JP2017175749A - Dc/dcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】DC/DCコンバータを構成するコンデンサ間の過電流を防止しながら、各コンデンサの両端電圧を安全に揃えることができるDC/DCコンバータを得る。
【解決手段】複数のスイッチング素子2a〜2dと、リアクトルLと、低圧側コンデンサ3と、高圧側コンデンサ4と、充放電コンデンサ5と、前記スイッチング素子を駆動制御する制御手段6とを備えたDC/DCコンバータ50において、制御手段6は、少なくとも1つのスイッチング素子のデューティー比を0%から100%へ徐々に変化させるソフトスタート制御を行うと共に、該期間ではソフトスタート制御を行わないスイッチング素子をオフする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、DC/DCコンバータに関するものである。
従来のDC/DCコンバータとして、端子群とリアクトルとスイッチング素子直列回路と充放電コンデンサと平滑コンデンサとを有し、端子群は第1、第2、第3、第4の端子を有し、スイッチング素子直列回路は第1、第2、第3、第4のスイッチング素子が直列に接続されたものがある。第2及び第3のスイッチング素子の接続点がリアクトルを介して第1の端子に接続され、第1のスイッチング素子の第2のスイッチング素子との接続点との反対側が第2の端子に接続され、充放電コンデンサが第1及び第2のスイッチング素子との接続点と第3及び第4のスイッチング素子との接続点との間に接続され、スイッチング素子直列回路に平滑コンデンサが並列に接続されるとともにスイッチング素子直列回路が第3及び第4の端子に接続され、第1及び第2の端子が低圧側とされ、第3及び第4の端子が高圧側とされ、低圧側と高圧側との間で直流電圧の変換を行っている。制御装置は、第1の演算手段と第2の演算手段と開閉制御手段とを有している。第1の演算手段は高圧側の電圧指令値である高圧側電圧指令値と高圧側の電圧の検出値である高圧側電圧検出値との差電圧または低圧側の電圧指令値である低圧側電圧指令値と低圧側の電圧の検出値である低圧側電圧検出値との差電圧に基づいて第1の演算値を算出している。第2の演算手段は充放電コンデンサの電圧指令値と充放電コンデンサの電圧検出値との差電圧に基づいて第2の演算値を演算している。開閉制御手段は第1の演算値と第2の演算値とに基づいて通電率を求め、この通電率に基づき上記第1、第2、第3、第4のスイッチング素子の開閉動作を制御するものである(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の別例によるDC/DCコンバータとして、コイルに接続される少なくとも二つのスイッチング素子を備え、制御回路によってその二つのスイッチング素子を互いに反転動作させることにより直流電力変換を行う非絶縁型のDC/DCコンバータにおいて、制御回路は、動作開始時に、スイッチング素子の一方のオンデューティ時間を徐々に増加させるソフトスタート制御を行うと共に、このソフトスタート制御中は他方のスイッチング素子をオフするものがある(例えば、特許文献2参照)。
特許第5457559号公報 特許第3501226号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたDC/DCコンバータでは、第1のスイッチング素子のゲート信号と第2のスイッチング素子のゲート信号の位相差を180°に、第1のスイッチング素子のゲート信号と第4のスイッチング素子のゲート信号を相補関係に、第2のスイッチング素子のゲート信号と第3のスイッチング素子のゲート信号を相補関係にそれぞれ制御するため、第1および第3のスイッチング素子のデューティー比を共に1とすることができず、低圧側コンデンサの両端電圧と充放電コンデンサの両端電圧とを揃えることができなかった。また、昇圧動作中に、高圧側電圧指令値が低圧側電圧程度の低い値に急変したような場合、第3および第4のスイッチング素子のデューティー比が急激に大きくなるため、低圧側コンデンサと高圧側コンデンサとの間に、両者の両端電圧の差に応じた過電流を伴いながら、低圧側電圧と高圧側電圧とが揃うことになる。したがって、このような場合、過電流によるスイッチング素子やコンデンサの破壊、そしてリアクトルの劣化の恐れがあった。すなわち、過電流が流れることなく安全に、低圧側コンデンサと高圧側コンデンサの両端電圧とを揃えることができなかった。
また、上記特許文献2に記載されたDC/DCコンバータでは、コイルに接続されるスイッチング素子をソフトスタートさせるため、上記特許文献2に記載されているようなDC/DCコンバータに該ソフトスタートを適用すると、ソフトスタート期間においてCi電圧(VCi)とCf電圧(VCf)に変化は生じず、その後、通常動作に移行しスイッチング素子S1がオンになると、VCiとVCfの差分に応じた過電流がCi→L→S3→Cf→S1の経路で流れ、過電流によるスイッチング素子やコンデンサの破壊、そしてリアクトルの劣化の恐れがあった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、DC/DCコンバータを構成するコンデンサ間の過電流を防止しながら、各コンデンサの両端電圧を安全に揃えることを目的とする。
この発明に係るDC/DCコンバータにおいては、複数のスイッチング素子と、リアクトルと、低圧側コンデンサと、高圧側コンデンサと、充放電コンデンサと、スイッチング素子を駆動制御する制御手段とを備え、複数のスイッチング素子として、第1端が低圧側コンデンサの負極に接続される第1スイッチング素子と、第1端が第1スイッチング素子の第2端に接続され、第2端がリアクトルを介して低圧側コンデンサの正極に接続された第2スイッチング素子と、第1端が第2スイッチング素子の第2端に接続された第3スイッチング素子と、第1端が第3スイッチング素子の第2端に接続されており、第2端が高圧側コンデンサの正極に接続された第4スイッチング素子とを備え、充放電コンデンサは第1、第2スイッチング素子の接続点と第3、第4スイッチング素子の接続点との間に接続されたDC/DCコンバータにおいて、制御手段は、少なくとも1つのスイッチング素子のデューティー比を0%から100%へ徐々に変化させるソフトスタート制御を行うと共に、ソフトスタート制御の期間ではソフトスタート制御を行わないスイッチング素子をオフすることで、低圧側コンデンサの両端電圧と充放電コンデンサの両端電圧、もしくは低圧側コンデンサの両端電圧と高圧側コンデンサの両端電圧を揃える。
