JP2017175415A - 電流検出装置 - Google Patents

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威 岡見
Takeshi Okami
威 岡見
利夫 前嶋
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Abstract

【課題】スピーカーをBTL接続して駆動する場合において、スピーカーに流れる電流を正確に検出できるようにする。【解決手段】電流検出装置13は、第1の信号S1に応じてスピーカー4の一端に駆動電流IRを出力する第1の出力回路32aと、第2の信号S2に応じてスピーカー4の他端に駆動電流IRを出力する第2の出力回路32bと、第1の出力回路32aと接地点の間に介挿される第1の電流検出抵抗35aと、第2の出力回路32bと接地点の間に介挿される第2の電流検出抵抗35bと、第1及び第2の電流検出抵抗35a,35bのそれぞれに流れる電流に応じた信号を増幅することによって駆動電流IRを検出する電流検出回路24と、第1及び第2の信号S1,S2に応じて電流検出回路24における増幅率を切り替える制御回路50と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、スピーカーに流れる電流を検出する電流検出装置に関する。
小型スピーカーから低音を発生させる技術は、従来から種々提案されている。例えば特許文献1には、ヘルムホルツ共鳴と負性駆動の技術を組み合わせたスピーカーの駆動装置が開示されている。この従来技術は、入力信号を増幅器で増幅してバスレフ型のスピーカーに供給し、スピーカーに流れる電流を検出した信号を増幅器の前段側で入力信号に加算して正帰還させることにより、等価的に負性インピーダンスを発生させるものである。すなわち、バスレフ型のスピーカーの場合、スピーカーのボイスコイルのインピーダンスを小さくすると、スピーカーのQ値を大きくできるため、負性インピーダンスを発生させてボイスコイルのインピーダンスを見かけ上打ち消して小さくすることにより、低音を効率よく発音できるようにしている。
このような駆動装置は、スピーカーに流れる電流を検出するために電流検出装置を備えている。そして負性インピーダンスの値を制御して低音を効率よく発音できるようにするためには、電流検出装置がスピーカーに流れる電流を高精度に検出することが求められる。
ところで、増幅器にスピーカーをBTL(Bridged Transless)接続する場合、増幅器とスピーカーユニットとの間に接続される2つの信号線のそれぞれに電流を検出するための抵抗を設け、電流検出装置がそれら2つの抵抗に流れる電流を検出する構成がある。
図6は、そのような従来のスピーカー105を駆動する駆動装置100に設けられた電流検出装置110の一例を示す図である。駆動装置100は、スピーカー105の両端にBTL接続される出力回路102を有する。この出力回路102は、スピーカー105の一端に接続される第1の出力回路102aと、スピーカー105の他端に接続される第2の出力回路102bとを備えている。第1の出力回路102aから出力される駆動信号は、抵抗103a及びローパスフィルタ104aを介してスピーカー105の一端へ供給される。また第2の出力回路102bから出力される駆動信号は、抵抗103b及びローパスフィルタ104bを介してスピーカー105の他端へ供給される。
電流検出装置110は、2つの抵抗103a,103bに流れる電流を検出して出力するように構成される。この電流検出装置110は、第1の抵抗111と、第2の抵抗112と、第3の抵抗113と、第4の抵抗114とを有している。第1の抵抗111及び第2の抵抗112は、互いに直列に接続されており、その一端が第1の出力回路102aと抵抗103aの間に接続され、他端が抵抗103bとローパスフィルタ104bの間に接続される。また第3の抵抗113及び第4の抵抗114は、互いに直列に接続されており、その一端が抵抗103aとローパスフィルタ104aとの間に接続され、他端が第2の出力回路102bと抵抗103bの間に接続される。
また電流検出装置110は、全差動タイプのオペアンプ115と、2つの帰還抵抗116,117とを有している。オペアンプ115は、反転入力端子が第3の抵抗113と第4の抵抗114の間のノードNaに接続され、非反転入力端子が第1の抵抗111と第2の抵抗112の間のノードNbに接続される。またオペアンプ115の非反転出力端子と反転入力端子の間には帰還抵抗116が接続され、反転出力端子と非反転入力端子の間には帰還抵抗117が接続される。
