JP2001087295A - 骨盤矯正ベルト - Google Patents
骨盤矯正ベルトInfo
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Abstract
ずり上がりを防止する。着用安定性の精度を向上する。
長時間着用しても、着用部分に痛みを生じることなく、
骨盤を正しい位置に安定して矯正し得る、特殊カッティ
ングを施した上下2段のベルトを提供する。 【解決手段】 骨盤矯正ベルト10は、上段ベルト1 の上
段ベルト主部1Aの左端部1aの上縁部に左方下向きの傾斜
縁部5 が、同右端部1bの上縁部に右方下向きの傾斜縁部
6 が設けられている。下段ベルト2 の下段ベルト主部2A
の左端部2aの下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部13
が設けられ、この左側第1傾斜縁部13の上端に連なって
左方上向きの左側第2傾斜縁部14が設けられ、同下段ベ
ルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右方上向きの右側第1
傾斜縁部15が設けられ、この右側第1傾斜縁部15の上端
に連なって右方上向きの右側第2傾斜縁部16が設けられ
ている。
Description
関するものである。
る筋肉の弱体化と悪い姿勢の多い生活習慣により、骨盤
が開いて後ろに傾斜してきており、腰痛をはじめ様々な
慢性的な病を併発してきていることが指摘されている。
これを矯正するために、骨盤の腸骨を締める様々なベル
トが開発され、市販されているが、より効果を上げるた
めには、開いた腸骨を締めるとともに、仙骨および股関
節をサポートすることが必要となり、そのためには、ど
うしても2本のベルトが必要となる。
頭(股関節)と腸骨の上部を同時にサポートするという
ことになると、人間工学上、体の後ろ面では上下2本の
ベルトが必要であり、体の前面では、それを1本にまと
めなければならない。そこで、様々な企業によって様々
な方法で、当該大腿骨頭(股関節)と腸骨の上部を同時
にサポートするために上下2本のベルトを用いた矯正ベ
ルトが作られ、市販されているが、その部分は全身の体
重を受け止める場所であるとともに、人の立ち居振る舞
いの動作の中で最も複雑な形状を呈する部分でもあるた
めに、着用中にベルトがずり上がりやすく、装着しても
一日の内に何度もベルトの位置を正しい位置に補正しな
ければならないという煩わしさがあり、商品や体型によ
っては多少の違いはあるものの、いずれの商品も安定し
て装着し続けることができないという問題があった。本
出願人は、先に、このような2本のベルトを使用した骨
盤矯正ベルトを提案した(例えば特開平11−5688
7号公報参照)。この先提案の骨盤矯正ベルトによれ
ば、起立筋の弱体化に起因する骨盤の傾きを正す(直
す)ことができて、腰痛をはじめとする諸生活習慣病を
予防、並びに改善することができるものであった。
をさらに改善しかつ上記従来技術の問題を解決するため
になされたもので、着用中のベルトのずり上がりを防止
することができて、着用安定性の精度を向上し得るとと
もに、長時間着用しても、着用部分に痛みを生じること
なく、骨盤を正しい位置に安定して矯正することができ
る、骨盤矯正ベルトを提供することを目的とするもので
ある。
めに、本発明の請求項1記載の骨盤矯正ベルトは、弾性
を有する布地製でかつ主として腸骨稜および仙腸関節を
覆う上段ベルトと、同弾性を有する布地製でかつ主とし
て股関節を覆う下段ベルトとを備え、上段ベルトは上段
ベルト主部とこれの左右両端に連なる重ね合わせ結合部
とよりなるとともに、下段ベルトは下段ベルト主部とこ
れの左右両端に連なる重ね合わせ結合部とよりなり、上
下両ベルトの左右両端の重ね合わせ結合部とが重合状態
に結合されて、矯正ベルト両端連結部が形成され、上下
段ベルトの長さの中間部分が複数の布地製連結片によっ
て互いに連結され、矯正ベルト両端連結部が着脱自在に
連結されるようになされている骨盤矯正ベルトにおい
