JPH11267089A - ポリープ回収用内視鏡システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は内視鏡のチャンネルを通じてのポリー
プの回収が容易であると共に、回収するポリープの組織
の座滅防止が図れるポリープ回収用内視鏡システムを提
供することにある。 【解決手段】本発明は、挿入部２から操作部３にかけて
配置した鉗子チャンネル１２を有する内視鏡と、上記鉗
子チャンネルの基端に接続されたポリープ吸引チューブ
３１と、ポリープ回収トラップ３２と、このポリープ回
収トラップに接続された吸引装置とを具備したポリープ
回収用内視鏡システムにおいて、上記鉗子チャンネルの
基端からポリープ回収トラップまでの管路径を上記チャ
ンネルと略同径以上とした。回収管路の途中で狭隘にな
ることがなく、ポリープの組織を座滅させることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部の先端から
操作部側にかけて設けたチャンネルを通じてポリープ等
を吸引回収するようにしたポリープ回収用内視鏡システ
ムに関する。

【０００２】

【従来の技術】内視鏡により体腔内を検査中にポリープ
を発見したとき、それが悪性または良性のポリープかど
うかの確定診断を行うため、ポリープを切除し、体外へ
取り出して病理診断を行うことが多い。従来、内視鏡検
査時において、切除したポリープを回収する場合、内視
鏡の鉗子チャンネルを通じてポリープを吸引して体外へ
回収するようにしている。鉗子チャンネルにはこれの途
中から分岐し、吸引口金まで導かれる吸引管路が接続さ
れている。吸引口金にポリープ回収トラップを介して吸
引装置を接続し、吸引することにより鉗子チャンネルか
ら吸引管路を通じてポリープ回収トラップ内にポリープ
を取り込み回収するようにしている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】内視鏡の鉗子チャンネ
ルを通じて行うポリープの回収は、鉗子チャンネルから
吸引管路及びその途中に介挿される吸引切換え弁を経由
して吸引口金からポリープ回収トラップまでの経路を通
じてポリープを吸引することにより行われる。一般に鉗
子チャンネルから分岐し、吸引口金に至る経路の吸引管
路は一般に狭い。特に吸引切換え弁の部分では特に狭隘
になった管路部分がある。これらの経路部分を通過する
際にポリープの組織が傷付くことが多かった。このた
め、回収したポリープの組織の損傷の程度によっては、
病理診断において、そのポリープが有効に利用できない
事があった。また、鉗子チャンネルと、これより分岐す
る吸引管路とを比較した場合、通常、吸引管路の径が鉗
子チャンネルの径より小さいため、回収しようとするポ
リープが大きいと、鉗子チャンネルから分岐した吸引管
路内で詰まってしまう虞があった。以上のような支障が
予想される場合には、内視鏡の鉗子チャンネルを通じて
行う吸引回収を避け、切除したポリープを鉗子に保持し
て内視鏡と共に体外に抜去し、ポリープを回収するよう
にしている。この場合には抜去した内視鏡を再び体腔内
に挿入しなければならないので、術者及び患者の負担が
増すという難点があった。

【０００４】本発明は上記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは内視鏡のチャンネルを通じ
て行うポリープの回収が容易であると共に、回収するポ
リープの組織の座滅防止が図れ、かつ比較的大きなポリ
ープでも容易に回収することができるポリープ回収用内
視鏡システムを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、挿入部から操
作部にかけて配置したチャンネルを有する内視鏡と、上
記チャンネルの基端に接続されたポリープ回収管路と、
ポリープ回収トラップと、このポリープ回収トラップに
接続された吸引装置と、上記ポリープ回収管路を通じて
の吸引を制御するバルブ手段とを具備し、上記チャンネ
ルの基端からポリープ回収トラップまでの管路径を上記
チャンネルと略同径以上としたポリープ回収用内視鏡シ
ステムである。

【０００６】ポリープを回収する管路系を略同径または
下流側のポリープ回収管路をそれ以上にすることで、回
収管路の途中で狭隘になることがなく、回収が容易であ
り、回収中にポリープの組織を座滅させることがない。

