JP2017173200A - 直管型ガスメータ - Google Patents

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Abstract

【課題】より圧力損失を小さくすることが可能な直管型ガスメータを提供する。【解決手段】直管型ガスメータ1は、メータボディ10に形成されガスを導入するガス流入口11及びガスを排出するガス流出口12と、ガス流入口11からガス流出口12にかけて延在するストレート形状のガス流路13と、ガス流路13を流れるガスの流量を計測するための流速センサ3と、流速センサ3により計測される計測値に基づくガス流量の積算値を表示する表示パネル2と、ガス流路13を閉じる遮断弁5を備え、遮断弁5は、球体に貫通孔Hが形成されたボール状弁5aであって、ガスの使用を許可するときには貫通孔Hがガス流路方向と同方向に向いてガスの流れを許容し、ガスの使用を不可とするときには貫通孔Hがガス流路方向と異なる方向に向いてガスの流れを遮断する。【選択図】図2

Description

本発明は、直管型ガスメータに関する。
従来、膜式ガスメータにおいては、ガス流入口及びガス流出口がメータ上部に設けられており、各家庭等においてもガス流入口及びガス流出口に接続できるような配管構成となっている。近年、膜式ガスメータよりも圧力損失が低く流量の計測精度が高い超音波ガスメータが提案されている。超音波式ガスメータは、超音波により流量を計測するものであって、既存の配管構成との互換性を求められることから、膜式ガスメータと同様にガス流入口及びガス流出口がメータ上部に設けられ、メータ内部にはU字形状の流路が形成されている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−292377号公報
ここで、ガスは配管長に応じた圧力損失が発生することから高層住宅等の上層部において圧力損失が大きい膜式ガスメータは適し難く、また圧力損失を小さくするためには配管を太くするなどの手段を講じる必要がある。このような事情から、高層住宅等にガスメータを設置する場合、特許文献1に記載のような超音波式ガスメータが選択されやすい。
しかし、特許文献1に記載の超音波式ガスメータは、メータ内部にはU字形状の流路が形成されている関係上、U字の屈曲部分において圧力損失が大きくなることから、未だ圧力損失の点で改善の余地を有するものであった。
このような問題に対して、本件出願人は、メータ内部の流路を略直線状に形成した直管型ガスメータを提案している。しかし、このような直管型の超音波式ガスメータにおいても、ゴムの弁体を持つソレノイド弁やモータ弁などを採用してしまうと、ゴム弁体により流路を閉じるためにメータ内部に屈曲部を形成する必要があり、結局圧力損失を高めてしまう原因となってしまう。
なお、圧力損失は高層住宅等に限らず一般の住宅等においても低いことが好ましく、上記問題は高層住宅等向けのガスメータに限らず、戸建てや低層住宅等向けの超音波式ガスメータにおいても共通する問題である。また、上記記載は直管型ガスメータの公知性を認めるものではない。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その発明の目的とするところは、より圧力損失を小さくすることが可能な直管型ガスメータを提供することにある。
本発明の直管型ガスメータは、メータボディに形成されガスを導入するガス流入口及びガスを排出するガス流出口と、前記ガス流入口から前記ガス流出口にかけて延在するストレート形状のガス流路と、前記ガス流路を流れるガスの流量を計測するための流速センサと、前記流速センサにより計測される計測値に基づくガス流量の積算値を表示する表示部とを備えた直管型ガスメータであって、前記ガス流路を閉じる遮断弁を備え、前記遮断弁は、球体に貫通孔が形成されたボール状弁であって、ガスの使用を許可するときには前記貫通孔がガス流路方向と同方向に向いてガスの流れを許容し、ガスの使用を不可とするときには前記貫通孔がガス流路方向と異なる方向に向いてガスの流れを遮断することを特徴とする。
この直管型ガスメータによれば、遮断弁は、球体に貫通孔が形成されたボール状弁であって、ガスの使用を許可するときには貫通孔がガス流路方向と同方向に向き、ガスの使用を不可とするときには貫通孔がガス流路方向と異なる方向に向いてガスの流れを遮断するため、モータ弁やソレノイド弁などのゴム弁体により流路を閉じる構成のように屈曲部を形成する必要がなく、圧力損失が抑えられることとなる。従って、より圧力損失を小さくすることが可能な直管型ガスメータを提供することができる。
また、本発明の直管型ガスメータにおいて、前記ガス流路は、前記ガス流路方向と直行する平面における前記ガス流入口及び前記ガス流出口の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されていることが好ましい。
この直管型ガスメータによれば、ガス流路は、ガス流路方向と直行する平面におけるガス流入口及びガス流出口の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されているため、ガス流路の拡大及び縮小が少なくなり、圧力の拡大損失や縮小損失が抑えられることとなる。従って、より一層圧力損失を小さくすることが可能な直管型ガスメータを提供することができる。
