JP2017181968A - 防音カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 パワーシートモータユニットにおける高周波数から低周波数までの広い周波数帯域の騒音を低減することができる防音カバーを提供する。【解決手段】 防音カバー3は、シートのフレーム部材2に取り付けられ、モータ10と、ギアボックス11と、を有するパワーシートモータユニット1の第一ギアボックス12に装着される。第一ギアボックス12において、モータ10の軸方向をX方向、該X方向に直交する二方向のうち、フレーム部材2への取り付け方向をY方向、残りの方向をZ方向と定義した場合、防音カバー3は、第一ギアボックス12の少なくともX−Z面121に配置される発泡体30と、発泡体30の外側に配置されるカバー部材31と、発泡体30とカバー部材31との間に介装され、第一ギアボックス12の少なくともX−Z面121に対応する位置に発泡体30と接触して配置されるマス32と、を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、パワーシートモータユニットに装着される防音カバーに関する。
自動車などの乗り物に搭載されるパワーシートには、シートの前後位置、高さ、背もたれの角度などを電動で調整するためのパワーシートモータユニットが配置されている(特許文献1参照)。パワーシートモータユニットは、モータ、歯車(ギア)などの複数の部品が組み合わさって構成されている。モータの駆動により歯車が回転し、それにより駆動シャフトが回転することにより、シートを前後方向に移動させたり、シートの高さや背もたれの角度を変えることができる。近年では、車室内の低振動化、低騒音化が図られており、パワーシートモータユニットの駆動音も低減が要求される。
騒音を低減するための吸音材としては、ポリウレタンフォームなどの発泡体が多く使用されている。例えば、特許文献2には、磁性フィラーを含む発泡体からなる吸音カバーが、開示されている。特許文献2に記載された吸音カバーにおいては、熱伝導率が大きな磁性フィラーが、吸音カバーの厚さ方向に配向している。このため、モータ音を低減できるだけでなく、モータで生じた熱を磁性フィラーを介して速やかに放出することができる。
特開2015−209073号公報 特開2015−069012号公報 特公平6−100245号公報 実開平6−71938号公報
パワーシートモータユニットを駆動させると、モータおよび一段目ギアからの放射音や、シートフレームへの取付部からの固体伝播音などが発生する。また、シート操作によりモータの回転方向や回転数が変化するため、騒音の周波数が変化する。特許文献2に記載された発泡体を使用した吸音カバーは、モータからの高周波数の騒音を低減するためには有効である。しかしながら、固体伝播音などの500Hz以下の低周波数の騒音に対しては低減効果が小さい。
一方、振動を低減する装置として、ダイナミックダンパが知られている。一般に、ダイナミックダンパは、制振対象たる振動体に取り付けられる取付部材に、ゴムなどの弾性体を介してマスが弾性支持されるよう構成されている。振動体が特定の周波数で振動した際に、マスと弾性体とがマス−ばねからなる振動系を構成し共振して、振動体の振動を吸収し低減させる。しかしながら、ダイナミックダンパは、低周波数の騒音低減には有効であるが、高周波数の騒音を低減することはできない。また、低減される周波数帯域が狭く、モータの回転方向や回転数が変化する場合など、周波数が変化する対象に対しては充分な騒音低減効果が得られない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、パワーシートモータユニットにおける高周波数から低周波数までの広い周波数帯域の騒音を低減することができる防音カバーを提供することを課題とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明の防音カバーは、シートのフレーム部材に取り付けられ、モータと、ギアアセンブリを内蔵するギアボックスと、を有するパワーシートモータユニットにおいて、該ギアボックスのうち、一段目ギアを収容する第一ギアボックスに装着される防音カバーであって、該第一ギアボックスにおいて、該モータの軸方向をX方向、該X方向に直交する二方向のうち、該フレーム部材への取り付け方向をY方向、残りの方向をZ方向と定義した場合、該第一ギアボックスの少なくともX−Z面に配置される発泡体と、該発泡体の外側に配置されるカバー部材と、該発泡体と該カバー部材との間に介装され、該第一ギアボックスの少なくともX−Z面に対応する位置に該発泡体と接触して配置されるマスと、を有することを特徴とする。
