JP2017170135A - 農作業用椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ベルト等を取り外すことなく、椅子本体を農作業者から取り外すことができ、着座位置や着座高さを容易に変更することができる農作業用椅子を提供する。
【解決手段】農作業用椅子1は、農作業者Pの身体に固定される固定部3と、農作業者Pが腰掛可能な椅子本体2と、前記固定部3と前記椅子本体2とにそれぞれ設けられ、前記固定部3及び前記椅子本体2を互いに係着及び分離可能な着脱手段4と、を備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、農作業の際に腰掛ける農作業用椅子に関し、農作業者の身体に固定される農作業用椅子に関する。
従来より、農作業者がしゃがみ込んだ姿勢で農作業を行う際や農作業の合間の休憩の際に腰掛けることができる農作業用椅子は種々提案されている。
そして、農作業用椅子の中には農作業者の臀部に固定されており、農作業者の移動に伴って当該農作業用椅子も移動することで、農作業におけるポジション移動が簡単に行えるものも知られている(例えば特許文献1から特許文献3)。これらの農作業用椅子は、作業者が着座する椅子本体に取り付けられている紐またはベルトを農作業者の身体に巻きつけて固定している。
特開2001−252152号公報 実用新案登録第3076798号公報 実用新案登録第3159985号公報
ところで、上述のような農作業用椅子は、椅子が必要ない作業を行う場合などのように、農作業者の身体から椅子本体を取り外すときには、紐又はベルトごと農作業者から取り外す必要があり、取り付け及び取り外しが煩わしい問題がある。また、農作業の姿勢によっては、着座位置を調整したい場合もあるが、紐又はベルトで固定されているだけであるので、着座位置を調整することができない。さらに椅子本体の高さが合わないなどの理由で椅子本体を交換したい場合にも紐又はベルトを取り外して交換する必要がある。
そこで、本発明は、ベルト等を取り外すことなく、椅子本体を農作業者から取り外すことができ、着座位置や着座高さを容易に変更することができる農作業用椅子を提供することを目的とする。
本発明の農作業用椅子は、農作業者の身体に固定される固定部と、農作業者が腰掛可能な椅子本体と、前記固定部と前記椅子本体とにそれぞれ設けられ、前記固定部及び前記椅子本体を互いに係着及び分離可能な着脱手段と、を備えている。
また、本発明の農作業用椅子は、前記固定部は、農作業者の臀部を覆うように配置され前記着脱手段が設けられる臀部覆いと、前記臀部覆いから延びて腰周りに締め付けられる腰部ベルトと、前記臀部覆いから延びて太もも周りに締め付けられる大腿ベルトと、を備えている。
さらに、本発明の農作業用椅子は、前記着脱手段は面ファスナー、スナップボタン、又はフック状の金具である。
また、本発明の農作業用椅子は、前記椅子本体が、水平な長辺方向の長さが短辺方向の長さの1.5倍以上の略直方体である。
また、本発明の農作業用椅子は、前記椅子本体が、上面に前記着脱手段が設けられる座面部と、前記座面部の下部に形成され当該座面部を支える脚部とを備え、前記脚部は、前記座面部よりも左右方向の幅が短く形成されている。
なお、本発明における「左右方向」は農作業者が農作業用椅子に腰掛けた場合に左右となる方向をいう。
また、本発明の農作業用椅子は、前記椅子本体が、上面に前記着脱手段が設けられる座面部と、前記座面部の下部に形成され当該座面部を支える脚部とを備え、前記脚部は、左右方向に間隔を開けて少なくとも2以上並べて形成されている。
本発明の農作業用椅子は、前記椅子本体は、農作業者が腰掛けたときに前側が後側よりも幅狭に形成される。なお、農作業用椅子の前記椅子本体は、側面にアールをつけた形状、即ち、後側から前側に向かって側面が窪むように湾曲していてもよい。
本発明の農作業用椅子は、前記椅子本体が、複数の異なる高さの椅子本体から選択されるものである。