また、本発明の直管型ガスメータにおいて、前記ガス流路は、前記ガス流入口から前記ガス流出口に至るまで断面積が略同じとされていることが好ましい。
この直管型ガスメータによれば、ガス流路は、ガス流入口及びガス流出口に至るまで断面積が略同じとされているため、さらに圧力の拡大損失や縮小損失を抑えた直管型ガスメータを提供することができる。
本発明によれば、より一層圧力損失を小さくすることが可能な直管型ガスメータを提供することができる。
本実施形態に係る直管型ガスメータの外観斜視図である。 本実施形態に係る直管型ガスメータの内部構成の概略を示す断面図であって、ガス使用の許可状態を示している。 本実施形態に係る直管型ガスメータの内部構成の概略を示す断面図であって、ガス使用の不可状態を示している。 比較例に係る直管型ガスメータの内部構成の概略を示す断面図である。 本実施形態の変形例に係る直管型ガスメータの内部構成の概略を示す断面図であって、ガス使用の許可状態を示している。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、本実施形態に係る直管型ガスメータの外観斜視図であり、図2及び図3は、本実施形態に係る直管型ガスメータの内部構成の概略を示す断面図である。
図1〜図3に示す直管型ガスメータ1は、アルミニウムやアルミニウム合金などの金属材料等により成形された筐体であるメータボディ10を備えている。メータボディ10は、略四角柱状の外形形状を有しており、四角柱の高さ方向に長手となる直管形状とされている。図1に示す例においてメータボディ10は、その長手方向が鉛直方向と一致するように設置されているが、これに限らず、長手方向が水平方向と一致するように設置されてもよい。
メータボディ10は、その長手方向の一端部10aにガスを導入するガス流入口11と、その長手方向の他端部10bにガスを排出するガス流出口12とを備えている。ガス流入口11は、上流側配管20を介してガス供給元と接続され、ガス流出口12は、下流側配管21を介してガス供給先と接続される。ガス流入口11と上流側配管20との接続、及びガス流出口12と下流側配管21との接続には、ワンタッチ操作(すなわち押し込み操作のみ)で連結解除が可能な継手構造15が利用されている。
メータボディ10の内部には、ガス流入口11からガス流出口12に至る1つのガス流路13が形成されている。本実施形態において、ガス流路13は、ガス流入口11からガス流出口12にかけて略直線状に延在するストレート形状とされている。
さらに、本実施形態に係る直管型ガスメータ1は、表示パネル(表示部)2、流速センサ3、複数の仕切板4、及び遮断弁5等を備えている。
表示パネル2は、LCD等によって構成され、メータボディ10の正面部10cに設けられている。表示パネル2は、マイコン(不図示)に制御され、マイコンによって処理された情報を表示する。表示パネル2に表示される代表的な情報は、後述する流速センサ3により計測される計測値に基づくガス流量の積算値(積算流量)である。
流速センサ3は、ガス流路13内に距離Lだけ離され、かつ、ガス流れ方向Y(ガス流路方向と同じ)に対して角度θをなすように、互いに対向して配置された2つの音響トランスジューサTD1,TD2を有している。マイコンは、トランスジューサTD1,TD2の一方を駆動して、当該一方から超音波信号をガス流路13に間欠的に送信させる。トランスジューサTD1,TD2の他方は超音波信号を受信する。マイコンは、上記動作を、ガスの流れ方向Yに対して上流側及び下流側の双方から行わせ、この送受信に関する超音波信号の伝搬時間の差分に基づいて流量を算出する。
複数の仕切板4は、ガス流路13のうちトランスジューサTD1,TD2により超音波信号が送受信される部位に設けられている。これら複数の仕切板4は、ガス流入時における渦の発生などを防止するものであり、正確な流量測定に寄与するものである。なお、図2及び図3において仕切板4と超音波信号の送受信方向とは交差するように図示されているが、実際には両者は並行関係にあり、仕切板4は超音波信号の送受信を阻害しないように設置されている。
遮断弁5は、ガス流路13のうち流速センサ3の上流側に設けられ、弁閉動作によってガス流路13を遮断するものである。特に、本実施形態において遮断弁5は、球体の中心点Oを通過する貫通孔Hが形成されたボール状弁5aであって、ガスの使用を許可するときには貫通孔Hがガス流路方向(すなわちガス流れ方向Y)と同方向に向いてガスの流れを許容し(図2参照)、ガスの使用を不可とするときには貫通孔Hがガス流路方向と異なる方向に向いてガスの流れを遮断する(図3参照)。なお、図2及び図3に示すボール状弁5aとメータボディ10側との間にはシール部材5bが設けられており、ボール状弁5aとメータボディ10との隙間からガスが流れてしまうことを防止している。
さらに、本実施形態においてガス流路13は、ガス流路方向と直行する平面におけるガス流入口11及びガス流出口12の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されている。特に本実施形態においてガス流路13は、ガス流入口11からガス流出口12に至るまで断面積が略同じ(±10%程度)とされていることが好ましい。
