JP2017170001A - 医療機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】体腔内の患部に対して手術を行う際の観察視野を維持しつつ、外部への意図しない流体の漏出を防ぐことが可能な医療機器を提供する。【解決手段】医療機器は、体腔内に挿入可能な挿入部と、挿入部の内部に設けられ、外部へ連通する第1の開口を先端側に備え、第1の開口から流体を吸引する吸引装置に基端側が接続されている第1の管路と、第1の管路の途中から分岐して設けられ、外部へ連通する第2の開口を備えた第2の管路と、第2の開口から第1の管路の基端側へ至る流路を形成するとともに、第2の開口の周辺の外気を取り込み可能な流路形成部材と、吸引装置が流体を吸引する際の流路を、第1の開口から吸引した流体を第1の管路の基端側へ直接流通させる流路、または、第2の開口から吸引した流体を流路形成部材を経由して第1の管路の基端側へ流通させる流路のいずれかに切り替える切替弁と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、医療機器に関し、特に、体腔内の患部に対して手術を行う際に用いられる医療機器に関するものである。
胆管内及び膵管内等に形成された結石を除去するための手術として、例えば、十二指腸内に配置した内視鏡の先端部から突出させた処置具を用い、総胆管内に形成された結石(胆石)を適宜砕石しつつ除去する手術が従来行われている。
一方、例えば、特許文献1には、手術等において体腔内に滞留する空気及び汚物が、当該内視鏡の鉗子挿通チャンネル(以降、鉗子チャンネルとも称する)を逆流して外部へ漏出することを防止するための技術が開示されている。具体的には、特許文献1には、内視鏡の鉗子挿通チャンネルの手元側の開口部である鉗子口に取り付け可能な鉗子栓において、鉗子栓本体部に設けられた弁体よりも当該鉗子口に近い位置に管路分岐部材を配置するとともに、当該鉗子挿通チャンネル及び当該管路分岐部材から分岐した吸引チューブを介して汚物等を吸引するような構成が開示されている。
ところで、前述したような、内視鏡を用いて総胆管内の結石を除去する手術においては、胆汁等の流体が鉗子チャンネルを逆流して意図せず外部へ漏出してしまうことを防ぐために、当該鉗子チャンネル内に存在する流体を吸引する動作が常時行われることが望ましい。
一方、特許文献1に開示された構成によれば、鉗子挿通チャンネル内に存在する汚物等を吸引する際に、吸引チューブを介するか否かに係わらず、内視鏡の先端硬質部に設けられた鉗子口の出口から吸気を行う必要がある。そのため、特許文献1に開示された構成によれば、鉗子挿通チャンネル内に存在する汚物等を吸引し続けた際に、手術中の観察視野を維持することが困難になる場合がある。
そして、特許文献1には、前述の問題点を解消可能な手法等について特に言及されていない。そのため、特許文献1に開示された構成によれば、体腔内の患部に対して手術を行う際の観察視野を維持しつつ、外部へ流体が意図せず漏出してしまうことを防ぐことが困難である。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、体腔内の患部に対して手術を行う際の観察視野を維持しつつ、外部への意図しない流体の漏出を極力防ぐことが可能な医療機器を提供することを目的としている。
本発明の一態様の医療機器は、被検体の体腔内に挿入可能な挿入部と、前記挿入部の内部に設けられ、前記挿入部の外部へ連通する第1の開口を先端側に具備して形成されているとともに、前記第1の開口から流体を吸引する吸引装置に基端側が接続されている第1の管路と、前記第1の管路の途中から分岐して設けられ、前記挿入部の外部へ連通する第2の開口を具備して形成された第2の管路と、前記第2の開口から前記第1の管路の基端側へ至る流体の流路を形成するとともに、前記第2の開口の周辺の外気を取り込むことができるように構成された流路形成部材と、前記第1の管路の途中における、前記第2の管路が分岐した位置よりも基端側に設けられているとともに、前記吸引装置が流体を吸引する際の流路を、前記第1の開口から吸引した流体を前記第1の管路の基端側へ直接流通させる第1の流路、または、前記第2の開口から吸引した流体を前記流路形成部材を経由して前記第1の管路の基端側へ流通させる第2の流路のいずれかに切り替える切替弁と、を有する。
