JP2017179880A - 排水トラップ - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態に係る排水トラップを表す斜視図である。
図2は、実施形態に係る排水トラップを表す断面図である。
図3は、実施形態に係る排水トラップの使用状態を表す斜視図である。
図1〜図3に表したように、排水トラップ10は、トラップ本体12と、ヘアキャッチャー14と、を備える。ヘアキャッチャー14は、トラップ本体12に対して着脱可能に取り付けられる。なお、図3では、ヘアキャッチャー14を取り外した状態を図示している。
封水貯留部40は、上部に受入口20が設けられた有底筒状である。受入口20に取り付けられたヘアキャッチャー14は、封水貯留部40内に入り込む。封水貯留部40は、受入口20から流入した水を受ける。封水貯留部40は、流入した水を流出口24に向けて流出させつつ、内部に封水を貯留可能とする。
図4に表したように、噴出部42は、例えば、円筒面状の内周面40aの接線方向に向けて封水貯留部40内に水を噴出させる。これにより、内周面40aに沿って水が旋廻し、封水貯留部40内に旋廻流が形成される。この例において、旋廻流の旋廻方向は、時計回りの方向である。旋廻方向は、反時計回りの方向でもよい。
図6は、実施形態に係るヘアキャッチャー及び締付フランジの一部を拡大して表す部分断面図である。
図5及び図6に表したように、ヘアキャッチャー14は、複数の係合突起34を有する。各係合突起34は、本体部30の外周面に設けられる。各係合突起34は、本体部30の外周面の周方向において所定の間隔を空けて設けられる。
図7(a)に表したように、取っ手部32を摘んだ状態で、ヘアキャッチャー14の本体部30の前側の一部のみを突出部41の下方へ通過させ、取っ手部32と相対する位置(本体部30の前端側)に設けられた係合突起34の少なくとも一部を突出部41よりも下方に位置させる。この後、図7(b)に表したように、取っ手部32を下方に押し込むことで、取っ手部32の下方に設けられた係合突起34を突出部41に係合させる。この時、ヘアキャッチャー14の姿勢の変化にともない、前端側の係合突起34も自動的にほぼ同時に突出部41と係合する。これにより、取っ手部32を摘んだ状態のまま、ヘアキャッチャー14の取り付けを行うことができる。
図8では、参考の排水トラップDTにおける参考のヘアキャッチャーHCの取り付け状態を表している。参考の排水トラップDTでは、トラップ本体MBの内周面に係合突起EPが設けられ、ヘアキャッチャーHCの外周面に係合溝EGが設けられる(図13、図14参照)。参考の排水トラップDTでは、例えば、ヘアキャッチャーHCを周方向に回転させて係合突起EPと係合溝EGとを係合させることにより、ヘアキャッチャーHCが取り付けられる。
図9に表したように、この例において、締付フランジ52(封水貯留部40)は、当接部46を有する。当接部46は、突出部41の下方に設けられ、各係合突起34のいずれかの周方向の側端(側面)と当接可能である。当接部46は、各係合突起34のいずれかの周方向の側端との当接により、本体部30の周方向の回転を規制する。このように、この例では、各係合突起34(凸部)と当接部46とによって、本体部30の周方向の回転を規制する回転規制部が構成される。当接部46を設けた場合には、ヘアキャッチャー14が旋廻流の影響を受けて回転してしまうことを、より確実に抑制することができる。当接部46を設ける場合、各係合突起34は、必ずしも当接面34aを有しなくてもよい。この例において、当接部46は、突出部41の下端から下方に突出するように形成されている。これに限ることなく、当接部46は、例えば、突出部41よりも下方の締付フランジ52の内周面に設けてもよい。
図10に表したように、この例において、締付フランジ52(封水貯留部40)は、当接部48を有する。当接部48は、突出部41の上方に設けられ、突出部41と各係合突起34とが係合した状態において、本体部30から外方に突出した凸部であるリブ30rの周方向の側端(側面)と当接可能である。当接部48は、リブ30rとの当接により、本体部30の周方向の回転を規制する。この例では、リブ30r(凸部)と当接部48とによって、本体部30の周方向の回転を規制する回転規制部が構成される。この例においても、ヘアキャッチャー14が旋廻流の影響を受けて回転してしまうことを、より確実に抑制することができる。回転規制部の構成は、上記に限ることなく、本体部30の周方向の回転を規制可能な任意の構成でよい。