次に、本実施形態に係る直管型ガスメータ1の圧力損失について説明するに先立って、比較例に係る直管型ガスメータの圧力損失について説明する。図4は、比較例に係る直管型ガスメータの内部構成の概略を示す断面図である。
図4に示すように、比較例に係る直管型ガスメータ100は、ソレノイド弁(モータ弁でも可)を遮断弁105として備えている。ソレノイド弁は、ゴムなどの弾性体による弁体105bを有し、この弁体105bが筐体110側の弁座110dに対して押し付けられることでガス流路113を遮断する構造となっている。上記のようにソレノイド弁はゴム等の弁体105bを有する関係上、筐体110側に弁座110dを形成する必要があり、この弁座110dの形成によってガス流路113に屈曲部Fが形成されてしまう。
さらに、比較例に係る直管型ガスメータ100は、ガス流路113のうち流速センサ103が設けられる箇所の上流側(遮断弁105から当該箇所までの間)及び下流側(当該箇所からガス流出口112までの間)には、拡大室EC1,EC2が形成されている。この拡大室EC1,EC2は、特にU字状のガス流路を有する特許文献1に記載の超音波式ガスメータにおいて必須の構成となっており、ガス流速を抑えて乱流の発生を防止し、流速センサ103が設けられる箇所に対してスムーズにガスを流す効果がある。
上記の構成を有するため、比較例に係る直管型ガスメータ100においてガスは、まずガス流入口111から内部に流入し屈曲部Fに至る。流入したガスは屈曲部Fにおいて渦が発生することとなり、圧力損失が発生してしまう。その後、屈曲部Fを経たガスは、上流側の拡大室EC1に至り、拡大室EC1から流速センサ103の設置箇所に流入する。このとき、ガスの流れが拡大することによる圧力の拡大損失が発生すると共に、ガスの流れが収縮することによる圧力の縮小損失が発生してしまう。さらに、流速センサ103の設置箇所を経て下流側の拡大室EC2に至ったガスはガス流出口112から排出される。このときも同様に、拡大損失及び縮小損失が発生してしまう。
次に、本実施形態に係る直管型ガスメータ1におけるガスの流れを説明する。本実施形態に係る直管型ガスメータ1では、図2に示すように、球体の中心点Oを通過する貫通孔Hが形成されたボール状弁5aであって、ガスの使用を許可するときには貫通孔Hがガス流路方向と同方向に向いてガスの流れを許容する。このため、図4に示すような屈曲部Fを形成する必要が無く、屈曲部Fによる圧力損失の発生が防止される。
さらに、直管型ガスメータ1は、ガス流入口11及びガス流出口12の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されている。このため、図4に示すような拡大室EC1,EC2による圧力の拡大損失や縮小損失が発生し難く、圧力損失が抑えられる。特に、本実施形態においてガス流路13は、ガス流入口11からガス流出口12に至るまで断面積が略同じとされていることから、より一層圧力の拡大損失や縮小損失が抑えられる。
このようにして、本実施形態に係る直管型ガスメータ1によれば、遮断弁5は、球体に貫通孔Hが形成されたボール状弁5aであって、ガスの使用を許可するときには貫通孔Hがガス流路方向と同方向に向き、ガスの使用を不可とするときには貫通孔Hがガス流路方向と異なる方向に向いてガスの流れを遮断するため、モータ弁やソレノイド弁などのゴム弁体により流路を閉じる構成のように屈曲部Fを形成する必要がなく、圧力損失が抑えられることとなる。従って、より圧力損失を小さくすることが可能な直管型ガスメータ1を提供することができる。
また、ガス流路13は、ガス流路方向と直行する平面におけるガス流入口11及びガス流出口12の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されているため、ガス流路13の拡大及び縮小が少なくなり、圧力の拡大損失や縮小損失が抑えられることとなる。従って、より一層圧力損失を小さくすることが可能な直管型ガスメータ1を提供することができる。
また、ガス流路13は、ガス流入口11からガス流出口12に至るまで断面積が略同じとされているため、さらに圧力の拡大損失や縮小損失を抑えた直管型ガスメータを提供することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能な範囲で適宜他の技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態においてガス流路13は、図2に示すように、階段状にガス流路13が広く又は狭くなる段部STを備えないことが好ましい。すなわち、例えばガス流路13が広く又は狭くなる場合であってもガス流れ方向Yに傾いた斜面部SLを備えることが好ましい。ガスが段部STの壁面に衝突すると渦が発生して圧力損失が大きくなる傾向にあるためである。
