JP5887517B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5887517B2
JP5887517B2 JP2012554674A JP2012554674A JP5887517B2 JP 5887517 B2 JP5887517 B2 JP 5887517B2 JP 2012554674 A JP2012554674 A JP 2012554674A JP 2012554674 A JP2012554674 A JP 2012554674A JP 5887517 B2 JP5887517 B2 JP 5887517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
infrared sensor
infrared
induction heating
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012554674A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012102009A1 (ja
Inventor
鈴木 秀和
秀和 鈴木
恵 椿
恵 椿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2012554674A priority Critical patent/JP5887517B2/ja
Publication of JPWO2012102009A1 publication Critical patent/JPWO2012102009A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5887517B2 publication Critical patent/JP5887517B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/06Control, e.g. of temperature, of power
    • H05B6/062Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2213/00Aspects relating both to resistive heating and to induction heating, covered by H05B3/00 and H05B6/00
    • H05B2213/07Heating plates with temperature control means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は、赤外線センサーを備えた誘導加熱調理器に関する。
近年、調理容器を加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器は、安全、清潔、高効率という優れた特徴が認知され、広く普及している。この種の誘導加熱調理器は、鍋の温度を検出する赤外線センサーを備えて、インバータ回路の出力を制御するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
図18は、特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器の概略構成図であり、図19は、特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器が備える赤外線センサーの近傍の拡大平面図である。
図18に示すように、従来の誘導加熱調理器は、負荷鍋60、負荷鍋60を載置するトッププレート61、負荷鍋60を加熱する内コイル62aと外コイル62bの分割巻き構成の加熱コイル62を有している。
加熱コイル62を保持する加熱コイル支持台63は、赤外線の透過率が低い樹脂材料にて構成されている。
赤外線センサー64、発光手段の発光ダイオード65は、トッププレート61の方向に向けて取り付けられている。
導光手段66は、負荷鍋60からの赤外線放射を赤外線センサー64に導光し、かつ発光手段の発光ダイオード65から放射する光をトッププレート61へ導光する。
さらに、従来の誘導加熱調理器は、赤外線センサー64の出力より温度を算出する温度算出手段67と、使用者が機器の加熱操作を行う加熱操作手段68と、機器の動作状態を表示する表示手段69と、加熱コイル62に高周波電流を供給するインバータ回路70と、インバータ回路70の出力信号によりトッププレート61の上に鍋が載置されていることを検知する鍋検知手段71と、温度算出手段67からの信号に応じてインバータ回路70の出力を制御する制御手段72と、を備える。
図19は、赤外線センサー64と発光手段65および導光手段66近傍の詳細を示す拡大平面図である。図19において、保持部材73は導光手段66を保持して、プリント配線板74は赤外線センサー64および発光手段65を固定している。
ビス75はプリント配線板74を保持部材73に固定して、プリント配線板74と保持部材73を加熱コイル支持台63に共締めしている。
前記のように構成された従来の誘導加熱調理器においては、プリント配線板74はトッププレート61の方向に向けて取り付けられており、赤外線センサー64はプリント配線板74に設けられている。これによって、赤外線センサー64はトッププレート61の方向に正しく載置され、赤外線センサー64は負荷鍋60からの赤外線を正しく受光することができる。
特開2007−299707号公報
しかしながら、前記従来の誘導加熱調理器においては、赤外線センサーはプリント配線板上で、赤外線センサーを保持する部材を設けずに固定しているため、赤外線センサーに応力がかかると容易に傾き、傾いた赤外線センサーではトッププレート上の負荷鍋から検知する赤外線の量が変化するという課題があった。
また、赤外線センサーをプリント配線板に半田付けで固定する際に、赤外線センサーをプリント配線板に高さと角度を正確に固定するには、半田付け時に赤外線センサーを保持する組立治具を用いる必要があった。
