JP2017170493A - 溶接加工部材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1金属板を含む第1被溶接部材と、第2金属板を含む被溶接部材とをエネルギー線を用いて溶接して溶接加工部材を製造する製造方法において、第1金属板および第2金属板を良好に溶接することができる溶接加工部材の製造方法を提供する。【解決手段】電池は、金属板7を含む蓋4と第2金属板を含むケース本体5とをレーザLを用いて溶接して電池ケースを製造する電池ケースの製造方法において、金属板7は、金属板7の厚さ方向に配列する上面21および下面22と、側面23とを含み、第2金属板は、第2金属板の厚さ方向に配列する内側面24および外側面25と、端面26とを含み、第2金属板の厚さ方向における端面26の幅は、0.6mm以上であり、製造方法は、側面23と内側面24とを突き合わせる工程と、レーザLを傾斜させた状態で照射する工程と、照射位置を外側面25側から内側面24側に向かう方向に移動させる工程と備える。【選択図】図12
Description
本発明は、溶接加工部材の製造方法に関する。
従来から金属板同士を溶接してケース等の溶接加工部材を製造する製造方法について各種提案されている(特許文献1,2)。
たとえば、特開2015−163410号公報には、アルミニウム製の蓋と、上方が開口する缶とをレーザ溶接して、電池の収容ケースを製造する収容ケースの製造方法が記載されている。
上記の収容ケースの製造方法においては、蓋を缶の内側に嵌め込み、蓋の側面と缶の内側面とを突き合わせると共に、缶の上面と蓋の上面とが面一となるように配置する。
そして、缶の上面にレーザを照射する。レーザの照射位置は、缶の上面に位置しており、レーザの出射位置から照射位置に向かうにつれて、蓋の上面側から缶の上面側に向かうように、傾斜させた状態でレーザを照射する。
レーザによって缶の上面に溶融部が形成される。そして、溶融部が缶の上面から缶の外側面に達するまでレーザの照射位置を固定する。溶融部が缶の外側面に達する際には、溶融部は、蓋の上面および側面まで達する。
そして、溶融部が缶の側面に達すると、レーザの照射位置を突き合わせ面に沿って、レーザの照射位置を移動させる。
上記の製造方法において、缶の上面の幅が0.6mmよりも小さい場合には、溶融部が缶の外側面に達するときに、蓋の側面における溶融部の溶融深さは十分深くなる。
その一方で、缶の上面の幅が0.6mm以上の場合には、溶融部が缶の外側面に達したとしても、溶融部は、缶と蓋との突き合わせ面に殆ど達していない状態となり、蓋と缶とが十分に溶接されないという課題が生じる。
なお、上記のような課題は、電池の収容ケースの製造方法に限られず、レーザなどのエネルギー線を用いて金属板同士を溶接して溶接加工部材を製造する製造方法においても、同様の課題が生じる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、第1金属板を含む第1被溶接部材と、第2金属板を含む被溶接部材とをエネルギー線を用いて溶接して溶接加工部材を製造する製造方法において、第1金属板および第2金属板を良好に溶接することができる溶接加工部材の製造方法を提供することである。
本発明に係る溶接加工部材の製造方法は、1つの局面では、第1金属板を含む第1被溶接部材と第2金属板を含む第2被溶接部材とをエネルギー線を用いて溶接して溶接加工部材を製造する溶接加工部材の製造方法である。
上記第1金属板は、第1金属板の厚さ方向に配列する第1主表面および第2主表面と、第1主表面の外周縁部を第2主表面の外周縁部に接続する第1側面とを含む。上記第2金属板は、第2金属板の厚さ方向に配列する第3主表面および第4主表面と、第3主表面の外周縁部および第4主表面の外周縁部を接続する第2側面とを含む。上記第2金属板の厚さ方向における第2側面の幅は、0.6mm以上である。