て、上段ベルトの上段ベルト主部の左端部の上縁部に左
方下向きの傾斜縁部が、同右端部の上縁部に右方下向き
の傾斜縁部がそれぞれ設けられ、下段ベルトの下段ベル
ト主部の左端部の下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁
部が設けられ、この左側1第傾斜縁部の上端に連なって
左方上向きの左側第2傾斜縁部が設けられ、同下段ベル
ト主部の右端部の下縁部に右方上向きの右側第1傾斜縁
部が設けられ、この右側第1傾斜縁部の上端に連なって
右方上向きの右側第2傾斜縁部が設けられ、上段ベルト
の上段ベルト主部の左端部の左端垂直縁部と下段ベルト
主部の左端部の左側第2傾斜縁部とが重ね合わせられて
結合されるとともに、上段ベルトの上段ベルト主部の右
端部の右端垂直縁部と下段ベルト主部の右端部の右側第
2傾斜縁部とが重ね合わせられて結合されていることを
特徴としている。
て、上段ベルト主部の左端部の左方下向きの傾斜縁部の
同ベルト主部水平上縁部に対する傾斜角度が5〜15°
であり、同右端部の右方下向きの傾斜縁部の同ベルト主
部水平上縁部に対する傾斜角度が5〜15°であり、下
段ベルト主部の左端部の左方上向きの左側第1傾斜縁部
の同ベルト主部水平下縁部に対する傾斜角度が10〜2
0°であり、同左端部の左方上向きの左側第2傾斜縁部
の同ベルト主部水平下縁部に対する傾斜角度が60〜7
0°であり、下段ベルト主部の右端部の右方上向きの右
側第1傾斜縁部の同ベルト主部水平下縁部に対する傾斜
角度が10〜20°であり、同右端部の右方上向きの右
側第2傾斜縁部の同ベルト主部水平下縁部に対する傾斜
角度が60〜70°である。
て、下段ベルトの下段ベルト主部の左端部の下縁部に左
側第1傾斜縁部に沿ってベルト装着圧吸収用長孔が設け
られ、同下段ベルト主部の右端部の下縁部に右側第1傾
斜縁部に沿ってベルト装着圧吸収用長孔が設けられてい
る。
て、上下段ベルトの長さの中間部分を連結する布地製連
結片の上辺部が、上段ベルト主部の水平下縁部より同ベ
ルト主部の相対的に深い位置で縫い止められ、同布地製
連結片の下辺部が下段ベルト主部の水平上縁部より同ベ
ルト主部の相対的に浅い位置で縫い止められている。
面に示す一実施例について説明する。図1〜図8は、本
発明の第1実施例を示すものである。まず図1を参照す
ると、本発明による骨盤矯正ベルト10は、弾性を有す
る布地製でかつ主として腸骨稜及び仙腸関節を覆う上段
ベルト1と、同弾性を有する布地製でかつ主として股関
節を覆う下段ベルト2とを備えている。ここで、上下段
ベルト1,2は、圧力を加えても、血行を阻害しにくい
編み立て構造の2本の特殊ベルトによって構成されてい
る。上段ベルト1は、上段ベルト主部1Aとこれの左右
両端に連なる重ね合わせ結合部21,21とよりなると
ともに、下段ベルト2は、下段ベルト主部2Aとこれの
左右両端に連なる重ね合わせ結合部22,22とよりな
り、上下両ベルト1,2の左右両端の重ね合わせ結合部
21,21と22,22とが重合状態にかつ縫製により
一体に結合されて、矯正ベルト両端連結部31,32が
形成されている。上下段ベルト1,2の長さの中間部分
が複数の布地製連結片17,17によって互いに連結さ
れ、矯正ベルト両端連結部31,32が着脱自在に連結
されるようになされている。このような矯正ベルト両端
連結部31,32を相互に連結する掛止部材として、そ
の左端連結部31の内側(人体側)に雄カギホック(掛
止部材)9が、同右端連結部32の外側(人体と反対の
表面側)に雌カギホック(図示略)が、それぞれ取り付
けられている。また、上段ベルト1の長さの中央部内側
にポケット部25が設けられて、該ポケット部25に、
例えば遠赤外線放射セラミックス等よりなる生体活性化
エネルギー放出セラミックス27を有する仙骨矯正ブロ
ック26(仙骨サポーター)が収められている。
段ベルト1,2のずり上がりを防止するために、つぎの
カッティングが施されている。すなわち、図2と図3に
詳しく示すように、上段ベルト1の上段ベルト主部1A
