JP2017173446A - ライフ残量検知方法、画像形成装置、および画像形成装置用プログラム - Google Patents

ライフ残量検知方法、画像形成装置、および画像形成装置用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーに違和感を与えずに、一の検知方式に基づく交換ユニットのライフ残量から他の検知方式に基づくライフ残量に表示を切り替えて表示できるライフ残量検知方法を提供する。【解決手段】画像形成装置に備えられる交換ユニットのライフ残量を検知する方法であって、ライフ残量を複数の検知方式による検知値に基づきそれぞれ算出する段階と、いずれかの検知方式による検知値が閾値に達した特定時間における第1検知方式による第1検知値に基づき算出された第1ライフ残量に基づき予想される第2検知値の予想値と特定時間における第2検知方式による第2検知値との差分に応じて、算出された第2ライフ残量を補正し、補正後の第2ライフ残量を、特定時間から第1ライフ残量から切り替えて表示する段階と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、ライフ残量検知方法、画像形成装置、および画像形成装置用プログラムに関する。
電子写真方式の画像形成装置に備えられる、機内の飛散トナーを捕集するトナー収集ユニットとして長寿命化を実現できるサイクロン方式のトナー収集ユニットが知られている。
サイクロン方式のトナー収集ユニットは、使用により目詰まり等が生じるので、適宜交換が必要である。トナー収集ユニットの交換の目安として、トナー収集ユニットの交換が必要となるまでの使用可能な残量であるライフ残量を検知する方式が知られている。たとえば、機内の空気を吸引してサイクロン風を生成するためのファンの回転数に基づいて、トナーを捕集するフィルターの目詰まりの程度を検知する方式や、光学的方法によりフィルターの目詰まりの程度を検知する方式がある。前者によれば、ライフ初期からフィルターの目詰まりの程度に応じてほぼリニアにライフ残量を検知できる一方、ライフ末期においてもフィルターの目詰まりの程度の変化に対する回転数の変化量が小さい。このため、ライフエンドを正確に検知することが難しい。したがって、トナー収集ユニットの交換の目安とするライフエンドを早めに設定する必要があり、無用に交換頻度を増加させ得る。後者によれば、ライフ後期では、フィルターの目詰まりの程度の変化に対する検知出力の変化量が大きく高精度にライフ残量を検知できる一方、ライフ初期では検知出力の変化がほとんどなくライフ残量の検知感度がない。このため、ライフ初期を正確に検知することが難しい。
そこで、装置に実装されたユニットの残量の検知方式を、残量が多いときと少ないときとで切り替えて当該ユニットの残量を表示する先行技術が特許文献1に開示されている。この技術では、インクジェット記録装置に装着された二次電池の残量を、最初は、電流積算法により検知する。検知された残量が所定の閾値以下になったとき、残量を電流積算法により検知から電池電圧測定法による検知に切り替えて表示する。これにより、二次電池の残量が比較的多いときと少ないときとで、それぞれ高い検知精度が得られる最適な方法により検知される残量を表示できる。
特開2008−142896号公報
しかし、上記特許文献に記載された先行技術は、電流積算法により検知される残量から電池電圧測定法により検知される残量に表示を切り替える際、切り替え前後で残量の検知方式が異なる。このため、残量表示が大きくずれる可能性がある。その結果、ユーザーに違和感を与え、表示の信憑性を疑わせ得るという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。すなわち、ユーザーに違和感を与えずに、一の検知方式に基づく交換ユニットのライフ残量から他の検知方式に基づくライフ残量に表示を切り替えて表示できるライフ残量検知方法を提供することを目的とする。
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)画像形成装置に備えられた、交換を必要とする交換ユニットの使用可能な残量であるライフ残量を検知する方法であって、前記交換ユニットのライフ残量を、互いに異なる複数の検知方式で検知した検知値に基づきそれぞれ算出する段階(a)と、前記複数の検知方式のうちの第1検知方式により検知される第1検知値に基づき算出された第1ライフ残量を表示する段階(b)と、前記複数の検知方式のうちいずれかによる検知値が検知方式ごとにあらかじめ設定された閾値に達した特定時間において、前記第1検知方式と異なる第2検知方式により検知される第2検知値に基づき第2ライフ残量を算出する段階(c)と、前記特定時間における前記第1検知値に基づき算出された前記第1ライフ残量に基づき予想される前記第2検知値の予想値と前記特定時間における前記第2検知値との差分に応じて、算出された前記第2ライフ残量を補正し、前記特定時間から、補正後の前記第2ライフ残量を、第1ライフ残量から切り替えて表示する段階(d)と、を有するライフ残量検知方法。
(2)前記第2ライフ残量は、前記第2検知値と前記第2ライフ残量との関係を示す計算式にしたがい、前記第2検知値に基づいて算出され、前記段階(d)は、前記特定時間における前記第2検知値に基づいて算出された補正前の前記第2ライフ残量が、前記第2検知値の予想値に相当する前記第2ライフ残量より大きい場合、前記計算式の、前記第2検知値の増加量に対する前記第2ライフ残量の変化量を小さくし、前記補正前の前記第2ライフ残量が、前記第2検知値の予想値に相当する前記第2ライフ残量より小さい場合、前記計算式の、前記第2検知値の増加量に対する前記第2ライフ残量の変化量を大きくすることにより、前記第2ライフ残量を補正する、上記(1)に記載のライフ残量検知方法。
(3)前記第2ライフ残量は、前記第2検知値と前記第2ライフ残量との関係を示す計算式にしたがい、前記第2検知値に基づいて算出され、前記段階(d)は、前記第1検知方式および前記第2検知方式と異なる第3検知方式で前記特定時間において検知した第3検知値に基づく第3ライフ残量があらかじめ設定された設定値より小さい場合は、前記計算式の前記第2検知値の増加量に対する前記第2ライフ残量の変化量を大きくし、前記特定時間において検知した第3検知値に基づく第3ライフ残量があらかじめ設定された設定値より大きい場合は、前記計算式の前記第2検知値の増加量に対する前記第2ライフ残量の変化量を小さくすることにより、前記第2ライフ残量を補正する、上記(1)に記載のライフ残量検知方法。