このような電流検出装置110は、第1の抵抗111と第2の抵抗112の間のノードNbの電圧及び第3の抵抗113と第4の抵抗114の間のノードNaの電圧に基づいてスピーカー105に流れる駆動電流IRを検出する。すなわち、第1の出力回路102a及び第2の出力回路102bによってスピーカー105が駆動され、抵抗103a,103bに駆動電流IRが流れると、2つのノードNa,Nbが駆動電流IRに応じた電圧に変動しようとする。このとき、オペアンプ115は、仮想短絡によってノードNa,Nbが同じ電圧となるように帰還抵抗116,117に電流を流すため、非反転出力電圧Vpと反転出力電圧Vnとを駆動電流IRに応じて変動させるようになる。そして電流検出装置110は、オペアンプ115から差動出力される非反転出力電圧Vpと反転出力電圧Vnとを検出信号V1として出力する。
特開2015−204600号公報
しかしながら、図6に示した従来の電流検出装置110では、第1乃至第4の抵抗111〜114のそれぞれに抵抗値のばらつきがあると、そのばらつきが検出信号V1に歪みとなって現れる。すなわち、第1乃至第4の抵抗111〜114のそれぞれに抵抗値のばらつきがあると、そのばらつきに応じた電位差が2つのノードNa,Nbに現れるようになり、オペアンプ115は、仮想短絡によってその電位差を打ち消すように帰還抵抗116,117に電流を流すため、非反転出力電圧Vp及び反転出力電圧Vnに第1乃至第4の抵抗111〜114のばらつきに応じた歪みが現れる。特にオペアンプ115は、2つのノードNa,Nbの仮想接地点を電源電圧と接地電圧の中間電位で保持しようとするため、スピーカー105を駆動する際の電源電圧が高い程、検出信号V1には第1乃至第4の抵抗111〜114のばらつきによる歪みが大きくなって現れる。そのため、従来の電流検出装置110は、第1乃至第4の抵抗111〜114の抵抗値にばらつきがあると、スピーカー105に流れる電流を正確に検出することができないという問題がある。
そこで本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、スピーカーをBTL接続して駆動する場合において、スピーカーに流れる電流を正確に検出できるようにした電流検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1に、本発明は、スピーカーに流れる電流を検出する電流検出装置であって、電源電圧と接地電圧との間に接続され、第1の入力信号に応じて前記スピーカーの一端に前記電源電圧又は前記接地電圧を印加して前記スピーカーに駆動電流を出力する第1の出力回路と、前記電源電圧と前記接地電圧との間に接続され、第2の入力信号に応じて前記スピーカーの他端に前記電源電圧又は前記接地電圧を印加して前記スピーカーに駆動電流を出力する第2の出力回路と、前記電源電圧又は前記接地電圧と前記第1の出力回路との間に接続される第1の電流検出抵抗と、前記電源電圧又は前記接地電圧と前記第2の出力回路との間に接続される第2の電流検出抵抗と、前記第1の電流検出抵抗及び前記第2の電流検出抵抗のそれぞれに流れる電流に応じた信号を増幅することにより前記スピーカーに流れる駆動電流を検出する電流検出回路と、前記第1の入力信号及び前記第2の入力信号に応じて、前記電流検出回路における増幅率を切り替える制御回路と、を備えることを特徴とする構成である。
この発明によれば、第1の電流検出抵抗が電源電圧又は接地電圧と第1の出力回路との間に接続されると共に、第2の電流検出抵抗が電源電圧又は接地電圧と第2の出力回路との間に接続され、電流検出回路がそれら第1の電流検出抵抗及び第2の電流検出抵抗のそれぞれに流れる電流に応じた信号を増幅することによりスピーカーに流れる駆動電流を検出する。そのため、駆動電流を検出した検出信号に大きな歪みが生じることがない。また、この発明によれば、制御回路が、第1の入力信号及び第2の入力信号に応じて、電流検出回路における増幅率を切り替えるようにしているので、スピーカーに流れる電流を正確に検出することができるようになる。
第2に、本発明は、上記第1の構成を有する電流検出装置において、前記第1の電流検出抵抗は、前記接地電圧と前記第1の出力回路との間に接続され、前記第2の電流検出抵抗は、前記接地電圧と前記第2の出力回路との間に接続されることを特徴とする構成である。
この発明によれば、駆動電流を検出した検出信号の歪みをより一層低減させることができると共に、電流検出回路を低耐圧素子で構成することが可能であり、回路規模を小さくすることもできる。
