JP2017174643A - 熱収縮チューブ付電線、熱収縮チューブ付電線の製造方法、及び、熱収縮チューブ取付治具 - Google Patents

熱収縮チューブ付電線、熱収縮チューブ付電線の製造方法、及び、熱収縮チューブ取付治具 Download PDF

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Abstract

【課題】相手側接続部への接着剤の流れ込みを安価かつ容易に抑制する技術を提供する。【解決手段】熱収縮チューブ付電線1は、電線12の外部に露出した芯線部14及び端子20の芯線圧着部25に、ホットメルト19を介して収縮した状態で取付けられている熱収縮チューブ18を備える。端子20の連結部28には、熱収縮チューブ18の一端部に対向するように対向部32を取付けるための貫通孔28hが形成されている。貫通孔28hの周縁部のうち、相手側接続部22側の縁部281よりも電線12に近い側に、熱収縮チューブ18の一端面18Eが配される。【選択図】図1

Description

この発明は、端子付電線に熱収縮チューブを取付ける技術に関する。
特許文献1は、電線と端子との接続部に熱収縮チューブを装着する際に、熱収縮チューブの内側に設けられた接着剤(ホットメルト)が端子の相手側接続端部に流れ込むことを抑制するための技術を開示している。
特許文献1は、熱収縮チューブ組付用治具を用いて、熱収縮チューブを端子に組付けられる。具体的には、特許文献1は、端子が下枠の端子嵌合凹部に嵌合される工程と、ホットメルトを内方に有した熱収縮チューブが下枠から導出される端子の芯線圧着部に外挿されてチューブ一端部が下枠の堰き止め壁部に当接させられる工程と、下枠に連結された上枠が端子嵌合凹部を覆う工程と、基台に設けられたクランプレバーが下枠と上枠とを挟持する工程とを備える熱収縮チューブ組付方法を開示している。
特開2013−114936号公報
しかしながら、特許文献1の場合、熱収縮チューブ組付治具の下枠及び上枠で端子を挟持する構造であるため、端子の形状に合わせて熱収縮チューブ組付用治具を設計する必要があり、製造コストがかさむという問題があった。
そこで、本発明は、相手側接続部への接着剤の流れ込みを安価かつ容易に抑制する技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、第1の態様は、端子付電線に熱収縮チューブが取付けられた熱収縮チューブ付電線であって、芯線部及び前記芯線部を被覆する絶縁被覆を有する電線と、前記電線の末端にて前記絶縁被覆から露出された前記芯線部に接続されている芯線接続部、接続相手に接続可能な形状を有する相手側接続部、並びに、前記芯線接続部及び前記相手側接続部を連結する連結部を有する端子と、外部に露出した前記芯線部及び前記芯線接続部に、接着剤を介して取付けられている熱収縮チューブとを備え、前記連結部には、前記熱収縮チューブの一端部に対向するように対向部を取付けるための取付口が形成されており、前記取付口の周縁部のうち、前記相手側接続部側の縁部よりも前記電線に近い側に、前記熱収縮チューブの前記一端部が配されている。
また、第2の態様は、第1の態様に係る熱収縮チューブ付電線であって、前記熱収縮チューブの前記一端部が、平坦面をなす。
また、第3の態様は、第1または第2の態様に係る熱収縮チューブ付電線であって、前記取付口は、前記連結部を貫通する貫通孔である。
また、第4の態様は、第3の態様に係る熱収縮チューブ付電線であって、前記貫通孔が、前記相手側接続部と前記芯線接続部が並ぶ連結方向に延びている。
また、第5の態様は、第1から第4の態様のいずれか1つに係る熱収縮チューブ付電線であって、前記芯線接続部及び前記相手側接続部が別体であり、連結部材を介して前記相手側接続部が前記芯線接続部に連結される。
また、第6の態様は、第1から第5の態様のいずれか1つに係る熱収縮チューブ付電線であって、前記取付口が、前記連結部の幅方向に延びる溝である。
