JP2017168487A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置を用いることなく実装不良を検出することができる半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置は、自己発熱素子(Pチャネル型MOSトランジスタ12)と、温度に応じて変化する所定の物理量を有する複数の温度検出素子(バイポーラトランジスタ)と、前記複数の温度検出素子それぞれの前記所定の物理量に基づいて実装不良の有無を判定する判定部14とを備える。前記複数の温度検出素子には、前記自己発熱素子からの距離が互いに異なる第1の温度検出素子及び第2の温度検出素子が含まれる。【選択図】図1

Description

本発明は、自己発熱素子を備える半導体装置に関する。
自己発熱素子を備える半導体装置には過熱保護回路が通常設けられている。過熱保護回路による保護の一形態として、半導体装置の実装不良が原因となって異常発熱が生じた際に過熱保護回路が保護をかけることがある。
特開平2−12046号公報
しかしながら、半導体装置の実装不良がかなり進行しなければ過熱保護回路が保護をかける迄に至らない。すなわち、自己発熱素子を備える半導体装置に単に過熱保護回路を設けるだけでは、半導体装置の実装不良を早期に検出することができなかった。
また、過熱保護回路によって保護がかかったときに、半導体装置の実装不良が原因で保護がかかったのか、それとも他の原因で保護がかかったのかを判別することもできなかった。
なお、特許文献1で開示されている温度分布検査方法は、過熱保護回路によって保護がかかったか否かを判定基準とするのではなく、プリント基板の各部の発熱量を判定基準として、部品が実装されたプリント基板の良否判定を行っている。しかしながら、特許文献1で開示されている温度分布検査方法では、部品が実装されたプリント基板にとって外部装置となる赤外線ランプが必要であり、部品が実装されたプリント基板が電子機器等に組み込まれた後は検査を実施することができなかった。すなわち、特許文献1で開示されている温度分布検査方法は、部品が実装されたプリント基板の初期不良しか検出することができなかった。
本発明は、上記の状況に鑑み、外部装置を用いることなく実装不良を検出することができる半導体装置を提供することを目的とする。
本明細書中に開示されている半導体装置は、自己発熱素子と、温度に応じて変化する所定の物理量を有する複数の温度検出素子と、前記複数の温度検出素子それぞれの前記所定の物理量に基づいて実装不良の有無を判定する判定部とを備え、前記複数の温度検出素子には、前記自己発熱素子からの距離が互いに異なる第1の温度検出素子及び第2の温度検出素子が含まれる構成(第1の構成)である。
また上記第1の構成の半導体装置において、前記判定部は、前記第1の温度検出素子の前記所定の物理量と前記第2の温度検出素子の前記所定の物理量との差に少なくとも基づいて実装不良の有無を判定する構成(第2の構成)にしてもよい。
また上記第2の構成の半導体装置において、前記複数の温度検出素子には、前記自己発熱素子からの距離が前記第1の温度検出素子及び第2の温度検出素子よりも長い第3の温度検出素子が含まれ、前記判定部は、前記第1の温度検出素子の前記所定の物理量と前記第2の温度検出素子の前記所定の物理量との差及び前記第1の温度検出素子の前記所定の物理量と前記第3の温度検出素子の前記所定の物理量との差に少なくとも基づいて実装不良の有無を判定する構成(第3の構成)にしてもよい。
また上記第1〜第3いずれかの構成の半導体装置において、前記第1の温度検出素子は前記自己発熱素子の近傍に配置される構成(第4の構成)にしてもよい。
また上記第1〜第4いずれかの構成の半導体装置において、前記自己発熱素子、前記複数の温度検出素子、及び前記判定部が集積化されている半導体集積回路装置である構成(第5の構成)にしてもよい。
また上記第第5の構成の半導体装置において、前記自己発熱素子、前記複数の温度検出素子、及び前記判定部が同一の半導体チップに集積化されている構成(第6の構成)にしてもよい。
また上記第第5または第6の構成の半導体装置において、プリント回路基板に実装されて使用される構成(第7の構成)にしてもよい。
また上記第1〜第7いずれかの構成の半導体装置において、前記複数の温度検出素子それぞれはバイポーラトランジスタであり、前記所定の物理量は前記バイポーラトランジスタの順方向電圧である構成(第8の構成)にしてもよい。
また上記第1〜第8いずれかの構成の半導体装置において、電源装置の一部又は全部を搭載し、前記自己発熱素子が前記電源装置のパワー素子である構成(第9の構成)にしてもよい。
本明細書中に開示されている車両は、上記第9の構成の半導体装置を有する電源装置と、前記電源装置から供給される電力を消費する負荷とを備える構成(第10の構成)である。
本明細書中に開示されている半導体装置によれば、外部装置を用いることなく実装不良を検出することができる。
