JP2017182965A - 接続装置、及び接続装置を備える接続システム - Google Patents

接続装置、及び接続装置を備える接続システム Download PDF

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Abstract

【課題】コンセントブロックを増設することができる接続装置、及び接続装置を備える接続システムを提供する。
【解決手段】接続装置1は、コンセントブロック2と、ブレーカブロック3とを備える。ブレーカブロック3は、遮断器と、筐体31と、ハンドル37とを有する。筐体31は、一面に開口部331を有する。ハンドル37は、遮断器の開閉に連動して、オン位置とオフ位置との間で回転軸を中心に回転する。ハンドル37は、露出面373を有するハンドル本体370と、傾斜面を有する凸部374とを備える。露出面373は、オン位置において、開口部331から露出し、かつ筐体31における開口部331が設けられた一面と略面一となる。凸部374は、露出面373から突出する。傾斜面は、露出面373に対して傾斜してハンドル37をオン位置からオフ位置へと回転させるための回転力を受ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に接続装置、及び接続装置を備える接続システムに関し、より詳細には、遮断機能を有した接続装置、及び接続装置を備える接続システムに関する。
従来、異常時に電路を遮断する遮断機構を備えたコンセント(アウトレット)が知られており、たとえば特許文献1に開示されている。特許文献1に記載のコンセントは、少なくとも1対以上の差込プラグ接続部と、開閉接点を開離して電路を遮断する遮断機構部と、遮断機構部の開閉接点を開閉操作するための操作ハンドルとを備えている。
このコンセントは、設置された状態で操作ハンドルをオンにして使用される。そして、トラッキングを検知して電路が遮断されると、操作ハンドルはオフするようになっている。
特開2007−42407号公報
ところで、上記従来例のようなコンセント(接続装置)では、遮断機構部と、差込プラグ接続部とは一体に設けられるため、差込プラグ接続部の増設ができない。その結果、設計自由度が落ち、施工コストが向上してしまう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされており、差込プラグ接続部(コンセントブロック)を増設可能な接続装置、及び接続装置を備える接続システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る接続装置は、接続部を有するコンセントブロックと、前記接続部と電源との間に接続された遮断器を有するブレーカブロックとを備え、前記コンセントブロックは、前記ブレーカブロックの出力端子に対して電気的に並列に接続される入力端子及び増設端子を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る接続システムは、上記の接続装置と、前記コンセントブロックとは異なる増設コンセントとを備える。前記コンセントブロックは、前記ブレーカブロックの出力端子に対して電気的に並列に接続される入力端子及び増設端子を備える。前記増設コンセントは、前記増設端子を介して前記ブレーカブロックの前記出力端子に電気的に接続されている。
本発明は、コンセントブロックを増設することができる。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る接続装置において、ハンドルがオン位置にある状態を示す斜視図である。図1Bは、同上の接続装置において、ハンドルがオフ位置にある状態を示す斜視図である。 図2は、同上の接続装置のハンドルの説明図である。 図3Aは、同上の接続装置の正面図である。図3Bは、同上の接続装置の上面図である。図3Cは、同上の接続装置の下面図である。図3Dは、同上の接続装置の左側面図である。図3Eは、同上の接続装置の右側面図である。 図4は、同上の接続装置の背面図である。 図5は、同上の接続装置の回路図である。 図6は、同上の接続装置の使用状態の一例を示す斜視図である。 図7Aは、本発明の一実施形態の第1変形例に係る接続装置の斜視図である。図7Bは、同上の接続装置の一部断面図である。 図8は、本発明の一実施形態の第2変形例に係る接続装置の一部断面図である。 図9Aは、本発明の一実施形態の第3変形例に係る接続装置の一部断面図である。図9Bは、同上の接続装置に窪みを設けた構成の一部断面図である。 図10は、本発明の一実施形態の第4変形例に係る接続装置の斜視図である。 図11Aは、本発明の一実施形態に係る接続システムの概略図である。図11Bは、同上の接続システムの回路図である。 図12は、比較例の接続システムの回路図である。