また、第7の態様は、芯線部及び前記芯線部を被覆する絶縁被覆を有する電線と、当該電線の末端にて前記絶縁被覆から露出された前記芯線部に接続されている芯線接続部、接続相手に接続可能な形状を有する相手側接続部、並びに、前記芯線接続部及び前記相手側接続部を連結する連結部を有する端子とを有する端子付電線に、熱収縮チューブが取付けられた熱収縮チューブ付電線の製造方法であって、(a)前記芯線接続部を、内周部に接着剤が塗布された熱収縮チューブに挿通する工程と、(b)対向部を、前記熱収縮チューブの一端部に対向するように、前記連結部に形成された取付口を介して前記連結部に取付ける工程と、(c)前記(b)工程の後、前記熱収縮チューブの前記一端部を前記対向部に当接させる工程と、(d)前記対向部に前記熱収縮チューブに当接させた状態で、前記熱収縮チューブを加熱する工程とを含む。
また、第8の態様は、第7の態様に係る熱収縮チューブ付電線の製造方法であって、前記取付口は、前記連結部を貫通する貫通孔であり、前記(b)工程は、前記対向部を、前記貫通孔に差し込まれた差込片に連結された状態とする工程を含む。
また、第9の態様は、第7または第8の態様に係る熱収縮チューブ付電線の製造方法であって、前記(d)工程は、前記熱収縮チューブの前記一端部を前記端子と台との間で挟持して、前記一端部を前記端子に対して固定する工程を含む。
また、第10の態様は、芯線部及び前記芯線部を被覆する絶縁被覆を有する電線と、当該電線の末端にて前記絶縁被覆から露出された前記芯線部に接続されている芯線接続部、接続相手に接続可能な形状を有する相手側接続部、並びに、前記芯線接続部及び前記相手側接続部を連結する連結部を有する端子とを有する端子付電線に、接着剤が内周部に塗布された熱収縮チューブを取付ける際に使用される熱収縮チューブ取付治具であって、前記連結部に形成された取付口に差し込まれる差込片と、前記取付口に差し込まれた前記差込片を介して前記連結部に取付けられる対向部とを備える。
第1の態様に係る熱収縮チューブ付電線によると、端子に取付口を設けるだけで、接着剤の相手側接続部へ流出を抑制する対向部を容易に取付けることができる。このため、形状が異なる複数種の端子に対して、同一の対向部を利用できる。したがって、熱収縮チューブの取付加工費を安価にできる。
第2の態様に係る熱収縮チューブ付電線によると、対向部の表面が熱収縮チューブに当接することで、接着剤を平坦面に成形できる。これによって、熱収縮チューブから流れ出て固化した接着剤が、他部材に干渉することを抑制できる。
第3の態様に係る熱収縮チューブ付電線によると、貫通孔を介して、対向部を連結部に容易に位置決めしつつ取付けできる。
第4の態様に係る熱収縮チューブ付電線によると、連結方向に関して、対向部を取付ける位置を調整できる。
第5の態様に係る熱収縮チューブ付電線によると、相手側接続部が連結されていない状態で、芯線接続部を熱収縮チューブに挿入できる。これによって、熱収縮チューブの取付作業が容易となる。
第6の態様に係る熱収縮チューブ付電線によると、端子に溝を形成することで、対向部を連結部に容易に位置決めしつつ取付けできる。
第7の態様に係る熱収縮チューブ付電線の製造方法によると、端子に取付口を設けるだけで、接着剤の相手側接続部へ流出を抑制する対向部を容易に取付けることができる。このため、形状が異なる複数種の端子に対して、同一の対向部を利用できる。したがって、熱収縮チューブの取付加工費を安価にできる。
第8の態様に係る熱収縮チューブ付電線の製造方法によると、貫通孔を介して、対向部を連結部に容易に位置決めしつつ取付けできる。
第9の態様に係る熱収縮チューブ付電線の製造方法によると、端子の一端部の端面が対向部に当接した状態を容易に維持できる。
第10の態様に係る熱収縮チューブ取付治具によると、端子に取付口を設けるだけで、接着剤の相手側接続部へ流出を抑制する対向部を容易に取付けることができる。このため、形状が異なる複数種の端子に対して、同一の対向部を利用できる。したがって、熱収縮チューブの取付加工費を安価にできる。
第1実施形態に係る熱収縮チューブ付電線を示す平面図である。 第1実施形態に係る端子付電線と熱収縮チューブ取付治具を示す斜視図である。 第1実施形態に係る端子付電線に熱収縮チューブ取付治具を取付けた状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る熱収縮チューブ取付治具を示す斜視図である。 収縮した後の熱収縮チューブの一端面付近を示す斜視図である。 第2実施形態に係る端子付電線を示す斜視図である。 第3実施形態に係る端子付電線を示す斜視図である。 第4実施形態に係る端子付電線と熱収縮チューブ取付治具とを示す斜視図である。 第4実施形態に係る熱収縮チューブ取付治具と、溝に沿って切断した連結部とを示す図である。 第5実施形態に係る熱収縮チューブ取付治具を示す正面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、この実施形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、図面においては、理解容易のため、必要に応じて各部の寸法や数が誇張または簡略化して図示されている場合がある。