また、赤外線センサーとして、赤外線検出素子をモールドする本体部及び本体部の下部に設けたリード部を設けた形状の赤外線センサーではなく、赤外線検出素子を平面状に実装したチップ形状の赤外線センサーをプリント配線板に取り付けた構成では赤外線センサーが傾くという問題は発生しなかった。しかし、上記タイプの赤外線センサーは高価であり、安価な赤外線センサーで構成することができなかった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、赤外線センサーに応力がかかっても容易に傾かない構成を有し、安価で提供できる赤外線センサーユニットを用いた誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、被加熱物を載置し赤外線を透過可能なトッププレートと、
前記被加熱物を加熱する加熱コイルと、
前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
前記被加熱物から放射される赤外線を検出する赤外線検出素子と、
前記赤外線検出素子をモールドする本体部及び前記本体部の下部に設けたリード部を有し前記トッププレートの下方に設けられる赤外線センサーと、
穴を有し、前記リード部を前記穴に貫通させ前記本体部と反対側で、はんだ接続したプリント配線基板と、
前記赤外線センサーの出力に応じて前記インバータ回路の駆動を制御する制御部と、
を備え、
前記赤外線センサーを載置し、かつ、前記プリント配線基板に載置されるセンサーベースと、
前記センサーベースに上方に突出するように設けた縦壁の内側に挿入され、かつ、前記本体部を内部に挿入するセンサーキャップと、
をさらに有し、
前記センサーキャップは、前記本体部の基端側の外周に設けたつば部の上面の位置を規制する位置決め部を有する構成としたものである。
上記構成によって、プリント配線基板には、センサーベースとセンサーキャップが固定され、赤外線センサーは、センサーベースに載置されるとともに、つば部の上面をセンサーキャップで規制されているため、赤外線センサーが容易に傾くことはなくなる。
また赤外線センサーの本体部の外周をセンサーベースとセンサーキャップで覆っているので、赤外線センサーが外的な応力を受けることが無くなる。
本発明の誘導加熱調理器は、プリント配線基板に設けたセンサーベースに赤外線センサーを載置することで、プリント配線基板と赤外線センサーの水平度が安定することができる。また、センサーキャップは赤外線センサーのつば部の上面を抑えながらセンサーベースに取り付けることで、赤外線センサーが半田付け時等にプリント配線基板から浮くことを抑えることができる。上記構成によって、赤外線センサーはプリント配線基板に対して正確な位置に規制ができるので、トッププレートからの角度が変化することがなくなり、トッププレート上の被加熱物からの赤外線を安定して検知することでできる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の概略構成図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの裏面の斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の赤外線センサーユニットの斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の赤外線センサーユニットの分解した斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の基板ユニットの分解した斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の基板ユニットの断面図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の基板ユニットの分解した斜視図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の基板ユニットの断面図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の基板ユニットの分解した斜視図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の基板ユニットの分解した斜視図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の基板ユニットの断面図 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の基板ユニットの分解した斜視図 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の基板ユニットの分解した斜視図 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の基板ユニットの断面図 本発明の実施の形態5における誘導加熱調理器の基板ユニットの分解した斜視図 本発明の実施の形態5における誘導加熱調理器の基板ユニットの断面図 従来の誘導加熱調理器の概略構成図 従来の誘導加熱調理器が備える赤外線センサーの近傍の拡大平面図
第1の発明は、
被加熱物を載置し赤外線を透過可能なトッププレートと、
前記被加熱物を加熱する加熱コイルと、
前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
前記被加熱物から放射される赤外線を検出する赤外線検出素子と、
前記赤外線検出素子をモールドする本体部及び前記本体部の下部に設けたリード部を有しトッププレートの下方に設けられる赤外線センサーと、
穴を有し、前記リード部を穴に貫通させ前記本体部と反対側ではんだ接続したプリント配線基板と、
前記赤外線センサーの出力に応じて前記インバータ回路の駆動を制御する制御部と、
を備え、
前記赤外線センサーを載置し、かつ、前記プリント配線基板に載置されるセンサーベースと、
前記センサーベースに上方に突出するように設けた縦壁の内側に挿入され、かつ、前記本体部を内部に挿入するセンサーキャップと、
をさらに有し、
前記センサーキャップは、前記本体部の基端側の外周に設けたつば部の上面の位置を規制する位置決め部を有したものである。
これによって、プリント配線基板にセンサーベースとセンサーキャップが固定され、赤外線センサーは、センサーベースに載置されるとともに、つば部の上面をセンサーキャップで規制されているため、赤外線センサーが容易に傾くことはなくなる。
また、赤外線センサーの本体部の外周をセンサーベースとセンサーキャップで覆っているので、赤外線センサーが外的な応力を受けることが無くなる
第2の発明は、特に、第1の発明において、センサーベースの底面の上面に設けたリブに赤外線センサーのつば部の下面を載置したものである。