本発明の防音カバーは、発泡体、カバー部材に加えて、両者の間に配置されるマスを有する。マスは発泡体に弾性的に支持される。発泡体およびカバー部材が複合ばねとなり、それにマスが追加されることにより、いわゆるマス−ばねによる防振効果を得ることができる。本発明の防音カバーにおいては、発泡体およびカバー部材による吸音および遮音機能に、マス−ばねによる防振機能が加わることにより、空気を伝播する放射音の低減と、固体伝播音の低減と、の両方を実現することができる。すなわち、本発明の防音カバーによると、放射音などの高周波数の騒音だけでなく、固体を伝播する500Hz以下の低周波数の騒音をも低減することができる。
本発明の防音カバーにおいては、発泡体およびカバー部材のいずれか一方、あるいは両方のばね定数を変更することにより、防音カバーの固有振動数を変更することができる。勿論、マスの質量を変更しても固有振動数を変更することができる。このように、本発明の防音カバーによると、低減したい振動周波数に応じたチューニングが容易である。
本発明者が検討したところ、第一ギアボックスは、フレーム部材への取り付け方向であるY方向において、125Hz付近の共振周波数を有することがわかった。本発明の防音カバーにおいて、発泡体、マス、およびカバー部材は、第一ギアボックスの少なくともX−Z面に配置される。第一ギアボックスのX−Z面は、Y方向に垂直な面である。こうすることにより、Y方向に伝播する低周波数の騒音を効果的に低減することができる。
(2)好ましくは、上記(1)の構成において、前記ギアボックスは、前記Y方向において前記フレーム部材に片持ち梁状に取り付けられる構成にするとよい。
第一ギアボックスには、一段目ギアなどの回転体が収容されている。ギアボックスがY方向に片持ち梁状に取り付けられた場合、第一ギアボックスからは、Y方向(取付方向)およびZ方向(自重方向)の二方向に騒音が生じると考えられる。本発明の防音カバーによると、第一ギアボックスの少なくともX−Z面に、発泡体、マス、およびカバー部材が配置される。これにより、Y方向およびZ方向の両方向における騒音を低減することができる。
(3)好ましくは、上記(1)または(2)の構成において、前記発泡体および前記カバー部材は前記第一ギアボックスのX−Z面およびX−Y面の二面を覆うように配置され、防音カバー全体がL字状を呈する構成にするとよい。
本構成によると、発泡体およびカバー部材により、第一ギアボックスのX−Z面およびX−Y面の二面が被覆されるため、これらによる吸音および遮音効果が高まり、Y方向およびZ方向の両方向における騒音をより低減することができる。また、第一ギアボックスへの取り付けも容易である。
(4)好ましくは、上記(1)ないし(3)のいずれかの構成において、前記第一ギアボックスの前記Y方向および前記Z方向における制振対象周波数は500Hz以下である構成にするとよい。
上述したように、第一ギアボックスからは、Y方向およびZ方向の二方向に騒音が生じると考えられる。したがって、これら二方向における低周波数の振動を低減できると、パワーシートモータユニットの騒音を効果的に低減することができる。
(5)好ましくは、上記(1)ないし(4)のいずれかの構成において、前記発泡体および前記カバー部材は樹脂またはエラストマー製である構成にするとよい。
本構成によると、発泡体およびカバー部材を容易に成形することができると共に、防音カバーを軽量化することができる。特にカバー部材をエラストマーで構成する場合には、カバー部材の弾性率を変更することにより共振周波数を調整することができるため、カバー部材を金属や樹脂で構成する場合と比較して、調整可能な共振周波数の範囲を広くすることができる。また、カバー部材がエラストマー製であれば、仮にカバー部材の固有値振動に伴う二次放射音が発生するような場合でも、例えば100Hz以下などのより聴感感度が低い低周波数帯域にカバー部材の固有値を調整して影響を小さくすることができる。また、エラストマーの減衰効果により、二次放射音の発生を抑制することができる。