<1. 第1実施形態>
<熱収縮チューブ付電線>
図1は、第1実施形態に係る熱収縮チューブ付電線1を示す平面図である。図2は、第1実施形態に係る端子付電線10と熱収縮チューブ取付治具30を示す斜視図である。図3は、第1実施形態に係る端子付電線10に熱収縮チューブ取付治具30を取付けた状態を示す斜視図である。図4は、第1実施形態に係る熱収縮チューブ取付治具30を示す斜視図である。図5は、収縮した後の熱収縮チューブ18の一端面18E付近を示す斜視図である。
熱収縮チューブ付電線1は、端子付電線10と、熱収縮チューブ18とを備える。端子付電線10は、電線12と、端子20とを備える。
電線12は、芯線部14と、芯線部14の周囲に形成された被覆部16とを備える。芯線部14は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の導電性材料によって線状に形成されている。ここでは、芯線部14は、複数の素線が撚り合わされた構成とされている。もっとも、芯線部は、単線によって構成されていてもよい。被覆部16は、絶縁性樹脂材料が押出装置等により芯線部14の周りに押し出されることによって形成される。この電線12の先端部には、芯線部14が露出しており、所定長の露出芯線部14aが形成されている。
端子20は、例えば、銅又は銅合金等によって形成された板材をプレス加工等することによって形成された部材である。端子20の表面には、錫メッキ等が施されていてもよい。
端子20は、相手側接続部22と、電線接続部24と、連結部28とを備える。ここでは、相手側接続部22と電線接続部24とが連結部28を介して直線状に連なっている。以下の説明では、この相手側接続部22と電線接続部24とが並ぶ方向を連結方向と称する。また、連結方向に直交する方向を幅方向と称する。
相手側接続部22は、板状に形成されている。ここでは、相手側接続部22は、楕円板状に形成されている。相手側接続部22は、円形板状、四角板状等に形成されていてもよい。相手側接続部22には、孔22hが形成されている。孔22hには、ボルトが挿通される。孔22hは円形に形成されているが、形状はこれに限定されるものではない。ここでは、端子20として、アース端子が想定される。
電線接続部24は、芯線圧着部25と、被覆圧着部26とを備える。芯線圧着部25に対して相手側接続部22とは反対側に被覆圧着部26が形成されている。芯線圧着部25は、底部の両側部に一対の圧着片が延出形成された構成とされている。そして、底部上に露出芯線部14aを配設した状態で、一対の圧着片が露出芯線部14aにかしめられる。また、被覆圧着部26は、底部の両側部に一対の圧着片が延出形成された構成とされている。被覆圧着部26の底部は、芯線圧着部25の底部と連なっている。そして、被覆圧着部26の底部上に被覆部16の端部を配設した状態で、一対の圧着片が被覆部16にかしめられる。これにより、電線12の端部が端子20の電線接続部24に接続される。
なお、被覆圧着部26は省略されてもよい。また、露出芯線部が電線接続部24に対して超音波溶接、抵抗溶接、半田付等によって接続されてもよい。
連結部28は、板状に形成されており、相手側接続部22と電線接続部24の底部とを繋いでいる。相手側接続部22と連結部28とは、同一面状に延在している。ここでは、連結部28は、相手側接続部22よりも細く形成されているが、これは必須ではない。
熱収縮チューブ18は、端子20と電線12との接続部11を覆う部材である。ここでは、熱収縮前の熱収縮チューブ18B(以下、単に熱収縮チューブ18Bとして、熱収縮後の熱収縮チューブ18と区別する。)が接続部11を覆った状態で熱収縮することによって、熱収縮チューブ18が形成されている。なお、熱収縮チューブ18Bは、押出成形により管状に成形された樹脂部材が、加熱された状態で太い管状へ引き伸ばされた後に冷却されることによって得られる。このようにして得られた熱収縮チューブ18Bは、加熱された場合、引き伸ばされる前の細い管状まで収縮する形状記憶特性を有する。