本発明の農作業用椅子は、前記椅子本体が、高さ方向に積み重ねて固定可能であるとともに分離可能な複数のブロックを有する。
本発明の農作業用椅子は、前記椅子本体が、その下面の農作業者が腰掛けたときに左及び右となる方向の端縁にそれぞれ直線又は曲線の面取り部が設けられる。
本発明の農作業用椅子は、前記椅子本体が、その下面の農作業者が腰掛けたときに前及び後となる方向の端縁に、それぞれ直線又は曲線の面取り部が設けられる。
本発明の農作業用椅子は、前記椅子本体は、水平面に載置したときに、上面が前方に向けて下り勾配の傾斜面となる。
本発明の農作業用椅子によると、着脱手段により、農作業者の身体に固定される固定部及び農作業者が腰掛可能な椅子本体が互いに係着及び分離可能となっているので、腰掛ける必要がない場合にきわめて簡単に椅子本体のみを取り外すことができる。また、作業姿勢等の要因によって、深く腰掛けたい場合や浅く腰掛けたい場合などのように椅子本体の腰掛ける位置を調整したい場合にもきわめて簡単に腰掛ける位置を調整することができる。
また、本発明の農作業用椅子によると、固定部は、臀部覆いを腰部ベルト及び太腿ベルトで固定しているので、腰部のみ又は太腿のみベルトで固定する場合に比べて、ズレが生じることなく、着脱手段に椅子本体を固定することができる。
また、本発明の農作業用椅子によると、着脱手段が面ファスナー、スナップボタン、又はフック状の金具であるので、簡単に着脱することができる。
さらに、本発明の農作業用椅子によると、椅子本体が、水平な長辺方向の長さが短辺方向の長さの1.5倍以上の略直方体であるので、臀部覆いに設けられている着脱手段に椅子本体を縦向きにも横向きにも係着することができる。すなわち、椅子本体の長手方向が農作業者の左右方向又は前後方向のいずれを向くようにも係着することができる。したがって、農作業者は、椅子本体の向きを変えることで、両方の膝を立てた状態、片膝を立てた状態、両膝をついた状態等のような異なる姿勢をとることができ、例えば、作業によって姿勢を変えたい場合や長時間同じ姿勢をとりたくない場合などにも簡単に姿勢を変えることができる。
さらに、本発明の農作業用椅子によると、前記椅子本体は、上面に前記着脱手段が設けられる座面部と、前記座面部の下部に形成され当該座面部を支える脚部とを備え、前記脚部は、前記座面部よりも左右方向の幅が短く形成されているので、片膝を立てた状態や両膝をついた状態であっても、農作業者の膝をついて寝かせた脛部を座面部の下で脚部の隣に配置でき、両膝を立ててしゃがんだ状態、片膝を立てた状態、両膝をついた状態等のように異なる姿勢を楽にとることができ、例えば、作業によって姿勢を変えたい場合や長時間同じ姿勢をとりたくない場合などにも簡単に姿勢を変えることができる。
また、本発明の農作業用椅子によると、前記椅子本体は、上面に前記着脱手段が設けられる座面部と、前記座面部の下部に形成され当該座面部を支える脚部とを備え、前記脚部は、左右方向に間隔を開けて少なくとも2以上並べて形成されているので、片膝を立てた状態や両膝をついた状態であっても、農作業者の膝をついて寝かせた脛部を座面部の下で脚部の間に配置でき、両膝を立ててしゃがんだ状態、片膝を立てた状態、両膝をついた状態等のように異なる姿勢を楽にとることができ、例えば、作業によって姿勢を変えたい場合や長時間同じ姿勢をとりたくない場合などにも簡単に姿勢を変えることができる。
本発明の農作業用椅子によると、椅子本体が、農作業者が腰掛けたときに前側が後側よりも幅狭に形成されるので、農作業者が腰掛けたときに農作業者の臀部は幅広の後側に腰掛けることができるとともに、前側が幅狭となることで太腿に当たることがなく、太腿が痛くなることなく比較的長時間座ったままで作業をすることができる。また、農作業者が立って移動する際にも椅子本体が太腿の動きを邪魔することが無く、スムーズに移動することができる。また、前側が幅狭となることで、脛に当らない形で脚の間に椅子本体を挟みこむことができ、椅子本体に座った際に安定することができる。