スイッチング電源装置の一構成例を示す図 判定回路の一構成例を示す図 電源IC及びディスクリート素子の実装例を示す図 複数のバイポーラトランジスタの配置例を示す図 実装が良好である場合における半導体チップの温度分布を示す図 実装が不良である場合における半導体チップの温度分布を示す図 複数のバイポーラトランジスタの他の配置例を示す図 車載機器を搭載した車両の一構成例を示す外観図
<スイッチング電源装置>
図1は、半導体装置の一例であるスイッチング電源装置の一構成例を示す図である。本構成例のスイッチング電源装置100は、電源IC101と、その外部に各々ディスクリート素子として設けられるコンデンサCIN、発振周波数設定用の抵抗RRT、発振周波数設定用のコンデンサCRT、ショットキーバリアダイオードであるダイオードD1、インダクタL1、コンデンサCOUT、抵抗R1、及び抵抗R2を備える。
また、電源IC101は外部端子T1〜T7を有する。外部端子T1及びT2にはコンデンサCINの一端が接続される。コンデンサCINの他端は接地される。外部端子T3からは判定回路14によって生成される実装不良検出信号が出力される。外部端子T4には抵抗RRT及びコンデンサCRTの各一端が接続される。抵抗RRT及びコンデンサCRTの各他端が接続される。外部端子T5にはダイオードD1のカソード及びインダクタL1の一端が接続される。ダイオードD1のアノードは接地される。インダクタL1の他端はコンデンサC1及び抵抗R1の各一端に接続される。コンデンサC1の他端は接地され、抵抗R1の他端は抵抗R2を介して接地される。外部端子T6には、出力電圧VOUTが抵抗R1及びR2によって分圧されて生成される帰還電圧VFBが印加される。外部端子T7は接地される。
続いて、電源IC101の内部構成について説明する。電源IC101は、基準電圧生成回路1と、定電圧生成回路2と、エラーアンプ3と、発振回路4と、スロープ電圧生成回路5と、合成部6と、電流検出部7と、コンパレータ8と、RSフリップフロップ9と、ドライバ10と、過熱保護回路11と、Pチャネル型MOSトランジスタ12と、複数のバイポーラトランジスタ13と、判定回路14とを集積化したシリコンモノリシック半導体集積回路である。Pチャネル型MOSトランジスタ12は、パワー素子であるため自己発熱素子である。また、バイポーラトランジスタ13のベース−エミッタ間順方向電圧Vfは負の温度特性を有している。
基準電圧生成回路1は外部端子T1に印加される入力電圧VINから基準電圧VREFを生成し、定電圧生成回路2は外部端子T1に印加される入力電圧VINから定電圧VREGを生成する。基準電圧VREFはエラーアンプ3等で用いられる。定電圧VREGは電源IC101の内部電源電圧として電源IC101内の各回路で用いられる。また、電源IC101内の各回路は外部端子T7に接続される。
エラーアンプ3は、帰還電圧VFBと基準電圧VREFとの差分に応じた誤差信号を生成する。発振器4は抵抗RRTの抵抗値及びコンデンサCRTの容量から定まる所定周波数のクロック信号を生成する。スロープ電圧生成回路5は、発振器4から出力されるクロック信号に基づいて鋸波信号であるスロープ電圧を生成する。合成部6は、スロープ電圧と、電流検出部7によって検出されたインダクタL1の電流情報とを合成した合成鋸波信号を生成する。
コンパレータ8は、誤差信号と合成鋸波信号とを比較して比較信号であるリセット信号を生成する。スロープ電圧生成回路5によって生成されるスロープ電圧が固定周期であるため、リセット信号はPWM(Pulse Width Modulation)信号となる。
RSフリップフロップ9のセット端子(S)には、発振回路4から出力されるクロック信号が供給される。RSフリップフロップ9のリセット端子(R)には、コンパレータ8から出力されるリセット信号が供給される。RSフリップフロップ9は、リセット端子とセット端子への入力に応じてQ端子からPWM信号を出力する。
ドライバ10は、RSフリップフロップ9から出力されるPWM信号に応じてゲート信号を生成し、これをPチャネル型MOSトランジスタ12に供給することで、Pチャネル型MOSトランジスタ12をスイッチング制御する。
過熱保護回路11は、電源IC101の過熱保護用温度検出位置の温度が閾値(例えば175℃)以上になると、ドライバ10の動作を停止させ、RSフリップフロップ9から出力されるPWM信号にかかわらずPチャネル型MOSトランジスタ12をオフ状態にする。
複数のバイポーラトランジスタ13はそれぞれ判定回路14に接続される。判定回路14は、図2に示す通り、複数のバイポーラトランジスタ13それぞれを駆動させる駆動部141と、複数のバイポーラトランジスタ13それぞれの順方向電圧Vfを検出する検出部142と、検出部142によって検出された複数のバイポーラトランジスタ13それぞれの順方向電圧Vf(アナログデータ)をデジタルデータに変換して出力するA/D変換器143と、A/D変換器143に基づいて実装不良検出信号を生成する信号生成部144とを備える。
図3は、電源IC101及びディスクリート素子のプリント回路基板PCB1への実装例を示す概略上面図である。なお、図3においてプリント回路基板PCB1のプリント配線の図示は省略している。電源IC101は例えばSOP(Small Outline Package)の形態で半導体パッケージ102に収容される。半導体パッケージ102の外部ピン端子P1〜P7はそれぞれ半導体パッケージ102内で電源IC101の外部端子T1〜T7に接続される。
