JP2017170505A - レーザスライス加工方法 - Google Patents

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一男 仲前
喜之 山本
Yoshiyuki Yamamoto
喜之 山本
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Akira Okada
晃 岡田
康寛 岡本
Yasuhiro Okamoto
康寛 岡本
東吾 篠永
Togo Shinonaga
東吾 篠永
元基 太田
Motoki Ota
元基 太田
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Abstract

【課題】材料の割れが生じにくいレーザスライス加工方法を提供する。【解決手段】本発明の一態様に係るレーザスライス加工方法は、材料の内部の集光点にレーザを集光する工程と、集光点をレーザの前記材料に対する入射方向に対して垂直な平面上において相対的に移動させる工程とを備える。レーザは、材料に対して2光子吸収を生じさせる波長を有している。本発明の一態様に係るレーザスライス加工方法によると、割れが生じにくいレーザスライス加工を行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、スライス加工方法に関し、特にレーザスライス加工方法に関する。
窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウム(AlN)等の材料に対してスライス加工を行う方法として、ワイヤーソーを用いたスライス加工方法がある。ワイヤーソーを用いたスライス加工方法においては、切り代を考慮してスライス加工を行う必要がある。特に、GaN、AlN等の材料は、硬度が非常に高い。そのため、ワイヤーソーの太さを細くすることは困難である。換言すれば、切り代を狭くすることが困難である。その結果、1つのインゴットからの取れ数を増やすことは困難である。
スライス加工時の切り代を狭くする技術として、レーザスライス加工がある。このレーザスライス加工法としては、例えば特許文献1(特開2005−277136号公報)記載のものが提案されている。
特許文献1記載のレーザスライス加工においては、シリコンのインゴットの内部に、レーザが集光される。これにより、シリコンのインゴットの内部にレーザを光吸収した加工領域を形成する。このレーザをシリコンのインゴットに対して相対的に移動させることにより、シリコンのインゴット内部に平面上に加工領域を形成する。特許文献1記載のレーザスライス加工は、このような方法により、加工領域の上下でシリコンのインゴットが分離される。
特開2005−277136号公報
特許文献1記載のレーザスライス加工に用いられるレーザの波長は、800nm以上である。そのため、特許文献1記載におけるレーザがGaNやAlN等の光の吸収端が400nm以下の光の透過性が高い材料に吸収される場合、3光子吸収以上の多光子吸収となってしまう。3光子吸収以上の多光子吸収が生じる場合は、レーザの集光領域周辺に対する熱影響が極めて大きくなる。そのため、特許文献1記載のレーザスライス加工においては、レーザの集光領域の近傍が熱影響により割れてしまうおそれがある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は材料の割れが生じにくいレーザスライス加工方法を提供するものである。
本発明の一実施形態に係るレーザスライス加工方法は、材料の内部の集光点にレーザを集光する工程と、集光点をレーザの入射方向に垂直な平面上において相対的に移動させる工程とを含む。レーザは、材料に対して2光子吸収を生じさせる波長を有している。
本発明の一実施形態に係るレーザスライス加工方法によると、材料の割れが生じにくいレーザスライス加工を行うことが可能となる。
実施形態に係るレーザスライス加工の模式図である。 レーザ集光後の材料の断面図である。 2光子吸収のメカニズムを示す模式図である。 レンズの開口数がレーザ影響層の幅に与える影響を示す模式図である。 3光子吸収のメカニズムを示す模式図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係るレーザスライス加工方法は、材料の内部の集光点にレーザを集光する工程と、集光点をレーザの入射方向に垂直な平面上において相対的に移動させる工程とを含む。レーザは、材料に対して2光子吸収を生じさせる波長を有している。
(1)の構成によると、材料の割れが生じにくいレーザスライス加工を行うことが可能となる。
(2)(1)のレーザスライス加工方法において、レーザのパルス幅は0.2ピコ秒以上100ピコ秒以下であってもよい。