さらに、本発明の農作業用椅子によると、椅子本体が、複数の異なる高さの椅子本体から選択されるので椅子本体の高さを必要に応じて簡単に変更することができる。
さらにまた、本発明の農作業用椅子によると、椅子本体が、高さ方向に積み重ねて固定可能であるとともに分離可能な複数のブロックから成っているので、当該ブロックの数を変更することで、簡単に椅子本体の高さを変更することができる。
また、本発明の農作業用椅子によると、椅子本体は、その下面の農作業者が腰掛けたときに左及び右となる方向の端縁にそれぞれ直線又は曲線の面取り部が設けられているので、例えば地面にマルチング資材が敷設されているような場合に、農作業者が左右方向に移動する際に当該マルチング資材に引っ掛からずにスムーズに移動することができるとともに、当該マルチング資材を破ることを抑制できる。
さらに、本発明の農作業用椅子によると、椅子本体が、その下面の農作業者が腰掛けたときに前後となる方向の端縁に、面取り部が設けられているので農作業者が簡単に前傾姿勢をとることができ農作業をスムーズに行うことができる。そして、例えば地面にマルチング資材が敷設されているような場合に、農作業者が前後方向に移動する際に当該マルチング資材に引っ掛からずにスムーズに移動することができるとともに、当該マルチング資材を破ることを抑制できる。
本発明の農作業用椅子によると、椅子本体は、水平面に載置したときに、上面が前方に向けて下り勾配の傾斜面となるので、農作業者が腰掛けたときに前傾姿勢となり、地面に向かって作業する際に楽な姿勢で作業をすることができ、農作業者の体重が椅子本体に乗るので膝及び足首への負担を軽減することができる。また、椅子本体への腰掛ける位置を前後に調整することで多少の高さ調整を簡単に行うことができる。また、図示しないが例えば高さが1m程度のトンネルの中で作業する場合のように四つん這いのような姿勢で作業する際にも椅子本体に体重をあずけることができ身体を安定させることができる。
第一の実施形態の固定部の構成を説明する図。 固定部を農作業者の身体に固定した状態を説明する図。 第一の実施形態の椅子本体を説明する斜視図。 (A)は椅子本体の正面図、(B)は椅子本体の側面図。 農作業者の身体に固定した固定部に着脱手段によって椅子本体を係着した状態を示す図。 椅子本体に腰掛けて農作業者が農作業をする状態を示す図。 農作業者が椅子本体に腰掛けており、前傾姿勢となっている状態を説明する図。 椅子本体の長手方向が農作業者が立ったときに上下方向となるように、椅子本体を固定した状態を説明する図。 図8の状態で農作業者が膝をついてしゃがんだ状態を説明する図。 複数の高さの異なる椅子本体を説明する図。 高さ方向に積み重ねて固定可能であるとともに分離可能な複数のブロックから成る椅子本体を説明する図。 図11の椅子本体の積み重ねるブロックの数を増減させた状態を説明する図。 (A)は、椅子本体が外袋と外袋内に収納される複数のブロックからなる場合を説明する図、(B)は、図13(A)の椅子本体のブロックの数を減らした状態を説明する図、(C)は、アリ継ぎ部によって上下のブロックが接続される椅子本体を説明する図。 (A)は椅子本体が座面部及び脚部から形成されており、脚部が座面部よりも幅が短く形成された例を示す正面図、(B)は(A)の側面図、(C)は(A)の脚部が間隔を開けて2つに分けられた例を示す正面図、(D)は(C)の側面図、(E)は椅子本体が座面部及び脚部から形成されており、脚部が左右方向に間隔を開けて2つ形成された例を示す正面図、(F)は(E)の側面図。 図14(A)の椅子本体に農作業者が両膝を立てて腰掛けた状態を示す図。 (A)は図14(A)の椅子本体に農作業者が片膝を立てて腰掛けた状態を示す図、(B)は図14(A)の椅子本体に農作業者が両膝をついて腰掛けた状態を示す図。 図14(E)の椅子本体に農作業者が片膝を立てて腰掛けた状態を示す図。 農作業者が腰掛けたときに前側が後側よりも幅狭に形成され、且つ、水平面に載置したときに、上面が前方に向けて下り勾配の傾斜面となる椅子本体の変形例を示す図。 農作業者の身体に固定した固定部に着脱手段によって図18の椅子本体を係着した状態を示す図。 図18の椅子本体に腰掛けた状態を示す図。 農作業者が腰掛けたときに前側が後側よりも幅狭に形成され、且つ、水平面に載置したときに、上面が前方に向けて下り勾配の傾斜面となる椅子本体の変形例であって、上面の一部が窪んで形成された椅子本体を示す斜視図及び側面図。