図11に表したように、この例において、各係合突起34は、上方に向かうに従って内方へ傾斜する傾斜面34sを有する。傾斜面34sは、本体部30の傾斜側壁30sと逆向きに傾斜している。傾斜面34sの上端は、例えば、傾斜側壁30sに接する。これにより、ヘアキャッチャー14は、本体部30の傾斜側壁30sと各係合突起34の傾斜面34sとによって、内方に向かって凹む凹部36を形成する。
図12(a)に表したように、突出部41は、環状に限ることなく、僅かに隙間が設けられたC字状としてもよい。あるいは、図12(b)に表したように、複数の突出部41を周方向において所定の間隔を空けて設けてもよい。周方向に並べて設けられた複数の突出部41により、封水貯留部40の内周面40aの全周に亘って封水貯留部40の内部の幅をヘアキャッチャー14の本体部30の上端30aの幅よりも狭くしてもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (5)
- 洗い場の凹部の底面に設けられた排水口に接続される受入口と、浴槽の排水口に接続される流入口と、排水管に接続される流出口と、を有し、前記受入口及び前記流入口から流入した水を前記流出口から流出させるとともに、前記受入口及び前記流入口から前記流出口へと至る経路を封水によって遮断可能とするトラップ本体と、
前記受入口に着脱可能に取り付けられ、前記受入口から前記トラップ本体内への異物の侵入を抑制するヘアキャッチャーと、
を備え、
前記トラップ本体は、
上部に前記受入口が設けられた有底筒状であり、流入した水を前記流出口に向けて流出させつつ、内部に前記封水を貯留可能とした封水貯留部と、
前記封水貯留部の内周面から内方に突出するとともに、前記内周面の周方向に延びる突出部と、
前記流入口から流入した水を前記封水貯留部内に噴出させることにより、前記封水貯留部の内周面に沿って旋廻する旋廻流を形成するとともに、前記封水貯留部内の水位を一時的に上昇させ、前記ヘアキャッチャーを前記旋廻流に浸漬させる噴出部と、
を有し、
前記ヘアキャッチャーは、
下方に向かって凹む籠状であり、前記受入口に嵌り、前記突出部よりも下方の前記封水貯留部内に一部が入り込むとともに、前記封水貯留部との当接によって下方への移動が規制される本体部と、
前記本体部の上端から外方に延びる取っ手部と、
前記本体部の外周面に周方向において所定の間隔を空けて設けられ、外方に向かって突出し、前記突出部の下端に係合して前記本体部の上方への移動を規制可能とする複数の係合突起と、
を有し、
前記突出部は、前記封水貯留部の内周面の全周に亘って前記封水貯留部の内部の幅を、前記ヘアキャッチャーを上方から見た状態における前記本体部の上端の外形形状の最小の幅よりも狭くし、
前記トラップ本体及び前記ヘアキャッチャーの少なくとも一方は、前記突出部と前記複数の係合突起とが係合した状態において、前記本体部の前記周方向の回転を規制する回転規制部を有し、
前記複数の係合突起の少なくとも1つ及び前記本体部のいずれかは、前記複数の係合突起の前記突出部の部分の通過を許容する弾性を有することを特徴とする排水トラップ。 - 前記回転規制部は、
前記ヘアキャッチャーに設けられ、前記本体部から外方に突出した凸部と、
前記封水貯留部に設けられ、前記突出部と前記複数の係合突起とが係合した状態において、前記凸部の前記周方向の側端と当接可能な当接部と、
を有し、前記凸部と前記当接部との当接によって前記本体部の前記周方向の回転を規制することを特徴とする請求項1記載の排水トラップ。 - 前記凸部は、前記複数の係合突起であり、
前記当接部は、前記突出部の下方に設けられ、前記複数の係合突起のいずれかの前記周方向の側端と当接することを特徴とする請求項2記載の排水トラップ。 - 前記回転規制部は、前記ヘアキャッチャーに設けられ、外方に向かう方向において前記突出部に当接し、前記複数の係合突起の少なくとも1つ及び前記本体部のいずれかの弾性力によって前記突出部に押し付けられることにより、前記本体部の前記周方向の回転を摩擦力によって抑制する当接面を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の排水トラップ。
- 前記複数の係合突起の1つは、前記取っ手部の下方に設けられ、
前記複数の係合突起の別の1つは、前記取っ手部と相対する位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の排水トラップ。
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