なお、「樹脂またはエラストマー製」とは、発泡体およびカバー部材の母材が樹脂またはエラストマーであればよく、樹脂またはエラストマー以外に他の材料を含んでいても構わない。本明細書において、エラストマーは、架橋ゴムおよび熱可塑性エラストマーを含む。
(6)好ましくは、上記(1)ないし(5)のいずれかの構成において、前記発泡体は、樹脂またはエラストマーからなる母材と、該母材に含まれる磁性フィラーと、を有し、該磁性フィラーは前記Y方向に連接して配向している構成にするとよい。
本構成の発泡体においては、磁性フィラーが配向することにより、Y方向のばね定数とZ方向のばね定数とが異なる。磁性フィラーが配向するY方向においては、Z方向と比較してばね定数が大きい。このため、Y方向においては、Z方向よりも固有振動数が上昇する。一方、Z方向においては、Y方向と比較してばね定数が小さい。このため、Z方向においては、Y方向よりも固有振動数が低下する。これにより、例えば第一ギアボックスのY方向における共振周波数とZ方向における共振周波数とが異なる場合にも、対応することができる。
また、ポリウレタンフォームなどの発泡体は、内部に多数のセル(気泡)を有するため熱伝導率が小さい。このため、第一ギアボックスの外側が発泡体で覆われると、第一ギアボックスに熱が蓄積されやすい。この点、本構成の発泡体の中には、熱伝導率が比較的大きい磁性フィラーが、Y方向に連接して配向している。このため、第一ギアボックスで生じた熱を、配向した磁性フィラーを介して速やかに放出することができる。
実施形態の防音カバーが装着されたパワーシートモータユニットの右側面図である。 同防音カバーの図1におけるII−II断面図である。 同防音カバーの発泡体における磁性フィラーの配向状態を示す模式図である。 実施例1の防音カバー付きパワーシートモータユニットの取付図である。 参考例1のマス付きパワーシートモータユニットの取付図である。 Y方向の打撃に対するY方向におけるイナータンスの測定結果を示すグラフである。 Z方向の打撃に対するZ方向におけるイナータンスの測定結果を示すグラフである。 マイクAにより測定されたZ方向の騒音レベルのグラフである。 マイクBにより測定されたY方向の騒音レベルのグラフである。
以下、本発明の防音カバーの実施の形態について説明する。まず、本実施形態の防音カバーの構成を説明する。図1に、本実施形態の防音カバーが装着されたパワーシートモータユニットの右側面図を示す。図2に、同防音カバーの図1におけるII−II断面図を示す。図3に、同防音カバーの発泡体における磁性フィラーの配向状態を模式的に示す。説明の便宜上、図3においては、発泡体のハッチングを省略して示す。図1〜図3において、モータの軸方向(前後方向)をX方向、X方向に直交する二方向のうち、サイドフレームへの取り付け方向(左右方向)をY方向、残りの方向(上下方向)をZ方向と定義する。
図1、図2に示すように、本実施形態のパワーシートモータユニット1は、モータ10と、ギアボックス11と、を備えている。ギアボックス11には、複数のギアが連結されたギアアセンブリが内蔵されている。ギアボックス11は、一段目ギアが収容されている第一ギアボックス12と、それに続く第二ギアボックス13と、を有している。モータ10は、第一ギアボックス12の前端に取り付けられている。
パワーシートモータユニット1は、自動車のシートの高さを調整するために用いられる。パワーシートモータユニット1は、シートフレームのうち、右側部において前後方向に延びるサイドフレーム2の外側に、取り付けられている。パワーシートモータユニット1においては、第二ギアボックス13が三つのボルト20a、20b、20cによりサイドフレーム2に固定されている。これにより、ギアボックス11、ひいてはパワーシートモータユニット1が、サイドフレーム2に片持ち梁状に取り付けられている。サイドフレーム2は、本発明におけるフレーム部材の概念に含まれる。第二ギアボックス13の左面からは、左方(シート内側方向)に向かって出力軸130が突出している。
防音カバー3は、一段目ギアを収容する第一ギアボックス12に装着されている。防音カバー3は、第一ギアボックス12の上面120(X−Y面)および右面121(X−Z面)の二面を覆っている。防音カバー3は、前方から見てL字状を呈している。防音カバー3は、発泡体30と、カバー部材31と、マス32と、を有している。
