JP2017164937A - 印刷装置 - Google Patents

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  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

【課題】第1印刷機構が使用されて第1印刷媒体に印刷が行われている最中に、第2印刷媒体に対する印刷を優先して実行させることが可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置のCPUは、複数の印刷機構の何れかによって、頁毎に区分されたキャラクタを1頁ずつ繰り返し印刷する印刷処理を実行する(S85)。CPUは、チューブ印刷機構による1頁分のチューブ印刷処理が実行されている最中に、チューブ印刷処理を停止させるための操作を受け付けたか判定する(S87)。CPUは、操作を受け付けたと判定された場合(S87:YES)、操作が受け付けられた時点で印刷中の頁を最後まで印刷し、その後、チューブ印刷処理を停止する(S97)。CPUは、チューブ印刷処理が停止された後、テープ印刷機構によるテープ印刷処理を開始させるための操作を受け付けたと判定された場合、テープ印刷機構によるテープ印刷処理を実行する。
【選択図】図10

Description

本発明は、印刷装置に関する。
複数の印刷機構を備えた印刷装置が提案されている。この印刷装置は、複数の印刷媒体のそれぞれに、対応する印刷機構を使用して印刷を行うことが可能である。この印刷装置において、第1印刷機構が使用されて第1印刷媒体に印刷が行われている最中に、第2印刷媒体に印刷を行うための指示が入力される場合がある。ここで、印刷装置の電源容量等の制約によって、第2印刷媒体に印刷を行うための第2印刷機構を、第1印刷機構と同時に動作させることができない場合がある。このような場合、第1印刷媒体に対する印刷が終了してから第2印刷媒体に対する印刷が開始されると、第2印刷媒体に対する印刷が終了するまでに時間を要する。
特許文献1は、一のラベルの発行中に別のラベルの割り込み発行を行うことが可能なプリンタを開示する。このプリンタでは、一のラベルの発行中に割込発行ボタンが押下された場合、一のラベルの発行が一時停止され、別のラベルの発行が開始される。別のラベルの発行後、一のラベルの発行が再開される。
特許第5512629号公報
特許文献1に記載された方法が、複数の印刷機構を備えた印刷装置に適用された場合を例示する。この場合、第1印刷媒体が使用されて第1印刷媒体に印刷が行われている最中において、第1印刷媒体に別の印刷を行うための指示が入力されたときに、別の印刷を優先して実行させることができる。しかし、上記のように、第1印刷機構が使用されて第1印刷媒体に印刷が行われている最中に、第2印刷媒体に印刷を行うための指示が入力された場合、第2印刷機構による第2印刷媒体に対する印刷を、第1印刷機構による第1印刷に対する印刷よりも優先して実行させることができないという問題点がある。
本発明の目的は、第1印刷機構が使用されて第1印刷媒体に印刷が行われている最中に、第2印刷媒体に対する印刷を優先して実行させることが可能な印刷装置を提供することである。
本発明に係る印刷装置は、印刷媒体に対して印刷を行う印刷機構を複数有する印刷装置であって、複数の印刷機構の何れかによって、頁毎に区分されたキャラクタを1頁ずつ繰り返し印刷する印刷処理を実行する印刷手段と、前記印刷手段によって、第1印刷機構による1頁分の前記印刷処理である第1印刷処理が実行されている最中に、前記第1印刷処理を停止させるための第1指示を受け付けたか判定する第1判定手段と、前記第1判定手段によって前記第1指示を受け付けたと判定された場合、前記第1指示が受け付けられた時点で印刷中の頁を最後まで印刷し、その後、前記第1印刷処理を停止する停止手段と、前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、第2印刷機構による第2印刷処理を開始させるための第2指示を受け付けたか判定する第2判定手段とを備え、前記印刷手段は、前記第2判定手段によって前記第2指示を受け付けたと判定された場合、第2印刷機構による前記第2印刷処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置は、第1印刷機構及び第2印刷機構を少なくとも含む複数の印刷機構によって、印刷媒体に印刷を行うことが可能である。印刷装置は、第1印刷機構による第1印刷処理が実行されている最中に、第1指示を受け付けた場合、第1印刷処理を停止する。このとき、印刷装置は、第1指示を受け付けた時点で印刷中の頁を最後まで印刷した後、印刷を停止する。このため、印刷装置は、第1印刷処理が再開されたときに、共通の頁が停止前後で分割されて印刷されることを抑制できる。又、印刷装置は、第1印刷処理の停止後、第2指示を受け付けた場合、第2印刷機構による第2印刷処理を実行する。これによって、印刷装置は、第1印刷機構による第1印刷処理よりも、第2印刷機構による第2印刷処理を優先して実行できる。
本発明において、前記第1印刷機構に対して前記印刷媒体の搬送方向の下流側に配置され、前記印刷媒体をフルカットする切断機構と、前記停止手段による前記第1印刷処理の停止後、前記印刷媒体のうち前記第1印刷処理が停止される直前に印刷された1頁分のキャラクタの印刷部分の上流側を、前記切断機構によってフルカットし、前記印刷部分を切り離す切断手段とを備えてもよい。この場合、印刷装置は、印刷媒体のうち、第1印刷処理の停止直前に印刷された1頁分の印刷部分を、第1印刷処理を停止させたときに切断手段によって切り離すことができる。このため、印刷装置は、第1印刷処理が停止された後において、1頁分の印刷が終了しているにもかかわらず切り離されていない印刷媒体が残存することを抑制できる。
本発明において、前記切断機構は、前記印刷媒体のフルカット及びハーフカットの少なくとも一方が可能であり、前記切断手段は、更に、前記印刷媒体のうち、前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止される前に印刷された複数頁分のキャラクタの印刷部分のうち隣接する頁間を、前記第1印刷処理の停止後にフルカットするか又はハーフカットしてもよい。この場合、印刷装置は、第1印刷装置が停止された後において、フルカット又はハーフカットされていない複数頁分の印刷部分が印刷媒体に残存する場合でも、これらを1頁分ずつフルカット又はハーフカットできる。
本発明において、前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、前記第2判定手段によって前記第2指示を受け付けたと判定されるまでの間、前記第1印刷処理が実行される場合の第1印刷条件を受け付けず、前記第2印刷処理が実行される場合の第2印刷条件のみを受け付ける受付手段を備え、前記印刷手段は、前記第2判定手段によって前記第2指示を受け付けたと判定された場合、前記受付手段によって受け付けられた前記第2印刷条件に基づいて、前記第2印刷機構による前記第2印刷処理を実行してもよい。この場合、ユーザは、第2印刷処理を実行させるときの印刷条件を、第1印刷処理が停止された状態で印刷装置に設定できる。なお、印刷装置は、第1印刷処理が停止された状態で、第1印刷処理の第1印刷条件を受け付けない。このため、印刷装置は、停止中の第1印刷処理の第1印刷条件が変更されることを抑制できる。
本発明において、前記第1判定手段によって前記第1指示を受け付けたと判定された場合、前記第1印刷処理を再開するために必要な再開情報を記憶する記憶手段を備え、前記印刷手段は、前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、前記再開情報に基づいて前記第1印刷処理を再開してもよい。この場合、印刷装置は、停止された第1印刷処理を、再開情報に基づいて適切に再開させることができる。
本発明において、前記第1判定手段によって前記第1指示を受け付けたと判定された後、前記第2判定手段によって前記第2指示を受け付けたと判定されるまでの間に、第3指示を受け付けたか判定する第3判定手段と、前記第3判定手段によって、前記第3指示を受け付けたと判定された場合、前記記憶手段によって記憶された前記再開情報を削除する第1削除手段とを備えてもよい。例えば、第1印刷処理の停止中において、第1印刷条件等が第3指示によって変更される場合、再開情報に基づいて第1印刷処理が再開されると、第1印刷処理の停止前後で印刷態様が相違する場合がある。この場合、例えばホワイトラインの出現等によって印刷品質が低下するため、好ましくない。これに対し、印刷装置では、第1印刷処理の停止中に第3指示を受け付けた場合、再開情報を削除する。これによって、印刷装置は、第1印刷処理の停止前後で印刷態様が相違することを防止できるので、印刷品質を維持できる。
本発明において、電源をオフするオフ指示を受け付けたか判定する第4判定手段と、前記第4判定手段によって、前記オフ指示を受け付けたと判定された場合、前記記憶手段によって記憶された前記再開情報を削除する第2削除手段とを備えてもよい。第1印刷処理の停止中において、電源がオフされる場合、電源オン後、再開情報に基づいて第1印刷処理が再開されると、第1印刷処理の停止前後で印刷態様が相違する場合がある。例えば、電源がオフされた後で印刷媒体が交換された場合、第1印刷処理の停止前と後とで異なる印刷媒体に印刷が実行されることになるので、印刷態様は相違する。この場合、印刷品質が低下するため、好ましくない。これに対し、印刷装置は、オフ指示を受け付けた場合、再開情報を削除する。これによって、印刷装置は、第1印刷処理の停止前後で印刷態様が相違することを防止できるので、印刷品質を維持できる。
