JP2017166523A - 玉軸受及びピボット軸受ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】玉の表面に付着する油分を保持器がこそぎ落とす動きを抑え、オイルパーティクルの発生量を抑制することができる玉軸受及びピボット軸受ユニットを提供する。
【解決手段】玉軸受20において、各ポケットPの中心O1と各玉23の中心Oと一致させた状態で、複数の玉23の中心Oを通って、保持器24の径方向に切断した断面において、保持器24の外径及び内径とポケットPの内面とのエッジ部e、fにおけるポケットPの内面からの各延長線L1、L3と、保持器24の外径及び内径と玉23の外径との交点a、bにおける玉23の各接線L2、L4とがなす角度α1、α2は、2°≦α1、α2≦5°である。
【選択図】図3
【解決手段】玉軸受20において、各ポケットPの中心O1と各玉23の中心Oと一致させた状態で、複数の玉23の中心Oを通って、保持器24の径方向に切断した断面において、保持器24の外径及び内径とポケットPの内面とのエッジ部e、fにおけるポケットPの内面からの各延長線L1、L3と、保持器24の外径及び内径と玉23の外径との交点a、bにおける玉23の各接線L2、L4とがなす角度α1、α2は、2°≦α1、α2≦5°である。
【選択図】図3
Description
本発明は、玉軸受及びピボット軸受ユニットに関し、より詳細には、オイルパーティクルの発生量を抑制した、ハードディスクアクチュエータ用ピボット軸受に好適な玉軸受及びピボット軸受ユニットに関する。
図5(a)〜(b)は、ハードディスクドライブ(Hard Disc Drive(以下、HDDとも言う))の概略構成を一例として示している。HDDは、情報(データ)を記録する磁気ディスク(ハードディスク)2と、磁気ディスク2を回転させるスピンドルモータ4と、先端部に磁気ヘッド6が取り付けられたアクチュエータとしてのスイングアーム8と、スイングアーム8の基端部に設けられ、スイングアーム8を回転駆動させるボイスコイル9とを備えている。
スイングアーム8は、ピボット軸受ユニット10を介してHDDのベースBs上に回動可能に軸支されており、ボイスコイル9によって回転駆動された際、回転状態の磁気ディスク2に対して磁気ヘッド6を平行移動(トレース)させる。これにより、磁気ヘッド6を介して磁気ディスク2から情報を読み取り、あるいは磁気ディスク2へ情報を書き込む。
図5(c)もに示すように、ピボット軸受ユニット10では、HDDのベースBsに立設された軸部材12と、スイングアーム8が外嵌される図示しないスリーブとの間に、一対の玉軸受20が軸方向に並んで配置されている。
近年、ハードディスク(HDD)の高密度化、高容量化が進み、HDD内部は高い機械的精度と共に、より高い清浄度が求められるようになってきている。HDD内部の磁気ディスク2、磁気ヘッド6等に異物が付着すると性能の低下やプログラムのエラー、最悪の場合HDDの故障を招くため、HDDの内部部品は高い清浄度が求められる。
HDD内部に発生する異物のひとつに、スイングアーム8を支えるピボット軸受ユニット10のグリースに起因するオイルパーティクルがある。ピボット軸受ユニット10内の軸受が運動することで内部のグリースが攪拌され、グリース内の油分が微量な粒子として軸受外部に放出され、HDD内部を浮遊して磁気ディスク2、磁気ヘッド6などに付着する虞がある。
オイルパーティクルを低減する方法としては、発生源となるグリース量そのものを少なくする、若しくは、オイルパーティクルの発生を抑えるための低発塵グリースを利用する、などの方法が知られている。しかし、HDDに要求される寿命と信頼性を考慮すると、耐久性を優先した必要量のグリースを封入せざるを得ず、発生源となるグリース対策によるオイルパーティクル低減には限界があった。
また、従来の転がり軸受としては、冠型保持器の内周面と内輪の外周面との径方向隙間を設定することで、冠型保持器の内周面と内輪の外周面との間における潤滑剤の掛け渡しを最小限に抑えて、保持器の内周面に溜まった潤滑剤が、内輪の外周面を伝って、外部に漏洩することを防止している(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、HDDにおいて、必要な清浄度レベルは年々高度化しており、オイルパーティクルによる不具合も発生し続けていることから、更なる対策が望まれている。
また、図6に示すように、ピボット軸受ユニットでは、一般的に、低トルク、量産性などの要求から、球面形状のポケットP´を持った樹脂製冠型保持器24が使用されている。このような保持器24では、玉23がスムーズに回転するために、保持器24のポケットP´の直径は、玉23の直径に対してわずかに大きく設定されている。