発泡体30は、第一ギアボックス12の上面120および右面121の二面を覆うように配置されている。発泡体30は、前方から見てL字状を呈している。発泡体30は、グラファイト粒子にステンレス鋼粒子を複合化した複合粒子を含むポリウレタンフォーム製である。図3に示すように、複合粒子300は、左右方向(Y方向)に連なるように配向している。すなわち、複合粒子300は、第一ギアボックス12の上面120においては発泡体30の面方向に、右面121においては発泡体30の厚さ方向に、各々連接して配向している。複合粒子300は、本発明における磁性フィラーの概念に含まれる。複合粒子300がY方向に配向していることにより、発泡体30におけるY方向のばね定数は、Z方向のばね定数よりも大きい。
カバー部材31は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂製であり、第一ギアボックス12の上面120および右面121の二面において発泡体30を覆うように配置されている。カバー部材31は、前方から見てL字状を呈している。第一ギアボックス12の右面121を覆うカバー部材31には、マス32を収容する凹部310が形成されている。
マス32は、鉄製であり、矩形板状を呈している。マス32の質量は110gである。マス32は、カバー部材31の凹部310に嵌め込まれている。マス32は、第一ギアボックス12の右面121を覆う発泡体30に接触して配置されている。
次に、本実施形態の防音カバーの作用効果を説明する。防音カバー3は、発泡体30、カバー部材31に加えて、マス32を有している。マス32は発泡体30に弾性的に支持されている。発泡体30およびカバー部材31が複合ばねとなり、それにマス32が追加されることにより、いわゆるマス−ばねによる防振効果を得ることができる。よって、防音カバー3は、発泡体30およびカバー部材31による吸音および遮音機能に加えて、マス−ばねによる防振機能を有している。したがって、防音カバー3によると、放射音および固体伝播音の両方を低減することができる。すなわち、防音カバー3によると、高周波数の騒音だけでなく、500Hz以下の低周波数の騒音をも低減することができる。
防音カバー3の固有振動数は、発泡体30およびカバー部材31のいずれか一方、あるいは両方のばね定数を変更することにより、またはマス32の質量を変更するなどして、変更すればよい。よって、防音カバー3においては、低減したい周波数に応じたチューニングが容易である。
パワーシートモータユニット1は、サイドフレーム2に片持ち梁状に取り付けられている。より具体的には、防音カバー3が装着される第一ギアボックス12を含むギアボックス11は、サイドフレーム2に片持ち梁状に取り付けられている。ここで、発泡体30およびカバー部材31は、第一ギアボックス12の上面120(X−Y面)および右面121(X−Z面)の二面を覆っている。マス32は、第一ギアボックス12の右面121(X−Z面)に配置されている。これにより、第一ギアボックス12から生じるY方向およびZ方向の騒音を効果的に低減することができる。また、防音カバー3は、L字状を呈しているため、第一ギアボックス12に容易に取り付けることができる。
発泡体30は、複合粒子300を含むポリウレタンフォーム製である。複合粒子300は、左右方向(Y方向)に連接して配向している。このため、第一ギアボックス12で生じた熱を、配向した複合粒子300を介して速やかに放出することができる。また、発泡体30のばね定数は、Y方向とZ方向とで異なっている。すなわち、発泡体30の固有振動数は、Y方向とZ方向とで異なっている。これにより、第一ギアボックス12のY方向における共振周波数とZ方向における共振周波数とが異なる場合にも、対応することができる。
カバー部材31は、ABS樹脂製である。このため、発泡体30と同様に、成形が容易である。また、防音カバー3の軽量化を図ることができる。カバー部材31には、マス32を収容する凹部310が形成されている。このため、発泡体30とカバー部材31との間にマス32を配置しやすい。
以上、本発明の防音カバーの一形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
