JP2017168547A - マルチチップパッケージ、光源装置及び投影装置 - Google Patents

マルチチップパッケージ、光源装置及び投影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の半導体発光素子を備えるマルチチップパッケージを小型に形成する。
【解決手段】マルチチップパッケージ700は、ケース本体720と、ケース本体720に行及び列をなして設けられる複数の半導体発光素子チップ710と、ケース本体720における複数の半導体発光素子チップ710の出射側に設けられて板状に形成される透光性のカバー部材730と、を有する。そして、半導体発光素子チップの発光点間距離Pは、以下の関係式(1)を満たす。
P≧A・tanθ+A・tanθ・・・(1)
θ,θ:行又は列方向で隣り合う前記各半導体発光素子チップの前記各発光点からの出射光における行又は列方向の広がり角の1/2
,A:行又は列方向で隣り合う前記各半導体発光素子チップの前記各発光点から前記カバー部材における出射側の面までの距離
【選択図】 図4

Description

本発明は、マルチチップパッケージと、このマルチチップパッケージを備える光源装置及び投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
そして、この投影装置であるプロジェクタは、パーソナルコンピュータやDVDプレーヤーなどの映像機器の普及に伴って、業務用プレゼンテーションから家庭用に至るまで、用途が拡大している。このようなプロジェクタにおいて、従来は高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、光源として複数のレーザダイオード等の半導体発光素子を用いるとともに、この半導体発光素子を励起光源とする蛍光板を備える投影装置が種々開発されている。
特許文献1に開示される投影装置は、赤色光源装置と、青色波長帯域光である励起光照射装置からの出射光が励起光として照射されて緑色波長帯域の蛍光光を発する蛍光発光領域及び励起光照射装置からの出射光を拡散透過させる拡散透過領域を有する光学ホイールを備える蛍光板装置と、が配置されている。励起光照射装置は、出射光が光学ホイールの拡散透過領域を拡散透過されることにより、青色光源ともされている。
そして、この投影装置の励起光照射装置には、半導体発光素子である複数の青色レーザダイオードがマトリクス状に配置されている。この青色レーザダイオードは、半導体レーザチップを金属製のカバーで覆ったキャン(CAN)パッケージタイプが用いられている。キャン(CAN)パッケージタイプ複数のレーザダイオードは、個々のレーザダイオードを保持する保持穴を備える素子保持体により保持される。この素子保持体は、冷却効率を考慮して、ブロック状に形成される。
特開2013−196946号公報
素子保持体におけるレーザダイオード間の距離(すなわち、レーザダイオード間のピッチ間距離)は、キャン(CAN)パッケージされたレーザダイオードの外形形状によって、所定の距離以上とされている。さらに、このレーザダイオードを素子保持体に保持するためには、複数のレーザダイオードを素子保持体に押さえ付けて固定する押え板等の多数の部材が必要になってくる。従って、このようにして形成される光源装置は、小型に形成することが困難である。
本発明の目的は、小型に形成することができるマルチチップパッケージ及びこのマルチチップパッケージを備える光源装置、投影装置を提供する。
本発明に係るマルチチップパッケージは、ケース本体と、前記ケース本体に行及び列をなして設けられる複数の半導体発光素子チップと、前記ケース本体における前記複数の半導体発光素子チップの出射側に設けられて板状に形成される透光性のカバー部材と、を有し、前記行又は列方向で隣り合う前記半導体発光素子チップの発光点間距離Pは、以下の関係式(1)を満たすことを特徴とする。
P≧A・tanθ+A・tanθ・・・(1)
θ,θ:行又は列方向で隣り合う前記各半導体発光素子チップの前記各発光点からの出射光における行又は列方向の広がり角の1/2
,A:行又は列方向で隣り合う前記各半導体発光素子チップの前記各発光点から前記カバー部材における出射側の面までの距離
本発明に係る光源装置は、上述のマルチチップパッケージと、前記カバー部材における前記複数の半導体発光素子チップの出射側に、前記各半導体発光素子チップに対応した複数のコリメータレンズと、を有することを特徴とする。
本発明に係る投影装置は、上述の光源装置と、前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の半導体発光素子チップを備えるマルチチップパッケージ及びこのマルチチップパッケージを備える光源装置、投影装置を小型に形成することができる。
本発明の第1実施形態に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の第1実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の第1実施形態に係るマルチチップパッケージを模式的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマルチチップパッケージを模式的に示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係るマルチチップパッケージの図6のVI−VI断面模式図である。 本発明の第1実施形態に係る光源装置を示す要部平面模式図である。 本発明の第2実施形態に係るマルチチップパッケージを模式的に示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係るマルチチップパッケージの図8のIX−IX断面模式図である。 本発明の第3実施形態に係るマルチチップパッケージを模式的に示す正面図である。 本発明の第3実施形態に係るマルチチップパッケージの図10のXI−XI断面模式図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を用いて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、以下の説明において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