外部ピンP4、P5、及びP7は半導体パッケージ102の底部の第1辺SD1に設けられ、外部ピンP1〜P3及びP6は半導体パッケージ102の底部の第2辺SD2に設けられる。第1辺SD1と第2辺SD2とは互いに対向している。コンデンサCRT、抵抗RRT、ダイオードD1、インダクタL1、コンデンサCOUT、抵抗R1、及び抵抗R2は、第1辺SD1及び第2辺SD2の線対称の中心線LN1よりも第1辺SD1側に配置される。コンデンサCINは、第1辺SD1及び第2辺SD2の線対称の中心線LN1よりも第2辺SD2側に配置される。
スイッチング電源装置100では、製造時の作業不良のみならず使用開始後の経時劣化によっても電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良になることがある。なお、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良である形態としては、電源IC101と外部ピン端子P1〜P7とのワイヤを介した接続が不良になる形態、外部ピン端子P1〜P7とプリント回路基板PCB1との半田を介した接続が不良になる形態などがある。
図4に示すように本構成例では、電源IC101が形成されている半導体チップCP1に、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL1である2個のバイポーラトランジスタ13と、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL2(>L2)である3個のバイポーラトランジスタ13と、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL3(>L2)である4個のバイポーラトランジスタ13とが形成されている。このようなバイポーラトランジスタ13の配置により、判定回路14は、複数のバイポーラトランジスタ13それぞれの順方向電圧Vfに基づいて、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良であるか否かを判定することができる。
電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が良好である場合、スイッチング電源装置が正常な出力電流状態で動作している最中の半導体チップCP1は図5に示す温度分布となる。図5中の領域RG1は147℃以上150℃未満の領域であり、図5中の領域RG2は144℃以上147℃未満の領域であり、図5中の領域RG3は141℃以上144℃未満の領域である。電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が良好である場合は、半導体チップCP1における熱伝達がスムーズであるため、図5のように半導体チップCP1内の温度勾配が小さくなる。
一方、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良である場合、スイッチング電源装置が正常な出力電流状態で動作している最中の半導体チップCP1は図6に示す温度分布となる。図6中の領域RG4は141℃以上150℃未満の領域であり、図6中の領域RG5は132℃以上141℃未満の領域であり、図6中の領域RG6は129℃以上132℃未満の領域であり、図6中の領域RG7は126℃以上129℃未満の領域である。電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良である場合は、半導体チップCP1における熱伝達がスムーズでないため、図6のように半導体チップCP1内の温度勾配が大きくなる。
そのため、判定回路14は、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL1であるバイポーラトランジスタ13の順方向電圧Vfの代表値と、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL2であるバイポーラトランジスタ13の順方向電圧Vfの代表値との差が第1の所定値よりも大きい場合に、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良であると判定する。また、判定回路14は、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL1であるバイポーラトランジスタ13の順方向電圧Vfの代表値と、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL3であるバイポーラトランジスタ13の順方向電圧Vfの代表値との差が第2の所定値よりも大きい場合に、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良であると判定する。第1の所定値と第2の所定値は同一の値であってもよく互いに異なる値であってもよい。また、各代表値は、対応する複数の順方向電圧Vfの例えば平均値、最大値、最小値などのいずれであってもよい。
