用することができる。
本発明で言う本結びとは、図7で示すような結びであり、本結びによれば、足掛けベルト1と帯状伸縮体2との連結が容易にでき、かつ、解け難いので安全性がより高く、長さの調整も容易にできる。
以下本発明の実施の形態の一例を図を用いて説明する。
図1に示す本発明1は、図2に示すように、長さ1m、厚さ1.5mm、幅2.5cmでジーンズ地の帯状体15を、一端において捻りをかけ、その表面と裏面を接合部16にて接合して環状体11を形成せしめ、平帯状体15の両端を接合してループ12を形成している平帯状体15の内面どうしを接合部14にて接合し、輪状体13を形成して足掛けベルト1とし、このとき接合部16と内面どうしの接合部14との間の平帯状体15の長さを、一方が他方より5cm長くしておき、かくして得られた足掛けベルトを一対用意し、各足掛けベルト1.1の二つの環状体13.13を、長さ160cm、厚さ1mmの円筒形ゴムチューブの紐状伸縮体と連結した。この実施例では、ゴムの強さは20cm伸ばしたとき、弾性力は0.5kgであった。
本発明1は上記のように、足掛けベルト1と紐状弾性体2で構成されており、図6に示すように、紐状伸縮体2の中央部を腰に回して体の前で交叉させ、足掛けベルト1の環状体11を図4および図5のように足の裏から親指にかけて膝を軽く伸ばし、足に負荷をかけた状態で、足指の開閉(グッパ)運動を行うための補助用具である。
上記足掛けベルトは、素足にかけることが好ましいが、親指又は5本の指が入る靴下を履いてその上から掛けてもよい。
本結びを図7の順序で行うと、環状体13.13と紐状伸縮体2の連結が容易にでき、かつ、連結部が解け難く長さの調整も自在にできる。
本発明1は上記のように、足掛けベルト1と紐状弾性体2で構成されており、図6に示すように、紐状伸縮体2の中央部を腰に回して体の前で交叉させ、足掛けベルト1の環状体11を図4および図5のように足の裏から親指にかけて膝を軽く伸ばし、足に負荷をかけた状態で、足指の開閉(グッパ)運動を行うための補助用具である。
上記足掛けベルトは、素足にかけることが好ましいが、親指又は5本の指が入る靴下を履いてその上から掛けてもよい。
本結びを図7の順序で行うと、環状体13.13と紐状伸縮体2の連結が容易にでき、かつ、連結部が解け難く長さの調整も自在にできる。
1.足掛けベルト
2.紐状の弾性伸縮体
11.環状体
12.ループ
13.輪状体
14.長尺の布製平帯状体の内側どうしの接合部
15.長尺の布製平帯状体
16.長尺の布製平帯状体の表と裏側の接合部
20.足指の開閉(グッパ)運動補助道具
2.紐状の弾性伸縮体
11.環状体
12.ループ
13.輪状体
14.長尺の布製平帯状体の内側どうしの接合部
15.長尺の布製平帯状体
16.長尺の布製平帯状体の表と裏側の接合部
20.足指の開閉(グッパ)運動補助道具
Claims (1)
- 長尺の布製平帯状体(15)を一端において捻りをかけ、その表面と裏面を接合部(16)にて接合して環状体(11)を形成せしめ、上記平帯状体(15)の両端を接合してループ(12)を形成し、ループ(12)を形成している平帯状体(15)の内面どうしを接合部(14)にて接合して、輪状体(13)を形成して足掛けベルト(1)とし、このとき接合部(16)と内面どうしの接合部(14)との間の帯状体(15)の長さを、一方が他方より3〜10cm長くしておき、かくして得られた足掛けベルト(1)を一対用意し、各足掛けベルト(1.1)の二つの輪状体(13.13)に紐状の弾性伸縮体(2)を本結びで連結したことを特徴とする足指の開閉運動補助用具(20)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007177789A JP2008302180A (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 足指の開閉(グッパ)運動補助用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007177789A JP2008302180A (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 足指の開閉(グッパ)運動補助用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008302180A true JP2008302180A (ja) | 2008-12-18 |
Family
ID=40231401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007177789A Pending JP2008302180A (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 足指の開閉(グッパ)運動補助用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008302180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102908221A (zh) * | 2011-08-02 | 2013-02-06 | 上海朗信医学科技有限公司 | 可调式痉挛手指康复牵引装置 |
-
2007
- 2007-06-08 JP JP2007177789A patent/JP2008302180A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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