JP2017170010A - 物品陳列什器 - Google Patents

物品陳列什器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017170010A
JP2017170010A JP2016062350A JP2016062350A JP2017170010A JP 2017170010 A JP2017170010 A JP 2017170010A JP 2016062350 A JP2016062350 A JP 2016062350A JP 2016062350 A JP2016062350 A JP 2016062350A JP 2017170010 A JP2017170010 A JP 2017170010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
article display
article
shelf
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016062350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6812121B2 (ja
Inventor
佑己 草野
Yuki Kusano
佑己 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2016062350A priority Critical patent/JP6812121B2/ja
Publication of JP2017170010A publication Critical patent/JP2017170010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6812121B2 publication Critical patent/JP6812121B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

【課題】物品陳列什器の有する陳列領域を時間帯に合わせて有効活用できる物品陳列什器を提供する。【解決手段】後方側の物品陳列部4が前方側の物品陳列部3よりも高くなるように設けられた複数の物品陳列部を有する物品陳列什器1において、前方側の物品陳列部3は、冷却手段により冷却され、少なくとも上面側に開口する開口部を有しており、前方側の物品陳列部3の開口部と隣接する後方側の物品陳列部4は、開口部を一部閉塞するように移動可能な拡張棚6を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等において、物品を陳列するために用いられる物品陳列什器に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の各種店舗に配置される物品は、常温で陳列可能なものと、冷蔵状態で陳列する必要があるものがあり、それぞれ専用の物品陳列什器が用意されている。また近年、購入者の購買意欲を促すために、関連する物品を近くに陳列して購入者が同時に視認できるような陳列がなされており、これら関連する物品の保存温度がそれぞれ異なる場合には、それぞれ異なる保存温度の物品陳列什器を併設することが考えられる。
特開平11−137381号公報(第3頁、第1図)
ところで、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の各種店舗にあっては、時間帯によって売れ筋の物品が変化する傾向がある。例えば、ランチ時等は惣菜や弁当等の常温で陳列可能な物品が売れ、それ以外の時間帯では、惣菜等の物品の需要が落ち、代わりに、飲料やデザート等の冷蔵状態での保存が必要な物品の需要が増える場合がある。しかしながら、常温で陳列可能な物品は冷蔵用の物品陳列什器に陳列することはできず、冷蔵状態での保存が必要な物品は常温用の物品陳列什器に陳列することできないため、物品陳列什器の有する限られた陳列領域を時間帯に合わせて有効に活用することができないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、物品陳列什器の有する陳列領域を時間帯に合わせて有効活用できる物品陳列什器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の物品陳列什器は、
後方側の物品陳列部が前方側の物品陳列部よりも高くなるように設けられた複数の物品陳列部を有する物品陳列什器において、
前記前方側の物品陳列部は、冷却手段により冷却され、少なくとも上面側に開口する開口部を有しており、
前記前方側の物品陳列部の前記開口部と隣接する前記後方側の物品陳列部は、前記開口部を一部閉塞するように移動可能な拡張棚を有することを特徴としている。
この特徴によれば、前方側の物品陳列部からの物品の取り出しが多く行われる時間帯では、上面側に開口する開口部から前方側の物品陳列部内にアクセスし易く、後方側の物品陳列部からの物品の取り出しが多く行われる時間帯にあっては、拡張棚を移動させて後方側の物品陳列部の陳列面を拡張させることにより、多くの物品を陳列可能とすることができ、物品陳列什器の有する陳列領域を時間帯に合わせて有効活用可能となっている。また、陳列面を拡張させた場合であっても開口部は一部開口していることから、前方側の物品陳列部内にアクセスできる。