(4)前記段階(d)は、前記補正後の第2ライフ残量を前記第1ライフ残量から切り替えて表示する際、切り替え後に表示する前記補正後の第2ライフ残量の分解能を、切り替え前に表示する前記第1ライフ残量の分解能よりも上げて表示する、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のライフ残量検知方法。
(5)前記段階(d)は、前記補正後の第2ライフ残量を前記第1ライフ残量から切り替えて表示する際、切り替え後に表示する前記補正後の第2ライフ残量の数値の表現形態を、切り替え前に表示する前記第1ライフ残量の数値の表現形態と異なる表現形態で表示する、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のライフ残量検知方法。
(6)前記特定時間は、前記第2検知方式による検知値が、あらかじめ設定された閾値に達した時間である、上記(1)〜(5)のいずれかに記載のライフ残量検知方法。
(7)前記交換ユニットは、前記画像形成装置内を飛散するトナーを捕集するトナー捕集ユニットであり、前記第1検知方式は、前記トナーを吸引する、前記トナー捕集ユニットに備えられたファンの回転数を検知する検知方式であり、前記第2検知方式は、前記捕集ユニット内で前記ファンにより吸引される前記トナーを捕集するためのトナー捕集フィルターの目詰まりの程度を光学的に検知する検知方式である、上記(1)〜(6)のいずれかに記載のライフ残量検知方法。
(8)交換を必要とする交換ユニットを備える画像形成装置であって、前記交換ユニットの使用可能な残量であるライフ残量を、互いに異なる検知方式で検知された検知値に基づきそれぞれ算出する複数のライフ残量検知部と、前記ライフ残量を表示する表示部と、前記複数のライフ残量検知部のうちの一のライフ残量検知部によって第1検出方式により検知される第1検知値に基づき算出された第1ライフ残量を前記表示部に表示させ、前記複数のライフ残量検知部のうちいずれかによる検知値が検知方式ごとにあらかじめ設定された閾値に達した特定時間から、前記複数のライフ残量検知部のうちの他のライフ残量検知部によって第2検出方式により検知される第2検知値に基づき算出される第2ライフ残量を、前記特定時間における前記第1検知値に基づき算出された前記第1ライフ残量に基づき予想される前記第2検知値の予想値と前記特定時間における前記第2検知値との差分に応じて補正し、補正後の前記第2ライフ残量を、第1ライフ残量から切り替えて前記表示部に表示させる制御部と、を有する画像形成装置。
(9)画像形成装置に備えられた交換を必要とする交換ユニットの使用可能な残量であるライフ残量を検知するためのプログラムであって、前記交換ユニットのライフ残量を、互いに異なる複数の検知方式で検知した検知値に基づきそれぞれ算出する手順(a)と、前記複数の検知方式のうちの第1検知方式により検知される第1検知値に基づき算出された第1ライフ残量を表示する手順(b)と、前記複数の検知方式のうちいずれかによる検知値が検知方式ごとにあらかじめ設定された閾値に達した特定時間において、前記第1検知方式と異なる第2検知方式により検知される第2検知値に基づき第2ライフ残量を算出する手順(c)と、前記特定時間における前記第1検知値に基づき算出された前記第1ライフ残量に基づき予想される前記第2検知値の予想値と前記特定時間における前記第2検知値との差分に応じて、算出された前記第2ライフ残量を補正し、前記特定時間から、補正後の前記第2ライフ残量を、第1ライフ残量から切り替えて表示する手順(d)と、を前記画像形成装置に実行させるためのプログラム。
一の検知方式に基づく交換ユニットのライフ残量から他の検知方式に基づくライフ残量に表示を切り替える際、切り替え前後で表示されるライフ残量のずれをなくすように、切り替え後に表示するライフ残量を補正する。これにより、ライフ初期からライフエンドにわたって、ユーザーに違和感を与えず、かつ高精度なライフ残量の表示ができる。
画像形成装置のブロック図である。 画像形成装置の構成を簡略的に示す説明図である。 トナー捕集ユニットの構成を簡略的に示す説明図である。 ファン回転数検知カーブおよびセンサー検知カーブのグラフの説明図である。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 特定時間前後において表示部に表示されるライフ残量の例を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るライフ残量検知方法、画像形成装置、および画像形成装置用プログラムについて詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。
画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)110、記憶部120、通信インターフェース130、操作部140、表示部150、画像制御部160、読取部170、エンジン180、およびトナー捕集ユニット190を有する。これらの構成要素は信号をやり取りするためのバス200を介して相互に接続される。
CPU110は、プログラムにしたがって画像形成装置100の各構成要素の制御や各種の演算処理などを行う。すなわち、CPU110は、画像形成装置100を構成する各構成要素と連携をとりながら、画像形成を含む各種処理に関する制御全般を行なう。CPU110の詳細な機能については、後述する。
記憶部120は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、およびHDD(Hard Disk Drive)により構成され得る。CPU110により実行されるプログラムや、CPU110により処理されるデータがRAMにより一時的に記憶される。ROMにより、各種プログラムや各種データが記憶される。HDDにより、画像形成装置100の各構成要素を制御するためのプログラムを含む各種プログラムや、通信インターフェース130または読取部170を通じて得られた画像データ、およびその他の各種データが保存される。