第3に、本発明は、上記第1又は第2の構成を有する電流検出装置において、前記制御回路は、前記第1の入力信号及び前記第2の入力信号に基づいて、前記スピーカーの一端に前記電源電圧が印加され、他端に前記接地電圧が印加される第1の動作状態、前記スピーカーの一端に前記接地電圧が印加され、他端に前記電源電圧が印加される第2の動作状態、及び、前記スピーカーの一端及び他端に前記接地電圧が印加される第3の動作状態、のいずれであるかを判別し、前記第1及び第2の動作状態のときに前記増幅率を所定値に設定し、前記第3の動作状態のときに前記増幅率を前記所定値の1/2倍に設定することを特徴とする構成である。
この発明によれば、第1及び第2の動作状態のときの感度と、第3の動作状態のときの感度とを同じ感度にできるため、正確な電流検出が可能である。
第4に、本発明は、上記第3の構成を有する電流検出装置において、前記電流検出回路は、非反転出力と反転入力との間に第1の帰還抵抗が接続されると共に、反転出力と非反転入力との間に第2の帰還抵抗が接続される増幅手段と、一端が前記第1の電流検出抵抗と前記第1の出力回路との間に接続され、他端が前記反転入力に接続される第1の抵抗と、一端が第1のスイッチを介して前記第1の電流検出抵抗と前記第1の出力回路との間に接続されると共に、第2のスイッチを介して前記接地電圧に接続され、他端が前記反転入力に接続される第2の抵抗と、一端が前記第2の電流検出抵抗と前記第2の出力回路との間に接続され、他端が前記非反転入力に接続される第3の抵抗と、一端が前記第1のスイッチを介して前記第2の電流検出抵抗と前記第2の出力回路との間に接続されると共に、前記第2のスイッチを介して前記接地電圧に接続され、他端が前記非反転入力に接続される第4の抵抗と、を備え、前記制御回路は、前記第1及び第2の動作状態のとき、前記第1のスイッチをオンにすると共に前記第2のスイッチをオフにし、前記第3の動作状態のとき、前記第1のスイッチをオフにすると共に前記第2のスイッチをオンにすることを特徴とする構成である。
この発明によれば、比較的簡単な回路構成で正確な電流検出が可能である。
本発明によれば、スピーカーをBTL接続する構成において、スピーカーに流れる電流を正確に検出することができるようになる。
スピーカーユニットの駆動装置の一構成例を示すブロック図である。 電流検出装置の詳細な回路構成を示す図である。 スピーカーの動作状態の例を示す図である。 第1及び第2の動作状態における電流検出回路を示す図である。 第3の動作状態における電流検出回路を示す図である。 従来の電流検出装置の一例を示す図である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
図1は、本発明における電流検出装置13を備えた、スピーカーユニット1の駆動装置10の一構成例を示すブロック図である。駆動装置10は、駆動制御部11と、駆動部12とを有し、スピーカーユニット1を駆動する装置である。この駆動装置10は、スピーカーユニット1に対してBTL接続され、駆動部12において入力信号Siに応じた信号を増幅してスピーカーユニット1へ供給すると共に、スピーカーユニット1に設けられたスピーカー4に流れる駆動電流IRを検出し、その検出信号V1に応じた信号を駆動制御部11において入力信号Siに加算して正帰還させることにより、スピーカー4のボイスコイルのインピーダンスR1を打ち消す負性インピーダンスを発生させ、低音を効率良く発音させながらスピーカーユニット1を駆動する。
駆動部12は、スピーカーユニット1を駆動する機能を有するだけでなく、本発明における電流検出装置13としても機能するものである。すなわち、駆動部12は、入力信号Siに応じた信号を所定の利得Aで増幅して出力する増幅器23と、スピーカー4に流れる駆動電流IRを検出する電流検出回路24とを備えている。増幅器23は、スピーカー4にBTL接続され、スピーカー4の両端に駆動信号Voを出力して駆動する。増幅器23は、第1の電流検出抵抗35aと、第2の電流検出抵抗35bとを備えており、スピーカー4の両端に接続された信号線に流れる駆動電流IRが第1の電流検出抵抗35a及び第2の電流検出抵抗35bのいずれか一方若しくは双方に流れるように構成される。そして電流検出回路24は、第1の電流検出抵抗35a及び第2の電流検出抵抗35bのいずれか一方若しくは双方に流れる駆動電流IRを検出し、その駆動電流IRに応じた検出信号V1を出力する。尚、第1及び第2の電流検出抵抗35a,35bは、抵抗値Rcである。