前記後方側の物品陳列部には、前方向にスライドして引き出し可能な拡張棚が収納されていることを特徴としている。
この特徴によれば、拡張棚は後方側の物品陳列部に収納できることから、不使用時の拡張棚が場所をとることがなく、限られた陳列領域を有効に活用できる。
前記拡張棚は、前記開口部の一部が閉塞されるとともに一部が開口する位置で、引き出し方向の移動を規制するストッパーを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、前方側の物品陳列部内へのアクセスを確実に確保できる。
前記前方側の物品陳列部の前方側壁の上端が、前記拡張棚より低い位置に位置することを特徴としている。
この特徴によれば、後方側の物品陳列部の拡張棚を移動させた状態でも、一部開口する領域が広く、前方側の物品陳列部内の物品の取り出しを行い易い。
前記拡張棚に、前記前方側の物品陳列部を視認可能な透光部を形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、後方側の物品陳列部の拡張棚を移動させた状態であっても、透光部を通して上方から前方側の物品陳列部内の物品を確認することができる。
実施例における拡張棚を収納した状態の物品陳列什器を示す斜視図である。 物品陳列什器の側断面図である。 物品陳列什器の正面図である。 第1の陳列部を示す一部拡大側面図である。 拡張棚を収納した状態の第1の陳列部の開口部を示す図である。 第1の陳列部の冷気の流れを示す一部拡大側面図である。 拡張棚を引き出した状態の第1の陳列部の開口部を示す図である 拡張棚を引き出した状態の物品陳列什器を示す斜視図である。
本発明に係る物品陳列什器を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る物品陳列什器につき、図1から図8を参照して説明する。以下、図2の紙面左側を物品陳列什器の正面側(前方側)として説明する。
図1に示される物品陳列什器1は、主に商店やスーパーマーケット、コンビニエンスストア等の野菜、果物及びその他の生鮮食品並びにその他の食料品等(以下、物品とする)を取り扱う販売店舗に設置され、購入者の物品購入に際して、店舗が販売する物品を陳列するために設置されるものである。
物品陳列什器1は、第一の陳列部3(前方側の物品陳列部)を備える基台2と、基台2の上部に配置される第二の陳列部4(後方側の物品陳列部)とから主に構成されている。図2に示されるように、基台2は、その前部に第一の陳列部3が内蔵されており、第一の陳列部3の後方には当該第一の陳列部3を冷却する冷却装置5が配置されている。
第一の陳列部3は、底板部12と、底板部12の前端部から上方に立設する前面部13と、底板部12の後端部から上方に立設する背板部14と、を有する内面部材7と、基台2の側壁を形成する側板部9とにより主に構成される冷蔵室である。第一の陳列部3の底板部12の上には前方に傾斜して配置される板材15が配置されており、板材15の上面が物品を載置する陳列面として機能するようになっている。尚、板材15は着脱自在であり、板材15を取り外した状態では、底板部12の上面が物品を載置する陳列面として機能することになる。
図1及び図2に示されるように、第一の陳列部3の前方側壁は、前述した前面部13と、基台2を構成する前板部2aと、前板部2aの上端より上方に立設された仕切パネル16と、から構成されており、仕切パネル16の内面16bが前面部13の前面と面接している。また、前面部13の上端面13aには後述する冷気吸入口17が形成されている。
また、背板部14の上端部には冷気吹出口18が設けられている。冷気吹出口18は、ルーバ18aが前方下向きに傾斜しており、仕切パネル16の上端16a(前方側壁の上端)がルーバ18aの延長線(図4の仮想線α参照)より上方に位置するようになっている。
第二の陳列部4は、基台2の上部に支持される底板部21(棚板)と、底板部21の後端部から上方に立設する背板部22と、を有している。背板部22の上端には、前方に延出する廂部23が、左右方向に2本立設するアーム部材24(図3参照)により支持されており、この廂部23には底板部21を照らす照明装置25が支持されている。底板部21は、その上面が物品を載置する陳列面(後述する底板部材上面28a、拡張棚6の上面6cが該当する。)として機能するようになっている。
また、背板部22には、前方下側に傾斜する鏡26が固定されており、物品陳列什器1の正面側に立った購入者が鏡26によっても物品を確認でき、底板部21の後部側に陳列された物品を視認し易くなっている。
図1及び図3に示されるように、底板部21の左右方向両端には、サイドパネル27,27がそれぞれ立設されている。このサイドパネル27,27は透光性の高いアクリルにて形成されており、サイドパネル27,27越しに第二の陳列部4の陳列面上の物品を視認可能となっている。