以下、本発明の実施形態に係る接続装置について説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記の構成に限定されることはなく、この構成以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態の接続装置1は、図1A、図1B、図2に示すように、コンセントブロック2と、ブレーカブロック3とを備えている。コンセントブロック2は、接続部25を有している。ブレーカブロック3は、接続部25と交流電源(電源)AC1との間に接続された遮断器34を有している。また、ブレーカブロック3は、筐体31と、ハンドル37とを更に有している。筐体31は、一面に開口部331を有している。ハンドル37は、遮断器34の開閉に連動して、オン位置とオフ位置との間で回転軸372を中心に回転する。
ハンドル37は、ハンドル本体370と、凸部374とを備えている。ハンドル本体370は、露出面373を有している。露出面373は、オン位置において、開口部331から露出し、かつ筐体31における開口部331が設けられた一面と略面一となる。凸部374は、露出面373から突出する。凸部374は、傾斜面375を有している。傾斜面375は、露出面373に対して傾斜してハンドル37をオン位置からオフ位置へと回転させるための回転力F1を受ける。
以下、本実施形態の接続装置1について詳細に説明する。本実施形態の接続装置1は、図1A〜図4に示すように、コンセントブロック2と、ブレーカブロック3とを備えている。コンセントブロック2及びブレーカブロック3は、取付枠4に取り付けられるように構成されている。取付枠4は、たとえば日本工業規格(Japanese Industrial Standards:JIS)で規定される大角形連用配線器具の取付枠である。本実施形態では、後述するコンセントブロック2の器体21は、1個の取付枠4に最大3個まで取り付けることが可能な寸法(いわゆる1個モジュール寸法)である。また、後述するブレーカブロック3の筐体31は、コンセントブロック2の器体21を上下方向に2個並べた寸法(いわゆる2個モジュール寸法)である。つまり、取付枠4には、1つのコンセントブロック2の器体21と、1つのブレーカブロック3の筐体31とが取り付け可能である。
本実施形態の接続装置1は、コンセントブロック2及びブレーカブロック3を取付枠4
に取り付けた状態で、たとえば壁A1(図6参照)などの造営材に埋設されたスイッチボックスに取り付けられる。つまり、本実施形態の接続装置1は、たとえば壁A1に取り付けられた状態で使用される。また、本実施形態の接続装置1は、たとえば温水便座、電子レンジ、IHクッキングヒータ、冷蔵庫などの水回りで用いられる機器に電力を供給するために用いられる。もちろん、本実施形態の接続装置1は、上記の機器以外に対して用いられてもよい。
以下では、図6に示すように、本実施形態の接続装置1を壁A1に取り付けられた状態で正面から見たときの上下左右を上下左右方向、壁A1の手前側を前方、壁A1の奥側を後方として説明する。なお、図1A、図1B、図6、図7A、図10には、それぞれこれらの方向(上、下、左、右、前、後)を表す矢印を示すが、この矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実体を伴わない。また、上記の方向の規定は、本実施形態の接続装置1の使用形態を限定する趣旨ではない。
コンセントブロック2は、図1A、図1B、図5に示すように、器体21と、接続部25とを備えている。器体21は、たとえば樹脂材料により箱状に形成されている。器体21は、一面(前面)を開口した箱状のボディ22と、一面(後面)を開口した箱状のカバー23とで構成されている。具体的には、器体21は、ボディ22の開口とカバー23の開口とを互いに突き合わせた状態で、ボディ22及びカバー23を結合することにより構成されている。
カバー23には、第1差込口231と、第2差込口232と、第3差込口233とが設けられている。第1差込口231と第2差込口232とは、上下方向に並んで設けられている。第1差込口231及び第2差込口232と、第3差込口233とは、左右方向に並んで設けられている。第1差込口231及び第2差込口232は、いずれも矩形状に形成されている。第1差込口231及び第2差込口232には、それぞれ接地極付きプラグ(いわゆる3Pプラグ。以下、単に「プラグ」という)の電圧極の一対の栓刃が挿入される。第3差込口233は、円形状に形成されている。第3差込口233には、プラグの接地極のピンが挿入される。
第1差込口231、第2差込口232、及び第3差込口233は、それぞれシャッタ24により閉塞されている。各シャッタ24は、プラグの栓刃及びピンを各差込口231〜233に挿入する際に、栓刃及びピンに押されることで各差込口231〜233を開放する位置に移動するように構成されている。また、各シャッタ24は、プラグの栓刃及びピンが各差込口231〜233から引き抜かれると、各差込口231〜233を閉塞する位置に復帰するように構成されている。なお、接続装置1がこれらのシャッタ24を備えるか否かは任意である。