この発明のDC/DCコンバータによれば、コンデンサ間の過電流を防止しながら、各コンデンサの両端電圧を安全に揃えることができる。また、過電流を防止することで各構成要素の小型化が図れ、装置全体の小型化、低コスト化を実現できる。
この発明の実施の形態1におけるDC/DCコンバータを示す回路図である。 この発明の実施の形態1に係るDC/DCコンバータにおけるソフトスタート制御を実施する制御手段を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るDC/DCコンバータにおけるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係るDC/DCコンバータにおける別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係るDC/DCコンバータにおけるさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係るDC/DCコンバータにおけるさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係るDC/DCコンバータにおけるさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係るDC/DCコンバータにおけるさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係るDC/DCコンバータにおけるさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2におけるDC/DCコンバータを示す回路図である。 この発明の実施の形態2に係るDC/DCコンバータにおけるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態3に係るDC/DCコンバータにおけるソフトスタート制御を実施する制御手段の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図を参照して詳述する。なお、各図中、同一符号は、同一または相当部分を示すものとする。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1を説明するためのDC/DCコンバータの回路図である。
図1に示すように、DC/DCコンバータ(電力変換装置)50は、リアクトル1と、第1の半導体スイッチング素子2aと第2の半導体スイッチング素子2bと第3の半導体スイッチング素子2cと第4の半導体スイッチング素子2dから成る半導体モジュール2と、低圧側コンデンサ3と、高圧側コンデンサ4と、充放電コンデンサ5と、第1の半導体スイッチング素子2aと第2の半導体スイッチング素子2bと第3の半導体スイッチング素子2cと第4の半導体スイッチング素子2dを制御する制御手段6から構成される。また、DC/DCコンバータ50の低圧側(P1−N1間)には高圧バッテリー51を、高圧側(P2−N2間)には電動機52をそれぞれ接続している。なお、各半導体スイッチング素子2a〜2dは、例えば、それぞれIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)と、それに逆並列に接続されたダイオードで構成される。
図1において、DC/DCコンバータ50は、低圧側と高圧側との間で双方向の電力変換が可能な双方向型のものであり、低圧側の端子であるP1−N1間に入力された入力電圧(低圧側電圧)V1を、V1以上の電圧に昇圧し、昇圧後の出力電圧(高圧側電圧)V2を高圧側の端子であるP2−N2間に出力するものであるなお、以下の説明では、電圧V1、V2のことを単にV1、V2とも記載する。第1の半導体スイッチング素子2aは一端が低圧側コンデンサ3の負極側端子に接続される。第2の半導体スイッチング素子2bは一端が第1の半導体スイッチング素子2aの他端に接続され、他端がリアクトル1を介して低圧側コンデンサ3の正極側端子に接続される。第3の半導体スイッチング素子2cは一端が第2の半導体スイッチング素子2bの他端に接続される。第4の半導体スイッチング素子2dは一端が第3の半導体スイッチング素子2cの他端に接続され、他端が高圧側コンデンサ4の正極側端子に接続される。さらに、充放電コンデンサ5は一端が第1の半導体スイッチング素子2aと第2の半導体スイッチング素子2bとの中間接続点に接続され、他端が第3の半導体スイッチング素子2cと第4の半導体スイッチング素子2dとの中間接続点に接続される。
低圧側コンデンサ3はV1を平滑化する。リアクトル1はエネルギー蓄積用である。半導体モジュール2および充放電コンデンサ5はV1をV2まで昇圧する。なお、半導体モジュール2の各半導体スイッチング素子2a〜2dは、この実施の形態においてはゲート信号がハイ(H)の時にオンする。高圧側コンデンサ4はV2を平滑化する。制御手段6は各半導体スイッチング素子2a〜2dのゲート信号を生成し、各半導体スイッチング素子2a〜2dをオン、オフ動作させる。
図2は、この発明の実施の形態1のソフトスタート制御を実施する制御手段のブロック図である。図2に示したように、制御手段6は、デューティー生成器601と、三角波生成器602と、比較器603、比較器604、比較器605、比較器606から構成される。デューティー生成器601は、デューティー比D1〜D4を生成する。三角波生成器602は、三角波TW1〜TW4を生成する。ここで、三角波TW1〜TW4の周波数は、ソフトスタート制御を行わない通常運転時と同様の値とする。また、三角波TW1〜TW4の位相差を0°とする。ゲート信号G1は、デューティー比D1と三角波TW1を比較器603により比較することで生成される。ここで、デューティー比D1はソフトスタート時間Tsoft1をかけて線形的に0から1に変化する。したがって、ゲート信号G1は、ロー(L)レベル(オフ)とハイ(H)レベル(オン)を交互に繰り返し、なおかつ、オン時間が徐々に長くなる波形となる。また、ゲート信号G2は、デューティー比D2と三角波TW2を比較器604により比較することで生成される。そして、ゲート信号G3は、デューティー比D3と三角波TW3を比較器605により比較することで生成される。さらに、ゲート信号G4は、デューティー比D4と三角波TW4を比較器606により比較することで生成される。ここで、デューティー比D2〜D4は常に0とする。したがって、ゲート信号G2〜G4は、常にロー(L)レベル(オフ)となる。