以下、農作業用椅子1の各実施形態について説明する。農作業用椅子1は、地面近くで農作業する場合や一時的に休憩する場合などに腰掛けることができるとともに、椅子本体2が農作業者Pの身体に固定されて、農作業者Pが移動する際に、一緒に移動することができるものである。農作業用椅子1は、農作業者Pの身体に固定される固定部3と、農作業者Pが腰掛可能な椅子本体2と、固定部3と椅子本体2とにそれぞれ設けられ、固定部3及び椅子本体2を互いに係着及び分離可能な着脱手段4と、を備えた構成である。
以下、本発明に係る農作業用椅子1の第一の実施形態について図1から図13を参照しつつ説明する。まず、図1及び図2を参照しつつ固定部3の外観構成について説明する。固定部3は、例えばポリエステルなどの樹脂の布製で、農作業者Pの臀部を覆うように設けられる臀部覆い5と、臀部覆い5の上端から両側方に延びる帯状であり、農作業者Pの腰周りに締め付けられる腰部ベルト6と、臀部覆い5の下端から下方及び側方にそれぞれ延びて設けられる左右一対の太腿ベルト7と、を備えている。なお、固定部3の材料は樹脂に限定されるものではない。なお、臀部覆い5は、伸縮性を有する素材とすることが好ましい。伸縮性を有する素材とすれば、農作業者Pの臀部に接触する面積を広くすることができ、その結果、臀部との間の摩擦力を増加させることができ、より安定して農作業用椅子1の椅子本体2を固定することができる。また、臀部覆い5は、例えばメッシュなどの通気性を有する素材で構成してもよい。通気性を有する素材とすれば、農作業者Pの臀部が蒸れることを防ぐことができ、快適に農作業用椅子1を用いることができる。また、臀部覆い5は、保温性に優れた素材、防水性に優れた素材などで構成してもよい。寒い場所での作業や水を使用する作業である場合には、保温性や防水性に優れた素材が好適である。
また、臀部覆い5には、農作業者Pに固定したときに外側となる面に、着脱手段4としての面ファスナーが設けられている。なお、着脱手段4は、椅子本体2の上面にも設けられており、臀部覆い5の着脱手段4と椅子本体2の着脱手段4とが互いに接合することで、臀部覆い5に椅子本体2が係着される。ここで着脱手段4は、面ファスナーに限定されるものではない。固定部3と椅子本体2とにそれぞれ設けられて、互いに当接して係着することができ、且つ、椅子本体2の重さが接合部8に加わっても当該椅子本体2が脱落することがない程度に係着するものであればよい。例えば着脱手段4は、面ファスナーに変えて、スナップボタンを設けてもよく、また、例えば小鉤のようなフック状の金具と当該フック状の金具を係止するループ状の金具とであってもよい。
固定部3は、腰部ベルト6の先端及び太腿ベルト7の先端にそれぞれ面ファスナーからなる接合部8が設けられており、図2に示すように、臀部覆い5が臀部を覆うように配置して腰部ベルト6を腰周りに締め付けて固定するとともに、太腿ベルト7を太腿周りに締め付けて固定することで固定部3を農作業者Pの身体に固定する。
椅子本体2は、例えば発泡ポリエチレン製で、図3及び図4に示すように、水平な長辺方向の長さが短辺方向の長さの1.5倍以上の略直方体に形成されている。また高さ方向の長さは例えば短辺方向の長さと略等しく形成されている。なお、椅子本体2の寸法は上述のものに限定されるものではなく、農作業中の座りやすさ、安定感、移動中の邪魔になりにくさなどの要素を考慮して選択することができる。なお、椅子本体2の材料は発泡ポリエチレンに限られずそれ以外の樹脂やその他の材料であっても良い。