上記製造方法は、第1側面と第3主表面とを突き合わせると共に、第1主表面と第2側面とが面一となるように第1金属板と第2金属板を配置する工程と、第1主表面および第2側面から離れた位置から視るとエネルギー線の照射位置が第2側面上に位置すると共にエネルギー線の出射位置が照射位置よりも第1金属板側に位置するように、エネルギー線を傾斜させた状態で照射する工程と、照射位置を第4主表面側から第3主表面側に向かう方向に移動させる工程と備える。
上記の溶接方法によれば、第2側面上にエネルギー線の照射位置が位置し、第2側面およびその周囲が溶融し、当該溶融部が第2金属板の第4主表面に達する。
そして、エネルギー線の照射位置を第1金属板に近づくように移動させると、溶融部も第1金属板に近づき、第1金属板の第1側面および第1主表面も溶融する。その結果、第1金属板と第2金属板に亘って、十分な溶融深さの溶融部が形成され、第1金属板および第2金属板が良好に溶接される。
本発明に係る溶接加工部材の製造方法によれば、第1金属板および第2金属板を良好に溶接することができる。
図1は、電池1を示す斜視図である。この図1に示すように、電池1は、電極体2と、この電極体2を収容する電池ケース(溶接加工部材)3とを含む。
電池ケース3は、蓋体(第1被溶接部材)4と、上面に蓋体4が溶接されたケース本体(第2被溶接部材)5と、蓋体4およびケース本体5を一体的に接続する溶接部6とを含む。
電極体2は、正極シートと、負極シートと、セパレータとを順次積層して積層体を形成した後、当該積層体を巻回して巻回体を形成し、その後、当該巻回体を扁平形状に変形させることで形成されている。電極体2の一端には正極部10が形成され、電極体2の他端には負極部11が形成されている。
蓋体4は、金属板(第1金属板)7と、金属板7の上面に設けられた正極端子12および負極端子13とを含む。正極端子12は正極部10に接続され、負極端子13は負極部11に接続されている。
ケース本体5は、底板8と、底板8の外周縁部から上方に立ち上がる複数の側板(第2金属板)9とを含む。
図2は、電池1を示す平面図である。この図2に示すように、溶接部6は、ケース本体5の外周縁部に形成されており、溶接部6は環状に形成されている。
図3は、図2に示すIII線で囲まれた部分を示す拡大図である。この図3に示すように、溶接部6は、ケース本体5の外周縁部に沿って配列する複数の溶接ビード15によって形成されている。各溶接ビード15は、ケース本体5の外周縁部から蓋体4上に達するように形成されている。
このように、電池ケース(溶接加工部材)3は、蓋体(被溶接部材)4の金属板(第1金属板)7と、ケース本体(被溶接部材)5の各側板(第2金属板)9とを溶接することで製造された溶接加工部材である。
次に、電池ケース3および電池1の製造方法について説明する。
図4は、電池ケース3および電池1の製造方法の第1工程を示す斜視図である。この図4に示すように、蓋体4に設けられた正極集電部17に電極体2の正極部10を接続し、蓋体4に設けられた負極集電部18に負極部11を接続する。そして、電極体2をケース本体5の開口部20からケース本体5内に挿入する。
図4は、電池ケース3および電池1の製造方法の第1工程を示す斜視図である。この図4に示すように、蓋体4に設けられた正極集電部17に電極体2の正極部10を接続し、蓋体4に設けられた負極集電部18に負極部11を接続する。そして、電極体2をケース本体5の開口部20からケース本体5内に挿入する。
図5は、図4の製造工程後の製造工程を示す斜視図である。この図5に示すように、ケース本体5の開口部20を蓋体4で閉塞する。
図6は、図5において、VI−VI線における断面図である。この図6に示すように、蓋体4の金属板7は、厚さ方向D1に配列する上面(第1主表面)21および下面(第2主表面)22と、上面21の外周縁部と下面22の外周縁部とを接続する側面23とを含む。側面23は上面21および下面22の外周縁部に沿って延びており、側面23は環状に形成されている。
ケース本体5の側板9は、側板9の厚さ方向D2に配列する内表面(第3主表面)24および外表面(第4主表面)25と、内表面24の外周縁部および外表面25の外周縁部を接続する側面(第2側面)26とを含む。内表面24の外周縁部は、環状に延びており、この環状に延びる外周縁部によって開口部20が形成されている。