本発明において、前記第4判定手段は、操作部に対する所定操作が行われた場合の第1オフ指示、及び、前記操作部に対する操作が所定時間以上行われなかった場合の第2オフ指示を受け付けたか判定し、前記第2削除手段は、前記第4判定手段によって前記第1オフ指示を受け付けたと判定された場合のみ、前記再開情報を削除し、前記第2オフ指示を受け付けたと判定された場合、前記再開情報を削除しなくてもよい。印刷装置は、第1オフ指示を受け付けた場合、再開情報を削除し、第2オフ指示を受け付けた場合には再開情報を削除しない。この理由は、第2オフ指示が受け付けられる場合は、ユーザが意図しない場合に該当するので、このような場合に再開情報が削除されるのは適切でない為である。従って、印刷装置は、第1印刷処理の停止前後で印刷態様が相違することを防止しつつ、適切な印刷条件で第1印刷処理を再開させることができる。
本発明において、前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、所定画面を表示部に表示させる第1表示手段を備え、前記印刷手段は、前記第1表示手段によって前記所定画面が表示された状態で所定操作が行われた場合に、前記再開情報に基づいて前記第1印刷処理を再開してもよい。この場合、ユーザは、第1印刷処理を再開させるための所定操作を容易に把握できる。
本発明において、前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、前記所定操作の方法を示す情報を、前記表示部に更に表示させる第2表示手段を備えてもよい。この場合、印刷装置は、第1印刷処理を再開するための操作をユーザに通知できる。
印刷装置1を左前上方から見た斜視図である。 キーボード7をハンドル2に立て掛けた印刷装置1を右前上方から見た斜視図である。 本体ケース11を前上方から見た斜視図である。 印刷装置1の内部構造を模式的に示す平面図である。 印刷装置1の電気的構造を示すブロック図である。 メイン処理のフローチャートである。 表示処理のフローチャートである。 監視処理のフローチャートである。 キー押下処理のフローチャートである。 印刷処理のフローチャートである。 再開処理のフローチャートである。 ホーム画面31Aを示す図である。 チューブ編集画面32を示す図である。 テープ編集画面33を示す図である。 チューブ印刷中画面34Aを示す図である。 テープ印刷中画面34Bを示す図である。 ホーム画面31Bを示す図である。 ホーム画面31Cを示す図である。 確認画面35を示す図である。 ホーム画面31Dを示す図である。
<印刷装置1の概略構成>
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1〜図4を参照して、本実施形態に係る印刷装置1の概略構成について説明する。図3では、テープカセット80及びリボンカセット90を模式的に示す。図4は、テープカセット80、リボンカセット90、及びチューブ9が、テープ装着部20、リボン装着部30、及び、チューブ装着部40にそれぞれ装着された状態を示す。以下では、図1の上方、下方、右下方、左上方、右上方、及び、左下方を、それぞれ、印刷装置1の上方、下方、右方、左方、後方、及び前方と定義して説明する。
<印刷装置1の構成>
図1に示すように、印刷装置1は、帯状の印刷媒体であるテープ8と、筒状の印刷媒体であるチューブ9とを、2つの印刷機構によってそれぞれ印刷可能である。図2に示すように、印刷装置1は、本体ケース11及びカバー12を含む筐体10を備える。本体ケース11は、左右方向に長い直方体状の箱状部材である。カバー12は、本体ケース11の上側に配置された板状部材である。カバー12の上面は、略平面に形成される。カバー12の後端部は、本体ケース11の後端部上側で回転可能に支持される。カバー12が本体ケース11に対して閉じられた場合、カバー12は装着面11A(図3参照)を覆う。カバー12が本体ケース11に対して開かれた場合、装着面11Aは上方に露出する(図3参照)。本体ケース11の左右両側面に、ハンドル2が回転可能に支持される。ハンドル2は、ユーザが印刷装置1を持ち運ぶときに把持する部材である。
図1に示すように、カバー12の上部には、キーボード7が取り外し可能に装着される。キーボード7は、平面視、略長方形状で左右方向に長い箱形状である。キーボード7は、入力を受け付ける複数のキー7A、及び、情報を表示する表示部7Bを備える。表示部7Bは液晶ディスプレイである。ユーザは、表示部7Bの表示を見ながら複数のキー7Aを操作して、印刷媒体に印刷する文字、記号、図形等を編集できる。図2に示すように、キーボード7は、カバー12から取り外し、ハンドル2に立てかけた状態でも使用できる。キーボード7の右端に、本体ケース11の右端から延びるUSBケーブル79が接続される。
筐体10の側面には、テープ排出口14、チューブ挿入口15、チューブ排出口16(図3参照)、及び、操作部17が設けられる。テープ排出口14は、筐体10の前面に設けられた、テープ8を筐体10の外部に排出するための開口である。チューブ挿入口15は、筐体10の右面に設けられた、チューブ9を筐体10の内部に案内するための開口である。チューブ排出口16は、筐体10の左面に設けられた、チューブ9を筐体10の外部に排出するための開口である。操作部17は、印刷装置1の動作状態を示す複数のLEDと電源ボタンとを含む。
図3に示すように、装着面11Aには、テープ装着部20、リボン装着部30、チューブ装着部40等が設けられる。テープ装着部20は、上方に開口する凹部であって、テープカセット80を着脱可能な部位である。本実施形態のテープ装着部20は、装着面11Aの右部にある。ユーザは、カバー12(図1参照)が開かれた状態で、テープカセット80をテープ装着部20に対して上方から着脱可能である。搬送路23は、テープ装着部20の右前部から連続して前方に延びる溝部である。搬送路23の前端部は、テープ排出口14に接続する。
リボン装着部30は、上方に開口する凹部であって、リボンカセット90を着脱可能な部位である。本実施形態のリボン装着部30は、装着面11Aの左部にある。ユーザは、カバー12が開かれた状態で、リボンカセット90をリボン装着部30に対して上方から着脱可能である。チューブ装着部40は、チューブ9(図1参照)を着脱可能な部位である。
チューブ装着部40は、チューブ挿入口15からチューブ排出口16まで延びる、上方に開口する溝部である。チューブ装着部40は、テープ装着部20及びリボン装着部30の後側を通り、且つリボン装着部30の後端部と連通している。ユーザは、カバー12が開かれた状態で、チューブ9をチューブ装着部40に対して上方から着脱可能である。チューブ9は、チューブ挿入口15からチューブ排出口16まで延びるように、チューブ装着部40に装着される。
図4に示すように、テープカセット80は、未使用のテープ8、未使用のインクリボン(図示外)、テープ駆動ローラ81、リボン巻取スプール82等が収容された箱状体である。テープ駆動ローラ81は、テープカセット80内にあるテープ8を引き出すためのローラである。リボン巻取スプール82は、テープカセット80内にあるインクリボンを巻取るためのスプールである。
テープ装着部20には、印刷ヘッド51、テープ駆動軸55、及びリボン巻取軸56が設けられている。印刷ヘッド51は、テープ8の搬送方向と直交に並ぶ複数の印刷素子によってライン単位の印刷を行うサーマルヘッドである。テープ駆動軸55は、テープ駆動ローラ81を回転可能な軸である。リボン巻取軸56は、リボン巻取スプール82を回転可能な軸である。テープ装着部20の右側には、プラテンローラ53及び可動搬送ローラ54を回転自在に支持するプラテンホルダ52が設けられている。プラテンローラ53は、印刷ヘッド51に相対して回転可能なローラである。可動搬送ローラ54は、テープ駆動軸55に相対して回転可能なローラである。
カバー12(図1参照)が開かれると、プラテンホルダ52が退避位置に移動して、プラテンローラ53及び可動搬送ローラ54がテープ装着部20の外側に配置される。ユーザがテープ装着部20にテープカセット80を装着すると、テープ駆動軸55及びリボン巻取軸56はテープ駆動ローラ81及びリボン巻取スプール82にそれぞれ挿入される。
次いでカバー12が閉じられると、プラテンホルダ52が作動位置に移動して、プラテンローラ53及び可動搬送ローラ54がテープ装着部20の内側に配置される。このとき、プラテンローラ53は、テープカセット80のテープ8及びインクリボンを重ねて、印刷ヘッド51に向けて付勢する。可動搬送ローラ54は、テープ駆動ローラ81との間で、テープカセット80のテープ8及びインクリボンを挟む。これにより、印刷装置1は、テープカセット80を用いてテープ8を印刷可能な状態となる。以下、印刷ヘッド51、プラテンローラ53、可動搬送ローラ54、テープ駆動軸55、リボン巻取軸56を総称して、「テープ印刷機構50」という。
テープ排出口14の後側、且つ、テープ印刷機構50に対してテープ8の搬送方向の下流側には、搬送路23にあるテープ8をその厚み方向にカット可能なカッタ57が設けられている。カッタ57は、テープ8の一部の層(例えば、剥離紙のみ)をカットしてスリットを形成するハーフカットと、テープ8の全ての層(例えば、剥離紙及び台紙)をカットして切り離すフルカットとを実行可能である。
リボンカセット90は、未使用のインクリボン、リボン巻取スプール91等が収容された箱状体である。リボン装着部30には、印刷ヘッド61、可動搬送ローラ62、及びリボン巻取軸63が設けられている。印刷ヘッド61は、チューブ9の搬送方向と直交に並ぶ複数の印刷素子によってライン単位の印刷を行うサーマルヘッドである。可動搬送ローラ62は、印刷ヘッド61に相対して回転可能なローラである。リボン巻取軸63は、リボン巻取スプール91を回転可能な軸である。