熱収縮チューブ18は、接続部11の外形状に応じた形状で熱収縮しており、当該接続部11の表面に可及的に密着している。また、熱収縮チューブ18Bの内側には、止水剤としてホットメルト19が設けられている。ホットメルト19は、例えば、熱収縮チューブ18Bの内周面全体に形成されている。熱収縮チューブ18Bが熱収縮する際に、本ホットメルト19が軟化又は溶融して接続部11の表面と熱収縮チューブ18の内面との隙間を可及的に埋める。この熱収縮チューブ18Bが熱収縮する際に、前記隙間に収らなかった余剰分のホットメルト19は、熱収縮チューブ18の端部からはみ出ることがある。ここでは、余剰分のホットメルト19は、熱収縮チューブ18のうち被覆部16側の端部から外方にはみ出ている。また、熱収縮チューブ18のうち相手側接続部22側の端部では、後に説明する熱収縮チューブ取付治具30を用いて熱収縮が行われることによって、ホットメルト19のはみ出しが抑制される。
なお、止水剤としては、ホットメルト19の他、熱硬化性の止水剤、湿気硬化性の止水剤等が用いられてもよい。これらの場合には、接続部11に事前に止水剤を塗布しておくとよい。
上記端子20は、接続対象部位(例えば、アース接続部位)に形成された孔及び孔22hに、ボルトが挿通され、反対側からナットが締め付けられる。そして、接続対象部位とボルトとの間に、相手側接続部22が挟み込まれる。これによって、相手側接続部22が接続対象部位に対して一定姿勢で固定されるとともに、相手側接続部22が接続対象部位、ボルト及びナットに接触し、もって、端子20が接続対象部位に電気的に接続される。
熱収縮チューブ18Bを熱収縮させて端子付電線10に取り付けする際、熱収縮チューブ取付治具30が使用される。熱収縮チューブ取付治具30は、対向部32及び固定台35を含む。
対向部32は、熱収縮チューブ18Bの一端部の端面である一端面18Eに対向するように、連結部28に取付けられる部分である。対向部32は、ここでは板状の部材である。対向部32は、一端面18Eに対向する側の一方の主面である対向面32Sを有する。対向面32Sは、ここでは平坦面をなしている。対向部32の他方面の下端部には、対向部32を固定台35に連結するための一対の固定部33が設けられている。
対向部32の対向面32Sに、テフロン(登録商標)加工等が施されることによって、対向面32Sにホットメルト19が付着し難くなるようにしてもよい。もちろん、対向部32全体がテフロンで形成されていてもよい。
固定台35は、略板状の部分であり、その上面には略直方体状の柱部36が設けられている。柱部36は固定台35の上面から起立する姿勢で設けられている。
図4が示すように、一対の固定部33各々は、直方体状部分331と板状部分333とを備えている。板状部分333,333各々は、直方体状部分331各々の互いに対向する面のそれぞれに設けられている。板状部分333,333各々は、直方体状部分331,331の互いに対向する面各々から、幅方向内側に延びている。
連結部28の幅方向中央には、貫通孔28h(取付口)が形成されており、当該貫通孔28hには、柱部36が挿通される。柱部36は、貫通孔28hに差し込まれる差込片に相当する。貫通孔28hの開口形状(取付口の形状)は、柱部36の外形状とほぼ同じ形状であって、ここでは矩形状とされている。貫通孔28hの開口形状は特に限定されないが、円形でないことが好ましい。貫通孔28hを非円形にすることによって、貫通孔28hに挿入された柱部36を回転不能として、位置決めすることができる。これによって、対向部32を回転不能に位置決めする。貫通孔28hを形成する周縁部は、対向部32を連結部28に取付ける取付部に相当する。
対向部32は、貫通孔28h(取付口)に差し込まれた柱部36(差込片)を介して、連結部28に取付けられる。すなわち、対向部32の固定部33に設けられた板状部分333,333各々が、柱部36のスリット溝37,37各々に挿通されることで、対向部32が固定台35と連結される(図3参照)。対向部32が固定台35に連結された状態では、対向部32の裏面が柱部36の一方面に当接することで、対向部32が柱部36に支持される。ただし、対向部32が柱部36に当接することは必須ではない。例えば、直方体状部分331を連結方向に長くして、対向部32の裏面から板状部分333,333を離隔させることが考えられる。この場合、対向部32が柱部36の一方面から離れることで、電線12側により接近した位置に配される。このように、固定部33の形状を適宜変更することによって、柱部36に対する対向部32の位置を変更することができる。したがって、端子付電線10に対する対向部32の取付位置を変更できる。
<熱収縮チューブ付電線1の製造方法>
ここで、熱収縮チューブ付電線1の製造方法について説明する。まず、図2が示すように、端子付電線10に熱収縮チューブ18Bを取り付ける、仮取付け工程S1が行われる。仮取付け工程S1では、端子20の先端(相手側接続部22)が、内周部にホットメルト19(接着剤)が塗布された熱収縮チューブ18Bに挿通され、例えば、熱収縮チューブ18Bが電線接続部24(接続部11)を覆う位置まで移動される。これによって、電線接続部24が熱収縮チューブ18Bに挿通された状態となる。
続いて、図2及び図3が示すように、連結部28に熱収縮チューブ取付治具30の対向部32を取付ける、取付け工程S2が行われる。取付け工程S2では、連結部28の貫通孔28hに、固定台35に設けられた柱部36が挿通される。図2が示すように、柱部36は、連結部28の裏側(露出芯線部14aが載置される面側とは反対側)から、貫通孔28hに挿通される。そして、連結部28の表側に突出した柱部36のスリット溝37,37各々に、固定部33,33各々の板状部分333がそれぞれ挿通される。これによって、対向部32が端子20に対して取付けられた状態とされる。
続いて、図3が示すように、熱収縮チューブ18Bを対向部32に移動させ、対向部32の対向面32Sに熱収縮チューブ18Bの一端面18Eを当接させる。これによって、熱収縮チューブ18Bの一端面18Eが位置決めされる(位置決め工程S3)。対向部32の対向面32Sは、熱収縮チューブ18Bの一端面18Eの一部または全体に当接可能な広さを有する。このため、対向部32の幅は、端子20の横幅よりも大きいことが望ましい。
図3が示すように、位置決め工程S3が完了した状態では、熱収縮チューブ18Bの一端部が、固定台35と連結部28との間に挟持される。このため、熱収縮チューブ18Bの一端部を端子20に対して固定できる。なお、固定台35をステージ40に載置し、端子20を上側から押さえるようにしてもよい。これによって、熱収縮チューブ18Bの一端部をより強固に固定できる(図3参照)。
続いて、加熱装置50が熱収縮チューブ18Bを加熱する、加熱工程S4が実行される。加熱工程S4によって、熱収縮チューブ18Bが熱収縮する。熱収縮チューブ18B内のホットメルト19は、加熱装置50からの熱によって、軟化又は溶融し、電線接続部24と熱収縮チューブ18との隙間を埋めるとともに、余剰分が熱収縮チューブ18の両端部から流れ出ようとする。しかしながら、熱収縮チューブ18の一端面18E側は、熱収縮チューブ取付治具30の対向部32に接触している。このため、熱収縮チューブ18の一端面18E側からのホットメルト19の流出が抑制される。また、図1及び図5が示すように、収縮後の熱収縮チューブ18の一端面18Eは、貫通孔28hの周縁部のうち、相手側接続部22側の縁部281よりも電線12側に配されており、本例では、貫通孔28h全体よりも電線12h側に配されている。換言すると、熱収縮チューブ18が取付けられた後において、貫通孔28hが熱収縮チューブ18の外側に配される。
図3が示すように、熱収縮チューブ18Bの一端部が端子20に対して固定される。このため、加熱工程の間、一端面18Eを対向部32に当接させた状態で、熱収縮チューブ18Bを収縮させることができる。これによって、一端面18E側のホットメルト19は、対向面32Sによって平坦に成形される。このため、一端面18E側では、固化したホットメルト19が平坦面19Eを形成する(図5参照)。
端子付電線10によれば、連結部28に対向部32を取付けるための取付口(貫通孔28h)を設けるだけで、熱収縮チューブ18Bの一端部からホットメルト19が流出することを抑制できる。このように、端子20に貫通孔28hを設けるだけでよいため、端子20の形状に合わせて、熱収縮チューブ取付治具を製造等せずに済むため、熱収縮チューブ付電線の製造コスト低減を図ることができる。形状が異なる複数種の端子に対して、同一の対向部32を取付けてホットメルト19の相手側接続部22への流出を抑制できる。このため、熱収縮チューブ18の取付加工費を安価にできる。