そして、投影装置10は、図1に示すように、略直方体形状であって、投影装置10の筐体の前方の側板とされる正面パネル12の側方に投影口を覆うレンズカバー19を有するとともに、この正面パネル12には複数の排気孔17を設けている。さらに、図示しないがリモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、筐体の上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられ、このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
さらに、筐体の背面には、背面パネルにUSB端子やアナログRGB映像信号が入力される映像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、音声出力端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子(群)20が設けられている。また、背面パネルには、複数の吸気孔が形成されている。なお、図示しない筐体の側板である右側パネル、及び、図1に示した側板である左側パネル15や正面パネル12には、各々複数の排気孔17が形成されている。また、左側パネル15の背面パネル近傍の隅部や背面パネルには、吸気孔18も形成されている。
次に、投影装置10の投影装置制御部について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御部により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換されたあと、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能するものである。表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。表示駆動部26は、光源装置60から出射された光線束を後述の光源側光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像を形成させ、投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
そして、筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出される。リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御している。光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、励起光源や赤色光源装置から所定のタイミングで個別の発光制御を行い、赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させる。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置10本体の電源オフ後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をオフにする等の制御も行う。
次に、この投影装置10の内部構造について図3に基づいて述べる。図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、右側パネル14の近傍に制御回路基板241を備えている。この制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えている。また、投影装置10は、制御回路基板241の側方、つまり、投影装置10筐体の略中央部分に光源装置60を備えている。さらに、投影装置10には、光源装置60と左側パネル15との間に、光源側光学系170や投影側光学系220が配置されている。
光源装置60は、青色波長帯域光の光源であって励起光源である励起光照射装置70と、赤色波長帯域光の光源である赤色光源装置120と、緑色波長帯域光の光源である緑色光源装置80と、を備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と蛍光板装置100により構成される。また、光源装置60には、青色波長帯域光、緑色波長帯域光、赤色波長帯域光を導光する導光光学系140が配置されている。導光光学系140は、各色光源装置70,80,120から出射される各色波長帯域光を、ライトトンネル175の入射口に集光する。
励起光照射装置70は、投影装置10筐体の左右方向における略中央部分であって背面パネル13近傍に配置される。また、励起光照射装置70は、複数の半導体発光素子チップ710がケース本体720に配置されたマルチチップパッケージ700と、各半導体発光素子チップ710に対応して配置されるコリメータレンズ73と、複数の反射ミラー75と、ヒートシンク81と、を備える。
マルチチップパッケージ700は、複数の半導体発光素子チップ710が行及び列をなしてマトリクス状に配置されている。この半導体発光素子チップ710は、青色波長帯域光を出射する光源である半導体レーザチップとされている。マルチチップパッケージ700は、光軸が背面パネル13と平行になるよう配置されている。マルチチップパッケージ700からの出射光は、右側から左側に向けて出射される。また、ヒートシンク81は、マルチチップパッケージ700と右側パネル14との間に配置される。
各半導体発光素子チップ710からの出射光の光軸上には、各半導体発光素子チップ710からの出射光の指向性を高めるように各々平行光に変換するコリメータレンズ73が夫々配置されている。また、反射ミラー75は、マルチチップパッケージ700における列方向(すなわち、投影装置10の上下方向)の半導体発光素子チップ710に対応して短冊状の長矩形形状に形成されている。複数の反射ミラー75は、各列の半導体発光素子チップ710からの出射光に対して傾斜角を異ならせて配置される。これにより、各反射ミラー75は、マルチチップパッケージ700からの出射光の光軸を正面パネル12方向に変換する。そして、反射ミラー75により反射された光は、光線束の断面積を一方向に縮小されて蛍光板装置100の集光レンズ群111に入射される。
ヒートシンク81と背面パネル13との間には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261とヒートシンク81とによってマルチチップパッケージ700が冷却される。さらに、複数の反射ミラー75と背面パネル13との間にも冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって複数の反射ミラー75が冷却される。