カバー12(図1参照)が開かれると、可動搬送ローラ62はチューブ装着部40の後側に配置されて、印刷ヘッド61から離隔する。ユーザがリボン装着部30にリボンカセット90を装着すると、リボン巻取軸63はリボン巻取スプール91に挿入される。ユーザは、チューブ9をチューブ装着部40に装着する。次いでカバー12が閉じられると、可動搬送ローラ62はチューブ装着部40の内側に配置されて、印刷ヘッド61に近接する。このとき、可動搬送ローラ62は、チューブ装着部40に装着されているチューブ9とリボンカセット90のインクリボンとを重ねて、印刷ヘッド61に向けて付勢する。これにより、印刷装置1は、リボンカセット90を用いてチューブ9を印刷可能な状態となる。以下、印刷ヘッド、可動搬送ローラ62、リボン巻取軸63を総称して、「チューブ印刷機構60」という。
チューブ排出口16の右側、且つ、チューブ印刷機構60に対してチューブ9の搬送方向の下流側には、チューブ装着部40にあるチューブ9をその径方向にカット可能なカッタ64が設けられている。カッタ64は、チューブ9におけるチューブ径の一部をカットしてスリットを形成するハーフカットと、チューブ9におけるチューブ径の全部をカットして切り離すフルカットとを実行可能である。
<印刷機能の概要(繰り返し印刷)>
印刷装置1は、繰り返し印刷の機能を有する。繰り返し印刷とは、文字、文字列、数字、記号、図形、イラスト等(以下、「キャラクタ」という。)を、所定の規則に基づいてテープ8又はチューブ9に繰り返し印刷する機能である。繰り返し印刷の具体例として、特定の文字列をテープに繰り返し印刷する方式がある。例えば、特定の文字列が「brother」の場合、テープ8又はチューブ9には、「brother brother・・・」のように、「brother」の文字列が繰り返し印刷される。又、別の具体例として、特定の文字列の一部を、所定の並び順に基づいて変更しながら繰り返し印刷する場合が挙げられる。具体例として、「X月Y日」のX及びYを順番に変更しながら繰り返し印刷する場合が挙げられる。この場合、テープ8又はチューブ9には、「1月1日 1月2日 ・・・2月1日 2月2日 ・・・ 12月31日」のように、X及びYが変更されながら印刷される。
以下、繰り返し印刷によって印刷されるキャラクタの繰り返し単位で区切られた1まとまりを、「頁」という。例えば上記の具体例の場合、「brohter」、「X月Y日」のそれぞれが、各頁に相当する。つまり、繰り返し印刷では、頁毎に区分されたキャラクタがテープ8又はチューブ9に印刷されることになる。
<印刷装置1の電気的構成>
図5を参照して、印刷装置1の電気的構成を説明する。印刷装置1は、制御基板19を備えている。制御基板19は、CPU41、ROM42、CGROM43、RAM44、フラッシュメモリ45、入出力インターフェース46等を備え、これらがデータバスを介して接続されている。ROM42には、CPU41が印刷装置1を制御するために実行するプログラムが記憶される。CGROM43には、キャラクタを印刷するための印刷用ドットパターンデータが記憶される。キャラクタは、文字、文字列、数字、記号、図形、イラスト等の少なくとも一つである。RAM44には、一時的なデータが記憶される。フラッシュメモリ45には、繰り返し設定情報、全般設定情報、及び、後述する再開情報が記憶される。繰り返し設定情報は、繰り返し印刷の設定を示す情報である。繰り返し設定情報は、総頁数、及び、頁毎にカットされる場合のカット方法(フルカット又はハーフカット)を少なくとも含む。全般設定情報は、印刷全般の設定を示す情報である。全般設定情報は、キャラクタのフォント、サイズを少なくとも含む。
入出力インターフェース46には、操作部17、複数のキー7A、表示部7B、内蔵電池18、駆動回路71,72,73,74,75,76等が接続されている。印刷装置1が外部電源(図示外)に接続されている場合、内蔵電池18は外部電源から電力の供給を受けて充電される。印刷装置1が外部電源(図示外)に接続されていない場合、内蔵電池18は印刷装置1に充電された電力を供給する。
駆動回路71は、印刷ヘッド51を駆動するための電子回路である。駆動回路72は、テープ駆動軸55及びリボン巻取軸56を回転させる搬送モータ88を駆動するための電子回路である。駆動回路73は、カッタ57を動作させるカットモータ89を駆動するための電子回路である。駆動回路74は、印刷ヘッド61を駆動するための電子回路である。駆動回路75は、可動搬送ローラ62及びリボン巻取軸63を回転させる搬送モータ98を駆動するための電子回路である。駆動回路76は、カッタ64を動作させるカットモータ99を駆動するための電子回路である。
本実施形態において、印刷装置1は、印刷ヘッド51及び搬送モータ88と、印刷ヘッド61及び搬送モータ98とを同時に駆動できないことを前提とする。その理由は、印刷ヘッド51及び搬送モータ88と、印刷ヘッド61及び搬送モータ98とをそれぞれ駆動するために必要な電流を、内蔵電池18又は外部電源を介して印刷装置1に同時に供給することができないためである。なお、印刷ヘッド51及び搬送モータ88は、テープ印刷機構50を駆動するための構成に対応し、印刷ヘッド61及び搬送モータ98は、チューブ印刷機構60を駆動するための構成に対応する。つまり、印刷装置1は、テープ印刷機構50によるテープ8への印刷処理(以下、「テープ印刷処理」という。)と、チューブ印刷機構60によるチューブ9への印刷処理((以下、「チューブ印刷処理」という。))とを同時に実行できない。
このため、印刷装置1は、後述するメイン処理において、テープ印刷処理とチューブ印刷処理とを排他的に実行する。又、一方の印刷処理の実行中において所定の条件を満たす操作が実行された場合、印刷装置1は、一方の印刷処理を一時停止させて他方の印刷処理を実行できる。更に、印刷装置1は、他方の印刷処理が終了した場合であって、所定の条件を満たす操作が実行された場合、一時停止中の一方の印刷処理を再開できる。
<メイン処理>
図6〜図11を参照して、メイン処理を説明する。CPU41は、操作部17の電源ボタンが押下された場合、ROM42に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、メイン処理を開始する。なお、以下の説明では、共通のキャラクタを繰り返し印刷する繰り返し印刷が印刷装置1によって実行される場合を前提とする。
CPU41は、メイン処理を実行する場合において、RAM44に記憶されたフラグ(電源フラグ、印刷フラグ、停止フラグ、及び、表示フラグ)を参照する。電源フラグは、印刷装置1の電源の状態を示す。電源フラグには、印刷装置1の電源がオンされた状態で、「1」が設定される。電源フラグには、印刷装置1の電源がオフされた状態で、「0」が設定される。
印刷フラグは、印刷装置1の印刷状態を示す。印刷フラグには、テープ印刷処理の実行中に、「1」が設定される。印刷フラグには、チューブ印刷処理の実行中に、「2」が設定される。印刷フラグには、テープ印刷処理、及び、チューブ印刷処理の何れも実行中でない場合に、「0」が設定される。
停止フラグは、実行中の印刷処理が一時停止中であるかを示す。停止フラグには、テープ印刷処理が一時停止中である場合に、「1」が設定される。停止フラグには、チューブ印刷処理が一時停止中である場合に、「2」が設定される。停止フラグには、テープ印刷処理、及び、チューブ印刷処理の何れも一時停止中でない場合に、「0」が設定される。
表示フラグは、キーボード7の表示部7Bに表示される画面を示す。表示フラグには、ホーム画面31(図12等参照)が表示される場合に、「1」が設定される。表示フラグには、チューブ印刷処理によって印刷されるキャラクタの編集が可能な編集画面(以下、チューブ編集画面32(図13参照)という。)が表示される場合に、「2」が設定される。表示フラグには、テープ印刷処理によって印刷されるキャラクタの編集が可能な編集画面(以下、チューブ編集画面32(図14参照)という。)が表示される場合に、「3」が設定される。表示フラグには、非図示の設定画面が表示される場合に、「4」が設定される。
図6に示すように、CPU41は、はじめに初期化処理を行う(S11)。初期化処理では、駆動回路71〜76のスタンバイ処理、テープ装着部20に装着されたテープカセット80の種別の判定、及び、リボン装着部30に装着されたリボンカセット90の種別の判定等が実行される。又、CPU41は、RAM44に記憶されたフラグの値を初期化する。具体的には、CPU41は、電源フラグ及び表示フラグに「1」を設定し、印刷フラグ及び停止フラグに「0」を設定する。CPU41は、表示処理(図7参照)を実行する。
図7を参照し、表示処理について説明する。CPU41は、表示フラグに設定された値に応じた画面を、表示部7Bに表示する(S41)。なお、メイン処理の起動直後、初期化処理(S11参照)によって表示フラグに「1」が設定される。このため、メイン処理の起動直後の場合、S41の処理によって、ホーム画面31が表示部7Bに表示される。
図12に示すように、ホーム画面31Aには、印刷装置1に対する各種指示の内容を示す複数のアイコンが表示される。複数のアイコンのうち、左上のアイコンC1は、チューブ印刷処理によって印刷されるキャラクタを編集するときに選択される。左下のアイコンC2は、テープ印刷処理によって印刷されるキャラクタを編集するときに選択される。アイコンC1の右隣のアイコンC3は、繰り返し設定情報の設定を行う場合に選択される。右下のアイコンC4は、全般設定情報の設定を行う場合に選択される。又、複数のアイコンの何れか(図12の場合、アイコンC1)は、反転表示される。反転表示されるアイコンは、複数のキー7Aのうち矢印キーが押下されることによって変更される。ホーム画面31Aが表示された状態で、複数のキー7Aのうち決定キーが押下された場合、反転表示されたアイコンC1が選択される。