本発明の防音カバーを装着するパワーシートモータユニットの構成、形状、取り付け方法、取り付け角度、用途などは、上記実施形態に限定されない。上記実施形態においては、防音カバーをL字状にした。しかし、防音カバーの形状は特に限定されない。防音カバーは、第一ギアボックスの一面にのみ配置してもよく、連続しない面に別々に配置してもよく、三面以上を覆うように配置してもよい。ここで、発泡体、カバー部材、マスは、第一ギアボックスの少なくともX−Z面に配置されていればよい。なかでも、フレーム部材とは反対側のX−Z面に配置することが望ましい。上記実施形態においては、マスをX−Z面のみに配置したが、それに加えてX−Y面に配置してもよい。発泡体、カバー部材、マスは、積層されているだけでもよいが、両面テープ、接着剤などで隣接部材に固定してもよい。
発泡体の材質、形状、厚さなどは、上記実施形態に限定されない。例えば、発泡体の厚さは、一定でも場所により変えてもよい。例えば、放熱性を考慮した場合には、第一ギアボックスとの接触面積を大きくするとよい。発泡体の材質としては、ポリウレタンフォームの他、ポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォームなどの発泡樹脂または発泡エラストマーを採用すればよい。発泡体は、樹脂またはエラストマーのみから形成されていてもよいが、上記実施形態のように、所定の方向に配向可能な磁性フィラーなどを含有していてもよい。磁性フィラーとしては、例えば、鉄、ニッケル、コバルト、ガドリニウム、ステンレス鋼などの強磁性体、MnO、Cr、FeCl、MnAsなどの反強磁性体、およびこれらを用いた合金類を用いるとよい。なかでも、熱伝導率が大きくフィラーとしての加工性に優れる点から、ステンレス鋼、銅鉄合金などが好適である。また、放熱性を向上させるという観点から、磁性フィラーとして、熱伝導率が大きい熱伝導性粒子の表面に磁性粒子が付着した複合粒子を用いてもよい。熱伝導性粒子の材質としては、例えば、黒鉛、膨張黒鉛、炭素繊維などの炭素材料が好適である。
カバー部材の材質、形状なども特に限定されない。カバー部材の材質としては、樹脂またはエラストマーが望ましい。例えば、ABS樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリアミド(PA)樹脂、オレフィン系エラストマー(TPO)、スチレン系エラストマー(TPS)、ウレタン系エラストマー(TPU)、天然ゴム(NR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ニトリルゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、シリコーンゴム(Q)などが挙げられる。また、これらに各種強化材が配合された材料や、これらと他の材料との複合材料を用いてもよい。カバー部材は、発泡体を外側から覆うように配置することが望ましい。
マスの材質、形状、質量なども特に限定されない。例えば、低減したい振動周波数に応じてマスの質量を調整すればよい。マスの形状が平板状の場合、プレス打ち抜き加工により製造することができるため、製造容易性およびコスト面において好適である。
次に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
<イナータンス測定>
[測定方法]
(1)実施例1
上記実施形態の防音カバーが装着されたパワーシートモータユニット(前出図1、図2参照)を使用して、防音カバーによる振動低減効果を確認した。防音カバーの製造およびパワーシートモータユニットへの取り付け方法は、以下の通りである。まず、ポリオール、ポリイソシアネート、複合粒子粉末を含む混合原料を発泡成形して、L字状の発泡体を製造した。次に、ABS樹脂からL字状のカバー部材を成形し、凹部にマスを嵌め込んだ。それから、発泡体を第一ギアボックスの上面(X−Z面)および右面(X−Y面)に接着剤により固定し、それを覆うようにカバー部材をマスと共に組み付けた。このようにして得られた防音カバー付きパワーシートモータユニットを、上下方向に垂直に立てられた金属板の一面に、片持ち梁状に取り付けた。
