JP2017175509A - 厨房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が、レシピ等の画像を見やすい厨房装置を提供する。【解決手段】厨房装置1は、カウンター2と、支持部3と、人体検知部4と、画像形成部5と、制御部6と、を備える。カウンター2は、幅方向および奥行き方向の所定の範囲を占める上面20を有する。支持部3は、カウンター2を支持する。人体検知部4は、カウンター2の幅方向における人体位置を検知する。画像形成部5は、カウンター2の奥側において幅方向の任意の一部に画像70を形成する。制御部6は、人体検知部4と無線または有線により接続され、かつ、画像形成部5と無線または有線により接続される。制御部6は、人体検知部4に検知された人体位置に基いて、人体位置に対応する幅方向位置に画像70を形成させる。【選択図】図4
Description
本発明は、厨房装置に関する。
従来、カウンターを備えた厨房装置が知られている(例えば特許文献1参照)。カウンターは、幅方向および奥行き方向の所定の範囲を占める上面を有する。カウンターの幅方向の一部にモニターが設けられており、レシピ等が映し出される。
使用者は、カウンターの幅方向の位置を変えながら、調理を行う。従来の厨房装置にあっては、使用者の位置に応じて、モニターの向きが変わるものの、使用者はモニターの方を向かなければならない。また、使用者の位置によっては、モニターまでの距離が遠く、モニターが見にくいものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであり、使用者が、レシピ等の画像を見やすい厨房装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る一態様の厨房装置は、カウンターと、支持部と、人体検知部と、画像形成部と、制御部と、を備える。前記カウンターは、幅方向および奥行き方向の所定の範囲を占める上面を有する。前記支持部は、前記カウンターを支持する。前記人体検知部は、前記カウンターの前記幅方向における人体位置を検知する。前記画像形成部は、前記カウンターの奥側において前記幅方向の任意の一部に画像を形成する。前記制御部は、前記人体検知部と無線または有線により接続され、かつ、前記画像形成部と無線または有線により接続される。前記制御部は、前記人体検知部に検知された前記人体位置に基いて、前記人体位置に対応する前記幅方向位置に前記画像を形成させる。
本発明に係る一態様の厨房装置にあっては、使用者が、レシピ等の画像を見やすいものである。
本発明は、厨房装置に関し、詳しくは、カウンターの奥側に画像を形成する画像形成部を備えた厨房装置に関するものである。
第1実施形態の厨房装置について、添付図面に基いて説明する。
図1〜図3に示すように、厨房装置1は、カウンター2と、支持部3と、人体検知部4と、画像形成部5と、制御部6と、を備える。
図1に示すように、カウンター2は、調理容器、調理器具、食材等が載置される、上方を向いて露出する上面20を有する。上面20は、カウンター2の所定の範囲を占めるように上方を向いて露出する。
上面20が占める所定の範囲とは、平面視で直交する幅方向および奥行き方向における、面積を有する範囲である。ここで、方向を定義する。カウンター2については、設計上、使用者が位置する方向が定められており、この使用者が位置する側を手前側とするとともにその反対側を奥側とし、手前側と奥側とを結ぶ方向を奥行き方向とする。さらに、左側および右側を、使用者が奥側を向いたときの左側および右側とし、左側と右側とを結ぶ方向を幅方向とする。
第1実施形態では、上面20は、平面である。また、カウンター2は、人造大理石により形成される、平面視矩形状をした板である。
図1に示すように、カウンター2の上面20の一部に、シンク11が設けられる。シンク11は、カウンター2と同じ人造大理石により形成される、平面視矩形状をしたものである。シンク11は、上面20の右側の端部近傍に設けられている。カウンター2には、シンク11が設けられる部分に、開口21が設けられる。この開口21の内端縁に、シンク11の上端縁が接続される。シンク11の上端縁とカウンター2の開口21の内端縁との間にコーキング材が設けられる。
図1に示すように、上面20のシンク11が設けられる部分と別の部分に、加熱調理器12が設けられる。加熱調理器12は、電磁誘導式加熱調理器(いわゆるIH調理器)である。加熱調理器12は、上面20の左側の端部近傍に設けられている。カウンター2には、加熱調理器12が設けられる部分に、開口22が設けられる。この開口22の内端縁に、加熱調理器12の外端縁が接続される。加熱調理器12の上端縁とカウンター2の開口22の内端縁との間にコーキング材が設けられる。