通信インターフェース130は、画像形成装置100と情報処理装置(図示せず)などの外部機器との間で通信を行うためのインターフェースである。通信インターフェース130には、イーサネット(登録商標)、SATA、PCI Express、USB、IEEE1394などの規格によるネットワークインターフェースや、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11などの無線通信インターフェースなどの各種ローカル接続インターフェースなどが用いられる。
操作部140は、各種設定を行うタッチパネル、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキーなどの各種固定キーなどからなる。
表示部150は、各種情報を表示し各種設定入力を行うタッチパネル、および表示ランプなどからなる。なお、操作部140と表示部150とで重複する機能は、操作部140および表示部150のいずれかが有するようにし得る。
画像制御部160は、通信インターフェース130により情報処理装置などから受信された印刷ジョブに含まれる印刷データのレイアウト処理およびラスタライズ処理を行い、ビットマップ形式の画像のデータである画像データを生成する。印刷ジョブとは、画像形成装置100に対する印刷命令の総称であり、印刷データおよび印刷設定が含まれる。印刷データとは、印刷の対象である文書のデータであり、印刷データには、例えば、イメージデータ、ベクタデータ、テキストデータといった各種データが含まれ得る。具体的には、印刷データは、PDL(Page Description Language)データ、PDF(Portable Document Format)データまたはTIFF(Tagged Image File Format)データであり得る。印刷設定とは、用紙への画像形成に関する設定および印刷物の後処理に関する設定であり、例えば、用紙の種類、グレースケールまたはフルカラー、2in1、両面印刷、ステープル、穴あけ、および折りなどの各種設定が含まれ得る。
読取部170は、原稿台の所定の読み取り位置にセットされた原稿に蛍光ランプ等の光源で光を当て、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーなどの撮像装置で光電変換して、その電気信号から画像データを生成する。
エンジン180は、電子写真方式により帯電、露光、現像、転写および定着の各工程を経て、用紙に画像データに基づく画像形成を行い出力する。
トナー捕集ユニット190は、たとえば、サイクロン方式のトナー収集ユニットであり、画像形成装置100内を飛散するトナー(以下、「飛散トナー」と称する)を捕集する。これにより、エンジン180による画像形成の際などに生じた飛散トナーによる装置内および用紙の汚れが防止される。
後述するように、トナー捕集ユニット190は、ファンにより吸引した画像形成装置100の内部空間の空気(以下、「装置内空気」と称する)を旋回させることで装置内空気に含まれる飛散トナーを遠心分離により捕集する。さらに、トナー捕集ユニット190は、フィルターにより飛散トナーをろ過することで装置内空気に残った飛散トナーを捕集する。
トナー捕集ユニット190は、捕集した飛散トナーによるフィルターの目詰まりの程度が顕著になると、飛散トナーの捕集効率が低下するため交換が必要となる。トナー捕集ユニット190の交換が必要になるまでの使用可能な残量であるライフ残量(以下、単に「ライフ残量」と称する)は、フィルターの目詰まりの程度を検知できる複数の検知方式による検知値に基づき検知される。
たとえば、トナー捕集ユニット190のライフ残量は、装置内空気を吸引するファンの回転数であるファン回転数に基づいて検知され得る。ファン回転数によりフィルターの目詰まりの程度が検知できるのは次の理由による。すなわち、ファンに対する駆動電力が一定である一方で、フィルターの目詰まりの程度が上がるにしたがいファンを流れる装置内空気の量が減少し、ファンへの空気抵抗が減少することでファンの回転数が増大するからである。さらに、ライフ残量は、フィルターの光の透過度に基づく光学的方法により検知され得る。たとえば、ライフ残量はフィルターに光を照射するための発光素子とフィルターの透過光を検知する受光素子とを有するフォトセンサーによる検知値に基づいて検知され得る。
CPU110の詳細な機能について、説明する。
CPU110は、機能構成として、制御部およびライフ残量検知部を構成する。
CPU110は、トナー捕集ユニット190のファンの回転数の検知値に基づいて、あらかじめ設定された計算式(以下、「ファン回転数検知カーブ」と称する)により、ライフ残量を算出する。ファン回転数検知カーブは、トナー捕集ユニット190の、ファンの回転数とライフ残量との関係式であり、設計値として、または実測値に基づいて得られる。さらに、CPU110は、トナー捕集ユニット190に設けられるフォトセンサーによるフィルターの透過光の検知値に基づいて、あらかじめ設定された計算式(以下、「センサー検知カーブ」と称する)により、トナー捕集ユニット190のライフ残量を算出する。センサー検知カーブは、トナー捕集ユニット190の、フォトセンサーによる検知値とライフ残量との関係式であり、設計値として、または実測値に基づいて得られる。
CPU110は、算出したライフ残量を表示部150に表示させる。具体的には、CPU110は、トナー捕集ユニット190のファンの回転数の検知値があらかじめ設定された閾値に達する特定時間までは、ファンの回転数に基づいてファン回転数検知カーブにより算出されたライフ残量を表示させる。閾値は、ファン回転数検知カーブに基づき算出されるライフ残量およびセンサー検知カーブに基づき算出されるライフ残量の、ライフ初期からライフエンドに至るまでのそれぞれの精度の変化の考慮し、実験結果などに基づいて適切に設定され得る。CPU110は、特定時間後は、表示させるライフ残量を、トナー捕集ユニット190に設けられるフォトセンサーによるフィルターの透過光の検知値に基づいてセンサー検知カーブにより算出されたライフ残量に切り替える。その際、CPU110は、後述するように、切り替え前後で表示されるライフ残量のずれをなくすように、切り替え後に表示するライフ残量を補正する。