接続部25は、第1刃受部251と、第2刃受部252と、第3刃受部253とで構成されている。第1刃受部251及び第2刃受部252は、それぞれ器体21の内部において、第1差込口231及び第2差込口232と対向する位置に設けられている。第3刃受部253は、器体21の内部において、第3差込口233と対向する位置に設けられている。第1刃受部251及び第2刃受部252は、それぞれプラグの一対の栓刃が接触して接続されるように構成されている。第3刃受部253は、プラグのピンが接触して接続されるように構成されている。
したがって、プラグの一対の栓刃及びピンは、それぞれ第1差込口231、第2差込口232、第3差込口233に差し込むことにより、第1刃受部251、第2刃受部252、第3刃受部253に電気的に接続される。以下では、プラグの一対の栓刃及びピンを、それぞれ第1刃受部251、第2刃受部252、第3刃受部253に接続することを、「
プラグをコンセントブロック2に接続する」という。
ブレーカブロック3は、図1A、図1B、図5に示すように、筐体31と、遮断器34と、接地端子35と、テストスイッチ36とを備えている。また、ブレーカブロック3は、遮断器34の一部としてハンドル37をさらに備えている。
筐体31は、たとえば樹脂材料により箱状に形成されている。筐体31は、一面(前面)を開口した箱状のボディ32と、一面(後面)を開口した箱状のカバー33とで構成されている。具体的には、筐体31は、ボディ32の開口とカバー33の開口とを互いに突き合わせた状態で、ボディ32及びカバー33を結合することにより構成されている。また、カバー33には、矩形状の開口部331が設けられている。開口部331からは、筐体31の内部に収納されたハンドル37の一部が露出している。
遮断器34は、筐体31の内部に収納されている。遮断器34は、図5に示すように、接続部25と交流電源(電源)AC1との間に接続されている。遮断器34は、接続部25と交流電源AC1とを電気的に接続する接点と、接点を開閉する可動子とを備えている。遮断器34は、所定の条件を満たすと、可動子を動作させて接点を開くことにより、接続部25と交流電源AC1とを繋ぐ一対の電路L1を遮断する。一対の電路L1は、交流電源AC1から接続部25への電力供給路である。
本実施形態では、遮断器34は漏電ブレーカである。遮断器34は、零相変流器(Zero-phase-sequence Current Transformer:ZCT)341を貫通する電線に流れる電流の不平衡を検知するように構成されている。そして、遮断器34は、漏電に伴う電流の不平衡を検知すると、一対の電路L1を遮断する。
また、遮断器34は、漏電の他に、過電流や短絡を検知すると一対の電路L1を遮断するように構成されていてもよい。この構成は、過電流引き外し装置を備えることで実現することができる。その他、遮断器34は、トラッキング現象を検知すると一対の電路L1を遮断するように構成されていてもよい。この構成は、トラッキング現象の発生により生じる電流を検知するための電極を、第1刃受部251と第2刃受部252との間に設けることで実現することができる。
接地端子35は、図1Aに示すように、カバー33の一面(前面)から前方に突出するように設けられている。接地端子35は、図5に示すように、後述する端子T5,T8,T9を介してアースE1に電気的に接続されている。接地端子35は、接地線P2(図6参照)を接続するための端子である。接地線P2は、一対の電圧極の栓刃を有する2極プラグ(いわゆる2Pプラグ)P1と共に、使用対象の機器に接続されている。図6に示すように、2極プラグP1をコンセントブロック2に接続する際に、接地線P2を接地端子35に接続することで、接地線P2がアースE1に電気的に接続される。
テストスイッチ36は、図1Aに示すように、カバー33に埋め込まれる形で設けられている押釦である。テストスイッチ36は、遮断器34の動作を試験するために用いられる。遮断器34は、テストスイッチ36が操作されると、漏電電流の擬似電流が零相変流器341を貫通する電線に流れるように構成されている。このため、ユーザ(たとえば施工者)がテストスイッチ36を操作したときに、遮断器34が一対の電路L1を遮断すれば、ユーザは遮断器34が正常に動作していることを確認することができる。
ハンドル37は、図2に示すように、ハンドル本体370と、軸受371と、回転軸372とを備えている。ハンドル本体370は、たとえば樹脂材料により形成されている。軸受371は、ハンドル本体370と一体に形成されており、回転軸372が挿通される
。回転軸372は、軸受371に挿通された状態で、筐体31に取り付けられている。
ハンドル37は、遮断器34の可動子と機械的に連結されており、可動子と連動するように構成されている。そして、ハンドル37は、図2に示すように、遮断器34の開閉に連動して、オン位置とオフ位置との間で回転軸372を中心として回転するように構成されている。
オン位置では、図1Aに示すように、後述するハンドル37の露出面373及び凸部374のみが開口部331から露出しており、ハンドル37の他の部位は筐体31の内部に収納されている。つまり、ハンドル37がオン位置にあるときは、ユーザは露出面373及び凸部374にしか触れることができない。また、オフ位置では、図1Bに示すように、ハンドル本体370は、オン位置から回転軸372を中心として所定の角度回転した位置にある。つまり、ハンドル37がオフ位置にあるときは、ハンドル37の大部分が開口部331から露出している。