なお、図4に示すように本構成例では、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL1である2個のバイポーラトランジスタ13は、Pチャネル型MOSトランジスタ12の近傍に配置されている。これにより、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良である場合、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL1であるバイポーラトランジスタ13の順方向電圧の代表値と、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL2であるバイポーラトランジスタ13の順方向電圧の代表値との差が大きくなる。Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL1であるバイポーラトランジスタ13の順方向電圧の代表値と、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離がL3であるバイポーラトランジスタ13の順方向電圧の代表値との差も同様に大きくなる。したがって、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良である場合に、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良であることを検出し易くなる。
また、9個のPチャネル型MOSトランジスタ12の順方向電圧Vfによって大まかに把握することができる半導体チップCP1の温度分布パターンにより、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装がどのような不良のモードであるかを判定回路14が判定するようにしてもよい。この場合、判定回路14は、半導体チップCP1の温度分布パターンと実装不良のモードとの対応関係を予め記憶しておくとよい。
また、例えば図7に示すように、Pチャネル型MOSトランジスタ12の中心からの距離が互いに異なる2個のバイポーラトランジスタ13を設けるだけでも、判定回路14は、2個のバイポーラトランジスタ13それぞれの順方向電圧Vfに基づいて、電源IC101のプリント回路基板PCB1への実装が不良であるか否かを判定することができる。
半導体装置である電源IC101は、上記のようなバイポーラトランジスタ13及び判定回路14を備えるので、外部装置を用いることなく実装不良を検出することができる。また、判定回路14は、熱保護回路11による保護がかからないような程度の実装不良であっても検出が可能であり、外部端子T3から実装不良検出信号を出力することで実装不良を早期に外部に知らせることができる。これにより、過熱に至らない実装不良の初期段階で半導体装置の実装に関する点検或いは修理を使用者等に促すことができ、半導体装置の安全性が向上する。
<用途>
次に、先に説明したスイッチング電源装置の用途例について説明する。図8は、車載機器を搭載した車両の一構成例を示す外観図である。本構成例の車両Xは、バッテリ(不図示)と、バッテリから供給される直流電圧VINを入力するスイッチング電源装置(不図示)と、車載機器X11〜X17と、を搭載している。
車載機器X11〜X17はそれぞれスイッチング電源装置の出力電圧及び当該スイッチング電源装置の出力電圧を更に電圧変換して得られる電圧のいずれかを電源電圧として用いる。
車載機器X11は、エンジンに関連する制御(インジェクション制御、電子スロットル制御、アイドリング制御、酸素センサヒータ制御、及び、オートクルーズ制御など)を行うエンジンコントロールユニットである。
車載機器X12は、HID[high intensity discharged lamp]やDRL[daytime running lamp]などの点消灯制御を行うランプコントロールユニットである。
車載機器X13は、トランスミッションに関連する制御を行うトランスミッションコントロールユニットである。
車載機器X14は、車両Xの運動に関連する制御(ABS[anti-lock brake system]制御、EPS[electric power Steering]制御、電子サスペンション制御など)を行うボディコントロールユニットである。
車載機器X15は、ドアロックや防犯アラームなどの駆動制御を行うセキュリティコントロールユニットである。
車載機器X16は、ワイパー、電動ドアミラー、パワーウィンドウ、電動サンルーフ、電動シート、及び、エアコンなど、標準装備品やメーカーオプション品として、工場出荷段階で車両Xに組み込まれている電子機器である。
車載機器X17は、車載A/V[audio/visual]機器、カーナビゲーションシステム、及び、ETC[Electronic Toll Collection System]など、ユーザの任意で車両Xに装着される電子機器である。
<その他の変形例>
なお、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