なお、特定時間は、トナー捕集ユニット190に設けられるフォトセンサーによるフィルターの透過光の検知値があらかじめ設定された閾値に達する時間であってもよい。閾値は、ファン回転数検知カーブに基づき算出されるライフ残量およびセンサー検知カーブに基づき算出されるライフ残量の、ライフ初期からライフエンドに至るまでのそれぞれの精度の変化の考慮し、実験結果などに基づいて適切に設定され得る。
図2は、画像形成装置の構成を簡略的に示す説明図である。
画像形成装置100は、たとえば、タンデム型カラー画像形成装置であり、4組の画像形成部によりカラーの画像形成を行う。
原稿台上に載置された原稿は読取部170の走査露光装置の光学系により画像が走査露光され、ラインイメージセンサーに読み込まれ、光電変換され、画像情報信号が生成される。画像情報信号は、画像制御部160で、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理などを行った後、画像形成部の光書込部に入力される。
4組の画像形成部はイエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部11Y、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部11M、シアン(C)色の画像を形成する画像形成部11C、黒(K)色の画像を形成する画像形成部11Kである。各画像形成部は、それぞれ共通する符号11の後に形成する色をあらわす符号Y、M、C、Kを付して表記される。
画像形成部11Yは、感光体ドラム1Y及びその周囲に配置された帯電部2Y、光書込部3Y、現像装置4Y及びドラムクリーナー5Yを有して構成される。
同様に、画像形成部11Mは、感光体ドラム1Mの周囲に配置された帯電部2M、光書込部3M、現像装置4M及びドラムクリーナー5Mを有して構成される。画像形成部11Cは、感光体ドラム1Cの周囲に配置された帯電部2C、光書込部3C、現像装置4Cおよびドラムクリーナー5Cを有して構成される。画像形成部11Kは、感光体ドラム1Kの周囲に配置された帯電部2K、光書込部3K、現像装置4K及びドラムクリーナー5Kを有して構成される。
画像形成部11Y、11M、11C、11Kは、それぞれ光書込部3Y、3M、3C、3Kにて画像情報信号を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに書き込み、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに画像情報信号に基づく潜像を形成する。そして潜像は現像装置4Y、4M、4C、4Kにより現像され、感光体ドラム1Y、1M、1Y、1K上に可視画像であるトナー画像が形成される。
画像形成部11Y、11M、11C、11Kのそれぞれ感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに、それぞれ、イエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色、黒(K)色、の画像が形成される。
中間転写ベルト6は、複数のローラーにより巻回され、走行可能に支持されている。
画像形成部11Y、11M、11C、11Kより形成された各色のトナー画像は、走行する中間転写ベルト6上に一次転写部7Y、7M、7C、7Kにより逐次転写される。これにより、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各色層が重畳したカラーのトナー画像が形成される。
用紙搬送部HR10は用紙Sを搬送する。用紙Sは給紙トレイ291、292、293に収容されており、第1給紙部12により給紙され、レジストローラー13を経て、二次転写部7Aに搬送され、用紙S上に中間転写ベルト6上のトナー画像が転写される。二次転写部7Aは転写手段の一例であり、トナー画像を用紙Sに転写させ、当該用紙Sを搬送する。
トナー画像が転写された用紙Sは、定着部14にて熱と圧力とを加えることにより用紙S上のトナー画像が定着され、トナー画像の転写および定着により画像形成がされた用紙Sは定着搬送ローラー15および排紙ローラー16を経て装置外に排出される。
定着部14は、定着ローラー31、押圧ローラー32、加熱ローラー33、および定着ベルト34を有する。定着ローラー31が押圧ローラー32により押圧されることで形成されるニップ領域において、用紙Sは加熱ローラー33を介して加熱された定着ベルト34とともに挟持される。そして、用紙S上に転写されたトナー画像のトナーが加熱および加圧されてトナー画像が用紙Sに定着される。定着部14は定着手段の一例であり、二次転写部7Aにより用紙Sに転写されたトナー画像を用紙Sに定着させ、当該用紙Sを搬送する。
画像形成装置100は用紙反転部24を備えており、定着がなされた用紙を定着搬送ローラー15から用紙反転部24に導いて表裏を反転して排出、あるいは用紙の両面に画像形成させ得る。
画像形成装置100の本体上部に設置された操作部140から画像形成を行うに際しての用紙Sのサイズ、枚数などを設定できる。
トナー捕集ユニット190は、画像形成装置100内の飛散トナーを捕集する。
表示部150は、トナー捕集ユニット190のライフ残量を含む各種情報を表示する。
画像形成のための上記各部の作動は、CPU110によって制御される。
トナー捕集ユニット190についてさらに詳細に説明する。
図3は、トナー捕集ユニットの構成を簡略的に示す説明図である。
トナー捕集ユニット190は、画像形成装置100の内部空間に連通されており、ファン193の回転により装置内空気が流入口191から吸引される。トナー捕集ユニット190内で装置内空気に含まれる飛散トナーが捕集された後、装置内空気はファン193を通して画像形成装置100外に排気される。図3に示される各矢印はファン193の吸引により装置内空気が流れる方向を示している。
サイクロン部192は円筒形状を有し、装置内空気がサイクロン部192の内壁に適切な角度で当たることにより装置内空気が旋回され、装置内空気に含まれる飛散トナーTが遠心分離される。遠心分離された飛散トナーTは、自重により落下し、回収部194に貯留される。
装置内空気は、サイクロン部192で旋回された後、流路195をファン193の方向である下流に向かってさらに吸引される。装置内空気は、フィルター196を通過する際に、装置内空気中に残った飛散トナーTがフィルター196によりろ過され、ファン193を介して画像形成装置100外に排気される。