本発明における医療機器によれば、体腔内の患部に対して手術を行う際の観察視野を維持しつつ、外部への意図しない流体の漏出を極力防ぐことができる。
実施例に係る吸引用アダプタを含む内視鏡システムの要部の構成を示す図。 実施例に係る吸引用アダプタのうちの鉗子栓側に属する部分の構成の一例を説明するための断面図。 実施例に係る吸引用アダプタのうちの鉗子栓側に属する部分の構成の一例を説明するための平面図。 実施例に係る吸引用アダプタのうちの吸引スイッチ側に属する部分の構成の一例を説明するための断面図。 実施例に係る吸引用アダプタとともに用いられる処置具の一例を示す図。 図5のVI−VI線断面図。 図5のVII−VII線断面図。 図5に示す処置具の基端側を鉗子栓に挿入した場合の一例を示す図。 図5に示す処置具の基端側を鉗子栓に挿入した場合の一例を示す図。 実施例に係る吸引用アダプタのうちの吸引スイッチ側に属する部分が押圧された場合の一例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
図1から図10は、本発明の実施例に係るものである。
内視鏡システム101は、図1に示すように、被検者の体腔内に挿入可能であるとともに、当該体腔内の生体組織等の被写体を撮像して撮像信号を出力するように構成された側視型の内視鏡2と、内視鏡2の内部に挿通配置されたライトガイド(不図示)を介して当該被写体の観察に用いられる照明光を供給するように構成された光源装置3と、内視鏡2から出力される撮像信号に応じた映像信号等を生成して出力するように構成されたビデオプロセッサ4と、ビデオプロセッサ4から出力される映像信号に応じた観察画像等を表示するように構成された表示装置5と、吸引装置6と、を有している。図1は、実施例に係る内視鏡システムの要部の構成を示す図である。
内視鏡2は、被検者の体腔内に挿入可能な細長形状に形成された挿入部21と、挿入部21の基端側に設けられた操作部22と、を有している。また、内視鏡2は、操作部22から延設されたユニバーサルケーブル28を介し、光源装置3、ビデオプロセッサ4及び吸引装置6のそれぞれに対して着脱可能な構成を具備している。
具体的には、内視鏡2は、例えば、図1に示すように、ユニバーサルケーブル28の端部のユニバーサルコネクタ29を介し、光源装置3に対して着脱可能に構成されている。また、内視鏡2は、例えば、図1に示すように、ユニバーサルコネクタ29から延設された信号ケーブル29Bの端部のコネクタ29Cを介し、ビデオプロセッサ4に対して着脱可能に構成されている。また、内視鏡2は、例えば、図1に示すように、ユニバーサルコネクタ29に設けられた吸引口金29Aと、吸引口金29Aに対して接続される吸引チューブ6Aと、を介し、吸引装置6に対して着脱可能に構成されている。
挿入部21の先端部23には、先端部23の側方(挿入部21の長手軸方向に対して直交する方向)に存在する被写体に対し、内視鏡2のライトガイドを経て出射された照明光を照射するためのレンズ等を具備して構成された照明窓(不図示)が設けられている。また、挿入部21の先端部23には、照明窓からの照明光により照明された被写体の光学像を得るためのレンズ等を具備する観察窓(不図示)が設けられている。また、挿入部21の先端部23には、観察窓により得られた被写体の光学像を撮像することにより撮像信号を生成するとともに、内視鏡2に内蔵された信号線(不図示)を介し、当該生成した撮像信号をビデオプロセッサ4へ出力するように構成されたCCD等のイメージセンサ(不図示)が設けられている。
内視鏡2の内部における先端部23からユニバーサルコネクタ29にかけての部分には、細長の処置具71を挿通可能な形状に形成された鉗子チャンネル25が設けられている。
鉗子チャンネル25は、先端部23の側方に存在する異物を吸引するための吸引口としての機能と、後述の処置具挿入チャンネル26を経て挿通された処置具71を先端部23の側方へ突出させるための処置具突出口の機能と、を兼ね備えた先端側開口25Aを具備して形成されている。すなわち、鉗子チャンネル25は、挿入部21の先端部23から外部へ連通する先端側開口25Aを先端側の端部に具備して形成されている。また、鉗子チャンネル25の基端側の端部は、吸引装置6に接続されている。また、先端側開口25Aの近傍における鉗子チャンネル25の内部には、処置具71を起上して先端部23の側方へ突出させることができるとともに、操作部22に設けられた起上レバー(不図示)の操作に応じて処置具71の突出方向を変更することができるように構成された鉗子起上台25Bが設けられている。