の左端部1aの上縁部に左方下向きの傾斜縁部5が、同
右端部1bの上縁部に右方下向きの傾斜縁部6がそれぞ
れ設けられている。一方、図4と図5に詳しく示すよう
に、下段ベルト2の下段ベルト主部2Aの左端部2aの
下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部13が設けら
れ、この左側第1傾斜縁部13の上端に連なって左方上
向きの左側第2傾斜縁部14が設けられ、同下段ベルト
主部2Aの右端部2bの下縁部に右方上向きの右側第1
傾斜縁部15が設けられ、この右側第1傾斜縁部15の
上端に連なって右方上向きの右側第2傾斜縁部16が設
けられている。そして、図6に示すように、上段ベルト
1の上段ベルト主部1Aの左端部1aの左端垂直縁部7
と下段ベルト主部2Aの左端部2aの左側第2傾斜縁部
14とが重ね合わせられて縫製により結合されるととも
に、上段ベルト1の上段ベルト主部1Aの右端部1bの
右端垂直縁部8と下段ベルト主部2Aの右端部2bの右
側第2傾斜縁部16とが重ね合わせられて縫製により結
合されている。上記において、上段ベルト主部1Aの左
端部1aの左方下向きの傾斜縁部5の同ベルト主部水平
上縁部3に対する傾斜角度は、図示のものは10°であ
るが、5〜15°の範囲が好ましい。同右端部1bの右
方下向きの傾斜縁部6の同ベルト主部水平上縁部3に対
する傾斜角度は、図示のものは10°であるが、5〜1
5°の範囲が好ましい。一方、下段ベルト主部2Aの左
端部2aの左方上向きの左側第1傾斜縁部13の同ベル
ト主部水平下縁部12に対する傾斜角度は、図示のもの
は15°であるが、10〜20°の範囲が好ましい。同
左端部2aの左方上向きの左側第2傾斜縁部14の同ベ
ルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度は、図示のも
のは50°であるが、60〜70°の範囲が好ましい。
下段ベルト主部2Aの右端部2bの右方上向きの右側第
1傾斜縁部15の同ベルト主部水平下縁部12に対する
傾斜角度は、図示のものは15°であるが、10〜20
°の範囲が好ましい。同右端部2bの右方上向きの右側
第2傾斜縁部16の同ベルト主部水平下縁部12に対す
る傾斜角度は、図示のものは50°であるが、60〜7
0°の範囲が好ましい。
7(Mサイズの例)cmおよび中央部幅11.5cmを
有し、図3に示す上段ベルト1の上段ベルト主部1Aの
右端部1bについて説明すると、上段ベルト主部1Aの
右端垂直縁部8が、下辺4より9cmの高さでカッティ
ングされ、その高さの上端Pよりセンター寄りに水平距
離で15cm至った上辺3の点Qまでテーパが付けられ
るようにカッティングされて、上段ベルト主部1Aの右
端部1bの上縁部に右方下向きの傾斜縁部6が形成され
ている。図3において斜線を施したこのテーパ部分は、
切り取り、あるいは折り返して縫い付けても良い。ま
た、上段ベルト主部1Aの左端部1aの上縁部にも左方
下向きの傾斜縁部5が、同様にして形成されている。こ
れに対し、下段ベルト2は、全長86cm(Mサイズの
例)および中央部幅11.5cmを有し、図5に示す下
段ベルト2の下段ベルト主部2Aの右端部2bについて
説明すると、下段ベルト主部2Aの下辺12の右端より
5cm内側の点Rと、下段ベルト主部2Aの上辺11の
右端とを結び、まず右方上向きの右側第2傾斜縁部16
が形成され、この右側第2傾斜縁部16に沿って上辺1
1右端から9cm下方の点Sとし、この点Sから、下段
ベルト主部2Aの下辺12右端より15cm内側の点T
までテーパが付けられるようにカッティングされて、下
段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右方上向きの
右側第1傾斜縁部15が形成されているものである。図
5において斜線を施したこのテーパ部分は、切り取り、
あるいは折り返して縫い付けても良い。また、下段ベル
ト主部2Aの左端部2aの下縁部に左方上向きの左側第
1傾斜縁部13が、またこの左側第1傾斜縁部13の上