この直径の差を大きくすると、保持器24の動き量が大きくなり、他の部品に接触する可能性があるため、通常は、玉23に対してごくわずかに大きいポケット径が設定される。そのため、図7に示すように、各ポケットPの中心O1と各玉23の中心Oと一致させた状態で、複数の玉23の中心Oを通って、径方向に切断した断面では、保持器24の外径とポケットP´の内面とのエッジ部e´におけるポケットP´の内面からの延長線L1´と、保持器24の外径と玉23の外径との交点aにおける玉23の接線L2とがなす角度α1´は、0.5°以下となる。また、保持器24の内径とポケットP´の内面とのエッジ部f´におけるポケットP´の内面からの延長線L3´と、保持器24の内径と玉23の外径との交点bにおける玉23の接線L4とがなす角度α2´は、0.5°以下となる。
この直径の差を大きくすると、保持器24の動き量が大きくなり、他の部品に接触する可能性があるため、通常は、玉23に対してごくわずかに大きいポケット径が設定される。そのため、図7に示すように、各ポケットPの中心O1と各玉23の中心Oと一致させた状態で、複数の玉23の中心Oを通って、径方向に切断した断面では、保持器24の外径とポケットP´の内面とのエッジ部e´におけるポケットP´の内面からの延長線L1´と、保持器24の外径と玉23の外径との交点aにおける玉23の接線L2とがなす角度α1´は、0.5°以下となる。また、保持器24の内径とポケットP´の内面とのエッジ部f´におけるポケットP´の内面からの延長線L3´と、保持器24の内径と玉23の外径との交点bにおける玉23の接線L4とがなす角度α2´は、0.5°以下となる。
ここで、玉23がある方向に転がる場合、玉23は回転しながら保持器24のポケットP´に押し付けられる動きをとる。このとき、保持器24のポケットP´のエッジ部e´は玉23の表面に押し付けられ、玉23の表面に付着する油分を保持器24がこそぎ取るような動きをすることになる。このとき、玉23の表面から油分をはがす動きによって、油分の一部が飛沫となり、最終的にオイルパーティクル化していると考えられる。
なお、特許文献1は、玉に付着したグリースが冠型保持器によって掻き落とされる点について対策を施したものではない。
なお、特許文献1は、玉に付着したグリースが冠型保持器によって掻き落とされる点について対策を施したものではない。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、玉の表面に付着する油分を保持器がこそぎ落とす動きを抑え、オイルパーティクルの発生量を抑制することができる玉軸受及びピボット軸受ユニットを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 内周面に外輪軌道を有する外輪と、外周面に内輪軌道を有する内輪と、前記外輪軌道及び前記内輪軌道との間に転動自在に配置される複数の玉と、該複数の玉をそれぞれ保持する複数のポケットが形成された冠型保持器と、を備える玉軸受であって、
各前記ポケットの中心と各前記玉の中心と一致させた状態で、前記複数の玉の中心を通って、前記保持器の径方向に切断した断面において、前記保持器の外径と前記ポケットの内面とのエッジ部における前記ポケットの内面からの延長線と、前記保持器の外径と前記玉の外径との交点における前記玉の接線とがなす角度α1は、2°≦α1≦5°であり、且つ、前記保持器の内径と前記ポケットの内面とのエッジ部における前記ポケットの内面からの延長線と、前記保持器の内径と前記玉の外径との交点における前記玉の接線とがなす角度α2は、2°≦α2≦5°であることを特徴とする玉軸受。
(2) (1)に記載の玉軸受が複数組み込まれたことを特徴とするピボット軸受ユニット。
(1) 内周面に外輪軌道を有する外輪と、外周面に内輪軌道を有する内輪と、前記外輪軌道及び前記内輪軌道との間に転動自在に配置される複数の玉と、該複数の玉をそれぞれ保持する複数のポケットが形成された冠型保持器と、を備える玉軸受であって、
各前記ポケットの中心と各前記玉の中心と一致させた状態で、前記複数の玉の中心を通って、前記保持器の径方向に切断した断面において、前記保持器の外径と前記ポケットの内面とのエッジ部における前記ポケットの内面からの延長線と、前記保持器の外径と前記玉の外径との交点における前記玉の接線とがなす角度α1は、2°≦α1≦5°であり、且つ、前記保持器の内径と前記ポケットの内面とのエッジ部における前記ポケットの内面からの延長線と、前記保持器の内径と前記玉の外径との交点における前記玉の接線とがなす角度α2は、2°≦α2≦5°であることを特徴とする玉軸受。
(2) (1)に記載の玉軸受が複数組み込まれたことを特徴とするピボット軸受ユニット。
本発明の玉軸受及びピボット軸受ユニットによれば、各ポケットの中心と各玉の中心と一致させた状態で、複数の玉の中心を通って、保持器の径方向に切断した断面において、保持器の外径とポケットの内面とのエッジ部におけるポケットの内面からの延長線と、保持器の外径と玉の外径との交点における玉の接線とがなす角度α1は、2°≦α1≦5°であり、且つ、保持器の内径とポケットの内面とのエッジ部におけるポケットの内面からの延長線と、保持器の内径と玉の外径との交点における玉の接線とがなす角度α2は、2°≦α2≦5°となっている。これにより、玉の表面に付着する油分を保持器がこそぎ落とす動きを抑え、オイルパーティクルの発生量を抑制することができる。