駆動制御部11は、入力信号Siに応じた信号を駆動部12へ出力することにより、駆動部12によるスピーカーユニット1の駆動状態を制御するものである。駆動制御部11は、加算器21と、DA変換器22と、AD変換器25と、バンドパスフィルタ26と、伝達利得付与部27とを有し、電流検出回路24から出力される検出信号V1に応じた信号を入力信号Siに加算して正帰還させる構成である。
AD変換器25は、例えばΔΣ方式のAD変換器であり、電流検出回路24から出力される検出信号V1を高速AD変換して出力する。バンドパスフィルタ26は、例えばローパスフィルタとハイパスフィルタとを直列に接続して構成されるフィルタであり、デジタル信号に変換された検出信号V1から低音域に相当する周波成分の信号成分だけを抽出して出力する。伝達利得付与部27は、バンドパスフィルタ26から出力される低音域の検出信号V1に伝達利得βを付与することにより、低音域の検出信号V1を増幅する。そして伝達利得付与部27は、伝達利得βを付与して生成した、検出信号V1に応じた信号を加算器21へ出力する。そして加算器21は、入力信号Siに対して伝達利得付与部27から出力される信号を加算することにより、検出信号V1に応じた信号を増幅器23の前段側に正帰還させる。DA変換器22は、例えばΔΣ方式のDA変換器22であり、加算器21において入力信号Siと検出信号V1に応じた信号とが加算された信号を高速DA変換して増幅器23へ出力する。
スピーカーユニット1は、バスレフ型のスピーカーである。すなわち、スピーカーユニット1は、キャビネット6の前面に穴を空けて振動板2及び変換器3からなるスピーカー4を取り付け、その下方にバスレフポート7を有する共鳴開口として機能する管ポート8を設け、この管ポート8を備えたキャビネット6によりヘルムホルツ共鳴器を形成したものである。変換器3は、インピーダンスR1のボイスコイルを備えており、電気エネルギーを機械エネルギーに変換して、振動板2を振動させる振動器として機能する。
上記のような駆動装置10において駆動信号Voと入力信号Siとの関係は、次の式1で表される。
Figure 2017175415
式1において、Aβ>1とすることにより、負性インピーダンスが発生する。例えばボイスコイルのインピーダンスR1が8Ωである場合、6Ω程度の負性インピーダンスを生成すれば、低音を効率よく発音できることが確認されている。そのため、駆動装置10は、スピーカー4のボイスコイルに流れる駆動電流IRを検出した検出信号V1に伝達利得βを付与して正帰還させることにより、ボイスコイルのインピーダンスR1を見かけ上小さくする負性インピーダンスを発生させ、低音を効率よく発音させるようにしている。
次に駆動部12、すなわち電流検出装置13の詳細について説明する。図2は、増幅器23と電流検出回路24の詳細な回路構成を示す図である。増幅器23は、駆動回路31と、第1の出力回路32aと、第2の出力回路32bと、第1の電流検出抵抗35aと、第2の電流検出抵抗35bと、制御回路50とを備えている。ただし、制御回路50は、必ずしも増幅器23に設けられる必要はなく、増幅器23とは別に設けられるものであっても良い。
第1の出力回路32aは、電源電圧と接地電圧との間に接続され、駆動回路31から出力される第1の信号S1に応じてスピーカー4の一端に電源電圧又は接地電圧を印加してスピーカー4に駆動電流IRを出力する回路である。また第2の出力回路32bは、電源電圧と接地電圧との間に接続され、駆動回路31から出力される第2の信号S2に応じてスピーカー4の他端に電源電圧又は接地電圧を印加してスピーカー4に駆動電流IRを出力する回路である。そして第1の電流検出抵抗35aは、第1の出力回路32aと接地電圧の間に接続されており、第2の電流検出抵抗35bは、第2の出力回路32bと接地電圧の間に接続されている。
第1の出力回路32a及び第2の出力回路32bはいずれもPMOSトランジスタ33とNMOSトランジスタ34とを有している。PMOSトランジスタ33は、ソースが所定の電源電圧に接続され、ドレインがNMOSトランジスタ34のドレインに接続され、ゲートが駆動回路31の出力端子に接続される。またNMOSトランジスタ34は、ソースが第1の電流検出抵抗35a又は第2の電流検出抵抗35bを介して接地されており、ゲートが駆動回路31の出力端子に接続される。そして第1の出力回路32aは、PMOSトランジスタ33のドレインとNMOSトランジスタ34のドレインとの接続点を第1の出力端子N1とし、第1の出力端子N1がスピーカー4の一端に接続される。また第2の出力回路32bは、PMOSトランジスタ33のドレインとNMOSトランジスタ34のドレインとの接続点を第2の出力端子N2とし、第2の出力端子N2がスピーカー4の他端に接続される。