端に連なる左方上向きの左側第2傾斜縁部14が、同様
にして形成されている。下段ベルト2の下段ベルト主部
2Aの左端部2aの下縁部に左側第1傾斜縁部13に沿
ってベルト装着圧吸収用長孔(パワーアブソーバー)2
3が設けられ、同下段ベルト主部2Aの右端部2bの下
縁部に右側第1傾斜縁部15に沿ってベルト装着圧吸収
用長孔24が設けられている。また、上下段ベルト1,
2の長さの中間部分を連結する左右一対の布地製連結片
17の上辺部17aが、上段ベルト主部1Aの水平下縁
部4より同ベルト主部1Aの相対的に深い位置で縫い止
められ、同布地製連結片17の下辺部17bが下段ベル
ト主部2Aの水平上縁部11より同ベルト主部2Aの相
対的に浅い位置で縫い止められており、図示のものは、
布地製連結片17の上辺部17aと下辺部17bとの割
合が、2:1程度に設定されている。これは、この2本
のベルト1,2を装着した場合、体型によっては後ろ面
の上段ベルト1を少し(1cm位)だけ下段ベルト2の
上に重ねるようにするための工夫である。そうすること
によって、性別や年齢によってヒップの形状が乏しい場
合であっても、下段ベルト2のずり上がりをほゞ解消す
ることができるものである。
は、例えばシリコンまたはポリウレタン樹脂発泡体より
なるものを使用するのが好ましい。ポケット部25は開
口部を有しているため、仙骨矯正ブロック26は、取り
外し自在となされている。また、下段ベルト主部2Aの
水平下縁部11の中央部にセンターダーツ19が設けら
れていて、骨盤矯正ベルト10を装着したさい、体形に
沿いやすいようになされており、骨盤矯正ベルト10の
着用安定性をさらに向上することができる。つぎに、傾
いた骨盤を正しい位置に直すには、骨盤を正しい位置に
支える筋肉の代用をするパワーを付加する必要がある
が、本発明による骨盤矯正ベルト10は、このような骨
盤矯正パワーを付加するのに非常に適しているものであ
る。
矯正ベルト10の使用方法を説明する。まず、本発明の
骨盤矯正ベルト10を、人体Mの後側より腰に沿わすよ
うに当て、ついでこれを力を入れないで巻く。このと
き、骨盤矯正ベルト10の両端連結部31,32部3
1,32を無伸張状態で人体Mの前にあわせた状態で、
両者の間に約10cm程度の間隔が開いているのが、好
ましい。つぎに、骨盤矯正ベルト10を伸張させて、こ
れの両端連結部31,32を重ね合わせ、雄カギホック
9と雌カギホック(図示略)を掛け合わせて、ベルト両
端連結部31,32を互いに接続して、着用する。この
とき、下段ベルト2の1/3がヒップと足の境目から足
の方にかかるように左右に強く引っ張り、前に回して掛
け止める。人体Mの前では、適度の強さの位置で留め
て、前で留めたベルト両端連結部31,32は、恥骨の
上にセットする。こうして下段ベルト2により股関節が
カバーせられる。なお、骨盤矯正ベルト10の装着によ
り、上段ベルト1の中央部内側の仙骨矯正ブロック26
に保持された遠赤外線放射セラミックス等よりなる生体
活性化エネルギー放出セラミックス27が、丁度仙骨2
2の背面すなわち仙骨の真上に位置するようにする。こ
こで、生体活性化エネルギー放出セラミックス27の作
用は、例えば遠赤外線放射セラミックス等よりなるセラ
ミックス27を用いることによって、人体に有害な紫外
線や電磁波等の波動を、生体活性化エネルギーの作用に
寄り生命波動に変換するもので、人畜に対して有益、無
害の生体活性化エネルギーを放出するものである。
段ベルト1により両腸骨を後ろから前に押し上げるとと
もに、仙骨をサポートする。また仙腸関節および恥骨結
合部のズレを調整する。一方、下段ベルト2により、全
体重を受ける2本足(大腿骨)と骨盤との接点となって
いる股関節(大転子)を正しい位置に戻す。また骨盤矯
正ベルト10の下段ベルト2の下段ベルト主部2Aの左
端部2aの下縁部に左側第1傾斜縁部13に沿ってベル
ト装着圧吸収用長孔(パワーアブソーバー)23が設け
られ、同下段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右