椅子本体2の上面には窪み9が設けられており、この窪み9の底となる部分に着脱手段4としての面ファスナーが貼り付けられている。なお、本発明における農作業用椅子1の椅子本体2は、上面に窪み9が設けられる形態に限定されるものではなく、上面が窪みのない平面的な形状のものであってもよい。前述のとおり、着脱手段4は、固定部3の臀部覆い5にも設けられており、この着脱手段4と椅子本体2の着脱手段4とが接合することで、臀部覆い5に椅子本体2が係着される。椅子本体2はその長辺方向が農作業者Pの左右方向となるように臀部覆い5に固定する。なお、着脱手段4は、面ファスナーに限定されるものではない点については上述の通りであるので説明を省略する。
図4(A)及び(B)に示すように、椅子本体2の下面の農作業者Pが腰掛けたときに左及び右となる方向の端縁及び前後方向の端縁には、それぞれ曲線状に切り欠かれた面取り部10が設けられている。この面取り部10によって、例えば地面にマルチング資材が敷設されているような場合に、農作業者Pが前後左右に移動する際に、椅子本体2の下面が地面に擦れても、当該マルチング資材に引っ掛かることなくスムーズに移動することができ、また、当該マルチング資材が破損することを抑制することができる。なお、面取り部10は曲線であるものに限られず直線的に切り欠かれたものであってもよい。
また、図4(B)に示すように、椅子本体2の下面の農作業者Pが腰掛けたときに前となる方向及び後ろとなる方向の端縁に面取り部10が設けられることで、例えば図7に示しているように、農作業者Pが簡単に前傾姿勢をとることができ、農作業をスムーズに行うことができる。
以上のように形成されている農作業用椅子1を用いて、農作業を行うときには、まず、固定部3を農作業者Pに固定する。具体的には、図2に示すように、臀部覆い5が農作業者Pの臀部に位置するように配置し、腰部ベルト6を農作業者Pの腰周りに締め付けるとともに、太腿ベルト7を農作業者Pの太腿周りに締め付けて固定する。
そして、図5に示すように、臀部覆い5及び椅子本体2の上面に設けられている着脱手段4を互いに接合させて、椅子本体2を固定部3に係着する。椅子本体2はその長手方向が農作業者Pの左右方向となるように配置され係着される。そして、農作業者Pは、図6に示すように、椅子本体2が臀部に固定されている状態で、そのまましゃがんで、椅子本体2の下面を地面に接触させて、椅子本体2に腰掛ける。このように、農作業者Pは、腰掛けた状態で農作業をおこなうことができ、または、一時的に休息をとることもできる。
なお、上述の例では、椅子本体2の長手方向が農作業者Pの左右方向となるように臀部覆い5に椅子本体2を固定しているが、図8に示すように、椅子本体2の長手方向が農作業者Pが立ったときに上下方向となるように、そして農作業者Pがしゃがんだときに前後方向となるように臀部覆い5に椅子本体2を固定してもよい。この場合、着脱手段4は少なくとも、椅子本体2の長手方向が農作業者Pの左右方向となるように配置した場合でも、椅子本体2の長手方向が農作業者Pがしゃがんだときの前後方向となるように配置した場合でも係着することができるように構成されていることが好ましい。すなわち、着脱手段4として面ファスナーやスナップボタン等を、椅子本体2を上述のどちらの方向で固定する場合にも係着できるように配置しておけばよい。
このように、固定部3と椅子本体2とを着脱手段4によって係着及び分離可能とすることで、椅子本体2の長手方向を農作業者Pがしゃがんだときに左右方向となるようにも前後方向となるようにも係着することができる。これによって図6及び図9に示すように、農作業者Pがしゃがんだときに、農作業者Pの片膝を立てた状態にも両膝をついた状態にもすることができる。したがって、農作業者Pは、長時間にわたる農作業の中で姿勢を変えることができ、また、農作業の内容や農作業者Pの膝が悪い場合などに適切な姿勢をとることができるので、農作業者Pの作業負担を低減することができる。
さらに、本実施形態の椅子本体2は、例えば、図10に示すように、複数の異なる高さの椅子本体2から選択することができるようにしてもよい。このようにすると、農作業の内容や農作業者Pの体型などの要素に応じて、椅子本体2の高さを簡単に変更することができるので、農作業者Pの作業負担を低減することができる。