鉗子チャンネル25には、挿入部21の基端側の所定の位置から分岐した処置具挿入チャンネル26が形成されている。
処置具挿入チャンネル26は、鉗子栓27を着脱可能な形状に形成された開口である処置具挿入口26Aを具備し、処置具挿入口26Aを経て内部へ挿入された処置具71を鉗子チャンネル25の先端側開口25A側へ挿通させることができるように構成されている。すなわち、処置具挿入チャンネル26は、鉗子チャンネル25の途中から分岐して設けられているとともに、挿入部21の外部へ連通する処置具挿入口26Aを具備して形成されている。
鉗子栓27は、例えば、図2に示すように、処置具挿入口26Aの口金26Bに対して着脱可能な略筒状に形成された栓体27Aと、栓体27Aの頂部に対して着脱可能な略筒状に形成された蓋体27Bと、を具備して構成されている。
栓体27Aは、例えば、シリコーンゴム等の弾性材料により形成されている。また、栓体27Aは、口金26Bの形状に応じて弾性変形することにより、口金26Bに取り付けることができるように形成された取付部271を底部に設けて構成されている。また、栓体27Aの内部の中央部には、図2に示すように、円形状の孔である小孔272が設けられている。
蓋体27Bは、例えば、シリコーンゴム等の弾性材料により形成されている。また、蓋体27Bの内部の中央部には、図2に示すように、蓋体27Bを栓体27Aの頂部に装着した際に小孔272に対向する位置に配置されるスリット273が形成されている。
すなわち、鉗子栓27は、頂部から挿入される処置具71の太さに応じて弾性変形する小孔272及びスリット273により形成された弁部を有して構成されている。
一方、鉗子栓27の頂部には、図1及び図2に示すように、吸引用アダプタ31の吸引チューブ31Cを介して連通する2つの蓋状部材のうちの1つである蓋状部材31Aが取り付けられている。図2は、実施例に係る吸引用アダプタのうちの鉗子栓側に属する部分の構成の一例を説明するための断面図である。
蓋状部材31Aは、例えば、底面部314を有する略凹形状に形成されているとともに、シリコーンゴム等の弾性材料により形成されている。また、蓋状部材31Aは、例えば、図2に示すように、栓体27Aに装着された蓋体27Bの頂部に対して着脱可能な形状を具備する取付部311を内周面に設けて形成されている。また、蓋状部材31Aの側部は、図2に示すように、中空形状の管体である吸引チューブ31Cに連通している。また、蓋状部材31Aは、蓋体27Bの頂部に取付部311を取り付けた際に、当該頂部の外表面を略覆いつつスリット273から吸引チューブ31Cに至る流体の流路を形成するように構成されている。また、蓋状部材31Aの底面部314の中央部には、処置具挿入口26A及び処置具挿入チャンネル26を経て鉗子チャンネル25に挿通される処置具71を挿入可能な形状を具備するとともに、蓋状部材31Aを蓋体27Bの頂部に装着した際にスリット273に対向する位置に配置される孔310が形成されている。
孔310は、図2及び図3に示すように、円形状の孔である丸孔312と、丸孔312の円周上から延設された直線状の孔であるスリット孔313と、を組み合わせて形成されている。図3は、実施例に係る吸引用アダプタのうちの鉗子栓側に属する部分の構成の一例を説明するための平面図である。
すなわち、以上に述べたような構成によれば、蓋状部材31Aが鉗子栓27の頂部に取り付けられた状態において、底面部314の孔310から処置具挿入チャンネル26の内部へ処置具71を挿入することができる。また、以上に述べたような構成によれば、例えば、処置具71が孔310に挿入されていない場合、及び、所定の外径未満の処置具71が孔310に挿入されている場合においては、スリット孔313が略塞がれる一方で、処置具挿入口26Aの周辺の外気に接する隙間が丸孔312において生じる。また、以上に述べたような構成によれば、例えば、所定の外径以上の処置具71が孔310に挿入されている場合においては、丸孔312が略塞がれる一方で、処置具挿入口26Aの周辺の外気に接する隙間がスリット孔313において生じる。そのため、蓋状部材31Aは、処置具71の挿入の有無に係わらず、孔310(丸孔312及びスリット孔313のうちの少なくとも一方)から、処置具挿入口26Aの周辺の外気を取り込むことができるように構成されている。