図1に示すように、上面20のシンク11および加熱調理器12が設けられる開口21、22とは別に、配管が挿通される開口23が設けられる。カウンター2の配管が挿通される開口23に、カラン13が設けられる。
第1実施形態では、上面20のシンク11が設けられる部分と加熱調理器12が設けられる部分の間が、調理スペース24となっている。
図1、図2に示すように、カウンター2は、支持部3により支持される。支持部3は、厨房の床面に設置されるキャビネットにより構成される。
キャビネットは、前板31と、側板32と、背板と、天板としてのカウンター2と、底板と、を備える箱状をしたものである。すなわち、キャビネットは、支持部3とカウンター2とを備えるものである。前板31に開口が設けられ、開口を開閉可能に閉塞する扉33が設けられる。キャビネット内の空間が、開口より入れられた物品を収納する収納空間となる。
第1実施形態では、図1、図2に示すように、厨房に、上部キャビネット14が設けられている。上部キャビネット14は、厨房の天井面または壁面に取り付けられ、厨房装置1の上方に位置する。
上部キャビネット14は、前開口を有する箱状をしたもので、前開口を開閉可能に閉塞する扉15が設けられ、内部空間が、物品を収納する収納空間となる。
人体検知部4は、カウンター2の幅方向における人体位置を検知するものである。第1実施形態では、人体検知部人体検知部は、図3に示すように、撮像装置41と、画像処理装置42と、を備えたものである。図1、図2に示すように、人体検知部4は、上部キャビネット14の下端部に設けられる。人体検知部4は、無線または有線により制御部6に接続されている。
人体検知部4にあっては、撮像装置41(すなわちカメラ)により、使用者の人体8およびカウンター2が写った平面画像が取得される(図4参照)。画像処理装置42は、撮像装置41により取得された平面画像を処理することで、カウンター2の手前側において人体位置が幅方向のどの位置に位置しているかを判断する。このような画像処理装置42としては、種々のものが既知となっており、これらが適宜利用可能であるとともに詳細な説明を省略する。
画像処理装置42により処理されたデータは、送信部43を通して無線または有線により制御部6に送信される。
画像形成部5は、図4に示すように、カウンター2の奥側において幅方向の任意の一部に画像70を形成するものである。第1実施形態では、画像形成部5は、図3に示すように、投影装置51(例えばいわゆるprojector)を備えたものである。なお、このような投影装置51としては、種々のものが既知となっており、これらが適宜利用可能であるとともに詳細な説明を省略する。図1、図2に示すように、画像形成部5は、上部キャビネット14の下端部に設けられる。画像形成部5は、無線または有線により制御部6に接続されている。
画像形成部5にあっては、投影装置51により、厨房の壁面、適宜設けられるスクリーンあるいはボードといった表示面7に、画像70を投影させることで、画像70を形成する。画像70としては、文字、図形、絵等、特に限定されない。
投影装置51は、表示面7において、カウンター2の幅方向の範囲と同じ範囲において、任意の位置(角度または方向)に画像70を投影することができるようになっている。このような、投影する位置(角度または方向)を可変とする技術については、例えばミラーを備えてミラーを動かすことにより行う技術等、種々のものが既知となっており、これらが適宜利用可能であるとともに詳細な説明を省略する。
また、画像70が投影される位置が変わるのに伴い、投影装置51からの光と表示面7とがなす角度が変わり、表示面7に形成される画像70が歪む場合がある。このような場合には、投影装置51から投影する画像70に補正をかけることにより、表示面7に形成される画像70の歪みが抑えられる。なお、このような、補正の技術については、例えばいわゆる台形補正等、種々のものが既知となっており、これらが適宜利用可能であるとともに詳細な説明を省略する。
図3に示すように、制御部6は、人体検知部4に検知された人体位置に基いて、人体位置に対応する幅方向位置に画像70を形成させるものである。制御部6は、表示面7において、人体検知部4に検知された人体位置の幅方向の位置と同じ幅方向の位置に、画像70を形成させるように画像形成部5を制御する。