また、本実施形態の椅子本体2は、例えば、図11に示すように、高さ方向に積み重ねて固定可能であるとともに分離可能な複数のブロック11から成るものであってもよい。すなわち、複数のブロック11が例えば面ファスナなど固定手段12で互いに固定されるものであってもよい。この場合、図12に示すように、必要に応じて、椅子本体2を構成するブロック11の数を増減させることにより、椅子本体2の高さを変更することができるので、きわめて簡単に、農作業の内容や農作業者Pの体型などの要素に応じて、椅子本体2の高さを簡単に変更することができ、農作業者Pの作業負担を低減することができる。
なお、複数のブロック11で構成される椅子本体2は、上述のものに限定されず、例えば、図13(A)(B)に示すように、外袋13と外袋13内に収納される複数のブロック11であってもよい。すなわち、外袋13内に収納するブロック11の数を増減することにより椅子本体2の高さを変更することができ、また外袋13に着脱手段4としての面ファスナを固定することで、固定部3の臀部覆い5の面ファスナに着脱可能な構成であってもよい。また、図13(C)に示すように、アリ継ぎ部14が形成されていてもよい。各ブロック11が互いに固定された状態と分離した状態とを変更することができるものであればよい。
また、本実施形態の椅子本体2の形状は、略直方体に限定されるものではない。例えば、図14(A)(B)に示すように、椅子本体2は、上面に着脱手段4が設けられる座面部15と、座面部15の下部に形成され座面部15を支える脚部16とを備える構成であり、脚部16は、座面部15よりも左右方向の幅が短く形成されるものであってもよい。このように構成すれば、図15に示すように、農作業者Pは両膝を立ててしゃがんだ状態で座ることもでき、また、図16に示すように、片膝を立てた状態や両膝をついた状態であっても、農作業者Pの膝をついて寝かせた脛を座面部15の下で脚部16の隣に配置できるので、両膝を立ててしゃがんだ状態、片膝を立てた状態、両膝をついた状態等のように異なる姿勢を楽にとることができ、例えば、作業によって姿勢を変えたい場合や長時間同じ姿勢をとりたくない場合などにも簡単に姿勢を変えることができる。
なお、図14(A)(B)の例では、座面部15の下部に脚部16が1つ形成される構成であるが、例えば図14(C)(D)に示すように、座面部15の下部に左右一対の脚部16が形成されて座面部15を支える形状であってもよい。
また、例えば、図14(E)(F)に示すように、椅子本体2は、上面に着脱手段4が設けられる座面部15と、座面部15の下部に形成され座面部15を支える脚部16とを備えており、脚部16は、左右方向に間隔を開けて2つの脚部16が形成されるものであってもよい。なお、脚部16の数は間隔を開けて3以上であってもよい。このように構成すれば、図17に示すように、片膝をついた状態であっても、農作業者Pの膝をついて寝かせた脛を座面部15の下で脚部16の間に配置でき、両膝を立ててしゃがんだ状態、片膝を立てた状態、又は両膝をついた状態等のように異なる姿勢を楽にとることができ、例えば、作業によって姿勢を変えたい場合や長時間同じ姿勢をとりたくない場合などにも簡単に姿勢を変えることができる。
なお、本発明の農作業用椅子1の椅子本体2の形状は上述に例示したものに限定されるものではない。例えば椅子本体2は、前側が後側よりも幅狭でかつ側面にアールをつけた形状をしたものであっても良い。すなわち、図18に示すように、椅子本体2の農作業者Pが腰掛けた際に前側となる部分17が後側となる部分18よりも幅狭に形成されており、後側となる部分18の上面には、着脱手段4としての面ファスナーが設けられている。なお、ここで幅狭とは、椅子本体2に腰掛ける農作業者Pの左右方向となる長さが短いことをいう。また側面にアールをつけた形状とは後側となる部分18から前側となる部分17に向かって側面が窪むように湾曲していることをいう。
このように、椅子本体2が、前側となる部分17が後側となる部分18よりも幅狭に形成されるので、図20に示すように、農作業者Pが腰掛けたときに農作業者Pの臀部は幅広の後側となる部分18に腰掛けることができるとともに、前側となる部分17が幅狭となることで太腿に当たることがなく、太腿が痛くなることなく比較的長時間座ったままで作業をすることができる。また、図19に示すように、農作業者Pが立って移動する際にも椅子本体2が太腿の動きを邪魔することが無く、スムーズに移動することができる。また、前側となる部分17が幅狭となることで、脛に当らない形で脚の間に椅子本体2を挟みこむことができ、椅子本体2に座った際に農作業者Pが安定することができる。また、図示しないが、例えば高さが1m程度のトンネルの中で作業する場合のように四つん這いのような姿勢で作業する際にも椅子本体に体重をあずけることができ身体を安定させることができる。
また、椅子本体2は、図18に示すように、水平面に載置したときに、上面が前方に向けて下り勾配の傾斜面となるように形成されていても良い。このように形成されると、農作業者Pが腰掛けたときに前傾姿勢となり、地面に向かって作業する際に楽な姿勢で作業をすることができ、農作業者Pの体重が椅子本体2に乗るので膝及び足首への負担を軽減することができる。また、椅子本体2への腰掛ける位置を前後に調整することで多少の高さ調整を簡単に行うことができる。
なお、椅子本体2の前側が後側よりも幅狭でかつ側面にアールをつけた形状をした農作業用椅子1は、図20に示すように、片膝を立てた状態や両膝をついた状態であっても、椅子本体の前側が幅狭であるので、農作業者Pの脛が椅子本体の両側に脚を広げることなく配置できるので、片膝を立てた状態、や両膝をついた状態を楽にとることができる。
なお、椅子本体の形状は、上述のものに限られず、例えば図21(A)(B)に示すように、上面の一部が窪んで形成されていても良い。このような場合においても、椅子本体2を水平面に載置したときに、上面が前方に向けて下り勾配の傾斜面となるように形成されていても良い。具体的には図21(B)に示すように、後側となる部分18が前側となる部分17よりも高くなっており、上面が全体として前方に下り勾配の傾斜が設けられていれば、上面の一部に昇り勾配となる部分があっても良い。
なお椅子本体2、前側が後側よりも幅狭でかつ側面にアールをつけた形状の椅子本体2の寸法は、例えば、水平面に載置したときに、最も高い位置の高さが10cmから20cm程度で、左右方向に最も長い位置の幅が26cmから30cm程度で、前後方向の長さが25cmから30cm程度が好ましい。また、上方から見て前側の変曲点の位置での左右方向の幅と後側の変曲点の位置での左右方向の幅の比は、1:3程度であり、前側の変曲点における高さと後側の最も高い位置の高さの比は、1:3か1:4程度であることが好ましい。また椅子本体2の上面の一部が窪んで形成されている場合には、当該窪んだ部分よりも前側の最も高い位置の高さと、後側の最も高い位置の比は、1:3か1:4程度であることが好ましい。
さらに、幅の広い後側から大きく狭まる位置の曲率半径は7cmから10cmが好ましい。これは、以下の人体寸法統計値に基づく太腿幅及び太腿厚から椅子本体2に座る農作業者Pの太腿に負担が少ない曲率半径とした。
人体寸法統計値における
大腿幅(モモ付け根近くの幅)60歳以下男女(平均±標準偏差)164±12mm(α)
大腿厚 60歳以下男女(平均±標準偏差)174±16mm(β)
α及びβの平均 直径169±14mm
データが正規分布していることから全体の95%を網羅するための寸法範囲は、
平均±(標準偏差×2)から求められる。よって、
最小直径141mm、最大直径197mmで四捨五入して14〜20cmとなる。
最も農作業者Pの太腿にフィットする直径が14〜20cmであるので、曲率半径はその半分の7〜10cmとした。
なお、本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
本発明に係る農作業用椅子1は、例えば、立て膝や両膝をつく姿勢又はしゃがむ作業をする場合や膝が悪い場合にも農作業者Pが長時間同じ姿勢をとらなくてよいように簡単に腰掛ける位置を調整できる農作業用椅子1として、好適に用いることができる。
1 農作業用椅子
2 椅子本体
3 固定部
4 着脱手段
5 臀部覆い
6 腰部ベルト
7 太腿ベルト
8 接合部
9 窪み
10 面取り部
11 ブロック
12 固定手段
13 外袋
14 アリ継ぎ部
15 座面部
16 脚部

Claims (12)

  1. 農作業者の身体に固定される固定部と、
    農作業者が腰掛可能な椅子本体と、
    前記固定部と前記椅子本体とにそれぞれ設けられ、前記固定部及び前記椅子本体を互いに係着及び分離可能な着脱手段と、を備えることを特徴とする農作業用椅子。
  2. 前記固定部は、農作業者の臀部を覆うように配置され前記着脱手段が設けられる臀部覆いと、前記臀部覆いから延びて腰周りに締め付けられる腰部ベルトと、前記臀部覆いから延びて太もも周りに締め付けられる大腿ベルトと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の農作業用椅子。
  3. 前記着脱手段は面ファスナー、スナップボタン、又はフック状の金具であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の農作業用椅子。
  4. 前記椅子本体は、水平な長辺方向の長さが短辺方向の長さの1.5倍以上の略直方体であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の農作業用椅子。
  5. 前記椅子本体は、上面に前記着脱手段が設けられる座面部と、前記座面部の下部に形成され当該座面部を支える脚部とを備え、
    前記脚部は、前記座面部よりも左右方向の幅が短く形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の農作業用椅子。
  6. 前記椅子本体は、上面に前記着脱手段が設けられる座面部と、前記座面部の下部に形成され当該座面部を支える脚部とを備え、
    前記脚部は、左右方向に間隔を開けて少なくとも2以上並べて形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の農作業用椅子。
  7. 前記椅子本体は、農作業者が腰掛けたときに前側が後側よりも幅狭に形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の農作業用椅子。
  8. 前記椅子本体は、複数の異なる高さの椅子本体から選択されるものであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の農作業用椅子。
  9. 前記椅子本体は、高さ方向に積み重ねて固定可能であるとともに分離可能な複数のブロックを有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の農作業用椅子。
  10. 前記椅子本体は、その下面の農作業者が腰掛けたときに左及び右となる方向の端縁に、それぞれ直線又は曲線の面取り部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の農作業用椅子。
  11. 前記椅子本体は、その下面の農作業者が腰掛けたときに前及び後となる方向の端縁に、それぞれ直線又は曲線の面取り部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の農作業用椅子。
  12. 前記椅子本体は、水平面に載置したときに、上面が前方に向けて下り勾配の傾斜面となることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項7のいずれかに記載の農作業用椅子。
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