図4に、防音カバー付きパワーシートモータユニットの取付図を示す。図4は、防音カバー付きパワーシートモータユニットを前方から見た状態を示している。図4中、図1と対応する部材については同じ符号で示す。図4に示すように、第一ギアボックス12の後方の第二ギアボックス13が、三組のボルト20a、20b、20cおよびナット21a、21b、21cにより金属板9に固定されている。これにより、パワーシートモータユニット1は、金属板9に片持ち梁状に取り付けられている。金属板9には、第一ギアボックス12に対応する位置に、円形の開口部が穿設されている。第一ギアボックス12の左側面の後方下端には、加速度ピックアップ(図略)が取り付けられている。加速度ピックアップは、FFT(高速フーリエ変換)アナライザに接続されている。本実施例においては、加速度ピックアップとして、ブリュエル・ケアー(B&K)社製の「4507C」を使用した。また、FFTアナライザとして同社製の「PLUSE/Labshop」を使用した。
まず、図4中、白抜き矢印Yで示すように、金属板9の左側(Y方向)から第一ギアボックス12の左面をインパクトハンマで打撃して、第一ギアボックス12のY方向におけるイナータンスを測定した。次に、図4中、白抜き矢印Zで示すように、上方(Z方向)から第一ギアボックス12の上面をインパクトハンマで打撃して、第一ギアボックス12のZ方向におけるイナータンスを測定した。ここでイナータンスは、第一ギアボックス12に加えられる加振力をF、第一ギアボックス12の測定点(加速度ピックアップの配置点)に生じる加速度をAとして、A/Fにより算出される値である。イナータンスは、単位加振力に対する振動レベルの応答性を表す指標であり、モータで同じ加振力を加えた場合(モータを作動させた場合)、イナータンスの値が大きくなるほどパワーシートモータユニット(第一ギアボックス)からの振動が大きいといえる。
(2)比較例1
比較のため、防音カバーが装着されていないパワーシートモータユニットを用いて、実施例1と同様にして、第一ギアボックスのY方向とZ方向とにおけるイナータンスを測定した。
(3)参考例1
参考例1として、防音カバーの代わりにマスのみを配置したパワーシートモータユニットを用いて、実施例1と同様にして、第一ギアボックスのY方向とZ方向とにおけるイナータンスを測定した。
図5に、マス付きパワーシートモータユニットの取付図を示す。図5は、図4と対応している。図5に示すように、マス40は、第一ギアボックス12の右面に配置されている。マス40は、上記実施形態の防音カバーに使用したものと同じ鉄製であり、矩形板状を呈している。マス40の質量は110gである。
(4)参考例2
参考例2として、マスを有しない防音カバーが装着されたパワーシートモータユニットを用いて、実施例1と同様にして、第一ギアボックスのY方向とZ方向とにおけるイナータンスを測定した。参考例2のパワーシートモータユニットに装着される防音カバーは、上記実施形態の防音カバーからマスのみを除いたものである。すなわち、前出図2において、カバー部材31の凹部310には、マスの代わりに発泡体30が充填されている。
[測定結果]
図6に、Y方向の打撃に対するY方向におけるイナータンスの測定結果を示す。図7に、Z方向の打撃に対するZ方向におけるイナータンスの測定結果を示す。
図6に示すように、Y方向から振動を加えた場合、パワーシートモータユニット単体(比較例1)におけるY方向のイナータンスのピークは114Hz、360Hz、468Hz付近にある。これに対して、本発明の防音カバー付きパワーシートモータユニット(実施例1)においては、同じ周波数におけるイナータンスのピーク値が低下した。また、図7に示すように、Z方向から振動を加えた場合、パワーシートモータユニット単体(比較例1)におけるZ方向のイナータンスのピークは178Hz付近にある。これに対して、本発明の防音カバー付きパワーシートモータユニット(実施例1)においては、同じ周波数におけるイナータンスのピーク値が低下した。すなわち、本発明の防音カバーを装着した場合、パワーシートモータユニットを単独で使用した場合に問題となる500Hz以下の低周波数帯域の振動レベルが小さくなった。そして、本発明の防音カバーによる低周波数帯域の振動抑制効果は、Y方向およびZ方向の二方向において発揮されていることがわかる。以上より、本発明の防音カバーを使用すると、500Hz以下の低周波数の騒音を低減できることが確認された。
ちなみに、参考例1、2のパワーシートモータユニットにおいては、パワーシートモータユニット単体(比較例1)におけるイナータンスのピーク(Y方向:114Hz、Z方向:178Hz)が低周波数側に若干ずれただけであり、ピーク値を低下させる効果は見られなかった。
<騒音測定>
[測定方法]
