JP2017172790A - 表面層付き成形断熱材及びその製造方法 - Google Patents
表面層付き成形断熱材及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017172790A JP2017172790A JP2016218238A JP2016218238A JP2017172790A JP 2017172790 A JP2017172790 A JP 2017172790A JP 2016218238 A JP2016218238 A JP 2016218238A JP 2016218238 A JP2016218238 A JP 2016218238A JP 2017172790 A JP2017172790 A JP 2017172790A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon fiber
- carbon
- sheet
- heat insulating
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
Description
炭素繊維を交絡させた繊維フェルトと前記繊維フェルトの炭素繊維表面を被覆する炭素質からなる保護炭素層とを有する炭素繊維シートのみからなり、前記炭素繊維シートを複数積層してなる成形断熱材と、前記成形断熱材の最表層となる炭素繊維シートに接して積層された、炭素繊維からなる炭素繊維ファブリックと前記炭素繊維ファブリックの炭素繊維相互間に充填された炭素マトリックスと、のみからなる炭素繊維強化炭素複合材料シートと、により構成された表面層付き成形断熱材であって、前記成形断熱材は、保護炭素層の質量含有比率が異なる2種類以上の炭素繊維シートが積層されてなり、炭素繊維強化炭素複合材料シートに接する炭素繊維シートは、そのかさ密度が0.18〜0.35g/cm3で且つ保護炭素層の質量含有比率が最も高く、前記炭素繊維強化炭素複合材料シートのかさ密度は、炭素繊維シートのいずれよりも大きく且つ0.3〜1.6g/cm3であり、前記炭素繊維強化炭素複合材料シートの前記炭素マトリックスの体積分率が8〜40%である表面層付き成形断熱材。
炭素繊維を交絡させた炭素繊維フェルトに、熱硬化前の熱硬化性樹脂を含む熱硬化性樹脂溶液を含浸させてプリプレグを作製するプリプレグ作製ステップと、炭素繊維ファブリックに、熱硬化前の熱硬化性樹脂を含む熱硬化性樹脂溶液を含浸させて炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体を作製する前駆体作製ステップと、前記プリプレグを複数積層し、その最表層に前記炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体を積層してプリプレグ積層体となす積層ステップと、前記プリプレグ積層体を加圧しつつ加熱して、熱硬化前の前記熱硬化性樹脂を熱硬化させて、前記プリプレグ及び前記炭素繊維強化炭素複合材料シートを結着させる結着ステップと、結着されたプリプレグ積層体を不活性ガス雰囲気で熱処理して、熱硬化後の前記熱硬化性樹脂を炭素化させる炭素化ステップと、を有し、前記積層ステップは、前記炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体に接する面に、前記熱硬化性樹脂の質量含有比率が最も高いプリプレグが配されるように積層するステップである表面層付き成形断熱材の製造方法。
本発明に係る表面層付き成形断熱材は、炭素繊維を交絡させた繊維フェルトと繊維フェルトの炭素繊維表面を被覆する炭素質からなる保護炭素層とのみを有する炭素繊維シートが積層成形され、さらに表面層として炭素繊維からなる炭素繊維ファブリックと炭素繊維ファブリックの炭素繊維相互間に充填された炭素マトリックスと、からなる炭素繊維強化炭素複合材料シートが積層されている。ここで、成形断熱材は、炭素繊維強化炭素複合材料シートに接する面には、保護炭素層の質量含有比率が最も高い炭素繊維シートが配されている。
繊維フェルトは、公知の方法で作製したものを用いることができ、好ましくは炭素繊維が三次元的に配向しやすい方法を採用する。繊維フェルトの形成方法としては、例えば開繊機により開繊、空気圧で上昇させ降り積もらせた後、ニードルパンチを用いる方法、溶液中で撹拌・混合し、抄紙網上に堆積させる方法、カード機などのカーディング手段により繊維フェルトを紡出した後、ニードルパンチを用いる方法等が例示できる。
こののち、繊維フェルトに熱硬化性樹脂溶液を噴霧し、熱硬化性樹脂溶液に浸漬し、あるいは熱硬化性樹脂溶液を塗布してプリプレグとなす。このとき、熱硬化性樹脂溶液の質量含有比率の異なる複数種類のプリプレグを作製する。
炭素繊維ファブリックは、公知の方法で作製したものを用いることができ、編布、織布、不織布等を用いることができる。
こののち、炭素繊維ファブリックに熱硬化性樹脂溶液を噴霧し、熱硬化性樹脂溶液に浸漬し、あるいは熱硬化性樹脂溶液を塗布して炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体となす。
プリプレグを複数積層し、その最表層に炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体を積層して、プリプレグ積層体となす。このとき、熱硬化性樹脂溶液の質量含有比率の最も高いプリプレグが、少なくとも炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体に接するように配されるようにする。積層枚数は、作製する表面層付き成形断熱材の厚みやプリプレグの厚みに応じて適宜選択すればよい。