操作部22は、術者等のユーザが把持して操作することが可能な形状を具備して構成されている。また、操作部22には、ユーザの入力操作に応じた指示をビデオロセッサ4に対して行うことが可能な1つ以上のスイッチを具備して構成されたスコープスイッチ(不図示)が設けられている。また、操作部22には、吸引装置6が流体を含む異物を吸引する際の流路をユーザの押圧操作に応じて切り替えることが可能な押釦スイッチとして形成された吸引スイッチ22Aが設けられている。すなわち、吸引スイッチ22Aは、鉗子チャンネル25の途中における、処置具挿入チャンネル26が分岐した位置よりも基端側に設けられている。
吸引スイッチ22Aは、ユーザの押圧操作に応じ、吸引装置6が流体を吸引する際の流路を、先端側開口25Aから吸引した流体を鉗子チャンネル25の基端側へ直接流通させる第1の流路、または、処置具挿入口26Aから吸引した流体を吸引用アダプタ31を経由して鉗子チャンネル25の基端側へ流通させる第2の流路のいずれかに切り替え可能な切替弁としての機能を具備して構成されている。また、吸引スイッチ22Aは、図4に示すように、ユーザにより押圧される押圧面221aを具備する押圧部材221と、押圧面221aの反対側の面である底面221bの中央部から延設された柱状の支持部材222と、支持部材222の側面を略覆うように巻回配置されたコイルばね223と、支持部材222及びコイルばね223が内部に収容されているとともに、底面221bに対向する位置に開口224a及び開口縁部224bを具備する肉厚の円筒状に形成された囲い部材224と、を有して構成されている。図4は、実施例に係る吸引用アダプタのうちの吸引スイッチ側に属する部分の構成の一例を説明するための断面図である。
押圧部材221は、底面221bに取り付けられたコイルばね223の付勢力により、押圧面221aを囲い部材224から離間させる方向へ予め付勢されている。
支持部材222の底部には、略T字形の管路である連通管C1が設けられている。
連通管C1は、吸引チューブ31Cから開口224aを経て流れ込む流体を内部に取り込むための取込口INを支持部材222の底部に隣接する位置に設けて形成されている。また、連通管C1は、押圧部材221の押圧面221aが押圧されていない場合、すなわち、コイルばね223の付勢力を超える外力が押圧面221aに加えられていない場合においては、支持部材222の側面及び囲い部材224の内周面により形成される空間を鉗子チャンネル25の基端側(ユニバーサルケーブル28側)に属する部分に連通させるようにしつつ、鉗子チャンネル25の先端側(挿入部21側)に属する部分を当該基端側に属する部分に連通させないように構成されている。また、連通管C1は、押圧部材221の押圧面221aが押圧されている場合、すなわち、コイルばね223の付勢力を超える外力が押圧面221aに加えられている場合においては、支持部材222の側面及び囲い部材224の内周面により形成される空間を鉗子チャンネル25の基端側に属する部分に連通させないようにしつつ、鉗子チャンネル25の先端側に属する部分を当該基端側に属する部分に連通させるように構成されている。
一方、吸引スイッチ22Aには、図1及び図4に示すように、吸引用アダプタ31の吸引チューブ31Cを介して連通する2つの蓋状部材のうちの1つである蓋状部材31Bが取り付けられている。
蓋状部材31Bは、例えば、底面部324を有する略凹形状に形成されているとともに、シリコーンゴム等の弾性材料により形成されている。また、蓋状部材31Bは、例えば、図4に示すように、囲い部材224の外側面に形成された略凹形状の溝部CSに対して着脱可能な形状を具備する取付部321を内周面に設けて形成されている。また、蓋状部材31Bの側部は、図4に示すように、中空形状の管体である吸引チューブ31Cに連通している。また、蓋状部材31Bは、囲い部材224の溝部CSに取付部321を取り付けた際に、押圧部材221の外表面を覆いつつ、吸引チューブ31Cから開口224aを経て連通管C1に至る流体の流路を形成するように構成されている。
すなわち、以上に述べたような構成によれば、吸引用アダプタ31は、処置具挿入口26Aから鉗子チャンネル25の基端側へ至る流体の流路を形成するとともに、処置具挿入口26Aの周辺の外気を常時取り込むことが可能な流路形成部材として構成されている。具体的には、吸引用アダプタ31は、孔310を具備するとともに処置具挿入口26A側の鉗子栓27に取り付けられた状態で流体の流路を形成する蓋状部材31Aと、吸引スイッチ22A側の囲い部材224に取り付けられた状態で流体の流路を形成する蓋状部材31Bと、蓋状部材31A及び31Bを連通させる連通管として形成された吸引チューブ31Cと、を有して構成されている。