また、図2及び図3に示されるように、第二の陳列部4の底板部21は拡張棚6を有している。詳しくは、底板部21は、正面側に開口する空間Sを有する略箱状に形成された底板部材28と、空間Sに収容された拡張棚6と、から主に構成されている。
拡張棚6は、空間S内に固定された入れ子状のスライドレール(図示せず)により、前後移動自在に支持されているため、第一の陳列部3は、拡張棚6が完全に収容されている状態と完全に引き出された状態とで、それぞれ開口部の大きさの切替えが行えるようになっている(図5及び図7参照)。また、スライドレールを構成するインレールとアウトレール(いずれも図示せず)との摩擦力により、引き出された拡張棚6が外力により収容方向へ移動することが抑制されている。
また、拡張棚6は、後述する前端部6aの下方に凹部(図示せず)が形成されており、この凹部に手を掛けることで引き出しを行う態様となっている。これによれば、凹部が第二の陳列部4の載置面に露出しないことから物品の干渉により不用意に拡張棚6が引き出されることがないばかりか、手を掛ける構造が購入者から視認しづらく美観に優れる。
冷却手段は間接冷却方式となっており、図2に示されるように、冷却手段は主に、前述の蒸発器31と、冷気通路32と、基台2の内部に収容され蒸発器31と接続された圧縮器、凝縮器及び膨張弁(いずれも図示せず)を備えた冷却装置5と、により主に構成されている。
冷却手段は冷却装置5の内部を循環する図示しない冷媒の気化熱により蒸発器31周辺の空気から吸熱することで冷気を生成し、蒸発器31の前方側に設けられた送風機33の送風により、背板部14の後方に設けられた冷気通路32に冷気が流れ、後述する冷気の循環流が形成される構造となっている。また、蒸発器31による大気からの吸熱に際して発生する結露を排出するために、ドレン排管(図示せず)が設けられている。更に冷却手段は、冷気吹出口18と冷気吸入口17を協働させることで冷気を循環させている。冷却時の冷気の流れの詳細については後述する。
図2に示されるように、蒸発器31は第一の陳列部3の底板部12の下部に設けられており、冷気吹出口18は背板部14の上部に設けられている。
また、第一の陳列部3の前面部13と底板部12と背板部14の外側に渡って断熱材20Aが設けられており、第一の陳列部3内の冷却効率が高められているとともに、第一の陳列部3内に対する冷却作用が第二の陳列部4へ伝わることが防止されている。更に、第二の陳列部4の底板部21の下側に断熱材20Bが設けられており、基台2内に設けられた排熱部である冷却装置5からの排熱が第一の陳列部3及び第二の陳列部4へ伝わることが防止されている。
図4に示されるように、拡張棚6の前端部6aは、前方に丸みを帯びた形状となっており、拡張棚6の収容されている状態において、前端部6aが第一の陳列部3の背板部14及び冷気吹出口18より僅かに前方に位置するようになっており、拡張棚6の一部が第一の陳列部3の上面を一部構成するようになっている。
また、図5に示されるように、拡張棚6が完全に収容されている状態においては、拡張棚6の前端60aから第一の陳列部3の仕切パネル16の内面16bまでの水平方向の間隙G1と、仕切パネル16の上端16aから拡張棚6の下面6b(即ち第二の陳列部4の底板部21の下端)までの高さ方向の間隙G3と、により開口部Aが構成される。
このように、拡張棚6を完全に収容した状態では、物品陳列什器1の正面に立った購入者から見ると、斜め上方から見て広く開口する開口部Aから第一の陳列部3内を覗くことができ、飲料等を上下に積み重ねて陳列できる高さ寸法の深い第一の陳列部3の陳列面上に陳列された物品全体の視認性が高くなっている。
次に、冷却手段による冷却時の冷気の流れの詳細について説明する。先ず、図6を用いて拡張棚6が収容されている状態における第一の陳列部3内の冷気の流れを説明する。
前述の冷却手段が作動すると、蒸発器31により吸熱された冷気が送風機33により送風され(F0)、この送風により冷気が第一の陳列部3の背板部14と断熱材20Aとの間に形成された冷気通路32に流れ込む(F1)。この冷気は冷気通路32を上方に上り(F2)、冷気吹出口18から吹き出される。
前述したように冷気吹出口18のルーバ18aが前方下向きに傾斜していることに加え、冷やされ重くなった空気は自然と下降するため、冷気吹出口18から吹き出された冷気は前方に向け緩やかなカーブを描きながら開口部Aを避けて仕切パネル16に向けて流れる(F3)ことになる。そして、仕切パネル16により案内されて(F4)冷気吸入口17に吸入され(F5)、送風機33の前方側に戻り(F6)、その後同様に送風機33により蒸発器31に冷気が送られる。
このように、冷気が開口部Aを避けて仕切パネル16に向けて流れることから、開口部Aを避けてエアカーテンが形成され、開口部Aからの冷気の流出を抑制できる。そのため、拡張棚6を収容させて開口部Aを開口し、第一の陳列部3内に対し上面側と前面側とからアクセスできるようにして物品の取り出しを容易としながらも、第一の陳列部3内の冷却効率の低下を抑制することができる。
一方、図7に示されるように、完全に引き出された状態における拡張棚6は、その前端部6aの前端60aが第一の陳列部3の仕切パネル16の内面16bより所定距離離間した後方に位置するようになっている。詳しくは、拡張棚6の前端60aから第一の陳列部3の仕切パネル16の内面16bまでの水平方向の間隙G2と、仕切パネル16の上端16aから拡張棚6の下面6bまでの高さ方向の間隙G3と、により開口部Bが構成される。