プリプレグ積層体を目的の厚みとなるようにプレス機を用いて加圧しつつ、熱硬化性樹脂の硬化温度以上の温度に加熱し、所定の時間(例えば、1〜10時間)保持して、プリプレグ及び炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体を結着する。
結着されたプリプレグ積層体を、不活性雰囲気で1500〜2500℃で所定の時間(例えば、1〜20時間)加熱し、熱硬化性樹脂を炭素化させて、成形断熱材を得る。
石炭由来の等方性ピッチ系炭素繊維(平均直径13μm)からなる、ニードルパンチ法により作製された繊維フェルト(厚み10mm、幅200mm、長さ200mm)を、レゾールタイプの熱硬化性フェノール樹脂溶液に浸漬して、繊維フェルトに熱硬化性フェノール樹脂が含浸されたプリプレグを作製した。このとき、浸漬時間や溶液濃度を変化させることにより、熱硬化性フェノール樹脂の質量含有比率の異なる5種類のプリプレグを作製した。
ポリアクリロニトリル系炭素繊維(平均直径7μm)からなる、ニードルパンチ法により作製されたフェルト状の炭素繊維ファブリック(厚み5mm、幅200mm、長さ200mm)を、レゾールタイプの熱硬化性フェノール樹脂溶液に浸漬して、繊維フェルトに熱硬化性フェノール樹脂が含浸された炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体を2種類作製した。このとき、2000℃で熱処理した場合に熱硬化性フェノール樹脂が炭素化してなる炭素質量が、炭素繊維100質量部に対して131質量部となるように熱硬化性フェノール樹脂を添加したものを炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体A、炭素繊維100質量部に対して42質量部となるように熱硬化性フェノール樹脂を添加したものを炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体Bと称する。
プリプレグAを6層、プリプレグBを1層、プリプレグCを1層、プリプレグDを1層、プリプレグEを1層、炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体Aを1層、この順に積層して、プリプレグ積層体を作製した。
プリプレグAを8層、プリプレグCを1層、プリプレグEを1層、炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体Aを1層、この順に積層して、プリプレグ積層体を作製したこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例2に係る表面層付き成形断熱材の作製を行った。なお、実施例2に係る成形断熱材部分(炭素繊維強化炭素複合材料シートは含まれない)のかさ密度は、0.18g/cm3であり、炭素繊維強化炭素複合材料シートの厚みは約0.8mm、その他の炭素繊維シートの厚みは約4.0mmであった。
プリプレグAを9層、プリプレグEを1層、炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体Aを1層、この順に積層して、プリプレグ積層体を作製したこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例3に係る表面層付き成形断熱材の作製を行った。なお、実施例3に係る成形断熱材部分(炭素繊維強化炭素複合材料シートは含まれない)のかさ密度は、0.18g/cm3であり、炭素繊維強化炭素複合材料シートの厚みは約0.8mm、その他の炭素繊維シートの厚みは約4.0mmであった。
プリプレグAを10層積層して、プリプレグ積層体を作製したこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例1に係る成形断熱材を作製した。なお、比較例1に係る成形断熱材のかさ密度は、0.16g/cm3であった。
プリプレグAを10層積層し、この上に炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体Aを1層積層して、プリプレグ積層体を作製したこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例2に係る成形断熱材の作製を行った。しかし、2000℃の熱処理において炭素繊維強化炭素複合材料シートがプリプレグAの積層体の焼成物からはがれおち、表面層付きの成形断熱材を得ることはできなかった。
プリプレグAを10層積層し、この上に炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体Bを1層積層して、プリプレグ積層体を作製したこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例3に係る成形断熱材の作製を行った。しかし、2000℃の熱処理において炭素繊維強化炭素複合材料シートがプリプレグBの積層体の焼成物からはがれおち、表面層付きの成形断熱材を得ることはできなかった。
上記の(表面層付き)成形断熱材を長さ20cm、幅4cm、厚さ約4cmの大きさに切断して試験片とした。この試験片をエー・アンド・デイ製テンシロン万能材料試験機(RTC-1210)を用いて、支点間距離15cm、クロスヘッドスピード2mm/minで、3点曲げ強さを測定した。このとき、厚さ方向は、炭素繊維シート及び炭素繊維強化炭素複合材料シートの積層方向とし、炭素繊維強化炭素複合材層を上面にくるよう設置した。この結果から、次の式(1)に従って曲げ強さFsを算出した。
ここで、Pfは試験片が破断するまでの最大荷重、Lは支点間距離、Wは試験片の幅、hは試験片の厚さである。