これにより、上記玉軸受が組み込まれたピボット軸受ユニットをHDDに適用した場合、玉軸受からオイルパーティクルの発生量を抑制して、HDDの内部を清浄に維持することができる。
これにより、上記玉軸受が組み込まれたピボット軸受ユニットをHDDに適用した場合、玉軸受からオイルパーティクルの発生量を抑制して、HDDの内部を清浄に維持することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る玉軸受及びピボット軸受ユニットを図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のピボット軸受ユニット10は、軸方向一端部にフランジ部12aを有する軸部材12と、軸部材12と同心に配置されるスリーブ13と、軸部材12とスリーブ13との間で、並列に配置される一対の玉軸受20と、を有する。スリーブ13は、一対の玉軸受20を介して回転自在に支承されている。ピボット軸受ユニット10が、HDDに使用される場合(図7参照)、スリーブ13には、先端部に磁気ヘッド6が取り付けられたスイングアーム8が外装されて磁気ヘッド6を平行移動(トレース)させる。
スリーブ13の内周面は、軸方向中央に形成された小径部13aと、小径部13aの両側に形成された大径部13bとを備え、小径部13aと大径部13bとによる段部13cが設けられている。一対の玉軸受20は、外輪21が段部13cに当接した状態で配置されて、予圧が付与される。
玉軸受20は、内周面に外輪軌道21aを有する外輪21と、外周面に内輪軌道22aを有する内輪22と、外輪軌道21a及び内輪軌道22aとの間に転動自在に配置される複数の玉23と、複数の玉23を回転自在に保持する樹脂製の冠型保持器24と、玉23の軸方向両側に配置されて外輪21と内輪22との間を塞ぐシールド板30と、を備える。玉軸受20の内部には、グリースが封入されている。グリースの封入量は、通常、軸受内部空間の容積に対して、4体積%〜10体積%である。
冠型保持器24は、図2に示すように、軸方向一端側の円環部25と、該円環部から円周方向に所定の間隔で軸方向に延びて形成される複数の柱部26と、を備え、円環部25と複数の柱部26とによって、複数の玉23をそれぞれ保持する複数のポケットPを形成している。
図3は、本実施形態の玉23及び冠型保持器24を、複数のポケットPの中心O1を複数の玉23の中心Oと一致させた状態で、複数の玉23の中心Oを通って、径方向に切断した断面、即ち、図6(a)のVI−VI線に沿った断面で表している。また、図3(a)に示すように、各玉23のピッチ円直径(PCD1)の位置は、各ポケットPのピッチ円直径PCDの位置と一致している。なお、図3(b)において、点線P´は、図7に示す現行の冠型保持器のポケットを表している。
この場合、図3(b)に示すように、上記した径方向に切断した断面において、保持器24の外径とポケットPの内面とのエッジ部eにおけるポケットPの内面からの延長線L1と、保持器24の外径と玉23の外径との交点aにおける玉23の接線L2とがなす角度α1は、2°≦α1≦5°となる。したがって、この角度α1は、ポケットPの内面と玉23との隙間が外径側に向かって徐々に拡がるように形成されている。
また、本実施形態では、上記径方向に切断した断面において、図3(a)に示すように、保持器24の内径とポケットPの内面とのエッジ部fにおけるポケットPの内面からの延長線L3と、保持器24の内径と玉23の外径との交点bにおける玉23の接線L4とがなす角度α2も、2°≦α2≦5°となっている。したがって、この角度α2は、ポケットPの内面と玉23との隙間が、内径側に向かって徐々に拡がるように形成されている。
このようにポケットPの内面を形成することで、玉23が回転した場合でも、ポケットPのエッジ部e、fは、玉23の表面にぶつからず、玉23の表面に付着する油分を保持器24のエッジ部e、fがこそぎ落とす動きを抑え、オイルパーティクルの放出を抑制することができる。
図4は、図7に示す現行の冠型保持器を有する玉軸受と、本実施形態の冠型保持器24を有する玉軸受20をそれぞれピボット軸受ユニットに組み込み、一定時間往復動させた場合に検出されたオイルパーティクルの総数を示している。なお、この実験で封入されたグリースの量は、軸受の内部空間の容積に対して6体積%である。
この結果、α1=α2=2.5°に設定した本実施形態の冠型保持器24を使用することで、図7に示す現行の冠型保持器α1´=α2´=0.3°を使用する場合に比べ、オイルパーティクルの発生量を減らせることが確認できた。
この結果、α1=α2=2.5°に設定した本実施形態の冠型保持器24を使用することで、図7に示す現行の冠型保持器α1´=α2´=0.3°を使用する場合に比べ、オイルパーティクルの発生量を減らせることが確認できた。
