JP2017171206A - シフトレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノブに設けられたボタンのノブ本体からの抜け止めをより確実なものとする。【解決手段】ボタン5は、ボタン支持ピン13を介してボタン支持部材11に揺動自在に支持される。ボタン支持部材11に、リンク部材7がリンク支持ピン23を介して回転自在に連結される。ボタン5を押圧操作することで、リンク部材7を介してディテントロッド9が下方に移動する。ボタン支持部材11は、ベース部材33の内部に挿入配置される。ベース部材33の上壁35cには、嵌合孔43aを備えるベース部材突起43を設けている。ボタン支持部材11の上壁21には、嵌合凹部45aを備える支持部材突起45を備える。嵌合孔43a及び嵌合凹部45aに嵌合ピン47を挿入して嵌合する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される変速機を切り替え操作するためのシフトレバー装置に関する。
シフトレバー装置として、特許文献1には、シフトレバーのノブに設けたボタンを操作することで、変速機におけるシフトポジションの切り替えが可能となることが開示されている。
特許文献1に記載されたシフトレバー装置のノブは、ボタンがボタン支持部材に対して揺動自在に支持され、ボタン支持部材がノブ本体に取り付けられる。ボタン支持部材は、ノブ本体の一側部に設けた開口部から挿入することで、上壁に設けてある弾性嵌合片がノブ本体の嵌合孔に嵌合し、ノブ本体に対して抜け止めがなされる。
特開2008−30680号公報
特許文献1に記載されたシフトレバー装置は、ボタン支持部材をノブ本体の開口部から挿入することによって、弾性嵌合片が嵌合孔に嵌合する構造となっている。このため、ボタンが衝撃を受けたときに、弾性嵌合片の嵌合孔に対する嵌合状態が解除されやすく、ボタン支持部材がボタンと共にノブ本体から外れる恐れがあり、ボタンのノブ本体からの抜け止めが不充分となる可能性がある。
そこで、本発明は、ノブに設けられたボタンのノブ本体からの抜け止めをより確実なものとすることを目的としている。
本発明は、基端部を支点として揺動自在なシフトレバーの先端部にノブが設けられるシフトレバー装置である。前記ノブは、押圧操作されることで前記シフトレバーの揺動が許容されるボタンと、前記ボタンを移動自在に支持するボタン支持部材と、前記ボタン支持部材が挿入配置される凹所を備えるノブ本体と、前記凹所に挿入配置されたボタン支持部材が前記ノブ本体に保持される保持部と、を備える。前記保持部は、前記ノブ本体の壁部を、前記ボタン支持部材の前記凹所に対する挿入方向と交差する方向に貫通する嵌合孔と、前記ボタン支持部材に設けられ、前記嵌合孔に整合する嵌合孔部と、前記嵌合孔及び前記嵌合孔部に挿入される嵌合部材と、を備える。
本発明によれば、ノブ本体の嵌合孔及びボタン支持部材の嵌合孔部に嵌合部材を挿入する構造としているので、ノブ本体にボタン支持部材がより確実に保持され、ボタンのノブ本体からの抜け止めをより確実なものとすることができる。
本発明の第1の実施形態に係わるシフトレバーのノブのボタンを含む断面図である。 図1に対し、ノブを押圧操作した状態を示す断面図である。 図2のA−A断面図である。 図1のノブの斜視図である。 図4のノブの分解斜視図である。 図1に対し、キャップを外した状態を示す断面図である。 図3に対し、キャップを外した状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係わるシフトレバーのノブの分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1〜図5は、本発明の第1の実施形態に係わるシフトレバー装置のシフトレバー1の先端部に設けられるノブ3を示す。シフトレバー1は、図示しない下部側の基端部を支点として、車体側に設けてあるシフトレバー装置のハウジングに対し、車両の前後方向に揺動することで、変速機に対するシフトチェンジがなされる。
ノブ3は、外装材となる被覆部31を備えている。被覆部31の図1中で右側の側部に開口部31aが形成され、開口部31aに対応する位置にボタン5が設けられている。ボタン5を開口部31aから内部に押し込むように図1中で左方向に押圧操作することで、リンク部材7を介して、ディテントロッド9が押下げられる。