上記の(表面層付き)成形断熱材を長さ4cm、幅4cm、厚さ約4cmの大きさに切断して試験片とした。2液性接着剤を用いて、この試験片の炭素繊維シート及び炭素繊維強化炭素複合材料シートの積層方向(厚さ方向)上下面に剥離試験用治具に接着し、エー・アンド・デイ製テンシロン万能材料試験機(RTC-1210)を用いて、クロスヘッドスピード1mm/minで厚さ方向に引っ張ることにより、層間剥離強さを測定した。この結果から、次の式(2)に従って剥離強さIsを算出した。
ここで、Piは試験片が破断するまでの最大荷重、Sは(試験片の長さ)×(試験片の幅)である。
ガス透過試験装置100は、図2に示すように、平板状の台42上にキャップ状の容器41が載置されており、これにより一次側空間20が形成されている。一次側空間20には透過セル21が備えられている。また、台42の中央部には貫通孔が設けられ、ここに配管35が接続されている。この台42よりも下方の空間が、二次側空間30である。また、ガス透過試験装置100は、一次側空間20及び二次側空間30の圧力を測定する圧力計31を備えている。
Q={(p2−p1)V0}/t・・・(4)
ここで、Kは窒素ガス透過率、Qは通気量、ΔPは一次側と二次側の圧力差、Aは透過面積、hは試験片の厚さ、p1は二次側の初期圧力、p2は二次側の最終圧力、V0は二次側の容積、tは測定時間である。
ここで、a、bは定数である。
上記の(表面層付き)成形断熱材を5cm×5cm×厚さ約4cmの大きさに切断して試験片とし、空気雰囲気中550℃で8時間保持した際の重量変化を測定し、(6)式に示すように初期重量との差分から算出した。
酸化消耗率={(試験前質量−試験後質量)/試験前質量}×100 ・・・(6)
2 成形断熱材
10 試験片
11 目止め
12 Oリング
20 一次側空間
21 透過セル
22 バルブ
23 吸気管
24 バルブ
25 排気管
30 二次側空間
31 圧力計
32 バルブ
33 排気管
34 ロータリー式真空ポンプ
35 配管
41 容器
42 台
100 ガス透過試験装置
Claims (6)
- 炭素繊維を交絡させた繊維フェルトと前記繊維フェルトの炭素繊維表面を被覆する炭素質からなる保護炭素層とを有する炭素繊維シートのみからなり、前記炭素繊維シートを複数積層してなる成形断熱材と、
前記成形断熱材の最表層となる炭素繊維シートに接して積層された、炭素繊維からなる炭素繊維ファブリックと前記炭素繊維ファブリックの炭素繊維相互間に充填された炭素マトリックスと、のみからなる炭素繊維強化炭素複合材料シートと、
により構成された表面層付き成形断熱材であって、
前記成形断熱材は、保護炭素層の質量含有比率が異なる2種類以上の炭素繊維シートが積層されてなり、
炭素繊維強化炭素複合材料シートに接する炭素繊維シートは、そのかさ密度が0.18〜0.35g/cm3で且つ保護炭素層の質量含有比率が最も高く、
前記炭素繊維強化炭素複合材料シートのかさ密度は、炭素繊維シートのいずれよりも大きく且つ0.3〜1.6g/cm3であり、
前記炭素繊維強化炭素複合材料シートの前記炭素マトリックスの体積分率が8〜40%である、
表面層付き成形断熱材。 - 前記炭素繊維強化炭素複合材料シートの厚みは、0.5〜3mmである、
ことを特徴とする請求項1に記載の表面層付き成形断熱材。 - 前記炭素繊維強化炭素複合材料シートを構成する炭素繊維が、ポリアクリロニトリル系の炭素繊維であり、
前記炭素繊維強化炭素複合材料シートにおける炭素繊維の体積分率が、10〜60%である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表面層付き成形断熱材。 - 前記成形断熱材を構成する炭素繊維シートのうち、前記保護炭素層の質量含有比率の最も低い炭素繊維シートのかさ密度が0.13〜0.16g/cm3である、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の表面層付き成形断熱材。 - 前記成形断熱材を構成する炭素繊維シートのうち、前記保護炭素層の質量含有比率の最も低い炭素繊維シートのかさ密度が、前記保護炭素層の質量含有比率の最も高い炭素繊維シートのかさ密度よりも0.02g/cm3以上小さい、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の表面層付き成形断熱材。 - 請求項1に記載の表面層付き成形断熱材を製造する方法であって、
炭素繊維を交絡させた炭素繊維フェルトに、熱硬化前の熱硬化性樹脂を含む熱硬化性樹脂溶液を含浸させてプリプレグを作製するプリプレグ作製ステップと、
炭素繊維ファブリックに、熱硬化前の熱硬化性樹脂を含む熱硬化性樹脂溶液を含浸させて炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体を作製する前駆体作製ステップと、
前記プリプレグを複数積層し、その最表層に前記炭素繊維強化炭素複合材料シート前駆体を積層してプリプレグ積層体となす積層ステップと、
前記プリプレグ積層体を加圧しつつ加熱して、熱硬化前の前記熱硬化性樹脂を熱硬化させて、前記プリプレグ及び前記炭素繊維強化炭素複合材料シートを結着させる結着ステップと、
結着されたプリプレグ積層体を不活性ガス雰囲気で熱処理して、熱硬化後の前記熱硬化性樹脂を炭素化させる炭素化ステップと、を有し、
前記積層ステップは、前記炭素繊維強化炭素複合材料シートに接する面に、前記熱硬化性樹脂の質量含有比率が最も高いプリプレグが配されるように積層するステップである、
ことを特徴とする表面層付き成形断熱材の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016055130 | 2016-03-18 | ||