【０００７】

【発明の実施の形態】［第１実施形態］図１及び図２を
参照して本発明の第１実施形態を説明する。 （構成）図１は内視鏡の外観を示したものである。同図
１中、１は内視鏡本体であり、２は内視鏡本体１の挿入
部であり、３は内視鏡本体１の操作部である。操作部３
にはユニバーサルコード４が接続され、ユニバーサルコ
ード４の先端にはコネクタ部５が設けられている。

【０００８】図２は上記内視鏡を含むポリープ回収用内
視鏡システムの管路構成の説明図である。内視鏡の挿入
部２の先端部にはノズル６が設けられており、ノズル６
には送気管路用チューブ７と送水管路用チューブ８の先
端が合流して接続されている。送気管路用チューブ７と
送水管路用チューブ８は挿入部２、操作部３及びユニバ
ーサルコード４の内部を通じてコネクタ部５に導かれ、
送気管路用チューブ７はそのコネクタ部５に設けられた
送気口金９に接続され、送水管路用チューブ８は同じく
コネクタ部５に設けられた送水口金１０に接続されてい
る。操作部３内においての、送気管路用チューブ７と送
水管路用チューブ８の途中には送気送水切換え弁１１が
介在して設けられている。

【０００９】挿入部２から操作部３にわたりその内部に
は鉗子チャンネル１２が配設されている。鉗子チャンネ
ル１２の先端は挿入部２の先端部において開口し、鉗子
口１３を形成している。鉗子チャンネル１２の基端側部
分は操作部３に設けられた鉗子挿入孔１４に連通してい
る。鉗子挿入孔１４は鉗子チャンネル１２の先端側部分
と略同じ内径を有している。つまり鉗子チャンネル１２
はその鉗子挿入孔１４までも含めるものであり、その全
長にわたり等しい径（断面積）で形成されている。

【００１０】操作部３内において鉗子チャンネル１２の
途中部分には分岐管１５を介して吸引管路を形成する吸
引チューブ１６の先端が接続されている。分岐管１５は
鉗子チャンネル１２の先端側部分と鉗子挿入孔（鉗子挿
入口部）１４の部分と吸引チューブ１６の３つの管路部
分に分岐させるものであり、操作部３内において鉗子チ
ャンネル１２の途中から吸引チューブ１６を分岐させて
いる。ここで、鉗子チャンネル１２はその先端側部分か
ら鉗子挿入孔１４の部分にわたり分岐管１５の管路部分
を含め、その全長にわたり等しい内径（断面積）で形成
されているが、吸引チューブ１６は鉗子チャンネル１２
の内径よりも小さな内径（断面積）で形成されている。

【００１１】吸引チューブ１６はユニバーサルコード４
の内部を通じてコネクタ部５に設けられた吸引口金１７
に接続されている。また、操作部３には吸引チューブ１
６の途中に介在する吸引切換え弁１８が設けられてい
て、吸引切換え弁１８は吸引チューブ１６の管路の開閉
と外部へのリーク状態を切換えるものである。

【００１２】鉗子チャンネル１２の鉗子挿入孔１４の開
口端には係着部用フランジ２１が形成されている。この
フランジ２１には図１で示す一般的な鉗子栓２２または
後述する鉗子栓アダプタ２３が着脱及び交換自在に取り
付けられる。

【００１３】鉗子栓アダプタ２３は鉗子栓本体２５を有
してなり、鉗子栓本体２５には上記鉗子挿入孔１４に連
通する鉗子挿入口となる第１の管路２６が形成されてい
る。鉗子栓本体２５の一端には鉗子挿入孔１４のフラン
ジ２１に対して着脱自在に係着する取付け部２８が設け
られている。取付け部２８をフランジ２１に係着するこ
とにより鉗子挿入孔１４に第１の管路２６を同軸的に連
通する状態で鉗子栓アダプタ２３が取り付けられる。鉗
子栓アダプタ２３の第１の管路２６は鉗子挿入孔１４の
内径に等しいかそれ以上の内径（断面積）で形成されて
いる。

【００１４】鉗子栓本体２５の他端には図１で示すよう
な一般的な鉗子栓２２を着脱自在に係着するフランジ
（係着部）２９が形成されている。鉗子栓本体２５の側
壁には上記第１の管路２６の軸心に垂直な方向に向かっ
て形成された第２の管路２７が形成されている。第２の
管路２７は第１の管路２６の内径に等しいかそれ以上の
内径（断面積）で形成されている。第２の管路２７は鉗
子栓本体２５に接続したポリープ吸引チューブ３１にわ
たり延長してポリープ回収管路を形成している。