このように、拡張棚6が収容されている状態の開口部Aに比べ、引き出された状態の開口部Bは開口が小さくなるため、拡張棚6の下面6bにより冷気吹出口18から吹き出された冷気が第一の陳列部3内で滞留し、冷却効率の低下を効果的に抑制可能となっている。
物品陳列什器1の使用形態としては、図1に示すように、第一の陳列部3と第二の陳列部4には関連する物品を陳列すると良い。
具体的な陳列物品の例として、物品陳列什器1の後方側、すなわち購入者から見て奥側かつ上段に位置する第二の陳列部4には、主に常温で陳列される物品が陳列され、例えば惣菜のような常温で保存できるものが該当する。
一方、物品陳列什器1の前方側、すなわち購入者から見て手前側かつ下段に位置する第一の陳列部3には、冷蔵状態での保存が必要な物品が陳列され、例えば第二の陳列部4に陳列された惣菜と合わせて購入を促したい物品、例えば飲料等が該当する。これによれば、購入者が上段の惣菜と下段の飲料とを同時に視認することができるという視覚的作用により、物品の購買意欲を促すことできる構成となっている。
このように、物品陳列什器1は、同一什器の上下方向に異なる温度で管理された第一の陳列部3と第二の陳列部4を有することから、それぞれの什器を別々に設ける必要が無くなり、店舗内の省スペース化を実現する事が可能となっている。また、購入者にとっても常温用の物品陳列什器と冷蔵用の物品陳列什器とが配置された別々のエリアに行く必要がなく、容易に物品の選定を行うことができる。
主に常温で陳列される物品は冷蔵状態での保存が必要な物品に比べて一般的に消費期限が短いため、惣菜が多く売れる時間帯には拡張棚6を引き出し、拡張棚6上に物品を陳列させることで第二の陳列部4の陳列面積を拡張することができる(図8参照)。一方、惣菜の売れるピーク時ではない時間帯では、拡張棚6を収容状態とし、その時間帯で需要の多い飲料を第一の陳列部3から取り出し易くしてもよい(図1参照)。
また、第一の陳列部3は、物品陳列什器1の前方側に設けられていることから、物品陳列什器1の正面に立った購入者が物品を取り出し易く、拡張棚6を引き出した場合には、拡張棚6を収容した状態よりも、第二の陳列部4に陳列された物品が物品陳列什器1の正面に立った購入者に近い位置に陳列され得ることになり、第二の陳列部4に陳列された物品を取り易くなっている。
また、第二の陳列部4の底板部材28は金属製の薄板を屈折させて形成されていることから、図7及び図8に示されるように、底板部材28の上面28aと拡張棚6の上面6cとの間に生じる段差が少なく、拡張棚6の上面6cと底板部材28の上面28aとに跨って物品の陳列を行うことができ、陳列の自由度が高い。
更に、底板部材28の上面28aの前方端28bは、前方向下方に向け湾曲した形状となっている。そのため、底板部材28の前方端28bと拡張棚6の上面6cとの間に生じる段差が少なくなっており、底板部材28の前方端28bと拡張棚6の上面6cとの境界を意識せずに陳列を行うことができる。
また、図8に示されるように、拡張棚6の中央部にはアクリル等の透光性を有する素材で形成されたパネル29(透光部)が固定された孔6d(透光部)が形成されており、拡張棚6を引き出した状態であっても、孔6dを通して上方から第一の陳列部3内を覗くことができる。
また、仕切パネル16は、透明な部材により形成されているため、物品陳列什器1の正面側に立つ購入者の視界を遮ることなく、仕切パネル16の後方側に位置する第一の陳列部3に陳列された物品を視認し易くなっている。
また、図1及び図5に示されるように、第一の陳列部3を構成する側板部9は、前方側上端が、完全に引き出された状態における拡張棚6の前端60a近傍から、仕切パネル16の上端16a近傍まで前方向斜め下方に傾斜した形状となっている。そのため、物品陳列什器1の側部から、第一の陳列部3内にアクセスし易くなっている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前述の実施例においては、第一の陳列部3が冷却領域であり、第二の陳列部4が冷却領域でない態様について説明を行ったが、前記態様に限定されず、第一の陳列部3のみならず第二の陳列部4にも冷気を送る構造を設けて冷却領域としてもよい。
また、前述の実施例おいては、陳列部が二つのものについて説明したが、陳列部の数は二つのものに限定されず、三つの以上の陳列部を設けても構わない。
また、前述の実施例おいて拡張棚6は、入れ子式のスライドレールにより前後移動可能に支持される構造を採用した態様を例示したが、これに限らず、例えば、底板部21を構成する底板部材28に収納された拡張棚を一方端を水平方向に回動可能に軸視された支持杆により支持する構造であってもよい。
また、拡張棚6は、入れ子式のスライドレールのインレールとアウトレールとの摩擦力により、引き出された拡張棚6が収容方向に移動しづらくなっている構成となっており、無段階で開口部の大きさを調整できる構成となっているが、これに限らず、例えば、インレールとアウトレールとを相対移動不能とする係止手段を拡張棚の進退方向に複数設けることで、開口部の大きさを段階的に調整できる構成としてもよい。