回転数検知部197は、CPU110とともにライフ残量検知部を構成し、ファン193の回転数を検知する。回転数検知部197は、たとえばファンセンサーにより構成され得る。
光透過度検知部198は、CPU110とともにライフ残量検知部を構成し、フィルター196の目詰まりの程度を光学的方法で検知する。光透過度検知部198は、たとえば、フィルターに光を照射するためのLED(Light Emitting Diode)、フィルター196の透過光を電流として検知するPD(PhotoDiode)、および当該電流を電圧に変換する抵抗器を有する。光透過度検知部198は、受光素子で検知されたフィルター196の透過光の電流による検知値を電圧値である出力電圧に変換して出力する。
図4は、ファン回転数検知カーブおよびセンサー検知カーブのグラフの説明図である。グラフの横軸はトナー捕集ユニット190のライフ残量が、トナー捕集ユニット190の寿命に対する比として示されている。グラフの縦軸は、回転数検知部197による検知値であるファン193の回転数、または光透過度検知部198による検知値であるフォトセンサーの出力電圧である。
ライフ残量P0は、未使用のトナー捕集ユニット190のライフ残量(すなわち、1(=100%))であり、ライフ残量Peは、トナー捕集ユニット190が寿命(ライフエンド)に達して交換が必要であるときのライフ残量(すなわち、0(=0%))である。
なお、ライフ残量がPeとなるときのフォトセンサーの出力電圧はVeである。
回転数検知部197による検知値があらかじめ定めた閾値に達する特定時間までは、ファン回転数検知カーブに基づいてライフ残量が算出される。この理由は次の通りである。トナー捕集ユニット190の使用期間が比較的短いライフ初期では、ファン193の回転数に基づいてフィルター196の目詰まりの程度を検知する方式が、光学的方法に基づく方式よりも高精度にライフ残量を検知できるからである。この反面、当該方式では、トナー捕集ユニット190の寿命に近づくライフ後期においては、フィルターの目詰まりの程度の変化に対する回転数の変化量が小さいため、ライフエンドを正確に検知することが難しいからである。一方、特定時間後は、センサー検知カーブに基づいてライフ残量が算出される。この理由は次の通りである。トナー捕集ユニット190の寿命に近づくライフ後期では、光学的方法でフィルター196の目詰まりの程度を検知する方式が、ファン193の回転数に基づく方式よりも高精度にライフ残量を検知できるからである。すなわち、光学的方法に基づく方式によれば、ライフ後期において、フィルター196の目詰まりの程度の変化に対する検知出力の変化量が大きくなる。このため、高精度にライフ残量を検知できる。この反面、当該方式では、ライフ初期では検知出力の変化がほとんどなくライフ残量の検知感度がないためライフ残量を正確に検知できないからである。
細い破線で示すファン回転数検知カーブは、トナー捕集ユニット190のライフ残量とファン回転数との関係を示しており、設計値である計算式に基づいている。回転数検知部197により検知されたファン回転数がライフ残量の減少とともに増加し、あらかじめ定めた閾値であるNthに達する特定時間まで、当該グラフにしたがい、検知されたファン回転数に基づいてライフ残量が検知され、表示部150に表示される。図4の矢印は、トナー捕集ユニット190の使用によるライフ残量の減少に伴いファン回転数が増加していく方向を示している。
特定時間におけるライフ残量は、細い破線で示すファン回転数検知カーブによれば、ファン回転数が閾値Nthのときのライフ残量Psである。
一方、太い破線で示すセンサー検知カーブは、ライフ残量と光透過度検知部198による検知値である出力電圧との関係を示しており、設計値である計算式に基づいている。ここで、センサー検知カーブにおいてライフ残量の減少にしたがい出力電圧の値が増加するのは、光透過度検知部198の回路形式によるものであり、PDの出力電流が減少するほど抵抗器による電圧降下が減少するからである。太い破線のセンサー検知カーブによれば、ライフ残量がPsであるときに予想される出力電圧の予想値はV0である。
ここで、特定時間における光透過度検知部198による検知値である出力電圧が予想値V0よりΔVだけ大きい値Vであった場合は、太い破線で示すセンサー検知カーブによれば、検知された検知値Vに基づき算出されるライフ残量はPcとなる。そうすると、特定時間において、太い破線で示すセンサー検知カーブにしたがい、検知された出力電圧Vに基づいて算出されたライフ残量Pcを補正せずに表示部150に表示すると、ライフ残量の表示が特定時間の前後でPsからPcに大きくずれ得る。
そこで、光透過度検知部198による検知値である出力電圧がVとなるときのライフ残量がPsとなるように、太い破線で示す設計値によるセンサー検知カーブを、太い実線で示すセンサー検知カーブに補正する。そして、補正後の、太い実線で示すセンサー検知カーブにしたがい、光透過度検知部198による検知値である出力電圧に基づいてライフ残量を表示部150に表示する。すなわち、特定時間において検知された光透過度検知部198の出力電圧による検知値(V)に基づき算出されるライフ残量(Pc)を設計値(太い破線のセンサー検知カーブ)にしたがい算出する。算出したライフ残量(Pc)を、特定時間に検知されたファン回転数(Nth)に基づき算出したライフ残量(Ps)から予想される光透過度検知部198の出力電圧の予想値(V0)と光透過度検知部198による検知値(V)との差分(ΔV)に応じて補正する。そして、補正後のライフ残量(Ps)を表示部150に表示する。
これにより、ファン193の回転数を検知する検知方式に基づくライフ残量から、光学的方法でフィルター196の目詰まりの程度を検知する検知方式に基づくライフ残量に、表示を切り替える際のライフ残量のずれをなくし得る。
なお、図4には、ファン回転数が閾値Nthであるときのライフ残量と、光透過度検知部198の出力電圧がVであるときのライフ残量を一致させるために、補正したファン回転数検知カーブが細い実線で示されている。
画像形成装置の動作について説明する。
図5は、画像形成装置の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、画像形成装置100の記憶部120に記憶された画像形成装置用プログラムにしたがいCPU110により実行され得る。