図6に示す製造工程においては、蓋体4の側面23がケース本体5の内表面24に突き合わせられた状態になる。この際、蓋体4の上面21と、ケース本体5の端面(第2側面)26とが面一になるように配置される。なお、上面21と端面26とが面一とは、上面21と端面26とが完全に一致する場合のみならず、上面21および端面26とが所定誤差の範囲内で一致している場合を含む。なお、所定誤差の範囲としては、たとえば、蓋体4の厚さの十分の一程度である。製造誤差として、不可避的に上面21と端面26とが完全に面一にならない場合があるためである。
図7は、図6に示す製造工程後の製造工程を示す斜視図である。この図7に示すように、レーザ溶接装置60を用いて、蓋体4と電池ケース3とを溶接する。
レーザ溶接装置60は、ガルバノスキャナ方式の溶接装置である。このレーザ溶接装置60は、レーザ発振器61と、カルバノススキャナ64と、fθレンズ65とを備える。カルバノススキャナ64内には、反射鏡67および反射鏡68が設けられている。
レーザ発振器61は、レーザ光を生成し、レーザ発振器61で生成されたレーザ光は、光ファイバーを通して、カルバノススキャナ64内に入射する。
カルバノススキャナ64内に入射したレーザは、反射鏡67および反射鏡68で反射され、fθレンズ65に入射する。fθレンズ65から出射したレーザは、所定の焦点位置に集光する。
このようなレーザ溶接装置60においては、反射鏡67および反射鏡68を調整することで、レーザLの照射位置を調整することができる。さらに、fθレンズ65を調整することで、レーザLの焦点位置を調整することができる。なお、レーザ溶接装置60に、回折光学素子(DOE)おおび当該回折光学素子を動かす回転用モータを設けてもよい。なお、fθレンズ65からレーザLが出射される位置を出射位置P1とする。
図8は、図7に示すレーザ溶接装置60を用いて、レーザLをケース本体5に照射した状態を示す断面図である。
この図8に示すように、ケース本体5の端面26上にレーザLの照射位置P2が位置するように、レーザ溶接装置60はレーザLを照射する。
図9は、蓋体4の上面21およびケース本体5の端面26よりも上方から出射位置P1、照射位置P2、上面21および端面26を見た時の平面図である。
この図9に示すように、レーザLの出射位置P1は照射位置P2よりも蓋体4側に位置しており、レーザLは、図8に示すように、傾斜した状態で照射位置P2に照射されている。照射位置P2は、たとえば、内表面24よりも外表面25に近い位置である。厚さ方向D2における端面26の幅は、たとえば、0.6mm以上であり、たとえば、0.6mm以上1.0mmである。そして、レーザLが端面26に照射されることで、端面26に溶融部30が形成される。
図10は、図8に示す状態から僅かに時間が経過した状態を示す断面図である。この図10に示すように、レーザLは、ケース本体5にキーホールを形成することができる程度のエネルギ密度を有する。具体的には、たとえば、ケース本体5がアルミニウムまたはアルミニウム合金から形成されている場合には、レーザLのエネルギ密度は、約18〜24kW/mm2である。また、端面26に対するレーザL1の光軸Aの傾斜角度を傾斜角度θとすると、傾斜角度θは、たとえば、0.5°以上15°以下であり、好ましくは0.5°以上10°以下である。
図10に示すように、照射位置P2の位置を固定した状態でレーザLの照射を継続すると、キーホール31が形成される。レーザLの照射が継続されると、キーホール31が大きくなり、キーホール31の開口部が広がる。
この図10に示す状態においては、キーホール31の開口部は、側板9の外表面25にまで達しておらず、キーホール31は、凹部形状になっている。このため、キーホール31内に入射したレーザLの多くは、キーホール31内で多重反射し、その後、キーホール31の開口部から外部に出射され、レーザLの一部は溶融部30に吸収される。