これによって、赤外線センサー19の底面につけ根部34のような余分な突起部があっても、その突起部に接しない部分の平面でリブに載置することで、赤外線センサーの本体部が確実にセンサーベースに密着して、載置させることができるので、赤外線センサーが位置ズレや角度ズレを無くし、正確に検知することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、センサーベースの底面の下面に凸部を設け、プリント配線基板には第2の穴を有し、第2の穴に凸部を貫通させ、センサーキャップの内面は赤外線センサーの本体部の側面に接触させたものである。
これによって、赤外線センサーの本体部21がリード部23の影響を受けずに、赤外線センサーをリブ40に密着して載置することができ、本体部21を傾かせずにセンサーベース38に載置することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明において、センサーベースの底面の下面に第2の凸部を設け、第2の凸部がプリント配線基板に載置された構成としたものである。
これによって、プリント配線基板と狙いの水平度を維持することができると共に、プリント配線基板の上とセンサーベースとの間に隙間を形成することができる。また、プリント配線基板の赤外線センサーの本体部側にも隙間のところまで回路パターンを設けることができ、プリント配線基板を小さく形成することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明のセンサーキャップは赤外線センサーの上方に可視光遮断フィルターを設けた構成としたものである。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の概略構成図である。
図1において、調理を行う被加熱物である鍋1がトッププレート2の上に載置され、トッププレート2は外郭3の天面に取り付けられて、本体を構成している。また、トッププレート2の下方には誘導加熱を行う加熱コイルユニット4が設けてある。
加熱コイルユニット4には、コイルベース5に誘導加熱をおこなう加熱コイル6が取りつけてある。
加熱コイル6は、一般的に焼きムラを改善するために内コイル6aと外コイル6bに分割されている。また、コイルベース5には内コイル6aと外コイル6bの間に開口穴7が設けてある。さらに、開口穴7の下方には赤外線センサーユニット8が位置されている。
インバータ回路9aと制御部9bは本体内に配置している。赤外線センサーユニット8と制御部9bとの間は通信線10でつながっている。
図2は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の加熱コイルユニット4の斜視図である。加熱コイルユニット4は、誘導加熱調理器の本体内に複数個を配置されることもある。その場合、各々の加熱コイルユニット4は、同じ向きに配置されるとは限らない。赤外線センサーユニット8が、例えば、回転して配置される場合でも加熱コイルユニット4の中心から手前側に配置されるように、加熱コイルユニット4には赤外線センサーユニット8が取り付けられる位置を複数設けてある。
図3は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の加熱コイルユニット4の裏面の斜視図である。図3に示すように、赤外線センサーユニット8は、コイルベース5に適した位置にビス11で固定されている。
図4は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の赤外線センサーユニット8の斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の赤外線センサーユニット8を分解した斜視図である。
図4および図5において、赤外線センサーユニット8は基板ユニット12をシールドケース上13とシールドケース下14で覆っている。
図6は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の基板ユニット12を分解した斜視図である。図7は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の基板ユニット12の断面図である。
図6および図7において、基板ユニット12はプリント配線基板15に赤外線センサー19のリード部23を貫通する穴である穴A16が設けてある。センサーベース17には穴B18を有している。赤外線センサー19は赤外線検出素子20を樹脂でモールドして本体部21を形成している。
赤外線センサー19の本体部21の下部のつば部22の下方にはリード部23が設けてある。センサーキャップ24の天面には入光穴25があり、センサーキャップ24の側面には係り部26がある。また、赤外線センサー19の本体部21の基端側である砲弾型の根元のリード部23側の外周に設けたつば部22の上面の位置を規制する位置決め部59を有している。
センサーベース17は、内縦壁27、外縦壁28、外縦壁28に留め部29を設けている。内縦壁27の内部には底面30がある。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
先ず、加熱コイル6にインバータ回路9aから高周波電流を流すと高周波磁界を発生し、鍋1内に電磁誘導による渦電流が流れ、ジュール熱により加熱され、鍋1から赤外線が発光される。
この赤外線の一部は、トッププレート2を通過して、コイルベース5の開口穴7を通って赤外線センサーユニット8に流れる。
シールドケース上13とシールドケース下14は、アルミニウム等の材料で形成されており、基板ユニット12が外からのノイズを受けるのを遮断するためであるが、必ず必要というものではない。
鍋1から赤外線センサーユニット8に届いた赤外線は、センサーキャップ24の入光穴25を通り、赤外線センサー19の本体部21に届き、モールドされた樹脂を通過して、赤外線検出素子20が検知(受光)する。
赤外線検出素子20で検知した赤外線のエネルギーは、リード部23を通ってプリント配線基板15に届き、プリント配線基板15で電圧、電流、周波数などに変換して通信線10を通じて制御部9bに出力される。また、インバータ回路9aは加熱コイル6の誘導加熱の調整を行い、鍋1の加熱を行う。
赤外線センサー19は、リード部23がセンサーベース17の穴B18と、プリント配線基板15の穴A16を貫通して、プリント配線基板15上に載置したセンサーベース17上に載置している。