第1の出力端子N1とスピーカー4の一端との間には、ローパスフィルタ36aが設けられる。また第2の出力端子N2とスピーカー4の他端との間には、ローパスフィルタ36bが設けられる。ローパスフィルタ36a,36bは、いずれもインダクタL1とキャパシタC1とを備えて構成され、第1及び第2の出力回路32a,32bから出力されるPWM変調された駆動信号をアナログオーディオ信号に復調するためのものである。
駆動回路31は、DA変換器22から出力される信号Sgに基づいて第1の出力回路32a及び第2の出力回路32bのそれぞれに対して第1の信号S1及び第2の信号S2を出力することにより、第1及び第2の出力回路32a,32bのそれぞれからスピーカー4に対して駆動信号Voが出力されるように制御する。
電流検出回路24は、上記のようにしてスピーカー4が駆動されるとき、第1及び第2の電流検出抵抗35a,35bのそれぞれの両端に現れる電位差を測定して増幅することにより、スピーカー4に流れる駆動電流IRを検出する。この電流検出回路24は、ほぼ同じ抵抗値R3を有する第1乃至第4の抵抗41,42,43,44と、全差動タイプのオペアンプ45と、ほぼ同じ抵抗値R4を有する2つの帰還抵抗46,47と、第1及び第2の電流検出抵抗35a,35bのそれぞれに流れる電流に応じた信号を増幅する際の増幅率を切り替えるためのスイッチ群48とを有している。スイッチ群48は、第1のスイッチSW1と、第2のスイッチSW2とを備えており、各スイッチSW1,SW2のオンオフが制御回路50によって制御される。
オペアンプ45は、非反転出力と反転入力との間に第1の帰還抵抗46が接続され、反転出力と非反転入力との間に第2の帰還抵抗47が接続される。第1の抵抗41は、その一端が第1の電流検出抵抗35aと第1の出力回路32aとの間に接続され、他端がオペアンプ45の反転入力に接続される。第2の抵抗42は、その一端が第1のスイッチSW1を介して第1の電流検出抵抗35aと第1の出力回路32aとの間に接続されると共に、第2のスイッチSW2を介して接地電圧に接続され、他端がオペアンプ45の反転入力に接続される。第3の抵抗43は、その一端が第2の電流検出抵抗35bと第2の出力回路32bとの間に接続され、他端がオペアンプ45の非反転入力に接続される。第4の抵抗44は、その一端が第1のスイッチSW1を介して第2の電流検出抵抗35bと第2の出力回路32bとの間に接続されると共に、第2のスイッチSW2を介して接地電圧に接続され、他端がオペアンプ45の非反転入力に接続される。
そして制御回路50は、駆動回路31が第1の出力回路32a及び第2の出力回路32bのそれぞれに対して出力する第1の信号S1及び第2の信号S2に基づいて第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を択一的にオンオフさせることにより、電流検出回路24における増幅率を切り替える。すなわち、制御回路50は、駆動回路31から出力される第1の信号S1及び第2の信号S2に基づいてスピーカー4の動作状態を判別し、そのスピーカー4の動作状態に応じて第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を択一的にオンオフさせることにより、いずれの動作状態であっても駆動電流IRを同じ感度で検出できるように電流検出回路24における増幅率を調整する。
図3は、スピーカー4の動作状態の例を示す図である。尚、図3では上述したローパスフィルタ36a,36bは図示を省略している。図3(a)は、スピーカー4の第1の動作状態を示している。例えば、第1の信号S1がLowで、第2の信号S2がHighのとき、図3(a)に示すような第1の動作状態となる。すなわち、第1の動作状態では、第1の出力回路32aのPMOSトランジスタ33がオンとなり、NMOSトランジスタ34がオフとなると共に、第2の出力回路32bのPMOSトランジスタ33がオフとなり、NMOSトランジスタ34がオンとなる。したがって、第1の動作状態では、図3(a)に示すように第1の出力回路32aのPMOSトランジスタ33からスピーカー4を通って第2の出力回路32bのNMOSトランジスタ34へと駆動電流IRが流れ、その駆動電流IRが第2の電流検出抵抗35bにも流れる。ただし、第1の動作状態では、第1の電流検出抵抗35aには駆動電流IRが流れない。