図7に示すように、CPU41は、ホーム画面31が表示部7Bに表示されているか判定する(S43)。CPU41は、ホーム画面31が表示部7Bに表示されていると判定された場合(S43:YES)、テープ印刷処理又はチューブ印刷処理が一時停止中であるかを、停止フラグに基づいて判定する(S45)。なお、テープ印刷処理及びチューブ印刷処理は、印刷の実行中に複数のキー7Aのうち停止キーが押下されることによって、一時停止される(S87、図10参照)。なお、メイン処理の起動直後、初期化処理(S11参照)によって停止フラグに「0」が設定される。このため、CPU41は、メイン処理の起動直後の場合、テープ印刷処理及びチューブ印刷処理の何れも一時停止中でないと判定する(S45:NO)。この場合、CPU41は、表示処理を終了させ、処理をメイン処理(図6参照)に戻す。
図6に示すように、CPU41は、表示処理(S13)の終了後、監視処理(図8参照)を実行する(S15)。図8を参照し、監視処理について説明する。CPU41は、操作部17の電源ボタンが押下されたか判定する(S51)。なお、電源フラグに「1」が設定された状態における電源ボタンの押下操作は、印刷装置1の電源をオフするための操作に対応する。CPU41は、操作部17の電源ボタンが押下されていないと判定された場合(S51:NO)、処理をS55に進める。
CPU41は、キーボード7の複数のキー7Aが何れも押下されない状態が、所定時間継続したか判定する(S55)。CPU41は、キー7Aが何れも押下されない状態が、所定時間継続していないと判定された場合(S55:NO)、監視処理を終了させ、処理をメイン処理(図6参照)に戻す。一方、CPU41は、キー7Aが何れも押下されない状態が、所定時間継続したと判定された場合(S55:YES)、電源フラグに「0」を設定し、処理をS57に進める。CPU41は、印刷装置1における全ての動作が停止された状態とする(S57)。以下、印刷装置1における全ての動作を停止させた状態とすることを、「印刷装置1の電源をオフする」という。つまり、キー7Aが何れも押下されない状態が所定時間継続した場合に印刷装置1の電源をオフする機能は、所謂オートパワーオフの機能に対応する。
CPU41は、電源ボタンが押下されたか判定する(S59)。なお、電源フラグに「0」が設定された状態における電源ボタンの押下操作は、印刷装置1の電源をオンするための操作に対応する。CPU41は、電源ボタンが押下されていないと判定された場合(S59:NO)、処理をS59に戻す。CPU41は、電源ボタンの押下を継続して監視する。CPU41は、電源ボタンが押下されたと判定された場合(S59:YES)、電源フラグに「1」を設定し、印刷装置1における全ての動作が可能な状態とする。以下、印刷装置1における全ての動作が可能な状態とすることを、「印刷装置1の電源をオンする」という。CPU41は、監視処理を終了させ、処理をメイン処理(図6参照)に戻す。
図6に示すように、CPU41は、監視処理(S15)の終了後、キーボード7の複数のキー7Aのうち何れかが押下されたか判定する(S17)。CPU41は、複数のキー7Aが何れも押下されていないと判定された場合(S17:NO)、処理をS13に戻す。CPU41は、表示処理(S13)、及び、監視処理(S15)を繰り返し実行する。CPU41は、複数のキー7Aのうち何れかが押下されたと判定された場合(S17:YES)、処理をS19に進める。
CPU41は、複数のキー7Aのうち印刷キーが押下されたか判定する(S19)。CPU41は、複数のキー7Aのうち印刷キーを除く何れかのキーが押下されたと判定された場合(S19:NO)、キー押下処理(図9参照)を実行する(S21)。
図9を参照し、キー押下処理について説明する。CPU41は、テープ印刷処理、又は、チューブ印刷処理が一時停止中であるかを、停止フラグに基づいて判定する(S61)。CPU41は、停止フラグに「0」が設定されている場合、テープ印刷処理及びチューブ印刷処理の何れも一時停止中でないと判定する(S61:NO)。CPU41は処理をS71に進める。CPU41は、押下されたキーに応じた処理を実行する(S71)。CPU41は、キー押下処理を終了させ、処理をメイン処理(図6参照)に戻す。
S71によって実行されるキーに応じた処理について、具体例を挙げて説明する。例えば、図12に示すように、アイコンC1が反転表示されたホーム画面31Aが表示された状態で、複数のキー7Aのうち決定キーが押下された場合を例示する(S17:YES、S19:NO(図6参照)、S61:NO(図9参照))。この場合、CPU41は、チューブ編集画面32(図13参照)を表示部7Bに表示させる(S71)。CPU41は、チューブ編集画面32が表示部7Bに表示されたことを示す「2」を、表示フラグに設定する(S71)。この場合、CPU41は、キー押下処理(図9参照)の終了後、表示処理(図7参照)を実行する場合において、表示フラグに設定された値「2」に基づき、チューブ編集画面32を継続して表示させる(S41)。ホーム画面31が表示されていないので(S43:NO)、表示処理は終了される。そして、チューブ編集画面32が表示部7Bに表示された状態で、複数のキー7Aのうちキャラクタキー「H001」が押下された場合(S17:YES、S19:NO(図6参照)、S61:NO(図9参照))、CPU41は、押下されたキャラクタキーに対応するキャラクタを、チューブ編集画面32に更に表示させる(S71)。なお、チューブ編集画面32に表示されるキャラクタは、繰り返し印刷によってチューブ9に印刷される1頁分のキャラクタに対応する。
なお、S71によって実行される処理は、上記の具体例に限定されない。例えば、アイコンC2が反転表示されたホーム画面31が表示された状態で決定キーが押下された場合、CPU41は、テープ印刷処理によって印刷されるキャラクタの編集が可能なテープ編集画面33(図14参照)を表示部7Bに表示させる(S71)。CPU41は、テープ編集画面33が表示部7Bに表示されたことを示す「3」を、表示フラグに設定する(S71)。更に、CPU41は、テープ編集画面33が表示部7Bに表示された状態で、複数のキー7Aのうちキャラクタキーが押下された場合(S17:YES、S19:NO(図6参照)、S61:NO(図9参照))、押下されたキャラクタキーに対応するキャラクタを、テープ編集画面33に更に表示させる(S71)。なお、テープ編集画面33に表示されるキャラクタは、繰り返し印刷によってテープ8に印刷される1頁分のキャラクタに対応する。
又、例えば、アイコンC3、C4の何れかが反転表示されたホーム画面31が表示された状態で決定キーが押下された場合、CPU41は、繰り返し設定情報、及び、全般設定情報を入力することが可能な非図示の設定画面を表示部7Bに表示させる(S71)。CPU41は、設定画面が表示部7Bに表示されたことを示す「4」を、表示フラグに設定する(S71)。CPU41は、キー押下処理(図9参照)の終了後、表示処理(図7参照)を実行する場合において、表示フラグに設定された値「4」に基づき、設定画面を継続して表示させる(S41)。この状態で複数のキー7Aの何れかが押下された場合(S17:YES、S19:NO(図6参照)、S61:NO(図9参照))、CPU41は、押下されたキーに応じて、繰り返し設定情報、又は、全般設定情報をフラッシュメモリ45に記憶する(S71)。CPU41は、表示部7Bに表示された設定画面をホーム画面31に戻すために、表示フラグに「1」を設定する(S71)。CPU41は、キー押下処理(図9参照)の終了後、表示処理(図7参照)を実行する場合において、表示フラグに設定された値「1」に基づき、ホーム画面31を表示させる(S41)。
図6に示すように、CPU41は、複数のキー7Aのうち何れかを押下する操作が検出されたと判定され(S17:YES)、且つ、印刷キーが押下されたと判定された場合(S19:YES)、処理をS23に進める。CPU41は、チューブ編集画面32(図13参照)が表示部7Bに表示された状態であるかを、表示フラグに基づいて判定する(S23)。CPU41は、表示フラグに「2」が設定されている場合、チューブ編集画面32が表示されていると判定する(S23:YES)。この場合、CPU41は、チューブ印刷処理を行うために、後述する印刷処理(図10参照)を実行する(S25)。
又、CPU41は、チューブ編集画面32(図13参照)が表示部7Bに表示されていないと判定された場合(S23:NO)、テープ編集画面33(図14参照)が表示部7Bに表示された状態であるかを、表示フラグに基づいて判定する(S27)。CPU41は、表示フラグに「3」が設定されている場合、テープ編集画面33が表示されていると判定する(S27:YES)。この場合、CPU41は、テープ印刷処理を行うために、後述する印刷処理(図10参照)を実行する(S29)。
図10を参照し、印刷処理について説明する。なお、チューブ印刷処理が実行される場合とテープ印刷処理が実行される場合とで、印刷処理の内容は略同一である。このため、以下では、印刷処理によってチューブ印刷処理が実行される場合(S25)を例に挙げて説明する。印刷処理によってテープ印刷処理が実行される場合(S29)の説明は省略又は簡略化する。