(2)の構成によると、レーザスライス加工における材料の割れをさらに抑制することが可能となる。
(3)(1)のレーザスライス加工方法において、材料はGaN、AlN、炭化珪素(SiC)、立方晶窒化ホウ素(cBN)又はダイヤモンドであってもよい。
(3)の構成によると、硬度の高い難加工性材料においても、割れが生じにくいレーザスライス加工が可能となる。
(4)(1)のレーザスライス加工方法において、レーザは0.8以上の開口数を有するレンズを用いて材料の内部に集光されてもよい。
(4)の構成によると、レーザスライス加工における材料の割れをさらに抑制することが可能となる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下に、本発明の実施形態の詳細について図を参照して説明する。なお、各図中同一または相当部分には同一符号を付している。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(実施形態に係るレーザスライス加工の概要)
以下に、実施形態に係るレーザスライス加工の概要について説明する。
図1は、実施形態に係るレーザスライス加工の概要を示す模式図である。図1に示すように、実施形態に係るレーザスライス加工は、レーザ発振器1から出力されるレーザLを用いて行われる。レーザ発振器1は、パルス幅が制御可能となっている。パルス幅の詳細については、後述する。レーザLは、材料3に2光子吸収される波長を有している。レーザLの波長の詳細については、後述する。レーザ発振器1より出力されるレーザLの繰り返し周波数(パルス数)の1例は、1kHzである。
レーザ発振器1から出力されたレーザLは、レンズ2により、材料3の内部に集光される。材料3の内部においてレーザLが集光される集光点の位置には特に限定はない。この集光点の位置の1例としては、材料3表面からの距離が0.3mmとなる位置である。また、集光点におけるレーザLのスポット径の1例は、5μmである。レンズ2は、例えば光学レンズである。レンズ2の開口数については後述する。材料3内部に入射したレーザLは、材料3の屈折率により、材料3内部においてさらに屈折する。このような屈折の影響をキャンセルするため、レンズ2は、補正用レンズをさらに含んでいてもよい。
材料3は、レーザスライス加工の対象となる材料である。材料3は、インゴットの形態を有している。インゴットの形状は、例えば角柱、円柱である。材料3には、例えばGaN、AlN、SiC、cBN、ダイヤモンド等が用いられる。但し、材料3はこれに限られるものではない。
材料3は、ステージ4上に載置される。ステージ4は、X方向及びY方向に移動可能に構成されている。1例としては、ステージ4はY方向に毎秒1mmの移動速度で移動する。レーザLの材料3内部の集光点が材料のY方向の端部に到達した際には、ステージ4はX方向に対して5μmのステップ幅で折り返す。このようにステージ4を移動させることにより、レーザLの材料3の内部における集光点が、レーザLの入射方向に対して垂直な面の全面にわたって走査される。
但し、ステージ4の移動方法は、上記のものに限られない。例えば、ステージ4を回転させるとともに、ステージ4をX方向又はY方向に移動させてもよい。このようにステージ4を移動させることによっても、レーザLの材料3の内部における集光点が、レーザLの入射方向に対して垂直な面の全面にわたって走査されることになる。
図2は、レーザLを集光後の材料3の断面図である。レーザLの集光点がレーザLの入射方向に対して垂直な面の全面にわたって走査された結果、材料3中には、レーザ影響層5が形成されている。レーザ影響層5は、亀裂を含んでいる。そのため、材料3は、レーザ影響層5において、容易に剥離することが可能である。なお、レーザ影響層5に含まれる亀裂は、レーザLの照射に伴う材料3の分解、結晶構造の変化等に起因するものと考えられる。
(実施形態に係るレーザスライス加工に用いられるレーザの波長)
以下に、実施形態に係るレーザスライス加工に用いられるレーザLの波長について説明する。
まず、レーザLの材料3における多光子吸収について、以下に説明する。原則として、材料3は、励起状態のエネルギー準位である励起準位Eesと基底状態におけるエネルギー準位である基底準位Ebsのエネルギーレベルの差を超える光子エネルギーを有するレーザLのみを吸収する。この差よりも小さい光子エネルギーしか有さないレーザLが照射されても、基底準位Ebsにある電子が、励起準位Eesに達しないからである。励起準位Eesと基底準位Ebsの差に等しい光子エネルギーを有するレーザLの波長が、吸収端となる。