【００１５】上記ポリープ吸引チューブ３１の他端には
ポリープ回収トラップ３２が接続されている。ポリープ
回収トラップ３２は図示しない吸引装置に接続されてい
る。ポリープ吸引チューブ３１の途中には第２の管路２
７を開閉する手段としてバルブ３３が設けられている。
このバルブ３３は図示しないノブによって開閉操作され
る。また、バルブ３３は開放したとき、第２の管路２７
の内径に等しいか、それ以上の内径（断面積）で開放す
るように形成されている。

【００１６】（作用）内視鏡の挿入部２を体腔内に挿入
し、鉗子チャンネル１２を通して挿入した切除鉗子によ
り体腔内のポリープの切除を行う。この後、鉗子栓２２
を閉じた状態でバルブ３３を開放する。すると、吸引装
置による吸引力がポリープ吸引チューブ３１を通じて鉗
子チャンネル１２に作用し、鉗子チャンネル１２の鉗子
口１３から切除したポリープを吸い込む。吸い込まれた
ポリープは鉗子チャンネル１２を通り分岐管１５から鉗
子挿入孔１４を通り抜け、さらに鉗子栓アダプタ２３の
第１の管路２６から第２の管路２７に吸い込まれ、ポリ
ープ吸引チューブ３１およびバルブ３３の部分を経た
後、ポリープ回収トラップ３２内に回収される。

【００１７】（効果）鉗子チャンネル１２からポリープ
回収トラップ３２まで管路は略同径に構成してあるから
鉗子チャンネル１２を介して吸引して回収するポリープ
が途中で引っかかったり詰まったりすることがなく、ス
ムーズに回収することができる。また、回収するポリー
プの組織に座滅するなどの損傷を与えない。

【００１８】［第２実施形態］図３を参照して本発明の
第２実施形態を説明する。 （構成）この実施形態の内視鏡は上記第１実施形態と同
様に構成されており、同一構成のものには同一の符号を
付し、その構成の説明を省略する。

【００１９】鉗子栓アダプタ２３から導出するポリープ
吸引チューブ（ポリープ回収用吸引管路）３１にはバル
ブを設けず、そのポリープ吸引チューブ３１の途中には
ポリープ回収トラップ４１を介挿する。また、内視鏡４
０のコネクタ部５にある吸引口金１７には外部吸引チュ
ーブ（吸引管路）４２が接続されている。

【００２０】ポリープ吸引チューブ３１の先端と外部吸
引チューブ４２の先端は三方活栓４３を介して図示しな
い吸引装置に通じるチューブ４４に接続されている。三
方活栓４３はポリープ吸引チューブ３１と外部吸引チュ
ーブ４２の一方に吸引装置側のチューブ４４を接続する
ようになっている。尚、吸引装置側のチューブ４４の途
中に前述したバルブ３３のような開閉用バルブを設けて
もよい。

【００２１】（作用）術中、図示しない吸引装置は常に
動作した状態にあり、三方活栓４３により該吸引装置と
外部吸引チューブ４２とが連通し、吸引切換え弁１８を
操作することによって鉗子チャンネル１２を通して内視
鏡４０の鉗子チャンネル１２の先端の鉗子口１３より吸
引チューブ１６を通じて体内に溜まった体液やガス等の
吸引を行う。

【００２２】一方、体腔内のポリープ等の切除を行った
後、切り取ったポリープを鉗子チャンネル１２を通して
吸引回収する場合には、三方活栓４３を切り替えること
により吸引装置をポリープ回収トラップ４１に連通させ
る。そして、切り取ったポリープを他の体液やガス等と
一緒に鉗子チャンネル１２から吸引し、ポリープ回収チ
ューブ３１を通してポリープ回収トラップ４１によりポ
リープだけを回収する。ポリープ回収トラップ４１にて
ポリープを回収した後、再度、三方活栓４３を切り替え
て該吸引装置と外部吸引チューブ４２を連通させて通常
の状態に戻す。

【００２３】（効果）三方活栓４３を組み合わせること
により、１台の吸引装置で通常の吸引操作とポリープ回
収操作の両操作を行うことができる。尚、本実施形態で
用いる三方活栓は図４に示すように、ポリープ回収トラ
ップと吸引装置との間に設けた第１の電磁弁４５と外部
吸引チューブ４２と吸引装置との間に設けた第２の電磁
弁４６で代用してもよい。また、第１の電磁弁４５と第
２の電磁弁４６は図示しないフットスイッチに接続さ
れ、フットスイッチがＯＮになると第１の電磁弁４５が
開き、第２の電磁弁４６が閉じ、また、フットスイッチ
がＯＦＦになると、第１の電磁弁４５が閉じ、第２の電
磁弁４６が開くようになっている。

【００２４】フットスイッチは通常、ＯＦＦの状態であ
り、第１の電磁弁４５が閉じ、第２の電磁弁４６は開い
た状態で外部吸引チューブ４２と吸引装置とが連通して
いる。ポリープを吸引回収するときは、フットスイッチ
をＯＮにすることにより第１の電磁弁４５が開き、第２
の電磁弁４６が閉じ、ポリープ回収トラップ４１と吸引
装置とが連通する。フットスイッチのＯＮ／ＯＦＦによ
りポリープ回収を簡易に操作できる。フットスイッチの
代わりに内視鏡の操作部３に設けるスイッチ等を利用し
てもよい。

【００２５】［第３実施形態］図５を参照して本発明の
第３実施形態を説明する。 （構成）本実施形態は鉗子栓アダプタの変形例である。
ここでの鉗子栓アダプタ５０は鉗子栓本体２５に鉗子挿
入孔１４に連通する第１の管路２６と、鉗子栓本体２５
の側壁に上記第１の管路２６の軸心に垂直な方向に向か
って形成された第２の管路２７を設け、第１の管路２６
の内径（断面積）が、鉗子チャンネル１２の鉗子挿入孔
１４の内径（断面積）より太径に形成されている。ま
た、第１の管路２６と第２の管路２７の内径（断面積）
は等しく形成されている。

【００２６】また、鉗子栓本体２５内において、第１の
管路２６と第２の管路２７との分岐路部分には弁体とし
ての回転子５１が回転自在に設けられている。この回転
子５１にはＴの字状の切換え管路５２が形成されてい
て、回転子５１はその回転位置を切り換えることにより
図５で示すように鉗子挿入孔１４の内径（断面積）を維
持して第１の管路２６と第２の管路２７を連通する位置
状態と、第１の管路２６と第２の管路２７の連通を遮断
すると共に第１の管路２６と鉗子挿入孔１４とが同軸に
位置する連通状態とのいずれかの位置を選択するバルブ
を構成している。第２の管路２７には図示しないポリー
プ回収トラップおよび吸引装置とに接続されるポリープ
吸引チューブ５３が接続されている。ポリープ吸引チュ
ーブ５３内で形成する吸引管路部分の内径（断面積）は
第１の管路２６や第２の管路２７に等しいか大きいこと
は前述した通りである。この他は前述した第１実施形態
と第２実施形態のものと同様に構成されている。

【００２７】（作用）上記回転子５１の位置を切り換え
ることにより鉗子挿入孔１４と連通する管路を選択でき
る。通常、回転子５１は、鉗子挿入孔１４に第１管路２
６のみが連通する状態にある。ポリープを吸引回収する
場合は、回転子５１の位置を切り換えることにより鉗子
挿入孔１４に第２の管路２７が連通する位置にする。先
端の鉗子口１３から鉗子チャンネル１２を通じて吸引し
てきたポリープは第２の管路２７とポリープ吸引チュー
ブ５３を通じて吸引され、図示しないポリープ回収トラ
ップに回収される。

【００２８】（効果）この実施形態によれば、鉗子挿入
孔１４から以降の内径をより大口径にすることによりポ
リープの損傷をより小さくできる。

【００２９】［第４実施形態］図６を参照して本発明の
第４実施形態を説明する。 （構成）本実施形態は鉗子栓アダプタの変形例を示すも
のである。ここでの鉗子栓アダプタ６０は第１の管路２
６と第２の管路２７を接続するにあたり第１の管路２６
の軸心に対して第２の管路２７を垂直より小さい角Ａで
斜めに接続した。また、上記第１の管路２６と第２の管
路２７の内径（断面積）は鉗子チャンネル１２の鉗子挿
入孔１４の内径（断面積）と等しいか太径に形成されて
いる。この他は前述した第１実施形態、第２実施形態ま
たは第３実施形態のものと同様に構成されている。

