JP6964282B2 - 農作業用椅子 - Google Patents
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Description
また、本発明の農作業用椅子は、前記側面の湾曲した部分の曲率半径は7cmから10cmである。
なお、農作業用椅子の前記椅子本体は、側面にアールをつけた形状、即ち、後側から前側に向かって側面が窪むように湾曲していてもよい。
また、本発明の農作業用椅子によると、着脱手段が面ファスナーであるので、簡単に着脱することができる。
さらに、本発明の農作業用椅子によると、椅子本体が、水平な長辺方向の長さが短辺方向の長さの1.5倍以上の略直方体であるので、臀部覆いに設けられている着脱手段に椅子本体を縦向きにも横向きにも係着することができる。すなわち、椅子本体の長手方向が農作業者の左右方向又は前後方向のいずれを向くようにも係着することができる。したがって、農作業者は、椅子本体の向きを変えることで、両方の膝を立てた状態、片膝を立てた状態、両膝をついた状態等のような異なる姿勢をとることができ、例えば、作業によっ
て姿勢を変えたい場合や長時間同じ姿勢をとりたくない場合などにも簡単に姿勢を変えることができる。
るので膝及び足首への負担を軽減することができる。また、椅子本体への腰掛ける位置を前後に調整することで多少の高さ調整を簡単に行うことができる。また、図示しないが例えば高さが1m程度のトンネルの中で作業する場合のように四つん這いのような姿勢で作業する際にも椅子本体に体重をあずけることができ身体を安定させることができる。
さらに本発明の農作業用椅子によると、椅子本体が、農作業者が腰掛けたときに前側が後側よりも幅狭に形成されるので、農作業者が腰掛けたときに農作業者の臀部は幅広の後側に腰掛けることができるとともに、前側が幅狭となることで太腿に当たることがなく、太腿が痛くなることなく比較的長時間座ったままで作業をすることができる。また、農作業者が立って移動する際にも椅子本体が太腿の動きを邪魔することが無く、スムーズに移動することができる。また、前側が幅狭となることで、脛に当らない形で脚の間に椅子本体を挟みこむことができ、椅子本体に座った際に安定することができる。
大腿幅(モモ付け根近くの幅)60歳以下男女(平均±標準偏差)164±12mm(α)
大腿厚 60歳以下男女(平均±標準偏差)174±16mm(β)
α及びβの平均 直径169±14mm
データが正規分布していることから全体の95%を網羅するための寸法範囲は、
平均±(標準偏差×2)から求められる。よって、
最小直径141mm、最大直径197mmで四捨五入して14〜20cmとなる。
最も農作業者Pの太腿にフィットする直径が14〜20cmであるので、曲率半径はその半分の7〜10cmとした。
2 椅子本体
3 固定部
4 着脱手段
5 臀部覆い
6 腰部ベルト
7 太腿ベルト
8 接合部
9 窪み
10 面取り部
11 ブロック
12 固定手段
13 外袋
14 アリ継ぎ部
15 座面部
16 脚部
Claims (10)
- 農作業者の身体に固定される固定部と、
農作業者が腰掛可能な椅子本体と、
前記固定部と前記椅子本体とにそれぞれ設けられ、前記固定部及び前記椅子本体を互いに係着及び分離可能であり、面ファスナーである着脱手段と、を備え、
前記椅子本体は、水平な長辺方向の長さが短辺方向の長さの1.5倍以上の略直方体であり、
前記着脱手段は、前記椅子本体の長手方向が前記農作業者の左右方向となるように配置した場合でも、前記椅子本体の長手方向が前記農作業者がしゃがんだときの前後方向となるように配置した場合でも係着可能であることを特徴とする農作業用椅子。 - 前記固定部は、農作業者の臀部を覆うように配置され前記着脱手段が設けられる臀部覆いと、前記臀部覆いから延びて腰周りに締め付けられる腰部ベルトと、前記臀部覆いから延びて太もも周りに締め付けられる大腿ベルトと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の農作業用椅子。
- 前記椅子本体は、上面に前記着脱手段が設けられる座面部と、前記座面部の下部に形成され当該座面部を支える脚部とを備え、
前記椅子本体の長手方向が前記農作業者がしゃがんだときの前後方向となるように配置した場合に、前記脚部は、前記座面部よりも左右方向の幅が短く形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の農作業用椅子。 - 前記椅子本体は、上面に前記着脱手段が設けられる座面部と、前記座面部の下部に形成され当該座面部を支える脚部とを備え、
前記椅子本体の長手方向が前記農作業者がしゃがんだときの前後方向となるように配置した場合に、前記脚部は、左右方向に間隔を開けて少なくとも2以上並べて形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の農作業用椅子。 - 前記椅子本体は、複数の異なる高さの椅子本体から選択されるものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の農作業用椅子。
- 前記椅子本体は、高さ方向に積み重ねて固定可能であるとともに分離可能な複数のブロックを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の農作業用椅子。
- 前記椅子本体の長手方向が前記農作業者の左右方向となるように配置した場合に、前記椅子本体は、その下面の当該農作業者が腰掛けたときに左及び右となる方向の端縁に、それぞれ直線又は曲線の面取り部が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の農作業用椅子。
- 前記椅子本体の長手方向が前記農作業者の左右方向となるように配置した場合に、前記椅子本体は、その下面の当該農作業者が腰掛けたときに前及び後となる方向の端縁に、それぞれ直線又は曲線の面取り部が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の農作業用椅子。
- 農作業者の身体に固定される固定部と、
農作業者が腰掛可能な椅子本体と、
前記固定部と前記椅子本体とにそれぞれ設けられ、前記固定部及び前記椅子本体を互いに係着及び分離可能な面ファスナーである着脱手段と、を備え、
前記椅子本体は、農作業者が腰掛けたときに前側が後側よりも幅狭に形成され、その側面は、後側から前側に向かって窪むように湾曲しており、
前記椅子本体は、水平面に載置したときに、上面が前方に向けて下り勾配の傾斜面となることを特徴とする農作業用椅子。 - 前記側面の湾曲した部分の曲率半径は7cmから10cmであることを特徴とする請求項9に記載の農作業用椅子。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2016052323 | 2016-03-16 |
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JP6964282B2 true JP6964282B2 (ja) | 2021-11-10 |
Family
ID=59972523
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017047818A Active JP6964282B2 (ja) | 2016-03-16 | 2017-03-13 | 農作業用椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2017
- 2017-03-13 JP JP2017047818A patent/JP6964282B2/ja active Active
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