更に、拡張棚6は、底板部材28に収納される構成に限らず、例えば、底板部材の前端に上下に回動可能に軸支された板部材を下方から支持可能とした構成としてもよい。
また、前述の実施例においては、冷却手段については圧縮式の場合について説明したが、吸収式やその他のものであっても構わない。
また、前述の実施例において説明した関連する物品とは、購入者がほぼ同時にそれらの物品を視認することにより、それらの物品への購買意欲が促されるような物品を指しており、前述の例示に限定されるものではない。例えば酒類と一緒に食される酒肴類や、食材とその調理・食事に供される器具や調味料であってもよい。
また、物品陳列什器1は、物品としては店舗で陳列される物品の他、倉庫等での一時的な保管や展示会等での一時的な展示に用いられるような物品であってもよい。
また、前述の実施例においては、拡張棚6の前端部6aが第一の陳列部3の上面を一部構成する例について説明したが、拡張棚6の前端部6aが第一の陳列部3側に突出せず、第一の陳列部3の上面を構成するものでなくてもよい。
また、拡張棚6は、その中央部に形成された孔6dにパネル29が固定される構成に限らず、拡張板6自体を透光性の部材により構成してもよい。
1 物品陳列什器
2 基台
2a 前板部
3 第1の陳列部(前方側の物品陳列部)
4 第2の陳列部(後方側の物品陳列部)
5 冷却装置
6 拡張棚
6a 拡張棚前端部
6b 拡張棚下面
6c 拡張棚上面
9 側板部
12 底板部
13 前面部
13a 上端面
14 背板部
15 板材
16 仕切パネル
16a 仕切パネル上端(前方側壁の上端)
16b 仕切パネル内面
17 冷気吸入口
18 冷気吹出口
18a 冷気吹出口ルーバ
20A,20B 断熱材
21 底板部(棚板)
22 背板部
28 底板部材
28a 底板部材上面
28b 底板部材前方端
29 パネル(透光部)
31 蒸発器
32 冷気通路
33 送風機
60a 拡張棚前端
A,B 開口部
G1〜G3 間隙
S 空間
α 仮想線

Claims (5)

  1. 前記課題を解決するために、本発明の物品陳列什器は、
    後方側の物品陳列部が前方側の物品陳列部よりも高くなるように設けられた複数の物品陳列部を有する物品陳列什器において、
    前記前方側の物品陳列部は、冷却手段により冷却され、少なくとも上面側に開口する開口部を有しており、
    前記前方側の物品陳列部の前記開口部と隣接する前記後方側の物品陳列部は、前記開口部を一部閉塞するように移動可能な拡張棚を有することを特徴とする物品陳列什器。
  2. 前記後方側の物品陳列部には、前方向にスライドして引き出し可能な拡張棚が収納されていることを特徴とする請求項1に記載の物品陳列什器。
  3. 前記拡張棚は、前記開口部の一部が閉塞されるとともに一部が開口する位置で、引き出し方向の移動を規制するストッパーを備えることを特徴とする請求項2に記載の物品陳列什器。
  4. 前記前方側の物品陳列部の前方側壁の上端が、前記拡張棚より低い位置に位置することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の物品陳列什器。
  5. 前記拡張棚に、前記前方側の物品陳列部を視認可能な透光部を形成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の物品陳列什器。
JP2016062350A 2016-03-25 2016-03-25 物品陳列什器 Active JP6812121B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016062350A JP6812121B2 (ja) 2016-03-25 2016-03-25 物品陳列什器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016062350A JP6812121B2 (ja) 2016-03-25 2016-03-25 物品陳列什器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017170010A true JP2017170010A (ja) 2017-09-28
JP6812121B2 JP6812121B2 (ja) 2021-01-13

Family

ID=59973515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016062350A Active JP6812121B2 (ja) 2016-03-25 2016-03-25 物品陳列什器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6812121B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2586225A (en) * 1948-05-21 1952-02-19 Carlyle E Hartman Cold wall refrigerator with openmesh produce containers