また、以上に述べたような構成によれば、吸引スイッチ22Aは、囲い部材224に取り付けられた蓋状部材31Bの底面部324が押圧されていない場合において、前述の第1の流路を非連通状態にしつつ、前述の第2の流路を連通状態にすることができるように構成されている。また、吸引スイッチ22Aは、支持部材222に取り付けられた蓋状部材31Bの底面部324が押圧されている場合において、前述の第1の流路を連通状態にしつつ、前述の第2の流路を非連通状態にすることができるように構成されている。
光源装置3は、例えば、白色光源を具備し、当該白色光源から発せられる白色光を照明光として供給することができるように構成されている。
ビデオプロセッサ4は、コネクタ29Cが接続されている際に、内視鏡2の撮像素子を駆動させるための駆動信号を生成して出力するように構成されている。また、ビデオプロセッサ4は、コネクタ29Cが接続されている際に、例えば、内視鏡2の撮像素子から出力される撮像信号に対してノイズ除去、ホワイトバランス及びガンマ補正等の信号処理を施すことにより映像信号を生成し、当該生成した映像信号を表示装置5へ出力するように構成されている。
吸引装置6は、内視鏡2の外部に設けられているとともに、吸引用のポンプ等を具備して構成されている。また、吸引装置6は、吸引口金29A及び吸引チューブ6Aを介して接続されている内視鏡2の先端側開口25Aから流体を含む異物を吸引するための吸引動作を行うように構成されている。
続いて、本実施例に係る内視鏡システム101の作用について説明する。なお、以降においては、吸引装置6による吸引動作が常時行われるものとして説明を行う。また、以降においては、図5に示すような、モノレール式の構造を具備するカテーテル72を処置具71として用いつつ、総胆管内の結石を除去する手術を行う場合を例に挙げて説明を行う。図5は、実施例に係る吸引用アダプタとともに用いられる処置具の一例を示す図である。
まず、カテーテル72の構造について以下に説明する。
カテーテル72は、図5に示すように、細長の処置具本体73と、処置具本体73の先端側から内部へ挿通されるとともに、処置具本体73の途中に設けられた開口73Aから外部に露出した状態で配置されるガイドワイヤ74と、を有して構成されている。
処置具本体73は、図5〜図7に示すように、ガイドワイヤ74を挿通可能な管路であるガイドワイヤ挿通用管路73Bと、所定の処置を行うための管路と、を有して構成されている。前述の管路は、例えば、基端側から供給される空気等の気体を流通させて先端側に配置されるバルーンを拡張することが可能な管路である送気用管路73Cと、基端側から供給される造影剤等の液体を流通させて先端側から排出することが可能な管路である送液用管路73Dと、を有している。図6は、図5のVI−VI線断面図である。図7は、図5のVII−VII線断面図である。
すなわち、以上に述べたような構造を具備するカテーテル72によれば、例えば、処置具挿入チャンネル26及び鉗子チャンネル25を経て挿通されたガイドワイヤ74の先端側を先端側開口25Aから突出させて体腔内の所望の部位に留置したまま、ガイドワイヤ74の基端側をガイドワイヤ挿通用管路73Bに挿通し、ガイドワイヤ74に沿ってカテーテル72を挿通してゆくことにより、処置具本体73の先端側を当該所望の部位に配置することができる。
なお、図5〜図7に例示した処置具本体73は、結石の位置及び結石による狭窄の有無等を確認するための造影剤を総胆管内に投与する処置を行う際に主に用いられるものである。そのため、以上に述べたような構造を具備するカテーテル72を用いて総胆管内の結石を除去する際には、例えば、先端側開口25Aから突出させたガイドワイヤ74の先端側を総胆管内に留置したまま、乳頭の拡張及び採石等の処置に応じた(図5〜図7に例示したものとは異なる)処置具本体73に交換するような作業が行われる。
次に、カテーテル72を用いて総胆管内の結石を除去する手術を行う場合における、内視鏡システム101の作用について説明する。