赤外線センサー19は、リード部23が穴A16内に挿入された時点で横ズレがほとんどなくなり、センサーベース17も内縦壁27の内側がつば部22の外周に近接しているので、横ズレがほとんどなくなる。
また、プリント配線基板15の上面とセンサーベース17の裏面が密着され、底面30と赤外線センサー19の底面が密着した状態で、リード部23はプリント配線基板15の裏面で、半田付けで固定されている。
センサーキャップ24は、半田付け後、底面がつば部22を押さえた状態で、係り部26が留め部29に嵌合しているので、センサーキャップ24が上方に浮くことはない。また、センサーキャップ24は、内側壁が赤外線センサーの本体部21の側面と近接しており、外側面が外縦壁28の内側面と近接した形状になっている。
これにより、商品のキッチンへの設置時や搬送時などの衝撃を受けた時にも、赤外線センサー19は、センサーベースの底面30に接触しているので、上方から下方に向けての方向の応力を受けても落ち込むような変形や傾くことはない。
また、赤外線センサー19は、上方に応力を受けても、つば部22がセンサーキャップ24で押さえつけられており、センサーキャップ24は係り部26が留め部29に嵌合して固定されているので、変形や傾くことがない。
故に、赤外線検出素子20を開口穴に対して、位置ズレや角度ズレ無く配置することができ、正確に検知することができる。
また、赤外線センサー19をプリント配線基板15に半田付け固定した後に、センサーキャップ24を装着するが、半田付けを行う段階で赤外線センサー19が傾いたり、浮いたりした場合には、つば部22の上面が上にずれるので、センサーキャップ24の底面が上にずれ、係り部26が留め部29に嵌合できなくなる。
また、上記の場合、センサーキャップ24に赤外線センサーの本体部21を挿入しても、センサーベース17の外縦壁28内に挿入できなくなるので、センサーキャップ24の装着時に赤外線センサー19の位置ズレが発生していることを発見し修正することができる。
なお、半田付け前にセンサーキャップ24を装着して、センサーベース17をプリント配線基板15に固定する治具(ジグ)を用いて、半田付けしてもよく、この場合には上記修正の頻度を抑えることができる。そして、半田付けにより、センサーベース17は本体部21とプリント配線板15に挟持され固定される。
以上から、実施の形態1に係る構成によれば、赤外線センサーとして、高価なプリント配線基板に面実装タイプの赤外線センサーを用いなくて、安価なリード部付きの砲弾型の赤外線センサーを用いても確実な位置に固定することができ、安価で赤外線センサーユニットを作成することができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の基板ユニットの分解した斜視図である。図9は、本発明の実施の形態2における基板ユニットの断面図である。
尚、実施の形態1と基本構成は同じなので共通する構成の説明は省略し、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ構成部品には同じ符号を付している。
図8および図9において、センサーベース31の底面には穴B32があり、底面にはリブ33を設けている。赤外線センサー19のつば部22の下部には、リード部23のつけ根部34がある。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
赤外線センサー19の本体部21の裏面は、リード部23との境界に樹脂のモールドが付いた突起部であるつけ根部34が形成されるが、このつけ根部34を除いた平面に接触するように、リブ33がセンサーベース31のつば部22の外周よりに設けてある。
これにより、赤外線センサー19の底面にリード部23のつけ根部34のような余分な突起部があっても、その突起部に接しない部分の平面でリブ33に密着して載置することで、赤外線センサー19の本体部21が確実にセンサーベース31に密着して、載置させることができる。
故に、実施の形態2の構成によれば、赤外線センサー19の位置ズレや角度ズレを無くし、正確に検知することができる。
(実施の形態3)
図10と図11は、本発明の実施の形態3における基板ユニットの分解した斜視図である。図12は、本発明の実施の形態3における基板ユニットの断面図である。
尚、実施の形態1及び2と基本構成は同じなので共通する構成の説明は省略し、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1及び2と同じ構成部品には同じ符号を付している。
図10〜図12において、プリント配線基板35には、赤外線センサーのリード部が貫通する穴A36と第2の穴である穴C37が設けてある。センサーベース38の底面は、穴B39、リブ40を有し、センサーベース38の底面の裏側には凸部であるボス41がある。また、センサーベース38は、外縦壁42を有している。また、実施の形態1において、センサーベース17の内縦壁27の内側がつば部22の外周に近接していることに替えて、センサーキャップ24の内面は赤外線センサー19の本体部21の側面に接触させていることにより、横ズレがほとんどなくなる。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
プリント配線基板35の穴C37とボス41は、近接するような寸法関係にすることで、センサーベース38はプリント配線基板35から横ズレを無くすことができる。赤外線センサー19のリード部23に対して、穴A36を大きくして、リード部23が赤外線センサーの本体部21からすこし傾いて形成されても穴A36に挿入できる。その際にリード部23が穴A36に接触しないようにすることで、本体部21がリード部23の影響を受けずにリブ40に密着して載置することができる。これによって、本体部21を傾かせずにセンサーベース38に載置することができる。
(実施の形態4)
図13と図14は、本発明の実施の形態4における基板ユニットの分解した斜視図である。図15は、本発明の実施の形態4における基板ユニットの断面図である。
尚、実施の形態1〜3と基本構成は同じなので共通する構成の説明は省略し、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1〜3と同じ構成部品には同じ符号を付している。