JP2016055130 | 2016-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017172790A true JP2017172790A (ja) | 2017-09-28 |
JP6764317B2 JP6764317B2 (ja) | 2020-09-30 |
Family
ID=59972554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016218238A Active JP6764317B2 (ja) | 2016-03-18 | 2016-11-08 | 表面層付き成形断熱材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6764317B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018076963A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-17 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 成形断熱材及びその製造方法 |
WO2019087846A1 (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-09 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 表面層付き成形断熱材及びその製造方法 |
WO2020059819A1 (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 炭素繊維成形断熱材及びその製造方法 |
CN112743938A (zh) * | 2021-01-21 | 2021-05-04 | 德州骏腾材料科技有限公司 | 一种碳纤维增强碳基复合板预制体 |
CN114853478A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-08-05 | 航天特种材料及工艺技术研究所 | 一种梯度陶瓷基复合材料及其制备方法 |
CN115257078A (zh) * | 2022-06-20 | 2022-11-01 | 航天材料及工艺研究所 | 轻质防隔热一体化热防护材料碳纤维增强体及其制备方法 |
CN116947520A (zh) * | 2023-07-31 | 2023-10-27 | 陕西美兰德新材料股份有限公司 | 一种碳碳匣钵预制体的制备方法、碳碳匣钵和碳碳匣钵的制备方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000327441A (ja) * | 1999-05-26 | 2000-11-28 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 複合炭素質断熱材及びその製造方法 |
JP2015174807A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 炭素繊維系断熱材及びその製造方法 |
JP2018024174A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 成形断熱材及びその製造方法 |
-
2016
- 2016-11-08 JP JP2016218238A patent/JP6764317B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000327441A (ja) * | 1999-05-26 | 2000-11-28 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 複合炭素質断熱材及びその製造方法 |
JP2015174807A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 炭素繊維系断熱材及びその製造方法 |
JP2018024174A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 成形断熱材及びその製造方法 |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018076963A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-17 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 成形断熱材及びその製造方法 |
JP7198215B2 (ja) | 2017-10-30 | 2022-12-28 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 表面層付き成形断熱材及びその製造方法 |
JPWO2019087846A1 (ja) * | 2017-10-30 | 2021-01-28 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 表面層付き成形断熱材及びその製造方法 |
WO2019087846A1 (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-09 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 表面層付き成形断熱材及びその製造方法 |
WO2020059819A1 (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 炭素繊維成形断熱材及びその製造方法 |