図11は、照射位置P2の位置を固定した状態で図10に示す状態からレーザLの照射を継続したときの断面図である。この図11に示すように、キーホール31および溶融部30が広がり続け、側板9の外表面25に達する。そして、側板9の外表面25においても、キーホール31が大きく開口し始める。
このようにキーホール31が大きく開口すると、レーザLは、キーホール31内で多重反射せずに、1回だけ溶融部30の表面で反射して外部に向けて出射する。その結果、レーザLの殆ど、たとえば、80%〜95%は溶融部30で反射して外部に出射し、レーザLの残りの部分は溶融部30に吸収される。
また、キーホール31および溶融部30が広がると、溶融部30が蓋体4の上面21および側面23に達する。図8から図11に示すように、レーザL1の照射を開始したから溶融部30が広がるまでの間、照射位置P2の位置を固定する。
図12は、図11に示す製造工程後の製造工程を示す断面図である。この図12に示すようにレーザLの照射位置を外表面25から内表面24に向かう移動方向D3に、徐々に移動させて、照射位置P3まで移動させる。照射位置P3は、側板9の外表面25よりも蓋体4の側面23に近い位置である。
レーザLを移動させることで、溶融部30も移動方向D3に引っ張られ、溶融部30およびキーホール31も移動方向D3に広がる。その結果、側面23および内表面24の対向部分においても溶融部30およびキーホール31が広く分布する。
その結果、側面23と内表面24と対向部分のうち溶融部30によって溶融した部分の溶融深さL2が、蓋体4の厚さL1の半分程度になる。このように、蓋体4の厚さL1の半分程度まで溶融させることで、蓋体4と側板9とを良好に接合させることができる。
図13は、図12に示す製造工程後の製造工程を示す平面図である。この図13に示すように、レーザLの照射位置を照射位置P3から照射位置P4に移動させる。
照射位置P4は、照射位置P2に対して端面26が延びる方向に隣り合う位置であり、照射位置P2と同様に、端面26上であって蓋体4の側面23よりも側板9の外表面25に近い位置である。そして、レーザLの照射位置を照射位置P4から照射位置P5に移動させる。
このように、レーザLの照射位置を照射位置P2から照射位置P3に移動させることで、溶接ビード15Aが形成され、そして、レーザLの照射位置を照射位置P4から照射位置P5に移動させることで、溶接ビード15Bが形成される。そして、ケース本体5の端面26および蓋体4の側面23の境界に沿って、順次溶接ビード15を形成することで、図2に示す溶接部6が形成される。なお、図14は、上記実施の形態に係る製造方法に基づいて形成された溶接ビード15の断面図を示す写真である。この図14に示すように、良好に溶接ビード15を形成することができることが分かる。
なお、照射位置P3でのレーザLの照射が完了した後に、所定時間経過した後に、照射位置P4へのレーザLの照射をしてもよい。
このようにして、電池ケース3が形成される。電池ケース3を形成した後に、蓋体4に形成された電解液注入口から電解液を注入し、その後、当該電解液注入口を閉塞することで、電池1が形成される。
次に、上記実施の形態に係る溶接方法を用いて溶接部6を形成した実施例について説明する。
実施例においては、ケース本体5の端面26の厚さ方向D2の長さは、0.8mmであり、蓋体4の厚さは、1.4mmである。
ケース本体5および蓋体4は、アルミニウムまたはアルミニウム合金によって形成されている。
ケース本体5の端面26に照射されるレーザLのエネルギは、熱伝導領域において約14〜16kW/mm2、キーホール領域においては約18〜24kW/mm2である。そして、レーザLの傾斜角度θは5°である。
図15は、上記実施の形態に係る溶接方法で溶接ビードを形成した部位を示す平面図である。この図15に示すように、1つの試作品において、10か所において溶接ビード15B1〜15B10を形成した。そして、7つの試作品において、同様に溶接ビード15B1〜15B10を作成し、全ての溶接ビードの溶け込み深さを測定した。