図13〜図15において、プリント配線基板43は、下面側だけでなく赤外線センサー19の本体が配置される側である上面側にも回路パターン44が設けてある。センサーベース45は、底面の裏面側にはボス46と、第2の凸部である台座47を有している。プリント配線基板43とセンサーベース45の底面の間は隙間48を有している。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
センサーベース45は、プリント配線基板43に複数の台座47で載置することで、プリント配線基板43と狙いの水平度を維持することができると共に、プリント配線基板43上とセンサーベース45との間に隙間48を形成することができる。
また、ボス46と台座47を組み合わせることで、センサーベース45の底面の裏面側の突起の数を少なくすることもでき、隙間48を広げることができる。
これにより、プリント配線基板43には赤外線センサー19の本体部21側にも隙間48のところまで回路パターン44を設けることができ、プリント配線基板43を小さく形成することができる。
実施の形態4では、プリント配線基板43を小さくすることで、プリント配線基板43が衝撃を受ける可能性を低くすることができ、赤外線センサー19の位置ズレや傾きを防止する確率を高めることができる。
(実施の形態5)
図16は、本発明の実施の形態5における基板ユニットの分解した斜視図である。図17は、本発明の実施の形態5における基板ユニットの断面図である。
尚、実施の形態1〜4と基本構成は同じなので共通する構成の説明は省略し、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1〜4と同じ構成部品には同じ符号を付している。
図16および図17において、センサーキャップ49の天面には入光穴50がある。また、可視光遮断フィルター51、支持筒52を有している。支持筒52は貫通した入光穴B53、上面の平面部54、上面に設けた縦リブ55を有している。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
赤外線センサー19の赤外線検出素子20は、可視光を受けると、赤外線の検知状態が狂ってくる。そのため、本体部21を形成するモールドする樹脂を、可視光を遮断する特性の樹脂成分としている。これに対して、本実施の形態5では、本体部21の上方に可視光遮断フィルター51を設け、可視光を遮断している。これによって、本体部21を形成するモールド樹脂における可視光を遮断する特性のグレードを下げたり、あるいはモールド樹脂における可視光遮断特性を無くしたりすることができ、安価な赤外線センサーを採用することができる。
以上のように、本発明に係る誘導加熱調理器は、赤外線センサーとして、高価なプリント配線基板に面実装するタイプでなく、安価な本体部とリード部を有するタイプの赤外線センサーを用いても、赤外線センサーの位置を確実に固定することができる。そこで、安価で被加熱物からの赤外線を安定して検知することが可能となるので、赤外線センサーを用いて被加熱物の温度を検出する調理器の用途に有効である。
1 鍋
2、61 トッププレート
4 加熱コイルユニット
6、62 加熱コイル
9a、70 インバータ回路
9b 制御部
15、35、43 プリント配線基板
16、36 穴A(穴)
17、31、38、45 センサーベース
19、64 赤外線センサー
20 赤外線検出素子
21 本体部
22 つば部
23 リード部
24、49 センサーキャップ
26 係り部
28、42 外縦壁(縦壁)
33、40 リブ
37 穴C(第2の穴)
41、46 ボス(凸部)
47 台座(第2の凸部)
51 可視光遮断フィルター
59 位置決め部

Claims (5)

  1. 被加熱物を載置し赤外線を透過可能なトッププレートと、
    前記被加熱物を加熱する加熱コイルと、
    前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
    前記被加熱物から放射される赤外線を検出する赤外線検出素子と、
    前記赤外線検出素子をモールドする本体部及び前記本体部の下部に設けたリード部を有し前記トッププレートの下方に設けられる赤外線センサーと、
    穴を有し、前記リード部を前記穴に貫通させ前記本体部と反対側で、はんだ接続したプリント配線基板と、
    前記赤外線センサーの出力に応じて前記インバータ回路の駆動を制御する制御部と
    を備え、
    前記赤外線センサーを載置し、かつ、前記プリント配線基板に載置されるセンサーベースと、
    前記センサーベースに上方に突出するように設けた縦壁の内側に挿入され、かつ、前記本体部を内部に挿入するセンサーキャップと、
    をさらに有し、
    前記センサーキャップは、前記本体部の基端側の外周に設けたつば部の上面の位置を規制する位置決め部を有する誘導加熱調理器。
  2. 前記センサーベースの底面の上面に設けたリブに前記つば部の下面を載置した構成の請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記センサーベースの底面の下面に凸部を設け、前記プリント配線基板には第2の穴を有し、前記第2の穴に前記凸部を貫通させ、前記センサーキャップの内面は前記赤外線センサーの本体部の側面に接触させた構成の請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記センサーベースの底面の下面に第2の凸部を設け、前記第2の凸部が前記プリント配線基板に載置された構成の請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記センサーキャップは、前記赤外線センサーの上方に可視光遮断フィルターを設けた構成の請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
JP2012554674A 2011-01-24 2012-01-23 誘導加熱調理器 Active JP5887517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012554674A JP5887517B2 (ja) 2011-01-24 2012-01-23 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011011653 2011-01-24
JP2011011653 2011-01-24
JP2012554674A JP5887517B2 (ja) 2011-01-24 2012-01-23 誘導加熱調理器