【００３０】（作用・効果）鉗子栓アダプタの第１の管
路２６と第２の管路２７を接続するにあたりポリープを
吸引回収する側の第２の管路２７を垂直より小さい角で
設けることにより、吸引されたポリープがよりスムーズ
に第２の管路２７に流れ込み、分岐部を容易に通過させ
ることができる。

【００３１】本発明は前述した実施形態のものに限定さ
れない。上記実施形態の説明によれば少なくとも以下に
列記する事項及びそれらのものを任意に組み合わせたも
のが得られる。

【００３２】＜付記＞ １．挿入部から操作部にかけて配置したチャンネルを有
する内視鏡と、上記チャンネルの基端に接続されたポリ
ープ回収管路と、ポリープ回収トラップと、このポリー
プ回収トラップに接続された吸引装置と、上記ポリープ
回収管路を通じての吸引を制御するバルブ手段とを具備
し、上記チャンネルの基端からポリープ回収トラップま
での管路径を上記チャンネルと略同径以上としたことを
特徴とするポリープ回収用内視鏡システム。

【００３３】２．挿入部から操作部にかけて配置したチ
ャンネルと、このチャンネルの途中から分岐しコネクタ
部に設けられた吸引口金に接続された吸引チューブを有
する内視鏡と、上記内視鏡のチャンネルの基端に接続し
たポリープ回収用吸引管路と内視鏡の吸引口金に接続し
た吸引管路との少なくとも２つの吸引管路と、上記各吸
引管路に接続した少なくとも１つ以上の吸引装置と、上
記吸引装置に連通する吸引管路を選択する切換え手段
と、上記切換え手段を操作する操作手段とを具備したこ
とを特徴とする第１項に記載のポリープ回収用内視鏡シ
ステム。 ３．内視鏡のチャンネルを通じてポリープを吸引回収す
る内視鏡システムにおいて、少なくともチャンネルの基
端からポリープ回収トラップまでの吸引管路の内径をチ
ャンネルの挿入口部の内径より太径にしたことを特徴と
する第１項に記載のポリープ回収システム。

【００３４】

【発明の効果】本発明によれば、内視鏡のチャンネルを
通じてのポリープの回収が容易であると共に、回収する
ポリープの組織の座滅防止が図れ、かつ比較的大きなポ
リープでも容易に回収することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施形態に係る内視鏡の斜視図。

【図２】第１実施形態に係るポリープ回収システムの説
明図。

【図３】第２実施形態に係るポリープ回収システムの説
明図。

【図４】第３実施形態に係るポリープ回収システムのバ
ルブ部の説明図。

【図５】第３実施形態に係るポリープ回収システムにお
ける鉗子栓アダプタの断面図。

【図６】第４実施形態に係るポリープ回収システムにお
ける鉗子栓アダプタの断面図。

【符号の説明】

１…内視鏡本体、２…挿入部、３…操作部、４…ユニバ
ーサルコード、５…コネクタ部、１２…鉗子チャンネ
ル、１３…鉗子口、１４…鉗子挿入孔、１５…分岐管、
１６…吸引チューブ、１７…吸引口金、１８…吸引切換
え弁、２１…係着部用フランジ、２３…鉗子栓アダプ
タ、２５…鉗子栓本体、２６…第１の管路、２７…第２
の管路、３１…ポリープ吸引チューブ、３２…ポリープ
回収トラップ、３３…バルブ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】挿入部から操作部にかけて配置したチャン
   ネルを有する内視鏡と、上記チャンネルの基端に接続さ
   れたポリープ回収管路と、ポリープ回収トラップと、こ
   のポリープ回収トラップに接続された吸引装置と、上記
   ポリープ回収管路を通じての吸引を制御するバルブ手段
   とを具備し、上記チャンネルの基端からポリープ回収ト
   ラップまでの管路径を上記チャンネルと略同径以上とし
   たことを特徴とするポリープ回収用内視鏡システム。