図3は、この発明の実施の形態1のソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。図3(a)は各半導体スイッチング素子2a〜2dのスイッチングパターンを示すタイミングチャートであり、図3(b)はV1とV0(充放電コンデンサの両端電圧である中間電圧)とV2を示すタイミングチャートである。図3(a)に示した通り、時刻t=0からソフトスタート時間Tsoft1の間(第1ソフトスタート期間)において、半導体スイッチング素子2aのゲート信号G1を0%から100%まで徐々に変化させるソフトスタート制御を行い、ソフトスタート制御を行わない半導体スイッチング素子2b〜2dのゲート信号G2〜G4をオフする。図3(b)に示した通り、高圧バッテリー51の両端電圧Vbat、t=0での各電圧値をV2>V1=Vbat>V0とすると、ソフトスタート制御の開始と共に、ゲート信号G1がオンした場合に、低圧側コンデンサ3(バッテリーC1)→リアクトル1(L)→半導体スイッチング素子2c(S3)→充放電コンデンサ5(C0)→半導体スイッチング素子2a(S1)の経路で電流が流れ、V0が上昇し、徐々にV1=V0=Vbatに収束する。ソフトスタート時間Tsoft1については、定格電流の最も小さい構成部品が破壊することのないよう、コンデンサ間に流れる電流が該部品の定格電流未満となるように、予めシミュレーション等により決定しておく。なお、コンデンサ間の電位差に比例して流れる電流が大きくなるため、想定される最大電位差の条件の基、シミュレーション等により、ソフトスタート時間Tsoft1を算出しておくと良い。
制御手段は、少なくとも1つのスイッチング素子のデューティー比を0%から100%へ徐々に変化させるソフトスタート制御を行うと共に、ソフトスタート制御を行うこの期間ではソフトスタート制御を行わないスイッチング素子をオフすることで、低圧側コンデンサの両端電圧と充放電コンデンサの両端電圧、もしくは低圧側コンデンサの両端電圧と高圧側コンデンサの両端電圧を揃える。以下に説明する実施の形態でも同様である。
このように、半導体スイッチング素子2a〜2dをソフトスタート制御することにより、低圧側電圧V1>中間電圧V0の場合に、低圧側コンデンサ3(C1)と充放電コンデンサ5(C0)との間に流れる過電流を防止しながら、電圧センサレスで、V1とV0を安全に揃えることができる。また、過電流を防止することで各構成要素の小型化が図れ、装置全体の小型化、低コスト化を実現できる。
また、図4は、この発明の実施の形態1による別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。図4(a)は各半導体スイッチング素子2a〜2dのスイッチングパターンを示すタイミングチャートであり、図4(b)はV1とV0とV2を示すタイミングチャートである。図4(a)に示した通り、時刻t=0からソフトスタート時間Tsoft1の間(第1ソフトスタート期間)において、制御手段6により、デューティー生成器601から生成されるデューティー比D1、D2、D4をそれぞれ常に0とし、デューティー比D3をソフトスタート時間Tsoft1をかけて線形的に0から1に変化させ、半導体スイッチング素子2cのゲート信号G3を0%から100%まで徐々に変化させるソフトスタート制御を行い、半導体スイッチング素子2a、2b、2dのゲート信号G1、G2、G4をオフする。なお、三角波生成器602から生成される三角波TW1〜TW4の周波数は、ソフトスタート制御を行わない通常運転時と同様の値とする。また、図4(b)に示した通り、高圧バッテリー51の両端電圧Vbat、t=0での各電圧値をV2>V0>V1=Vbatとすると、ソフトスタート制御の開始と共に、ゲート信号G3がオンした場合に、S1→C0→半導体スイッチング素子2c(S3)→L→低圧側コンデンサ(バッテリーC1)の経路で電流が流れ、V0が下降し、徐々にV1=V0=Vbatに収束する。
このように、半導体スイッチング素子2a〜2dをソフトスタート制御することにより、低圧側電圧V1<中間電圧V0の場合に、低圧側コンデンサ3(C1)と充放電コンデンサ5(C0)との間に流れる過電流を防止しながら、電圧センサレスで、V1とV0を安全に揃えることができる。また、過電流を防止することで各構成要素の小型化が図れ、装置全体の小型化、低コスト化を実現できる。
また、図5は、この発明の実施の形態1によるさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。図5(a)は各半導体スイッチング素子2a〜2dのスイッチングパターンを示すタイミングチャートであり、図5(b)はV1とV0とV2を示すタイミングチャートである。図5(a)に示した通り、時刻t=0からソフトスタート時間Tsoft1の間(第1ソフトスタート期間)において、制御手段6により、デューティー生成器601から生成されるデューティー比D2、D4をそれぞれ常に0とし、デューティー比D1、D3をソフトスタート時間Tsoft1をかけて線形的に0から1に変化させ、半導体スイッチング素子2a、2cのゲート信号G1、G3を0%から100%まで徐々に変化させるソフトスタート制御を行い、半導体スイッチング素子2b、2dのゲート信号G2、G4をオフする。なお、三角波生成器602から生成される三角波TW1〜TW4の周波数は、ソフトスタート制御を行わない通常運転時と同様の値とする。また、図5(b)に示した通り、高圧バッテリー51の両端電圧Vbat、t=0での各電圧値をV2>V1=Vbat>V0とすると、ソフトスタート制御の開始と共に、ゲート信号G1がオンしたタイミングで、バッテリー(C1)→L→S3→C0→S1の経路で電流が流れ、V0が上昇し、徐々にV1=V0=Vbatに収束する。また、図示していないが、t=0での各電圧値をV2>V0>V1=Vbatとすると、ソフトスタート制御の開始と共に、ゲート信号G3がオンしたタイミングで、S1→C0→S3→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れ、V0が下降し、徐々にV1=V0=Vbatに収束する。
このように、半導体スイッチング素子2a〜2dをソフトスタート制御することにより、低圧側電圧V1>中間電圧V0あるいは低圧側電圧V1<中間電圧V0の場合に、低圧側コンデンサ3(C1)と充放電コンデンサ5(C0)との間に流れる過電流を防止しながら、電圧センサレスで、V1とV0を安全に揃えることができる。また、過電流を防止することで各構成要素の小型化が図れ、装置全体の小型化、低コスト化を実現できる。なお、後述する図7に示すスイッチングパターンを適用しても良い。