ユーザは、内視鏡システム101の各部を接続して電源を投入した後、表示装置5に表示される観察画像を確認しつつ、挿入部21を被験者の体腔内の深部へ挿入してゆくことにより、当該体腔内の総胆管に連通する乳頭を視認可能な位置に先端部23を配置する。その後、ユーザは、鉗子栓27の頂部に取り付けた蓋状部材31Aの孔310から、鉗子栓27、処置具挿入チャンネル26及び鉗子チャンネル25の内部へガイドワイヤ74を挿通するとともに、ガイドワイヤ74の先端側を先端側開口25Aから突出させる。そして、ユーザは、ガイドワイヤ74の先端側を乳頭から総胆管内へ挿入して留置したまま、ガイドワイヤ74の基端側をガイドワイヤ挿通用管路73Bに挿通し、ガイドワイヤ74に沿ってカテーテル72を挿通し、処置具本体73の先端側を総胆管内に配置した後、送液用管路73Dを介して総胆管内に造影剤を投与する処置を行う。
ここで、内視鏡2において行われる送気操作等により、体腔内の圧力が内視鏡2の外部の圧力を超えるような状態が高確率で発生する。また、処置具本体73の送液用管路73Dを介して総胆管内へ造影剤を投与する処置、すなわち、モノレール式のカテーテル72を用いた処置においては、カテーテル72の基端側のガイドワイヤ74が処置具本体73の外部に露出した状態(図7のような状態)で鉗子栓27に挿入されるため、鉗子栓27の弁部を構成する小孔272及びスリット273の両方に隙間が生じる(図8及び図9参照)。従って、処置具本体73の送液用管路73Dから総胆管内へ造影剤を投与する処置の最中においては、総胆管内に蓄積された胆汁等の流体が鉗子チャンネル25を逆流して鉗子栓27から外部へ意図せず漏出し易くなっているものと考えられる。図8及び図9は、図5に示す処置具の基端側を鉗子栓に挿入した場合の一例を示す図である。
これに対し、本実施例においては、吸引スイッチ22Aがユーザにより押下されない場合であっても、鉗子栓27から外部へ漏出する流体(気体及び液体)を、吸引用アダプタ31を経由する流路で吸引することができる。具体的には、本実施例においては、吸引スイッチ22Aがユーザにより押下されない場合であっても、鉗子栓27から外部へ漏出する流体を、吸引用アダプタ31と、吸引スイッチ22Aの開口部224aと、連通管C1(の取込口IN)と、の各部を経由する流路で胆汁等の流体を吸引することができる。
一方、ユーザは、表示装置5に表示される観察画像において、先端部23の側方に存在する異物を視認した際に、例えば、図10に示すように、支持部材222に取り付けた蓋状部材31Bの底面部324の外部から押圧部材221の押圧面を押圧する操作を行う。図10は、実施例に係る吸引用アダプタのうちの吸引スイッチ側に属する部分が押圧された場合の一例を示す図である。
そして、ユーザによる押圧部材221の押圧操作に応じて連通管C1(及び取込口IN)が押し下げられることにより、連通管C1の取込口INと鉗子チャンネル25とが連通するため、先端側開口25Aに通じる鉗子チャンネル25の先端側に属する部分と鉗子チャンネル25の基端側に属する部分とが連通状態になる。また、本実施例においては、図10に例示したように、ユーザによる押圧部材221の押圧操作に応じて底面221bが押し下げられることにより、押圧部材221(底面221b)の外縁部が開口縁部224bの内側(囲い部材224の内部)に入り込むため、開口224aが略塞がれるような状態となる。すなわち、以上に述べた状態においては、吸引装置6により吸引される流体が、鉗子チャンネル25の先端側から連通管C1を介して鉗子チャンネル25の基端側へ流通する一方で、支持部材222の側面及び囲い部材224の内周面により形成される空間内に略流通しなくなるため、吸引チューブ31Cから連通管C1に至る流体の流路が非連通状態になる。従って、ユーザが押圧部材221の押圧操作を行った際には、流体を含む異物の吸引を行うための流路が、吸引用アダプタ31を経由する流路から、先端側開口25Aと、連通管C1と、を経由する流路に切り替わる。
以上に述べたように、本実施例によれば、吸引スイッチ22Aがユーザにより押下されない場合であっても、体腔内に挿入された先端側開口25Aの周辺に存在する気体の代わりに、処置具挿入口26Aの周辺の外気を吸引しつつ、処置具挿入口26A及び吸引用アダプタ31を経由する流路で流体の吸引を行うことができる。そのため、本実施例によれば、体腔内の患部に対して手術を行う際の観察視野を維持しつつ、外部への意図しない胆汁等の流体の漏出を極力防ぐことができる。