本実施形態では、ハンドル37は、遮断器34が接点を開いて一対の電路L1を遮断するときに、オン位置からオフ位置へと回転する。具体的には、遮断器34が可動子を動作させて接点を開くときに、可動子に連動してハンドル37がオン位置からオフ位置へと回転する。そして、ハンドル37は、遮断器34の可動子と連動することにより、オフ位置にラッチされる。また、ハンドル37は、オフ位置において所定の回転力を与えられることにより、オフ位置からオン位置へと回転する。具体的には、ユーザがハンドル37を手動で操作することにより、ハンドル37がオフ位置からオン位置へと回転すると、ハンドル37に連動して遮断器34の可動子が動作し、遮断器34の接点が閉じられる。
ハンドル本体370は、露出面373と、凸部374とを備えている。露出面373は、図1A、図2に示すように、ハンドル37のオン位置において開口部331から露出している。また、露出面373は、ハンドル37のオン位置において、筐体31における開口部331が設けられた一面(つまり、カバー33の前面)と略面一になっている。
凸部374は、図1A、図2に示すように、露出面373から突出している。具体的には、凸部374は、露出面373の下端縁から斜め下方に向かって突出している。つまり、凸部374は、露出面373のうち回転軸372から最も離れた端縁(ここでは、下端縁)から突出している。
凸部374は、傾斜面375を有している。傾斜面375は、露出面373に対して傾斜しており、ハンドル37をオン位置からオフ位置へと回転させるための回転力F1を受けるように構成されている。ここで、回転力F1は、回転軸372を中心としたハンドル本体370の円弧状の軌道の接線と平行な向きの力である。
本実施形態では、傾斜面375は、ハンドル37のオン位置において、回転力F1に殆ど直交する面である。もちろん、傾斜面375は、ハンドル37のオン位置において回転力F1に直交していなくてもよく、回転力F1を受けることが可能な面であればよい。
本実施形態では、ブレーカブロック3は、図5に示すように、5つの端子T1〜T5を備えている。また、コンセントブロック2は、図5に示すように、4つの端子T6〜T9を備えている。端子T1〜T9は、それぞれたとえば速結端子で構成されている。図4に示すように、コンセントブロック2のボディ22において、端子T6〜T9の各々に対応する位置には、電線を挿入するための挿入孔221〜224が設けられている。また、図4に示すように、ブレーカブロック3のボディ32において、端子T1〜T5の各々に対応する位置には、電線を挿入するための挿入孔321〜325が設けられている。
図5に示すように、端子T1,T2は、それぞれ交流電源AC1に電気的に接続されている。つまり、端子T1,T2は、ブレーカブロック3を交流電源AC1に電気的に接続するために用いられる入力端子である。端子T3,T4は、交流電源AC1からの交流出力を出力するための出力端子である。端子T5は、接地端子35に電気的に接続されている。
端子T6は、電線C1(図4参照)を介してブレーカブロック3の端子T3に電気的に接続されている。端子T7は、電線C2(図4参照)を介してブレーカブロック3の端子T4に電気的に接続されている。つまり、端子T6,T7は、ブレーカブロック3の出力端子(端子T3,T4)に電気的に接続される入力端子である。端子T8は、アースE1に電気的に接続するための端子であり、電線を介してアースE1に電気的に接続されている。端子T9は、電線C3(図4参照)を介してブレーカブロック3の端子T5に電気的に接続されている。したがって、ブレーカブロック3の接地端子35は、端子T5,T8,T9を介してアースE1に電気的に接続されている。
端子T6,T7は、それぞれ接続部25の第1刃受部251、第2刃受部252に電気的に接続されている。このため、第1刃受部251及び第2刃受部252は、端子T1,T2,T3,T4,T6,T7を介して交流電源AC1と電気的に接続されている。したがって、使用対象の機器のプラグをコンセントブロック2に接続することにより、交流電源AC1から機器へと電力が供給可能になる。また、端子T8は、第3刃受部253に電気的に接続されている。したがって、使用対象の機器のプラグをコンセントブロック2に接続することにより、機器のアース端子がアースE1に電気的に接続される。
以下、本実施形態の接続装置1の動作について説明する。本実施形態の接続装置1は、漏電等の異常が発生していない通常時においては、ハンドル37がオン位置にある状態で使用される。通常時では、使用対象の機器のプラグをコンセントブロック2に接続すると、交流電源AC1から機器へと電力が供給可能になる。ここで、たとえば漏電が発生すると、遮断器34が動作することで、一対の電路L1が遮断される。このため、異常時では、交流電源AC1から機器へと電力が供給されない。このとき、遮断器34が一対の電路L1を遮断する動作に連動して、ハンドル37がオン位置からオフ位置へと回転する。