側第1傾斜縁部15に沿ってベルト装着圧吸収用長孔2
4が設けられているため、例えば座り仕事の多い人に対
しても、とくに下段ベルト2の締付け圧を吸収すること
ができて、圧迫による痛みが生じない利点がある。さら
に、生体活性化エネルギー放出セラミックス27を有す
る仙骨矯正ブロック26(仙骨サポーター)は、取り外
し自在となされているから、例えば就寝時に違和感を覚
える人のために、これがじゃまになれば、簡単に取り外
すことができる。
人体Mに装着した場合は、人体Mの正面で左右上下合わ
せて4本のベルトが一体となって係着されるわけで、そ
のパワーは係着部分に最も大きな力がかかることにな
る。そうすると、ベルトは、形態力学上、ベルト本来の
形状に戻っていこうとする力が働くことになる。そのた
め、着用中にベルトがずり上がるという問題は、着用部
分が最も複雑な動きをする部分であるという 人間工学
面からと、力が加えられたベルトの 形態力学面から
と、2つの面から、避けられない課題となっていたもの
である。この点、本発明の骨盤矯正ベルト10によれ
ば、まず、下段ベルト2が左右の側面からヒップの下に
回っていく構造となるため、前面で強力に引っ張られて
も、ほとんどずり上がってくることがない の人間工学
面の課題がほゞ解消されるものであり、また、上記下段
ベルト2のカッティングは、これを上段ベルト1に係留
した場合、左右の端を引っ張ても、下段ベルト2が上段
ベルト1の上にずり上がってこないという の形態力学
面の課題がほゞ解消されるものである。結局、本発明に
よれば、着用中のベルトのずり上がりを確実に防止する
ことができて、着用安定性の精度を向上し得るととも
に、長時間着用しても、着用部分に痛みを生じることな
く、骨盤を正しい位置に安定して矯正することができ
る。そして、傾いた骨盤を正しい位置に直すために、骨
盤を正しい位置に支える筋肉の代用をするパワーを付加
するのに非常に適しているものであり、本発明による骨
盤矯正ベルトの使用により、起立筋の弱体化に起因する
骨盤の傾きを正す(直す)ことができて、腰痛をはじめ
とする諸生活習慣病を予防、並びに改善を図ることがで
きる。
上段ベルト主部の左端部の上縁部に左方下向きの傾斜縁
部が、同右端部の上縁部に右方下向きの傾斜縁部がそれ
ぞれ設けられ、下段ベルトの下段ベルト主部の左端部の
下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部が設けられ、こ
の左側第1傾斜縁部の上端に連なって左方上向きの左側
第2傾斜縁部が設けられ、同下段ベルト主部の右端部の
下縁部に右方上向きの右側第1傾斜縁部が設けられ、こ
の右側第1傾斜縁部の上端に連なって右方上向きの右側
第2傾斜縁部が設けられ、上段ベルトの上段ベルト主部
の左端部の左端垂直縁部と下段ベルト主部の左端部の左
側第2傾斜縁部とが重ね合わせられて結合されるととも
に、上段ベルトの上段ベルト主部の右端部の右端垂直縁
部と下段ベルト主部の右端部の右側第2傾斜縁部とが重
ね合わせられて結合されているものであるから、着用中
のベルトのずり上がりを確実に防止することができて、
着用安定性の精度を向上し得るとともに、長時間着用し
ても、着用部分に痛みを生じることなく、骨盤を正しい
位置に安定して矯正することができる。そして、傾いた
骨盤を正しい位置に直すために、骨盤を正しい位置に支
える筋肉の代用をするパワーを付加するのに非常に適し
ているものであり、本発明による骨盤矯正ベルトの使用
により、起立筋の弱体化に起因する骨盤の傾きを正す
(直す)ことができて、腰痛をはじめとする諸生活習慣
病を予防、並びに改善を図ることができるという効果を
奏する。
概略正面図である。
ある。
ある。
された状態の正面図である。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 弾性を有する布地製でかつ主として腸骨
稜および仙腸関節を覆う上段ベルト1と、同弾性を有す