JPS51106966U (ja) * 1975-02-26 1976-08-26
JPH06154063A (ja) * 1992-11-17 1994-06-03 Fuji Electric Co Ltd 平形オープンショーケースの常温商品用棚
JP2002045277A (ja) * 2000-08-03 2002-02-12 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース
JP2002045276A (ja) * 2000-08-03 2002-02-12 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース
JP2005245891A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース
JP2016015983A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 ホシザキ電機株式会社 冷気循環式オープンショーケース

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2586225A (en) * 1948-05-21 1952-02-19 Carlyle E Hartman Cold wall refrigerator with openmesh produce containers
JPS51106966U (ja) * 1975-02-26 1976-08-26
JPH06154063A (ja) * 1992-11-17 1994-06-03 Fuji Electric Co Ltd 平形オープンショーケースの常温商品用棚
JP2002045277A (ja) * 2000-08-03 2002-02-12 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース
JP2002045276A (ja) * 2000-08-03 2002-02-12 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース
JP2005245891A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース
JP2016015983A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 ホシザキ電機株式会社 冷気循環式オープンショーケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP6812121B2 (ja) 2021-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2005329385B2 (en) Display merchandiser with lighting enhancement
JP2022001270A (ja) 冷蔵商品陳列システム
US8016136B2 (en) Showcase
JP5556208B2 (ja) ショーケース
US9339124B2 (en) Convertible temperature-controlled display case
JP6664109B2 (ja) ショーケース
JP6812121B2 (ja) 物品陳列什器
EP1983282A1 (en) Refrigerator
JPH0866278A (ja) ショーケースのスライド棚装置
JP4761818B2 (ja) 低温ショーケース
JP6931287B2 (ja) 物品陳列棚に組込み可能な冷凍・冷蔵ショーケース
JP2009186049A (ja) 冷蔵クローズドショーケース
JP6645761B2 (ja) 物品陳列什器
CN214855176U (zh) 一种q型小料台
JP2018130194A (ja) 冷蔵ショーケース
US20210239381A1 (en) Systems and Methods for a Refrigeration Device
JP5449810B2 (ja) 冷蔵ショーケース
JP2023060479A (ja) 前面に開口部を有するオープンショーケース
JP3111475U (ja) 連結型ショーケース
JP6654455B2 (ja) 冷蔵ケース
JP5808217B2 (ja) ショーケース
JP2000253964A (ja) ショーケース
JP2003061794A (ja) ショーケース
JP2003061793A (ja) ショーケース
JP4535369B2 (ja) オープンショーケース

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20160406

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6812121

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250