JP2017180609A - 油圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態の油圧制御装置100を搭載する車両Veの一例を模式的に示す図である。図1に示すように、車両Veは、走行用動力源としてエンジン(ENG)1を備えている。エンジン1から出力された動力は、トルクコンバータ2、入力軸3、前後進切替機構4、ベルト式の無段変速機(以下「CVT」という)5、出力軸6、カウンタギヤ機構7、デファレンシャルギヤ8、車軸9を介して駆動輪10に伝達される。また、車両Veには、駆動装置の油圧供給先に油圧を供給する油圧制御装置100が搭載されている。
図2は、油圧回路200を模式的に示す回路図である。図2に示すように、油圧回路200は、回路内のオイルをライン圧PL、セカンダリ圧Psec、潤滑圧Plubの三つの油圧(制御圧)に制御し、車両Veの油圧供給先(シーブ系231、クラッチ系232、T/C系233、クーラ・潤滑系234)に供給する。なお、セカンダリ圧Psecはライン圧PLよりも低圧であり、潤滑圧Plubはセカンダリ圧Psecよりも低圧である。また、油圧回路200は、オイルポンプの吐出ポート数が制御圧数と同数に構成され、かつオイルポンプ数が制御圧数よりも少なく構成されている。
図3は、油圧制御装置100を模式的に示す機能ブロック図である。ECU300は、油圧制御装置100の制御部を構成し、車両Veを制御するように構成されている。ECU300は、マイクロコンピュータを主体にして構成され、入力信号および予め記憶させられているデータを使用して演算を行い、その演算結果を指令信号として出力する。図3に示すように、ECU300には、流量センサ250からライン圧油路211の流量を検出した信号が入力される。そのECU300は、ロックアップ判定部301と、必要流量算出部302と、ポンプ容量制御部303と、ポート比制御部304と、切替バルブ制御部305とを備えている。
図4は、油圧制御の全体フロー(メインフロー)を示すフローチャートである。図4に示すように、エンジン1が始動すると(ステップS1)、油圧制御装置100は、各ポンプ201,202を最大流量で作動させる(ステップS2)。ステップS2では、メインポンプ201の可変容量比xが最大値1であり、かつサブポンプ202の可変容量比yが最大値1である。
ECU300は、上述したステップS4の処理として、図5に示すサブルーチンを実行する。図5に示すように、ECU300は、ライン圧系必要流量αがメインポンプ201の吐出容量A(第1吐出ポートPo1の最大吐出流量)よりも小さいか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11では、ECU300によって、ライン圧系必要流量αに対し、メインポンプ201のみ(第1吐出ポートPo1の吐出流量xAのみ)で供給可能か否かが判定される。ライン圧系必要流量αは、車両状態を示す各パラメータ(例えば流量センサ250からの入力信号)を用いてライン圧系算出部302aによって決定された計算値である。そして、ステップS11で肯定的に判定された場合、ECU300は、後述するステップS12の処理を実行する。一方、ステップS11で否定的に判定された場合、ECU300は、後述するステップS17の処理を実行する。
「第1ON/OFFソレノイド224:ON」、
「第2ON/OFFソレノイド227:ON」、
「メインポンプ201の可変容量比:x=α/A」、
「サブポンプ202の可変容量比:y=(β+γ)/B」、
「サブポンプ202の可変ポート比:z=β/(β+γ)」となる。
「第1ON/OFFソレノイド224:ON」、
「第2ON/OFFソレノイド227:ON」、
「メインポンプ201の可変容量比:x=α/A」、
「サブポンプ202の可変容量比:y=(β+γ)/B」、
「サブポンプ202の可変ポート比:z=b(最大値)」となる。
「第1ON/OFFソレノイド224:ON」、
「第2ON/OFFソレノイド227:ON」、
「メインポンプ201の可変容量比:x={α+(β−B)}/A」、
「サブポンプ202の可変容量比:y=1(最大値)」、
「サブポンプ202の可変ポート比:z=b(最大値)」となる。
「第1ON/OFFソレノイド224:ON」、
「第2ON/OFFソレノイド227:OFF」、
「メインポンプ201の可変容量比:x=1(最大値)」、
「サブポンプ202の可変容量比:y=1(最大値)」、
「サブポンプ202の可変ポート比:z=a(最小値)」となる。
「第1ON/OFFソレノイド224:OFF」、
「第2ON/OFFソレノイド227:OFF」、
「メインポンプ201の可変容量比:x=1(最大値)」、