ディテントロッド9は、図示しない圧縮コイルスプリングによって上方に向けて付勢されていて、図1中で下部側の基端側に図示しないディテントピンを備えている。ディテントロッド9が押下げられることで、ディテントピンは、車体側のハウジングに設けてあるディテント孔との係合が解除され、シフトレバー1の揺動操作が許容される。
ボタン5は、ボタン支持部材11に開口部31aと交差する方向に設けられたボタン支持ピン13を介して揺動自在に支持されている。ボタン5は、ボタン支持ピン13に巻き掛けられたねじりコイルスプリング15によって図1中で時計回り方向、すなわちボタン5を押圧操作する方向、に向けて付勢されている。ボタン支持ピン13は、開口部31a側の上端部付近に位置しており、ボタン5は、ボタン支持ピン13を中心として下部側が図1中で左右方向に揺動する。
ボタン支持部材11は、図3中で左右の側壁17,19と上壁21と後壁22とを備えて内部が中空となっている。図1に示すように、側壁17,19の開口部31a側の下端部付近に、リンク支持ピン23を介してリンク部材7が回転自在に連結されている。リンク支持ピン23は、ボタン支持ピン13と平行であり、図1の状態でリンク部材7の下端部付近に位置している。
図1において、リンク部材7は、リンク支持ピン23の開口部31a側の斜め上方位置に、リンク支持ピン23と平行な連結ピン25を備えている。連結ピン25に対応してボタン5の側部27には長孔27aを設けてある。長孔27aは、上端部が下端部よりも開口部31a側に位置するよう傾斜しており、当該長孔27aに連結ピン25の両端を相対移動自在に挿入してある。
ボタン支持部材11の側壁17,19には、連結ピン25が移動できるような長孔17a,19aを設けている。長孔17a,19aは、リンク支持ピン23を中心とした円弧形状としてほぼ左右方向に向けて延設されている。連結ピン25は、ボタン支持ピン13を中心としたボタン5の回転移動に伴うリンク部材7のリンク支持ピン23を中心とした回転移動の際に、長孔27a及び長孔17a,19a内をそれぞれ移動する。
リンク部材7は、ボタン支持部材11に対し、リンク支持ピン23を中心として開口部31aと反対側の揺動部29が、上下に揺動する。揺動部29は、下部側に、ディテントロッド9の上端に当接する当接面29aを備えている。
前述したように、ねじりコイルスプリング15は、ボタン5を押圧操作する方向に向けて付勢しており、この付勢力によって、ボタン5が長孔27aを介して連結ピン25を開口部31aと反対側(図1中で左側)に押圧することになる。これにより、リンク部材7は、図1中でリンク支持ピン23を中心として反時計回り方向、つまり当接面29aがディテントロッド9に当接する方向、に押圧されることになる。
ここで、ディテントロッド9を上方に向けて押圧する図示しない圧縮コイルスプリングの弾性力は、ボタン5を開口部31aの内部に向けて押圧するねじりコイルスプリング15の弾性力よりも強く設定している。このため、ボタン5を押圧操作していない状態では、ディテントロッド9が圧縮コイルスプリングの弾性力によって上方に移動し、リンク部材7がリンク支持ピン23を中心として時計回り方向に回転した図1のロック状態となる。
図1のロック状態から、ボタン5を押圧操作することで、リンク部材7が、リンク支持ピン23を中心として図1中で反時計回り方向に回転する。リンク部材7は回転することによってディテントロッド9を押し下げ、図2のロック解除状態となる。ロック解除状態で、シフトレバー1は、揺動してシフトチェンジが可能となる。
ノブ3は、被覆部31の内側に骨格部材となるベース部材33を一体成形しており、ベース部材33にボタン支持部材11を保持させている。ベース部材33は、ボタン支持部材11を収容配置する上部に位置する上部収容部35と、上部収容部35の下部に位置してディテントロッド9が軸方向に移動自在に収容される円筒形状の下部収容部37とを備えている。被覆部31とベース部材33とでノブ本体を構成している。
上部収容部35は、図3中で左右の側壁35a,35b、上壁35c及び下壁35dを備え、図1に示すように開口部31aと反対側に後壁35eを備えている。上部収容部35は、後壁35eと反対側の開口部31a側が開口していて、内部に凹所としての空間39が形成されている。空間39は、全体としてほぼ直方体形状であり、下部収容部37のディテントロッド9が収容される空間と連通している。ベース部材33の空間39に、ボタン支持部材11が開口部31aから挿入される。