CPU110は、トナー捕集ユニット190のフィルター196の光透過度を、光透過度検知部198の出力電圧で検知する(S101)。
CPU110は、ファン193の回転数を、回転数検知部197の検知値で検知する(S102)。
CPU110は、ファン193の回転数があらかじめ設定された閾値Nthに達したかどうかを判断する(S103)。これにより、特定時間に達しているかどうかが判断される。
CPU110は、ファン193の回転数があらかじめ設定された閾値Nthに達していないと判断した場合は(S103:NO)、ファン回転数検知カーブ(図4の細い破線)にしたがい、ファン193の回転数に基づいてライフ残量を検知する(S104)。
CPU110は、検知したライフ残量を表示部150に表示する(S105)。
CPU110は、ファン193の回転数があらかじめ設定された閾値Nthに達していない間は、ステップS101〜ステップS105を繰り返し実行する。
CPU110は、ファン193の回転数があらかじめ設定された閾値Nthに達したと判断した場合は(S103:YES)、特定時間における光透過度検知部198の出力電圧Vが、予想値V0より大きいかどうか判断する(S106)。すなわち、CPU110は、ファン回転数検知カーブ(図4の細い破線)において、ファン193の回転数がNthのときのライフ残量Psを検知する。CPU110は、センサー検知カーブ(図4の太い破線)において、ライフ残量がPsのときの出力電圧を予想値V0として算出する。そして、CPU110は、特定時間において光透過度検知部198により検知された出力電圧Vが、算出した出力電圧の予想値V0より大きいかどうか判断する。
CPU110は、特定時間における光透過度検知部198の出力電圧Vが、予想値V0より大きいと判断した場合は(S106:YES)、出力電圧の増加量に対するライフ残量の減少量が大きくなるようにセンサー検知カーブの傾きを補正する(S107)。換言すれば、出力電圧Vに基づきセンサー検知カーブにより算出される補正前のライフ残量Pcが、予想値V0に相当するライフ残量Psより小さい場合、出力電圧の増加量に対するライフ残量の減少量を大きくする補正をセンサー検知カーブに対して行う。これにより、特定時間における光透過度検知部198の出力電圧に基づいてセンサー検知カーブにより算出されるライフ残量を、特定時間におけるファン193の回転数に基づいてファン回転数検知カーブにより算出されるライフ残量に一致させ得る。ライフ後半におけるセンサー検知カーブの精度が比較的高いことを考慮すると、上述の場合は、特定時間におけるライフ残量は、ファン回転数検知カーブにより算出されるライフ残量より、実際は少ないと想定される。
CPU110は、特定時間における光透過度検知部198の出力電圧Vが、予想値V0以下と判断した場合は(S106:NO)、出力電圧の増加量に対するライフ残量の減少量が小さくなるようにセンサー検知カーブの傾きを補正する(S108)。換言すれば、出力電圧Vに基づきセンサー検知カーブにより算出される補正前のライフ残量Pcが、予想値V0に相当するライフ残量Psより大きい場合、出力電圧の増加量に対するライフ残量の減少量を小さくする補正をセンサー検知カーブに対して行う。これにより、特定時間における光透過度検知部198の出力電圧に基づいてセンサー検知カーブにより算出されるライフ残量を、特定時間におけるファン193の回転数に基づいてファン回転数検知カーブにより算出されるライフ残量に一致させ得る。ライフ後半におけるセンサー検知カーブの精度が比較的高いことを考慮すると、上述の場合は、特定時間におけるライフ残量が、ファン回転数検知カーブにより算出されるライフ残量より、実際は多い(または両者が一致している)と想定される。
ステップS106〜ステップS108は、ステップS103においてファン193の回転数があらかじめ設定された閾値Nthに達したと判断されたときに、1回のみ実行され得る。
なお、ステップS106においては、出力電圧の代わりに、トナー捕集ユニット190を交換せずに画像形成可能な用紙の残量枚数(以下、「印刷可能残量枚数」と称する)が比較されてもよい。この場合、特定時間において、印刷可能残量枚数があらかじめ設定された設定値より多いかどうかが判断される。印刷可能残量枚数を用いて判断する場合、ステップS107、ステップS108に代えて、次のようにセンサー検知カーブの傾きが補正され得る。すなわち、特定時間においてカウンターにより検知された積算印刷枚数に基づいて検知された印刷可能残量枚数が、あらかじめ設定した設定値より小さい場合、出力電圧の増加量に対するライフ残量の減少量を大きくなるようにセンサー検知カーブの傾きを補正する。一方、印刷可能残量枚数が、あらかじめ設定された設定値より大きい場合、出力電圧の増加量に対するライフ残量の減少量を小さくなるようにセンサー検知カーブの傾きを補正する。
CPU110は、補正後のセンサー検知カーブにしたがい、光透過度検知部198の出力電圧に基づいて算出したライフ残量の表示部150に表示する(S109)。ライフ残量の表示部150への表示は、ユーザーによりトナー捕集ユニット190が交換されるまで継続され得る。
図6は、特定時間前後において表示部に表示されるライフ残量の例を示す説明図である。
図6のAは、ファン193の回転数を検知する検知方式に基づくライフ残量から、光学的方法でフィルター196の目詰まりの程度を検知する検知方式に基づくライフ残量に表示を切り替える際、切り替え後にライフ残量の分解能を上げて表示する例を示している。すなわち、回転数検知部197による検知値に基づき算出されたライフ残量から、光透過度検知部198による検知値に基づき検知されたライフ残量に切り替える際、切り替え後にライフ残量の分解能を上げて表示する例を示している。
図6のAに示す例では、切り替え前のライフ残量は10%の分解能で表示され、切り替え後のライフ残量は1%の分解能で表示されている。
図6のBは、ファン193の回転数を検知する検知方式に基づくライフ残量から、光学的方法でフィルター196の目詰まりの程度を検知する検知方式に基づくライフ残量に表示を切り替える前後で、ライフ残量の数値の表現形態を変えて表示する例を示している。すなわち、回転数検知部197による検知値に基づき算出されたライフ残量から、光透過度検知部198による検知値に基づき検知されたライフ残量に切り替える前後で、ライフ残量の数値の表現形態を変えて表示する例を示している。