CPU41は、チューブ印刷中画面34A(図15参照)を表示部7Bに表示させる(S81)。CPU41は、フラッシュメモリ45に記憶された全般設定情報に基づき、フォント、サイズを特定する。CPU41は、フラッシュメモリ45に記憶された繰り返し設定情報に基づき、総頁数、及び、カット方法を特定する。CPU41は、印刷されていない頁が残存するか判定する(S83)。CPU41は、印刷されていない頁が残存すると判定された場合(S83:YES)、チューブ編集画面32に表示された1頁分のキャラクタを、特定されたフォント及びサイズでチューブ9に印刷する処理(チューブ印刷処理)を開始する(S85)。
図4に示すように、チューブ印刷処理において、搬送モータ98(図5参照)は、可動搬送ローラ62を回転させることでチューブ装着部40内のチューブ9を搬送し、且つリボン巻取軸63を回転させることでリボン巻取スプール91を回転させる。リボン巻取スプール91の回転に伴って、リボンカセット90内にある未使用のインクリボンが引き出される。引き出されたインクリボンは、印刷ヘッド61と可動搬送ローラ62との間に搬送される。印刷ヘッド61は、チューブ9の搬送と同期して駆動し、インクリボンを使用してチューブ9にキャラクタを印刷する。使用済みのインクリボンは、リボン巻取スプール91に巻き取られる。印刷済みのチューブ9は、可動搬送ローラ62によって印刷ヘッド61の下流側に搬送される。
なお、上記において、印刷処理によってテープ8に対する印刷が実行される場合(S29(図6参照))、S81の処理によって、チューブ印刷中画面34Aの代わりにテープ印刷中画面34B(図16参照)が表示部7Bに表示される。又、S85の処理が実行される場合、搬送モータ88(図5参照)は、テープ駆動軸55及びリボン巻取軸56を回転させることで、テープ駆動ローラ81及びリボン巻取スプール82を回転させる。テープ駆動ローラ81の回転に伴って、テープカセット80内にある未使用のテープ8が引き出される。リボン巻取スプール82の回転に伴って、テープカセット80内にある未使用のインクリボンが引き出される。引き出されたフィルムテープ85及びインクリボン86は、印刷ヘッド51とプラテンローラ53との間に搬送される。印刷ヘッド51は、テープ8の搬送と同期して、イメージバッファから順次読み出されるイメージデータに基づいて、インクリボンを使用してテープ8にキャラクタを印刷する。使用済みのインクリボンは、リボン巻取スプール82に巻き取られる。印刷済みのテープ8は、可動搬送ローラ54とテープ駆動ローラ81とによって搬送路23内に搬送される。
図10に示すように、CPU41は、S83によって開始された1頁分のキャラクタの印刷が終了するまでの間に、複数のキー7Aのうち停止キーが押下されたか判定する(S87)。CPU41は、停止キーが押下されないと判定された場合(S87:NO)、1頁分のキャラクタの印刷が完了した後、処理をS89に進める。CPU41は、印刷時にチューブ9を搬送する過程において、印刷済みのチューブ9のうち隣接する頁間の境界位置がカッタ64の位置と一致した場合、繰り返し設定情報のカット方法に基づいて、境界位置をカッタ64によってフルカット又はハーフカットする(S89)。フルカット又はハーフカットされた印刷済みのチューブ9は、チューブ排出口16(図4参照)から排出される。CPU41は、処理をS83に戻す。
CPU41は、印刷されていない頁が残存する間(S83:YES)、チューブ編集画面32に表示された1頁分のキャラクタをチューブ9に印刷するチューブ印刷処理を繰り返す(S85)。CPU41は、S85の処理を、繰り返し設定情報の総頁数分繰り返した場合、印刷されていない頁が残存しないと判定する(S83:NO)。この場合、CPU41は、処理をS97に進める。
一方、CPU41は、S85の処理によってチューブ印刷処理が開始された後、1頁分のキャラクタの印刷が実行されている最中に停止キーが押下されたと判定された場合(S87:YES)、1頁分のキャラクタの印刷が終了する前に、処理をS91に進める。なお、停止キーの押下操作は、実行中の印刷処理を一時停止させるための操作に対応する。CPU41は、印刷中の1頁分のキャラクタを除く頁で印刷されていない頁が残存するか判定する(S91)。CPU41は、印刷されていない頁が残存しないと判定された場合(S91:NO)、つまり、最後の頁の印刷中であった場合、処理をS97に進める。
CPU41は、印刷中の1頁分のキャラクタを除く頁で印刷されていない頁が残存すると判定された場合(S91:YES)、処理をS93に進める。CPU41は、テープ印刷処理が一時停止中であるかを、停止フラグに基づいて判定する(S93)。CPU41は、停止フラグに「1」が設定されている場合、テープ印刷処理が一時停止中であると判定する(S93:YES)。CPU41は、処理をS83に戻す。このため、チューブ印刷処理の実行中に停止キーが押下された場合でも、テープ印刷処理が一時停止中である場合には、後述するチューブ印刷処理の一時停止処理(S97)は実行されない。
CPU41は、停止フラグに「1」以外の値が設定されている場合、テープ印刷処理が一時停止中でないと判定する(S93:NO)。この場合、CPU41は、処理をS95に進める。CPU41は、チューブ印刷処理によって繰り返し印刷されている1頁分のキャラクタ、及び、チューブ印刷処理によって印刷されていない頁数(以下、「残頁数」という。)を少なくとも含む再開情報を、フラッシュメモリ45に記憶する(S95)。CPU41は、チューブ印刷処理が一時停止中であることを示す値「2」を、停止フラグに設定する。CPU41は、処理をS97に進める。
なお、上記において、印刷処理によってテープ8に対する印刷が実行される場合(S29(図6参照))、CPU41は、S93の処理によって、チューブ印刷処理が一時停止中であるかを停止フラグに基づいて判定する。CPU41は、停止フラグに「2」が設定されている場合、チューブ印刷処理が一時停止中であると判定する(S93:YES)。CPU41は、処理をS83に戻す。CPU41は、停止フラグに「2」以外の値が設定されている場合、チューブ印刷処理が一時停止中でないと判定する(S93:NO)。CPU41は、再開情報をフラッシュメモリ45に記憶し(S95)、テープ印刷処理が一時停止中であることを示す値「1」を、停止フラグに設定する。
CPU41は、総頁数分の印刷が完了した場合(S83:NO又はS91:NO)、最後の頁のキャラクタを最後まで印刷した後、チューブ印刷処理を終了させる(S97)。又、CPU41は、総頁数分の印刷が完了していない状態で停止キーが押下された場合(S87:YES、S91:YES、S93:NO)、印刷中の頁のキャラクタを最後まで印刷した後、チューブ印刷処理を一時停止させる(S97)。CPU41は、チューブ9のうち、印刷の終了又は一時停止の直前に印刷された1頁分のキャラクタの印刷部分に対して搬送方向の上流側の位置(以下、「切り離し位置」という。)が、カッタ64の位置と一致するまで、可動搬送ローラ62を回転させてチューブ9を搬送する。その後、CPU41は、切り離し位置をカッタ64によってフルカットする(S99)。これによって、CPU41は、チューブ9のうちキャラクタの印刷部分を切り離す。
なお、上記において、S97の処理によってチューブ印刷処理が終了又は一時停止された後、終了又は一時停止前に印刷された複数頁分のキャラクタの印刷部分が、印刷ヘッド61(図4参照)からカッタ64(図4参照)までの間に残存する場合がある。この場合、CPU41は、可動搬送ローラ62を回転させてチューブ9を搬送すると同時に、残存する複数頁のそれぞれの間の境界位置がカッタ64の位置と一致するタイミングで、繰り返し設定情報のカット方法に基づいて、カッタ64によって境界位置をカット(フルカット又はハーフカット)する(S99)。これによって、印刷ヘッド61からカッタ64までの間に残存するチューブ9は、頁毎にカットされながら、チューブ排出口16から排出される。そして最後に、CPU41は、チューブ9の切り離し位置をカッタ64によってフルカットする(S99)。
CPU41は、表示部7Bに表示されたチューブ印刷中画面34A(図15参照)を、ホーム画面31A(図12参照)に切り替える(S101)。CPU41は、表示フラグに「1」を設定する。CPU41は、印刷処理を終了させ、処理をメイン処理(図6参照)に戻す。図6に示すように、CPU41は、印刷処理(S25、S29)が終了した後、処理をS13に戻す。
CPU41は、表示処理(図7参照)を実行する(S13)。図7に示すように、CPU41は、ホーム画面31が表示部7Bに表示されていると判定した場合(S43:YES)、テープ印刷処理、又は、チューブ印刷処理が一時停止中であるかを、停止フラグに基づいて判定する(S45)。例えば上記のように、チューブ印刷処理が一時停止された状態の場合、停止フラグに「2」が設定されている。この場合、CPU41は、チューブ印刷処理が一時停止中であると判定する(S45:YES)。CPU41は、処理をS47に進める。
CPU41は、文字列「Press Print Key to Restart Suspended Job」がホーム画面31Aに付加的に表示されたホーム画面31B(図17参照)を、表示部7Bに表示させる(S47)。以下、ホーム画面31に付加して表示される上記の文字列を、「方法通知文字列」という。方法通知文字列は、一時停止中のチューブ印刷処理を再開するための操作方法を示す。具体的には、方法通知文字列は、一時停止中のチューブ印刷処理を、印刷キーの押下によって再開させることができることを示す。CPU41は、表示処理を終了させ、処理をメイン処理(図6参照)に戻す。