実施例1の防音カバー付きパワーシートモータユニットと比較例1のパワーシートモータユニット単体とを使用して、防音カバーによる騒音低減効果を確認した。まず、上記イナータンス測定と同じように、実施例1の防音カバー付きパワーシートモータユニット、比較例1のパワーシートモータユニットを、各々金属板の一面に片持ち梁状に取り付けて、モータを駆動させた。モータの駆動電圧は16V一定とし、前出図4、図5における左方(金属板9側)から見て出力軸が時計回りに1.25回転するように駆動させた。そして、マイクAを第一ギアボックスの上方(Z方向)に第一ギアボックスから80mm離間して配置して、マイクBを第一ギアボックスの右方(Y方向)に第一ギアボックスから50mm離間して配置して、駆動時に発生する騒音レベルを測定した。騒音レベルの測定には、ブリュエル・ケアー(B&K)社製の測定装置「Type3160−A−042」および測定ソフト「PULSE タイムデータレコーダ」を用いた。
[測定結果]
図8Aに、マイクAにより測定された騒音レベル(Z方向の騒音レベル)を示す。図8Bに、マイクBにより測定された騒音レベル(Y方向の騒音レベル)を示す。
図8A、図8Bに示すように、パワーシートモータユニット単体(比較例1)と防音カバー付きパワーシートモータユニット(実施例1)とを比較すると、Z方向およびY方向のいずれにおいても、1/3オクターブバンド周波数で125Hz(遮断周波数:111.4〜140.3Hz)、160Hz(遮断周波数:142.5〜179.6Hz)、400Hz(遮断周波数:356.3〜449.0Hz)、500Hz(遮断周波数:445.4〜561.3Hz)付近の騒音レベルが小さくなった。これは、先のイナータンス測定の結果とも合致する。このように、本発明の防音カバーを使用すると、500Hz以下の低周波数の騒音を低減できることが確認された。
1:パワーシートモータユニット、10:モータ、11:ギアボックス、12:第一ギアボックス、13:第二ギアボックス、120:上面(X−Y面)、121:右面(X−Z面)、130:出力軸、2:サイドフレーム(フレーム部材)、20a、20b、20c:ボルト、21a、21b、21c:ナット、3:防音カバー、30:発泡体、31:カバー部材、32:マス、300:複合粒子(磁性フィラー)、310:凹部、40:マス、9:金属板。

Claims (6)

  1. シートのフレーム部材に取り付けられ、モータと、ギアアセンブリを内蔵するギアボックスと、を有するパワーシートモータユニットにおいて、該ギアボックスのうち、一段目ギアを収容する第一ギアボックスに装着される防音カバーであって、
    該第一ギアボックスにおいて、該モータの軸方向をX方向、該X方向に直交する二方向のうち、該フレーム部材への取り付け方向をY方向、残りの方向をZ方向と定義した場合、
    該第一ギアボックスの少なくともX−Z面に配置される発泡体と、
    該発泡体の外側に配置されるカバー部材と、
    該発泡体と該カバー部材との間に介装され、該第一ギアボックスの少なくともX−Z面に対応する位置に該発泡体と接触して配置されるマスと、
    を有することを特徴とする防音カバー。
  2. 前記ギアボックスは、前記Y方向において前記フレーム部材に片持ち梁状に取り付けられる請求項1に記載の防音カバー。
  3. 前記発泡体および前記カバー部材は前記第一ギアボックスのX−Z面およびX−Y面の二面を覆うように配置され、防音カバー全体がL字状を呈する請求項1または請求項2に記載の防音カバー。
  4. 前記第一ギアボックスの前記Y方向および前記Z方向における制振対象周波数は500Hz以下である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の防音カバー。
  5. 前記発泡体および前記カバー部材は樹脂またはエラストマー製である請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の防音カバー。
  6. 前記発泡体は、樹脂またはエラストマーからなる母材と、該母材に含まれる磁性フィラーと、を有し、該磁性フィラーは前記Y方向に連接して配向している請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の防音カバー。
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