なお、本実施例においては、例えば、処置具挿入口26A及び吸引用アダプタ31を経由する流路で吸引される流体が処置具挿入チャンネル26の内部へ逆流することを防ぐために、例えば、吸引チューブ31Cの内部に逆止弁を設けてもよい。
また、本実施例においては、蓋状部材31Aと鉗子栓27とが別体に形成されているものに限らず、蓋状部材31Aと鉗子栓27とが一体に形成されていてもよい。具体的には、例えば、蓋体27Bのスリット273を孔310に置き換えるとともに、蓋体27Bの孔310よりも底部側を吸引チューブ31Cに連通させるようにすればよい。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更や応用が可能であることは勿論である。
2 内視鏡
3 光源装置
4 ビデオプロセッサ
5 表示装置
6 吸引装置
21 挿入部
22 操作部
22A 吸引スイッチ
23 先端部
25 鉗子チャンネル
25A 先端側開口
26 処置具挿入チャンネル
26A 処置具挿入口
27 鉗子栓
31 吸引用アダプタ
101 内視鏡システム
日本国特開平7−184847号公報

Claims (6)

  1. 被検体の体腔内に挿入可能な挿入部と、
    前記挿入部の内部に設けられ、前記挿入部の外部へ連通する第1の開口を先端側に具備して形成されているとともに、前記第1の開口から流体を吸引する吸引装置に基端側が接続されている第1の管路と、
    前記第1の管路の途中から分岐して設けられ、前記挿入部の外部へ連通する第2の開口を具備して形成された第2の管路と、
    前記第2の開口から前記第1の管路の基端側へ至る流体の流路を形成するとともに、前記第2の開口の周辺の外気を取り込むことができるように構成された流路形成部材と、
    前記第1の管路の途中における、前記第2の管路が分岐した位置よりも基端側に設けられているとともに、前記吸引装置が流体を吸引する際の流路を、前記第1の開口から吸引した流体を前記第1の管路の基端側へ直接流通させる第1の流路、または、前記第2の開口から吸引した流体を前記流路形成部材を経由して前記第1の管路の基端側へ流通させる第2の流路のいずれかに切り替える切替弁と、
    を有することを特徴とする医療機器。
  2. 前記流路形成部材は、前記第2の開口及び前記第2の管路を経て前記第1の管路に挿通される処置具を挿入可能であるとともに、前記処置具の挿入の有無に係わらず前記第2の開口の周辺の外気を取り込むことが可能な孔を有して構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  3. 前記流路形成部材は、前記孔を有するとともに前記第2の開口側に取り付けられた状態で前記第2の流路の一部を形成する第1の蓋状部材と、前記切替弁側に取り付けられた状態で前記第2の流路の一部を形成する第2の蓋状部材と、前記第1の蓋状部材及び前記第2の蓋状部材を連通させる連通管と、を有して構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療機器。
  4. 前記切替弁は、前記第2の蓋状部材が外部から押圧されていない場合において、前記第1の流路を非連通状態にしつつ前記第2の流路を連通状態にすることができるとともに、前記第2の蓋状部材が外部から押圧されている場合において、前記第1の流路を連通状態にしつつ前記第2の流路を非連通状態にすることができるように構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の医療機器。
  5. 前記孔は、前記処置具が挿入されていない場合及び所定の外径未満の前記処置具が挿入されている場合に、前記第2の開口の周辺の外気に接する隙間が生じるように形成された丸孔と、前記所定の外径以上の前記処置具が挿入されている場合に、前記第2の開口の周辺の外気に接する隙間が生じるように形成されたスリット孔と、を組み合わせて形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療機器。
  6. 前記連通管の内部には、前記第2の流路で吸引される流体の逆流を防ぐための逆止弁が設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の医療機器。
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