なお、上記の表示処理において、テープ印刷処理が一時停止された状態の場合、停止フラグに「1」が設定されている。この場合、CPU41は、テープ印刷処理が一時停止中であると判定する(S45:YES)。この場合も、CPU41は、チューブ印刷処理が一時停止中である場合と同じ方法通知文字列をホーム画面31に付加して表示する(S47)。つまり、この場合の方法通知文字列は、一時停止中のテープ印刷処理を、印刷キーの押下によって再開させることができることを示す。
ここで、チューブ印刷処理又はテープ印刷処理の一時停止中に、方法通知文字列が付加されたホーム画面31が表示された状態で、方法通知文字列に基づいて印刷キーが押下された場合を例示する(S17:YES、S19:YES、S23:NO、S27:NO、S31:YES)。この場合、CPU41は、一時停止中のチューブ印刷処理又はテープ印刷処理を再開させるために、再開処理(図11参照)を実行する(S33)。
図11を参照し、再開処理について説明する。CPU41は、S95(図10参照)の処理によってフラッシュメモリ45に記憶された再開情報を取得する(S111)。CPU41は、一時停止中の印刷処理を、停止フラグに基づいて判定する(S113)。CPU41は、停止フラグに「2」が設定されている場合、チューブ印刷処理が一時停止中であると判定する(S113:YES)。この場合、CPU41は、一時停止が解除されたことを示すために停止フラグに「0」を設定し、処理をS115に進める。CPU41は、チューブ印刷処理を再開するために、印刷処理(図10参照)を実行する(S115)。CPU41は、印刷処理の終了後、処理をメイン処理(図6参照)に戻す。
一方、CPU41は、停止フラグに「1」が設定されている場合、テープ印刷処理が一時停止中であると判定する(S113:NO)。この場合、CPU41は、一時停止が解除されたことを示すために停止フラグに「0」を設定し、処理をS117に進める。CPU41は、テープ印刷処理を再開するために、印刷処理(図10参照)を実行する(S117)。CPU41は、印刷処理の終了後、処理をメイン処理(図6参照)に戻す。
図10に示すように、再開処理中で起動される印刷処理では、S111(図11参照)の処理によって取得された再開情報に含まれる1頁分のキャラクタ、及び、残頁数に基づいて、チューブ印刷処理又はテープ印刷処理が再開される。具体的には次の通りである。CPU41は、取得された残頁数を、1頁分の印刷が完了する毎に更新しながら、印刷されていない頁が残存するか判定する(S83)。CPU41は、印刷されていない頁数が残存する間(S83:YES)、取得された1頁分のキャラクタをチューブ9又はテープ8に繰り返し印刷する(S85)。CPU41は、印刷されていない頁が残存しないと判定されるか(S83:NO、S91:NO)、又は、残頁数分の印刷が完了していない状態で停止キーが押下されたと判定された場合(S87:YES、S91:YES、S93:NO)、S97、S99、S101の処理の実行後、印刷処理を終了させる。
一方、チューブ印刷処理又はテープ印刷処理の一時停止中に、方法通知文字列が付加されたホーム画面31が表示された状態で、方法通知文字列に基づく印刷キーが押下されず、別のキーが押下された場合を例示する(S17:YES、S19:NO)。この場合、CPU41は、キー押下処理(図9参照)を実行する(S21)。
図9に示すように、CPU41は、テープ印刷処理又はチューブ印刷処理が一時停止中であるかを、停止フラグに基づいて判定する(S61)。CPU41は、停止フラグに「1」が設定されている場合、テープ印刷処理が一時停止中であると判定する(S61:YES)。又、CPU41は、停止フラグに「2」が設定されている場合、チューブ印刷処理が一時停止中であると判定する(S61:YES)。CPU41は、処理をS63に進める。
CPU41は、禁止操作が行われたか判定する(S63)。例えばテープ印刷処理が一時停止中の場合、禁止操作は、チューブ編集画面32(図13参照)を表示部7Bに表示させるための操作以外の操作を示す。又、例えばチューブ印刷処理が一時停止中の場合、禁止操作は、テープ編集画面33(図14参照)を表示部7Bに表示させるための操作以外の操作を示す。つまり、禁止操作とは、一方側の印刷処理が一時停止中の場合において、他方側の印刷処理によって印刷されるキャラクタの編集を行うための操作以外の操作を示す。
例えば、チューブ印刷処理が一時停止中のときに、アイコンC1(チューブ編集画面32を表示させるためのアイコン)が反転表示されたホーム画面31B(図17参照)が表示された状態で決定キーが押下された場合、禁止操作が行われたと判定される(S63:YES)。又、例えば、チューブ印刷処理が一時停止中のときに、アイコンC4(設定画面を表示させるためのアイコン)が反転表示されたホーム画面31C(図18参照)が表示された状態で決定キーが押下された場合、禁止操作が行われたと判定される(S63:YES)。理由は、これらの操作は、チューブ印刷処理が一時停止中の場合において、テープ印刷処理によって印刷されるキャラクタの編集を行うための操作に該当しないためである。
この場合、CPU41は、文字列「Discard Suspended Printing Job」の文字列を含む確認画面35(図19参照)を表示部7Bに表示させる(S65)。以下、確認画面35に含まれる上記の文字列を、「警告文字列」という。警告文字列は、一時停止中の印刷処理に関する再開情報が、削除されることを通知する。
CPU41は、確認画面35が表示された状態で禁止操作が再度行われたか判定する(S67)。CPU41は禁止操作が再度行われたと判定した場合(S67:YES)、S95(図10参照)の処理によってフラッシュメモリ45に記憶された再開情報を削除する(S69)。CPU41は、処理をS71に進める。CPU41は、禁止操作に応じた処理を実行し(S71)、表示部7Bに表示された画面をホーム画面31に戻すために、表示フラグに「1」を設定する(S71)。CPU41は、キー押下処理を終了させ、処理をメイン処理(図6参照)に戻す。
一方、例えば、チューブ印刷処理が一時停止中のときに、アイコンC2(テープ編集画面33を表示させるためのアイコン)が反転表示されたホーム画面31D(図20参照)が表示された状態で決定キーが押下された場合、禁止操作が行われていないと判定される(S63:NO)。理由は、この操作は、チューブ印刷処理が一時停止中の場合において、テープ印刷処理によって印刷されるキャラクタの編集を行うための操作に該当するためである。
CPU41は、禁止操作が実行されていないと判定された場合(S63:NO)、押下されたキーに応じた処理を実行する(S71)。具体的には次の通りである。チューブ印刷処理が一時停止中の場合、テープ編集画面33(図14参照)を表示させるための操作が行われていることになるので、CPU41は、テープ編集画面33を表示部7Bに表示させる(S71)。CPU41は、テープ編集画面33が表示部7Bに表示されたことを示す「3」を、表示フラグに設定する(S71)。この場合、CPU41は、キー押下処理(図9参照)の終了後、メイン処理(図6参照)の表示処理(図7参照)を実行する場合において、表示フラグに設定された値「3」に基づき、チューブ編集画面32を継続して表示させる(S41)。そして、テープ編集画面33が表示部7Bに表示された状態で、複数のキー7Aのうちキャラクタキー「123456」が押下された場合(S17:YES、S19:NO(図6参照)、S61:NO(図9参照))、CPU41は、押下されたキャラクタキーに対応するキャラクタを、テープ編集画面33に更に表示させる(S71)。
一方、テープ印刷処理が一時停止中の場合、チューブ編集画面32(図13参照)を表示させるための操作が行われていることになるので、CPU41は、チューブ編集画面32を表示部7Bに表示させる(S71)。
図6に示すように、CPU41は、チューブ編集画面32又はテープ編集画面33が表示部7Bに表示された状態で印刷キーが押下されたと判定された場合(S19:YES)、印刷処理(図10参照)を実行する(S25、S29)。具体的には次の通りである。チューブ印刷処理の一時停止中にテープ編集画面33が表示されてキャラクタが入力され、その後、印刷キーが押下された場合を例示する(S27:YES→S29)。この場合、印刷処理(図10参照)によって、一時停止中のチューブ印刷処理の代わりにテープ印刷処理が実行される。このとき、表示部7Bには、テープ印刷中画面34B(図16参照)が表示部7Bに表示される(S81)。CPU41は、フラッシュメモリ45に記憶された全般設定情報に基づき、フォント、サイズを特定する。CPU41は、フラッシュメモリ45に記憶された繰り返し設定情報に基づき、総頁数、及び、カット方法を特定する。CPU41は、印刷されていない頁が残存すると判定された場合(S83:YES)、テープ編集画面33に表示された1頁分のキャラクタを、特定されたフォント及びサイズでチューブ9に印刷する処理(テープ印刷処理)を開始する(S85)。CPU41は、印刷されていない頁が残存しないと判定されるまで(S83:NO、S91:NO)、テープ印刷処理を継続する。なお、テープ印刷処理の実行中に停止キーが押下されたと判定された場合(S87:YES)、チューブ印刷処理が一時停止中であるので、停止フラグに「2」が設定されている(S93:YES)。このため、テープ印刷処理は一時停止されない。
メイン処理(図6参照)が実行される過程で、電源ボタンが押下された場合を例示する。この場合、CPU41は、監視処理(図8参照)において、電源ボタンが押下されたと判定する(S51:YES)。この場合、CPU41は、フラッシュメモリ45に再開情報が記憶されている場合に、再開情報を削除する(S53)。CPU41は、処理をS57に進める。