上壁35cの図3中で左右方向中央かつ図1中でディテントロッド9の中心よりやや左側には、上方に向けて突出する四角柱形状のベース部材突起43を設けてあり、ベース部材突起43の中心に円形の嵌合孔43aを、上壁35cも含めて貫通するように形成している。すなわち、ノブ本体の壁部としての上壁35cに、ボタン支持部材11の空間39に対する挿入方向と交差する方向に貫通する嵌合孔43aが設けられている。なお、ベース部材突起43は、四角柱形状に限ることはなく、例えば円柱形状でもよい。
上部収容部35の上壁35cは、上部収容部35に挿入配置したボタン支持部材11の上壁21に対し、一定の間隔を保持している。この状態で、ボタン支持部材11の上壁21には、ベース部材突起43に対応する位置にて上壁35cの嵌合孔43aに向けて突出する突部としての支持部材突起45を設けている。支持部材突起45は、ベース部材突起43と同様に四角柱形状や円柱形状でよく、中心に円形の嵌合孔部としての嵌合凹部45aを形成している。
嵌合孔43aの直径と嵌合凹部45aの直径とは、ほぼ同等である。嵌合孔43a及び嵌合凹部45aには、嵌合孔43a側から嵌合部材としての嵌合ピン47を挿入して嵌合させている。嵌合ピン47は、例えばスプリングピンで構成される。これにより、ボタン支持部材11は、ベース部材33に保持されて、ベース部材33からの抜け止めがなされる。上記した嵌合孔43aと嵌合凹部45aと嵌合ピン47とで、空間39に挿入配置されたボタン支持部材11がベース部材33に保持される保持部を構成している。
図3に示すように、ベース部材33の上壁35cの下面には、下方に向けて突出する外側突部としての一対のガイド壁49を設けている。ガイド壁49は、図3中で紙面に直交する方向に延設されていて、支持部材突起45の図3中で左右両側の外側に位置し、支持部材突起45の外側面にほぼ接触している。ガイド壁49の下端は上壁21に対して離間している。
図3に示すように、ボタン支持部材11の側壁17,19とベース部材33の側壁35a,35bとは、相互間に隙間が形成されて互いに離間している。ボタン支持部材11の側壁17,19には、上記隙間内にて、ベース部材33の側壁35a,35bに向けて突出する、下部被ガイド部17b,19bと、下部被ガイド部17b,19bの上部に位置する上部被ガイド部17c,19cとを設けている。
下部被ガイド部17b,19bは、図5に示すように、ボタン支持部材11の開口部31aへの挿入方向に沿って直線状に長く形成してある。上部被ガイド部17c,19cは、円柱形状であり、下部被ガイド部17b,19bの延設方向に沿って二つずつ設けている。
一方、ベース部材33の側壁35a,35bには、上記隙間内にて、ボタン支持部材11の側壁17,19に向けて突出するガイド部35a1,35b1を設けている。ガイド部35a1,35b1は、ボタン支持部材11の下部被ガイド部17b,19bと同方向に沿って直線状に長く形成され、下部被ガイド部17b,19bと上部被ガイド部17c,19cとの間に位置する。
被覆部31は、図5〜図7に示すように、上端面に上下に貫通する上部開口部31bを備え、上部開口部31bには、蓋部材としてのキャップ51が取り付けられる。キャップ51は、円形のキャップ本体53と、キャップ本体53の凹部53aに嵌め込まれて接着剤によって固定される円盤形状の意匠板55とを備えている。
キャップ本体53は、下面に一対の係止部53bを備えている。ベース部材33の上壁35cには、上方に向けて突出する一対の係止爪35fを設けている。図3に示すように、係止部53bが係止爪35fに係止することで、キャップ本体53がベース部材33に固定される。
図3に示すように、係止部53bは、係止爪35fの外側に位置している。この状態で、係止部53bを間に挟んで係止爪35fと反対側に、ベース部材33の上壁35cから上方に向けて突出する支持壁35gが位置している。支持壁35gを設けることによって、係止部53bと係止爪35fとの係止状態がより確実に維持される。
キャップ本体53の下面には、ベース部材33のベース部材突起43の周囲を囲むように、下方突起51cを備えている。キャップ51を上部開口部31bに装着した状態で、下方突起51cの下端は上壁35cに対して離間し、ベース部材突起43の上端が下方突起51cの内側の下面にほぼ当接した状態となる。