る布地製でかつ主として股関節を覆う下段ベルト2とを
備え、上段ベルト1は上段ベルト主部1Aとこれの左右
両端に連なる重ね合わせ結合部21,21とよりなると
ともに、下段ベルト2は下段ベルト主部2Aとこれの左
右両端に連なる重ね合わせ結合部22,22とよりな
り、上下両ベルト1,2の左右両端の重ね合わせ結合部
21,21と22,22とが重合状態に結合されて、矯
正ベルト両端連結部31,32が形成され、上下段ベル
ト1,2の長さの中間部分が複数の布地製連結片17,
17によって互いに連結され、矯正ベルト両端連結部3
1,32が着脱自在に連結されるようになされている骨
盤矯正ベルトにおいて、上段ベルト1の上段ベルト主部
1Aの左端部1aの上縁部に左方下向きの傾斜縁部5
が、同右端部1bの上縁部に右方下向きの傾斜縁部6が
それぞれ設けられ、下段ベルト2の下段ベルト主部2A
の左端部2aの下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部
13が設けられ、この左側第1傾斜縁部13の上端に連
なって左方上向きの左側第2傾斜縁部14が設けられ、
同下段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右方上向
きの右側第1傾斜縁部15が設けられ、この右側第1傾
斜縁部15の上端に連なって右方上向きの右側第2傾斜
縁部16が設けられ、上段ベルト1の上段ベルト主部1
Aの左端部1aの左端垂直縁部7と下段ベルト主部2A
の左端部2aの左側第2傾斜縁部14とが重ね合わせら
れて結合されるとともに、上段ベルト1の上段ベルト主
部1Aの右端部1bの右端垂直縁部8と下段ベルト主部
2Aの右端部2bの右側第2傾斜縁部16とが重ね合わ
せられて結合されていることを特徴とする、骨盤矯正ベ
ルト。 - 【請求項2】 上段ベルト主部1Aの左端部1aの左方
下向きの傾斜縁部5の同ベルト主部水平上縁部3に対す
る傾斜角度が5〜15°であり、同右端部1bの右方下
向きの傾斜縁部6の同ベルト主部水平上縁部3に対する
傾斜角度が5〜15°であり、下段ベルト主部2Aの左
端部2aの左方上向きの左側第1傾斜縁部13の同ベル
ト主部水平下縁部12に対する傾斜角度が10〜20°
であり、同左端部2aの左方上向きの左側第2傾斜縁部
14の同ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度が
60〜70°であり、下段ベルト主部2Aの右端部2b
の右方上向きの右側第1傾斜縁部15の同ベルト主部水
平下縁部12に対する傾斜角度が10〜20°であり、
同右端部2bの右方上向きの右側第2傾斜縁部16の同
ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度が60〜7
0°である、請求項1記載の骨盤矯正ベルト。 - 【請求項3】 下段ベルト2の下段ベルト主部2Aの左
端部2aの下縁部に左側第1傾斜縁部13に沿ってベル
ト装着圧吸収用長孔23が設けられ、同下段ベルト主部
2Aの右端部2bの下縁部に右側第1傾斜縁部15に沿
ってベルト装着圧吸収用長孔24が設けられている、請
求項1記載の骨盤矯正ベルト。 - 【請求項4】 上下段ベルト1,2の長さの中間部分を
連結する布地製連結片17の上辺部17aが、上段ベル
ト主部1Aの水平下縁部4より同ベルト主部1Aの相対
的に深い位置で縫い止められ、同布地製連結片17の下
辺部17bが下段ベルト主部2Aの水平上縁部11より
同ベルト主部2Aの相対的に浅い位置で縫い止められて
いる、請求項1〜3記載のうちのいずれか1項記載の骨
盤矯正ベルト。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27360499A JP3530787B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 骨盤矯正ベルト |
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