図3(b)は、スピーカー4の第2の動作状態を示している。例えば、第1の信号S1がHighで、第2の信号S2がLowのとき、図3(b)に示すような第2の動作状態となる。すなわち、第2の動作状態では、第1の出力回路32aのPMOSトランジスタ33がオフとなり、NMOSトランジスタ34がオンとなると共に、第2の出力回路32bのPMOSトランジスタ33がオンとなり、NMOSトランジスタ34がオフとなる。したがって、第2の動作状態では、図3(b)に示すように第2の出力回路32bのPMOSトランジスタ33からスピーカー4を通って第1の出力回路32aのNMOSトランジスタ34へと駆動電流IRが流れ、その駆動電流IRが第1の電流検出抵抗35aにも流れる。ただし、第2の動作状態では、第2の電流検出抵抗35bには駆動電流IRが流れない。
図3(c)は、スピーカー4の第3の動作状態を示している。例えば、第1の信号S1がHighで、第2の信号S2もHighのとき、図3(c)に示すような第3の動作状態となる。このような第3の動作状態は、例えば第1の動作状態から第2の動作状態へ切り替わるとき、或いは、第2の動作状態から第1の動作状態へ切り替わるときに発生する。この第3の動作状態では、第1の出力回路32aのPMOSトランジスタ33がオフとなり、NMOSトランジスタ34がオンとなると共に、第2の出力回路32bのPMOSトランジスタ33がオフとなり、NMOSトランジスタ34がオンとなる。このとき、上述したローパスフィルタ36a,36bがその直前の駆動電流IRを保持しようとする。そのため、第3の動作状態では、図3(c)に示すように、第1の出力回路32aのNMOSトランジスタ34からスピーカー4を通って第2の出力回路32bのNMOSトランジスタ34へと駆動電流IRが流れたり、或いは、第2出力回路32bのNMOSトランジスタ34からスピーカー4を通って第1の出力回路32aのNMOSトランジスタ34へと駆動電流IRが流れたりする。第3の動作状態における駆動電流IRの方向は、その直前の状態が第1の動作状態及び第2の動作状態のいずれであったかによって変わる。そして第3の動作状態では、駆動電流IRが第1の電流検出抵抗35aと第2の電流検出抵抗35bの双方に流れる。
上記のように本実施形態では、スピーカー4の動作状態として第1、第2及び第3の動作状態の3つの状態があり、第1の電流検出抵抗35a及び第2の電流検出抵抗35bのいずれか一方にしか駆動電流IRが流れない動作状態と、第1の電流検出抵抗35a及び第2の電流検出抵抗35bの双方に駆動電流IRが流れる動作状態とが存在する。そこで、制御回路50は、第1の電流検出抵抗35a及び第2の電流検出抵抗35bのいずれか一方にしか駆動電流IRが流れない動作状態のときと、第1の電流検出抵抗35a及び第2の電流検出抵抗35bの双方に駆動電流IRが流れる動作状態のときとで、電流検出回路24における駆動電流IRの検出感度が変化してしまうことを防止するため、それらの動作状態に応じて第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を切り替え制御する。具体的に説明すると、制御回路50は、第1及び第2の動作状態であって、第1の電流検出抵抗35a及び第2の電流検出抵抗35bのいずれか一方にしか駆動電流IRが流れないとき、第1のスイッチSW1をオンにし、第2のスイッチSW2をオフにする。また制御回路50は、第3の動作状態であって、第1の電流検出抵抗35a及び第2の電流検出抵抗35bの双方に駆動電流IRが流れるとき、第1のスイッチSW1をオフにし、第2のスイッチSW2をオンにする。
図4は、第1及び第2の動作状態において第1のスイッチSW1をオンにした状態の電流検出回路24を示す図である。第1及び第2の動作状態において第1のスイッチSW1がオンし、第2のスイッチSW2がオフになると、図4に示すように、第1の抵抗41及び第2の抵抗42が互いに並列に接続された状態となり、また第3の抵抗43及び第4の抵抗44も互いに並列に接続された状態となる。第1及び第2の動作状態において、第1の電流検出抵抗35aに駆動電流IRが流れるときには、第1の電流検出抵抗35aの一端のノードNAが駆動電流IRに応じた電圧となり、第2の電流検出抵抗35bの一端のノードNBは接地電圧となる。また第2の電流検出抵抗35bに駆動電流IRが流れるときには、第2の電流検出抵抗35bの一端のノードNBが駆動電流IRに応じた電圧となり、第1の電流検出抵抗35aの一端のノードNAは接地電圧となる。つまり、第1及び第2の動作状態では、2つのノードNA,NBのうちのいずれか一方にのみ、駆動電流IRに応じた電圧が現れる。電流検出回路24は、第1のスイッチSW1をオンにし、第2のスイッチSW2をオフにすることにより、2つのノードNA,NBのうちのいずれか一方に現れる、駆動電流IRに応じた電圧を2・R4/R3倍に増幅し、オペアンプ45の非反転出力と反転出力から検出信号V1を差動出力する。つまり、電流検出回路24は、オペアンプ45から差動出力される非反転出力電圧Vpと反転出力電圧Vnとを検出信号V1としてAD変換器25へ出力する。ここで、2つのノードNA,NBのうちのいずれか一方に現れる、駆動電流IRに応じた電圧は、Rc・IRであるから、第1及び第2の動作状態のときに、電流検出回路24から出力される検出信号V1は、例えばV1=(Vp−Vn)=2・R4・Rc・IR/R3となる。
次に図5は、第3の動作状態において第2のスイッチSW2をオンにした状態の電流検出回路24を示す図である。第3の動作状態において第2のスイッチSW2がオンし、第1のスイッチSW1がオフになると、図5に示すように、第2の抵抗42及び第4の抵抗44が接地電圧に接続される。つまり、第3の動作状態のときには、第2の抵抗42及び第4の抵抗44はオペアンプ45の仮想接地点を接地電圧に接続するプルダウン抵抗として機能する。そして第3の動作状態では、第1の電流検出抵抗35aと第2の電流検出抵抗35bの双方に駆動電流IRが流れるため、第1の電流検出抵抗35aの一端のノードNAには駆動電流IRに応じた電圧が現れると共に、第2の電流検出抵抗35bの一端のノードNBもまた駆動電流IRに応じた電圧が現れる。例えば一方のノードNAに現れる電圧がRc・IRであるとき、他方のノードNBに現れる電圧は−Rc・IRとなる。そして電流検出回路24は、第1のスイッチSW1をオフにし、第2のスイッチSW2をオンにすることにより、2つのノードNA,NBのそれぞれに現れる、駆動電流IRに応じた電圧をR4/R3倍に増幅し、オペアンプ45の非反転出力と反転出力から検出信号V1を差動出力する。このとき、オペアンプ45の非反転出力電圧Vpは、例えばVp=R4・Rc・IR/R3となり、反転出力電圧Vnは、Vn=−R4・Rc・IR/R3となる。その結果、電流検出回路24から差動出力される検出信号V1は、V1=(Vp−Vn)=2・R4・Rc・IR/R3となる。したがって、第3の動作状態のときには、第1及び第2の動作状態のときと比較してオペアンプ45の増幅率を1/2倍に切り替えることにより、第1及び第2の動作状態のときと同じ感度で駆動電流IRを検出することができるようになる。
また本実施形態では、第1及び第2の電流検出抵抗35a,35bのそれぞれの一端が接地されており、電流検出回路24は、それら第1及び第2の電流検出抵抗35a,35bのそれぞれに駆動電流IRが流れるとき、接地電圧の近傍の比較的低い電圧を検出することで駆動電流IRに応じた検出信号V1を出力するようにしている。言い換えると、本実施形態の電流検出回路24では、オペアンプ45が接地電圧を基準に動作する。そのため、第1乃至第4の抵抗41〜44のそれぞれの抵抗値R3にばらつきがある場合であっても、オペアンプ45から出力される検出信号V1には大きな歪みが現れない。また第1及び第2の電流検出抵抗35a,35bの抵抗値Rcにばらつきがある場合、或いは、帰還抵抗46,47の抵抗値R4にばらつきがある場合も同様である。したがって、上述した電流検出装置13は、スピーカー4をBTL接続して駆動する構成において、スピーカー4に流れる電流を正確に検出することができる。また本実施形態では、接地電圧を基準にオペアンプ45を動作させることができるため、低耐圧素子によってオペアンプ45を構成することが可能であり、回路規模を小型化し易いという利点もある。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述したものに限定されるものではなく、種々の変形が適用可能である。例えば上記実施形態では、スピーカー4に流れる駆動電流IRを検出し、その駆動電流IRに応じた信号を正帰還させることによってスピーカーユニット1を駆動する場合を例示した。しかし、上述した電流検出方法は、駆動電流IRに応じた信号を正帰還させる場合にのみ適用可能なものではなく、他の駆動形態にも適用可能なものである。すなわち、上述した電流検出方法は、増幅器23にスピーカー4をBTL接続する構成に広く適用できるものである。
また上記実施形態では、第1の出力回路32aと接地電圧との間に第1の電流検出抵抗35aを設け、第2の出力回路32bと接地電圧との間に第2の電流検出抵抗35bを設ける場合を例示した。しかし、これに限られるものではなく、例えば第3の動作状態のときに、第1及び第2の出力回路32a,32bのPMOSトランジスタ33がオンし、NMOSトランジスタ34がオフする駆動方式を採用する場合には、第1の出力回路32aと電源電圧との間に第1の電流検出抵抗35aを設け、第2の出力回路32bと電源電圧との間に第2の電流検出抵抗35bを設けるようにしても良い。