図1に示すように、ベース部材33の上壁35cは、開口部31a側に上部開口部31bに向けて屈曲して立ち上がる段部35c1を備えている。段部35c1上には、上方に向けて突出する支持突起35hを設けている。キャップ51を上部開口部31bに装着した状態で、支持突起35hの上端にキャップ本体53の下面がほぼ当接するか、僅かに離間した状態となる。
嵌合ピン47は、キャップ51を外した図6、図7の状態で、被覆部31の上部開口部31bから、嵌合孔43a及び嵌合凹部45aに挿入して嵌合する。嵌合ピン47を取り付けた後に、キャップ51を被覆部31の上部開口部31bに装着する。これにより、嵌合孔43aと嵌合凹部45aと嵌合ピン47とを備える保持部が、キャップ51によって覆われる。
図5に示すように、被覆部31の開口部31a側には、カバー57が装着される。カバー57は、開口部31aに対応してカバー開口部57aを備えている。カバー57が装着される被覆部31の下端からは、ベース部材33の下部収容部37が下方に向けて突出している。ベース部材33の被覆部31から下方に突出した部位には、クリップ58が嵌め込まれ、当該部位を覆うように、円筒カバー59が装着される。
ボタン5は、ボタン支持部材11とリンク部材7とが組み付けられて、ボタンアセンブリとなる。以下に、ボタンアセンブリのベース部材33への組み付け手順について説明する。
ボタンアセンブリは、被覆部31に一体成形されたベース部材33に対し、図5に示す開口部31aからボタン支持部材11を挿入方向前方側として挿入する。ボタンアセンブリの挿入時には、ボタン支持部材11の支持部材突起45が、ベース部材33の一対のガイド壁49の内側にてガイド壁49にガイドされる。このとき、ボタン支持部材11の下部被ガイド部17b,19bと上部被ガイド部17c,19cとの間に、ベース部材33のガイド部35a1,35b1が入り込んでガイドされる。
ボタンアセンブリをベース部材33内に挿入した状態では、図6に示すように、ボタン支持部材11の後壁22がベース部材33の後壁35eに当接する。このとき、ボタン支持部材11の嵌合凹部45aがベース部材33の嵌合孔43aに整合する。この状態で、嵌合ピン47を嵌合孔43a及び嵌合凹部45aに順次挿入して嵌合する。これにより、ボタン支持部材11は、ベース部材33に対して組み付けられて抜け止めがなされる。
本実施形態のシフトレバー1のノブ3は、ボタン支持部材11をベース部材33に保持させる保持部として、ベース部材33の上壁35cに設けた嵌合孔43aと、ボタン支持部材11に設けた嵌合凹部45aと、これら嵌合孔43a及び嵌合凹部45aに挿入される嵌合ピン47と、を備えている。
その際、嵌合孔43aは、ベース部材33の空間39に対するボタン支持部材11の挿入方向と交差する直交方向に貫通し、嵌合凹部45aは嵌合孔43aに整合している。このため、これら嵌合孔43a及び嵌合凹部45aに嵌合ピン47が挿入されることで、ボタン支持部材11がベース部材33から外れるのを抑制でき、ボタン支持部材11に支持されているボタン5のベース部材33からの抜け止めがより確実になされる。
本実施形態は、ボタン5にボタン支持部材11及びリンク部材7が組み付けられたボタンアセンブリを、ベース部材33の空間39に挿入する際に、ボタン支持部材11の支持部材突起45が、ベース部材33の一対のガイド壁49の内側にてガイド壁49にガイドされる。このため、ボタンアセンブリのベース部材33に対する組み付け性が向上する。また、ボタンアセンブリの挿入組み付け後は、図3に示すように、ボタン支持部材11の支持部材突起45が、ベース部材33の一対のガイド壁49によって両側から保持されるので、挿入方向に対して直交する左右方向の保持性が向上する。
本実施形態は、ガイド壁49が、ベース部材33の上壁35cから支持部材突起45の外側を覆うように突出する突出部で構成されている。この場合、ガイド壁49をベース部材33の上壁35cから突出するようにしてベース部材33に一体に形成するという簡素な構成で、ベース部材33の支持部材突起45に対するガイド効果及び保持効果を向上させることができる。
本実施形態は、ベース部材33に、嵌合ピン47などを備える保持部を覆うキャップ51が取り付けられている。このため、嵌合ピン47などを備える保持部がキャップ51によって覆われ、嵌合ピン47を被覆部31の外部から取り付ける構造であるにもかかわらず外観品質の低下が抑制されている。