PCT/JP2012/000390 WO2012102009A1 (ja) 2011-01-24 2012-01-23 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012102009A1 JPWO2012102009A1 (ja) 2014-06-30
JP5887517B2 true JP5887517B2 (ja) 2016-03-16

Family

ID=46580585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012554674A Active JP5887517B2 (ja) 2011-01-24 2012-01-23 誘導加熱調理器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5887517B2 (ja)
WO (1) WO2012102009A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6096706B2 (ja) * 2014-04-24 2017-03-15 三菱電機株式会社 センサケース構造、及びそのセンサケース構造を備えた加熱調理器
JP6362720B2 (ja) * 2017-02-16 2018-07-25 三菱電機株式会社 センサケース構造、及びそのセンサケース構造を備えた加熱調理器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08122146A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Nippon Arefu:Kk 検出素子
JP2005026162A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置
JP2006308504A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Ishizuka Electronics Corp 赤外線検出装置
WO2010073490A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 パナソニック株式会社 誘導加熱調理器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08122146A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Nippon Arefu:Kk 検出素子
JP2005026162A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置
JP2006308504A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Ishizuka Electronics Corp 赤外線検出装置
WO2010073490A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 パナソニック株式会社 誘導加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2012102009A1 (ja) 2014-06-30
WO2012102009A1 (ja) 2012-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4932548B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP6429090B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5271360B2 (ja) 誘導加熱調理器
WO2014030315A1 (ja) 誘導加熱装置
KR20140124106A (ko) 인덕션레인지
JP5887517B2 (ja) 誘導加熱調理器
WO2013124116A1 (en) An induction cooking hob
JP4998128B2 (ja) 誘導加熱調理器およびその誘導加熱調理器用鍋
KR20160025171A (ko) 인덕션 렌지의 워킹코일 조립체
KR20130043885A (ko) 용기 이탈 방지 구조가 구비된 인덕션 렌지
JP6749211B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5808202B2 (ja) 電磁誘導加熱調理器
JP2010170697A5 (ja)
JP5239515B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP7316830B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP7138457B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5995037B2 (ja) 加熱調理器
JP2007335235A (ja) 誘導加熱調理器
JP7229022B2 (ja) 誘導加熱調理器
KR20170111363A (ko) 유도가열기
JP5052262B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5214048B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP6131467B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2018085224A (ja) 温度検知装置および加熱調理器
JP5636858B2 (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141006

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20141014

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151021

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5887517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151