また、図6は、この発明の実施の形態1のさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。図6(a)は各半導体スイッチング素子2a〜2dのスイッチングパターンを示すタイミングチャートであり、図6(b)はV1とV0とV2を示すタイミングチャートである。図6(a)に示した通り、時刻t=0からソフトスタート時間Tsoft1の間(第1ソフトスタート期間)において、制御手段6により、デューティー生成器601から生成されるデューティー比D1、D2をそれぞれ常に0とし、デューティー比D3、D4をソフトスタート時間Tsoft1をかけて線形的に0から1に変化させ、半導体スイッチング素子2c、2dのゲート信号G3、G4を0%から100%まで徐々に変化させるソフトスタート制御を行い、半導体スイッチング素子2a、2bのゲート信号G1、G2をオフする。なお、三角波生成器602から生成される三角波TW1〜TW4の周波数は、ソフトスタート制御を行わない通常運転時と同様の値とする。また、図6(b)に示した通り、高圧バッテリー51の両端電圧Vbat、t=0での各電圧値をV2>V0>V1=Vbatとすると、ソフトスタート制御の開始と共に、ゲート信号G3、G4がオンした場合に、高圧側コンデンサ4(C2)→半導体スイッチング素子2d(S4)→S3→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れ、V2が下降し、徐々にV2=V0に収束する。その後、ゲート信号G3、G4がオンした場合に、C2(C0)→S3→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れ、V2とV0が共に下降し、徐々にV2=V0=V1=Vbatに収束する。すなわち、ソフトスタート制御によりコンデンサ間の過電流を防止しながら、V1、V0、V2を安全に揃えることができる。また、V1=V2の状態となるため、安全に直結状態(低圧側電圧をそのまま高圧側に印加する状態)に移行することができる。また、図示していないが、t=0での各電圧値をV2>V1=Vbat>V0とすると、ソフトスタート制御の開始と共に、ゲート信号G3、G4がONした場合に、C2→S4→S3→L→バッテリー(C1)の順に電流が流れ、V2が下降し、徐々にV2=V1=Vbatに収束する。
このように、半導体スイッチング素子2a〜2dをソフトスタート制御することにより、低圧側電圧V1<高圧側電圧V2の場合に、低圧側コンデンサ3(C1)と高圧側コンデンサ4(C2)との間に流れる過電流を防止しながら、電圧センサレスで、V1とV2を安全に揃えることができる。すなわち、ソフトスタート制御によりコンデンサ間の過電流を防止しつつ、V1、V2を安全に揃えることができる(安全に直結状態に移行できる)。また、過電流を防止することで各構成要素の小型化が図れ、装置全体の小型化、低コスト化を実現できる。
また、図7は、この発明の実施の形態1のさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。図7(a)は各半導体スイッチング素子2a〜2dのスイッチングパターンを示すタイミングチャートであり、図7(b)はV1とV0とV2を示すタイミングチャートである。図7(a)に示した通り、時刻t=0からソフトスタート時間Tsoft1の間(第1ソフトスタート期間)において、制御手段6により、デューティー生成器601から生成されるデューティー比D1、D2をそれぞれ常に0とし、デューティー比D3、D4をソフトスタート時間Tsoft1をかけて線形的に0から1に変化させ、半導体スイッチング素子2c、2dのゲート信号G3、G4を位相差180°にて0%から100%まで徐々に変化させるソフトスタート制御を行い、半導体スイッチング素子2a、2bのゲート信号G1、G2をオフする。ここで、三角波生成器602から生成される三角波TW1〜TW4の周波数は、ソフトスタート制御を行わない通常運転時と同様の値とする。なお、三角波TW1〜TW3に対する三角波TW4の位相差を180°とする。また、図7(b)に示した通り、高圧バッテリー51の両端電圧Vbat、t=0での各電圧値をV2>V0>V1=Vbatとすると、ソフトスタート制御の開始と共に、ゲート信号G3がオンした場合にS1→C0→S3→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れ、ゲート信号G4がオンした場合にC2→S4→C0→半導体スイッチング素子2b(S2)→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れ、V2およびV0が下降し、徐々にV2=V1=Vbatに収束する。
ここで、リアクトル1を流れる電流ILは式(1)で表わすことができる。VLはリアクトル1の両端電圧、Lはリアクトル1のインダクタンス、Dは半導体スイッチング素子のデューティー比、T1は半導体スイッチング素子のスイッチング周期をそれぞれ表す。
Figure 2017175749
前述の通り、ゲート信号G3がオンした場合には、S1→C0→S3→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れるため、リアクトルの両端電圧VLは、V1−V0となる。また、ゲート信号G4がONした場合には、C2→S4→C0→S2→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れるため、リアクトルの両端電圧VLは、V1−(V2−V0)となる。一方、ゲート信号G3、G4の位相差が0°の場合は、C2→S4→S3→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れるため、リアクトルの両端電圧VLは、V1−V2となる。ここで、V2>V0>V1=Vbatの関係であり、例えば、V1=Vbat=200V、V0=300V、V2=600Vと仮定すると、ゲート信号G3、G4の位相差が180°の場合は、ゲート信号G3がオンした際には、VL=V1−V0=200−300=−100V、ゲート信号G4がオンした際には、VL=V1−(V2−V0)=200−(600−300)=−100Vとなり、ゲート信号G3、G4の位相差が0°の場合は、VL=V1−V2=200−600=−400Vとなる。したがって、ゲート信号G3、G4の位相差が180°の場合の方が、両者の位相差が0°の場合と比較して、リアクトルの両端電圧を小さくすることができる。すなわち、式(1)より、リアクトル電流IL、インダクタンスL、スイッチング周期T1を一定とすると、ゲート信号G3、G4の位相差が180°の場合の方が、両者の位相差が0°の場合と比較して、半導体スイッチング素子のデューティー比Dを大きくすることができる。したがって、デューティー比Dを0から1に変化させる傾きを大きくすることができるため、ソフトスタート時間Tsoft1を短縮し、各電圧値を早く揃えることができる。