図8は、本発明の第2の実施形態を示す、図5に対応する分解斜視図である。第2の実施形態は、第1の実施形態と同様の構成要素に同一符号を付してあり、第1の実施形態と異なる部位のみ主として説明する。第2の実施形態の第1の実施形態と異なる部分は、ボタン支持部材11をベース部材33に保持させる保持部を、ノブ3の側部に設定していることである。
図8に示すように、被覆部31のカバー57が装着される部分の開口部31aを間にした両側部に、嵌合ピン47が挿入される円形の嵌合孔430aを設けている。嵌合孔430aは、被覆部31の外表面から突出する円筒形状の被覆部突起430の中心に、被覆部31を貫通するようにして設けてある。
嵌合孔430aに対応して、ボタン支持部材11の側壁17,19には、円形の嵌合凹部450aを形成している。嵌合孔430aの直径と嵌合凹部450aの直径とはほぼ同等である。図4の実施形態と同様に、ボタン支持部材11をベース部材33の内部に挿入配置した状態で、嵌合ピン47を嵌合孔430a及び嵌合凹部450aに挿入して嵌合させる。嵌合ピン47を嵌合孔430a及び嵌合凹部450aに嵌合させた後は、カバー57を被覆部31の開口部31a側に取付ける。
この場合、嵌合孔430aは、ボタン支持部材11の空間39に対する挿入方向と交差する方向に貫通し、嵌合凹部450aは嵌合孔430aに整合している。このため、これら嵌合孔430a及び嵌合凹部450aに嵌合ピン47が挿入されることで、第1の実施形態と同様に、ボタン支持部材11がベース部材33から外れるのを抑制でき、ボタン支持部材11に支持されているボタン5のベース部材33からの抜け止めがより確実になされる。
第2の実施形態においても、嵌合ピン47などを備える保持部は、蓋部材を構成するカバー57によって覆われるため、嵌合ピン47を被覆部31の外部から取り付ける構造であるにもかかわらず外観品質の低下が抑制されている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含む。
例えば、嵌合ピン47などを備える保持部の構造として、第1の実施形態と第2の実施形態との双方を備えるものでもよい。また、嵌合孔43a,430a及び嵌合凹部45a,450aは、円形に限らず、四角形などの多角形でもよい。
1 シフトレバー
3 ノブ
5 ボタン
11 ボタン支持部材
31 被覆部(ノブ本体)
33 ベース部材(ノブ本体)
35c ベース部材の上壁(ノブ本体の壁部)
39 ベース部材の空間(凹所)
43a,430a 嵌合孔(保持部)
45 支持部材突起(突部)
45a,450a 嵌合凹部(嵌合孔部、保持部)
47 嵌合ピン(嵌合部材、保持部)
49 ガイド壁(外側突部)
51 キャップ(蓋部材)
57 カバー(蓋部材)

Claims (3)

  1. 基端部を支点として揺動自在なシフトレバーの先端部にノブが設けられるシフトレバー装置であって、
    前記ノブは、
    押圧操作されることで前記シフトレバーの揺動が許容されるボタンと、
    前記ボタンを移動自在に支持するボタン支持部材と、
    前記ボタン支持部材が挿入配置される凹所を備えるノブ本体と、
    前記凹所に挿入配置されたボタン支持部材が前記ノブ本体に保持される保持部と、を備え、
    前記保持部は、
    前記ノブ本体の壁部を、前記ボタン支持部材の前記凹所に対する挿入方向と交差する方向に貫通する嵌合孔と、
    前記ボタン支持部材に設けられ、前記嵌合孔に整合する嵌合孔部と、
    前記嵌合孔及び前記嵌合孔部に挿入される嵌合部材と、を備えることを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 前記ボタン支持部材の前記嵌合孔部は、前記嵌合孔に向けて突出する突部に形成され、
    前記ノブ本体は、前記突部に対し、前記ボタン支持部材の前記凹所への挿入方向と交差する方向の両側に、当該突部に接触する外側突部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシフトレバー装置。
  3. 前記ノブ本体に、前記保持部を覆う蓋部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシフトレバー装置。
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