<本実施形態の主たる作用、効果>
以上説明したように、印刷装置1のCPU41は、テープ印刷機構50及びチューブ印刷機構60によって印刷媒体(テープ8及びチューブ9)に印刷を行うことが可能である。CPU41は、例えば、チューブ印刷機構60によるチューブ印刷処理が実行されている最中に、キーボード7の停止キーが押下された場合(S87:YES)、チューブ印刷処理を一時停止させる(S97)。このとき、CPU41は、停止キーが押下された時点で印刷中の頁を最後まで印刷し、その後印刷を一時停止させる(S97)。なお、テープ印刷機構50によるテープ印刷処理が実行されている最中に停止キーが押下された場合も同様である。このため、CPU41は、チューブ印刷処理又はテープ印刷処置が再開されたとき(S115、S117)に、停止前後で頁が分割されて印刷媒体に印刷されることを抑制できる。
CPU41は、例えばチューブ印刷処理の一時停止(S97)後、テープ編集画面33が表示部7Bに表示された状態で印刷キーが押下された場合(S27:YES)、一時停止中のチューブ印刷処理の代わりに、テープ印刷処理を実行する(S29)。又、CPU41は、例えばテープ印刷処理の一時停止(S97)後、チューブ編集画面32が表示部7Bに表示された状態で印刷キーが押下された場合(S23:YES)、一時停止中のテープ印刷処理の代わりに、チューブ印刷処理を実行する(S25)。これによって、CPU41は、停止キーが押下された時に実行中であった一方の印刷処理の代わりに、他方の印刷処理を優先して実行できる。
CPU41は、印刷処理を一時停止させた(S97)後、印刷媒体のうち、印刷の一時停止の直前に印刷された1頁分のキャラクタの印刷部分に対して上流側の切り離し位置が、カッタ57、64の位置と一致するまで、印刷媒体を搬送する。その後、CPU41は、切り離し位置をカッタ57、64によってフルカットする(S99)。これによって、CPU41は、印刷媒体のうちキャラクタの印刷部分を切り離す。この場合、CPU41は、印刷処理が一時停止された後において、1頁分の印刷が終了しているにもかかわらず切り離されていない印刷媒体が印刷装置1中に残存することを抑制できる。
印刷処理が一時停止された後、一時停止前に印刷された複数頁分のキャラクタの印刷部分が、印刷ヘッド51からカッタ57までの間(テープ印刷処理の場合)、又は、印刷ヘッド61からカッタ64までの間(チューブ印刷処理の場合)に残存する場合がある。この場合、CPU41は、印刷媒体を搬送すると同時に、残存する複数頁のそれぞれの間の境界位置がカッタ57、64の位置と一致するタイミングで、カッタ57、64によって境界位置をカット(フルカット又はハーフカット)する(S99)。この場合、CPU41は、印刷装置が一時停止された後において、切断されていない複数頁分の印刷部分を含む印刷媒体が印刷装置1内に残存する場合でも、これらを1頁分ずつカットしながら印刷装置1外に排出させることができる。
CPU41は、例えば、チューブ印刷処理が一時停止された(S97)後、チューブ印刷処理の代わりにテープ印刷処理を実行するために必要な条件の入力操作を受け付ける(S63:NO)。この入力操作として、テープ印刷処理によって印刷されるキャラクタの編集が可能なテープ編集画面33を表示させるための操作が該当する。CPU41は、テープ編集画面33が表示された状態で印刷キーが押下された場合、テープ編集画面33を介して入力されたキャラクタをテープ8に印刷するテープ印刷処理を、一時停止中のチューブ印刷処理の代わりに実行する(S29)。この場合、ユーザは、チューブ印刷処理の代わりに実行されるテープ印刷処理によって印刷されるキャラクタを、チューブ印刷処理が一時停止された状態で入力できる。
一方、CPU41は、チューブ印刷処理が一時停止された(S97)後、チューブ印刷処理を実行するために必要な条件の入力操作を、禁止操作として受け付けない(S63:YES)。この禁止操作として、チューブ印刷処理によって印刷されるキャラクタの編集が可能なチューブ編集画面32を表示させるための操作が該当する。これによって、CPU41は、一時停止中のチューブ印刷処理によってチューブ9に印刷されるキャラクタが、チューブ印刷処理の一時停止中に変更されることを抑制できる。
CPU41は、印刷処理の実行中に停止キーが押下された場合(S87:YES)、フラッシュメモリ45に再開情報を記憶する(S95)。この場合、CPU41は、停止キーの押下に応じて一時停止された印刷処理を、再開情報に基づいて適切に再開させることができる。
印刷処理の一時停止中において、印刷条件等が変更される場合、再開情報に基づいて印刷処理が再開されると、印刷処理の停止前後で印刷態様が相違する場合がある。この場合、例えばホワイトラインの出現等によって印刷品質が低下するため、好ましくない。これに対し、CPU41は、印刷処理の一時停止中に禁止操作が行われた場合(S63:YES)、警告文字列を含む確認画面35を表示部に表示させる(S65)。CPU41は、確認画面35が表示された状態で禁止操作が再度行われた場合(S67:YES)、フラッシュメモリ45に記憶された再開情報を削除する(S69)。これによって、CPU41は、禁止操作が行われることに応じ、印刷処理の停止前後で印刷態様が相違することを防止できる。従って、CPU41は、印刷処理によって印刷されるキャラクタの印刷品質を維持できる。
印刷処理の一時停止中に電源がオフされる場合、電源オン後、再開情報に基づいて印刷処理が再開されると、印刷処理の停止前後で印刷態様が相違する場合がある。例えば、電源がオフされた後で印刷媒体が交換された場合、印刷処理の停止前と後とで異なる印刷媒体に印刷が実行されることになるので、印刷態様が相違する。この場合、印刷品質が低下するため、好ましくない。これに対し、CPU41は、電源ボタンが押下されたと判定された場合(S51:YES)、フラッシュメモリ45に記憶された再開情報を削除する(S53)。これによって、CPU41は、印刷処理の停止前後で印刷態様が相違することを防止できるので、印刷品質を維持できる。
CPU41は、キーボード7の複数のキー7Aが何れも押下されない状態が、所定時間継続したと判定された場合(S55:NO)、再開情報を削除せず、電源をオフする(S57)。この理由は、このような電源オフ(オートパワーオフ)は、ユーザが意図しない電源オフに該当するので、再開情報が削除されるのは適切でないためである。このため、CPU41は、印刷処理の一時停止前後で印刷態様が相違することを防止しつつ、適切な条件で印刷処理を再開させることができる。
CPU41は、印刷処理の一時停止中にホーム画面31が表示された場合(S45:YES)、方法通知文字列が付加的に表示されたホーム画面31B〜31Dを表示部7Bに表示させる(S47)。方法通知文字列は、一時停止中の印刷処理を再開するための操作方法を示す。この場合、ユーザは、一時停止中の印刷処理を再開させるための操作を容易に把握できる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。印刷装置1に設けられる印刷機構は、テープ印刷機構50及びチューブ印刷機構60の2つに限定されない。印刷装置1には、3つ以上の印刷機構が設けられてもよい。実行中の印刷処理を一時停止させるための操作は、停止キーの押下に限定されない。又、一時停止中の一方の印刷処理の代わりに他方の印刷処理を実行させるための操作は、印刷キーの押下に限定されない。例えば、印刷装置1は、非図示の外部インターフェースを介して情報機器(PC、スマートフォン等)と接続してもよい。印刷装置1は、外部インターフェースを介して情報機器から所定の情報を受信した場合、印刷中の印刷処理を一時停止させてもよい。同様に、印刷装置1は外部インターフェースを介して情報機器から所定の情報を受信した場合、一時停止中の一方の印刷処理の代わりに他方の印刷処理を実行させてもよい。
CPU41は、印刷処理を一時停止させた(S97)後、印刷媒体のうち切り離し位置を、カッタ57、64によってフルカットした(S99)。これによって、CPU41は、印刷媒体のうちキャラクタの印刷部分を切り離した。これに対し、CPU41は、繰り返し設定情報のカット方法に基づいて、切り離し位置におけるカット方法をフルカット又はハーフカットに切り替えてもよい。又、CPU41は、印刷処理を一時停止させた(S97)後、印刷媒体を搬送せずにそのまま維持してもよい。この場合、CPU41は、切り離し位置において印刷媒体をフルカットしなくてもよい。又、CPU41は、印刷装置1内に残存する印刷媒体のうち複数頁のそれぞれの間の境界位置をカットしなくてもよい。
CPU41は、例えば、チューブ印刷処理が一時停止された(S97)後、テープ印刷処理によって印刷されるキャラクタの編集が可能なテープ編集画面33を表示させるための操作を受け付け(S63:NO)、それ以外の操作を禁止した(S63:YES)。これに対して、CPU41は、例えば、チューブ印刷処理が一時停止された(S97)後、テープ編集画面33を表示させるための操作に加えて、テープ印刷処理に関する設定条件の入力が可能な設定画面を表示させるための操作を受け付けてもよい。CPU41は、テープ印刷処理に関する設定条件の入力が可能な設定画面が表示された状態で印刷キーが押下された場合、入力された設定条件に基づくテープ印刷処理を、一時停止中のチューブ印刷処理の代わりに実行してもよい(S29)。