以上説明したように、本実施形態の玉軸受20及びピボット軸受ユニット10によれば、各ポケットPの中心O1を各玉23の中心Oと一致させた状態で、複数の玉23の中心Oを通って、保持器の径方向に切断した断面において、保持器24の外径とポケットPの内面とのエッジ部eにおけるポケットPの内面からの延長線L1と、保持器24の外径と玉23の外径との交点aにおける玉23の接線L2とがなす角度α1は、2°≦α1≦5°であり、且つ、保持器24の内径とポケットPの内面とのエッジ部fにおけるポケットPの内面からの延長線L3と、保持器24の内径と玉23の外径との交点bにおける玉23の接線L4とがなす角度α2も、2°≦α2≦5°であるので、玉23の表面に付着する油分を保持器24がこそぎ落とす動きを抑え、オイルパーティクルの発生量を抑制することができる。
また、このような玉軸受20を備えたピボット軸受ユニット10をHDDに適用した場合、玉軸受20からオイルパーティクルの流出を抑制して、HDDの内部を清浄に維持することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
なお、本実施形態では、ポケットPの内面の径方向中間部を球面形状とし、径方向外側部分及び径方向内側部分を円錐面形状(即ち、上述した径方向に切断した断面では、直線形状)としているが、本発明のポケットPの内面は、これに限定されるものでなく、角度α1、α2が本発明の範囲に入るものであれば、任意に設計できる。例えば、ポケットPの内面は、球面形状を持たず、その径方向中間位置から径方向外側部分及び径方向内側部分にそれぞれ形成される2つの円錐面形状によって構成されてもよい。
なお、本実施形態では、ポケットPの内面の径方向中間部を球面形状とし、径方向外側部分及び径方向内側部分を円錐面形状(即ち、上述した径方向に切断した断面では、直線形状)としているが、本発明のポケットPの内面は、これに限定されるものでなく、角度α1、α2が本発明の範囲に入るものであれば、任意に設計できる。例えば、ポケットPの内面は、球面形状を持たず、その径方向中間位置から径方向外側部分及び径方向内側部分にそれぞれ形成される2つの円錐面形状によって構成されてもよい。
10 ピボット軸受ユニット
20 玉軸受
21 外輪
21a 外輪軌道
22 内輪
22a 内輪軌道
23 玉
24 冠型保持器
30 シールド板
20 玉軸受
21 外輪
21a 外輪軌道
22 内輪
22a 内輪軌道
23 玉
24 冠型保持器
30 シールド板
Claims (2)
- 内周面に外輪軌道を有する外輪と、外周面に内輪軌道を有する内輪と、前記外輪軌道及び前記内輪軌道との間に転動自在に配置される複数の玉と、該複数の玉をそれぞれ保持する複数のポケットが形成された冠型保持器と、を備える玉軸受であって、
各前記ポケットの中心と各前記玉の中心と一致させた状態で、前記複数の玉の中心を通って、前記保持器の径方向に切断した断面において、前記保持器の外径と前記ポケットの内面とのエッジ部における前記ポケットの内面からの延長線と、前記保持器の外径と前記玉の外径との交点における前記玉の接線とがなす角度α1は、2°≦α1≦5°であり、且つ、前記保持器の内径と前記ポケットの内面とのエッジ部における前記ポケットの内面からの延長線と、前記保持器の内径と前記玉の外径との交点における前記玉の接線とがなす角度α2は、2°≦α2≦5°であることを特徴とする玉軸受。 - 請求項1に記載の玉軸受が複数組み込まれたことを特徴とするピボット軸受ユニット。
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JP2016050158A JP2017166523A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 玉軸受及びピボット軸受ユニット |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019151456A1 (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | 日本精工株式会社 | 玉軸受及び軸受ユニット |
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2016
- 2016-03-14 JP JP2016050158A patent/JP2017166523A/ja active Pending
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WO2019151456A1 (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | 日本精工株式会社 | 玉軸受及び軸受ユニット |
JPWO2019151456A1 (ja) * | 2018-02-01 | 2021-01-14 | 日本精工株式会社 | 玉軸受及び軸受ユニット |
US11215228B2 (en) | 2018-02-01 | 2022-01-04 | Nsk Ltd. | Ball bearing and bearing unit |
JP7243640B2 (ja) | 2018-02-01 | 2023-03-22 | 日本精工株式会社 | 玉軸受及び軸受ユニット |
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