しかしながら、レーザLの波長が吸収端より長い場合であっても、材料3中の電子がレーザL中の複数の光子から光子エネルギーを受け取ることにより、レーザLが材料3に吸収されることがある。この場合、基底準位Ebsにある電子が受け取る光子エネルギーの合計が励起準位Eesと基底準位Ebsのエネルギーレベルの差よりも大きくなるからである。
このようなレーザLの吸収は、多光子吸収という。特に、2つの光子の光子エネルギーの合計が吸収端を超えることによりレーザLが材料3に吸収される場合を2光子吸収といい、3つの光子の光子エネルギーの合計が吸収端を超えることによりレーザLが材料3に吸収される場合を3光子吸収という。
図3は、2光子吸収のメカニズムを示す模式図である。図3に示すように、材料3の吸収端の1倍より大きく2倍以下となる波長を有するレーザL中の光子が電子に衝突すると、基底準位Ebsにある電子は、仮想準位Evsに励起される。仮想準位Evsは、基底準位Ebsと励起準位Eesの間にある仮想的な準位である。
電子が仮想準位Evsに励起されている間に、さらに材料3の吸収端の1倍より大きく2倍以下となる波長を有するレーザL中の光子が電子に衝突すると、その電子のエネルギーレベルは励起準位Eesを超えることになる。その結果、材料3の吸収端の1倍より大きく2倍以下となる波長を有するレーザLは、材料3に吸収されることになる。
次に、実施形態に係るレーザスライス加工に用いられるレーザLの波長について説明する。レーザLの波長は、材料3に対して、2光子吸収を生じさせる波長を有している。すなわち、レーザLの波長は、材料3の吸収端の1倍より大きく2倍以下となるように選択される。
GaNの吸収端は365.8nmである。そのため、材料3がGaNである場合には、波長が365.8nmより大きく、731.6nm以下であるレーザLを用いることができる。このようなレーザLとしては、例えば532nmの波長となるNd:YAG(Neodymium:Yttrium Aluminum Garnet)レーザの2倍高調波を用いることができる。
AlNの吸収端は200.0nmである。そのため、材料3がAlNである場合には、波長が200nmより大きく、400nm以下であるレーザLを用いることができる。このようなレーザLとしては、例えば355mの波長となるNd:YAGレーザの3倍高調波を用いることができる。
SiCの吸収端は413.3nmである。そのため、材料3がSiCである場合には、波長が413.3nmより大きく、826.7nm以下であるレーザLを用いることができる。このようなレーザLとしては、例えば532mの波長となるNd:YAGレーザの2倍高調波を用いることができる。
cBNの吸収端は200.0nmである。そのため、材料3がcBNである場合には、波長が200nmより大きく、400nm以下であるレーザLを用いることができる。このようなレーザLとしては、例えば355mの波長となるNd:YAGレーザの3倍高調波を用いることができる。
ダイヤモンドの吸収端は229.6nmである。そのため、材料3がダイヤモンドである場合には、波長が229.6nmより大きく、459.3nm以下であるレーザLを用いることができる。このようなレーザLとしては、例えば355mの波長となるNd:YAGレーザの3倍高調波を用いることができる。
(実施形態に係るレーザスライス加工におけるレーザのパルス幅)
上記のとおり、吸収端よりも長い波長を有するレーザLが材料3に照射されると、レーザL中の光子により、材料3中の電子は基底準位Ebsと励起準位Eesの間にある仮想準位Evsに励起される。また、上記のとおり、仮想準位Evsにある電子に、さらにレーザL中の光子が衝突することにより、2光子吸収が生じる。
しかしながら、仮想準位Evsは仮想的なものであるため、電子が仮想準位Evsに留まれる時間は極めて短い。そのため、仮想準位Evsに励起された電子がレーザL中の光子によりさらに励起される確率は低い。したがって、2光子吸収を生じさせるためには、レーザL中の光子が、仮想準位Evsにある電子と衝突する確率を上げる必要がある。すなわち、レーザLのパルス幅を狭めることにより、レーザLの時間あたりのパワー密度を向上(レーザL中の光子の数を増加)させる必要がある。そのため、レーザLのパルス幅は、100ピコ秒以下であることが好ましい。
他方で、レーザLのパルス幅を狭め過ぎると、レーザLのパルスのピーク強度を制御することが困難となる。レーザLのパルスのピーク強度が高すぎる場合には、レーザLの熱影響範囲が広くなり過ぎ、材料3が割れてしまう。レーザLのパルスのピーク強度が低すぎる場合には、2光子吸収が起こりにくくなってしまう。そのため、好ましくは、レーザLのパルス幅は、0.2ピコ秒以上である。レーザLのパルス幅のさらに好ましい範囲は、5ピコ秒以上10ピコ秒以下である。
(実施形態に係るレーザスライス加工におけるレンズの開口数)