以降、ユーザがハンドル37を手動でオン操作するまでは、ハンドル37はオフ位置にラッチされる。オン操作とは、ハンドル37がオフ位置からオン位置へと移動するのに必要な回転力をハンドル37に与える操作をいう。異常を解消した後、ユーザが任意のタイミングでハンドル37を手動でオン操作することで、ハンドル37がオン位置に移動する。ハンドル37のオン位置への移動に伴って、遮断器34が遮断を解除することにより、再び一対の電路L1が導通する。このため、交流電源AC1から機器へと電力が供給可能になる。
本実施形態の接続装置1は、ユーザが手動でハンドル37をオフ操作することができない接続装置とは異なり、ハンドル37がオン位置にあるときでも、ユーザが手動でハンドル37をオフ操作することが可能である。オフ操作とは、ハンドル37がオン位置からオフ位置へと移動するのに必要な回転力をハンドル37に与える操作をいう。
つまり、本実施形態の接続装置1では、ハンドル37がオン位置にあるときに、ユーザが指の爪を凸部374の傾斜面375に引っ掛けて、ハンドル37に回転力F1を与えることで、ハンドル37を手動でオン位置からオフ位置に回転させることができる。その他、ユーザは、たとえばマイナスドライバ等の工具S1(図9参照)の先端を凸部374の傾斜面375に引掛けることでも、ハンドル37に回転力F1を与えることができる。こ
のように、本実施形態の接続装置1は、凸部374を備えることにより、ユーザが手動でハンドル37をオフ操作することを許容している。
ここで、ユーザが手動でハンドルをオフ操作することを許容する場合、ユーザがオフ操作し易いようにハンドルを開口部から露出させることで、接続装置の見栄えが悪くなる可能性がある。たとえば、凸部374が傾斜面375を有していない接続装置を例に挙げて説明する。この接続装置では、ユーザがハンドル37を手動でオフ操作する場合、ユーザは、凸部374を摘まみながら、又は指の腹を凸部374に押し当てながらハンドル37に回転力F1を与える必要がある。このため、ユーザが凸部374を摘まみ易くするために、又はユーザが凸部374に指の腹を押し当てることができるように、凸部374の突出量を大きくする必要がある。突出量とは、ハンドル37がオン位置にあるときに、凸部374が開口部331から突出している量(前後方向の長さ)をいう。そして、凸部374の突出量が大きくなると、凸部374が目立つことで、接続装置の見栄えが悪くなる可能性がある。
一方、本実施形態の接続装置1では、傾斜面375に指の爪や工具S1の先端さえ引っ掛けることができれば、ハンドル37に回転力F1を与えることが容易である。このため、本実施形態の接続装置1では、ハンドル37の手動でのオフ操作のし易さを確保しつつ、凸部374の突出量を抑えることができる。つまり、本実施形態の接続装置1は、凸部374が傾斜面375を有していない接続装置と比較して、見栄えが悪くなり難い。また、本実施形態の接続装置1は、ハンドル37のオフ位置において、露出面373がカバー33の前面と略面一になるため、ハンドル37が目立ち難い。
上述のように、本実施形態の接続装置1では、ハンドル37は、ハンドル本体370の露出面373から突出する凸部374を備えている。このため、本実施形態の接続装置1は、ユーザが手動でハンドル37をオフ操作することを許容している。そして、凸部374は、露出面373に対して傾斜しており、回転力F1を受ける傾斜面375を有している。このため、本実施形態の接続装置1は、ハンドル37の手動でのオフ操作を許容しつつも、凸部374の突出量を抑えることができ、見栄えが悪くなり難い。
本実施形態の接続装置1は、ユーザが手動でハンドル37をオフ操作することを積極的に推奨するわけではない。本実施形態の接続装置1は、凸部374に傾斜面375を備えることにより、ユーザが意図せずに、誤ってハンドル37がオフ操作されるのを防止している。つまり、本実施形態の接続装置1は、上述のように凸部374が傾斜面375を備えることで、凸部374の突出量を抑えている。このため、本実施形態の接続装置1では、ユーザの足や掃除機のヘッドが凸部374に引っ掛かり難いので、ユーザが意図せずにハンドル37に回転力F1が与えられる事態が起こり難い。
とくに、傾斜面375は、ハンドル37がオン位置にあるときに、筐体31の開口部331が設けられる一面(つまり、カバー33の前面)の垂直方向から見えないように設けられるのが好ましい。この構成では、ユーザが指の爪や工具S1の先端などにより意図的にハンドル37をオフ操作させる場合を除いて、傾斜面375に外力が加わり難く、ハンドル37が誤ってオフ操作され難い。
ここで、露出面373は、ハンドル37のオン位置において、筐体31の開口部331が設けられた一面(つまり、カバー33の前面)と面一でなくてもよく、略面一であればよい。たとえば、ハンドル37のオン位置において、前後方向における露出面373とカバー33の前面との間の高さαと、前後方向における凸部374の一端(前端)とカバー33の前面との間の高さβとが、α≧0,β>0の関係を満たしていればよい。なお、高さαは、露出面373がカバー33の前面よりも後方であれば正の値、前方であれば負の