CPU41は、印刷処理の一時停止中に禁止操作が行われた場合(S63:YES)、警告文字列を含む確認画面35を表示部に表示させた(S65)。CPU41は、確認画面35が表示された状態で禁止操作が再度行われた場合(S67:YES)、フラッシュメモリ45に記憶された再開情報を削除し(S69)、その後、禁止操作に対応する処理を実行した(S71)。これに対し、CPU41は、印刷の一時停止中には、印刷処理を実行するために必要な条件の入力操作のみ受け付けてもよい。つまり、CPU41は、確認画面35を表示せず、且つ、禁止操作に対応する処理を実行しなくてもよい。この場合、再開情報はフラッシュメモリ45に継続して記憶されてもよい。
CPU41は、電源ボタンが押下されたと判定された場合(S51:YES)、フラッシュメモリ45に記憶された再開情報を削除した(S53)。これに対し、CPU41は、通常の電源オフの操作と異なる所定の操作(例えば、電源ボタン長押し)がされたと判定された場合に、フラッシュメモリ45に記憶された再開情報を削除してもよい。
CPU41は、キーボード7の複数のキー7Aが何れも押下されない状態が、所定時間継続したと判定された場合(S55:NO)、再開情報を削除せず、電源をオフした(S57)。これに対し、CPU41は、キーボード7の複数のキー7Aが何れも押下されない状態が、所定時間継続したと判定された場合にも、再開情報を削除してもよい。又、キーボード7の複数のキー7Aが何れも押下されない状態が、所定時間継続したと判定された場合に、再開情報を削除するか否かを、ユーザが設定によって切り替えられるようにしてもよい。
CPU41は、印刷処理の一時停止中にホーム画面31が表示された場合(S45:YES)、方法通知文字列が付加的に表示されたホーム画面31B〜31Dを表示部7Bに表示させた(S47)。これに対し、CPU41は、一時停止中の印刷処理を再開するための操作方法を示す音声を、非図示のスピーカから出力してもよい。
上記において、カッタ57は、テープ8に対してフルカット及びハーフカットの少なくとも一方が可能であればよい。同様に、カッタ64は、チューブ9に対してフルカット及びハーフカットの少なくとも一方が可能であればよい。
<その他>
S85の処理を行うCPU41は、本発明の「印刷手段」の一例である。S87の処理を行うCPU41は、本発明の「第1判定手段」の一例である。停止キーを押下する操作は、本発明の「第1指示」の一例である。S97の処理を行うCPU41は、本発明の「停止手段」の一例である。編集画面が表示された状態で印刷キーを押下する操作は、本発明の「第2指示」の一例である。S19の処理を行うCPU41は、本発明の「第2判定手段」の一例である。カッタ57、64、及び、カットモータ89、99は、本発明の「切断機構」の一例である。S99の処理を行うCPU41は、本発明の「切断手段」の一例である。S71の処理を行うCPU41は、本発明の「受付手段」の一例である。S95の処理を行うCPU41は、本発明の「記憶手段」の一例である。S63の処理を行うCPU41は、本発明の「第3判定手段」の一例である。禁止操作は、本発明の「第3指示」の一例である。S69の処理を行うCPU41は、本発明の「第1削除手段」の一例である。S51、55の処理を行うCPU41は、本発明の「第4判定手段」の一例である。S53の処理を行うCPU41は、本発明の「第2判定手段」の一例である。電源をオフするために電源ボタンが押下される操作は、本発明の「第1指示」の一例である。キーボード7の複数のキー7Aが何れも押下されない状態が所定時間継続した場合は、本発明の「第2指示」の一例である。S41の処理を行うCPU41は、本発明の「第1表示手段」の一例である。S47の処理を行うCPU41は、本発明の「第2表示手段」の一例である。
1 :印刷装置
7 :キーボード
7A :キー
7B :表示部
8 :テープ
9 :チューブ
17 :操作部
31 :ホーム画面
32 :チューブ編集画面
33 :テープ編集画面
34A :チューブ印刷中画面
34B :テープ印刷中画面
35 :確認画面
41 :CPU
50 :テープ印刷機構
57 :カッタ
60 :チューブ印刷機構
64 :カッタ

Claims (10)

  1. 印刷媒体に対して印刷を行う印刷機構を複数有する印刷装置であって、
    複数の印刷機構の何れかによって、頁毎に区分されたキャラクタを1頁ずつ繰り返し印刷する印刷処理を実行する印刷手段と、
    前記印刷手段によって、第1印刷機構による1頁分の前記印刷処理である第1印刷処理が実行されている最中に、前記第1印刷処理を停止させるための第1指示を受け付けたか判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段によって前記第1指示を受け付けたと判定された場合、前記第1指示が受け付けられた時点で印刷中の頁を最後まで印刷し、その後、前記第1印刷処理を停止する停止手段と、
    前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、第2印刷機構による第2印刷処理を開始させるための第2指示を受け付けたか判定する第2判定手段と
    を備え、
    前記印刷手段は、
    前記第2判定手段によって前記第2指示を受け付けたと判定された場合、前記第2印刷機構による前記第2印刷処理を実行することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第1印刷機構に対して前記印刷媒体の搬送方向の下流側に配置され、前記印刷媒体をフルカットする切断機構と、
    前記停止手段による前記第1印刷処理の停止後、前記印刷媒体のうち前記第1印刷処理が停止される直前に印刷された1頁分のキャラクタの印刷部分の上流側を、前記切断機構によってフルカットし、前記印刷部分を切り離す切断手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記切断機構は、前記印刷媒体のフルカット及びハーフカットの少なくとも一方が可能であり、
    前記切断手段は、更に、
    前記印刷媒体のうち、前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止される前に印刷された複数頁分のキャラクタの印刷部分のうち隣接する頁間を、前記第1印刷処理の停止後にフルカットするか又はハーフカットすることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、前記第2判定手段によって前記第2指示を受け付けたと判定されるまでの間、前記第1印刷処理が実行される場合の第1印刷条件を受け付けず、前記第2印刷処理が実行される場合の第2印刷条件のみを受け付ける受付手段を備え、
    前記印刷手段は、
    前記第2判定手段によって前記第2指示を受け付けたと判定された場合、前記受付手段によって受け付けられた前記第2印刷条件に基づいて、前記第2印刷機構による前記第2印刷処理を実行することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の印刷装置。
  5. 前記第1判定手段によって前記第1指示を受け付けたと判定された場合、前記第1印刷処理を再開するために必要な再開情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記印刷手段は、
    前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、前記再開情報に基づいて前記第1印刷処理を再開することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の印刷装置。
  6. 前記第1判定手段によって前記第1指示を受け付けたと判定された後、前記第2判定手段によって前記第2指示を受け付けたと判定されるまでの間に、第3指示を受け付けたか判定する第3判定手段と、
    前記第3判定手段によって、前記第3指示を受け付けたと判定された場合、前記記憶手段によって記憶された前記再開情報を削除する第1削除手段と
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 電源をオフするオフ指示を受け付けたか判定する第4判定手段と、
    前記第4判定手段によって、前記オフ指示を受け付けたと判定された場合、前記記憶手段によって記憶された前記再開情報を削除する第2削除手段と
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  8. 前記第4判定手段は、
    操作部に対する所定操作が行われた場合の第1オフ指示、及び、前記操作部に対する操作が所定時間以上行われなかった場合の第2オフ指示を受け付けたか判定し、
    前記第2削除手段は、
    前記第4判定手段によって前記第1オフ指示を受け付けたと判定された場合のみ、前記再開情報を削除し、前記第2オフ指示を受け付けたと判定された場合、前記再開情報を削除しないことを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
  9. 前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、所定画面を表示部に表示させる第1表示手段を備え、
    前記印刷手段は、
    前記第1表示手段によって前記所定画面が表示された状態で所定操作が行われた場合に、前記再開情報に基づいて前記第1印刷処理を再開することを特徴とする請求項5から8の何れかに記載の印刷装置。
  10. 前記停止手段によって前記第1印刷処理が停止された後、前記所定操作の方法を示す情報を、前記表示部に更に表示させる第2表示手段を備えたことを特徴とする請求項9の何れかに記載の印刷装置。
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