図4は、レンズ2の開口数が亀裂発生に与える影響を示す模式図である。図4(A)に示すように、レーザLの照射により、材料3中において、焦点付近に熱影響領域6が形成される。レンズ2の開口数が小さい場合、焦点深度が大きい。そのため、レンズ2の開口数が小さい場合、材料3中において、焦点付近にレーザのエネルギー密度が高い領域が存在することになる。その結果として、材料3中において、レーザLの入射方向において幅の広い熱影響領域6が形成される。他方、図4(B)に示すように、レンズ2の開口数が大きい場合には、焦点深度が小さくなる。その結果、熱影響領域6のレーザLの入射方向における幅は狭くなる。熱影響領域6のレーザ入射方向における幅が広くなれば、レーザ入射方向に沿って亀裂が形成されやすくなる。
レーザLの波長532nm、レーザLのパルス幅12.5ピコ秒、ステージ4の移動速度30mm/秒、材料3をGaNとして、レーザLを材料3の内部に照射したところ、レンズ2の開口数が0.42である場合、レーザLの入射方向に平行な方向に沿って104.2μmの長さを有する亀裂が観察された。他方、レンズ2の開口数が0.85である場合、レーザLの入射方向に平行な方向に沿って40.0μmの長さを有する亀裂が観察された。このような結果から、レンズ2の開口数は、0.8以上であることが好ましい。
(実施形態に係るレーザスライス加工方法の効果)
以下に、実施形態に係るレーザスライス加工方法の効果について、比較例と対比することにより説明する。
レーザLの波長が材料3に単光子吸収される波長である場合(すなわち、レーザLの波長として材料3の吸収端よりも短い波長を用いた場合)、レーザLは材料3の内部において集光することは困難である。レーザLの大半が材料3の表面において吸収されてしまうからである。その結果、レーザLの波長が材料3に単光子吸収される波長である場合、レーザスライス加工を行うことは困難となってしまう。
レーザLの波長が材料3に3光子吸収される波長である場合(すなわち、レーザLの波長が材料3の吸収端の2倍より大きい波長を用いた場合)、材料3は割れやすくなってしまう。この理由を以下に説明する。
図5は、3光子吸収のメカニズムを示す模式図である。図5に示すように、3光子吸収は、基底状態にある電子がレーザL中の光子により第1の仮想準位Evs1に励起され、第1の仮想準位に励起された電子がレーザL中の光子により第2の仮想準位Evs2に励起され、かつ第2の仮想準位Evs2にある電子がレーザ中の光子によりさらに励起されることにより、実現される。
上記のとおり、仮想準位にある電子がさらにレーザL中の光子により励起される確率は低い。3光子吸収においては、このような過程を2回経る必要があるため、3光子吸収を効率的に生じさせるためには、レーザLの時間あたりのパワー密度を相当に高く設定する必要がある。しかし、このように相当に高いパワー密度のレーザLを用いた場合、材料3の広い範囲にレーザLの熱影響が及んでしまう。その結果、材料3は割れやすくなってしまうのである。
他方、実施形態に係るレーザスライス加工方法においては、レーザLの波長は材料3に2光子吸収される波長となっている。そのため、レーザLの波長が材料3に単光子吸収される波長となっている場合と異なり、レーザLの内部において集光させることが可能である。すなわち、レーザLの波長を材料3に2光子吸収される波長とすることにより、レーザスライス加工が可能になる。レーザLの波長が材料3に3光子吸収される波長となっている場合と比較して、時間あたりのパワー密度を過度に向上させる必要はない。その結果、熱影響により材料3が割れてしまうことを抑制することができる。以上から、実施形態に係るレーザスライス加工方法によると、材料の割れが生じにくいレーザスライス加工を行うことが可能となる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 レーザ発振器
2 レンズ
3 材料
4 ステージ
5 レーザ影響層
6 熱影響領域
L レーザ。

Claims (4)

  1. 材料の内部の集光点にレーザを集光する工程と、
    前記集光点を、前記レーザの前記材料に対する入射方向に対して垂直な平面上において相対的に移動させる工程とを備え、
    前記レーザは、前記材料に対して2光子吸収を生じさせる波長を有している、レーザスライス加工方法。
  2. 前記レーザのパルス幅は0.2ピコ秒以上100ピコ秒以下である、請求項1に記載のレーザスライス加工方法。
  3. 前記材料は窒化ガリウム、窒化アルミニウム、炭化珪素、立方晶窒化ホウ素又はダイヤモンドである、請求項1に記載のレーザスライス加工方法。
  4. 前記レーザは0.8以上の開口数を有するレンズを用いて前記材料の内部に集光される、請求項1に記載のレーザスライス加工方法。
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