1…スピーカーユニット、4…スピーカー、6…キャビネット、8…管ポート(共鳴開口)、10…駆動装置、13…電流検出装置、32a…第1の出力回路、32b…第2の出力回路、35a…第1の電流検出抵抗、35b…第2の電流検出抵抗、24…電流検出回路、41…第1の抵抗、42…第2の抵抗、43…第3の抵抗、44…第4の抵抗、45…オペアンプ(増幅手段)、50…制御回路、SW1…第1のスイッチ、SW2…第2のスイッチ。

Claims (4)

  1. スピーカーに流れる電流を検出する電流検出装置であって、
    電源電圧と接地電圧との間に接続され、第1の入力信号に応じて前記スピーカーの一端に前記電源電圧又は前記接地電圧を印加して前記スピーカーに駆動電流を出力する第1の出力回路と、
    前記電源電圧と前記接地電圧との間に接続され、第2の入力信号に応じて前記スピーカーの他端に前記電源電圧又は前記接地電圧を印加して前記スピーカーに駆動電流を出力する第2の出力回路と、
    前記電源電圧又は前記接地電圧と前記第1の出力回路との間に接続される第1の電流検出抵抗と、
    前記電源電圧又は前記接地電圧と前記第2の出力回路との間に接続される第2の電流検出抵抗と、
    前記第1の電流検出抵抗及び前記第2の電流検出抵抗のそれぞれに流れる電流に応じた信号を増幅することにより前記スピーカーに流れる駆動電流を検出する電流検出回路と、
    前記第1の入力信号及び前記第2の入力信号に応じて、前記電流検出回路における増幅率を切り替える制御回路と、
    を備えることを特徴とする電流検出装置。
  2. 前記第1の電流検出抵抗は、前記接地電圧と前記第1の出力回路との間に接続され、
    前記第2の電流検出抵抗は、前記接地電圧と前記第2の出力回路との間に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電流検出装置。
  3. 前記制御回路は、前記第1の入力信号及び前記第2の入力信号に基づいて、前記スピーカーの一端に前記電源電圧が印加され、他端に前記接地電圧が印加される第1の動作状態、前記スピーカーの一端に前記接地電圧が印加され、他端に前記電源電圧が印加される第2の動作状態、及び、前記スピーカーの一端及び他端に前記接地電圧が印加される第3の動作状態、のいずれであるかを判別し、前記第1及び第2の動作状態のときに前記増幅率を所定値に設定し、前記第3の動作状態のときに前記増幅率を前記所定値の1/2倍に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の電流検出装置。
  4. 前記電流検出回路は、
    非反転出力と反転入力との間に第1の帰還抵抗が接続されると共に、反転出力と非反転入力との間に第2の帰還抵抗が接続される増幅手段と、
    一端が前記第1の電流検出抵抗と前記第1の出力回路との間に接続され、他端が前記反転入力に接続される第1の抵抗と、
    一端が第1のスイッチを介して前記第1の電流検出抵抗と前記第1の出力回路との間に接続されると共に、第2のスイッチを介して前記接地電圧に接続され、他端が前記反転入力に接続される第2の抵抗と、
    一端が前記第2の電流検出抵抗と前記第2の出力回路との間に接続され、他端が前記非反転入力に接続される第3の抵抗と、
    一端が前記第1のスイッチを介して前記第2の電流検出抵抗と前記第2の出力回路との間に接続されると共に、前記第2のスイッチを介して前記接地電圧に接続され、他端が前記非反転入力に接続される第4の抵抗と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記第1及び第2の動作状態のとき、前記第1のスイッチをオンにすると共に前記第2のスイッチをオフにし、前記第3の動作状態のとき、前記第1のスイッチをオフにすると共に前記第2のスイッチをオンにすることを特徴とする請求項3に記載の電流検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023188965A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 ローム株式会社 半導体装置、モジュール

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