制御部6は、人体検知部4からの人体位置のデータを、受信部61を通して受信し、制御信号生成部60にて制御信号を生成する。制御信号は、送信部62を通して無線または有線により画像形成部5に送信される。画像形成部5は、受信部52を通して制御部6からの制御信号を受信して、表示面7の所定の位置に画像70を形成する。
図4Aに示すように、人体8は、カウンター2の手前側において、幅方向の中央部の調理スペース24の手前に位置している。この場合、画像70は、調理スペース24の奥側の表示面7に形成される。
このため、調理スペース24の手前に位置している使用者は、奥を見るだけでレシピ等の画像70が見えるため、従来例のようにモニターの方を向く必要がない。また、使用者から画像70までの距離は、カウンター2の奥行き方向の長さ程度ですむ。
図4Bに示すように、人体8は、カウンター2の手前側において、幅方向の左に寄った加熱調理器12の手前に位置している。この場合、画像70は、加熱調理器12の奥側の表示面7に形成される。
このため、加熱調理器12の手前に位置している使用者は、奥を見るだけでレシピ等の画像70が見えるため、従来例のようにモニターの方を向く必要がなく、使用者から画像70までの距離は、カウンター2の奥行き方向の長さ程度ですむ。
図4Cに示すように、人体8は、カウンター2の手前側において、幅方向の右に寄ったシンク11の手前に位置している。この場合、画像70は、シンク11の奥側の表示面7に形成される。
このため、シンク11の手前に位置している使用者は、奥を見るだけでレシピ等の画像70が見えるため、従来例のようにモニターの方を向く必要がなく、使用者から画像70までの距離は、カウンター2の奥行き方向の長さ程度ですむ。
上述したように、第1実施形態の厨房装置1にあっては、レシピ等の画像70を、人体検知部4に検知された人体位置に対応する幅方向位置の表示面7に形成させる。これにより、使用者は、カウンター2の幅方向においてどの位置にいても、奥を見るだけで画像70を見ることができ、従来例のようにモニターの方を向く必要がなく、作業性がよい。
また、使用者から画像70までの距離は、使用者が幅方向のどの位置にいるかにかかわらず一定で、しかも、せいぜいカウンター2の奥行き方向の長さ程度であるため、画像70までの距離が近く、画像70が見やすい。
次に、第2実施形態の厨房装置1Aについて、図5に基いて説明する。なお、第2実施形態の厨房装置1Aは、大部分において第1実施形態の厨房装置1と同じであるため、同じ構成については同符号の末尾に「A」を付した符号を用いて説明を省略し、主に異なる構成について説明する。
第2実施形態では、画像形成部5Aは第1実施形態と同じく投影装置51Aにより構成される。しかしながら、投影装置51Aは、第1実施形態のように投影角度が可変となっておらず、第2実施形態では、投影装置51Aの幅方向における位置を可変とするものである。
投影装置51Aの幅方向における位置を可変とする機構について図5に基いて説明する。上部キャビネット14Aの下端部に、前板(不図示)、側板16A、背板を有する下方に開放される囲い部が形成される。
側板16A間にレール53Aが設けられ、投影装置51Aが左右(幅方向)に移動可能にレール53Aに吊り下げられる。囲い部内の左右のうちの一端側において、前板と背板とにかけて駆動プーリ54Aが設けられ、他端側において、前板と背板とにかけて従動プーリ55Aが設けられる。駆動プーリ54Aと従動プーリ55Aとにベルト56Aが掛け回され、このベルト56Aの一部が投影装置51Aに取り付けられている。駆動プーリ54Aはモータ(不図示)により駆動され、モータは制御部6Aにより制御される。
このような機構によっても、人体位置に対応する幅方向位置の表示面7Aに画像70Aが形成される。これにあたって、第1実施形態の投影装置51Aのように投影角度を変えるものと異なり、台形補正等の補正が不要となる。
次に、第3実施形態の厨房装置1Bについて、図6に基いて説明する。なお、第3実施形態の厨房装置1Bは、大部分において第1実施形態の厨房装置1と同じであるため、同じ構成については同符号の末尾に「B」を付した符号を用いて説明を省略し、主に異なる構成について説明する。
第3実施形態では、画像形成部5Bは第1実施形態および第2実施形態のような投影装置51Bではなく、いわゆる液晶ディスプレイからなるディスプレイ装置57Bにより構成される。
図6に示すように、ディスプレイ装置57Bは、厨房装置1Bが一体に備えている。第3実施形態では、カウンター2Bの奥側の端部からバックガード(不図示)が上方に突出し、バックガードにディスプレイ装置57Bが設けられている。ディスプレイ装置57Bの幅方向の長さは、カウンター2Bの幅方向の長さと同じに形成されている。ディスプレイ装置57Bは、前面(手前側の面)全面が表示面7Bとなっている。
使用者が、調理スペース24Bの手前に位置している場合には、画像70Bは、ディスプレイ装置57Bの全領域のうち、調理スペース24Bの奥側の位置に映し出される。
使用者が、加熱調理器12Bの手前に位置している場合には、画像70Bは、ディスプレイ装置57Bの全領域のうち、加熱調理器12Bの奥側の位置に映し出される。
使用者が、シンク11Bの手前に位置している場合には、画像70Bは、ディスプレイ装置57Bの全領域のうち、シンク11Bの奥側の位置に映し出される。
上述したように、第3実施形態の厨房装置1Bにあっては、レシピ等の画像70Bを、ディスプレイ装置57Bにおける、人体検知部4Bに検知された人体位置に対応する幅方向位置に形成させる。これにより、使用者は、カウンター2Bの幅方向においてどの位置にいても、奥を見るだけで画像70Bを見ることができ、従来例のようにモニターの方を向く必要がなく、作業性がよい。
また、使用者から画像70Bまでの距離は、使用者が幅方向のどの位置にいるかにかかわらず一定で、しかも、せいぜいカウンター2Bの奥行き方向の長さ程度であるため、画像70Bまでの距離が近く、画像70Bが見やすい。
また、ディスプレイ装置57Bにおいて画像70Bを映し出す位置を変えるだけですむ。
次に、第4実施形態の厨房装置1Cについて、図7に基いて説明する。なお、第4実施形態の厨房装置1Cは、大部分において第3実施形態の厨房装置1Bと同じであるため、同じ構成については同符号の末尾を「B」から「C」に変更した符号を用いて説明を省略し、主に異なる構成について説明する。
第4実施形態では、画像形成部5Cは第3実施形態と同じくディスプレイ装置57Cにより構成される。しかしながら、ディスプレイ装置57Cは、第3実施形態のように幅方向の長さが、カウンター2Cの幅方向の長さと同じに形成されていない。第4実施形態では、ディスプレイ装置57Cの幅方向の長さは、カウンター2Cの幅方向の長さよりも短く形成されている。
図7に示すように、厨房装置1Cは、ディスプレイ装置57Cを幅方向における位置を可変とする機構を有している。このような機構は、図示しないが、例えばカウンター2C上にレールが設けられ、ディスプレイ装置57Cが左右(幅方向)に移動可能にレールに設けられ、駆動ベルトによりディスプレイ装置57Cが移動される。
このような機構によっても、人体位置に対応する幅方向位置の表示面7Cに画像70Cが形成される。
以下、第1実施形態〜第4実施形態における厨房装置1について、さらに説明を加える。
カウンター2の材質は、人造大理石ではない一般の樹脂、木材または木質材、金属、ガラス等、特に限定されない。また、カウンター2の平面視における形状は、特に限定されない。また、カウンター2の厚みは、特に限定されない。
上面20は、必ずしも平面でなくてもよい。
シンク11の材質は、人造大理石ではない一般の樹脂、木材または木質材、金属、ガラス等、特に限定されない。また、シンク11の平面視における形状、広さは、特に限定されない。
支持部3を構成するキャビネットは、前板31、側板32、背板、底板のいずれかを備えなくてもよく、扉33が設けられなくてもよい。また、支持部3は、キャビネットではなく、例えば柱を有する脚部等でもよく、特に限定されない。
加熱調理器12は、電磁誘導式加熱調理器ではなく、ガスコンロ、電熱線ヒータ等であってもよく、特に限定されない。加熱調理器12は、厨房装置1に設けられなくてもよい。
厨房装置1の想定される使用者としては、日本人の平均的な体格の成人女性に限定されない。
上部キャビネット14は、厨房に設けられなくてもよい。この場合、撮像装置41、投影装置51は、厨房の天井面に設けられてもよい。
人体検知部4が、送信部43を別に備えるのではなく、送信部43を一部として備えてもよい。人体検知部4が設けられる箇所は、上部キャビネット14の下端部でなくてもよい。
人体検知部4として、撮像装置41および画像処理装置42を備えたものでなくてもよい。例えば、赤外線を送信するとともに反射波を受信して、この送受信を行うことにより三角測量を行う既知の技術が挙げられる。また、電波を用いる既知の技術でもよく、人体検知部4としては特に限定されない。
画像形成部5が、受信部52を別に備えるのではなく、受信部52を一部として備えてもよい。画像形成部5が設けられる箇所は、上部キャビネット14の下端部でなくてもよい。
制御部6は、例えばマイクロコンピュータにより構成されるが、特に限定されない。また、制御部6が、送信部62および受信部61を別に備えるのではなく、送信部62および受信部61を一部として備えてもよい。
投影装置51Aの幅方向における位置を可変とする機構は、第2実施形態のようなものに限定されない。
ディスプレイ装置57B、57Cとしては、液晶ディスプレイの他にも、いわゆるプラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、ブラウン管等が適宜利用可能であり、特に限定されない。ディスプレイ装置57Bの高さは、限定されない。ディスプレイ装置57Bは、カウンター2Bの上面20Bよりも下側となる部分を有してもよい。ディスプレイ装置57Bの幅方向の長さは、カウンター2Bの幅方向の長さよりも短くてもよく、カウンター2Bの幅方向の長さよりも長くてもよい。ディスプレイ装置57Bは、厨房装置1Bと別体に設けられてもよい。例えば、ディスプレイ装置57Bは、カウンター2Bの奥側の厨房の壁面に設けられてもよい。また、ディスプレイ装置57Bは、厨房の壁面に設けられるのではなく、スタンドにより床面に立てられてもよい。
ディスプレイ装置57Cを幅方向における位置を可変とする機構は、第4実施形態のようなものに限定されない。
以上、述べた第1実施形態〜第4実施形態から明らかなように、本発明に係る第1の態様の厨房装置1は、カウンター2と、支持部3と、人体検知部4と、画像形成部5と、制御部6と、を備える。カウンター2は、幅方向および奥行き方向の所定の範囲を占める上面20を有する。支持部3は、カウンター2を支持する。人体検知部4は、カウンター2の幅方向における人体位置を検知する。画像形成部5は、カウンター2の奥側において幅方向の任意の一部に画像70を形成する。制御部6は、人体検知部4と無線または有線により接続され、かつ、画像形成部5と無線または有線により接続される。制御部6は、人体検知部4に検知された人体位置に基いて、人体位置に対応する幅方向位置に画像70を形成させる。
第1の態様によれば、画像70を、人体位置に対応する幅方向位置に形成させるため、使用者は、カウンター2の幅方向においてどの位置にいても、奥を見るだけで画像70を見ることができ、画像70が見やすい。
本発明に係る第2の態様の厨房装置1は付加的なものであり、第1の態様との組み合わせにより実現される。第2の態様の厨房装置1は、画像形成部5が投影装置51であり、投影装置51は投影角度が可変である。
第2の態様によれば、投影角度を変えるだけで、画像70の位置を変えることができる。
本発明に係る第3の態様の厨房装置1は付加的なものであり、第2の態様との組み合わせにより実現される。第3の態様の厨房装置1は、画像形成部5がディスプレイ装置57Bであり、ディスプレイ装置57Bはカウンター2Bの幅方向の長さ以上の長さを有し、ディスプレイ装置57Bの幅方向の任意の一部に画像70Bを形成する。
第3の態様によれば、ディスプレイ装置57Bにおいて画像70Bを映し出す位置を変えるだけですむ。
1 厨房装置
2 カウンター
20 上面
3 支持部
4 人体検知部
5 画像形成部
51 投影装置
57C ディスプレイ装置
6 制御部
7 表示面
70 画像
8 人体
2 カウンター
20 上面
3 支持部
4 人体検知部
5 画像形成部
51 投影装置
57C ディスプレイ装置
6 制御部
7 表示面
70 画像
8 人体
Claims (3)
- 幅方向および奥行き方向の所定の範囲を占める上面を有するカウンターと、
前記カウンターを支持する支持部と、
前記カウンターの前記幅方向における人体位置を検知する人体検知部と、
前記カウンターの奥側において前記幅方向の任意の一部に画像を形成する画像形成部と、
前記人体検知部と無線または有線により接続され、かつ、前記画像形成部と無線または有線により接続される制御部と、を備え、
前記制御部は、前記人体検知部に検知された前記人体位置に基いて、前記人体位置に対応する前記幅方向位置に前記画像を形成させることを特徴とする厨房装置。 - 前記画像形成部が投影装置であり、前記投影装置は投影角度が可変であることを特徴とする請求項1記載の厨房装置。
- 前記画像形成部がディスプレイ装置であり、前記ディスプレイ装置は前記カウンターの前記幅方向の長さ以上の長さを有し、前記ディスプレイ装置の前記幅方向の任意の一部に画像を形成することを特徴とする請求項1記載の厨房装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2016
- 2016-03-25 JP JP2016061444A patent/JP2017175509A/ja active Pending
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