また、上記実施形態において流速センサ3は、ガス流れ方向Yに対して角度θをなし距離Lだけ離れて、互いにガス流路13の対向する側に位置する2つの音響トランスジューサTD1,TD2を備えていた。すなわち、上記実施形態に係る直管型ガスメータ1は、超音波信号の伝搬経路が直線状となる、いわゆるZパス方式の流速センサ3を備えていた。しかし、流速センサ3はこれに限られるものではない。
図5は、本実施形態の変形例に係る直管型ガスメータ1の内部構成の概略を示す断面図であって、ガス使用の許可状態を示している。図5に示すように、変形例に係る直管型ガスメータ1は、超音波信号が1回反射することにより、その伝搬経路がV字状となる、いわゆるVパス方式の流速センサ3を備えている。詳細に説明すると、この流速センサ3は、2つの音響トランスジューサTD1,TD2がガス流路13の同側に設置されており、一方の音響トランスジューサTD1,TD2から送信した超音波信号をガス流路13の他側で反射させた後に、他方の音響トランスジューサTD1,TD2で受信する構成となっており、超音波信号の入射角と反射角との合計が角度θとなるように、且つ、距離Lだけ離れて2つの音響トランスジューサTD1,TD2が配置されている。このように、変形例に係る流速センサ3であっても上記した効果を奏することから、本実施形態に係る直管型ガスメータ1は、流速センサ3がいわゆるZパス方式に限られるものではなく、Vパス方式のものであってもよい。さらに、可能であれば、Vパスに限らず、2回以上の反射を行う方式等の他の方式のものであってもよい。
1 :直管型ガスメータ
2 :表示パネル(表示部)
3 :流速センサ
4 :仕切板
5 :遮断弁
5a :ボール状弁
5b :シール部材
10 :メータボディ
11 :ガス流入口
12 :ガス流出口
13 :ガス流路
F :屈曲部
H :貫通孔
SL :斜面部
ST :段部
また、本発明の直管型ガスメータにおいて、前記ガス流路は、前記ガス流路方向と直交する平面における前記ガス流入口及び前記ガス流出口の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されていることが好ましい。
この直管型ガスメータによれば、ガス流路は、ガス流路方向と直交する平面におけるガス流入口及びガス流出口の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されているため、ガス流路の拡大及び縮小が少なくなり、圧力の拡大損失や縮小損失が抑えられることとなる。従って、より一層圧力損失を小さくすることが可能な直管型ガスメータを提供することができる。
さらに、本実施形態においてガス流路13は、ガス流路方向と直交する平面におけるガス流入口11及びガス流出口12の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されている。特に本実施形態においてガス流路13は、ガス流入口11からガス流出口12に至るまで断面積が略同じ(±10%程度)とされていることが好ましい。
さらに、ガス流路13は、ガス流入口11及びガス流出口12の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されている。このため、図4に示すような拡大室EC1,EC2による圧力の拡大損失や縮小損失が発生し難く、圧力損失が抑えられる。特に、本実施形態においてガス流路13は、ガス流入口11からガス流出口12に至るまで断面積が略同じとされていることから、より一層圧力の拡大損失や縮小損失が抑えられる。
また、ガス流路13は、ガス流路方向と直交する平面におけるガス流入口11及びガス流出口12の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されているため、ガス流路13の拡大及び縮小が少なくなり、圧力の拡大損失や縮小損失が抑えられることとなる。従って、より一層圧力損失を小さくすることが可能な直管型ガスメータ1を提供することができる。

Claims (3)

  1. メータボディに形成されガスを導入するガス流入口及びガスを排出するガス流出口と、前記ガス流入口から前記ガス流出口にかけて延在するストレート形状のガス流路と、前記ガス流路を流れるガスの流量を計測するための流速センサと、前記流速センサにより計測される計測値に基づくガス流量の積算値を表示する表示部とを備えた直管型ガスメータであって、
    前記ガス流路を閉じる遮断弁を備え、
    前記遮断弁は、球体に貫通孔が形成されたボール状弁であって、ガスの使用を許可するときには前記貫通孔がガス流路方向と同方向に向いてガスの流れを許容し、ガスの使用を不可とするときには前記貫通孔がガス流路方向と異なる方向に向いてガスの流れを遮断する
    ことを特徴とする直管型ガスメータ。
  2. 前記ガス流路は、前記ガス流路方向と直行する平面における前記ガス流入口及び前記ガス流出口の断面積の2倍以内の断面積で連続して構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の直管型ガスメータ。
  3. 前記ガス流路は、前記ガス流入口から前記ガス流出口に至るまで断面積が略同じとされている
    ことを特徴とする請求項2に記載の直管型ガスメータ。
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