下記の表1は、各溶接ビードの溶け込み深さを示す表である。なお、横列は試作品番号を示し、縦列(部位)の1〜10は溶接ビード15B1〜15B10を示す。なお、表1に記載の「※」は、蓋体4の反りなどの製品影響のために測定ができなかったことを示す。
上記の表1に示すように、各溶接ビード15B1〜15B10の溶け込み深さは、蓋体4の厚さの半分程度であることがわかり、蓋体4とケース本体5とが良好に溶接され、各溶接ビード15B1〜15B10の強度が十分確保されていることがわかる。
図16は、比較例1に係る溶接方法で溶接ビードを形成している状態を示す断面図である。この図16に示す例においては、蓋体4の側面23とケース本体5の内表面24との境界線上にレーザLを照射して溶接ビードを形成した。なお、傾斜角度θおよびレーザLのエネルギ密度は、上記実施例と同様である。
この図16に示すように、キーホール31が蓋体4の厚さ方向に延びる。そして、キーホール31内でレーザLが多重反射して、キーホール31が蓋体4の厚さ方向に短時間で伸展しやすく、溶融部30が蓋体4の下面22に達する場合が生じた。
図17は、比較例2に係る溶接方法で溶接ビードを形成している状態を示す断面図である。この図17に示す比較例2においては、レーザLのエネルギを一定としつつ、端面26におけるレーザLの照射面積を比較例1の照射面積よりも広く設定している。
その結果、キーホールが形成されずに、溶融部30のみが形成される。キーホールが形成されないため、溶融部30の溶け込み深さが浅くなる。その結果、溶接強度が不十分なものとなった。
このように、実施例に係る溶接方法によれば、溶融部30が蓋体4の下面22に達することを抑制することができると共に、十分な溶接強度を有する溶接部6を形成することができる。なお、上記実施の形態においては、エネルギー線としてレーザを採用する例について説明したが、電子ビーム溶接などを用いてもよい。今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明は、溶接加工部材の製造方法に適用することができる。
1 電池、2 電極体、3 電池ケース、4 蓋体、5 ケース本体、6 溶接部、7 金属板、8 底板、9 側板、10 正極部、11 負極部、12 正極端子、13 負極端子、15,15A,15B,15B1,15B10 溶接ビード、17 正極集電部、18 負極集電部、20 開口部、21 上面、22 下面、23 側面、24 内表面、25 外表面、26 端面、30 溶融部、31 キーホール、60 レーザ溶接装置、61 レーザ発振器、64 カルバノススキャナ、65 レンズ、67,68 反射鏡、A 光軸、D1,D2 厚さ方向、D3 移動方向、L,L1 レーザ、L1 厚さ、L2 長さ、P1 出射位置、P2,P3,P4,P5 照射位置。
Claims (1)
- 第1金属板を含む第1被溶接部材と第2金属板を含む第2被溶接部材とをエネルギー線を用いて溶接して溶接加工部材を製造する溶接加工部材の製造方法において、
前記第1金属板は、前記第1金属板の厚さ方向に配列する第1主表面および第2主表面と、前記第1主表面の外周縁部を前記第2主表面の外周縁部に接続する第1側面とを含み、
前記第2金属板は、前記第2金属板の厚さ方向に配列する第3主表面および第4主表面と、前記第3主表面の外周縁部および前記第4主表面の外周縁部を接続する第2側面とを含み、
前記第2金属板の厚さ方向における前記第2側面の幅は、0.6mm以上であり、
前記製造方法は、
前記第1側面と前記第3主表面とを突き合わせると共に、前記第1主表面と前記第2側面とが面一となるように前記第1金属板と前記第2金属板とを配置する工程と、
前記第1主表面および前記第2側面から離れた位置から視ると前記エネルギー線の照射位置が前記第2側面上に位置すると共に前記エネルギー線の出射位置が前記照射位置よりも前記第1金属板側に位置するように、前記エネルギー線を傾斜させた状態で照射する工程と、
前記照射位置を前記第4主表面側から前記第3主表面側に向かう方向に移動させる工程と、
備えた、溶接加工部材の製造方法。
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