このように、半導体スイッチング素子2a〜2dをソフトスタート制御することにより、低圧側電圧V1<高圧側電圧V2の場合に、低圧側コンデンサ3(C1)と高圧側コンデンサ4(C2)との間に流れる過電流を防止しながら、電圧センサレスで、V1とV2を安全に揃えることができる(安全に直結状態に移行できる)。また、過電流を防止することで各構成要素の小型化が図れ、装置全体の小型化、低コストを実現できる。さらに、ゲート信号G3とG4の位相差が180°であるため、コンデンサ間を流れる電流が小さくなり、ソフトスタート時間を短縮することができる。
また、図8は、この発明の実施の形態1のさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。図8(a)は各半導体スイッチング素子2a〜2dのスイッチングパターンを示すタイミングチャートであり、図8(b)はV1とV0とV2を示すタイミングチャートである。このスイッチングパターンの特徴は、第1ソフトスタート期間の後に、ソフトスタート時間がTsoft2である第2ソフトスタート期間を設けている点である。ここでは、第1ソフトスタート期間と第2ソフトスタート期間の間に、デューティー比D1〜D4を変更するための期間として、ゲート信号G1〜G4をロー(L)レベル(オフ)とする制御OFF期間を設ける。例えば
、制御OFF期間は10msとする。第1ソフトスタート期間の各波形は図5と同様であり、ゲート信号G1とG3のソフトスタート制御を位相差0°にて行うことにより、徐々にV0=V1=Vbatに収束させる。第2ソフトスタート期間の各波形は図6と同様であり、ゲート信号G3とG4のソフトスタート制御を位相差0°にて行うことにより、徐々にV2=V0=V1=Vbatに収束させる。なお、ソフトスタート時間Tsoft2については、ソフトスタート時間Tsoft1と同じように決定しておく。
このように、半導体スイッチング素子2a〜2dをソフトスタート制御することにより、低圧側電圧V1>中間電圧V0あるいは低圧側電圧V1<中間電圧V0の場合に、低圧側コンデンサ3(C1)と充放電コンデンサ5(C0)との間に流れる過電流を防止しながら、電圧センサレスで、V1とV0を安全に揃えることができる。そして、その後、低圧側電圧V1<高圧側電圧V2の場合に、低圧側コンデンサC1と充放電コンデンサC2との間に流れる過電流を防止しながら、電圧センサレスで、V1とV2を安全に揃えることができる(安全に直結状態に移行できる)。さらに、過電流を防止することで各構成要素の小型化が図れ、装置全体の小型化、低コスト化を実現できる。なお、図8に示したスイッチングパターンに対して、図7に示したような、ゲート信号G3とG4の位相差を180°ずらす方法を適用することにより、第2ソフトスタート期間のソフトスタート時間Tsoft2を短縮できることは言うまでもない。また、第1ソフトスタート期間と第2ソフトスタート期間の間に制御OFF期間を設けたが、該期間を設けず、第1ソフトスタート期間終了直後の制御タイミングでデューティー比D1〜D4を変更しても良い。
また、図9は、この発明の実施の形態1のさらに別のスイッチングパターンによるソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。図9(a)は各半導体スイッチング素子2a〜2dのスイッチングパターンを示すタイミングチャートであり、図9(b)はV1とV0とV2を示すタイミングチャートである。図9(a)は、図6(a)に示したタイミングチャートのスイッチング周期T1をT2へと短くしたものである。制御手段6により、三角波生成器602から生成される三角波TW3、TW4の周波数を通常運転時の周波数よりも高くすることにより、該スイッチング周期T1をT2へと短くし、半導体スイッチング素子2c、2dのスイッチング周波数を高くしている。また、図9(b)に示したように、図6(b)と同様、高圧バッテリー51の両端電圧Vbat、t=0での各電圧値をV2>V0>V1=Vbatとすると、ソフトスタート制御の開始と共に、ゲート信号G3、G4がONした場合に、C2→S4→S3→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れ、V2が下降し、徐々にV2=V0に収束する。その後、ゲート信号G3、G4がオンした場合に、C2(C0)→S3→L→バッテリー(C1)の経路で電流が流れ、V2とV0が共に下降し、徐々にV2=V0=V1=Vbatに収束する。
ここで、式(1)において、リアクトル両端電圧VL、インダクタンスL、デューティー比Dを一定とすると、半導体スイッチング素子2c、2dのスイッチング周波数を高くすることにより、リアクトル電流ILを小さくすることができる。したがって、リアクトル電流ILをDC/DCコンバータの構成部品による電流閾値で固定した場合、デューテ
ィー比Dを大きくすることができる。すなわち、デューティー比Dを0から1に変化させる傾きを大きくすることができるため、ソフトスタート時間Tsoft1を短縮し、各電圧を早く揃えることができる。なお、ここでは、一例として、図6に示したスイッチングパターンに対してスイッチング周波数を高くしたが、図3〜5、7、8に示したスイッチングパターンに適用した場合でも、ソフトスタート時間を短縮し、各電圧を早く揃えることができることは言うまでもない。
以上のようにして、この実施の形態1に係るDC/DCコンバータでは、少なくとも1つの半導体スイッチング素子を予め決定された所定のスイッチングパターンで0%から100%へ徐々に変化させるソフトスタート制御を行うと共に、該期間ではソフトスタート制御を行わないスイッチング素子をオフすることにより、コンデンサ間に流れる過電流を防止しながら、電圧センサレスで、各コンデンサの両端電圧を安全に揃えることができる。また、過電流を防止することで各構成要素の小型化が図れ、装置全体の小型化、低コスト化を実現できる。また、ソフトスタート制御を行う2つの半導体スイッチング素子のゲート信号の位相差を180°とすることにより、ソフトスタート時間を短縮することができる。そして、半導体スイッチング素子のスイッチング周波数を高くすることにより、ソフトスタート時間をさらに短縮することができる。すなわち、各コンデンサの両端電圧を早く揃えることができる。
なお、図2に制御手段6のブロック図を示したが、本ブロック図によるゲート信号生成方法は本発明を限定するものではなく、一例を記載しており、少なくとも1つの半導体スイッチング素子のオン時間を0%から100%へ徐々に変化させ、該期間においてソフトスタート制御を行わないスイッチング素子をオフすることができる構成であればその他の構成でも構わない。例えば、制御手段6を構成するデューティー生成器601で生成される各デューティー比は0から1まで直線的に変化するような線形波形ではなく、例えば、コンデンサと抵抗の定数で決定されるような積分波形を用いても構わない。
また、図7に示したような、ソフトスタート制御する2つのスイッチング素子のゲート信号の位相差を180°とする手法を図5に示したスイッチングパターンに適用しても良い。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
図10は、この発明の実施の形態2を説明するためのDC/DCコンバータの回路図である。図10では、図1で示した実施の形態1での回路図に、高圧側電圧V2を検出するための電圧センサ7、中間電圧V0を検出するための電圧センサ8、低圧側電圧V1を検出するための電圧センサ9を追加している。電圧センサの追加以外は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
制御手段6の構成は図2に示した実施の形態1の構成と同様である。ここでは、制御手段6は、デューティー生成器601と三角波生成器602により、図8(a)で示した第1スイッチング期間と第2スイッチング期間を設けるようなスイッチングパターンを出力する例を説明する。制御手段6は、第1ソフトスタート期間では、リアクトル1のインダクタンス、定格電流の最も小さい構成部品の定格電流閾値、電圧センサ9による検出電圧V1_senと電圧センサ8による検出電圧V0_senとの差分、スイッチング周期に基づき、半導体スイッチング素子2a、2cのデューティー比D1、D3を、第2ソフトスタート期間では、リアクトル1のインダクタンス、定格電流の最も小さい構成部品の定格電流閾値、電圧センサ7による検出電圧V2_senと電圧センサ9による検出電圧V1_senとの差分、スイッチング周期に基づき、半導体スイッチング素子2c、2dのデューティー比D3、D4を、それぞれ逐一演算する。
図11は、この発明の実施の形態2のソフトスタート制御を説明するためのタイミングチャートである。図11(a)は各半導体スイッチング素子2a〜2dのスイッチングパターンを示すタイミングチャートであり、図11(b)はV1とV0とV2を示すタイミングチャートである。図11(a)、(b)共に、図8に示した実施の形態1のものと類似しているが、上述の通り、半導体スイッチング素子のデューティー比を、定格電流閾値を超過しない該閾値直近の値となるように逐一演算するため、ソフトスタート時間Tsoft1およびTsoft2を、図8で示したソフトスタート時間と比較して短縮することができる。すなわち、各電圧を早く揃えることができる。
なお、ここでは、一例として、図8に示したスイッチングパターンに対する適用例を示したが、図3〜6に示したスイッチングパターンに適用した場合でも、各電圧を早く揃えられることは言うまでもない。
また、図9に示したように、第1ソフトスタート期間または第2ソフトスタート期間の少なくとも一方での半導体スイッチング素子のスイッチング周波数を高くすることにより、ソフトスタート時間Tsoft1またはソフトスタート時間Tsoft2の少なくとも一方を短縮することができる。すなわち、各電圧を早く揃えることができる。さらに、図3〜6に示したスイッチングパターンに対してスイッチング周波数を高くし、ソフトスタート時間を短縮しても良い。
なお、第1ソフトスタート期間と第2ソフトスタート期間の間に制御OFF期間を設けたが、該期間を設けず、第1ソフトスタート期間終了直後の制御タイミングでデューティー比D1〜D4を変更しても良い。
以上のようにして、この実施の形態2に係るDC/DCコンバータでは、実施の形態1に係るDC/DCコンバータにさらに、低圧側コンデンサの両端電圧V1を測定する電圧センサと、高圧側コンデンサの両端電圧V2を測定する電圧センサと、充放電コンデンサの両端電圧V0を測定する電圧センサを備え、少なくとも1つの半導体スイッチング素子を電圧センサの検出値に基づいて決定されるスイッチングパターンで0%から100%へ徐々に変化させるソフトスタート制御を行うと共に、該期間ではソフトスタート制御を行わないスイッチング素子をオフすることにより、実施の形態1に係るDC/DCコンバータよりもソフトスタート時間を短縮することができる。すなわち、各電圧を早く揃えることができる。
なお、この実施の形態2に係るDC/DCコンバータに対して、実施の形態1に示したような、少なくとも1つの半導体スイッチング素子を予め決定された所定のスイッチングパターンで0%から100%へ徐々に変化させるソフトスタート制御を行う場合、例えば、図8に示したスイッチングパターンでソフトスタート制御を行う場合、第1ソフトスタート期間において、V1=V0に揃えて、例えば、各電圧センサの検出値の電位差の絶対値|V1_sen−V0_sen|を計算した結果、所定の電圧閾値を超過した場合には電圧センサ8あるいは電圧センサ9のどちらかが故障、所定の電圧閾値未満の場合には電圧センサ8および電圧センサ9の両方ともが正常と判断することにより、電圧センサ8と電圧センサ9の故障を診断できる。さらに、第2ソフトスタート期間において、V1=V2に揃えて、例えば、各電圧センサの検出値の絶対値|V1_sen−V2_sen|を計算することにより、上記と同様に、電圧センサ7と電圧センサ9の故障を診断できる。すなわち、実施の形態1での効果に加えて、各電圧センサの故障を診断できる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3について説明する。回路構成は、図10に示した実施の形態2の構成と同様であるため説明を省略する。
制御手段6の構成は図2に示した実施の形態1の構成と同様である。ここでは、制御手段6は、デューティー生成器601と三角波生成器602により、図8(a)で示した第1スイッチング期間と第2スイッチング期間を設けるようなスイッチングパターンを出力する例を説明する。
図12は、この発明の実施の形態3のソフトスタート制御を実施する制御手段の動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示した2a〜2dは、半導体スイッチング素子2a〜2dのことである。まず、ステップS101において、条件A:|V1_sen−V0_sen|を計算し、半導体スイッチング素子2a、2cのソフトスタートを実施するか否かを決定する。該値がVth1を超過する場合はステップS102(ソフトスタートを実施)へ、Vth1以下となる場合はステップS103(ソフトスタート非実施)へ進む。ここで、V1_senは電圧センサ9による検出電圧、V0_senは電圧センサ8による検出電圧、Vth1は電圧閾値1を示す。Vth1については、デューティー比D1、D3が100%の場合に、定格電流の最も小さい構成部品が破壊することなく、コンデンサ間に流れる電流が該部品の定格電流未満となるように、予めシミュレーション等により決定しておくと良い。ステップS102では、半導体スイッチング素子2a、2cをソフトスタート制御し、半導体スイッチング素子2b、2dをオフとする(条件B)。なお、スイッチングパターンについては、実施の形態1で示した図8(a)と同様とする。ステップS103では、ソフトスタート制御を行わず、デューティー生成器601により生成されるデューティー比D1、D3を常に1とすることで、ゲート信号G1、G3を常にHレベルとし、半導体スイッチング素子2a、2cを常にオンとする(条件C)。半導体スイッチング素子2b、2dについてはステップS102と同様、常にオフとする(条件C)。ステップS104では、再度、条件D:|V1_sen−V0_sen|を計算し、Vth2未満となる場合はステップS105へ、Vth1を超過する場合はステップS104を繰り返す。ここで、条件DはV1_senとV0_senがどの程度揃っているのかを確認するための条件式である。Vth2は電圧閾値2を示し、電圧センサ8、電圧センサ9の誤差を基に決定すると良い。ステップS105では、半導体スイッチング素子2a〜2dを、例えば10ms間、一旦オフする(条件E)。ステップS106では、|V1_sen−V2_sen|を計算し、半導体スイッチング素子2c、2dのソフトスタート制御を実施するか否かを決定する(条件F)。該値がVth3を超過する場合はステップS107(ソフトスタート制御を実施)へ、Vth3以下となる場合はステップS108(ソフトスタート制御を非実施)へ進む。ここで、V1_senは電圧センサ9による検出電圧、V2_senは電圧センサ7による検出電圧、Vth3は電圧閾値3を示す。Vth3については、デューティー比D3、D4が100%の場合に、定格電流の最も小さい構成部品が破壊することなく、コンデンサ間に流れる電流が該部品の定格電流未満となるように、予めシミュレーション等により決定しておくと良い。ステップS107では、半導体スイッチング素子2c、2dをソフトスタート制御し、半導体スイッチング素子2a、2bをオフとする(条件G)。なお、スイッチングパターンについては、実施の形態1で示した図8(a)と同様とする。ステップS108では、ソフトスタート制御を行わず、デューティー生成器601により生成されるデューティー比D3、D4を常に1とすることで、ゲート信号G3、G4を常にHレベルとし、半導体スイッチング素子2c、2dを常にオンとする(条件H)。半導体スイッチング素子2a、2bについてはステップS107と同様、常にオフとする(条件H)。ステップS109では、再度、条件I:|V1_sen−V2_sen|を計算し、Vth4未満となる場合は一連の動作を終了し、Vth4を超過する場合はステップS109を繰り返す。ここで、条件IはV1_senとV2_senがどの程度揃っているのかを確認するための条件式である。Vth4は電圧閾値4を示し、電圧センサ7、電圧センサ9の誤差を基に決定すると良い。ここでは、条件D(ステップS104)と条件F(ステップS106)の間に制御OFF期間である条件E(ステップS105)を設けたが、該期間を設けず、条件D(ステップS104)の後に条件F(ステップS106)に移行しても良い。
なお、図12に基づいたソフトスタート制御を行う際の各電圧V1、V0、V2の変化については、t=0での各電圧値がV2>V1=Vbat>V0であり、条件AおよびFが成立する場合は、図8(b)と同様となる。条件Aが不成立の場合はV1とV0が瞬時に揃い、条件Fが不成立の場合はV1とV2が瞬時に揃うこととなる。したがって、実施の形態1で示したDC/DCコンバータと比較して、この実施の形態3で示したDC/DCコンバータでは、条件A、条件Fにおいて各電圧センサの検出値の差異が小さい場合にソフトスタート時間を短縮することができる。
さらに、条件Dが成立する場合には電圧センサ8および電圧センサ9の両方ともが正常、また、ある繰り返し回数が過ぎた後も条件Dが不成立となる場合には電圧センサ8あるいは電圧センサ9のどちらかが故障と判定することにより、電圧センサ8と電圧センサ9の故障を診断できる。さらに、条件Iが成立する場合には電圧センサ7および電圧センサ9の両方ともが正常、また、ある繰り返し回数が過ぎた後も条件Iが不成立となる場合には電圧センサ7あるいは電圧センサ9のどちらかが故障と判定することにより、電圧センサ7と電圧センサ9の故障を診断できる。
なお、図12では、図8(a)に示したようなスイッチングパターンを得る場合のフローチャートを示したが、図3(a)〜図7(a)のスイッチングパターンに対しても適用した場合でも、各電圧センサの検出値の差異が小さい場合にソフトスタート時間を短縮することができること、電圧センサの故障を診断できることは言うまでもない。
また、図9に示したように、半導体スイッチング素子のスイッチング周波数を高くすることにより、ソフトスタート時間を短縮することができる。すなわち、各電圧を早く揃えることができる。
以上のようにして、この実施の形態3に係るDC/DCコンバータでは、実施の形態1に係るDC/DCコンバータにさらに、低圧側コンデンサの両端電圧を測定する電圧センサと、高圧側コンデンサの両端電圧を測定する電圧センサと、充放電コンデンサの両端電圧V0を測定する電圧センサを備え、各電圧センサの検出値に基づき、ソフトスタート制御の実施または非実施を決定することにより、実施の形態1に係るDC/DCコンバータよりもソフトスタート時間を短縮することができる。すなわち、各電圧を早く揃えることができる。さらに、各電圧センサの検出値を比較することにより、各電圧センサの故障を診断できる。
なお、実施の形態3で示した、各電圧センサの検出値に基づき、ソフトスタート制御の実施または非実施を決定するようなDC/DCコンバータを、実施の形態2で示した、各電圧センサの検出値に基づいて決定されるスイッチングパターンで動作させることも可能である。この場合、図12で示したステップS102(条件B)およびステップS107(条件G)に要する時間を短縮できるため、実施の形態3で要するソフトスタート時間をさらに短縮可能となる。
また、図10に示したDC/DCコンバータにおいて、実施の形態1で示したような、電圧センサの情報を使用せず、予め決定された所定のスイッチングパターンでソフトスタート制御することも可能である。この場合、各電圧を安全に揃えることができ、さらに、各電圧センサの故障を診断することができる。
そして、上記各実施の形態では、各半導体スイッチング素子2a〜2dをIGBTとダイオードにより構成した例として説明したが、IGBTの代わりにMOSFETやJFET等としてもよい。MOSFETを用いる場合は、ダイオードの代わりにMOSFETのボディダイオードを利用してもよい。また、各半導体スイッチング素子2a〜2dは、シリコンに比べてバンドギャップが大きいワイドバンドギャップ半導体、例えば、炭化シリコン(SiC)、窒化ガリウム系材料又はダイヤモンドによって形成してもよい。
なお、この発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、これらの実施の形態の可能な組み合わせを全て含むことは言うまでもなく、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することができる。
1 リアクトル、2 半導体モジュール、2a 第1の半導体スイッチング素子、2b 第2の半導体スイッチング素子、2c 第3の半導体スイッチング素子、2d 第4の半導体スイッチング素子、3 低圧側コンデンサ、4 高圧側コンデンサ、5 充放電コンデンサ、6 制御手段、7,8,9 電圧センサ

Claims (12)

  1. 複数のスイッチング素子と、リアクトルと、低圧側コンデンサと、高圧側コンデンサと、充放電コンデンサと、前記スイッチング素子を駆動制御する制御手段とを備え、
    前記複数のスイッチング素子として、第1端が前記低圧側コンデンサの負極に接続される第1スイッチング素子と、第1端が前記第1スイッチング素子の第2端に接続され、第2端が前記リアクトルを介して前記低圧側コンデンサの正極に接続された第2スイッチング素子と、第1端が前記第2スイッチング素子の第2端に接続された第3スイッチング素子と、第1端が前記第3スイッチング素子の第2端に接続されており、第2端が前記高圧側コンデンサの正極に接続された第4スイッチング素子とを備え、
    前記充放電コンデンサは前記第1、第2スイッチング素子の接続点と前記第3、第4スイッチング素子の接続点との間に接続されたDC/DCコンバータにおいて、
    前記制御手段は、少なくとも1つのスイッチング素子のデューティー比を0%から100%へ徐々に変化させるソフトスタート制御を行うと共に、ソフトスタート制御の期間ではソフトスタート制御を行わないスイッチング素子をオフすることで、前記低圧側コンデンサの両端電圧と前記充放電コンデンサの両端電圧、もしくは前記低圧側コンデンサの両端電圧と前記高圧側コンデンサの両端電圧を揃えることを特徴とするDC/DCコンバータ。
  2. 前記制御手段は、前記第1のスイッチング素子をソフトスタート制御することを特徴とする請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
  3. 前記制御手段は、前記第3のスイッチング素子をソフトスタート制御することを特徴とする請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
  4. 前記制御手段は、前記第1および第3のスイッチング素子をソフトスタート制御することを特徴とする請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
  5. 前記制御手段は、前記第3および第4のスイッチング素子をソフトスタート制御することを特徴とする請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
  6. 前記制御手段は、1回目のソフトスタート制御が終了した後、前記第3および第4のスイッチング素子をソフトスタート制御することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のDC/DCコンバータ。
  7. 前記制御手段は、ソフトスタート制御する2つのスイッチング素子のゲート信号の位相差を180°とすることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のDC/DCコンバータ。
  8. 前記制御手段は、予め決定された所定のスイッチングパターンで、スイッチング素子をソフトスタート制御することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のDC/DCコンバータ。
  9. 前記低圧側コンデンサの両端電圧V1を測定する第1の電圧センサと、前記高圧側コンデンサの両端電圧V2を測定する第2の電圧センサと、前記充放電コンデンサの両端電圧V0を測定する第3の電圧センサを備え、前記制御手段は、予め決定された所定のスイッチングパターンで、スイッチング素子をソフトスタート制御することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のDC/DCコンバータ。
  10. 前記低圧側コンデンサの両端電圧V1を測定する第1の電圧センサと、前記高圧側コンデンサの両端電圧V2を測定する第2の電圧センサと、前記充放電コンデンサの両端電圧V0を測定する第3の電圧センサを備え、前記制御手段は、前記電圧センサの検出値に基づいて決定されたスイッチングパターンで、スイッチング素子をソフトスタート制御することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のDC/DCコンバータ。
  11. 前記制御手段は、前記電圧センサの検出値に基づき、ソフトスタート制御の実施または非実施を決定することを特徴とする請求項9または請求項10に記載のDC/DCコンバータ。
  12. 前記制御手段は、通常運転時の周波数よりも高い周波数でソフトスタート制御することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のDC/DCコンバータ。
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