また、共通の熱収縮チューブ取付治具30を利用して、端子形状が異なる複数種の熱収縮チューブ付電線を作製できるため、作業ミスを低減することができる。
また、熱収縮チューブ取付治具30は、固定台35の柱部36を貫通孔28hに差込み、柱部36に対向部31を取付ければよいため、作業が容易である。このため、熱収縮チューブ付電線1の製作リードタイムを短縮を図ることができる。
<2. 第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、以降の説明において、既に説明した要素と同様の機能を有する要素については、同じ符号またはアルファベットを追加した符号を付して、詳細な説明を省略する場合がある。
図6は、第2実施形態に係る端子付電線10aを示す斜視図である。端子付電線10aにおける端子20aの連結部28aには、連結方向に延びる長尺状の貫通孔28haが形成されている。貫通孔28haの幅は、柱部36の幅と略同じとされ、貫通孔28haに柱部36が挿通可能とされている。また、貫通孔28haにおける連結方向に沿った任意の位置に、柱部36を挿入可能である。このように、柱部36の挿入位置を調整することによって、端子20に対する対向部32の取付け位置を、連結方向に調整することが可能である。したがって、対向部32に当接する一端面18Eの位置を調整することができる。このように、貫通孔の形状を変更することのみによって、端子付電線10aにおける熱収縮チューブ18の取付け位置を連結方向に容易に変更できる。貫通孔28haを形成する周縁部が、取付部29aに相当する。
貫通孔28haにおける柱部36を挿入する位置が、相手側接続部22に近い場合、収縮後の熱収縮チューブ18の一端面18Eが、貫通孔28ha(取付口)に重なる位置に形成され得る。しかしながら、貫通孔28haの周縁部のうち、相手側接続部22側の縁部281よりも電線12に近い側に一端面18Eが配された状態で、熱収縮チューブ18が取付けられる。換言すると、貫通孔28haの少なくとも一部は、熱収縮チューブ18の外側に配された状態となる。
<3. 第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。図7は、第3実施形態に係る端子付電線10bを示す斜視図である。端子付電線10bは、相手側接続部22bが、連結部28bとは別部材とされている。相手側接続部22bの基端部に3つの貫通孔291が形成されており、連結部28bの先端部に3つの貫通孔292が形成されている。貫通孔291,292の数量はこれに限定されるものではない。貫通孔291,292は1つであればよい。貫通孔291各々が、対応する貫通孔292各々に重ねられ、各貫通孔291,292にリベット60が挿通され、各リベット60がかしめられることによって、相手側接続部22bと連結部28bが連結される。相手側接続部を連結部に連結する手段は、リベット60を利用するものに限定されない。例えば、互いに嵌め合わされる嵌合構造や、互いに係止し合う係止構造も採用できる。
相手側接続部22bが電線接続部24とは別体であるため、仮取付け工程S1の際、電線接続部24を熱収縮チューブ18に容易に通すことができる。例えば、相手側接続部22bが、電線接続部24よりも幅広に形成されている場合、相手側接続部22bを熱収縮チューブ18Bに通すことで、熱収縮チューブ18Bが損傷するおそれがあり、適切に取付けることが困難である。端子付電線10bの場合、先に電線接続部24を熱収縮チューブ18Bに通してから、相手側接続部22bを連結部28bに後付けすることができるため、熱収縮チューブ18Bを傷つけることなく、良好に取付けできる。
また、相手側接続部22bが電線接続部24とは別体であるため、それぞれに異なる金属メッキを施すことが容易である。すなわち、図1等に示す端子付電線10において、相手側接続部22に電線接続部24とは異なる金属メッキを施す場合、マスキング処理(特定部分がメッキされないように特殊な化学成分で表面を覆う処理)が必要とされる。これに対して、端子付電線10bの場合、相手側接続部22b及び電線接続部24を別々にメッキできるため、マスキング処理を省略できる。このため、端子20bのメッキ処理によるコストアップを抑制できる。
相手側接続部22bが取付けられた端子付電線10bに対して、熱収縮チューブ取付治具30を連結部28bの貫通孔28hを介して取付けできる。このため、端子付電線10bを採用した場合であっても、熱収縮チューブ18を熱収縮させた際、ホットメルト19が相手側接続部22bに流れ出すことを抑制できる。
<4. 第4実施形態>
次に、第4実施形態について説明する。図8は、第4実施形態に係る端子付電線10cと熱収縮チューブ取付治具30aとを示す斜視図である。図9は、第4実施形態に係る熱収縮チューブ取付治具30aと、溝28gに沿って切断した連結部28cとを示す図である。
熱収縮チューブ取付治具30aは、弾性部材で形成された部材であり、対向部32a及び固定部33aを備えている。固定部33aは、対向部32aの下端部に設けられており、端子付電線10cの連結部28cに対向部32aを固定する部分である。
詳細には、固定部33aは、対向部32aの下端部から下方へ突出する中央突出片331aと、対向部32aの下端部の両方の側部各々から、幅方向内側に向けて突出する一対の側部突出片332aを有する。中央突出片331aは、連結部28cの溝28gに差し込まれる差込片に相当する。側部突出片332a各々は、連結部28cの裏面側に回り込むことで、対向部32aとの間で連結部28cの両側部各々を挟持する。なお、連結部28に溝28gを形成する代わりに、貫通孔を形成して、当該貫通孔に中央突出片331aが差し込まれてもよい。
図9が示すように、中央突出片331aの外形は、溝28gの内形と略同じ形状及び大きさである。このため、中央突出片331aが溝28gに挿入されることによって、対向部32aを、連結方向及び幅方向に関して位置決めできる。また、側部突出片332a各々で連結部28cを挟持することで、中央突出片331aを溝28g内に強固に位置付けできる。溝28gを形成する周縁部が、取付部29bを構成する。
熱収縮チューブ取付治具30aによれば、端子20の連結部28cに溝28gを形成しておくことで、対向部32aを端子付電線10cに対して容易に位置付けしつつ、取付けできる。位置付けされた対向部32aによって、熱収縮チューブ18Bの一端面18E側からホットメルト19が流出することをせき止めることができる。
<5. 第5実施形態>
図10は、第5実施形態に係る熱収縮チューブ取付治具30bを示す正面図である。熱収縮チューブ取付治具30bは、固定部33bの側部突出片332b各々が、図示を省略するヒンジを介して対向部32aに連結されている。側部突出片332b各々は、実線で示される位置に固定されており、対向部32aを連結部28に取付ける際に、破線で示される位置に回動する。熱収縮チューブ取付治具30bを採用した場合であっても、熱収縮チューブ取付治具30a(図9)と同様に、連結部28に溝28g(あるいは貫通孔)を設けるだけで、対向部32aを容易に取付けできる。熱収縮チューブ取付治具30bは、側部突出片332b各々を回動させる仕組みを有するため、熱収縮チューブ取付治具30bを金属等の硬質の素材で形成することも可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記の説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。また、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせたり、省略したりすることができる。
1 熱収縮チューブ付電線
10,10a,10b,10c 端子付電線
11 接続部
12 電線
14 芯線部
14a 露出芯線部
16 被覆部
18,18B 熱収縮チューブ
18E 一端面
19 ホットメルト
19E 平坦面
20,20a,20b 端子
22,22b 相手側接続部
24 電線接続部
25 芯線圧着部(芯線接続部)
26 被覆圧着部
28,28a,28b,28c 連結部
28g 溝(取付口)
28h,28ha 貫通孔(取付口)
30,30a,30b 熱収縮チューブ取付治具
32,32a 対向部
32S 対向面
33,33a,33b 固定部
331a 中央突出片(差込片)
332a,332b 側部突出片
35 固定台
36 柱部(差込片)
50 加熱装置
60 リベット(連結部材)

Claims (10)

  1. 端子付電線に熱収縮チューブが取付けられた熱収縮チューブ付電線であって、
    芯線部及び前記芯線部を被覆する絶縁被覆を有する電線と、
    前記電線の末端にて前記絶縁被覆から露出された前記芯線部に接続されている芯線接続部、接続相手に接続可能な形状を有する相手側接続部、並びに、前記芯線接続部及び前記相手側接続部を連結する連結部を有する端子と、
    外部に露出した前記芯線部及び前記芯線接続部に、接着剤を介して取付けられている熱収縮チューブと、
    を備え、
    前記連結部には、前記熱収縮チューブの一端部に対向するように対向部を取付けるための取付口が形成されており、
    前記取付口の周縁部のうち、前記相手側接続部側の縁部よりも前記電線に近い側に、前記熱収縮チューブの前記一端部が配されている、熱収縮チューブ付電線。
  2. 請求項1に記載の熱収縮チューブ付電線であって、
    前記熱収縮チューブの前記一端部が、平坦面をなす、熱収縮チューブ付電線。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱収縮チューブ付電線であって、
    前記取付口は、前記連結部を貫通する貫通孔である、熱収縮チューブ付電線。
  4. 請求項3に記載の熱収縮チューブ付電線であって、
    前記貫通孔が、前記相手側接続部と前記芯線接続部が並ぶ連結方向に延びている、熱収縮チューブ付電線。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の熱収縮チューブ付電線であって、
    前記芯線接続部及び前記相手側接続部が別体であり、連結部材を介して前記相手側接続部が前記芯線接続部に連結される、熱収縮チューブ付電線。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の熱収縮チューブ付電線であって、
    前記取付口が、前記連結部の幅方向に延びる溝である、熱収縮チューブ付電線。
  7. 芯線部及び前記芯線部を被覆する絶縁被覆を有する電線と、当該電線の末端にて前記絶縁被覆から露出された前記芯線部に接続されている芯線接続部、接続相手に接続可能な形状を有する相手側接続部、並びに、前記芯線接続部及び前記相手側接続部を連結する連結部を有する端子と、を有する端子付電線に、熱収縮チューブが取付けられた熱収縮チューブ付電線の製造方法であって、
    (a) 前記芯線接続部を、内周部に接着剤が塗布された熱収縮チューブに挿通する工程と、
    (b) 対向部を、前記熱収縮チューブの一端部に対向するように、前記連結部に形成された取付口を介して前記連結部に取付ける工程と、
    (c) 前記(b)工程の後、前記熱収縮チューブの前記一端部を前記対向部に当接させる工程と、
    (d) 前記対向部に前記熱収縮チューブに当接させた状態で、前記熱収縮チューブを加熱する工程と、
    を含む、熱収縮チューブ付電線の製造方法。
  8. 請求項7に記載の熱収縮チューブ付電線の製造方法であって、
    前記取付口は、前記連結部を貫通する貫通孔であり、
    前記(b)工程は、前記対向部を、前記貫通孔に差し込まれた差込片に連結された状態とする工程を含む、熱収縮チューブ付電線の製造方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載の熱収縮チューブ付電線の製造方法であって、
    前記(d)工程は、前記熱収縮チューブの前記一端部を前記端子と台との間で挟持して、前記一端部を前記端子に対して固定する工程を含む、熱収縮チューブ付電線の製造方法。
  10. 芯線部及び前記芯線部を被覆する絶縁被覆を有する電線と、当該電線の末端にて前記絶縁被覆から露出された前記芯線部に接続されている芯線接続部、接続相手に接続可能な形状を有する相手側接続部、並びに、前記芯線接続部及び前記相手側接続部を連結する連結部を有する端子と、を有する端子付電線に、接着剤が内周部に塗布された熱収縮チューブを取付ける際に使用される熱収縮チューブ取付治具であって、
    前記連結部に形成された取付口に差し込まれる差込片と、
    前記取付口に差し込まれた前記差込片を介して前記連結部に取付けられる対向部と、
    を備える、熱収縮チューブ取付治具。
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