赤色光源装置120は、マルチチップパッケージ700の半導体発光素子チップ710と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、が備えられる。この赤色光源121は、赤色波長帯域の光を発する半導体発光素子である赤色発光ダイオードである。そして、赤色光源装置120は、赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の光軸が励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光の光軸と、蛍光板101から出射される緑色波長帯域光の光軸が交差するように配置されている。さらに、赤色光源装置120は、赤色光源121の右側パネル14側に配置されるヒートシンク130を備える。ヒートシンク130と正面パネル12との間には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261及びヒートシンク130によって赤色光源121が冷却される。
緑色光源装置80を構成する蛍光板装置100は、励起光照射装置70から出射される励起光の光路上であって、正面パネル12の近傍に配置される。蛍光板装置100は、正面パネル12と平行となるように、つまり、励起光照射装置70からの出射光の光軸と直交するように配置された蛍光ホイールである蛍光板101と、この蛍光板101を回転駆動するモータ110と、励起光照射装置70から出射される励起光の光線束を蛍光板101に集光するとともに蛍光板101から背面パネル13方向に出射される光線束を集光する集光レンズ群111と、蛍光板101から正面パネル12方向に出射される光線束を集光する集光レンズ115と、を備える。なお、モータ110と正面パネル12との間には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって蛍光板装置100等が冷却される。
蛍光板101は、励起光照射装置70から集光レンズ群111を介した出射光を励起光として受けて緑色波長帯域光の蛍光を出射する蛍光発光領域と、励起光照射装置70からの出射光である励起光を拡散して透過する拡散透過領域と、が周方向に連続して並設されている。
蛍光板101の基材は銅やアルミニウム等から成る金属基材であって、この基材の励起光照射装置70側の表面には、環状の溝を形成し、この溝の底部が銀蒸着等によってミラー加工されており、このミラー加工された表面に緑色蛍光体の層が敷設されている。さらに、励起光を拡散して透過する拡散透過領域のうち、透過する領域とされる場合には、基材の切抜き透孔部に透光性を有する透明基材が嵌入される。拡散透過する領域とされる場合には、表面をサンドブラスト等で微細凹凸を形成した透明基材が嵌入される。
蛍光板101の蛍光体層は、励起光照射装置70からの励起光としての青色波長帯域光が蛍光板101の緑色蛍光体層に照射されると、緑色蛍光体層における緑色蛍光体が励起され、緑色蛍光体から全方位に緑色波長帯域光を出射する。蛍光発光された光線束は、背面パネル13側へ出射され、集光レンズ群111に入射する。一方、蛍光板101における入射光を拡散して透過する拡散透過領域に入射された励起光照射装置70からの青色波長帯域光は、蛍光板101を拡散して透過され、蛍光板101の背面側(換言すれば、正面パネル12側)に配置された集光レンズ115に入射する。
そして、導光光学系140は、赤色、緑色、青色波長帯域の光線束を集光させる集光レンズや、各色波長帯域の光線束の光軸を変換して同一の光軸とさせる反射ミラー、ダイクロイックミラー等からなる。具体的には、導光光学系140には、励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光とが交差する位置に、青色及び赤色波長帯域光を共に透過し、緑色波長帯域光を反射してこの緑色波長帯域光の光軸を左側パネル15方向に90度変換する第一ダイクロイックミラー141が配置されている。
また、蛍光板101を拡散して透過した青色波長帯域光の光軸上、つまり、集光レンズ115と正面パネル12との間には、青色波長帯域光を反射してこの青色光の光軸を左側パネル15方向に90度変換する第一反射ミラー143が配置されている。第一反射ミラー143における左側パネル15側には、集光レンズ146が配置され、さらにこの集光レンズ146の左側パネル15側には、第二反射ミラー145が配置されている。第二反射ミラー145の背面パネル13側には、集光レンズ147が配置されている。第二反射ミラー145は、第一反射ミラー143により反射され、集光レンズ146を介して入射される青色波長帯域光の光軸を背面パネル13側に90度変換する。
また、第一ダイクロイックミラー141の左側パネル15側には、集光レンズ149が配置されている。さらに、集光レンズ149の左側パネル15側であって、集光レンズ147の背面パネル13側には、第二ダイクロイックミラー148が配置されている。第二ダイクロイックミラー148は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射して背面パネル13側に90度光軸を変換し、青色波長帯域光を透過させる。
第一ダイクロイックミラー141を透過した赤色波長帯域光の光軸と、この赤色波長帯域光の光軸と一致するように第一ダイクロイックミラー141により反射された緑色波長帯域光の光軸は、集光レンズ149に入射する。そして、集光レンズ149を透過した赤色及び緑色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148により反射され、光源側光学系170の集光レンズ173を介してライトトンネル175の入射口に集光される。一方、集光レンズ147を透過した青色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148を透過して、集光レンズ173を介してライトトンネル175の入射口に集光される。
光源側光学系170は、集光レンズ173,ライトトンネル175,集光レンズ178,光軸変換ミラー181,集光レンズ183,照射ミラー185,コンデンサレンズ195により構成されている。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を投影側光学系220に向けて出射するので、投影側光学系220の一部ともされている。
ライトトンネル175の近傍には、ライトトンネル175の入射口に光源光を集光する集光レンズ173が配置されている。よって、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光は、集光レンズ173により集光され、ライトトンネル175に入射される。ライトトンネル175に入射された光線束は、ライトトンネル175により均一な強度分布の光線束とされる。
ライトトンネル175の背面パネル13側の光軸上には、集光レンズ178を介して、光軸変換ミラー181が配置されている。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により、左側パネル15側に光軸を変換される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。なお、DMDとされる表示素子51は、背面パネル13側にヒートシンク190が設けられ、このヒートシンク190により表示素子51は冷却される。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影側光学系220は、コンデンサレンズ195,可動レンズ群235,固定レンズ群225により構成されている。可動レンズ群235は、レンズモータにより移動可能に形成される。そして、可動レンズ群235及び固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。よって、可動レンズ群235を備える固定鏡筒は、可変焦点型レンズとされ、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光板101を回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から異なるタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140を介して集光レンズ173及びライトトンネル175に順次入射され、さらに光源側光学系170を介して表示素子51に入射されるため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、図4〜図6に基づいて、マルチチップパッケージ700について説明する。図4に示すように、マルチチップパッケージ700は、ケース本体720内に4行5列の合計20個の半導体発光素子チップ710がマトリクス状に行及び列をなして配置されている。ケース本体720は、板状のベースプレート722と、このベースプレート722から平面視矩形枠状に立設する枠部724と、により形成される。ベースプレート722には、上側縁及び下側縁のそれぞれ2箇所に取付孔722a,722bが形成されている。マルチチップパッケージ700は、図4の取付孔722aを上側として投影装置10の励起光照射装置70に取り付けられる。また、ケース本体720の枠部724には、透光性を有する材料である透明なガラス板からなるカバー部材730が設けられている。カバー部材730は、外形を枠部724と同形状の平面視矩形状に形成される。
ケース本体720内に配置される半導体発光素子チップ710は、枠部724内のベースプレート722の面上から立設する保持部715により保持されている。そして、半導体発光素子チップ710の発光点Sは、カバー部材730側に位置するよう配置されている。換言すれば、カバー部材730は、ケース本体720における複数の半導体発光素子チップ710の出射側に設けられている。なお、図4〜図6で示すマルチチップパッケージ700は、模式的に示しており、複数の半導体発光素子チップ710同士を電気的に接続する配線や外部電力を供給するための端子等は省略している。
前述の通り、半導体発光素子チップ710は、青色波長帯域光を出射する半導体レーザチップとされている。一般に、半導体レーザチップからの出射光は、垂直方向と水平方向とで光の広がり角が異なり、出射光の断面形状が楕円形とされている。本実施形態においては、図4に示すように、半導体発光素子チップ710の発光点Sから出射される光の断面楕円形状LRの長軸VA方向が、行及び列をなして配置される半導体発光素子チップ710の列方向に平行とされ、短軸HA方向が半導体発光素子チップ710の行方向と平行とされて、全ての半導体発光素子チップ710が配置されている。
また、半導体発光素子チップ710の配置のピッチ、すなわち、半導体発光素子チップ710の発光点S間の距離(発光点間距離P)は、以下の関係式(1)を満たすように設定される。
P≧A・tanθ+A・tanθ・・・(1)
θ,θ:行又は列方向で隣り合う各半導体発光素子チップ710の発光点Sからの出射光における行又は列方向の広がり角の1/2
,A:行又は列方向で隣り合う各半導体発光素子チップ710の発光点Sからカバー部材730における出射側の面までの距離
例えば、図5及び図6に示すように、列方向で隣り合う半導体発光素子チップ710D23,710D33の各発光点S23,S33の距離(発光点間距離P)は、上記関係式(1)を満たすよう満たすよう配置される。ここで、半導体発光素子チップ710D23における発光点S23からの出射光における列方向の広がり角の1/2をθV23とし、半導体発光素子チップ710D23における発光点S23からカバー部材730における出射側の面までの距離をA23とする。同様に、半導体発光素子チップ710D33における発光点S33からの出射光における列方向の広がり角の1/2をθV33とし、半導体発光素子チップ710D33における発光点S33からカバー部材730における出射側の面までの距離をA33とする。従って、関係式(1)における距離A,A、角度θ,θは、それぞれ距離A23,A33、角度θV23,θV33とされる。すると、関係式(1)は以下の関係式(2)として表すことができる。
≧A23・tanθV23+A33・tanθV33・・・(2)
なお、本実施形態においては、A23=A33、θV23=θV33であり、列方向における発光点間距離Pは、全て同じである。また、本実施形態においては、半導体発光素子チップ710D23,710D33における発光点S23,S33からの出射光における列方向の広がり角の1/2であるθV23、θV33は、発光点S23、S33からの出射光における断面楕円形状LRの長軸VA方向の広がり角の1/2である。
また、断面図は示していないが、行方向で隣り合う半導体発光素子チップ710D22,710D23の発光点間距離Pにおいても、上記関係式(1)を満たすよう配置されている。ここで、半導体発光素子チップ710D22,710D23における発光点S22,S23からの出射光における行方向の広がり角の1/2をそれぞれθH22,θH23とする。そして、半導体発光素子チップ710D22,710D23における発光点S22,S23からカバー部材730における出射側の面までの距離をA22,A23とする。従って、関係式(1)における距離A,A、角度θ,θは、それぞれ距離A22,A23、角度θH22,θH23とされる。すると、関係式(1)は以下の関係式(3)として表すことができる。
≧A22・tanθH22+A23・tanθH23・・・(3)
なお、本実施形態においては、A22=A23、θH22=θH23であり、行方向における発光点間距離Pは全て同じである。また、本実施形態においては、半導体発光素子チップ710D22,710D23における発光点S22,S23からの出射光における行方向の広がり角の1/2であるθH22、θH23は、発光点S22、S23からの出射光における断面楕円形状LRの短軸HA方向の広がり角の1/2である。
このように、隣り合う各半導体発光素子チップ710について、上記関係式(1)を満たすように全ての半導体発光素子チップ710が配置されている。これにより、半導体発光素子チップ710から出射される断面楕円形状LRの光は、カバー部材730の出射側の面上において重なることが無い。従って、各半導体発光素子チップ710からの出射光を効率よくコリメータレンズ73に入射させることができる。
マルチチップパッケージ700から出射された光は、図3及び図7にも示されるように、コリメータレンズ73により平行光とされて、反射ミラー75に照射される。ここで、反射ミラー75は、マルチチップパッケージ700の列方向における4個の半導体発光素子チップ710の出射光を反射するよう上下方向に長い短冊状の長矩形に形成されている。そして、各反射ミラー75により反射されたマルチチップパッケージ700からの出射光は、第一ダイクロイックミラー141を透過して蛍光板装置100の集光レンズ群111に入射される。
ここで、本実施形態においては、図7に示すように、複数の反射ミラー75−1〜75−5は、マルチチップパッケージ700の列方向における4個の半導体発光素子チップ710に対応して、それぞれ半導体発光素子チップ710からの出射光に対して傾斜角を異ならせて配置される。具体的には、マルチチップパッケージ700から出射される光線束のうち、光軸に近い光LRから外側の光LR,LR及び光LR,LRは、所定の角度で傾斜されて集光レンズ群111に入射する。ここで、前述の通り、励起光照射装置70は、蛍光板装置100の励起光とされるとともに、蛍光板101の拡散透過領域を透過して青色波長帯域光の光源ともされている。
蛍光板101の蛍光発光領域から出射される緑色波長帯域光の蛍光は、蛍光体層の蛍光体からの発光のため拡散光である。そして、蛍光板101の拡散透過領域を拡散して透過する青色光源である青色波長帯域光は、上記の通り所定の角度で拡散透過領域(拡散板)を傾斜して透過するので、拡散半値角が増大して透過される。例えば、拡散板に直交して入射される場合の拡散半値角は8.5度であるが、本実施形態のように拡散板に傾斜して入射する場合には25度に増大させることができる。このとき、緑色波長帯域光である蛍光は、半値角が60度とされている。従って、青色波長帯域光と緑色波長帯域光の拡散半値角の差が少なくなり、その後の光路における集光レンズによる口径食が低減されて、表示素子51からの画像光における中央部と周辺部での色ムラが抑制される。
なお、本実施形態においては、蛍光板101の蛍光発光領域からの蛍光が背面パネル13側に出射するよう構成したが、これに限られず、種々の形式の光源装置に光源からの出射光に対して異なって傾斜した複数の反射ミラー75を設けることができる。例えば、本実施形態における蛍光発光領域に代えて、蛍光体を含んだ緑色カラーフィルタを設けて、励起光が照射されて発光される緑色波長帯域光である蛍光が正面パネル12側に出射する構成の光源装置に本実施形態の複数の反射ミラー75を設けることができる。
(第2実施形態)
次に、図8及び図9に基づいて、本発明に係る第2実施形態を説明する。この第2実施形態は、第1実施形態におけるマルチチップパッケージ700に代えて、マルチチップパッケージ700における半導体発光素子チップ710の配置を変更したマルチチップパッケージ700Aとしたものである。なお、第1実施形態と同じ部材や同じ個所については同じ符号を用いて、その説明は省略又は簡略化する。
本実施形態のマルチチップパッケージ700Aには、5行5列の合計25個の半導体発光素子チップ710が行及び列をなして設けられる。全ての半導体発光素子チップ710からの光の断面楕円形状LRの長軸VA方向は、列方向に平行とされている。そして、半導体発光素子チップ710の発光点S間の距離(発光点間距離P)は、上記の関係式(1)を満たすように設定される。具体的には、以下のように設定されている。
例えば、列方向で隣り合う半導体発光素子チップ710D33,710D43,710D53の各発光点S33,S43,S53の距離(発光点間距離PR1,PR2)は、上記関係式(1)を満たすよう配置される。ここで、上記と同様に、関係式(1)における距離A,A、角度θ,θをそれぞれ距離A33,A43、距離A43,A53、角度θV33,θV43、角度θV43,θV53とする。すると、関係式(1)は以下の関係式(4),(5)として表すことができる。
R1≧A33・tanθV33+A43・tanθV43・・・(4)
R2≧A43・tanθV43+A53・tanθV53・・・(5)
行方向においても同様に、半導体発光素子チップ710D31,710D32,710D33の各発光点S31,S32,S33の距離(発光点間距離PS1,PS2)は、上記関係式(1)を満たすよう配置される。同様に、関係式(1)における距離A,A、角度θ,θをそれぞれ距離A32,A33、距離A31,A32、角度θH32,θH33,角度θH31,θH32とする。すると、関係式(1)は以下の関係式(6),(7)として表すことができる。
S1≧A32・tanθH32+A33・tanθH33・・・(6)
S2≧A31・tanθH31+A32・tanθH32・・・(7)
そして、本実施形態においては、半導体発光素子チップ710の行方向の配列においては、ケース本体720の中央の行の発光点間距離PS1よりもケース本体720の外側の発光点間距離PS2の方が小さく設定されている。同様に、半導体発光素子チップ710の列方向の配列においては、ケース本体720の中央の列の発光点間距離PR1よりもケース本体720の外側の発光点間距離PR2の方が小さく設定されている。これにより、複数の半導体発光素子チップ710がマトリクス状に配列された場合には、中央部の半導体発光素子チップ710が周辺の半導体発光素子チップ710の影響を受けて放熱され難いことがあるが、本実施形態によれば、複数の半導体発光素子チップ710の疎密について、中央部分を「疎」とし、外側を「密」とすることで、マルチチップパッケージ700Aの放熱効果を高めることができる。
なお、投影装置10(光源装置60)内におけるマルチチップパッケージ700Aの配置が、外部空気が取り込まれる吸気口から排気口に流れる冷却風の通り道である場合には、複数の半導体発光素子チップ710の配置の疎密は、マルチチップパッケージ700Aにおける吸気口側が「密」、排気口側が「疎」となるようにしても良い。また、本実施形態では、行及び列をなして設けられる半導体発光素子チップ710の行方向及び列方向ともに、中央部分の発光点間距離Pが外側に比べて大きくなるよう設定したが、行方向又は列方向の何れか一方のみの発光点間距離Pが異なるように設定しても良い。
(第3実施形態)
次に、図10及び図11に基づいて、本発明に係る第3実施形態を説明する。この第3実施形態は、第1実施形態におけるマルチチップパッケージ700に代えて、マルチチップパッケージ700における半導体発光素子チップ710の配置を変更して半導体発光素子チップ710から出射される断面楕円形状LRの長軸VA、短軸HAの向きを異ならせて配置したマルチチップパッケージ700Bとしたものである。なお、第1実施形態と同じ部材や同じ個所については同じ符号を用いて、その説明は省略又は簡略化する。
本実施形態のマルチチップパッケージ700Bには、5行5列の4隅を除いて、合計21個の半導体発光素子チップ710が行及び列をなして設けられる。さらに、ケース本体720の外側の行の半導体発光素子チップ710は、出射光の断面楕円形状LRにおける長軸VAの方向が複数の半導体発光素子チップ710が配列される行方向と平行になるよう配置される。同様に、ケース本体720の外側の列の半導体発光素子チップ710は、出射光の断面楕円形状LRにおける長軸VAの方向が複数の半導体発光素子チップ710が配列される列方向と平行になるよう配置される。さらに、ケース本体720の中央における列の両隣の列(すなわち、図10を見て左から2列目と4列目)は、半導体発光素子チップ710の出射光の断面楕円形状LRにおける長軸VAの方向が複数の半導体発光素子チップ710が配列される行方向と平行になるよう配置される。ケース本体720の中央の列は、上側の半導体発光素子チップ710から順に、出射光の断面楕円形状LRにおける長軸VAの方向が複数の半導体発光素子チップ710が配列される行方向と平行なものと列方向と平行なものとが交互に配置されている。
そして、半導体発光素子チップ710の発光点S間の距離(発光点間距離P)は、上記の関係式(1)を満たすように設定される。具体的には、以下のように設定されている。
例えば、列方向で隣り合う半導体発光素子チップ710D13,710D23,710D33の各発光点S13,S23,S33の距離(発光点間距離PR1,PR2)は、上記関係式(1)を満たすよう配置される。ここで、上記と同様に、関係式(1)における距離A,A、角度θ,θをそれぞれ距離A23,A33、距離A13,A23、角度θV23,θH33、角度θH13,θV23とすると、関係式(1)は以下の関係式(8),(9)として表すことができる。
R1≧A23・tanθV23+A33・tanθH33・・・(8)
R2≧A13・tanθH13+A23・tanθV23・・・(9)
行方向においても同様に、半導体発光素子チップ710D21,710D22,710D23の各発光点S21,S22,S23の距離(発光点間距離PS1,PS2)は、上記関係式(1)を満たすよう配置される。同様に、関係式(1)における距離A,A、角度θ,θをそれぞれ距離A22,A23、距離A21,A22、角度θV22,θH23、角度θH21,θV22とする。すると、関係式(1)は以下の関係式(10),(11)として表すことができる。
S1≧A22・tanθV22+A23・tanθH23・・・(10)
S2≧A21・tanθH21+A22・tanθV22・・・(11)
そして、本実施形態においては、半導体発光素子チップ710の行方向の配列においては、ケース本体720の中央の行の発光点間距離PS1よりもケース本体720の外側の発光点間距離PS2の方が小さく設定されている。同様に、半導体発光素子チップ710の列方向の配列においては、ケース本体720の中央の列の発光点間距離PR1よりもケース本体720の外側の発光点間距離PR2の方が小さく設定されている。従って、本実施形態においても、複数の半導体発光素子チップ710の疎密について、中央部分を「疎」とし、外側を「密」とすることで、マルチチップパッケージ700Bの放熱効果を高めることができる。
また、本実施形態のように、半導体発光素子チップ710からの光の断面楕円形状LRの長軸VAの方向を、行方向に平行とされるものと列方向に平行とされるものとを混在させて配置させることができる。これにより、マルチチップパッケージ700から出射光の光線束の形状を全体で均一に近づけることができる。また、ケース本体720の外側の行及び列の半導体発光素子チップ710の断面楕円形状LRの長軸VAの方向を、それぞれ行又は列と平行となるよう配置することで、ケース本体720の外側に向かう光の広がりを小さくすることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることはなく、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、半導体発光素子チップ710の発光点Sからカバー部材730の出射側の面までの距離(距離A,A)は、マルチチップパッケージ700,700A,700Bにおける全ての半導体発光素子チップ710において同じとしたが、半導体発光素子チップ710毎に異なるように設定することもできる。
また、コリメータレンズ73は、光軸が各半導体発光素子チップ710の光軸と一致するように配置したが、これに限られず、コリメータレンズ73の光軸が、各半導体発光素子チップ710の光軸に対して所定の方向にずれるように、コリメータレンズ73を配置しても良い。
以上、本発明の実施形態によれば、マルチチップパッケージ700,700A,700Bは、ケース本体720と、ケース本体720に行及び列をなして設けられる複数の半導体発光素子チップ710と、ケース本体720に設けられる透光性のカバー部材730と、を備える。そして、行又は列方向で隣り合う半導体発光素子チップ710は、上記の関係式(1)を満たすよう配置される。
これにより、複数の半導体発光素子チップ710をコンパクトにパッケージングすることができるので、小型なマルチチップパッケージ700,700A,700Bを提供することができる。そして、関係式(1)を満たすように半導体発光素子チップ710が配置されるので、隣り合う半導体発光素子チップ710からの光がカバー部材730の面上で重なり合うこともない。従って、効率の良い光源光を出射するマルチチップパッケージ700,700A,700Bを提供することができる。
また、マルチチップパッケージ700は、隣り合う半導体発光素子チップ710の発光点Sの距離(発光点間距離P)は、全て同じとすることができる。これにより、コリメータレンズ73の配置をし易くすることができる。
また、マルチチップパッケージ700A,700Bは、隣り合う半導体発光素子チップ710の行または列方向の中央部における発光点間距離Pよりも外側の発光点間距離Pを小さくすることができる。これにより、放熱効果を向上させたマルチチップパッケージ700A,700Bとすることができるので、ヒートシンク81等の冷却装置も小型に形成することができる。
また、半導体発光素子チップ710は、断面楕円形状LRの光を出射する半導体レーザチップ等の半導体発光素子チップ710とすることができる。これにより、断面楕円形状LRを出射する半導体発光素子チップを備えるマルチチップパッケージ700,700A,700Bとすることができる。
また、断面楕円形状LRの長軸VA方向は、行又は列方向と平行になるよう半導体発光素子チップ710を配列することができる。これにより、マルチチップパッケージ700,700Aの後の光路上の反射ミラー75等の光学機器の配置がし易くなる。
また、断面楕円形状LRの長軸VA方向が行方向に向く半導体発光素子チップ710と列方向に向く半導体発光素子チップとを混在させることもできる。これにより、マルチチップパッケージ700Bからの光の形状を、より均一に近づけることができる。
また、外側の行方向の半導体発光素子チップ710からの光の断面楕円形状LRの長軸VA方向を行方向と平行とし、列方向の長軸VA方向を列方向と平行となるよう半導体発光素子チップ710を配置して、マルチチップパッケージ700Bが形成される。これにより、行及び列なして配置される半導体発光素子チップ710について、ケース本体720の外側への出射光の広がりを抑制することができる。
また、半導体発光素子チップ710は、断面楕円形状LRの光を出射する半導体レーザチップとすることができる。これにより、省電力で高輝度なレーザダイオードを用いたマルチチップパッケージ700,700A,700Bとすることができる。
また、光源装置60は、マルチチップパッケージ700,700A,700Bと、カバー部材730の出射側に複数の半導体発光素子チップ710に対応した複数のコリメータレンズ73を備える。これにより、半導体発光素子チップ710からの出射光を平行光とした光源装置60とすることができる。
また、マルチチップパッケージ700,700A,700Bは、蛍光板装置の励起光源とすることができる。これにより、拡散された光とされる蛍光体からの光を光源として備える光源装置60を得ることができる。
また、マルチチップパッケージ700,700A,700Bの行または列方向における複数の半導体発光素子チップ710に対応して、それぞれ半導体発光素子チップ710に対する傾斜角を異ならせて配置される複数の反射ミラー75が設けられる。これにより、種々の光路を採用することができるので、光源装置60におけるマルチチップパッケージ700,700A,700Bのレイアウトの制限を低減することができる。
また、投影装置10は、光源装置60と、表示素子51と、投影側光学系220と、投影装置制御部とにより形成した。これにより、小型に形成したマルチチップパッケージ700,700A,700Bを備える光源装置60及び投影装置10とすることができ、よって小型化された投影装置10を提供することができる。
以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ケース本体と、
前記ケース本体に行及び列をなして設けられる複数の半導体発光素子チップと、
前記ケース本体における前記複数の半導体発光素子チップの出射側に設けられて板状に形成される透光性のカバー部材と、
を有し、
前記行又は列方向で隣り合う前記半導体発光素子チップの発光点間距離Pは、以下の関係式(1)を満たすことを特徴とするマルチチップパッケージ。
P≧A・tanθ+A・tanθ・・・(1)
θ,θ:行又は列方向で隣り合う前記各半導体発光素子チップの前記各発光点からの出射光における行又は列方向の広がり角の1/2
,A:行又は列方向で隣り合う前記各半導体発光素子チップの前記各発光点から前記カバー部材における出射側の面までの距離
[2]前記発光点間距離Pは、前記行又は列方向における全ての前記複数の半導体発光素子チップについて同じであることを特徴とする前記[1]に記載のマルチチップパッケージ。
[3]前記発光点間距離Pは、前記行又は列方向の中央部における前記発光点間距離Pよりも外側の前記発光点間距離Pが小さいことを特徴とする前記[1]に記載のマルチチップパッケージ。
[4]前記半導体発光素子チップからの前記出射光は、断面楕円形状であることを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れか記載のマルチチップパッケージ。
[5]前記出射光の前記断面楕円形状の長軸方向が前記行又は列方向と平行に前記複数の半導体発光素子チップが配置されることを特徴とする前記[4]に記載のマルチチップパッケージ。
[6]前記出射光の前記断面楕円形状の長軸方向が前記行方向に向く前記半導体発光素子チップと、前記列方向に向く前記半導体発光素子チップと、が混在することを特徴とする前記[4]又は前記[5]に記載のマルチチップパッケージ。
[7]前記複数の半導体発光素子チップのうち、外側に配置される行方向の前記複数の半導体発光素子チップの前記出射光の前記断面楕円形状の長軸方向を行方向と平行とし、列方向の前記複数の半導体発光素子チップの前記出射光の前記断面楕円形状の長軸方向を列方向と平行になるよう前記半導体発光素子チップが配置されることを特徴とする前記[4]乃至前記[5]の何れか記載のマルチチップパッケージ。
[8]前記半導体発光素子チップは、半導体レーザチップであることを特徴とする前記[1]乃至前記[7]の何れか記載のマルチチップパッケージ。
[9]前記[1]乃至前記[8]の何れか記載のマルチチップパッケージと、
前記カバー部材における前記複数の半導体発光素子チップの出射側に、前記各半導体発光素子チップに対応した複数のコリメータレンズと、
を有することを特徴とする光源装置。
[10]前記マルチチップパッケージからの出射光により励起されて蛍光光を出射する蛍光発光領域を備える蛍光板装置を有することを特徴とする前記[9]に記載の光源装置。
[11]前記マルチチップパッケージの前記行又は列方向における前記複数の半導体発光素子チップに対応して、前記行又は列方向における前記複数の半導体発光素子チップからの前記出射光に対する傾斜角を異ならせて配置される複数の反射ミラーを有することを特徴とする前記[9]又は前記[10]に記載の光源装置。
[12]前記[9]乃至前記[11]の何れか記載の光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
10 投影装置 11 上面パネル
12 正面パネル 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
17 排気孔 18 吸気孔
19 レンズカバー 21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 冷却ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 60 光源装置
70 色光源装置 70 励起光照射装置
73 コリメータレンズ
75、75−1〜75−5 反射ミラー 80 緑色光源装置
81 ヒートシンク 100 蛍光板装置
101 蛍光板 110 モータ
111 集光レンズ群 115 集光レンズ
120 色光源装置 120 赤色光源装置
121 赤色光源 125 集光レンズ群
130 ヒートシンク 140 導光光学系
141 第一ダイクロイックミラー 143 第一反射ミラー
145 第二反射ミラー 146 集光レンズ
147 集光レンズ 148 第二ダイクロイックミラー
149 集光レンズ 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 181 光軸変換ミラー
183 集光レンズ 185 照射ミラー
190 ヒートシンク 195 コンデンサレンズ
220 投影側光学系 225 固定レンズ群
235 可動レンズ群
241 制御回路基板 261 冷却ファン
700 マルチチップパッケージ 700A マルチチップパッケージ
700B マルチチップパッケージ 710 半導体発光素子チップ
715 保持部 720 ケース本体
722 ベースプレート 722a 取付孔
722b 取付孔 724 枠部
730 カバー部材

Claims (12)

  1. ケース本体と、
    前記ケース本体に行及び列をなして設けられる複数の半導体発光素子チップと、
    前記ケース本体における前記複数の半導体発光素子チップの出射側に設けられて板状に形成される透光性のカバー部材と、
    を有し、
    前記行又は列方向で隣り合う前記半導体発光素子チップの発光点間距離Pは、以下の関係式(1)を満たすことを特徴とするマルチチップパッケージ。
    P≧A・tanθ+A・tanθ・・・(1)
    θ,θ:行又は列方向で隣り合う前記各半導体発光素子チップの前記各発光点からの出射光における行又は列方向の広がり角の1/2
    ,A:行又は列方向で隣り合う前記各半導体発光素子チップの前記各発光点から前記カバー部材における出射側の面までの距離
  2. 前記発光点間距離Pは、前記行又は列方向における全ての前記複数の半導体発光素子チップについて同じであることを特徴とする請求項1に記載のマルチチップパッケージ。
  3. 前記発光点間距離Pは、前記行又は列方向の中央部における前記発光点間距離Pよりも外側の前記発光点間距離Pが小さいことを特徴とする請求項1に記載のマルチチップパッケージ。
  4. 前記半導体発光素子チップからの前記出射光は、断面楕円形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載のマルチチップパッケージ。
  5. 前記出射光の前記断面楕円形状の長軸方向が前記行又は列方向と平行に前記複数の半導体発光素子チップが配置されることを特徴とする請求項4に記載のマルチチップパッケージ。
  6. 前記出射光の前記断面楕円形状の長軸方向が前記行方向に向く前記半導体発光素子チップと、前記列方向に向く前記半導体発光素子チップと、が混在することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のマルチチップパッケージ。
  7. 前記複数の半導体発光素子チップのうち、外側に配置される行方向の前記複数の半導体発光素子チップの前記出射光の前記断面楕円形状の長軸方向を行方向と平行とし、列方向の前記複数の半導体発光素子チップの前記出射光の前記断面楕円形状の長軸方向を列方向と平行になるよう前記半導体発光素子チップが配置されることを特徴とする請求項4乃至請求項5の何れか記載のマルチチップパッケージ。
  8. 前記半導体発光素子チップは、半導体レーザチップであることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか記載のマルチチップパッケージ。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか記載のマルチチップパッケージと、
    前記カバー部材における前記複数の半導体発光素子チップの出射側に、前記各半導体発光素子チップに対応した複数のコリメータレンズと、
    を有することを特徴とする光源装置。
  10. 前記マルチチップパッケージからの出射光により励起されて蛍光光を出射する蛍光発光領域を備える蛍光板装置を有することを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  11. 前記マルチチップパッケージの前記行又は列方向における前記複数の半導体発光素子チップに対応して、前記行又は列方向における前記複数の半導体発光素子チップからの前記出射光に対する傾斜角を異ならせて配置される複数の反射ミラーを有することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の光源装置。
  12. 請求項9乃至請求項11の何れか記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
    を有することを特徴とする投影装置。
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