図6のBに示す例では、切り替え前のライフ残量は、%の単位の表現形態でライフ残量が表示され、切り替え後のライフ残量は、印刷可能残量枚数としてkp(kilo piece)の表現形態でライフ残量が表示されている。未使用の状態から寿命に至るまでにトナー捕集ユニット190を用いて画像形成可能な用紙の枚数は、実験結果などに基づきあらかじめ設定され得る。
本実施形態は、以下の効果を奏する。
第1検知方式に基づく交換ユニットの第1ライフ残量から第2検知方式に基づく第2ライフ残量に表示を切り替える際、切り替え前後で表示されるライフ残量のずれをなくすように、切り替え後に表示するライフ残量を補正する。これにより、ライフ初期からライフエンドにわたって、ユーザーに違和感を与えず、かつ高精度なライフ残量の表示ができる。
さらに、いずれかの検知方式による検知値が所定の閾値に達した特定時間における第2検知方式による第2検知値に基づき算出された補正前の第2ライフ残量が、第2検知値の予想値に相当する第2ライフ残量より大きい場合、次のように第2ライフ残量を補正する。すなわち、第2検知値に基づいて第2ライフ残量を算出するための計算式の傾きを、第2検知値の増加量に対する第2ライフ残量の変化量を小さくする補正をする。また、特定時間における第2検知方式による第2検知値に基づき算出された補正前の第2ライフ残量が、第2検知値の予想値に相当する第2ライフ残量Psより小さい場合、次のように第2ライフ残量を補正する。すなわち、第2検知値に基づいて第2ライフ残量を算出するための計算式の傾きを、第2検知値の増加量に対する第2ライフ残量の変化量を大きくする補正をする。これにより、第1検知方式に基づく第1ライフ残量から第2検知方式に基づく第2ライフ残量に表示を切り替える際のライフ残量の表示のずれをより簡易かつ効果的に実現できる。
さらに、第1検知方式および第2検知方式と異なる第3検知方式で特定時間において検知した第3検知値に基づく第3ライフ残量があらかじめ設定された設定値より小さい場合、次のように第2ライフ残量を補正する。すなわち、第2検知値に基づいて第2ライフ残量を算出するための計算式の傾きを、第2検知値の増加量に対する第2ライフ残量の変化量を大きくする補正をする。また、検知した第3検知値に基づく第3ライフ残量があらかじめ設定された設定値より大きい場合、次のように第2ライフ残量を補正する。すなわち、第2検知値に基づいて第2ライフ残量を算出するための計算式の傾きを、第2検知値の増加量に対する第2ライフ残量の変化量を小さくする補正をする。これにより、積算印刷枚数、積算印字率、またはトナーの使用率などの第3検知値に基づき、画像形成可能な枚数残量や印字可能な印字残量などの過去の使用履歴に応じて補正量を調整できる。
さらに、補正後の第2ライフ残量を第1ライフ残量から切り替えて表示する際、切り替え後に表示する補正後の第2ライフ残量の分解能を、切り替え前に表示する第1ライフ残量よりも上げる。これにより、交換ユニットのライフエンドをより正確かつ簡易に判断できる。
さらに、補正後の第2ライフ残量を第1ライフ残量から切り替えて表示する際、切り替え後に表示する補正後の第2ライフ残量の数値の表現形態を、切り替え前に表示する第1ライフ残量の数値の表現形態と異なる表現形態で表示する。これにより、ライフ残量に応じてライフ残量の表示をより適切な表現形態で行うことができるとともに、交換ユニットのライフエンドをより正確かつ簡易に判断できる。
さらに、第2検知方式による検知値があらかじめ設定された閾値に達した時間を特定時間とする。これにより、ライフ後半において高精度なライフ残量の検知が可能な第2検知方式に基づき第2検知方式に基づくライフ残量への切り替えるタイミングを決定することで、ライフ後半におけるライフ残量表示をより高精度化できる。
さらに、交換ユニットを、画像形成装置内を飛散するトナーを捕集するトナー捕集ユニットとする。また、第1検知方式を、トナーを吸引するファンの回転数を検知する検知方式とし、第2検知方式を、捕集ユニット内で前記ファンにより吸引されるトナーを捕集するためのトナー捕集フィルターの目詰まりの程度を光学的に検知する検知方式とする。これにより、トナー捕集ユニットのライフ初期からライフエンドにわたって、ユーザーに違和感を与えず、かつ高精度なライフ残量の表示をより適切に行うことができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されない。
たとえば、上述した実施形態においては、ファンの回転数に基づいて検知されたライフ残量から光学的方法で検知したフィルターの目詰まりの程度に基づいて検知されたライフ残量に表示を切り替える際、切り替え前後で表示されるライフ残量を一致させている。しかし、切り替え前後で表示されるライフ残量を一致までさせずに、近づけさせる補正がされてもよい。これにより、切り替え前後で表示されるライフ残量のずれをユーザーに違和感を与えない程度に小さくできるとともに、第2検知方式によるライフ後期のライフ残量の検知精度を保つことができる。
また、特定時間は、ファンの回転数の検知値に基づくライフ残量の検知方式およびフォトセンサーの出力電圧の検知値に基づくライフ残量の検知方式以外の検知方式による検知値があらかじめ設定された閾値に達した時間であってもよい。たとえば、特定時間は、印刷可能残量枚数があらかじめ設定された閾値に達した時間であってもよい。また、上述した実施形態においては、ファン回転数の検知値があらかじめ設定された閾値に達した時間を特定時間としているが、フォトセンサーの出力電圧の検知値があらかじめ設定された閾値に達した時間を特定時間としてもよい。
また、上述した実施形態においてプログラムによって実行される機能の一部または全部を電子回路などのハードウェアに置き換えて実施してもよい。
T 飛散トナー、
100 画像形成装置、
190 トナー捕集ユニット、
191 流入口、
192 サイクロン部、
193 ファン、
194 回収部、
195 流路、
196 フィルター、
197 光透過度検知部、
198 回転数検知部。

Claims (9)

  1. 画像形成装置に備えられた、交換を必要とする交換ユニットの使用可能な残量であるライフ残量を検知する方法であって、
    前記交換ユニットのライフ残量を、互いに異なる複数の検知方式で検知した検知値に基づきそれぞれ算出する段階(a)と、
    前記複数の検知方式のうちの第1検知方式により検知される第1検知値に基づき算出された第1ライフ残量を表示する段階(b)と、
    前記複数の検知方式のうちいずれかによる検知値が検知方式ごとにあらかじめ設定された閾値に達した特定時間において、前記第1検知方式と異なる第2検知方式により検知される第2検知値に基づき第2ライフ残量を算出する段階(c)と、
    前記特定時間における前記第1検知値に基づき算出された前記第1ライフ残量に基づき予想される前記第2検知値の予想値と前記特定時間における前記第2検知値との差分に応じて、算出された前記第2ライフ残量を補正し、前記特定時間から、補正後の前記第2ライフ残量を、第1ライフ残量から切り替えて表示する段階(d)と、
    を有するライフ残量検知方法。
  2. 前記第2ライフ残量は、前記第2検知値と前記第2ライフ残量との関係を示す計算式にしたがい、前記第2検知値に基づいて算出され、
    前記段階(d)は、前記特定時間における前記第2検知値に基づいて算出された補正前の前記第2ライフ残量が、前記第2検知値の予想値に相当する前記第2ライフ残量より大きい場合、前記計算式の、前記第2検知値の増加量に対する前記第2ライフ残量の変化量を小さくし、前記補正前の前記第2ライフ残量が、前記第2検知値の予想値に相当する前記第2ライフ残量より小さい場合、前記計算式の、前記第2検知値の増加量に対する前記第2ライフ残量の変化量を大きくすることにより、前記第2ライフ残量を補正する、請求項1に記載のライフ残量検知方法。
  3. 前記第2ライフ残量は、前記第2検知値と前記第2ライフ残量との関係を示す計算式にしたがい、前記第2検知値に基づいて算出され、
    前記段階(d)は、前記第1検知方式および前記第2検知方式と異なる第3検知方式で前記特定時間において検知した第3検知値に基づく第3ライフ残量があらかじめ設定された設定値より小さい場合は、前記計算式の前記第2検知値の増加量に対する前記第2ライフ残量の変化量を大きくし、前記特定時間において検知した第3検知値に基づく第3ライフ残量があらかじめ設定された設定値より大きい場合は、前記計算式の前記第2検知値の増加量に対する前記第2ライフ残量の変化量を小さくすることにより、前記第2ライフ残量を補正する、請求項1に記載のライフ残量検知方法。
  4. 前記段階(d)は、前記補正後の第2ライフ残量を前記第1ライフ残量から切り替えて表示する際、切り替え後に表示する前記補正後の第2ライフ残量の分解能を、切り替え前に表示する前記第1ライフ残量の分解能よりも上げて表示する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のライフ残量検知方法。
  5. 前記段階(d)は、前記補正後の第2ライフ残量を前記第1ライフ残量から切り替えて表示する際、切り替え後に表示する前記補正後の第2ライフ残量の数値の表現形態を、切り替え前に表示する前記第1ライフ残量の数値の表現形態と異なる表現形態で表示する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のライフ残量検知方法。
  6. 前記特定時間は、前記第2検知方式による検知値が、あらかじめ設定された閾値に達した時間である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のライフ残量検知方法。
  7. 前記交換ユニットは、前記画像形成装置内を飛散するトナーを捕集するトナー捕集ユニットであり、前記第1検知方式は、前記トナーを吸引する、前記トナー捕集ユニットに備えられたファンの回転数を検知する検知方式であり、前記第2検知方式は、前記捕集ユニット内で前記ファンにより吸引される前記トナーを捕集するためのトナー捕集フィルターの目詰まりの程度を光学的に検知する検知方式である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のライフ残量検知方法。
  8. 交換を必要とする交換ユニットを備える画像形成装置であって、
    前記交換ユニットの使用可能な残量であるライフ残量を、互いに異なる検知方式で検知された検知値に基づきそれぞれ算出する複数のライフ残量検知部と、
    前記ライフ残量を表示する表示部と、
    前記複数のライフ残量検知部のうちの一のライフ残量検知部によって第1検出方式により検知される第1検知値に基づき算出された第1ライフ残量を前記表示部に表示させ、前記複数のライフ残量検知部のうちいずれかによる検知値が検知方式ごとにあらかじめ設定された閾値に達した特定時間から、前記複数のライフ残量検知部のうちの他のライフ残量検知部によって第2検出方式により検知される第2検知値に基づき算出される第2ライフ残量を、前記特定時間における前記第1検知値に基づき算出された前記第1ライフ残量に基づき予想される前記第2検知値の予想値と前記特定時間における前記第2検知値との差分に応じて補正し、補正後の前記第2ライフ残量を、第1ライフ残量から切り替えて前記表示部に表示させる制御部と、
    を有する画像形成装置。
  9. 画像形成装置に備えられた交換を必要とする交換ユニットの使用可能な残量であるライフ残量を検知するためのプログラムであって、
    前記交換ユニットのライフ残量を、互いに異なる複数の検知方式で検知した検知値に基づきそれぞれ算出する手順(a)と、
    前記複数の検知方式のうちの第1検知方式により検知される第1検知値に基づき算出された第1ライフ残量を表示する手順(b)と、
    前記複数の検知方式のうちいずれかによる検知値が検知方式ごとにあらかじめ設定された閾値に達した特定時間において、前記第1検知方式と異なる第2検知方式により検知される第2検知値に基づき第2ライフ残量を算出する手順(c)と、
    前記特定時間における前記第1検知値に基づき算出された前記第1ライフ残量に基づき予想される前記第2検知値の予想値と前記特定時間における前記第2検知値との差分に応じて、算出された前記第2ライフ残量を補正し、前記特定時間から、補正後の前記第2ライフ残量を、第1ライフ残量から切り替えて表示する手順(d)と、
    を前記画像形成装置に実行させるためのプログラム。
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