CN112424523A (zh) * | 2018-09-21 | 2021-02-26 | 大阪燃气化学株式会社 | 碳纤维成型隔热材料及其制作方法 |
JPWO2020059819A1 (ja) * | 2018-09-21 | 2021-09-02 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 炭素繊維成形断熱材及びその製造方法 |
JP7373498B2 (ja) | 2018-09-21 | 2023-11-02 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 炭素繊維成形断熱材及びその製造方法 |
CN112743938A (zh) * | 2021-01-21 | 2021-05-04 | 德州骏腾材料科技有限公司 | 一种碳纤维增强碳基复合板预制体 |
CN114853478A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-08-05 | 航天特种材料及工艺技术研究所 | 一种梯度陶瓷基复合材料及其制备方法 |
CN115257078A (zh) * | 2022-06-20 | 2022-11-01 | 航天材料及工艺研究所 | 轻质防隔热一体化热防护材料碳纤维增强体及其制备方法 |
CN115257078B (zh) * | 2022-06-20 | 2024-03-15 | 航天材料及工艺研究所 | 轻质防隔热一体化热防护材料碳纤维增强体及其制备方法 |
CN116947520A (zh) * | 2023-07-31 | 2023-10-27 | 陕西美兰德新材料股份有限公司 | 一种碳碳匣钵预制体的制备方法、碳碳匣钵和碳碳匣钵的制备方法 |
CN116947520B (zh) * | 2023-07-31 | 2024-04-26 | 陕西美兰德新材料股份有限公司 | 一种碳碳匣钵预制体的制备方法、碳碳匣钵和碳碳匣钵的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6764317B2 (ja) | 2020-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6764317B2 (ja) | 表面層付き成形断熱材及びその製造方法 | |
KR100447840B1 (ko) | 탄소 복합재 제조 방법 | |
WO2011118757A1 (ja) | C/cコンポジット材及びその製造方法 | |
US8268393B2 (en) | Method of fabricating a friction part out of carbon/carbon composite material | |
JP6742855B2 (ja) | 成形断熱材及びその製造方法 | |
CA2920510C (en) | Ceramic matrix composite articles and methods for forming same | |
CN102537155B (zh) | C/C-SiC-ZrC-ZrB2复相陶瓷基摩擦制动材料及其制备方法 | |
CN112341228B (zh) | 一种C/ZrC-SiC超高温陶瓷基复合材料及其制备方法 | |
JP4468015B2 (ja) | 繊維ブランクの製造方法、および繊維強化複合材料部品の製造方法 | |
JP2007535461A (ja) | 炭素繊維強化のセラミックの複合体の製造方法 | |
WO2019087846A1 (ja) | 表面層付き成形断熱材及びその製造方法 | |
JP2015174807A (ja) | 炭素繊維系断熱材及びその製造方法 | |
US10457016B2 (en) | Differential needling of a carbon fiber preform | |
JP5662078B2 (ja) | C/c複合材成形体及びその製造方法 | |
CN112341229A (zh) | 一种梯度C/ZrC-SiC超高温陶瓷基复合材料及其制备方法 | |
JP6172732B2 (ja) | 黒鉛シート複合材及びその製造方法 | |
EP3015442B1 (en) | Method for ceramic doping of carbon fiber composite structures | |
CN114457504A (zh) | 一种C/C-SiC预制件、C/C-SiC复合材料及其制备方法和应用 | |
JP6358645B2 (ja) | コイルバネ | |
JP2018158874A (ja) | 成形断熱材及びその製造方法 | |
JP7373498B2 (ja) | 炭素繊維成形断熱材及びその製造方法 | |
JP6864588B2 (ja) | 炭素繊維シート積層体及びその製造方法 | |
JP5671375B2 (ja) | 成形断熱材及びその製造方法 | |
CN114773077B (zh) | 一种复合碳化硅纤维硬质毡及其制备方法和应用 | |
WO2021171760A1 (ja) | 複合材、飛翔体及び複合材の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20161206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161219 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200911 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6764317 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |