JP2017172648A - ホールプラグ - Google Patents

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【課題】ホールプラグの係止の確実性を確保しつつ開口への挿入しやすさ等を高める。【解決手段】ルーフレール等の被挿入部材の開口に挿入されて閉塞するホールプラグ100は、開口を塞ぐ頭部101と、頭部101に立設された脚部102を有し、脚部102は、頭部101からホールプラグ100の挿入方向に延びる1対の柱状部103と、柱状部103の先端部を連結する連結部104と、連結部104から頭部101の方向に延びるとともにルーフレールの係止部に係止される係止爪105aを有する係止片105とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車の板状部材等に形成された開口を閉塞するためなどに用いられるホールプラグに関するものである。
板状部材に形成された開口を閉塞するホールプラグとしては、例えば開口に挿入される挿入壁の一部が切り欠かれることにより、ホールプラグの挿入方向先端側の部分を固定端として片持ち形状の係止部が形成されたものが知られている。より詳しくは、上記係止部は、固定端から延びる片持ち形状部分が弾力的に撓み得るように構成されるとともに、その外側面に外方へ突き出す係止爪が形成されて、上記係止爪が開口の周縁に内周側から係合することにより、ホールプラグが抜け止めされるようにされている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2005−61459号公報 特開2011−12701号公報
上記のようにホールプラグの挿入方向先端側の部分を固定端として片持ち形状の係止部が形成される場合、ホールプラグを挿入する際に、係止部と開口の周縁との接触位置と、係止部の固定端の位置との距離が短いほど係止部は弾性変形しにくくなる。このため、例えば係止の確実性を高めるために係止部の剛性を高めたりすると、ホールプラグを開口に挿入しにくくなったり、ホールプラグの破損や嵌入未完、作業時間の増加等を招きやすくなる。
本発明は、上記の点に鑑み、ホールプラグの係止の確実性を確保しつつ、開口への挿入しやすさ等も高め得るようにすることを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明は、
開口が設けられた被挿入部材の上記開口に挿入されて上記開口を閉塞するためのホールプラグであって、
上記開口を塞ぐ頭部と、
上記頭部に立設された脚部とを有し、
上記脚部は、
頭部からホールプラグの挿入方向に延びる1対の柱状部と、
上記柱状部における先端部を連結する連結部と、
上記柱状部の間で連結部から頭部の方向に延びるとともに、上記被挿入部材に形成された係止部に係止される係止爪を有する係止片と、
を備えたことを特徴とする。
これにより、ホールプラグを開口に挿入する際に、当初は主に柱状部が撓み、挿入が進むにつれて係止片が撓むようになる。このようにホールプラグの挿入の進行に伴って大きく変形する部分が変化することによって、ホールプラグの挿入作業を容易にすることができる。
本発明によれば、ホールプラグの係止の確実性を確保しつつ、開口への挿入しやすさ等も高めることができる。
自動車のルーフレールにホールプラグが取り付けられた例を示す斜視図である。 ホールプラグの形状を示す斜視図である。 ホールプラグの形状を示す正面図である。 ホールプラグの形状を示す側面図である。 図3のV-V断面図である。 図3のVI-VI断面図である。 図4のVII-VII断面図である。 図4のVIII-VIII断面図である。
以下、本発明の実施形態として、図1に示すように自動車300のルーフに取り付けられるルーフレール200の開口201aを塞ぐホールプラグ100の例を説明する。上記開口201aは、例えばルーフレール200を自動車300のルーフに固定するためのボルトやナットを挿入するために形成されている。
上記ホールプラグ100は、図2〜図4に示すように、ルーフレール200の開口201aを塞ぐ頭部101と、上記頭部101に立設された例えば1対の脚部102・102とを有している。上記頭部101の上面には、例えばルーフレール200の材質に対応させたアルミニウム製の表装部材121が接着部材122を介して取り付けられている。
上記脚部102・102は、それぞれ、頭部101からホールプラグ100の挿入方向に延びる1対の柱状部103・103と、この柱状部103・103における先端部(図1等における下端部)同士を連結する連結部104とを備えている。また、上記連結部104からホールプラグ100の挿入方向と反対方向(頭部101の方向)に延びる係止片105を備えている。すなわち、上記係止片105は、図4に示す側面図における脚部102の領域内で、下方側が開いたコの字状の切り欠き部102aによって区画された形状に形成されている。
上記柱状部103・103は、例えば、頭部101側の基端部において、図3における左右方向の厚さが先端部側(下方側)の部分に比べて薄く形成され、相対的に剛性が低くなるように形成されている。一方、柱状部103・103の基端部よりも先端部側は、図5、図6に示すように1対の脚部102が対向する方向に折れ曲がった断面形状を有している。また、柱状部103・103の基端部と先端部との間の部分には、それぞれの脚部102・102における柱状部103・103が互いに離間する方向(図4における左右方向)に張り出したガイド部103a・103aが形成され、基端部よりも高い剛性を有するようになっている。なお、柱状部103の剛性分布の設定は、上記に限らず、柱状部103の厚さや幅など、種々の断面形状の組み合わせによって行ってもよい。
上記ガイド部103a・103aは、また、ホールプラグ100が開口201aに挿入される際の図4における左右方向の位置決めをするようになっている。また、各柱状部103には、図6に示す断面形状から図5に示す断面形状に至るまでの間に傾斜部103bが設けられていることによって、ホールプラグ100の挿入、位置決めを容易にできるようになっている。
各脚部102・102の係止片105には、互いに反対方向側(外方側)に張り出した係止爪105a、および挿入量規制部105cが形成されている。また、上記係止爪105aと挿入量規制部105cとの間に係止凹部105bが形成され、後述するようにルーフレール200の係止プレート202に形成された係止部202a(図7、図8)に嵌り込むようになっている。上記係止爪105a、および挿入量規制部105cにおける幅方向中央部付近には、凹部105d・105eが設けられ、ホールプラグ100の製造時に、いわゆるひけによる形状精度の低下等を抑制し得るようになっている。
上記ホールプラグ100が挿入されるルーフレール200は、図7、図8に示すように、開口201aが形成された上部プレート201、上記上部プレート201とは離間して設けられ、係止部202aが形成された係止プレート202、およびボルト孔203aが形成されたベースプレート203が上下方向に配置されて構成されている。
ベースプレート203のボルト孔203aには、例えば自動車300のルーフに凸設された図示しないボルトが挿通され、開口201aから挿入されたナットが螺合されることによって、ルーフレール200が自動車300のルーフに固定されるようになっている。係止プレート202の係止部202aには、ホールプラグ100の係止片105における係止凹部105bが嵌り込むことによって、ホールプラグ100がルーフレール200に固定されるようになっている。すなわち、係止プレート202の係止部202aに係止片105の係止爪105aが係合することによって、ホールプラグ100の抜け止めがなされる一方、係止プレート202の上面に係止片105の挿入量規制部105cが当接することによって、ホールプラグ100が開口201a内に落ち込むのが防止されるようになっている。なお、ホールプラグ100の挿入量を規制する方法としては、係止プレート202の上面に挿入量規制部105cを当接させる方法に限らないが、このようにする場合には、上部プレート201と係止プレート202との位置関係精度が適当に保たれていれば、ホールプラグ100を確実に係止させつつ、その挿入量を適切に保つことが容易にできる。
上記のようなホールプラグ100によってルーフレール200の開口201aが閉塞される際には、次のような動作が行われる。
ホールプラグ100の脚部102の下端が係止プレート202の係止部202aに挿入され始めた時点では、係止プレート202と係止片105との接触位置から、係止片105の基端部である連結部104までの距離が比較的短いので、係止片105の傾斜部分が係止プレート202の係止部202aに当接しながらホールプラグ100が押し込まれても、係止片105自体のたわみによる変位は比較的小さい。一方、係止プレート202と係止片105との接触位置から、柱状部103の基端部である頭部101への付け根部までの距離は比較的長く、かつ、上記基端部の剛性は低く設定されているので、柱状部103の基端部のたわみによる脚部102の変位は比較的大きくなる。それゆえ、ホールプラグ100の挿入を比較的容易に行うことができる。
やがて、ホールプラグ100の挿入量が大きくなると、今度は、係止プレート202と係止片105との接触位置から、柱状部103の基端部である頭部101への付け根部までの距離は比較的短くなる。このため、柱状部103の基端部の剛性が低く設定されていても、柱状部103の変位は小さく抑えられる。一方、係止プレート202と係止片105との接触位置から、係止片105の基端部である連結部104までの距離が比較的長くなるので、係止片105自体のたわみによる変位は比較的大きくなる。それゆえ、やはりホールプラグ100の挿入を比較的容易に行うことができる。
上記のように、弾性変形して支点のように作用する箇所が複数存在し、ホールプラグ100の挿入の進行に伴って大きく変形する部分が変化することによって、脚部102全体の剛性を低く設定せず係止の確実性を容易に確保できるとともに、ホールプラグ100の挿入作業が容易になり、ホールプラグ100の破損や嵌入未完を抑制したり、作業時間を低減したりすることが容易にできる。
なお、上記の例では、1対の脚部102が設けられている例を示したが、各脚部102の上記のような動作メカニズムは独立したものであるため、1対に限らず、3つ以上などの脚部102が設けられてもよい。また、各係止片105の係合の方向も互いに反対方向側に限らず、例えばそれぞれ円周に沿った放射方向であったりしてもよい。
また、被挿入部材としては、ルーフレール200に限らず種々の開口部を有する部材であればよい。
100 ホールプラグ
101 頭部
102 脚部
102a 切り欠き部
103 柱状部
103a ガイド部
103b 傾斜部
104 連結部
105 係止片
105a 係止爪
105b 係止凹部
105c 挿入量規制部
105d 凹部
105e 凹部
121 表装部材
122 接着部材
200 ルーフレール
201 上部プレート
201a 開口
202 係止プレート
202a 係止部
203 ベースプレート
203a ボルト孔
300 自動車

Claims (5)

  1. 開口が設けられた被挿入部材の上記開口に挿入されて上記開口を閉塞するためのホールプラグであって、
    上記開口を塞ぐ頭部と、
    上記頭部に立設された脚部とを有し、
    上記脚部は、
    頭部からホールプラグの挿入方向に延びる1対の柱状部と、
    上記柱状部における先端部を連結する連結部と、
    上記柱状部の間で連結部から頭部の方向に延びるとともに、上記被挿入部材に形成された係止部に係止される係止爪を有する係止片と、
    を備えたことを特徴とするホールプラグ。
  2. 請求項1のホールプラグであって、
    上記柱状部は、先端部よりも基端部の方が、1対の柱状部を含む平面に垂直な方向への撓みに対する剛性が低く設定されていることを特徴とするホールプラグ。
  3. 請求項2のホールプラグであって、
    上記柱状部は、先端部よりも基端部の方が、1対の柱状部を含む平面に垂直な方向の厚さが薄く設定され、および/または1対の柱状部を含む平面内での幅方向寸法が短く設定されていることを特徴とするホールプラグ。
  4. 請求項1から請求項3のうち何れか1項のホールプラグであって、
    複数の上記脚部が上記頭部に立設されていることを特徴とするホールプラグ。
  5. 請求項1から請求項4のうち何れか1項のホールプラグであって、
    上記係止片に、上記開口へのホールプラグの挿入量を規制する挿入量規制部が設けられていることを特徴とするホールプラグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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