値である。また、高さβは、凸部374の一端がカバー33の前面よりも前方であれば正の値、後方であれば負の値である。つまり、ハンドル37のオン位置において、凸部374がカバー33の前面よりも前方に突出していれば、露出面373はカバー33の前面よりも後方に位置していてもよい。
さらに、図6に示すように、本実施形態の接続装置1を壁A1に取り付けられた状態で使用する場合、コンセントブロック2とブレーカブロック3とは、鉛直方向(上下方向)に並んで配置されている。そして、本実施形態では、ブレーカブロック3は、コンセントブロック2の下側に配置されている。この構成は、とくにコンセントブロック2に2極プラグP1を接続する場合に適している。つまり、2極プラグP1をコンセントブロック2に接続する場合、接地線P2を接地端子35に接続する施工を行うが、施工時に接地線P2が接地端子35から脱落したとしても、接地線P2が2極プラグP1の栓刃に接触し難い。したがって、この構成は、施工の安全性を向上することができる。
また、本実施形態の接続装置1では、既に述べたように、接地線P2を接続するための接地端子35を備えている。そして、本実施形態では、ハンドル37は、接地端子35の鉛直方向の下側に配置されている。このため、ユーザは、接地端子35に邪魔されることなくハンドル37をオフ操作することが可能である。もちろん、上記構成を採用するか否かは任意である。つまり、ハンドル37は、接地端子35の鉛直方向の上側に配置されていてもよい。
<接続システム>
以下、本発明の実施形態に係る接続システム100について説明する。本実施形態の接続システム100は、図11A、図11Bに示すように、接続装置1Eと、コンセントブロック2とは異なる増設コンセント5とを備えている。増設コンセント5は、たとえば壁A1(図6参照)に取り付けられた状態で使用される。ここで、接続装置1Eは、端子T9,T10を備えている点を除いて実施形態の接続装置1と共通している。したがって、以下では、実施形態の接続装置1と共通する構成については説明を省略する。
なお、図11Aは、接続装置1E及び増設コンセント5を後方から見た図である。また、図11Bでは、第3刃受部253、接地端子35、アースE1、端子T5,T8,T9の図示を省略している。
接続装置1Eは、図11Bに示すように、端子(入力端子)T6,T7と、端子(増設端子)T10,T11とを備えている。端子T6,T7及び端子T10,T11は、ブレーカブロック3の端子(出力端子)T3,T4に対して電気的に並列に接続されている。端子T10,T11は、端子T1〜T9と同様に、それぞれ速結端子で構成されている。また、コンセントブロック2のボディ22において、端子T10,T11の各々に対応する位置には、図11Aに示すように、電線を挿入するための挿入孔225,226が設けられている。
増設コンセント5は、図11A、図11Bに示すように、器体51と、接続部52とを備えている。器体51は、たとえば樹脂材料により箱状に形成されている。接続部52は、器体51の内部に収納されている。接続部52は、第1刃受部521と、第2刃受部522とで構成されている。第1刃受部521及び第2刃受部522は、それぞれ2極プラグP1(図6参照)の一対の栓刃が接触して接続されるように構成されている。器体51の第1刃受部251及び第2刃受部252の各々と対向する位置には、それぞれ2極プラグP1の一対の栓刃が挿入される差込口が設けられている。
また、増設コンセント5は、4つの端子T12〜T15を備えている。端子T12〜T
15は、それぞれ速結端子で構成されている。器体51において、端子T12〜T15の各々に対応する位置には、電線を挿入するための挿入孔511〜514が設けられている。端子T12,T13は、それぞれ電線C4,C5を介してコンセントブロック2の端子T10,T11に電気的に接続されている。端子T14,T15は、他の増設コンセントに送り接続するための端子である。端子T12,T13は、それぞれ接続部52の第1刃受部521、第2刃受部522に電気的に接続されている。このため、第1刃受部521及び第2刃受部522は、端子T10,T11,T12,T13を介してコンセントブロック2の端子T6,T7に電気的に接続されている。つまり、第1刃受部521及び第2刃受部522は、交流電源AC1に電気的に接続されている。したがって、使用対象の機器のプラグを増設コンセント5に接続することにより、交流電源AC1から機器へと電力が供給可能になる。
ここで、本実施形態の接続システム100の比較例として、接続システム101について説明する。比較例の接続システム101は、図12に示すように、接続装置10と、増設コンセント5とを備えている。接続装置10は、端子T10,T11の代わりに端子T101,T102を備えている点、コンセントブロック2とブレーカブロック3とが一体に構成されている点を除いて接続装置1Eと共通している。したがって、以下では、接続装置1Eと共通する構成については説明を省略する。なお、図12では、第3刃受部253、接地端子35、アースE1、端子T5,T8,T9の図示を省略している。
接続装置10は、増設コンセント5に送り接続するための端子T101,T102を備えている。端子T101,T102は、それぞれ遮断器34の入力側において、端子T1,T2に電気的に接続されている。また、端子T101,T102は、それぞれ電線を介して増設コンセント5の端子T12,T13に電気的に接続されている。このため、第1刃受部521及び第2刃受部522は、端子T101,T102,T12,T13を介して端子T1,T2に電気的に接続されている。
比較例の接続システム101では、増設コンセント5は、遮断器34を介さずに交流電源AC1に電気的に接続されている。このため、比較例の接続システム101では、たとえば漏電が発生することにより遮断器34が一対の電路L1を遮断しても、接続部52と交流電源AC1とを繋ぐ一対の電路は遮断されない。つまり、比較例の接続システム101では、接続装置10の有する遮断機能が増設コンセント5に適用されない。
これに対して、本実施形態の接続システム100では、増設コンセント5は、端子(増設端子)T10,T11を介してブレーカブロック3の端子(出力端子)T3,T4に電気的に接続されている。したがって、本実施形態の接続システム100では、たとえば漏電が発生することにより遮断器34が一対の電路L1を遮断すると、接続部52と交流電源AC1とを繋ぐ一対の電路も遮断される。
つまり、本実施形態の接続システム100では、接続装置1Eの有する遮断機能を、コンセントブロック2のみならず増設コンセント5にも適用することができる。言い換えれば、接続装置1Eは、端子(増設端子)T10,T11を備えることにより、端子T10,T11に接続された増設コンセント5に遮断機能を適用することができる。このため、本実施形態の接続システム100では、増設コンセント5に遮断器を新たに設ける必要がない。
ところで、本実施形態の接続システム100では、接続装置1Eは、第1変形例の接続装置1Aの隙間38、第2変形例の接続装置1Bの凹部376、第3変形例の接続装置1Cの対向面332の少なくともいずれか1つと組み合わせて構成されていてもよい。その他、接続装置1Eは、凸部374の代わりに、第4変形例の接続装置1Dの凸部378を
備えていてもよい。
また、本実施形態の接続システム100では、増設コンセント5は、2極プラグP1が接続されるように構成されているが、接地極付きプラグが接続されるように構成されていてもよい。さらに、本実施形態の接続システム100は、接続装置1に対して複数の増設コンセント5を送り接続して構成されていてもよい。
なお、本実施形態において、コンセントブロック2の器体21の寸法は、1個モジュール寸法に限定されず、他の寸法であってもよい。また、ブレーカブロック3の筐体31の寸法は、2個モジュール寸法に限定されず、他の寸法であってもよい。さらに、コンセントブロック2は、第3刃受部253を備えていなくてもよい。つまり、コンセントブロック2は、接地極付きプラグではなく、2極プラグP1のみが接続可能な構成であってもよい。
また、本実施形態の接続装置1は、室内での使用を想定している。このため、本実施形態の接続装置1に用いられる遮断器34は、たとえば住宅用分電盤や業務用分電盤に用いられる回路遮断器とは異なっている。
<第1変形例>
以下、実施形態の第1変形例の接続装置1Aについて説明する。ただし、第1変形例の接続装置1Aは、筐体31の構成を除いて実施形態の接続装置1と共通している。したがって、以下では、実施形態の接続装置1と共通する構成については説明を省略する。
第1変形例の接続装置1Aは、図7A、図7Bに示すように、隙間38を有している。隙間38は、筐体31の開口部331における凸部374と対向する一端縁(下端縁)と凸部374との間に設けられている。隙間38は、たとえばユーザの指の爪や工具S1の先端を挿入可能な寸法であればよい。
本変形例の接続装置1Aでは、ユーザは、指の爪や工具S1の先端を隙間38に挿入することができるので、凸部374の傾斜面375に指の爪や工具S1の先端を引っ掛け易い。したがって、本変形例の接続装置1Aでは、凸部374が傾斜面375のみを有する場合と比較して、ユーザがハンドル37に回転力F1を与え易く、ハンドル37の手動でのオフ操作を容易に行うことができる。
<第2変形例>
以下、実施形態の第2変形例の接続装置1Bについて説明する。ただし、第2変形例の接続装置1Bは、ハンドル37の構成を除いて本実施形態の接続装置1と共通している。したがって、以下では、実施形態の接続装置1と共通する構成については説明を省略する。
第2変形例の接続装置1Bでは、図8に示すように、ハンドル本体370は、凹部376を備えている。凹部376は、傾斜面375に設けられている。また、凹部376は、ハンドル37の回転方向に沿って窪んでいる。言い換えれば、凹部376は、回転力F1の向きに沿って窪んでいる。
本変形例の接続装置1Bでは、ユーザは、指の爪や工具S1の先端を凹部376に引っ掛けることができる。したがって、本変形例の接続装置1Bでは、凸部374が傾斜面375のみを有する場合と比較して、ユーザがハンドル37に回転力F1を与え易く、ハンドル37の手動でのオフ操作を容易に行うことができる。
<第3変形例>
以下、実施形態の第3変形例の接続装置1Cについて説明する。ただし、第3変形例の接続装置1Cは、筐体31の構成を除いて実施形態の接続装置1と共通している。したがって、以下では、実施形態の接続装置1と共通する構成については説明を省略する。
第3変形例の接続装置1Cでは、図9Aに示すように、筐体31は、対向面332を備えている。対向面332は、筐体31の開口部331における凸部374と対向する一端縁(下端縁)に設けられている。また、対向面332は、ハンドル37のオン位置において傾斜面375と対向している。さらに、対向面332は、ハンドル37のオン位置において傾斜面375と平行である。
本変形例の接続装置1Cでは、ユーザは、指の爪やドライバー等の工具の先端を対向面332に沿わせて凸部374の傾斜面375に当てることができるので、傾斜面375に指の爪や工具S1の先端を引っ掛け易い。したがって、本変形例の接続装置1Cでは、対向面332を備えない場合と比較して、ユーザがハンドル37に回転力F1を与え易く、ハンドル37の手動でのオフ操作を容易に行うことができる。
また、本変形例の接続装置1Cでは、図9Bに示すように、ハンドル37は、窪み377を備えていてもよい。窪み377は、その内面が傾斜面375と連続するように設けられている。また、窪み377は、傾斜面375に沿う向きに窪んでいる。この構成では、ユーザは、たとえば工具S1の先端を窪み377に差し込むことで、ハンドル37に回転力F1を与えることができる。したがって、この構成では、窪み377を備えない場合と比較して、凸部374の突出量をさらに抑えることができ、見栄えが悪くなり難い。
<第4変形例>
以下、実施形態の第4変形例の接続装置1Dについて説明する。ただし、第4変形例の接続装置1Dは、ハンドル37の構成を除いて実施形態の接続装置1と共通している。したがって、以下では、実施形態の接続装置1と共通する構成については説明を省略する。
第4変形例の接続装置1Dでは、図10に示すように、ハンドル37は、実施形態の接続装置1の凸部374の代わりに、凸部378を備えている。凸部377は、露出面373の中央から前方かつ下方に向かって傾斜するように突出している。また、凸部378は、凸部374と比較して、ハンドル37がオン位置にあるときの開口部331からの突出量が大きくなっている。
凸部378は、傾斜面379を有している。傾斜面379は、露出面373に対して傾斜しており、回転力F1を受けるように構成されている。また、傾斜面379は、ハンドル37がオン位置にあるときに、筐体31の開口部331が設けられる一面(つまり、カバー33の前面)の垂直方向から見えないように設けられている。
本変形例の接続装置1Dでは、実施形態の接続装置1と同様に、ユーザが手動でハンドル37をオフ操作することを許容している。そして、凸部378は、露出面373に対して傾斜しており、回転力F1を受ける傾斜面379を有している。このため、本変形例の接続装置1Dは、ハンドル37の手動でのオフ操作を許容しつつも、凸部378の突出量を抑えることができ、見栄えが悪くなり難い。
ところで、本実施形態の接続装置1は、第1変形例の接続装置1Aの隙間38、第2変形例の接続装置1Bの凹部376、第3変形例の接続装置1Cの対向面332の少なくともいずれか1つと組み合わせて構成されていてもよい。その他、第4変形例の接続装置1Dは、第1変形例の接続装置1Aの隙間38、第2変形例の接続装置1Bの凹部376、
第3変形例の接続装置1Cの対向面332の少なくともいずれか1つと組み合わせて構成されていてもよい。また、接続装置1(又は接続装置1D)が対向面332を備える場合は、窪み377をさらに備えていてもよい。
1,1A,1B,1C,1D,1E 接続装置
2 コンセントブロック
25 接続部
3 ブレーカブロック
31 筐体
331 開口部
332 対向面
34 遮断器
37 ハンドル
370 ハンドル本体
372 回転軸
373 露出面
374,378 凸部
375 傾斜面
376 凹部
38 隙間
5 増設コンセント
100 接続システム
AC1 交流電源(電源)
F1 回転力
T3,T4 端子(出力端子)
T6,T7 端子(入力端子)
T10,T11 端子(増設端子)

Claims (2)

  1. 接続部を有するコンセントブロックと、
    前記接続部と電源との間に接続された遮断器を有するブレーカブロックとを備え、
    前記コンセントブロックは、前記ブレーカブロックの出力端子に対して電気的に並列に接続される入力端子及び増設端子を備えることを特徴とする接続装置。
  2. 請求項1記載の接続装置と、
    前記コンセントブロックとは異なる増設コンセントとを備え、
    前記増設コンセントは、前記増設端子を介して前記ブレーカブロックの前記出力端子に電気的に接続されていることを特徴とする接続システム。
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