上述した実施形態では、半導体装置は電源IC101すなわち電源用の半導体集積回路装置であったが、半導体装置は半導体集積回路装置でなくてもよい。つまり半導体装置は、ダイオード、トランジスタ等のディスクリート半導体素子を備える装置であってもよい。しかしながら、半導体集積回路装置であれば、サイズが小さく且つパッケージされているので、半導体装置外部の熱源或いは冷却源が半導体装置の温度勾配に与える影響が小さくなる。したがって、半導体装置は半導体集積回路装置であることが好ましい。
また上述した実施形態では、スイッチング電源装置の一部を搭載した半導体装置を例に挙げて説明したが、スイッチング電源装置の全部を搭載した半導体装置、シリーズレギュレータの一部を搭載した半導体装置、シリーズレギュレータの全部を搭載した半導体装置であってもよい。また、電源用の半導体装置に限らず、自己発熱素子を備える半導体装置であればよい。
また上述した実施形態では、自己発熱素子を一つだけ有する半導体装置を例に挙げて説明したが、自己発熱素子を複数有する半導体装置であってもよい。
また上述した実施形態では、温度に応じて変化する所定の物理量を有する温度検出素子としてバイポーラトランジスタを用いたが、例えばバイポーラトランジスタの代わりに抵抗を用い、当該抵抗の正の温度特性を有する抵抗値に基づいて判定部が実装不良の有無を判定するようにしてもよい。
このように、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、あらゆる分野(家電分野、自動車分野、産業機械分野など)で用いられる半導体装置に利用することが可能である。
1 基準電圧生成回路
2 定電圧生成回路
3 エラーアンプ
4 発振回路
5 スロープ電圧生成回路
6 合成部
7 電流検出部
8 コンパレータ
9 RSフリップフロップ
10 ドライバ
11 過熱保護回路
12 Pチャネル型MOSトランジスタ
13 バイポーラトランジスタ
14 判定回路
100 スイッチング電源装置
101 電源IC
102 半導体パッケージ
141 駆動部
142 検出部
143 A/D変換器
144 信号生成部
IN、COUT、CRT コンデンサ
CP1 半導体チップ
D1 ダイオード
L1 インダクタ
P1〜P7 外部ピン端子
PCB1 プリント回路基板
R1、R2、RRT 抵抗
T1〜T7 外部端子
X 車両
X11〜X17 車載機器

Claims (10)

  1. 自己発熱素子と、
    温度に応じて変化する所定の物理量を有する複数の温度検出素子と、
    前記複数の温度検出素子それぞれの前記所定の物理量に基づいて実装不良の有無を判定する判定部とを備え、
    前記複数の温度検出素子には、前記自己発熱素子からの距離が互いに異なる第1の温度検出素子及び第2の温度検出素子が含まれることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記判定部は、前記第1の温度検出素子の前記所定の物理量と前記第2の温度検出素子の前記所定の物理量との差に少なくとも基づいて実装不良の有無を判定する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記複数の温度検出素子には、前記自己発熱素子からの距離が前記第1の温度検出素子及び第2の温度検出素子よりも長い第3の温度検出素子が含まれ、
    前記判定部は、前記第1の温度検出素子の前記所定の物理量と前記第2の温度検出素子の前記所定の物理量との差及び前記第1の温度検出素子の前記所定の物理量と前記第3の温度検出素子の前記所定の物理量との差に少なくとも基づいて実装不良の有無を判定する請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の温度検出素子は前記自己発熱素子の近傍に配置される請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記自己発熱素子、前記複数の温度検出素子、及び前記判定部が集積化されている半導体集積回路装置である請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記自己発熱素子、前記複数の温度検出素子、及び前記判定部が同一の半導体チップに集積化されている請求項5に記載の半導体装置。
  7. プリント回路基板に実装されて使用される請求項5または請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記複数の温度検出素子それぞれはバイポーラトランジスタであり、
    前記所定の物理量は前記バイポーラトランジスタの順方向電圧である請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 電源装置の一部又は全部を搭載し、
    前記自己発熱素子が前記電源装置のパワー素子である請求項1〜8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置を有する電源装置と、
    前記電源装置から供給される電力を消費する負荷とを備えることを特徴とする車両。
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