「サブポンプ202の可変容量比:y=1(最大値)」、
「サブポンプ202の可変ポート比:z=任意」となる。
油圧制御装置100が搭載される車両は、CVT5を搭載した車両Veに限定されない。例えば、自動変速機(AT)を備えた車両に油圧制御装置100を搭載できる。その自動変速機を搭載した車両例を図9に示す。
2 トルクコンバータ
5 無段変速機(CVT)
24 ロックアップクラッチ(LUクラッチ)
51c,52c 油圧シリンダ
100 油圧制御装置
200 油圧回路
201 メインポンプ(機械式オイルポンプ)
202 サブポンプ(電動オイルポンプ)
203 電動モータ(M)
211 ライン圧油路
212 セカンダリ圧油路
213 潤滑圧油路
214 第1吐出油路
215 第2吐出油路
216 中間油路
221 プライマリレギュレータバルブ
222 セカンダリレギュレータバルブ
223 第1切替バルブ
224 第1ON/OFFソレノイド
225 第1逆止弁
226 第2切替バルブ
227 第2ON/OFFソレノイド
228 第2逆止弁
229 第3逆止弁
B1 ブレーキ(第1ブレーキ)
C1 クラッチ(第1クラッチ)
Po1 第1吐出ポート
Po2 第2吐出ポート
Po3 第3吐出ポート
Claims (4)
- 油圧回路内のオイルをライン圧、セカンダリ圧、潤滑圧の三つの供給油圧に制御し、車両の油圧供給先に供給する油圧制御装置において、
前記車両のエンジンによって駆動されて第1吐出ポートからオイルを吐出する第1オイルポンプと、
電動モータによって駆動されて第2吐出ポートおよび第3吐出ポートからオイルを吐出する第2オイルポンプと、を備え、
前記第1オイルポンプは、可変容量ポンプにより構成され、
前記第2オイルポンプは、ポンプ吐出容量が可変であり、かつ前記第2吐出ポートの吐出流量と前記第3吐出ポートの吐出流量との比が可変であり、
前記油圧回路は、
前記第1吐出ポートから吐出されたオイルを前記油圧供給先のうち前記ライン圧の供給先に供給し、
前記第2吐出ポートから吐出されたオイルを前記油圧供給先のうち前記セカンダリ圧の供給先に供給し、
前記第3吐出ポートから吐出されたオイルを前記油圧供給先のうち前記潤滑圧の供給先に供給する
ことを特徴とする油圧制御装置。 - 前記車両は、前記セカンダリ圧のオイルが供給されるトルクコンバータを備え、
前記トルクコンバータに設けられているロックアップクラッチが係合しているか否かを判定する判定手段と、
前記セカンダリ圧の供給先に必要なオイル流量である第1必要流量を算出する第1算出手段と、
前記潤滑圧の供給先に必要なオイル流量である第2必要流量を算出する第2算出手段と、
前記第1必要流量および前記第2必要流量に基づいて前記第2オイルポンプの吐出容量を変化させるポンプ容量制御手段と、
前記第2吐出ポートの吐出流量と前記第3吐出ポートの吐出流量との比であるポート比を変化させるポート比制御手段と、を備え、
前記判定手段により前記ロックアップクラッチが係合していると判定された場合、前記ポンプ容量制御手段は、前記第2オイルポンプの吐出容量が前記第1必要流量と前記第2必要流量とを合わせたオイル流量となるように当該吐出容量を変化させ、かつ前記ポート比制御手段は、前記ポート比を前記第1必要流量と前記第2必要流量との比となるように変化させる
ことを特徴とする請求項1に記載の油圧制御装置。 - 前記油圧回路は、前記第2吐出ポートから前記セカンダリ圧の供給先に至るセカンダリ圧系回路を開通および遮断させる第1切替バルブ、をさらに備え、
前記第1切替バルブによって前記セカンダリ圧系回路が開通された場合、前記油圧回路は、前記第2吐出ポートから吐出されたオイルを前記セカンダリ圧の供給先に供給し、
前記第1切替バルブによって前記セカンダリ圧系回路が遮断された場合、前記油圧回路は、前記第2吐出ポートから吐出されたオイルを前記ライン圧の供給先に供給する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の油圧制御装置。 - 前記油圧回路は、前記第3吐出ポートから前記潤滑圧の供給先に至る潤滑圧系回路を開通および遮断させる第2切替バルブ、をさらに備え、
前記第2切替バルブによって前記潤滑圧系回路が開通された場合、前記油圧回路は、前記第3吐出ポートから吐出されたオイルを前記潤滑圧の供給先に供給し、
前記第2切替バルブによって前記潤滑圧系回路が遮断された場合、前記油圧回路は、前記第3吐出ポートから吐出されたオイルを前記ライン圧の供給先に供給する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の油圧制御装置。
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